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背徳感は蜜の味
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:背徳感は蜜の味
投稿者: (無名)
こめかみに当てていた指を下ろして、ひとつ溜息をつく。

時計に目をやると定時が迫っていることに気付いて、きりの良いところで仕事を終えるとパソコンの画面を閉じた。

視線を前にやると部下たちがそろそろ帰り支度を密かに整えていて、こちらを伺う雰囲気が漂い始めていた。

中村遥香は内心で苦笑し、大袈裟に溜息をついて見せてから腕を伸ばしてみせた。
これで部下たちも仕事の手をおもむろに止めて、時計を見ると定時を10分ほど過ぎてから次々と席を立ちはじめる。

上司の遥香が率先して仕事を切り上げないと部下たちが帰りづらいなんて、嫌な風潮を作り上げたのは歴代の前任者立ちである。

会社も今の時代にそぐわないと危機感を抱いて重い腰を上げ、今のポストに初めて女性の遥香を置いたのだ。

女性にして38歳、実力と柔軟性に富んだ遥香は上司として言わば事実上の実験台である。
これで良い前例を築けなければそれ見たことかと、頭の古い爺様たちを喜ばせるだけなので、自分を推してくれた遥香の元上司に恥をかかせまいと日々頑張っている。

彼は今役員にその名を連ね、会社の古い体制を変えようとしてくれている。
遥香は新人の頃に上司だった彼に育てられ、可愛がられたものだった。
その恩に報いる為に茨の道を行き、踏ん張らなければならない。

近視用の眼鏡を外して椅子から立ち上がり、オフィスから出る。
上司の自分が率先して帰る姿を見せないと、部下たちも帰れないから。

こんな役目をするのは自分で最後にしなければならないと、遥香は心に決めている。
エレベーターの扉が閉まると盛大に溜息をつき、後の壁に寄りかかった。

凛として近寄りがたい雰囲気を漂わせてはいるが、遥香にも結婚を意識した相手がかつてはいた。

仕事とプライベートのどちらを重要視するかなんて、今なら迷わず後者を選ぶはずなのに、若かった遥香は仕事を選んでしまった。

目陰の至りとはいえ、キャリアウーマンに憧れて入社したキャリアを無駄にはしたくなかったのだ。
今では同期入社した女性たちは遥香を除いていなくなり、同期の同僚たちには陰で鉄の女と揶揄されていることを知っている。

それは女だてらに仕事の能力が高いだけではなく、同期の自分たちの誰にも靡かない遥香を皮肉った醜い焼き餅である。

それほど遥香は誰が見ても、美しい女性だった。
自宅に変えればコンビニの弁当をビールで流し込む虚しい夕食、楽しいことなんて何もない。

そろそろ生理が近いからか、胸が張ってきている。
この時期になると体がざわついて、仕事の集中力が散漫になりかねない。
熱いシャワーを浴びて体の泡を流していると、指が乳首に触れただけで鈍い感覚が起きる。

敏感な体質が恨めしくて、さっさと体の泡を洗い流していく。
不意に下半身のそこを何気なく触れると、無視し難い感覚を覚えた。

遥香は無言で指を這わせて、敏感な部分をのの字に動かしていた………。

バスタオルで体の水気を拭き取り、化粧水を肌に馴染ませる。
裸のままベッドに横たわり、ベッド脇の引き出しから男性の形をした黒い物体を取り出す。

先に指で敏感なところを可愛がり、指を下にずらして静かに挿入する。
これが愛しい人の物だったら………。

堪りかねて疑似男性器を手に持って入口にあてがうと、眉間に深い皺を刻みながらゆっくりと沈めていく。

浅く深く加減をつけて、動かしていく。
やがてやって来る、その瞬間を目指して……。

ずいずいと分け入り膣壁を擦られる快感にそれを両手で必死に動かし、ふわふわと腰がベッドから浮き上がる。

誰も聞くことのない卑猥な水音が出し入れされるそこから鳴り響き、ベッドに肩を沈み込ませながら背中まで浮き上がりはじめる。

そして数回ほど腰が激しく上下してベッドに降ろされると、体を丸めて横向きでびくびくと痙攣する体を自ら抱き締める……。

虚しくて甘い官能の波が引いていくまで、数分が経過してから体から疑似男性器を引き抜いた。

透明な糸を伸ばしながら黒光りするそれを眺め、綾香は寂しさを覚えていた………。





翌朝、いつもの習慣で熱いシャワーを済ませて、清潔な下着を身に着ける。
メイクをして髪の毛を後ろで一纏めにすると全身が見える鏡の前でストッキング、ブラウス、上下スカートスーツを身に着けてチェックを済ませる。

パンとコーナーだけの簡単な朝食を採って、玄関を出る。
嫌味なほど爽やかな朝日を浴びて、駅に着く頃には仕事モードの顔になっていた。

ホームに並ぶと今日はいつもより混んでいるような気がして、朝からうんざりする。

これがこれからの受難を暗示しているとは、この時は遥香には思いもしなかった………。


 
2025/04/19 18:20:53(PVfJ0iba)
7
投稿者: (無名)
朝の日差しがレースのカーテンを通して、まるで木漏れ日のように優しく遥香の顔を照らす。

身じろぎをして両腕を伸ばし、ひとつ欠伸をしてベッドから降りる。
カーテンを開けると、今日もいい天気らしい。

熱いシャワーを浴びて、冷蔵庫から取り出した冷たいオレンジジュースを一口喉に流し込む。
休日は溜まった洗濯物を処理したり、掃除したりして午前中を過ごす。

洗濯物はインナーや、下着の類が大半を占める。
男性と違っておりものが付着するショーツは、揉み洗いというひと手間をしなければならない。
いちいち脱ぎ捨てるたびにそれをするのは面倒だから、週末にまとめて洗うのだ。

