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背徳感は蜜の味
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:背徳感は蜜の味
投稿者: (無名)
こめかみに当てていた指を下ろして、ひとつ溜息をつく。

時計に目をやると定時が迫っていることに気付いて、きりの良いところで仕事を終えるとパソコンの画面を閉じた。

視線を前にやると部下たちがそろそろ帰り支度を密かに整えていて、こちらを伺う雰囲気が漂い始めていた。

中村遥香は内心で苦笑し、大袈裟に溜息をついて見せてから腕を伸ばしてみせた。
これで部下たちも仕事の手をおもむろに止めて、時計を見ると定時を10分ほど過ぎてから次々と席を立ちはじめる。

上司の遥香が率先して仕事を切り上げないと部下たちが帰りづらいなんて、嫌な風潮を作り上げたのは歴代の前任者立ちである。

会社も今の時代にそぐわないと危機感を抱いて重い腰を上げ、今のポストに初めて女性の遥香を置いたのだ。

女性にして38歳、実力と柔軟性に富んだ遥香は上司として言わば事実上の実験台である。
これで良い前例を築けなければそれ見たことかと、頭の古い爺様たちを喜ばせるだけなので、自分を推してくれた遥香の元上司に恥をかかせまいと日々頑張っている。

彼は今役員にその名を連ね、会社の古い体制を変えようとしてくれている。
遥香は新人の頃に上司だった彼に育てられ、可愛がられたものだった。
その恩に報いる為に茨の道を行き、踏ん張らなければならない。

近視用の眼鏡を外して椅子から立ち上がり、オフィスから出る。
上司の自分が率先して帰る姿を見せないと、部下たちも帰れないから。

こんな役目をするのは自分で最後にしなければならないと、遥香は心に決めている。
エレベーターの扉が閉まると盛大に溜息をつき、後の壁に寄りかかった。

凛として近寄りがたい雰囲気を漂わせてはいるが、遥香にも結婚を意識した相手がかつてはいた。

仕事とプライベートのどちらを重要視するかなんて、今なら迷わず後者を選ぶはずなのに、若かった遥香は仕事を選んでしまった。

目陰の至りとはいえ、キャリアウーマンに憧れて入社したキャリアを無駄にはしたくなかったのだ。
今では同期入社した女性たちは遥香を除いていなくなり、同期の同僚たちには陰で鉄の女と揶揄されていることを知っている。

それは女だてらに仕事の能力が高いだけではなく、同期の自分たちの誰にも靡かない遥香を皮肉った醜い焼き餅である。

それほど遥香は誰が見ても、美しい女性だった。
自宅に変えればコンビニの弁当をビールで流し込む虚しい夕食、楽しいことなんて何もない。

そろそろ生理が近いからか、胸が張ってきている。
この時期になると体がざわついて、仕事の集中力が散漫になりかねない。
熱いシャワーを浴びて体の泡を流していると、指が乳首に触れただけで鈍い感覚が起きる。

敏感な体質が恨めしくて、さっさと体の泡を洗い流していく。
不意に下半身のそこを何気なく触れると、無視し難い感覚を覚えた。

遥香は無言で指を這わせて、敏感な部分をのの字に動かしていた………。

バスタオルで体の水気を拭き取り、化粧水を肌に馴染ませる。
裸のままベッドに横たわり、ベッド脇の引き出しから男性の形をした黒い物体を取り出す。

先に指で敏感なところを可愛がり、指を下にずらして静かに挿入する。
これが愛しい人の物だったら………。

堪りかねて疑似男性器を手に持って入口にあてがうと、眉間に深い皺を刻みながらゆっくりと沈めていく。

浅く深く加減をつけて、動かしていく。
やがてやって来る、その瞬間を目指して……。

ずいずいと分け入り膣壁を擦られる快感にそれを両手で必死に動かし、ふわふわと腰がベッドから浮き上がる。

誰も聞くことのない卑猥な水音が出し入れされるそこから鳴り響き、ベッドに肩を沈み込ませながら背中まで浮き上がりはじめる。

そして数回ほど腰が激しく上下してベッドに降ろされると、体を丸めて横向きでびくびくと痙攣する体を自ら抱き締める……。

虚しくて甘い官能の波が引いていくまで、数分が経過してから体から疑似男性器を引き抜いた。

透明な糸を伸ばしながら黒光りするそれを眺め、綾香は寂しさを覚えていた………。





翌朝、いつもの習慣で熱いシャワーを済ませて、清潔な下着を身に着ける。
メイクをして髪の毛を後ろで一纏めにすると全身が見える鏡の前でストッキング、ブラウス、上下スカートスーツを身に着けてチェックを済ませる。

パンとコーナーだけの簡単な朝食を採って、玄関を出る。
嫌味なほど爽やかな朝日を浴びて、駅に着く頃には仕事モードの顔になっていた。

ホームに並ぶと今日はいつもより混んでいるような気がして、朝からうんざりする。

これがこれからの受難を暗示しているとは、この時は遥香には思いもしなかった………。


 
2025/04/19 18:20:53(PVfJ0iba)
12
投稿者: (無名)
こんな所でこんなモノを入れられたら………。

目の前で屹立した逞しい男根が血管を浮かせながら、瑞江を誘うように脈打っている。
普通サイズだけれどどう見ても太くて、避妊具も目測でLサイズじゃないと装着出来ないだろうと、場違いなことを考えてしまう。
反り返った亀頭があまりに魅力的で、膣の奥底がキュンっと収縮する。

