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1:背徳感は蜜の味
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(無名)
こめかみに当てていた指を下ろして、ひとつ溜息をつく。
時計に目をやると定時が迫っていることに気付いて、きりの良いところで仕事を終えるとパソコンの画面を閉じた。 視線を前にやると部下たちがそろそろ帰り支度を密かに整えていて、こちらを伺う雰囲気が漂い始めていた。 中村遥香は内心で苦笑し、大袈裟に溜息をついて見せてから腕を伸ばしてみせた。 これで部下たちも仕事の手をおもむろに止めて、時計を見ると定時を10分ほど過ぎてから次々と席を立ちはじめる。 上司の遥香が率先して仕事を切り上げないと部下たちが帰りづらいなんて、嫌な風潮を作り上げたのは歴代の前任者立ちである。 会社も今の時代にそぐわないと危機感を抱いて重い腰を上げ、今のポストに初めて女性の遥香を置いたのだ。 女性にして38歳、実力と柔軟性に富んだ遥香は上司として言わば事実上の実験台である。 これで良い前例を築けなければそれ見たことかと、頭の古い爺様たちを喜ばせるだけなので、自分を推してくれた遥香の元上司に恥をかかせまいと日々頑張っている。 彼は今役員にその名を連ね、会社の古い体制を変えようとしてくれている。 遥香は新人の頃に上司だった彼に育てられ、可愛がられたものだった。 その恩に報いる為に茨の道を行き、踏ん張らなければならない。 近視用の眼鏡を外して椅子から立ち上がり、オフィスから出る。 上司の自分が率先して帰る姿を見せないと、部下たちも帰れないから。 こんな役目をするのは自分で最後にしなければならないと、遥香は心に決めている。 エレベーターの扉が閉まると盛大に溜息をつき、後の壁に寄りかかった。 凛として近寄りがたい雰囲気を漂わせてはいるが、遥香にも結婚を意識した相手がかつてはいた。 仕事とプライベートのどちらを重要視するかなんて、今なら迷わず後者を選ぶはずなのに、若かった遥香は仕事を選んでしまった。 目陰の至りとはいえ、キャリアウーマンに憧れて入社したキャリアを無駄にはしたくなかったのだ。 今では同期入社した女性たちは遥香を除いていなくなり、同期の同僚たちには陰で鉄の女と揶揄されていることを知っている。 それは女だてらに仕事の能力が高いだけではなく、同期の自分たちの誰にも靡かない遥香を皮肉った醜い焼き餅である。 それほど遥香は誰が見ても、美しい女性だった。 自宅に変えればコンビニの弁当をビールで流し込む虚しい夕食、楽しいことなんて何もない。 そろそろ生理が近いからか、胸が張ってきている。 この時期になると体がざわついて、仕事の集中力が散漫になりかねない。 熱いシャワーを浴びて体の泡を流していると、指が乳首に触れただけで鈍い感覚が起きる。 敏感な体質が恨めしくて、さっさと体の泡を洗い流していく。 不意に下半身のそこを何気なく触れると、無視し難い感覚を覚えた。 遥香は無言で指を這わせて、敏感な部分をのの字に動かしていた………。 バスタオルで体の水気を拭き取り、化粧水を肌に馴染ませる。 裸のままベッドに横たわり、ベッド脇の引き出しから男性の形をした黒い物体を取り出す。 先に指で敏感なところを可愛がり、指を下にずらして静かに挿入する。 これが愛しい人の物だったら………。 堪りかねて疑似男性器を手に持って入口にあてがうと、眉間に深い皺を刻みながらゆっくりと沈めていく。 浅く深く加減をつけて、動かしていく。 やがてやって来る、その瞬間を目指して……。 ずいずいと分け入り膣壁を擦られる快感にそれを両手で必死に動かし、ふわふわと腰がベッドから浮き上がる。 誰も聞くことのない卑猥な水音が出し入れされるそこから鳴り響き、ベッドに肩を沈み込ませながら背中まで浮き上がりはじめる。 そして数回ほど腰が激しく上下してベッドに降ろされると、体を丸めて横向きでびくびくと痙攣する体を自ら抱き締める……。 虚しくて甘い官能の波が引いていくまで、数分が経過してから体から疑似男性器を引き抜いた。 透明な糸を伸ばしながら黒光りするそれを眺め、綾香は寂しさを覚えていた………。 翌朝、いつもの習慣で熱いシャワーを済ませて、清潔な下着を身に着ける。 メイクをして髪の毛を後ろで一纏めにすると全身が見える鏡の前でストッキング、ブラウス、上下スカートスーツを身に着けてチェックを済ませる。 パンとコーナーだけの簡単な朝食を採って、玄関を出る。 嫌味なほど爽やかな朝日を浴びて、駅に着く頃には仕事モードの顔になっていた。 ホームに並ぶと今日はいつもより混んでいるような気がして、朝からうんざりする。 これがこれからの受難を暗示しているとは、この時は遥香には思いもしなかった………。
2025/04/19 18:20:53(PVfJ0iba)
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(無名)
すぅ~っと持ち上がった脚が健の腰に絡みつき、彼の後に控える誰かが恭子の脹脛を両手で抱ええ持つ。
ファスナーの開いたスカートが、切り裂かれたようにウエストまで開く。 原生林ごと大地が裂けたようにピンク色の口の中を見せつけて、恭子は言った。 入れてくれないの………? 言いながらもペニスを掴んだ手首を下向きにされる苦痛に顔をしかめる健が、柔らかいものに触れる感覚を覚えた。 それは唇の粘膜よりも繊細で、何度か腰を前に突き出していると覚えのある温もりの中に包まれてしまった。 温かくてニュルニュルとしながらも纏わりついてくる感触はいつ味わっても堪らなくて、あれほど拒絶感を抱いていたことが嘘のようだ。 恐らく一回り前後は歳上であろうこの女性は、先程の女性とは違って明らかにセックスを楽しんでいた。 余裕があるというのか、健に抱きついて口の中に舌を入れて絡めてくる。 ウニウニと腰を動かす彼女の鼻息が頬に当たり、溜まる唾液を彼女が吸い取る。 まったりと絡みつかれる心地良さに塞がれたままの口で呻き、我慢出来なくてついにピストンを送り込む………。 くっちゃっ…くっちゃっ…くっちゃっ…くっちゃっ 健が休むと恭子が動き、恭子が休めば健が動く。 重なる下半身で陰毛同士が擦れるのが生々しくて、口の中と膣とで犯してくる女の凄さに頭がボ〜っとしてくる。 5つ歳下の妻には決して出来ないセックスに魅了されていく自分が、まるで中高生にでもなったように興奮していく……。 妻という女意外に間近で喘ぐ女の顔を久しぶりに見る興奮は、健の心に痛みを感じさせた。 それでも剥き出しの性器を交わし合う快感は、罪の意識を感じさせても本能が暴走させていく。 ブレーキが壊れたように腰を躍動させ、恭子の首筋に唇を押し付ける。 不意に目を開けた恭子が、言った。 ねぇ、後から奥まで突いて………。 体を反転させた恭子が仲間らしき女2人の背中に身を預け、お尻を突き出してくる。 細いウエストを掴んで、突き入れる………。 奥まで埋まって見えなくなったペニスが子宮口に当たる感触を覚え、狂ったように腰を振る……。 セックスを覚えたての高校生の時のように、突き立てていく……。 ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ 奥を突かれる快感に顎を上げた恭子の髪の毛が怪しく揺れ動き、引き抜かれたブラウスの下から侵入された手に鷲掴みにされる乳房……。 ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ 強引にブラジャーをずらして両手で乳房を揉みしだき、発情して目を血走らせた犬のように腰を振る……。 これよ………欲しかったのはこれなのよ……。 男に激しく突かれる興奮、満足感、満たされていく幸福感………。 女に生まれてきたことの幸せが、グッと込み上がってくる……。 2回も射精した健にその時はまだ遠く、その余裕が恭子を次第に追い詰めていく……。 ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ 俯いて首を振り、首を捻って抗い、顎を上げて息を止め、また俯いて消え入りそうな喘ぎを吐息に混ぜて震わせる……。 仲間の背中に預けた恭子の手が力を失い、滑り落ちる体を左右の仲間が支え、健のピストンに体を揺らす恭子が激しく頭を振り回す……。 ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… オーガズムに達した恭子が絶叫しそうなのを認めた仲間が手で口を塞ぎ、尚も腰を躍動させる健に髪の毛を振り乱す……。 ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… 膝が折れて下がる腰を支え、継続されるピストンが恭子に立て続けてオーガズムを送り込む……。 