お陰で部屋の中は下着がぶら下がる有り様となって、男性など部屋にあられない。
もっともそんな相手など、今の遥香にはいないのだけれど………。

軽い食事を採って、コーヒーで一息つく。
壁の時計を見るとまだ11時前、サボテンの乾いた土に少しだけ水をあげると、もうすることがなくなってしまった。

本でも読もうかとしたけれど、そんな気分になれない。
不意に遥香は、ある欲求を覚えた。
オーバーサイズのTシャツ一枚の姿はあまりにもセクシーだけれど、誰が見てるわけでもない。
その体に手を這わせ、ノーブラの胸を手のひらに包み込む。
空いたもう一つの手を下半身に伸ばし、そっと触れてみる。

遥香は立ち上がってベッドサイドの引き出しから少迷って、あるものを取り出しだ。
ショーツを脱いで、それを敏感な所に押し当ててスイッチを入れた。
機会的な男が鳴り響き、小さな空気の塊が連続して圧力をかけてくる。

物理的に直接当たるものと違って空気そのものが当たる感触はとてもソフトに、一箇所だけを執拗にアタックしてくる。
両手でそれを持って壁に寄りかかり、ベッドの上で押し当てながら脚を伸ばす。

揉まれるのとも違う、舐められるのとも違う。
形容がし難い刺激がクリトリスに次々と血流を送り込み、むくむくと膨張を開始する。
切れぎれの吐息を吐き出しながら腰がうねり出し、まろやかで濃密な快感が遥香を制御不能に陥らせていく………。

叫び出したくて、どうにかなりそうになる……。
強烈な快感が腰を浮かせ、ベッドに付く暇もなくブリッジしたままふくらはぎを震わせる……。

遥香に何かが迫りくる………。
そして………。





シャワーを浴び直して気分がスッキリすると、まだ日が高い午後1時半である。
思い立って遥香はメイクと髪の毛のブローを済ませると、テイラードジャケットワンピースに着替える。

黒でダブルボタンのジャケット風デザインが大人の女性をグレードアップさせ、遥香は気に入っている。
体にピッタリしていて、スタイルを引き立てるのも好き。
胸元がざっくり開いていて、少しセクシーでもある。

足首近くまで丈の長さがあるこの素敵なデザインのワンピースには珍しく、センターにジップ付きなのだ。
あくまでデザインでしかないけれど、途中まで開ければスリット代わりにもなる。

遥香はそれを着て、颯爽と出かけていった。

バスと電車を乗り継いで、数日前に知った画廊に立ち寄って鑑賞をした。
遅いランチを食べて、花屋の軒先で見つけた可愛い草花の鉢を購入する。
思いがけず再会した旧友とお茶をしていると、もう夕方である。

家庭のある彼女は夕飯の買い物をして、それから帰宅しなければならない。
まだの再会を約束して喫茶店の前で別れると、まだ明るい空の下を駅に向かって歩いた。

何気ない休日だったけれど、家に閉じこもっていたならばこんな素敵な時間を過ごせなかっただろう。
これからは時々、重い腰を上げて外に出よう。
そんな思いを胸に感じ、遥香は改札を潜った。




もう少し早く帰るべきだったと後悔しても遅いのだけれど、電車は混んでいる。
次の駅に到着すると、予想通りにたくさんの人がホームに立ち並んでいるのが見えるではないか。
内心で溜息をつきながら、遥香は開く扉に対して身構えた。

開いた扉から押し寄せる人の一団に押され、遥香の体は一気に車両の中央まで流された。
そんな一団の先頭いた素敵な男性が遥香の前に押され、流されてくるではないか………。
別の意味で身構える遥香の胸に、こんな出会いがあるなんて………と、ときめきが広がる。

でも次の瞬間、それは脆くも消え去ることになった。
相手の男性も遥香を見て流石に対面する形になるのを避けたくて、背中を向けようとした。
でもそれは叶わないと即座に悟り、横に逃げることに成功する。

悲劇は忘れた頃にやって来る………。

素敵な男性の後から現れたのは、脂ぎった顔をしたガッチリした体格の男だった。
男は体を反転させる時間は十分にあったはずなのに、何故かそのまま遥香の前まで真っ直ぐに流されてきた。
男は数秒という短い時間で下から上まで遥香を値踏みするように見て、明らかに意図を持って遥香の前に来たのだ。

申し訳無さそうだとか困惑だとか、そんな素振りは微塵もなく遥香に正面からややずれて密着してきた。
思わず顔を背けたくなるくらい男性特有の加齢臭が鼻を突き、素敵な一日が全て台無しになった。

太り気味の為か鼻息も強く、どうしてやろえかと怒りが込み上げる……。

そんな中、電車が動き出す………。

遥香は途中下車することを決意して、それまでは何とか耐えるしかない。
それなのに男はほとんど体が密着するほど混雑しているのに、肩から下げたトートバッグに手を伸ばそうとする。
その無神経な行動にまた怒りが芽生え、不可抗力を盾に胸を触られないように腕でガードした。


案の定というか、男はバッグの中を弄るだけで何かを取り出すこともなかった。
左肩にかけたバッグに左手を添えているくせに、右手を使うなんて見え見えなのだ。

性懲りもなく男は、今度は左手でバッグの中を弄りだす。
苛々しながらも何がしたいのだろうかと、遥香の意識は必然的にバッグ向かう。

その最中に遥香は、ハッとした。
フロントのファスナーが引き上げられる、そんなわずかな感覚があったのだ。
一番下まで降ろされた状態にしていればよかったのに、歩きやすさと見た目の良さからスリットとして膝上まで開けていたのが災いしてしまった。