けれども男は何故かそれを仕舞い込んで、ズボンのチュックを上げてしまった。

見せるだけ見せて、これじゃ生殺しよ……。
こんな状態にしておいて、一体どうしてくれるのよ………。

憤る瑞江のショーツに足首を潜らせ、引き上げて戻されていく。
再び乳首を口に含まれて愛撫され、欲情の火に油を注がれて堪らなくさておいて、乳房にブラジャーを被せられてしまった。
トップスのブラウスも元に戻され、トップスのボタンまで閉めると彼等は次の駅で降りてしまった。

体に火をつけておいて、納得出来なかった。
瑞江は火照った体を冷ましたくて学校近くに借りているセカンドハウスのマンションに立ち寄り、熱いシャワーを浴びて男の唾液と匂いを洗い流した。

20分遅れて職場に出向き、予定通りに自室に呼び出した若い教師に奉仕させた。
けれどテクニックも持続力もなく、早々に開放せざるを得ない……。
どいつもこいつも、使えない………。
縁無しの眼鏡を指で押し上げ、その日は一日中ずっと瑞江は、不機嫌なまま過ごさなければならなかった………。


それから数週間後、瑞江は教育者らしく白いワンピースに身を包み、アイボリーのジャケットを着て職場に出向いていた。
最近は便利になったもので、会議も離れた場所までいかなくてもタブレットの画面上で成立する。
その準備を終えて今日の予定を確認すると、会議の前に人と面会することになっていた。
先週のこと、急に予定が入ったと記憶している。
何の用か覚えていないということは大した用件ではないはずで、そうでなければ会議の時間が迫ったこの時間に人に会うなんてことはないからだ。

時間ぴったりにドアがノックされて、男性が顔を見せる。
どこかで見たような顔だったけれど、よく思い出せない。
中肉中背で短めの髪の毛をきちんと整髪料で整えて清潔感があり、ちょっといい男で瑞江の好みだった。

瑞江は威厳を漂わせながら猫を被っていい女を演じ、表面上の挨拶を交わした。
それで用件を切り出すと男は、瑞江の体を気にするようなことを語りだす。
何のことかと怪訝になって言葉を返す瑞江は、男の口から出た言葉に耳を疑った。

体の疼きは収まりましたか………?

どういう意味かと不審になる瑞江に男は、バッグから取り出しだタブレットの画面を操作して見せ付けてきた。
そこにはあの日の電車内で、淫らな行為に喘ぐ姿の瑞江が撮影された映像だったのだ。
いつの間にこんな真似を………。
目を覆いたくなる現実に憤慨する瑞江は、この男こそ正面で凌辱した張本人だったとやっと思い出した。
あの逞しいベニスを見せ付けて、瑞江を置き去りにした男………。
何とか怒りをコントロールしながら、頭をフルに回転させる。
どうしてくれようかとも思ったけれど、この男を葬り去るには自分も無傷ではいられないと思い直す。
このタブレットを奪ったとしても、どうせバックアップを取っているに違いない………。

怒りに体を震わせながら、男の望みを聞いた。
瑞江はまた、耳を疑わなければならなかった。
あの日にやり残した続きをする為に、わざわざここまで来たというのだ。
一体何者でどうして瑞江がここの人間だと知ったのかと問い質しても、知らない方がいいとだけしか言わない。
薄気味悪いけれど妙に説得力があり、我々の目的は女性に快感を与えること以外にないと自信たっぷりにそう断言した。

我々は病気を持たない健康体で、妊娠させたこともない……。
様々な女性と交わることこそが目的で、日々どこかで活動している……。
これ以上は明かせないと………。

瑞江はこの話を信用に足りる根拠としてはあまりに薄く、未来永劫……表に出ない証拠を要求した。
今まで世間に出そうと思えば出来たのに、しなかったことが証拠だという。
女はこの世に星の数ほど存在し、ひとりの女にいつまでも執着するほど暇ではない……。
金銭的にも困ってはおらず、瑞江の立場にも興味はない。
ただあの日に果たせなかったことを、瑞江を味わう為に来たのだと……。

信用したわけではなかったけれど体がカァ〜っと熱くなり、頭がボ〜っとしてきた。
あの日の出来事がまざまざと思い出されて、胸がドキドキする。
信用したわけではないのに男に言われるままに、応接セットのソファから立ち上がってディスクの座り心地のいい椅子に腰掛けた。

やたらと大きいディスクの下に男は身を屈めて潜り込み、椅子に座る瑞江を引き寄せて浅く座り直させる。
太ももに手を這わせた男がショーツに指をかけると引き下げて、足から抜き去ってしまう。
もう間もなくオンライン会議をしなければならないことを告げる瑞江に、考慮するとだけ言って膝を開いて顔を埋められてしまった………。

バソコンのスイッチを入れる瑞江の手が思わず震えそうになり、操作すると画面にはすでに参加者たちの顔ぶれが並んでいた。

男は閉じた割れ目を唇と舌で丁寧に愛撫を開始して、すぐには先に進めない。
両膝を肩に担いで浮かせ、上から下まで繰り返し丹念に往復させていく。
肉厚の大陰唇がさらにふっくらとしてきて、瑞江が興奮しているのが伝わってくる。
やっと割れ目を左右に開くとすでに濡れ始めていて、あの日よりも饐えたような酸っぱい匂いが鼻を突く。