喉を絞って唸り声を発する健が悶絶しながら腰を振り、締め付ける膣の中を突き進む……。 オーガズムの波が引かない恭子が白目を剥いて、開いた口をガクガクさせながら体を揺らす……。 電車の喧騒も耳に入らなくなり、呼吸することも忘れて快感を享受する恭子の気が遠くなる……。 不意に健の動きが止まり、ぶるっ!……ぶるっ!…… っと体を震わせた。 恭子の背中を引き寄せて抱きつき、絞り出すようにして尿道から精液を捻り出す……。 男女2人の荒い呼吸が収まるまで体を重ね、10分近く経って恭子は正気を取り戻した。 薄い精液が伝い落ちるのをウェットテッシュで拭き取り、健のペニスも綺麗に拭き取っていく。 再び口を重ねて別れの挨拶をする恭子は、健の手にショーツを握らせる。 1日履いたショーツにはオリモノの恥ずかしい汚れがベットリと付着して乾き、愛液がその上からコーテングするように重なっていた。 恭子の虜となった健は身なりを整える恭子を見詰め、物欲しそうに乳房に触れる。 仕方ないわね……というように外したブラジャーも健に手渡すと、乳首の目立つ胸をジャケットのボタン閉めて覆い隠す。 また会えますかと言う健に笑みを残して、彼女たちはゾロゾロと電車から降りて行った。 神出鬼没の彼女たちは、メンバーの誰かしらがどこかで毎夜、人知れず活動を続けている。 マーキングされた獲物は記憶され、お気に入りとなった健は公共交通機関を利用する限り、気を抜けなくなったことをまだ知らない。 メンバーの誰かが必ず、目を光らせているのだから………。
25/04/29 10:09
(M7B.DRzo)
投稿者:
(無名)
定時きっかりにタイムカードを押して、駅前にあるスーパーマーケットで今晩のカレーの材料を買った。
家で待つ9歳の息子は空かせた腹をカップ麺でとりあえず満たし、帰りを待っているはずである。 バス停には数人の待ち人がすでにいて、食材の入ったトートバッグを肩から下げた石井杏奈の後ろにも後から3人の男性が並んだ。 バスが到着すると先に乗り込んだ者は目敏く空席を見つけ、奪われてしまった。 自分の前に数人が並んでいる時点で期待は持てず、杏奈は乗客で半分ほど埋まった車内の中を、幸いにも空いていた吊り革を掴むことが出来た。 邪魔になるといけないのでトートバッグを肩から下ろし、体の前でぶら下げる。 乗り込んでからほとんど移動も出来ないほど帰宅ラッシュの車内は、座席にありつけた杏奈の目の前に居る初老の男性は居眠りを始めている。 杏奈の両隣も男性で、右側の人なんか杏奈を追い越して行った男性だった。 そうまでして座りたいのかしら……ほら見なさい、この時間だから座れなかったでしょ……? 内心で彼に語りかけ、御生憎様と呟いてみる。 それにしても今日はいつもより混んでるみたいだと、後ろにぴったりと張り付く人の気配にうんざりする。 40を過ぎて少しだけ肉付きが増した体にホワイトジーンズが良く似合い、薄手のトップスにやはり薄手のアウターというどこにでもいる主婦らしい格好である。 やだ、いくらなんでも引っ付き過ぎよ………。 杏奈がそう思うほど後ろの男性は、自分の股間を杏奈のお尻に密着してくる……。 バス停にいるとき自分の後ろに並んでいた男性のうちのひとりだと、そう記憶している。 不意に伸びてきた手が腰に回されて、びっくりした杏奈は振り払った。 何でこんな平凡で若くもない自分なの………? 混乱する頭で執拗に触れてこようとする後からの手と、攻防を繰り広げていく……。 初めに自分の左側にいる男性が杏奈の異変に気付き、次いで右側の男性も何事かと言うように注意を向けてくれた。 助かった、これでこの痴漢から逃れられる……。 そう安心できる、はずだった………。 えっ?……どうしてなの………!? 理由が分からない……。 杏奈の左側にいる男性に、自分の左手が拘束されたのだ。 その間に後ろから伸びる手がジーンズのボタンを外そうと、四苦八苦している。 拘束された手に持つバッグを揺らし、抵抗を試みたものの奪われ、下に置かれてしまった。 急いで吊り革から右手を離し、抗うための武器になるはずだったのに、右側の男性に拘束されてしまった。 何なのだ、何が起こっているのかと尋常ではない事態に改めて戦慄が走る………。 杏奈はジーンズのボタンをゆっくりと外され、下げられていくファスナーを黙って見ていることしか出来なかった。 見えるお腹の肌とショーツの一部が晒されても、履いているジーンズは体にぴったりしたスキニータイプ………。 それでもお構いなしに少しだけ下げられ、手の平をお腹に這わせて伝い落ちていく……。 指先がショーツに引っ掛けると難なく潜り抜け、その先へと侵入してしまった………。 緩いウェーブの掛かった密林を抜けて、一本の溝が走る土地に辿り着く。 手首まで潜り込ませた手は下まで指先が伸びて、一際柔らかい肌を覆い尽くす……。 いくらかハミ出たビラビラが上下させる指に触れ、成熟した女を感じさせる。 2本の指が大地を左右に開き、中指が裂け目の上の方を弾いて、小さなのの字を描き出す………。 憔悴した杏奈の顔が、凍り付いた無表情に変化すると引き結んだ唇に力が籠もり始めた。 幾年女を生きようともそこが特段、鈍感になるとはない。 杏奈の膝は、内股へと変わっていた………。
25/05/01 11:35
(VKOk6cPf)
投稿者:
(無名)
自分の前で居眠りをする男性がもし目覚め、こちらの異変に気付いたら………。
そんな恐怖、緊張感が体を強張らせる。 1度は奪われ足元に置かれたトートバッグを再び手に戻され、大して重たくもないはずの食材の入ったバッグが、この時ばかりは手にずっしりと重く感じる………。 完全に隠せてるとは思えないけれど、ジーンズの開いた前を可能な限り塞ぎ、もしもの時に備えて 居眠り男性の目に触れなくさせる。 左右からは見えないだろうか、後ろからの視線はは……? どこから誰に見られているのかも知れず、気が気ではない。 特に後ろの男性にはびったりと密着されていて、誰かが不審に感じても何の不思議でもない。 せめて挙動不審に見られないよう平静さを保たなければ………。 そう思うのに、これだけ敏感な所を弄くり回されては膝の震えを止められない………。 人前でジーンズのボタンとファスナーを下げられて、手が入りやすいようジーンズ自体も下にずらされて………。 人知れず動き回る下着の中の男の指が、望んでもない快感を呼び起こす。 やめて………聞こえちゃうっ………! 時おり……クチュッ!っという、そこからの音を耳にするたびに寿命が縮まる。 その指……もとい男は面白がるようにクリトリスから矛先を中へと変えて、入口を探る。 十分に潤うそこは抵抗することなく指を歓迎し、男の第二関節まで受け入れる……。 にゅっぷっ……にゅっぷっ……にゅっぷっ……にゅっ… クリトリスを刺激される過激な快感からは解放されたのに、どうにもならない感覚が呼び起こされる……。 多くの乗客を運ぶバスの運転手は安全運転に徹しているらしく、この時ばかりは男の手を手助けする上手な運転が恨めしくなる。 にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっ…… 乱れそうな呼吸を整えているつもりだけど、自信がない。 挿入された2本の指が気持ちの良いところを行き来して、何度も強い波を発生させる。 こんな場所で感じさせられる。 居眠りをする男性が、身動ぎした。 起きないで、お願いだから今は目覚めないで……。 必死に願う杏奈は背徳の味に必死に抗いつつも、顔を背けることが出来なくなってきた。 やめてほしいのに続けても欲しい矛盾した気持ちを抱え、葛藤の中で揺れ動く………。 にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ 瞼を閉じて開けては閉じる唇が、熱い吐息に乗せて女の業を吐き出していく……。 夫の笑顔と息子の笑い声、それが杏奈の中から遠ざかる……。 男の縛めから解放された片手が強く吊り革を握り締め、ギシッ……っと音がした。 ゴホッンッ………! 誰かが咳き込み、身が縮む……。 お喋りに余念がない女性の声が、聞こえる。 誰かが新聞を広げる音、バスのエンジン音が鳴り響き、降りるべきバス停が近いのか誰かが前に移動して行く。 自分を凌辱する男の背中を掠められても当の本人は意に返さず、指を動かし続ける。 バス停に停車した乗客が降りて窓の外を歩き去る姿を目にする杏奈の目は虚ろに曇り、バッグの陰で出し入れされる男の指に潤んだ瞳が揺れる。 男の指から逃れるように引いた腰が、男の硬くなった股間を杏奈のお尻が蓋をする。 熱を持った杭がその大きさを誇示して杏奈に伝え、色情を誘う……。 夫で満足している……。 息子だっている……。 