気が付いたときにはもう一番上までファスナーが開いた状態となって、すでに太ももが露わになって………。


男は口元だけで不敵に笑い、遥香は背中に寒気を覚えていた………。


25/04/23 01:14 (NlNnqGC/)
8
投稿者: (無名)
脂ぎった顔に薄ら笑いを浮かべながら、ポケット手を入れている。
ごそごそしてから再び見せたその手には、何やら細いコードが繋がった怪しげな物体を指に付けて、これ見よがしに遥香に見せつけた。

あまりに怪しげなそれを見て危機感を抱いた遥香は、静かな抵抗を試みた。
秘部に突っ込もうとする男の手を脚をクロスして遮り、両手で手首を抑える。

男の力は強く、空いている手で遥香の手を剥がそうとしては遥香は抵抗をする……。
その飽くなき攻防はしばらくの間続いたけれど、事は悲しい方向に傾いていく。

男の手は指も手首も太く、力の違いは歴然としていた。
遥香がストッキングを履いていたことも災いし、縦に傾けた男の手は滑るように内腿をすり抜けるようにして、中まで侵入を果たす……。
ストッキングとショーツ、それを重ねた下半身の秘部に異物感を覚えと同時に突然、振動が伝わりだした。

遥香は驚愕すると共に防ぎようのないこの状況に、絶望的な気持ちになった。
それはいくつか所持しているラブグッズの中に、この手の振動を起こす物があったからだ。
大きさや形はまったく違うけれど、その振動がどのように作用するのか、遥香はこの身を持って知っている………。

遥香は力いっぱい男の手を挟んで入れのに、男は指をうにうにと動かして反応を伺ってきた。
こんな男を喜ばせたくはなくて、遥香は必死に男の顔を正面から睨みつける。

歯を食いしばり反応を見せまいと、必死に堪え続ける。
こんな物に、こんな下卑た卑劣な男に負けるわけにはいかない。
折れそうな膝に力を込め、落ちそうな腰を叱咤して男の顔を睨みつけ続ける。
いつまでも、いつまでも、それこそいつまでも。

2分、3分、5分、7分………。
いくつかの駅が通り過ぎ、車両の真ん中にいては動くことも出来ない。
気を抜くと力が抜けてしまいそうで、全開に開いたファスナーを下げる余裕もない。
足がもつれそうで動かせないし、震えそうな手を即座に動かすことも出来そうにない。

うにうにと動かされる男の指は、相変わらず振動を止めようとしてくれない。
停車した駅で人の入れ替えが済んだ電車が動き出す衝撃で、体のバランスが一瞬崩れる。
その瞬間に寸でのところで均整を保っていた緊張の糸が、切れた………。

男の手が水平になり、敏感な所にダイレクトに当たる状態をついに許してしまう……。
前後にと指が動かされ、得も言われぬ快感が湧き起こる………。
体が動かない……。
動かせるわけがなかった……。
悔しいけれど遥香は、否応なく感じていた。

硬直しながら震える手を男の手首に添えて、どうにか引き剥がそうとても、力が入らない。
どうしよう、このままじゃ……どうしよう………。
焦る気持ちと裏腹に、迫りくるその時を嫌でも体が意識させてくる……。

正直な体と葛藤する心、それでも防ぎようのない快感が押し寄せてくる……。
意思とは関係なく熱くなる体、薄れゆく理性。
負けたくない、こんな男に負けられない……。
でももう………もう………耐えられない………。

そう思った瞬間に堤防が崩れ、川の水が漏れ出すように快感に飲み込まれていく遥香。
両手で男の手首を掴み、声なき声で喘ぐ……。
いやらしく動かす男の指が、憤ったように勃起したクリトリスを遠慮なく刺激する。

その時は静かに訪れた。

訳が分からないまま絶頂し、尚も続けられる卑劣な所業に遥香は悶絶した。
苦しくて気持ち良くて、苦痛と快感が混在する苦くて甘いその感覚が継続する……。
やがてその中から快感だけが突出して遥香を苦しめ、すぐに次のオーガズムがやって来た。

でも、男はやめなかった。

その最中に男は密かに空いている手の指に、自作の指サックを装着する。
何のことはなく女性用の電動バイブの内部を取り去り、指を入れただけの物体である。
その威力は実証済みだったのだ。

苦しみの挙げ句に3度目のオーガズムを迎えてしまった遥香に、もう抵抗する力も気力も残っていなかった。
男は難なくストッキングを破り、ショーツのそこを横に退ける。
卑猥に裂けた割れ目は溢れた愛液に満たされ、男の指に装着した物に塗りたくると、先端に少しづつ力を加えていく。

入口が窪み始めると、後は勝手に吸い込まれていくように中へと入っていった。
後は梃子の原理で指を上下に動かすだけで、手動バイブを思い通りに動かせる。

入口に近いGスポットをしばらく攻めると遥香は静かになり、恍惚として色気のある女性の顔を見せ始めた。
間近で反応を見ながら動かす速度、深さやペースを調節し、男は皮脂で光るその顔に笑みを浮かべる。

手首を使って奥まで入れるとこっちのほうが好みらしく、腰が動き出した。
指を通して子宮口に当たる感触を確かめ、加減を見極めながら当てていく。
決してオーガズムに導かないように注意して、焦らして焦らして、遥香を攻め続けていく。
マリオネットと化した遥香は、男の言いなりになるしかなかった。

次の駅で男に連れられてホームに降り立った遥香の膣の中には、バイブが入ったままである。
ややガニ股気味で歩かされ、駅の外にある公園に設置された公衆トイレに連れ込まれていた。