加えてアンモニア臭とチーズのような円やかな香りが混在して漂い、成熟した女が興奮を覚えたとき特有の甘いような匂いが膣から出てくるではないか……。

好き者だな………。

小陰唇の内側と中の粘膜に唇を這わせ、散々焦らしながら舌で愛液を舐め取っていく。
時々は内腿の付け根まで舐めて、柔肌を甘咬みしながら舐めてやる。
それだけで透明な愛液がどんどん溢れ出て、眼鏡の内側の瞳が潤むのを瑞江は自分でも感じていた。

こんなに焦らされるのは心外だけれど、この感じも嫌いじゃないかもしれない……。
瑞江は緊張感を保ちながら会議に集中しようとするけれど、意識が下半身に向いてしまう。
どうして今日なのかとやきもきするけれど、触れられる男の柔らかい唇と動かされる舌の心地良さに、うっとりしてしまう。

チュバチュパと音を立て、ズズズっとわざと瑞江に聞こえるように吸われて冷や汗が出る。
なのに体は熱くて、興奮させられる。
不意に鋭い快感が駆け抜ける………。

男の唇が包皮ごと包み込み、舌先が上部と側面を撫でていたのだ。
包皮をプックリと膨らませていたクリトリスはそれだけで敏感に反応し、瑞江は下唇を噛んでやり過ごす。
レ〜ロレ〜ロ……と舌先が時計回りに動き、舌の裏も使って上下に、左右に動き回る。

声を出せない代わりに熱い息を吐き出して、甘い快感を受け流していく。
お尻に力が入って男の顔に押し付け、ウネウネと腰が動いてしまう。
会議の声が聞こえてはいるけれど、内容が頭に入ってこない………。
唇を窄めて開いたり閉じたりされるのが堪らなくて、ソフトな拷問に感じる。
不意に包皮が剥かれる感覚がした。

舌の表面が覆いかぶされる生暖かさの次に、離したり付着させたりを繰り返し始めた。
舌がクリトリスから離れるというよりも、とてもデリケートな器官は感覚的には剥がれるといった感じがする。
繊細な粘膜が付着したり剥がれたりを繰り返される感覚が、快感を呼び起こす………。

どこが考慮をしているというのか………。

体を制御出来ず、肩がピクっと動いてしまう。
やめて欲しいのに、続けて欲しくもある。
これ以上は止めて……もっと、もっとして……。
我慢出来なくなる………でも、止めないで……。
いや……いやよ……いや…………気持ち良過ぎる……。
あぁ~………あぁ~………あぁ~……あぁ~っ………。

自分の太ももに爪を突き立て、ピチャピチャと音を鳴らす男の頭が股の間で微妙に動く。
無意識に両手で男の頭を掴み、指の間に髪の毛を絡ませる。
うねる腰の動きは止められず、あの日のように叫びだしたくなる……。

微妙に舌が動かされながら、唇を窄めてチュ〜チュ〜と音をさせて吸い付いてきた。
出てしまいそうな声を我慢するあまり、不覚にもんっ!……んっ!……息を詰まらせた声が漏れ出てしまった。

チュ〜チュ〜………レロレロレロレロレロレロ……
チュバチュパチュパ……チュ〜チュ〜チュ〜チュ〜

思わず俯くだけでは誤魔化しきれず、パソコンの画面の向きを変えていた。
もはや病的に動く肩を抑えられず、迫り来るその時に備えなければならなくった。
口を手で塞ぎ、狂おしい快感に抗った。
穴の空いた船底から入ってくる水をいくら掻き出しても追いつかないように、快感を抑えることなど不可能だった。

我慢出来ない…………。

男に担がれた膝がディスクの裏側に当たるほど弾け上がり、正気を失う数十秒間が訪れる…。

パソコンから自分の名前を呼ばれる声で我に返り、慌てて画面を自分に向ける。
無理のない理由で取り繕って平静な自分を演じ、事なきを得た。
ディスクの下から這い出てきた男が瑞江から椅子を奪い取り、座面の位置を下げて自分が座り、その上に瑞江を座らせる。

瑞江の股の間には男の太く逞しいモノが飛び出しし、熱かった。
男の意思は、明確に分かっていた。
無理やり入れられるよりは、自分のタイミングで挿入しないと誤魔化せそうにない。
瑞江は掴んだベニスを前に倒して腰を浮かせ、自らあてがってゆっくりと腰を降ろしていく……。

久しぶりの太さが瑞江の眉間に皺を作らせ、入口が広がる苦痛に何とか耐えた。
メリメリと音がしそうな感じて亀頭が沈み込み、膣壁をめいいっぱい広げながら入り込んでくる。
長さが普通サイズであることが救いとなって、ついに奥まで到達した。

少し腰を浮かせさせられてディスクに両手をおいて肘を付き、下から男の静かなピストンが開始された。
しばらく感じていた鈍痛もやがて気にならなくなると、堪らない快感に入れ替わっていく……。

ぬっちゃっ、ぬっちゃっ、ぬっちゃっ………

膣壁を擦りながら子宮口に到達される官能が思考能力を鈍らせ、画面に映る瑞江の顔が恍惚に染まる。
各関係者は今日はやけに機嫌が良いのか、良いことがあったのかと都合よく解釈し、瑞江が色っぽく見えた。