商売だって順調で、今がいちばん幸せだと自覚している………。 夫を、家族を裏切れない、絶対に………。 にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ そんな揺るぎない気持ちも快感の前で、次の瞬間にはいとも簡単にグラつき始める。 不意に男が杏奈のお尻から腰を浮かせるとズボンのチャック下げて、少し苦労して熱り立つ男根を取り出した。 力自慢の男が拳を握った腕に力を込めたような姿の男根は、反り返った自らを血流の動きに合わせ規則正しく脈動させている。 ぼぅ〜っとする杏奈の不意をついて下半身に密着するスキニータイプのホワイトジーンズを、両手を使ってお尻の下まで下げていく。 ハッとした杏奈だったけれど、両手はそれぞれにバッグと吊り革を掴んで対処が出来ない………。 お尻の半分ほどまでずれたショーツも下げられてしまうと、これ以上なく心細くて泣きたくなる。 腰を後ろに引き寄せられて、あっ!……っとなる。 お尻のすぐ下に熱いモノが押し当てられる感触に、戦慄を覚えたその時………。 内蔵を圧迫される圧力に息が詰まった………。 入口がいっぱいに広がり断りもなく土足で入り込んできた男根が、押し広げながら進み行く……。 奥まで入り込んだところで息を吐き、腰を両手で掴んだ男が動き出す。 短い行き来を繰り返すペニスが中の入口を刺激して、得も言われぬ感覚が湧き起こる………。 1度目より2度目、3度目、4度目…………。 滑りの良くなったペニスが水を得た魚のように掻き乱し、夫とはまるで違う何かをもたらしてくる。 駄目……駄目………! いくら気持ちの上で杏奈が拒絶をしようとも、高まりゆく快感は止めようもなく上昇していく。 やめて……そんなに付かないで………。 豊満なお尻の肉を押し潰しながら注がれる官能の味が、杏奈の理性を無意味なものに中和させていく………。 ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッ チャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ………… 食材の入ったバッグが杏奈の手から離れ、足元に落ちる。 露わになった下半身が居眠りをする男性の前で、夫意外には決して目にすることのない黒々とした陰毛を見せつける。 手で口を覆う杏奈はそれどころではなく、男の太いペニスがもたらす快感に必死に耐えていた。 男性は自分は座っていられるのに対して立っていなければならない人たちに後ろめたさを感じ、寝たふりを続けていた。 そうすることで自分でも知らないうちに、本当に寝ていたらしい。 でも、異様な異変を感じ、目が覚めてしまった。 人の息遣いというのか、不自然な呼吸音が頭の上からするからだ。 マラソンをしている時のものとは違うし、そもそもバスの中では走れるはずもない。 朝風呂の湯船に浸かった時のような吐息というのか、美味い酒を口にした直後に吐き出す息というのか………。 似ているけれど、どれとも違う。 恐々と薄目を開けてみると、我が目を疑った。 女性がズボンを下げて露出した下半身から陰毛を見せているなんて、誰が信じるだろう……。 見上げると口を手で塞いだ女性が目を閉じて悩ましげに喘ぎ、眉毛をハの字に下げている……。 よく見ると割れ目の下の方で出入りを繰り返す、誰かの陰茎が動いていた。 自分では正義感が強いつもりでいた。 どう見てもエスカレートした痴漢がレイプに発展したと見るのが妥当で、助けなければ………。 そんな想いが男性の胸に、沸々と湧き上がった。 なのにどうしたというのか、釘付けとなった目をそこから離せない……。 ヌッチャッ………クッチャッ………ヌッチャッ……… 陰茎がビラビラから細かい糸を引き連れて出入りを繰り返す光景が生々しくて、広がっては萎むような動きを見せる割れ目に生唾を飲み込んだ。 口に当てた指には指輪が光り、どこかの奥さんだと知れる。 それがこんな場所で感じて喘いでるなんて……。 自分はつくづく駄目な人間だと落ち込む前に、また目を閉じて寝たふりを続けることにした……。 時にスローに動き、時に休みなく早く動かされる。 ニョリッ……ニョリッ……中をそんな感覚で動かされて、どうしょうもなく気持ちいい。 首筋に吐きかけられる男の熱い息が、あんなに嫌だったのに今は………心地がいい。 もう少し………。 いつもそう思うところで、夫は果てる。 それに不満はないけれど、出来ることならもっとその先を……。 そんな想いは贅沢だと感じていた。 それが今、皮肉なことに実現していく……。 程々に感じさせられて終わるいつものラインを越えて、目眩く快感に包まれていく………。 ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャ…… ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャ…… 足を開いて立つ下半身はそのままに、吊り革を掴んだ腕を残して前のめりになった上半身………。 その背中がなだらかなカーブを描いて弓なりになり、助けを求めるように顔が上を向く……。 ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… 杏奈の上体がゆっくりと持ち上がり、膣壁の収縮が顕著に進み………ぎゅ〜っっっと、絞り込む……。 男の眉間と首筋に血管が浮かび上がり、一筋の汗が伝い落ちていく………。 血走った目を見開いた、その時………。 一週間もの間に溜め込んだ、粘度の濃い精液が勢いよく飛び出した。 数回に渡って吐き出される温曇りに震える体を抑えられず、オーガズムに包まれて落ちる杏奈を男が支える………。 酸いも甘いも噛み分け性経験も豊富な杏奈のそこは、本人の意思とは関係なくうにょうにょと妙な動きを見せて、男の亀頭を意図せずに可愛がる。 男の食いしばった口から呻き声が漏れ、強張らせた顔がみるみる紅潮していく………。 引き抜こうとするペニスを的に締め付ける膣壁が 、名残惜しげに後追いする。 ただの女になった杏奈の腰が動き出すと、仕方がないといったように男もまた突き入れる……。 結合部から溢れ出る精液が卑猥な音を立て、淫らな営みに追い出されていく。 腰を掴む男の手に自らの手を重ね、恍惚とした顔を持ち上げる。 積み重ねてきた性生活も出産歴も感度を上げるための経験となり、オーガズム手前で果てる夫の行いが、果てしない欲情の捌け口を求めるジプシーへと杏奈を変貌させた。 ニュリッニョリッニョリッニョリッニョリッ…… ニョリッニョリッニョリッニョリッニョリッ…… 膣の中を躍動する男のベニスに導かれ、杏奈の体が応えるように膣壁が収縮する。 ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… 抜き差しする結合部が糸を引き、伸びては消滅する儚さを繰り返して新たな糸を形成する。 男の手が杏奈の胸に伸び、もう片方の手が下半身に伸びて杏奈の陰毛を覆い隠す。 中指を溝に埋めてクリトリスを弄り、杏奈の眉間にシワを作らせる。 ニットの中に入り込んだ男の手がブラジャーを捉え、カップを下げて飛び出た乳首を捏ねくり回す。 それぞれの指先に捉えた乳首とクリトリス、どちらが硬いかを比べる男の腰が絶え間なく動く。 ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… 下唇を噛んだ前歯が離れ、解放された唇がぷるんっと弾けた。 歯と唇の間に唾液の糸を伸ばし、杏奈の口が開いていく。 上り詰めていく感覚に酔いしれ、上唇を舐める舌が怪しく横へと滑らせていく。 ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… どうにも我慢出来ずに薄目を開けた居眠り男が見たものは、白い粘液に塗れた陰茎が結合部で躍動する勇ましさ。 甘ったるい表情を見せ、官能の色に染まった杏奈の顔だった。 手を伸ばせば届く目の前で繰り広げられる衝撃的な光景を目にし、再び狸寝入りを決め込んだ男が終点まで目を開くことは決してなかった………。 刻一刻と迫るその時が杏奈の唇を開かせては閉じ、再び開いた唇の端に溜まっていた唾液が溢れ出る。 一筋の透明な糸を引き連れた唾液の粒が、ツゥ〜っと落ちていく………。 鷲掴みにされた胸、ゆっくりと左右に振る首、持ち上がる顎、反り返る背中、締まりゆく膣壁………その中を果敢に行き来する男のペニス……。 全てが同じ時間に現れ、発生し、行なわれる男女の営みが杏奈を高みに連れていく………。 杏奈の首が限界まで後ろに反った、その時………。 耐え難い甘い幸せに包まれて、体が勝手に震えていた………。 記憶の遠い所でペニスの脈動を感じ、射精特有の感覚を薄れゆく中で感じていた……。 