嫌で堪らないのに抵抗もままならず、ショーツを降ろされバイブが引き抜かれる。
男がズボンのチュックを下ろし、不潔なペニスを出したところでやっと逃げ出そうと出口に向かって足を踏み出したとき、壁に押し付けられていた。

腰を掴まれると、息が詰まる圧迫感と共に貫かれていた。
赤黒くて太い不潔なペニスが奥まで届き、立て続けて打ち込まれる苦痛と入れ替わるように快感が押し寄せてくる。

男の臭い息が吹きかけられても逃げ出すことは難しく、なされるがままに遥香はペニスの味を味わった。
そこに道徳心は存在せず、ブライドも捻じ伏せられて出し入れされる快感に支配されていく。
遥香が上り詰めようとしたその時、唸り声を上げた男が中に射精した。

ペニスを引き抜いた男がボ〜っとした遥香を個室に引き入れ、便座に座った男の上に引き寄せられる。
膣壁が広がる感覚と共に快感を感じ、奥を押し上げられる鈍痛に顔をしかめる遥香。
男に掴まれた腰を揺らされて思い出したように、自ら腰を動かしはじめる遥香に求めていた快感が押し寄せる。

自らが発する卑猥な音も気にならず、一心不乱に腰を打ち下ろす遥香はもう、何も考えられなかった………。





一方で遥香たちが降りた車両には、仕事帰りのある女性がひとり乗り込んでいた。


中村佳穂、27歳、独身……。
さっぱりした性格の美人の彼女は、夢だった飲食店を出店する為、テナントの契約を済ませた帰りだった。

銀行の融資をやっと取り付け、小さなお店だけれど店員の面接も済ませ、後は開店の準備をするだけである。
着慣れないスーツを着て、混み合う電車に疲れてきたところだった。
これから毎日乗るのだから、慣れなければと自分を叱咤する。
明日の予定は………。
そんなことを考えているときだった。

お尻に違和感を感じ、気が付けば前後を男たちに挟まれ、周りが不穏な空気に囲まれていて………。
20分後の佳穂は、片脚を持ち上げられて下半身のそこに口を付ける男によって喘いでいた。

後ろにいる男に胸を揉まれ、空いた手で口を塞がれて、横にいる男にもう片方の乳房の乳首を吸われている。

しゃがみ込み込んだ男は可愛らしさと美しさの入り混じる、そんな顔に似合わず陰毛の濃い秘部に口を押し付けている。
まだ綺麗な色の割れ目を開き、舌全体をピンク色の粘膜に這わせて微妙な力加減で吸ったり、舌をうねらせるように動かしたり………。
小陰唇、大陰唇、尿道入口を丁寧にしゃぶり、ついにはクリトリスを丹念に愛撫した所で佳穂は堕ちていた。

前後不覚に陥った佳穂はクリトリスを優しく丁寧に愛撫されるのが好きらしく、感じやすいと見えていとも簡単にオーガズム迎えていた。
敏感になった体は割れ目の内側を舐めるだけでも気持ち良いらしく、散々に焦らしてクリトリスの愛撫を再開すると、激しく感じた。

そう………彼等は遥香を骨抜きにした痴漢集団である。

ペニスを挿入すると目を見開いて驚愕していたけれど、数分後には目をとろ〜んとさせて体を揺らしていた。
あくまで優しく丁寧に、苦痛を与えず腰を躍動させていく。

まだあまり奥を突かれることが好きではないらしく、その手前で押し止める。
その代わりにGスポット辺りが堪らないらしく、悩ましげに深い皺を眉間に刻む。
カリ首の発達した男のペニスはその実力を発揮させ、スローペースで膣壁を行き来させていく。

佳穂はその快感を享受せざるを得ず、その堪らない快感に酔いしれている。
葛藤も羞恥心も恐怖も今は置き去りにして、終わりの見えない快感だけが支配している。
佳穂の喘ぎが一際強くなり、首をくねくねと捻りながら顎が上を向く。

そして………。

体を激しく弾ませて、甘いオーガズムを迎えた。
口を塞がれて鼻息の荒い佳穂の首筋に舌を這わせ、勃起した乳首が舌に転がされ、優しくしゃぶられる。

ゆっくりと波が引いていく様を表情から読み取って、ピストンが再開される。
甘く切ない快感がじわじわと沸き起こり、佳穂は初めてもっと欲しいとの想いを無意識に腰を動かすことで、彼等に伝えてしまった。

男のピストンするペースが不意に、早くなる。
3人の男性にしか体を許したことはないけれど、こんなに気持ちいいと思ったことはない。
感じる所に的確に当たり、丁寧で優しくて、好みのペースで動いてくれる……。
クンニだってあんなに丁寧で、少しも痛くなかった……。
いつまでも気持ちよくて、どこまでも感じさせてくれる………。
それこそイクまで動き続けてくれるなんて………。

佳穂は考えるでもなく心でそう感じて、耐え難い快感が押し寄せる狂おしさに息が苦しくなってきた。
聞こえているはずの聴覚も麻痺をし、瞼を閉じているはずの視界が白くなる……。

そして………。

ペニスが引き抜かれたそこからは、どろりとした白い精液が肛門を伝いながら流れ落ちていた。

持ち上げられていた片脚を降ろされると、今度は後から貫かれる佳穂……。
容赦のない腰の躍動に酔いしれ、泡立った精液混じりの愛液が結合部から溢れ出る。
前屈みになって揺らす乳房に吸い付かれながら、意識が遠退いていきそうになる……。