ぬっちゃ…ぬっちゃ…ぬっちゃ…ぬっちゃ…ぬっちゃ…

耐えきれなくて瑞江は腰を降ろし、自ら腰を前後うにうにと揺らしはじめる。

グッチュッ…グッチュッ…グッチュッ…グッチュッ


思い切り動けない物足りなさが功を奏し、その後の数十分の会議をどうにか乗り切った。
瑞江は立ち上がって男に向き直り、恥ずかしげもなく跨いで腰を沈めて男の首に掴まった。
今度こそ自由に腰を躍動させて、頭を弾かれたように跳ね上がらせる……。

水を得た魚のように極上の動きを見せる瑞江に男は歯を食いしばり、唸り声を漏らす。
ワンピースのボタンを外して胸の前を開けさせ、乱暴にブラジャーを押し上げて乳首にむしゃぶりつく。

やはりそのへんの女と違ってどこまでも貪欲らしい女の瑞江は、下手な風俗嬢やAV嬢よりも巧みに腰を躍動させる。
片方の乳房を鷲掴みにして、もう片方に吸い付きながら舌先を走らせる。
髪の毛を振り乱しながら一心不乱に腰を振る瑞江に、限界が訪れる。

激しく前後していた腰が不意に大きく不規則に動き、壊れた機械のようにブルブルと痙攣を起こし始める………。
上半身は空気が抜けたように男に覆いかぶさり、そのまま動かなくなった。

男は瑞江を立たせるとディスクに手をつかせ、足を肩幅に開かせると後から貫いた。
浅く深く強弱をつけて、乳房を鷲掴みにして奥を突き上げる。
クラマーなお尻に叩きつける肌の音が鳴り響き、奥に当てられる快感にディスクの上に瑞江の唾液で水溜りが作られていく……。

中でベニスが包囲網が作られたように締め付けられる感触は本物で、男は吸い付かれる錯覚に陥った。
あまりに気持ちよくて、容赦なく射精させてもらった。

男はこれで終わらせる気は、更々なかった。
瑞江をディスクに仰向けにさせると、精液を垂れ流すそこに突き入れる。

ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ……
ヌッチャッヌッチャッヌッチャッヌッチャッ………

ペースを一定に保ち、1分、2分、3分………。
休まず腰を動かし続け、瑞江のよがり狂う様を見詰めて額から汗を滴らせる。
やがて背中を浮かせて体を硬直させた瑞江がつま先を伸ばし、オーガズムに体を弾ませた……。

尚も男は腰を躍動させ、首を左右に激しく振るのにもかかわらず容赦なく打ち付ける。
泣き顔になっていた瑞江の表情がまた恍惚とさせて喘ぎ出し、すぐにその兆しが見え始めた。
締まる、締まる………締め上げられていく……。
揺らす2つの乳房を突き上げるように背中を弓なりに反らし、口を開けてオーガズムが襲いかかった。


男もまた、中に放出させてもらっていた………。





必要ないとも思ったけれどまだ生理はあるらしいので、メモ書きと薬を置いて瑞江をそのままにしながら男はその場を後にした。

期待はしていなかったけれど、メモ書きには薬の意味と時間と日時、場所を書いていた。
誰もが知る老舗の高級ホテルの部屋、そのドアがノックされた。

数分後には瑞江は全裸にされ、30分後には弾むベッドの上で貫かれる喜びに仰け反っていた。

こんな凄いの、やめられない………。




そんな2人の部屋の窓の下、都会の道路を走り去る1台の高速バスがあった。

目的地に到着すると乗客を全て吐き出し、燃料の補機を済ませて運転手の交代がされる。

次の乗客を乗せて定刻通りにバスは走り出す。
平日とあっては乗客は多くはなく、座席には空きが目立っていた。

そこに夢破れて田舎へ帰る、30歳の女性が乗っていた。
親との約束ではあるけれど、東京にはもう未練がなかった。

美村亜紀は後から2列目に座り、他に空席があるのに何故か隣に男性が座っていた。
窓側に座る亜紀はわざわざ男性を退かして席を移動するのに気が引けて、そのままにしていた。

なんだか感じが良さそうな印象なのもあって、あまり気に留めていなかった。

まさか自分に悲劇が待っているなんて、このとき亜紀は想像もしていなかった………。
25/04/25 11:25 (3UTEh4yI)
13
投稿者: (無名)
ご旅行ですか?
私は単身赴任なので、週末はこうして家族と過ごしたくて毎週帰るんですよ……。

50歳前後だろうか、髪型も身なりもしっかりした男性が嬉しそうに話すのを聞いていた。
きっと良き父であり、夫なのだろうと想像する。
言葉を交わすうちに憂鬱だった気持ちがいくらか楽になり、彼の話に惹かれていた。

人生なんていくらでも巻き返せるよ……。
貴女はまだ若いんだから、まだまださ……。

人生経験が豊富な人の話を聞いているだけで、何だかその気になってくるから不思議なものだ。
実家に帰ったら両親をもう一度説得してみようかな、亜紀はそう決めていた。
気持ちが楽になると、不意に眠気に襲われて瞼が重くなってきた。
見ず知らずの男性が横に居られて、やっぱり緊張していたらしい。
目亜紀の変化に敏く気付いた男性が、小説を取り出して読みはじめる。
亜紀に気を使わせまいとする気遣いが有り難くて、甘えさせてもらった。