素早くペニスを引き抜き、ショーツを引き上げるとジーンズも上げてボタンもファスナーも元に戻す。 仲間の一人が降車ボタンを押すと、間もなく停車したバスから速やかに降りていく。 走り出したバスからボ〜っとした杏奈が焦点の合わない視線を外に向けて、走り去っていった。 駅前の終点で降りた杏奈はトイレに駆け込むと、個室の中で頭を抱えていた。 どうしよう………。 震える手でジーンズを脱いで、ショーツを脱ぎ捨てる。 処置を終えて泣きそうになりながらジーンズに足を通した時に、バッグの中に見慣れない物があることに気付く。 中身の見えない黒い小袋に新品のショーツとメモ書きがされた紙、薬剤名の書かれた薬………。 とりあえず下着に足を通してジーンズを履く。 メモ書きには緊急避妊薬と書かれおり、薬剤の裏側に印された名前を調べると、それは確かに避妊ピルと同じだった。 そういえば不倫に忙しい友達に1度見せてもらったことを思い出し、同じ薬だったと記憶にあった。 まさか自分が服用する日が来るなんてその時は思わなかったけれど、縋る思いでそれを飲み込んだ。 これを服用した所で100保証はない。 今は薬を信じるしかなく、7日後………。 夫や息子の前では明るく振る舞っていたけれど、生きた心地はしないまま生理を迎えていた。 相変わらず夜の生活での夫は早く、杏奈は初めて不満を漏らした。 夫は勘弁してくれと背中を向けて、眠ってしまうのを見て思わず溜息をついてしまった………。 2週間後、杏奈は年齢にしては膝上までしかない短いスカートを履いてバスに乗車していた。 この日はそんなに混んではいないのに左右に立つ男性に挟まれて、あの日のように背後にぴったり立つ誰かの気配を感じていた。 杏奈は振り返りざまに背後の男の顔を一瞥すると、1度反らせた視線を男に戻し、意味ありげに見てから空いている最後部の席に移動していった。 しばらく経って男たちは杏奈のそばにやって来ると、2人が杏奈を挟むように両側に腰を下ろしてきた。 一体何人が周りにいたのかと思うほど杏奈の前には数人の男が集まり、並びに座っていた人が異様な雰囲気を察して前に移動していった。 杏奈の前に座っていた人もいなくなると仲間らしき一人がそこに座り、新聞を大きく開く。 最後部の空いたところも仲間が座って埋めてしまうと、残りの立っている仲間も周囲の視線を遮るように新聞を広げる。 心臓が激しく鼓動を始める杏奈の両足がそれぞれ両側に座る男たちによって持ち上げられると、それぞれの男の膝に乗せられていた。 急に怖くなった杏奈は立ち上がろうとしたけれど時すでに遅く、スカートの裾を捲りあげられてしまった。 それを見ていた男たちの顔が、釘付けになる。 杏奈はショーツを履いていなかったから………。 男の一人がそこに顔を埋め、杏奈が目を閉じる。 緊張していた杏奈の顔が女の顔へと変化してゆく様はいかにもいやらしく、十数分後には男たちの目に晒される中で淫らに喘ぐ杏奈がいた。 どこにでもいそうな普通の主婦がタガが外れたように男の舌に翻弄され、身を捩らせて感じている。 ビチャピチャと音を立てられながら舐め尽くされて、唇を窄めて捉えられたクリトリスが吸われながら舌先で凌辱されていく………。 両手で口を覆った杏奈が背中を浮かせ、白い喉を見せるように顎を上げる。 閉じようとする膝を両側から抑えられ、ヒクヒクさせながら身を捩る。 両側から服を捲り上げられてブラジャーを外されると、男たちによって乳首がしゃぶられる。 勃起したクリトリスが舌先に弾かれるたび肩が跳ね上がり、忙しなく動かされて頭が弾かれたように跳ね上がる。 胸を突き出すように背中を浮かせた杏奈が嫌々をするように首を振り、体を硬直させた…………。 その時、びくんっ!びくびくんっ!……っと激しい痙攣を見せた。 痛みを感じるぎりぎり手前までクリトリスを吸われるクンニリングスは、もう忘れられない……。 余韻に浸る暇もなく寝かせられた杏奈に熱り勃つペニスが挿入されると、もう駄目だった。 とろけそうな快感が絶え間なく注がれて、イキそうになる杏奈の中に射精されてしまった。 胸を大きく上下させる杏奈に、次の男が挿入してきた。 精液で滑りの良い中を縦横無尽に躍動するペニスが暴れまわり、一気にオーガズムに導かれてしまう………。 数分と待たず、再開されるビストン運動に呼吸が整う暇がない。 ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… いつの間にか射精され、3人目の男が躍動する。 交代されて間もなくオーガズムを迎えた杏奈。 射精をしていない元気なベニスにこれでもかと攻められる快感は杏奈をトランス状態にさせ、男たちを追い詰めるかのように膣を収縮させる。 またもオーガズムを迎えた杏奈に射精を遂げた男が引くと、4人目の男が入ってきた。 もう受け入れられない、このままではどうにかなってしまう………。 そんな危機感は色濃く注がれる官能の世界では、無意味だと知る。 体を揺らして狂い喘ぐ杏奈をまだ順番待ちの5番目、6番目が期待に股間を膨らませ待機する。 ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ…… 顔に髪の毛が被さるのも気にならないほど頭を振り乱す、そんな杏奈に何回目かのその時が近づいてくる………。 もう、何も考えられなかった………。
25/05/02 09:26
(wnh8EtLe)
投稿者:
(無名)
その日の勤務を終え、更衣室でユニフォームを脱ぎ捨てる。
汗ふきシートで腕から首筋、胸元から脇の下。 手の届く範囲を肌を拭って、スッキリさせる。 胸を縛めていた忌まわしいブラジャーを外して白いタンクトップを着ると、乳首の突起が目立つのを隠すようにデニム地のブラウスを羽織る。 キャメルのコットンスカートは膝が見える程度と、さすがに年齢を考えると女子大生と区別をしておきたい気持ちが働く……。 気が付けば37歳になってしまった。 今日もハードだったな………。 責任感をひしひしと感じる看護師という仕事から解放され、水沢夏美は職場を後にして歩き出した。 明日は夜勤のシフトだからまっすぐ変える気にはならず、バッグから取り出しだスマホを耳に当てる。 相手はひとつ返事で夏美の誘いを快諾し、待ち合わせ場所に軽い足取りで向かった………。 北村景子はこの日の最後の勤務を終えて、後片付けをしているところだった。 ヨガマットを集め、保管場所仕舞い込む。 汗で光る肌は未だ20代の瑞々しさを保ち、32歳には決して見えない。 脱衣所で肌に張り付くスポーツブラと淡いグレーのスパッツを脱ぐと、最後にTバッグを脱ぎ捨てる。 汗でしっとりと重くなり、おりものが付着して黄色く変色したそれを手からパサッと下に落とす。シャワールームに入ると頭から熱いシャワーを浴びて、体中を無数の水流が下り落ちていく。 腕、首筋、胸、お腹、背中、お尻、太腿から足の先までボディーシャンプーを塗りたくり、全身が泡だらけになると、肌を滑らせる手が再び胸にきた。 Cカップだけれどツンと上を向いた形も、白くてボリューミーなのも自慢に思っている。 右に左に手の平が柔らかな丘を通り過ぎ、そのたびにぷるんっと揺れる。 もう一度太腿に下がった手が膝を持ち上げて片足立ちになった足の脛から足首を撫でで、もう片方も同じようにする。 またお尻を撫でで前に手を持ってくると、綺麗に整えられた恥毛をワシャワシャさせて割れ目へと指を侵入させる。 指輪を咥え込むように割れ目が左右から迫り、めり込んだ指が粘膜を上下に移動させる。 せっかちな性格な景子は髪の毛を纏めていたゴムを外し忘れていたことに気付き、縛めを解く。 シャンプーをして体の泡と一緒に盛大に洗い流し、トリートメントも抜かりなく済ませる。 シャワールームからでて体の水気を拭い、化粧水を顔に馴染ませると髪の毛を乾かし、手早く薄いメイクも済ませる。 履き替えた清潔な白いTバッグが均整の取れた体にぴったりとして、気持ちがいい。 白いオーバーサイズのTシャツに腕を通し、乳首がツンと主張するのを荒いメッシュのニットを着て目隠しする。 黒いスパッツに足を通すと気恥ずかしい下半身はTシャツが覆い隠し、丁度良くなった。 景子は髪の毛を靡かせてシャンプーのいい香りを振りまきながら、待ち合わせ場所へと颯爽と歩き出しだ………。 それでは、失礼します………。 定時を迎えた広川恵美は退社の挨拶をして、気難しい上司の元から外の世界へと足を踏み出した。 堅苦しいハイヒールからパンプスに履き替えた足が、コツコツッ……と歓喜の音を立てて路面を踏み鳴らす。 29歳にしては成熟した大人の色気を漂わせて、ウエストを絞ったスーツが体のラインを浮かせる様が男の目を誘う。 短いタイトスカートから伸びる長い脚がまた恵美の魅了を引き立て、いやらしい視線を投げかける男に今日も辟易させられる。 