それを激しい快感が許してくれず、覚醒させられる。
口を塞がれながら佳穂は絶叫し、二人目の精液をその体の中に受け入れていた。


気が付いたときには駅のベンチに座り、ぼ〜っと前を眺めていた。
手には走り書きの文字が書かれた紙と、薬らしき物が握らされているのに気付く。

紙にはアフターピルと書かれていて、スマホ検索して確認せよとある。
今は妊娠している場合ではない。
悩んだ挙げ句に結局それを服用し、一週間と数日後に生理は来た。

不安がなかったと言えば嘘になるけれど、不思議と走り書きされた文字を信じる気になっていた。

お店は無事に開店していた。
仕込みの手が空くと今でも恐怖心が湧くけれど、すぐにその感覚は違う感覚に打ち消されてしまうのだ。

目眩がするほどの、快感………。

特に印象的だったのは信じられないほど恥ずかしかったのに、いつの間にか堪らなく感じさせられた、あのクンニリングス……。
今でも思い出すたびに死ぬほど恥ずかしいのに、体が熱くなる………。

もう一度あれをされたい気持ちを佳穂は、消すことが出来ないでいた。

それをしてくれる相手はいない。
いたとしても事細かく要求するなんて、恥ずかしくてできるわけがない。
中に出されたことを除けば、挿入されたあれは信じられないくらい気持ちよかった。
あんなに感じさせられたピストンは、初めてである。

そんなことを思い出していたらいつの間にか下着が不快に感じ、いわゆるオリモノとは違う濡れ方に気付いてしまった。

病気と妊娠の心配がないならば、もう一度………。
そんな不謹慎な気持ちが佳穂の中に、確かにある。

やっぱり怖いけれど………。



その日は意外に早くやって来るなんて、この時の佳穂には知る由もなかった………。
25/04/23 11:29 (NlNnqGC/)
9
投稿者: (無名)
今日もたくさん走ったし、汗もたっぷりかいた。
春になったら受験に向けて部活も出来なくなる。
だから今は精一杯、青春を謳歌すると決めていた。

墨田梨花は4月で18歳になる。
ラクロス部に所属する体は肌が健康的に焼けて、魅力的な筋肉を纏う均整の取れたプロポーションをしている。
10代の少女にありがちなお腹がぽっこりしたような幼児体型とは無縁で引き締まって見事に細いウエストが、制服のチェック柄のミニスカートを引き立てる。
そこから惜しげもなく見せる脚は細すぎず、そうかといって太くもない。
靭やかな筋肉質でスポーツ女子の現代っ子らしく、すらりと長い。

梨花は部室で道具の整理整頓を済ませると、着ている汗塗れのユニフォームを脱ぎ捨てる。
同じく黒色のショートスパッツと淡いグレーをしたコットン製のスポーツショーツ、スポーツブラも脱ぐと汗をシャワーで洗い流す。

白い泡が女性らしく発達した2つのCカップの丘から流れ落ち、日焼けを免れている白い肌が露わになった。
ツンと尖ったピンク色の乳首が可愛らしい……。
肌を覆っていた泡が消え失せると、海藻のように揺れていた恥毛が肌に張り付く。
少女にしては濃い恥毛は梨花にとって悩みの種になっていて、大学生になったらアルバイト代を貯めて脱毛をすると決めている。

水気が切れると恥毛が収縮して、盛り上がったひとつの密林が出来上がる。
その中心を断層のような一本の線が走り、ぴったりと閉じた合わせ目から少しはみ出た小陰唇と共に、クリトリス包皮が飛び出している。

それは即ち梨花の性経験を示しており、男性の味も快感も身を持って知っていた。
どこから見ても普通の可愛い女子高生だけれど、一般的にアスリートの性欲は強いとデータが示しているように、スポーツで鍛えられた梨花の体も若さから性欲を持て余すくらい強いと自覚もしていた。

スポーツタオルで体を拭き、ドライヤーで乾かした髪の毛を頭の後ろで纏めて制服に袖を通す。
バスの時間が迫り、急いで部室を飛び出す梨花。
バス停は校門の直ぐ側にあるけれど、駅までが遠いので乗り過ごすわけには行かない。

鍛えられた脚力が力を発揮してどうにか間に合ったけれど、新陳代謝の良い体が浴びたシャワーを無駄にするように汗が噴き出す。
もうっ………!
内心の憤りも空いた座席を見つけて、機嫌が良くなった。
今日は一本遅いバスなので、座席が空いているなんて珍しいのだ。

最後部の窓側とその隣がポッカリと空いているのに、その付近で吊り革を掴む人達は何故か座ろうとしないので、梨花は遠慮なく窓側に腰を降ろさせてもらった。
すると立っていたひとりの男性が、梨花の空いていた隣に座る。
何だ、やっぱり座りたかったんじゃん………。
そんな思いを抱いたけれど、バスの振動が疲れた体に心地良くて睡魔に襲われる。

梨花は自分の前に座る男が大袈裟に新聞を広げるのに気付かず、隣りに座った男とその並びに座る男達、バスの後部を占拠するように立ち塞がる男達の存在にも気付いていなかった……。

ウトウトとし始めた頃だった。
脚を触られる嫌な感触に気付いて、瞼を開く。
隣に座る男の手………。
その手から腕を視線が伝い、男の顔を見る。
表情を読み取れない男は不気味で、梨花はやんわりとその手を脚から退けた。

退けは戻り退けては戻るを繰り返す攻防が続けられ、だんだん怖くなってきた。
怯んだ隙にスカートの中に侵入を果たした男の手が、敏感な所に到達する。
抵抗するのも怖くて、なされるがままになるしかない………。

左膝を持ち上げられて、男の膝に重ねられる。
パックリと開いた下半身が無防備になった。
ミニスカートを捲くられると10代の女の子らしい柄物のコットン製ショーツが現れ、男指が割れ目に沿って上下に動かされる。
男はすぐに飛び出た包皮に気付き、集中的にそこを弄りだす。