数分と経たず眠りに落ちた亜紀は、健やかな寝息を立てて始めていた………。

亜紀は夢を見ていた。
それは先日に応募した会社の面接を受ける場面で、自分の顔は緊張で強張っている。
自分の年齢を考えればぎりぎりで、失敗は許されない。
出来るだけ知的で清楚な印象を与えるように心掛け、受け答えも練習通りに出来たはずである。
パンツスーツにしようか悩んで、ずるい考えだけれど脚を見せられるタイトスカートを選んだ。
使えるものは使って、何がなんでも採用されたかった。

幸いに面接官役は男性で亜紀は好印象だったらしく、雑談にも花が咲いた。
これも相手側の人を見る作戦かも知れない……。
亜紀は気を抜かず、嫌味のない大人の女性として振る舞うことを忘れないようにしていた。
これはウチの女性社員に人気のあるハーブティーなのだと、出されたお茶を無理をして2杯を飲み干したところまでは覚えている。

気が付くと眠っていたらしく、1時間が経過していた。
彼は何度も亜紀を起こしたらしく、それでも起きない亜紀を仕方なくそのままにするしかなかったと苦笑いしていた。
幸いに亜紀の面接は一番最後だったので苦笑いで済ませられたのだろうけれど、採用は見送られるに違いと、ショックで部屋に帰り着くまでの記憶が曖昧になったのだ。

でも何故かあそこに違和感があった。
亜紀には別れてしまったけれど、以前は愛する彼氏がいたことがある。
その彼氏はセックスをする際に、必やずしてくる前戯のクンニリングスに時間をかけられたものである。

敏感過ぎて亜紀は苦手だったけれど、いつの間にか亜紀にとってなくてはならない儀式になった。
あの気の狂いそうな快感の末に、何度も繰り返しオーガズムを迎える苦痛を伴った官能の世界……。
亜紀は夢中にさせられたものだった。
けれど次の日は決まってヒリヒリするのだけが、悩みの種だったけれど………。

そこまでとは言えないまでも、面接から帰宅してシャワーを浴びていたら少しヒリヒリするのだ。
それに抜いだショーツが、いつもより汚れていた気がする。
まさか、眠っていた間に………?

そのまさか、だった………。

この会社ではこのような鬼畜の所業が横行していて、亜紀のような犠牲者が人知れず存在していたのだ。
面接官はカメラを乗せた三脚を立て、一部始終を撮影しながら行為に及んでいたのだ。

ソファに寝かされた亜紀はブラウスを開けられて自慢の乳房にむしゃぶりつかれ、男は三脚から取り外したカメラを手に持って、唾液で光る勃起した乳首をしゃぶる様をズームアップで撮影した。

もちろんショーツをストッキングもショーツも脱がして取り去り、そこを執拗に舐めるところまでカメラに収めることは抜かりがない。
やや薄めの陰毛が生えたそこは茶色い小陰唇が少しはみ出していて、指で広げて存分に舐め上げた。

アンモニア臭と酸っぱい匂いが漂い、わずかながらな舌に塩味を感じる、
お構いなしに包皮を剥いてクリトリスを舐めていると、眠っているのにもかかわらず言葉にならない寝言のように喘ぎ出すから堪らない……。
プックリと膨らんだクリトリスを数十分も舐め続け、たっぷりと濡れた膣口に男は取り出しだ自分のモノを突き入れた。

ソファからだらりと垂らした腕を揺らし、亜紀の体が突かれるたびに柔らかい丘が手前に揺れる。まるでプリンのような2つの乳房がゆらゆらと淫らに動き、ぬゅっちゃっ…ぬゅっちゃっ…と結合部からの卑猥な音を、カメラは鮮明な音声として確かに記録していく……。

男は着ているYシャツの胸の前と背中を汗で張り付かせ、しつこく懸命に腰を動かしていく。
優しく包み込む亜紀の膣が次第に収縮し、男を苦しめる。
覚醒しようとする亜紀の脳が甘い官能の波を受けて、目覚めることを躊躇する分岐点で右往左往する。
半覚醒の中で注がれる快感に眉を歪め、亜紀は訳が分からないまま感じさせられていた。
その意味も理由も知らず、思考が働かないのにもかかわらず無条件で、ただ果てしなく気持ちがいい………。

接触する粘膜が滑りながらベニスに追い縋り、そのペニスが懲りることなく官能的な壁を撫で擦り行く。
首とこめかみに血管を浮き出させ、血走る目を見開いて魅力的な射精感に抗う。
亜紀も熱く硬いモノに魅了され、酩酊状態に酷似した中で言葉にならない甘味な感覚に酔わされていた。

浴槽に貯める湯面が上昇していくように、溢れる時が近づいてくる。

すぐそこ、もうそこまで迫りくる。
来る、来る、来る……………来るっ!