露骨な男にはその美貌を決定づける切れ長の目をさらに細くさせ、男に向けて冷たい視線で突き刺してやる。 ちょってとやそっとでは落とせそうになく、綺麗なのに薔薇の棘を無数に所持する女に恐れをなした男たちは尻尾を下げて退散していく………。 深い溜息をつく恵美のバッグの中でスマホが振動するのに気付き、耳に当てると相手の声を聞いた途端、にっこりと笑顔になる。 恵美は乗った電車を途中下車して、待ち合わせた場所へと早足に向かっていった………。 3人は友達の姉、その知り合いという間柄だったけれど妙に馬が合う。 女性に人気のスペインレストランに集い、グラスワインを傾けて数種類の一品料理を肴に語り合った。 グラスでは物足りず、ボトルで頼んだワインが進むと裏の顔を見せて話題があらぬ方向に傾いていく……。 そう、彼女たちは悪名高き女ばかりの痴漢集団のメンバーなのだから………。 どうする?………明日の予定は?………あたしは平気よ……あたしも平気かな……。 そんな言葉が彼女たちの間で飛び交って、怪しい笑みをそれぞれの顔に浮かび上がらせる。 お腹を満たした女豹たちは精算を済ませ、店を後にしてほろ酔いの足を軽やかに前に進めていく。 駅に到着して早々に、今宵の獲物は決定していた。 ターゲットは学生服を着た頭の良さそうな、塾帰りらしい学生君………。 彼ならその若さで女3人を満足させてくれるまで、頑張ってくれるに違いないはずだから……。 付かず離れず距離を保ち、ホームに並ぶ。 滑り込んできた電車のドアが開き、吐き出されてくる人が切れると乗り込む彼をさり気なく囲い込む。 電車のドアがプシュ〜っと空気圧で閉じると、ゆっくりと動き出した。 彼がヨガインストラクターの景子が向き合う形で胸を押し付けてくるのに、居心地悪そうにしている。 あまりに柔らかくて視線をそこに向けると、荒いメッシュの間から乳首が出っ張っているのに気付く。 それが電車の揺れでくっついてきたり離れたりして、ブレザーの空いた胸のYシャツ部分に触れるのだ。 みるみる膨張する下半身に危機感を覚え、体の向きを変えるとそこには秘書の恵美の正面だった。 恵美はブラウスのボタンを意味ありげに2つ余計に外し、アウターのボタンを彼の見ている前で外して見せた。 それが緩むとブラウスの切れ込みも緩くなり、先程のレストランのトイレでブラジャーを取り去った胸の谷間が見え隠れする。 切れ長の目がゾクっとするほど色っぽくて、まるで気付いていないとでもいうようにそっぽを向いている。 不意に電車の揺れで恵美がよろけてブラウスの前が開き、綺麗なピンク色の乳首が見えてしまった。 慌てて体の向きを変えた彼の前に、グラマラスな夏美が立っていた。 なぜか彼女も彼に向かって立っていて、彼女もあまりに至近距離にいる為かふわっといい香りが漂ってくる。 羽織っただけでボタンを閉めてもいないデニム地のブラウスを夏美は着ていて、その白い肌に負けないくらい眩しい白いタンクトップをインナーにしている。 不意に身動ぎした夏美が着ているものが彼に引っ掛かり、ブラウスの前が開く。 間近に見るタンクトップの生地は織り込まれた繊維がいくつもの筋状になっており、胸の隆起で大きく盛り上がっている。 その先端が何かの形を誇示するように、ぶっくりと飛び出している………。 3人が3人共その胸を強調し、若い年頃の彼の目に見るものを見せて欲情させるのは簡単だった。 まるでのぼせたように顔を紅潮させた彼は、女たちの格好の獲物として目だけを中に彷徨わせるのだけが関の山………。 堪らずまた体の向きを変えて、再び景子の正面で止まってしまった。 すぅ~っと景子の手が彼のブレザーの中に滑り込み、景子のシャンプーの香り漂う髪の毛が、彼の顔を優しく触れた。 体を硬直させて動けなくなった彼は、なされるがまま景子の手が下がるのを黙って見ていた。 硬く隆起して形を浮き上がらせたそこに触れられると、びくんっと体を反応させる。 景子は彼の目を見詰めながら膝を開き、彼の体を避けるように開脚させながら腰を落としていく。 社会に生きる大人の女にあるまじき格好で白くて魅力的な太腿を見せて、彼のズボンのチャックに手を掛ける。 パンツの中から取り出しだベニスは爆発する寸前のようにパンパンに膨張し、その姿を現した。 肝心な部分は皮が被っていたので指で露出させ、こんな時のために持っている、ノンアルコールのシートで汚れを綺麗に拭い取る。 ゴシゴシと亀頭を拭われる刺激に呻きを漏らす彼の口を、夏美の手が塞ぐ。 拭いたそばからとろり透明な粘液を溢れ出させるそれを、景子は口に含んで舌を動かす………。 鼻から抜けるアンモニア臭、塩味が景子の舌を痺れさせる。 唇が亀頭のなだらかな部分を進み、カリ首を越える時、戻る唇がそこをまた越える時、それが堪らないとでもいうように悶絶する彼……。 にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ 夏美が塞いだ手の隙間から、彼の口から吐き出される熱い吐息が勢いよく噴き出される。 怒り狂った若いベニスが口の中で粘液を吐き出し、景子がそれを飲み下す。 夏美が周囲に目を走らせながら彼の首筋に唇を這わせ、舌先を走らせる。 恵美が彼の手を取って自分のブラウスの中に引き入れ、その温もり伝える。 景子がペースを上げた。 前後する首が忙しなく動かし、眉間にシワを刻みながら内心ではその硬さにうっとりとする……。 夏美が彼の手を取って胸に当て、スカートの中に引き入れて目を閉じる……。 恵美もまたスカートの中に招き入れ、自ら爪を引っ掛けてパンストを破り彼の手を導く……。 にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ…にゅっぷっ 鼻息荒く夏美の指の間から涎を垂らし、歯を食いしばった彼が、一言………うっ!っと呻いた。 景子の口腔内に生臭い大量の精液が吐き出され、咳き込みそうになるのを堪えて飲み下す……。 若い彼の匂いに恍惚となる景子が立ち上がり、まだ収まらない彼のペニスを掴んで下に向ける。 まるで千切れるのではないかという苦痛に顔を歪ませる彼を気にもせず、景子は下半身を覆い隠すTシャツの裾を上げてスパッツを食い込ませた股間に挟む。 彼を見詰めて腰を前後に揺らし、その硬さにうっとりしながらこう言った。 もっと、いいことしたい………? 彼の返事も聞かず、スパッツに手をかけた景子がスルスルと下げていく様を、生唾を飲んで信じられないとでもいうように見つめる彼……。 その彼をその場で座らせ胡座を作らせると、彼を見下ろしながら跨いだ景子がゆっくり腰を落としていく。 彼の背中は恵美の下半身に支えられ、恵美は目の前のサラリーマンの背中に胸を押し付けて、耳を真っ赤にさせた中年の彼は動けなくなっている。 Tバッグショーツを横にずらた景子が何度か腰を上下させ、彼の分身を沈めてひとつ吐息を漏らす……。 見上げればここだけポッカリと穴が空いたように小さな空間があり、彼を抱き寄せた景子は腰を上下に躍動させ始めた………。 ずんずんと奥に響く感触が苦しくて、それなのに湧き上がる官能の渦が脳を麻痺させていく。 哀れ囚われの身となった彼は初めての女の温もりを強制的に感じさせられて、何が何だか分からないまま快感にただ、ただ喘ぐことしか出来ない。 常日頃乗車する電車の床に座ったことも初めての経験なのに、女性に痴漢されレイプされるなんて青天の霹靂である。 ショックを通り越して包みこまれたペニスを凌辱される快感は何物にも代えがたく、あっと言う間に射精させられていた。 お尻を打ち付けられる感触も、女性の体重を感じることも、全てが新鮮だった……。 そんな彼が立ち上がらせられると、背をこちらに向けた夏美がお尻を突き出して待っている。 抜いだスパッツをバッグに仕舞い、オーバーサイズのTシャツの裾をを下ろした景子は彼のペニスを掴み、引き寄せる。 夏美は振り返りそれを確認するとショーツを脇に寄せ、バトンを景子から受け取ると、それを自らそこに押し当てお尻を突き出した。 にゅっ……にゅっぷっ………。 抜けそうになるペニスを逃がしまいと咥え込み、奥まで招き入れて前後に腰を振っていく………。 固く目を閉じた彼に新たな温もりが伝わり、敏感になり過ぎたペニスが悲鳴を上げる。 景子に口を塞がれながら夏美にお尻を打ち付けられる地獄の苦しみに喘ぎ、悶絶する彼……。 ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ 壮絶な苦しみの中で顔を覗かせ始めた快感が彼を酔わせる始めると、夏美が彼の両手を引き寄せて胸に当てさせる。 本能がそうさせるのかタンクトップを捲りあげ、直に乳房を鷲掴みにした彼の指が食い込む。 その苦痛に顔を歪ませる夏美は少しも腰を休めることなく動かし続け、胸を掴む彼の手に自分の手を重ねる。 