布越しでも柔らかい肉が捏ねくり回されるのが指先に伝わり、数分でその変化が分かるまでになってきた。
ただ柔らかかった部分が張りのある感触に変化して、その部分だけプックリと膨らんでいるのが分かる。
それはショーツの生地ごと摘めるくらい大きくて、2つの指で摘んで揉みほぐしていると梨花がうっとりした表情で感じている。

いけない子だ………。

男はその部分を指先で弾き、引っ掻くように刺激して、摘んでは揉むという様々な愛撫を駆使していく。
もはやだらしなく脚を開いた梨花は感じるだけで、ショーツに手を入れるとびっくりした顔をしたけれど……。
男の手で膨らんたショーツの上から両手を重るだけで、蠢く男の手で直に触れられる快感に酔っている。

縮れた固い陰毛が指に絡みつき、包皮から飛び出した小豆よりも大きいクリトリスがぷりぷりとして、指の腹を押し返すように勃起している。
直接触れても痛がらないくらい耐性もあり、それなりの経験があるらしい………。
男は躊躇なく指を挿入して、動かし始めた。

目を瞑って荒い呼吸を繰り返す梨花は女子高生にあるまじき女の反応を見せ、感じている。
ならばと男は1つひとつブラウスのボタンを外して、ショーツとお揃いの可愛らしいブラジャーを押し上げる。

さすがに胸は恥ずかしかったらしくて抵抗を見せた梨花だったけれど、男は強引にむしゃぶりついた。
乳首を舌先で転がすと敏感な反応を見せ、力の入った肩をピクピクさせる。
相変わらず下半身は挿入した指を抜き差しさせ続け、忘れた頃にクリトリスをサワサワと撫でてやる。

まったく今どきの女の子は、どこでこの味を覚えたのか………。
必死に声を堪えながら感じる梨花の顔を見ていたら我慢が出来なくなり、ショーツを足首まで下ろして片足だけ抜いてやる。
男の左隣に座っていた男が立ち上がってスペースを開け、壁となってその場に留まった。
梨花をその場に寝かせ、男は下半身にむしゃぶりつく………。

固い縮れた恥毛が鼻をくすぐり、ツンとした匂いが漂う割れ目に舌を捩じ込ませる。
柔らかい粘膜にヌルリとした舌触りが心地よく、なるべく音を立てないように愛液を啜る。
舌の全体を付着させ、わずかに塩味を感じながら舐め取っていく。
プリンの表面に吸い付くように吸って見せ、舌先で小陰唇の内側を隅々まで舐めて、粘膜に這わせる。
固い陰毛ごと大陰唇を唇で挟み、舌先で掻き分けながら柔らかい肉厚の大地を舐めていく。

まだまだ若いシャコ貝は感度が高く、愛液が乾く暇もなく新たな粘液が分泌されてくる。
焦らしに焦らしてクリトリスに取り掛かった。
舌先を忙しなく走らせ、周囲から攻めていく。
なだらかな表面を舌で覆い隠し、動かす。
どんな攻め方をしても梨花は肩をよじらせ、やや強く吸うことと舐めることを交互にしてやると、顔を赤く染めながら腰を浮かせる。

男は息を止めて吸い付き、果てしなく舌を走らせた。
うねるように動いていた腰がビクビクと不規則な痙攣を見せ、腰が上下する。
梨花が苦悶に満ちた顔で息を吐き、急いで吸う。
クチュクチュとする音がバスのエンジン音に消され、梨花の必死な形相が固まったその時………。

腰をシートに叩きつけるように、激しいバウンドを見せた………。

間髪入れずに男はチュックを下ろして梨花の下半身を引き寄せると、取り出しだペニスを押し当て
た。
慌てて制止しようとする梨花に取り合わず力を込めると、窪みはじめた入口がさらに凹んで亀頭が沈み込む。後はそのまま飲み込まれていった。

若い梨花の膣は狭くて途中で引き返し、ゆっくり何度も往復させてやっと奥まで辿り着く……。
歯を食いしばるようにしていた梨花の表情がやがて恍惚に変わり、胸を揺らしながら喘ぎはじめた。

こんなに感じるまで成熟しているなんて、やっぱりいけない子だ………。

男は容赦なく腰を躍動させ、梨花もそれに応えるように女の顔を見せる……。
乳首に口を付け、転がしながら腰を動かす。
中で追いすがるように絡みつく膣壁が男に試練を与え、額に汗が滲む。
梨花も同級生の彼氏とは比べ物にならないサイズのペニスに掻き乱されて、クンニリングス同様に大人のペニスに酔いしれる。

いたずらに激しく突いてくる彼氏とは違い、強弱をつけた攻め方とそのペニスの大きさ、セックスの進め方と性技の巧みさ……。
どれを取っても段違いに感じさせられ、限界が近づくのを感じていた。

凄い………こんなのもう、我慢できない………。

助けを求めて手を伸ばすと男を引き寄せる形になり、唇が重ねられる。
絶妙な力加減で奥を突かれ、初めての気持ち良さに分けがわからなくなってきた。

もう、気持ちいい……気持ちいい………
おかしくなる…………。

梨花の背中が弓なりに持ち上がったとき、頭が真っ白になった………。

男も梨花の激しい締め付けに我慢することなく、そのまま躊躇なく中に射精した。

1分、2分、3分………。
波が引いていくまで繋がったまま男は梨花を待ち続け、やっと目を開いた彼女に聞いた。
もっとしたいかと聞くと、頷いて見せる梨花。
やはり、いけない子らしい………。