引き抜いた瞬間、亜紀の性器に放出する……。
勢いよく飛び出た精液が2度3度と噴き出す。

ぶるっ………びくんっ………びくっ…ぴくぴくっ……

体を痙攣させる亜紀の姿を最後に、カメラのスイッチが切られた。
汚れを綺麗に拭き取り、身なりを整えて男の作業は終わった。
その情景を思い出しながら新たな作品としてUSBメモリーに保存した動画を観て、男は満足げに笑った。


亜紀の見ていた夢はあの快感がもたらす感覚と、想像が作り出した産物だった。
皮肉なことにあながち間違ってなどはおらず、悲しいことに真実に気付かないことが救いにもなっていたのだけれど………。

何だろう、何だか気持ちいい………。
あの時と似ているような気がする………。
そこでハッと目覚めた亜紀は、スカートの中で手を蠢かせている男を見た。
ショックだった。

良い人だと思ったのに…………。

深夜の高速道路を走るバスの乗客たちは、ほとんどの人が寝ているか当然静かにしている。
亜紀は男の顔を見ながら手首を掴み、引き抜こうと抗ったのだけれどショックで力が入らない。
こんな人が働く職場の上司だったならどんなに良いか、そんなふうに思わされた笑顔でスカートの中の指を蠢かせる男……。

割れ目にショーツを食い込ませ、指先が敏感な所を上下に微細に動かしてくる。
意識がどうしてもそこに引き寄せられ、危険な甘さを伝えてくることに必死に顔を背けた。
男の手を何度も引き抜こうとした。
何度も、何度も……。

悔しくて涙が出そうになのに、遮るような快感が体を這い上がってくる。
亜紀は男の手首を両手で掴み、力の入った肩が跳ね上がるのを止められなくなっていた。
男を受け入れたわけではなく、少しでも距離を取りたくて上半身だけでも横の窓に寄せる。
それは男の思うつぼにしかならなず、スカートを捲り上げられて下半身に触れられる指が露骨な見えて、亜紀は顔を背けた。


不意に男の手がショーツに入れられそうになるのに気付いて、咄嗟に阻止しようとしたのに男のほうが一瞬早かった。
どうしてこんなに気持ちいいのか、感じてはいけないと葛藤する気持ちに反し、反応する体が恨めしくなる。
まるでグリーンピースを転がすかのように動かされる男の指に翻弄され、いつしか男の肩に頭を預ける亜紀。
ずらされたクロッチの横から挿入され、指を抜き差しされる。
第一関節を曲げて感じるポイントに当ててくる男の巧みさに、平常心でいられはしない。

ぬっちゃっ……ぬっちゃ……ぬっちゃ……ぬっちゃっ

忸怩たる想いも羞恥心も休眠状態となった今、体は官能に対して素直になっていた。
不意をついてショーツを足から引き抜かれる時も大して抵抗も出来ず、片脚を男の膝に乗せられて深くまで指を挿入されてはもう駄目だった。

聞き手ではない左手で器用にブラウスのボタンを外し、ブラトップのキャミソールを上げて乳房に触れられる。

ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ

指の付け根まで愛液に濡らしながら、動かされ続ける。
理屈ではなく快感を享受する体は止めどなく欲し続け、ズボンからペニスだけを露出させた男によって、握らされた手を強制されたわけでもないのに上下させていた。

男に膝を持たれて引き寄せられ、背もたれ側の脚だけを持たれて座面に伸ばす太ももを跨がれる。
片方のお尻が座面から浮いた所で、不意に息が詰まった………。

にゅ〜いっ……にゅ〜いっ……にゅ〜いっ………

膣壁を広げながら前後される感覚がクリトリスのときとは違う、滑らかで深い快感を呼び起こす。
ハズがアスファルトを蹴る走行音を子守唄にしながら、快適な睡眠を貪る乗客たち……。
そんな中で淫らに呼吸を繰り返す亜紀を、年季の入った男のペニスが犯していく。
証明が落とされた薄暗い空間で亜紀の顔が堪らなそうに歪み、酔いしれたように甘く恍惚な表情を見せる。

反り上がった男の亀頭のカリ首が、亜紀の気持ちの良い所を引っ掻くたびに顎が持ち上がる。
ふわっ……ふわっと顎が持ち上がり、咀嚼しきれない強い波が押し寄せると頭を振って切なそうに口を開ける。

男は辺りを伺い見てから亜紀を抱き起こし、膝に座らせると堪らないといった感じで腰を前後させ始めた。
座席の背もたれから飛び出した亜紀の肩から上が怪しく動くシルエットに、気付く者はいない。
深く突き刺さったペニスが当たる気持ち良さに、亜紀の腰のペースが上がる。

ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ
ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ


息を止めてはその甘さを噛み締め、熱い吐息を漏らしては左肩に顎を乗せ、腰を躍動させていく。
男は唇で掴み損ねた乳首をやっと捕まえてしゃぶり、若い亜紀のバワフルに動かされる腰に悶絶して乳首を離す。
魅力的な乳房に熱い吐息を苦しげに吐きかけ、膣の中に拘束された人質が凌辱される快感に顔を歪めて悶絶する。
亜紀にはまだその兆しは来そうにないけれど、男はもう限界が近づいていた。
おとなしそうな亜紀が、セックスに対してこんなに積極的な女だとは思わなかったのだ。

亜紀は昔の彼氏によって目覚めさせられて以来、別れてからは夢を一途に追ってきた。
独り身の寂しさは大人の玩具で慰めてきたけれど、部屋を引き払う前に廃棄するしかなかった。
実家に戻るのに、持ち帰るわけにはいかなかったから……。
玩具でも物足りなかったのに捨ててしまってから今日までの間、特に生理の前後はやっぱり堪らないものがあった。
良い人だと思った男性は、とんだスケベ野郎だった。
こんなオヤジに……と思ったけれど、今はもう何も考えられない………。