いつしか男女が逆転し、彼の腰が夏美のお尻に打ち付けるように躍動する。 滑らかに絡みつく中の感触が堪らなくて、猿のように荒々しく子宮口を叩く彼の亀頭が、夏美の顎が上へと向けさせる。 2度も吐き出させたベニスはどこか鈍感になり、容赦なく甘味な味を求めて彷徨い続ける。 彼の指の間から勃起した茶色の乳首が彼が指を動かすたびに向きを変える。 目を血走らせた彼が、夏美のお尻の肌を叩き、びしゃっびしゃっ……と、新鮮な音を出す。 夏美が悩ましげな表情を見せ、打ち付けられるたびに髪の毛を揺らす。 ぎゅ〜っと締まる膣壁が彼を追い詰め、涎を垂らす彼が固く目を閉じたその時………。 夏美の子宮口に向けて、熱い粘液が噴射されていた………。 呆けたようになった彼が体の向きを変えられて、目の前に立つ恵美が抱き寄せる。 右足脚上げて彼の腰に絡ませると、ショーツを横にずらず。 萎えさせる暇を与えずベニスを掴むと、にゆ〜っと迎え入れてしまった。 射精直後とあって敏感になったそれはむず痒くて猛烈にくすぐったくて、頭を掻き毟りながら叫びたくなる。 恵美を突き飛ばして逃げ出したいのに、彼女のあくまで優しい拷問はその意思を打ち砕く……。 開いたブラウスに顔を突っ込んで乳首をしゃぶる彼の頭を撫でる恵美は、飲み込んだペニスを離さず腰をうねうねと動かしていく。 彼の鼻息が落ち着いてくると馴染んだことを知り、前後にと本格的な躍動に切り替える。 もうとっくに降りるべき彼の駅は過ぎているのに、官能に魅せられた若者は夢から覚めることを拒絶する。 最後の女、恵美は少し汗の混じった女の体臭を漂わせ、乳首を舐められる快感に頭を跳ね上げた。 なかなかやって来ない射精感が訪れるまで、たっぷりと若いベニスを味わい尽くせる幸せに、体の体温の上昇が上り詰めていく恵美を後押ししていく………。 右腕を彼の首に、左手は彼のお尻を掴み、恵美は腰を躍動させ続けていく……。 じわじわと押し寄せてくるオーガズムを予感させる快感が、その時が近いことを告げていた。 その時は、あともう少しまでに迫っていた………。
25/05/04 16:34
(Kc5Yjbk0)
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(無名)
初めて男を知ったのは、高校生になる前だった。
あまりに痛くてその男をボコボコにして、しばらくは足腰が立たないくらいにしたものだ。 後藤有紗の両親は有紗が幼い頃から喧嘩が絶えず、中学校になって間もなく有紗は道を外れた。 素行も悪く、先生が止めるのも聞かずスカートは短くなって惜しげもなく若い脚を見せびらかして自分を誇示するようになった。 今どきの子らしく体の発育が良く、クラスの中でも成長の良かった有紗は小学4年生で初潮を迎えた。 バスに乗っても中学生に間違えられて、料金のことで揉め事になったこともある。 両親のことといい、世の中の大人の振る舞いに怒りを蓄積させた有紗は中学生になって爆発してしまったのだ。 大人びた見た目で美しく成長していた有紗は小学6年生の頃で胸がすでにBカップもあり、さすがに母親がスポーツブラを与えていた。 中学生になると初めてまともなブラジャーをするようになり、1年後にはもうサイズが合わなくなってお店で測ってもらうと、Cカップになっていると告げられていた。 母親は仕方なく大人のブラジャーを買え与え、その頃から本格的に有紗はグレ始めたのだ。 酒癖の悪い父親、口では負けない母親。 娘の話などまともに聞かず、冷たくなった食事を自分の部屋でひとり食べる生活では無理もない。 学校の制服がセーラ服ではないのも気に入らず、ブレザーの下にベストを着るのも気に入らない。 今思えば思春期を迎える多感な時期に、下着が見えるとあってはいただけない………。 そんな大人の事情があるのも至極当然なことなのに、有紗はそのベストを着ることはなかった。 スカートも高校生のように短くして、時には皆の前でブレザーを脱いで涼しい顔で過ごした。 ピンク色やパステルカラーのブルー、イエローのブラジャーをこれ見よがしに見せびらかせ、自分は一足先に大人の女だと背伸びしていい気分を味わっていた。 当然男が放っておくわけがなく、高校生に引けを取らない美貌の有紗のご機嫌取りに余念がない。 選びに恨んで気に入った男に、バージンを上げることにしたのだ。 女だてらに喧嘩に明け暮れていた有紗にとって労りのない稚拙なセックス、激しい痛みに男の末路は…………。 なんとか高校生に進級は出来たものの、卒業出来たのが不思議なくらいだった。 その頃には悪い大人と付き合うようになり、利用されてるとも知らずセックスの味を覚えるようになっていた。 これでは不味い………。 元来は真面目な性格の有紗は、どこかでそう危機感を持ってもいた。 この先の夢もなく見通しも立たない、親のようにはなりたくない………。 有紗は高校を卒業すると、すぐに自衛隊へと入隊した。 衣食住が保証され、身体も鍛えられて至れり尽くせりではないか。 その有紗の目論、は脆くも崩れさるのだけれど。 あまりに厳しい訓練に、しばらくは身体の悲鳴が続いた。 タバコに酒、喧嘩にセックス………。 鈍りきった身体が順応し始めたのは、1年が過ぎようとする頃だった。 二十歳を過ぎて三年が経った頃、上官が止めるのを振り切って除隊する決意をした。 迷彩服に別れを告げ、取り敢えず住居のアパートを決めた。 水商売にキャンペーンガール、その美貌を活かせる仕事なら大抵のことはこなした。 度胸もあったからくだらない男はすぐに見抜き、蹴散らしてきた。 そんな世界にも数少ないまともな男は存在し、いい男だけれど不器用さが有紗を惹きつけた。 青春時代をそんな陰のある男に捧げ続け、有紗はベッド中で身を震わせた。 数年ぶりに貫かれる恐怖はあったけれど、違和感は時間が解決してくれる。 早くから男を知っていた有紗は体の一部が発達して、歴代の男たちはそれに魅了されてきた。 気持ち悪がる男はひとりもおらず、時には30分でも1時間近くもクンニリングスをする男もいたくらい、有紗のクリトリスは大きかった。 通常時でも8割ほどが包皮から露出していて、ひとたび刺激を受ければ膨張して濃いピンク色に染まる。 男性のベニスと同様にカリ首がはっきり分かるほど勃起して、茹でられて膨らんだ小豆うになったクリトリスは圧巻だった。 通常の舐められ方では物足りない、そんな有紗の反応を見て男たちは様々な工夫を凝らしてくれた。 優しいけれど一箇所にはいつまでも留まらない、そんな男たちは有紗の元から去っていく……。 30代、有紗は華道の道で生きていくと決めて、半ばを過ぎる頃には師匠の後を継ぐまでに成長を遂げていた。 凛とした顔立ち、凛々しくも穏やかで静かな強さを身に着けた有紗。 着物姿で生徒たちに教える姿は殿方のハートを打ち抜き、独身の有紗は不倫にのめり込んだ。 体毛が元から濃いのがコンプレックスだった有紗は、思い切って除毛を決意したものの止めてくれと懇願されて、余分な部分を排除するに留めて後は定期的に整えていた。 どうも雲の中からお日様が顔を覗かせるように、濃い恥毛から飛び出ているクリトリスが好きらしいのだ。 有紗はこの特徴的な部分の何が男を酔わせるのかが理解出来ず、その見た目から自分でもあまり好きではなかった。 ある時、変なことをお願いされて、もちろん有紗はその要望を拒否させてもらった。 生け花の作業をしながら、クンニリングスをさせてくれと言うのだ。 華道は天職とも言える神聖な仕事で、汚すようなことはしたくない。 それでも執拗に懇願され、1度だけという約束で 断りきれなかった。 彼のセックスはいつも心まで酔わせてくれて、何よりクンニリングスが絶品だったから………。 約束通りに1度だけだったのが気に障ったのか、彼は有紗の元から去っていった。 我儘な人だったから清々したけれど、身体の寂しさは我慢するしかない………。 そうして有紗はその場限りの男たちを渡り歩き、気づけば40に手が届く年齢になっていた。 その美貌は衰えることを知らず、着物姿で凛とした美しさは若い男性の目をも惹くほどだった。 細くしなやかな白い指、白いうなじ、メイクで覆い隠すその美しい顔もまた色白であることを男たちに想像させる。 ある時、華道教室に通う娘が言った言葉が切っ掛けだった。 見学も出来るから1度見に来る? 結構他の子の親たちも見に来てるよ………。 気乗りはしなかったものの、いかなければ後で娘に何を言われるか分かったものじゃない……。 その日は仕方なく娘と一緒に、出向いたのだ。 聞いてはいたけれど、本当にお寺の一角で行われているとは……。 正座する足が痺れて大変だったけれど、行った甲斐はあった。 師範の女性が、あまりに綺麗だったのだ。 見たところ40前後といった感じで、1度お手合わせを願いたいと思わず不謹慎な欲望を抱いてしまった。 