終点の駅前が近づく中、男は梨花の腰を持ち上げて対面騎乗位の形で腰を振らせる。
まだ拙さが残るその仕草が可愛らしく、それでも気持ちいいのか頭を後ろに仰け反らせる。
乳房に口を押し付け、乳首を吸う。
そんな男に構う余裕もなく、若い梨花は腰を躍動させていく。

もう一度彼女を寝かせ、執拗に腰を動かす。
突いて、突いて、突いて、ひたすらペニスを行き来させていく。
恍惚としていた梨花に、余裕が失われていく。
頭を左に右に倒し、顎を上げて自分が今どういう状態かを見せつける。

腰を掴んで浮かせ、軽い体の梨花を引き寄せて若い子宮口を攻めていく。
これまでにない快感に口を開けて喘ぎ、同時に指でクリトリスに触れて梨花を狂わせる。
締め付け出した膣壁の反応が、梨花にその時が近いことを知らせてきた。

目を閉じて、男はひたすら腰を動かし続けた。
梨花も男も結合部はいやらしいもので陰毛は濡れ光り、メレンゲのような白い泡が付着する。
やがて梨花の白い肌が薄いピンク色に染まり始めたその時………。

2度、3度と梨花の腰が大きく弾んで、官能の波に飲み込まれていた……。
男も容赦なく2度目の精液を中に放出し、しばらくの間、時が止まった………。





バスを降りた梨花の手には小さなメモ書きの他、薬らしき物が握られていた。

検索すると、アフターピルらしい……。
メモ書きにはその薬の種類と意味、連絡先が明記されていた。

捨ててしまおうかとも思ったけれど、薬を服用した後にしっかり生理も来た。


梨花の財布の中には今も、小さく折り畳まれた紙が入っている………。






25/04/24 04:22 (uB368LqA)
10
投稿者: (無名)
朝の通勤ラッシュの車両の中、寿司詰め状態となったその中に眉間に皺を刻むひとりの中年女性がいた。

榊原瑞江52歳、職業は市立高校の教頭……。
数年ぷりの朝の電車は、さすがに堪える。
毎朝の通勤でハンドルを握るメルセデス・ベンツが故障して修理に出しているとあっては仕方がない。
ディーラーに出しついるので当然、代車を出してくれるのだけれどその車が気に入らなかったのだ。

スラリとしていながら出ている所は出て、凹むべき所はしっかり凹んでいる体。
重厚な印象の紺色のスーツにはストライプが入り、ボタンを閉じたウエストがキュッと内側へ凹んでいる。
そのすぐ下の腰からのラインはボリューミーなお尻が盛り上がり、張り出した胸に負けずグラマー
かつセクシーに見せている。

お尻の丘を下ると太ももに張り付くようにして、タイトスカートがふくらはぎまで伸びている。
そのロングタイプのタイトスカートにはサイドスリットが膝の上まで入り、密かに通い詰める会員制スポーツクラブで鍛えたセクシーなその脚を、惜しげもなくチラリと見せつける。

見えている黒いストッキングは膝から駆け上がると途中で途切れ、黒いガーターベルトが吊るしている。
さらに駆け上がるとクロッチ部分以外はレースが仕立てられた透けた素材のフランス製ランジェリーがお目見えする。
まるで瑞江同様に自分を誇示するように、プレスされた陰毛が燃え盛る炎のように肌に張り付き、強欲な性欲を表すかのようである。

瑞江はもうすぐ校長の座に就く予定だった。
その為に教壇に立っていた若い頃に、腹の突き出た当時の校長に体を玩具にされるのを黙って受け入れてきた。
糖尿で勃起不全の校長に薄汚い舌で体中を舐められる日々を耐え、教頭の座に就いた。
まことしやかに愛人説が囁かれたけれど、あながち間違ってはいない。
お前らに理解できるものか、決して勃つことのない汚いペニスをしゃぶる私の気持ちが………。

あからさまに侮蔑の眼差しを向けてきた同僚たち数人は、次の年から次々と閑職に追い込まれ退職せざるを得なくなった。
それに異を唱える勇気のある者はなく、ひとりだけ愚かにも抗議をしてきた若い教師は数カ月後には退職に追い込まれていた。

エステでポディメイクを完璧に、スポーツクラブで若さを保ち、美容整形で醜く飛び出た色素沈着の進んだ小陰唇を切除もした。
心身とも完璧で実力もお金もある瑞江に逆らう者はいなくなり、それさえしなければ難題を突き付けられることもない。
そればかりかボーナスを弾んでくれる陰には瑞江の力が働いていると、暗に知らされている。
その瑞江が校長に就任する。
職場は事実上、女帝のお城なのだ。

今朝もシャワーを浴びてきた。
デリケートゾーン専用のソープを使って念入りにそこを荒い流し、準備は万端である。
今日は校長が外出するので新人教師を部屋に呼んで、ディスクで書類にペンを走らせながらその下で、たっぷりと舐めてもらう予定だった。

母親より歳上の女のそこを舐めるなんて、最初は悔しくて涙する者もいる。
けれど瑞江のフェラチオに酔いしれ、彼女にはないグラマーな姿をした大人の女に抱かれ、その味を知った男は次からは必ず積極的になる。
あの素晴らしい腰使いを何度でも、そう何度でも味わいたいのだから………。



その瑞江に、魔の手が迫っでいた。
瑞江のすぐ後ろにも横にも前にも、すでに彼等は集結していた。
女のフェロモンを振り撒く瑞江の香りは花に群がる虫のように彼等を引き寄せ、駅のホームに並んでいた段階で側にいた。
そして電車に乗り込むと瑞江を取り囲み、次の駅で合流した仲間がさらに外堀を固め、準備は整った………。


それは瑞江の後ろにいる男が、お尻に手を触れたところから始まった………。
25/04/24 18:08 (uB368LqA)
11
投稿者: (無名)
何をするのっ……!