駄目、もうイキそう………。
胸に顔を埋める男の呼吸が荒くなり、瞼を閉じているのに亜紀の視界が白くなる……。
その時………。

膣の中で脈動するペニスが射精したことを感じ取ったけれど、オーガズムを迎えた亜紀はそれどころではなかった。
やがて夢から覚めたときに絶望が襲って来るに違いなかったけれど、せめて今はまだ……。

波が引いていくにつれ、今の自分の置かれた状況が尋常ではないことに今やっと気付く。

そんな………なんてことに……。

急いで男から離れようとしたそんな時、男が力強く腰を掴む。
亜紀の体を持ち上げんとする突き入れが始まり、息が詰まる。
男から必死に離れようともがく亜紀の体に新たな快感が沸き起こり、力が抜けていく………。 
男の隙をついて逃げ出そうとした亜紀の上半身が通路に飛び出し、捕まえられて引き戻される。
窓側に移った男に腰を掴まれ、ほぼ四つん這いになった亜紀が貫かれた。

人のいない自分の前の座席の背もたれを掴み、尚も逃げようとする亜紀の体が前後に揺れる。
揺れる視界の中で突かれる快感に、自分の見ている景色が歪んでくる……。
意思もブライドも折れ曲がり、続けられる男によって抗らえぬ快感に支配されていく……。

突き出されるお尻、弓なりになる背中………。
顎が持ち上がることにより窓の外から入る明かりが、亜紀の白い喉を照らし出す。

いい………。
いいわ……。
もっと、もっとちょうだい………もっとぉっ……!!


ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ……
ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ……



犬のように早く吐き出していた息を止め、一気に吐き出してまた止めて、震える吐息をゆっくりと漏らす……。


その熱い息を吐き出す唇をワナワナと震わせながら、透明な唾液が一筋の光となって垂れ下がって落ちていく………。


自分の弱い意思の罪深さは自分自身に刃を向け、頑に縛り付けていた良い子である印の紐を断ち切った。


もう、戻れない………。


亜紀は新しい扉を開き、外に足を踏み出した。

貪欲に快楽を求めて体を揺らし、近づくその時を感じていた。

それはもう、すぐそこまで来ていた………。





















25/04/27 04:35 (rV4XOA3K)
14
投稿者: (無名)
平日の何気ない日常、帰宅ラッシュ時を少し過ぎた時間に職業も年齢もバラバラな女性たち数人が、ある駅に集結していた。

朝倉真美27歳、理系……研究員。
沢村裕子36歳、区役所勤務。
大友恭子43歳、教員。

いずれも堅い職業に就く女性である。
まず彼女たちは電車に乗り込み、携帯で連絡を取りながらどの車両にいるかを仲間に知らせる。
すると駅に停車するたび、次々と仲間が合流してくる。

岸田友花41歳、歯科医。
林田香菜32歳、ヨガインストラクター。
松村夏美37歳、看護師。
広川恵美29歳、秘書。

根気の必要な職業に就く女性たち。


さらに次の駅では………。


谷村美希42歳、銀行員。
佐野舞子38歳、弁護士。
三原亜依45歳、マナー講師。
佐藤千影26歳、バレーボール選手。

ストレスの溜まる職業に就く女性だった。

彼女たちが一同に揃うのは珍しく、大抵は誰かの都合が合わないので入れ替わりで活動するのが常となっている。

それぞれが日頃のストレスの発散だったり、性欲の解消であったり、痴漢被害に遭ってきたことにより男性への復習であったり、理由は様々なだけれど横つながりで堅い結束力と信頼で結ばれていた。


今宵の獲物は、メンバーの誰かがもう決めていた。
それぞれに目配せで伝えてジリジリと距離を詰めて、いつの間にか子羊を取り囲む………。
彼は自分の周りが女性だけになっていることに気付き、緊張していた。
まかり間違って痴漢に間違われたら、たまったものではない。
飯田健30歳、ベンチャー企業に勤務していると調べはついている。
家では良き夫で通っているらしいけれど、産後の子育てで妻は夜の相手をする余裕はないらしい。

彼は両手を上げて、健気に自衛策に徹していた。
彼女たちは2重に彼を取り囲み、外界の目を覆い隠していた。
まず沢村裕子と朝倉真美の2人が並んで正面に立ち塞がり、大友恭子が背中にぴったりと張り付いた。

背中に柔らかい感触を覚え、動揺する健。
どこにも逃げ場はなく、電車の揺れで真美の脚の間に片脚が入ってしまった。
慌てて彼女の横に身を逃がそうとして、裕子の体に密着しそうになる。
間近で女の香りを感じて、下半身に変化が起きそうになる。
ただでさえ真美の脚を挟んでいるのだ、固く目を閉じて上司の嫌な顔を思い浮かべる……。
なのに微妙に隙間があった恭子との間が埋まり、柔らかな感触が胸で潰れる感覚が………。
途端に硬さを増していく分身が急速に成長を遂げて、真美の太ももに自己主張してしまった……。

万事休すとはこの事かと、下半身は熱いのに頭は血の気が引いていく極限状態に陥った。
間近で2人の女性に冷たい視線を投げ掛けられるのが伝わってくるのに、それなのに後から押されてさらに前の2人に密着する悪循環……。
柔らかい胸の感触を前後に感じ、女性の脚に勃起したモノを図らずも押し付ける天国でありながら実は地獄の時間が、健の心臓をギリギリと締め付ける………。