最近では男性の生徒もチラホラ参加しているとあって、師範の女性を目当てに来ているのは明らかだった。 でも、自分も参加しようと本気で思っていた。 このことをこの世界に詳しい知り合いに相談すると、お前も好きだな………と、笑っていた。 ココだけの話………と言って、彼は衝撃的なことを聞かせてくれた。 なんと彼は1度、あの美人の師範と一戦交えたことがあるというではないか……。 嘘が本当か分からないが聞けば聞くほど生々しくて、特にクリトリスが段違いに大きいと目を輝かせて言うのだ。 ああ見えて彼女は相当の好き物だと、遊び人の彼が言うのだから信じる気になっていた。 場所は先日見学させてもらったお寺、外に併設されたトイレでだという。 そういえば古めかしいトイレが離れた寂しい場所に、ポツンとあったことを思い出す。 もちろん当時とは違って水洗トイレに改装されているらしいけれど、建物自体は当時のそのままを使っているという。 このトイレにはいわくがあり、当時は男女の密会に使われていた歴史があると彼は教えてくれた。 それは古文書にも記録されており、当時は最先端の壁を隔てた男女別のトイレだったのだという。 これを作らせたのは他ならぬ当時の和尚で、女好きで有名だったらしい。 その名残は今でもそのトイレに残っていて、隣とを隔てる壁の一部が開閉式になっていると。 彼はそこであの美人師範のあそこを舐めて、自分もしゃぶられて壁越しに挿入して………。 当時の和尚は相当に好き者だったんだな〜と、遠くを見つめながらほくそ笑んでいた。 そんなことより、その内容だ。 彼女は舐められている間、体を震わせて必死に立って耐えていた………。 普通なら舐めづらくて長くは出来ないはずだけど、彼女のクリトリスはあまりに大きいから舐めずにはいられなかった………。 剛毛に覆われてパックリ裂けた割れ目から飛び出していて、ちゅうちゅう吸うと腰をゆらゆらと動かすから捕まえていないとならない………。 それこそ我々男がしゃぶられるように、首を前後に動かして小さなペニスをフェラチオするようにするのは妙な気分だったけれど、彼女の感じようは堪らなかった………。 その後に挿入したあそこの中は、まったりと絡みついてきて、突くほどに締め付けてくるから並の男は長く持たないだろうと………。 あの凛として涼し気な顔をした美人に、そんな裏の顔があるとはにわかに信じられない………。 それを確かめる日が図らずもやってくるなんて、このときは想像すら出来なかった。 娘がある日、こう言うのだ。 師範が明日遠方まで会合に行かなくてはいけないのに、電車が欠航になって困っている………。 飛行機のチケットも今からキャンセル待ちをしても空きが出るのか、保証もない。 タクシーだと一体、幾らかかるのかと………。 ピ〜ンときて、今しかないと思った。 仕事は有給を取ればいい。 娘にすぐ連絡させ、運転手を買って出ると伝えさせた。 彼女は恐縮して何度も遠慮したけれど、娘がお世話になってるのだから2〜3日くらい仕事を休んだ所で問題はない………。そう伝えると、彼女はやっと受け入れてくれた。 当日の彼女は着物姿ではなく、白地に黒いドット柄のワンピース姿で髪の毛も下ろしてさらに綺麗だった。 見惚れる自分を見た彼女は、嫌だわ、そんなに見詰めないでください……と、照れ笑いを見せた。 その顔が愛らしくて、年甲斐もなく胸が高鳴る。 運転する道すがら彼女は何度もお礼の言葉を口から出し、手作りのおにぎりを横から口に入れて、食べさせてくれる至福の時間にすっかり参ってしまった。 邪な感情を抱いた自分が恥ずかしくなり、紳士でいようと決心した………はずだった。 現地に着くと車で待たせるのが申し訳ないと、良かったら一緒に中へ入りませんか?……そう彼女は言うのだ。 私が関係者として申告すれば、問題ないからと。 横に黙って座っているだけでいいから……。 せっかく彼女がそう言うのだから、お言葉に甘えて同行する。 中はもっと密接なものかと思っていたけれど、全国から集まった人たちでそれなりの人数が机の前に座っていた。 まるでどこかの大学の一室のように半円形になったすり鉢状に、下へと抉られた近代的な会場だったのだ。 てっきり畳敷きの場所で足の痺れと戦う覚悟をしていただけに、ある意味拍子抜けしてしまった。 大学の教室と違うのは端までカーブが続く長机は間隔を持って区切られ、一人ひとりが独立した机になっているということか。 しかも2人が並んで座ることが出来るほどゆとりがあり、彼女が招き入れてくれたのも頷ける。 そして机の奥行きも無駄にゆとりがあり、足を伸ばしても爪先が着くかどうか………。 師範クラスになるとこういう所に集まるものかと、今更だけど凄い人なのだと気持ちが引き締まる………。 ひとりだけ緊張感に包まれた時間は無事に終わり、疲れたでしょう?………有紗はそう労ってくれる彼女に、そんなことはないと空元気を見せる。 余計な気遣いをさせたくはないのだから。 そうだ、この近くに美味しいお店があるの……。 良かったらお付き合いいただけません………? もちろんこの言い方は彼女がこちらに気遣いを捺せまいとする、方便だと分かっていた。 けれど断ると返って失礼になるのなら、彼女の顔を立てるほうが無難なのだろう。それくらいのことは大人なら理解しないといけない。 純粋に彼女なりの、細やかなお礼なのだから。 そこは格式高い料亭らしく、やはり断るべきだったと後悔したけれど、今更もう遅い。 女将らしき人が個室まで来てくれて、恭しく挨拶をする。 もちろんこちらにではなく、彼女に対してのものなのだろう。 一元の見たこともない自分は常連の彼女の連れでしかなく、有紗が改めて凄い人なのだとここでも思い知らされる。 女将はこちらに一瞥をくれると、やはり恭しく頭を下げて挨拶をしてくれたけれど、笑顔の中の目だけは笑っているようには見えない。 お前は誰だ、この人に釣り合う人間には見えないぞ………そう語っているように見える。 恐らく大きく間違ってはいないのだろう。 何も注文していないのに、心得ているとばかりに女将は下がろうとする。 その時、有紗のスマホが着信を告げる。 スマホを耳に当てた有紗の顔色が、一気に困ったように変わったのが分かる………。 手短に……そう切り出した有紗が要点だけを、間違えないように語りだしだ。 この世界の重鎮がこの地に有紗が来ていると知って、もうそこまで来ている。 男性と食事をしていると分かったら、面倒臭い事になる。 もういい歳をした老人だけど、自分の気に入った女が自分の認めてもいない男が側にいるのが許せない嫉妬深い厄介な老人なのだと………。 彼女の焦りようから、その厄介ぶりが伝わってくる。 彼女を困らせるつもりは毛頭ない。 潔くこの場を離れて車で待つつもりだったけれど、有紗に急いで止められた。 あの人がもう近くまで来ていると言うからには今頃はもう、玄関を入ってこの部屋に向かっていても何の不思議でもない。 そういう人なのだと常連客のプライバシー事情も熟知する女将も、表情でそう語っている。 今廊下に出たら、鉢合わせするかもしれない。 万事休すか………そう思った。 けれど有紗は冷静に、そして申しわけなさそうに急いで大きなテーブルの下を指差した。 この時期らしく掘りごたつになっていて、対面で座ってもお互いの足が触れる心配はまず無いというくらい、テーブルもその下の堀りも広い。 彼女の焦りようからもう猶予はないらしく、急いで下の堀りの中に潜り込む。 女将も手伝ってテーブルを持ち上げてくれたので、そんなに難儀せず入ることが出来た。 それから10秒と経たず、豪快な老人の声が聞こえたから間一髪だったらしい………。 女将の挨拶をする声、かって知ったる立ち振る舞いをする様子が窺い知れる。 その声と同様に炬燵布団の中に入れる足も豪快で、どうしてそんなに足を伸ばして入るのかと思うほどだった。 膝を抱えて座るこちらに老人の足が触れそうになり、急いで避ける。 そこはもう、有紗の脚の脛だった。 老人の性格や動作をよく知る有紗はテーブルの下の状況を瞬時に理解したらしく、窮地を察したと見えて膝を開いて間に体を寄せるスペースを確保してくれた。 そして、信じられないことが起きた。 緊急事態とはいえ急いで膝を開いたものだから、膝に引っ掛かった生地を浮かせた拍子に頭に被さってしまったのだ。 それは後頭部まで被さったことで生地が突っ張って取れなくなり、取ろうとすればテーブルに当たってしまう。 視線は有紗のスカートの中、遮るものが何も無い白いショーツに思いっきり突き刺さる。 この状況は有紗も分かっているはずで、申し訳なくて逃げ出したかった。 老人と会話をする有紗の声が聞こえる。 これを打破するには有紗が体を、つまりこちらの顔面に股間を寄せなければ生地が緩むことはない。 それが分かっていた有紗は何気なく身動ぎをして、股間をこちらに寄せてくるではないか。 