瑞江は手荒に誰かの手を払いのける。

何だっていうの、若い子と間違うなんて………。

そんな疑問が頭に浮かんだのだけれど、次の瞬間に間違いだと悟った。
お尻に触れていた手を払い除けた瑞江の手を、誰かに拘束されたのだ。
ハッとした瑞江はそれが横にいる男だと分かり、素知らぬふりをする男を睨みつける間に反対側のても拘束されて、ギョッとした。

尋常ではない事態に左右にいる男を交互に睨みつけていると、自分の前で背を向けていた男が体を反転させ、前後左右の男たちが一斉にスカートをズリ上げ始めるではないか………。
目を見開いて必死に体を捩り、抵抗してみたけれど………無駄だった。

露わになった下半身にストッキングを吊り下げるガーターストッキング、レース仕立てのスケルトンショーツが晒される。
共に黒いランジェリーが白い肌に引き立てられ、エロチックに浮かび上がっていた。

正面の男は瑞江の顔を見詰めながら手を伸ばし、縦筋に沿って指を上下させる。
瑞江は忌々しげに男の顔から視線を離さずに、凍り付くような視線を突き刺して威嚇する。
その瑞江のボタンのないブラウスがスカートから引き抜かれ、両サイドの男たちによっていやらしく透けたブラジャーが露わにされる。

さすがに度胸の座った瑞江はそんなことにはブレることなく正面の男を睨み続ける。
ブラを押し上げられて乳房を揉みしだかれ、下を弄られても表情を変えなかった。
それでも濃い茶色をした乳首は隆起をして硬くなり、指の腹で弾かれ摘まれ捏ねくり回され、男たちによって口に含まれる。
吸われた乳首が引っ張られて根元から伸びて、唇から離れてプルルンっ!と揺れる。

唾液で光る乳首が舌先で転がされ、最小限の音を立ててしゃぶられる。
口を真一文字に閉じた瑞江の鼻息が強くなった。
正面の男が上からショーツの中に手を差し込み、敏感な部分を指の腹で捏ねくり回す。
包皮に優しく丁寧に触れて持ち上げるように弾き、くねくねとその下の子供を起こしにかかる。

瑞江の睨みつける目力はそのままに、閉じた唇が震えだした。
指先にからはこりこりとした感触が伝わり、滲み出た愛液が指の滑りを良くしてくれる。
時おり睨みつける目がうっとりする瞬間が見られるようになり、指を下にずらして中に挿入して抜き差しを開始する。

互いに見つめ合っているので男は瑞江のわずかな変化も見逃さず、鋭く睨む目の瞼がわずかに開きかけたり閉じかける様を、ちゃんと見ていた。
反応が良かった辺りを指の腹で執拗に刺激して、丁寧にしつこく抜き差しを続けていく。
瑞江の焦点が定まらなくなり、唇が薄く開く。
第一関節を曲げて、ポイントを中心抜き差しを続けてに撫で上げていく。
本人は睨みつけているつもりでも、潤んだその目はとろ〜んとして口呼吸になっている。

拘束されていた瑞江の手はいつの間にか、男たちの硬くなったペニスが握らされ、無意識になのか形を確かめるように手を動かしている。
男はその場で器用にしゃがみ込んみ、ショーツを足から抜き去ると片脚を自分の肩に乗せる。
瑞江の不安定になった体を後ろの男が支え、魅惑のクンニリングスが始まる………。

瑞江はセックスの中でも前戯、特段にクンニが好きだった。
求められる喜び、愛される喜び、温もりと快感、男を従える支配欲が満たされる幸せが独り占め出来る満足感………。
歪んだ性癖が満たされていくようで、小陰唇を舐め上げる男の頭をうっとりしながら見下ろす。
クリトリスを吸われて思わず腰を揺らし、男たちに吸われる乳首の快感に熱い吐息を漏らす。

忸怩たる気持ちは丁寧な愛撫によって薄れゆき、今はただこの甘さの中を漂っていたい………。
膝から力が抜けて腰が落ち、後ろから支えられながら敏感な所を吸われ、挿入された指を動かされていく。
瑞江の舌が唇を横にペロリと舐め上げて、顎が緩やかに何度も上げ下げする仕草を見せる。
実際には吐息を漏らしているに過ぎないけれど、声なき声で喘いでいるのは見る者が見れば分かる。

それぞれの手に握るペニスをその手で上下に動かし、瑞江は官能の中を必死に彷徨った。
こちらの都合などお構いなしに与えられる快感にどこかで抗いながら、拒絶も出来ない。
イキそうなのに、意図的にイカせてもくれない。
切ないのに気持ち良くて、悔しいのに堪らない。
どうしていいのか分からない……。
ちゅぱちゅぱと音を立てて吸われるクリトリス。
くるくると円を描き、上下に動かされ、押し付けられた舌をうねらせるように刺激され続け、頭がおかしくなりそうになる……。

もう、許して………。

そしてこの狂いそうな拷問から開放されたくて、いや………頂点まで上りたくて、舌を動かす男に押し付けた。
瑞江の意図を感じた男はその想いを受け止め、追い詰めるように舌を躍動させていく。
瑞江の体に力が入り、注がれる快感に喘ぎ、体を震わせ、気を失うことも許されす淫らにその時を迎えていた………。


脱力した体を支えられてどうにか立っていた瑞江だったけれど、その目に映ったものは………。


立ち上がった男が仁王立ちになり、熱り勃たせたペニスだった。

それは瑞江の前で血管を浮かせて脈打つように動いて見えて、瑞江は息を呑んだ………。




25/04/25 00:50 (3UTEh4yI)
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