天国と地獄が同時にやってきたように、心の葛藤が始まった。 興奮して鼻息が荒くなるのが自分でも分かり、その鼻息が有紗の股の付け根の肌に、容赦なく吹きかかる。 これでは運ばれてきた料理の味も、ろくに分からないに違いない………。 こんなことはもう2度と、ないだろう。 そう思うと、離れ難くなる。 せめて匂いだけでも…………。 邪な気持ちがしゃしゃり出て、クロッチに鼻を近づける。 炬燵の温かさだけが原因で、頭がボ〜っとするのではないかもしれない。 体温の高い股の付け根付近は、クロッチに染み込んだ女の匂いが揮発しているかのように興奮させる。 わずかにアンモニア臭が漂い、それ以上に新鮮なおりもの特有のまろやかなチーズのような匂いがする。 大きく開いた有紗の脚の間に体をすっぽりと挟まれ、目の前には股間が………理性が飛んだ。 有紗の両膝の下から両腕を入れて太腿を抱えるように抑え、ショーツのそこに口をつける。 瞬間、有紗が身体がピクンっとさせた。 口に入れた料理を咀嚼しながら目が泳がないように一点を見詰め、話しかけてくる老人に対応する有紗。 決してこんな状況を知られてはならないと、料理に舌鼓を打つふりをする。 鼻を擦り付ける感触、唇を密着させてグリグリと回すようにしてくると、今度は舌で舐めているのか下から上へとショーツの生地が引っ張られるのが分かる。 この状況が分かっているのかと、憤りで身体が熱くなる。 そして、彼に気付かれたことを有紗は悟った。 刺激を受けた敏感な部分がショーツの上からでも分かるように、主張を始めたのだから………。 ガータータイプのストッキングにしていたことも、裏目に出てしまった。 唾液で湿った生地が張り付いて、クリトリスの形がより露骨に浮かび上がって彼の格好の餌食になってしまった。 ショーツの生地の上から舌先がゴリゴリと掘り下げるように刺激され、ハムハムと唇で甘咬みをされて手から箸が落ちそうになる。 今はやめて…………ほんとにやめて…… 唾液で湿ったショーツの生地に舌先がグリップして、それでも動かされるグッググっという振動が刺激となって伝わってくる。 動いてしまいそうな腰を意識して堪え、味のしない料理を飲み下す有紗。 ああでもないこうでもないと話を振ってくる老人に、笑顔で聞き手になる自分の顔は、引き攣っていないだろうかと不安になる。 その有紗のショーツが引っ張られ、脱がされようとするのに老人に気付かれないように静かに抵抗する。 左手を炬燵布団の中に入れて、ショーツの横を掴んで必死に抗う。 ショーツはすでにお尻の下を抜けて、左手の指に引っ掛かっているに過ぎない。 不意にクリトリスに触れられて、指を離してしまった。 足首から抜かれるときに脇腹を蹴ってやったけれど、老人に気付かれては元もこうもない。 大した抵抗も出来ないまま、恥ずかしい場所が露わになってしまった。 彼の目の前には性経験が豊富な性器がパックリと口を開けて、待ち構えていた。 整えられた恥毛が両サイドに生い茂り、その上はもっと凄い。 そして先ほどから攻撃してきたクリトリスは肉眼で見ると、惚れ惚れするくらいしっかりした姿を見せている。 女性の小指の爪よりもさらに大きく、さながら小さなペニスのように勃起している。 あまり感じさせ過ぎないように、舌は使わずに唇を密着させる。 チュッ…パッ………チュッ…パッ……チュ〜ッ……パッ… 有紗は箸で掴んだ鰻を、落としてしまった。 んっ?どうかしたか………? そんな老人に、この鰻、生きてるわね………。 そんなふうに笑って見せて、誤魔化した。 縦横無尽に動き回る舌先が割れ目の中を舌の裏まで使って上下に動き、ビラビラを唇を使って甘咬みされる。 その裏側も執拗に舐め、尿道の入口から膣口を舐めて、愛液を啜られる。 外側の大陰唇まで舐めて、クリトリスにまた吸い付かれて箸を持つ手の力が抜けそうになる。 チュ〜ッパッ…チュ〜ッパッ…チュ〜〜ッパッ…… チュウチュウチュウチュ〜〜パッ…チュ〜ッパッ 有紗は思わず咀嚼を中断して、飲み下す。 例えるなら片頭痛の痛みがそのまま快感に入れ替わったように、堪らない快感が襲いかかってくる。 これで舌を使われたら、我慢できなくなる……。 そんな恐怖が頭をもたげ、肩に力が入る。 クリトリスを挟んだ唇をすぅ~っと引くように離し、また挟んでは………それを執拗に繰り返されて、瞬きをする動きが遅くなる。 こんなクンニリングスはは有紗のこれまでの経験ては、記憶にない。 お吸い物の具を箸で掴めなくて、お椀の中を箸で回して口を付けるふりをする。 啜ったら飲み込めなくて、咳き込むのが分かっていたから。 それくらい気持ち良くて、堪らない………。 どうやって料理を平らげたのか、記憶が飛んでしまって有紗は覚えていなかった。 忙しい老人は食べ終えると、有紗の顔を見ることが出来て満足そうに一足先に帰っていった。 それが炬燵の中にいても理解した彼が、舌を使いだしたことからも分かる。 くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅチュ〜〜ッ…… レロレロレロレロレロレロ…チュ〜ッチュ〜ッ… くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅっ…… 唇と舌先を駆使して面積のあるクリトリスの表面を忙しなく動き回られて、有紗の手が炬燵布団の中に突っ込まれた。 股の間にある彼の頭を両手で抱え、口に押し付けるようにウネウネと動く、腰の動きを止められない………。 こんなことだろうと予想していた女将は、廊下から障子で隔てた部屋の中から聞こえる有紗の息遣いを聞いて、そっとその場から立ち去った。 由緒ある料亭では様々なお客がやってきて、時にはこんなことも珍しくはない。 プライバシーを守ってこそ信頼関係が成り立ち、現在まで生き残ってきたのだ。 他の者にはしばらくあの部屋には近づかないように申し付け、女将のその言葉の意味を古くから働く者たちは瞬時に理解した。 女将は女好きの目をした殿方、男好きの目をした女は、初めて見た時からひと目見ただけで見抜く特技を身に着けなければならない。 それこそが老舗料亭を切り盛りする、女将なのだから………。 上り詰めては身体を弾ませ、続いて地獄のような官能の世界に身を浸し、有紗は悶えては喘ぎ、おぞましい快感に狂ってはオーガズムに身体を震わせた。 堪らなくて彼の髪の毛を鷲掴みにして炬燵の中から引っ張り出し、横に立たせて睨みつける。 所在なさげに立ち尽くす彼のズボンのチャックを下げて、取り出しだモノを咥えて首を振る。 蒸れたアンモニア臭が鼻から抜けて、有紗の脳を刺激する。 陰茎の横に舌と唇を這わせ、愛おしそうにカリ首に舌を回す。 亀頭に舌を周回させて、また口の中に吸い込むように入れると頭を前後に振っていく。 尿道を傷めないように吸い込まず、頬を凹ませて唇にも力を入れ過ぎず密着させて絶妙な力加減で頭を振っていく………。 有紗のこれに耐えられた男は、ほとんどいない。 案の定、彼は悶絶しながら固く目を閉じている。 ムワァリッ…ムワァリッ…ムワァリッ…ムワァリッ ムワァリッ…ムワァリッ…ムワァリッ…ムワァリッ ペニスの形に広がった唇がそのまま密着し、唇の輪が亀頭を行ったり来たりを繰り返す。 ムップッムップッムップッムップッムップッ…… ムップッムップッムップッムップッムップッ…… 両手でお尻を抱え、有紗の攻撃が激しさを増していく………。 カリ首が唇の内側を擦り、有紗の期待が膨らんでいく……。 彼の苦しげな声が今、止まった……。 その瞬間、有紗の喉の奥を精液が直撃した。 脈動を繰り返すペニスから全てを吸い取ってあげると、コクンッ……と喉を鳴らして飲み下す。 付着した精液を吸い取るべく頭を振ると、敏感になっているらしくて悶える彼。 その彼をその場の畳に寝かせて顔の上に仁王立ちになった有紗は、そのまま顔の上に腰を下ろす。 彼の苦しげな顔を見ながら頭を両手で掴み、あのクンニリングスに身体を捩らせながら官能の味に酔いしれる。 その気にさせたのだから、責任はきっちりと取ってもらわなくては……。 クリトリスを吸われた有紗の背中が反り返り、弓なりの形になった。 彼の唇に捕らえられたクリトリスが、リンチに遭ったように舌先に絡まれている。 その唇が狭まり、忙しなく舌先が暴れまわる。 有紗の頭が弾かれたように跳ね上がる。 身体を捩り、俯いて、また跳ね上がる。 最後にそのまま膠着し、関電したように痙攣を見せた。 呼吸が整う前に身体を下へとずらし、腰を浮かせた有紗は掴んで起こしたペニスを押し当てる。 バスタブに浸かった時のように長い吐息を出しながら、それはゆっくり中へと消えていった………。
25/05/05 11:36
(fmxzlBL7)
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