やめてください………。
こんなことをして、恥ずかしくないんですか……。

2人の女性にこう囁かれて、いよいよ絶望という言葉が見に迫ってきた。
電車がまた揺れて女性が体のバランスを大袈裟に崩し、彼女の股間が自分の太ももに密着する……。
彼女の露骨な温もりが勃起したベニスに力を漲らせ、人生の終わりを嫌でも意識させられた。

もう、終わりだ……。
どうせ誰もオレの言葉なんて、信じない………。

精神的にも両手を上げ続けるのに疲れ、下ろしてしまった。
その手の片方を華奢な手に掴まれ、声を上げられる………思わず健は身構えた……。

フッ……と風を感じ、その手が温もりに包まれていることに気付く……。
何が起こったのかを理解するまでに時間を要し、温もりは人の肌であるらしいと、何となく分かった。
太ももに挟まれているということは、スカートの中にあるのは何故なんだという疑問が当然湧く。
そればかりかもう片方の手も別の女性のスカートの中に入れられ、股間の柔らかい所に押し付けられているではないか………。

理解が追いつかず、混乱する頭が股間を弄られる感触を覚えた。
背中に柔らかい乳房を押し付ける誰かが両腕を前に回し、チャックを下げていく。
細い指に侵入され、下着から巧みに引っ張り出されてしまった。


こんなモノを出して捕まったら、言い訳なんて出来ないわよね………。


形を確かめるように握っていた手が上下にに動き出し、背筋が凍るような脅しをかけてくる。


ほらどうしたの、こんなに大きくしちゃって駄目じゃない………。


片方の手が下から抜かれてトップスの中に入れられ、柔らかな丘に押し付けられる。
もう片方の手は相変わらず……いや、女性の手に掴まれてショーツの中に入れられる。
フサフサした茂みの下に連れて行かれ、触って……と促すように促される。
指の間で固くなっていく乳首、溶けてしまいそうなほど柔らかい乳房に食い込む指。
割れ目に埋る指が粘膜の温もりを感じ、指先を移動させて敏感な場所を探し求めて辿り着く。
ベニスを掴む手が、忙しなく動かされる……。


カオスだった………。


すると乳房を触らせていた女性…真美がその場にしゃがんでベニスを凌辱する手を引き剥がす。
その手は脇腹から這い上がってYシャツの上から両手で乳首を弄りだし、不意にベニスが温もりに包まれたと知る。

口でされる甘い快感に手持ちぶださの手を後の女性に回し、お尻を撫で回す。
性器に触れていた指が導かれ、ヌルッと中に吸い込まれた。
指で感じる膣の感触、口で感じさせられる感触、女のお尻を触る感触……。
ご無沙汰だった体が一気に昂り、射精感が押し寄せる。

これ以上は我慢できなくなると、加える女性にそれとなく知らせたのに、彼女は上目遣いに見てきただけで止めようとはしなかった。
根元まで咥えて喉奥まで突っ込み、涙目になりながら吐き出す。
もう一度咥え、顔を左右に傾けながら角度を変えて頭を前後に振る。
苦悶を浮かべる健を窺い見ながらペースを早め、唇を絶妙に収縮させる。
指を挿入された女性がゆらゆらと腰を揺らし、お尻を触らせていた女性は、健の手を下着の中に招き入れていた。

女、女、女………。
女に囲まれながら女の性的魅力に翻弄され、女の口によって歯を食いしばる………。

肛門に力を入れて踏み止まろうとしたけれど……。
無駄だった……。

勢いよく口の中に放出し、激しく咳き込む。
それでも彼女は口を決して離さず全てを吸い取ると、立ち上がって口の中を健に見せつける。
濃淡のある色をした濃い精液が口の中を埋め尽くし、彼女はそれを黙って飲み込んでしまった。

べろりと唇を舐めて見せて、彼女は微笑む。

その知的で美人の彼女からは、こんなことをするような人にはとても見えなかった………。
25/04/27 23:43 (rV4XOA3K)
15
投稿者: (無名)
笑みを浮かべた真美が体をすぅ~と横にずらすと裕子と入れ替わり、正面に立った彼女が少し緊張した表情で俯く。

意を決したように片足立ちになると健の腰に回し、彼に膝を持つように促す。
まさか………といった戸惑いを分かりやすく顔に出す彼をよそに、クロッチの脇から健の掴んだ硬いモノを、その体の中に招き入れていく………。

んっっっあっ……。

耳元で苦しげな声を聞かされながら飲み込まれていく、何ともいえない生々しさ………。
首に抱きついた裕子が健を試すように見詰め、その腰を揺らし始めた。
今しがた出したばかりだというのに、何の冗談だと言いたくなる。
どこにでもいそうな地味な女性だけれど、よく見れば化粧映えしそうなほど清楚に見える。
健を見詰めながら甘ったるい表情へと変化させ、腰をうねらせながら消え入りそうな声が、こう呟いた。

当たってる………んっっ凄いっ……。


ぬっぷっ……ぬっぷっ……ぬっぷっ……ぬっぷっ……


さっきまで指が入っていた所に今は自分のベニスが入り、よりリアルな感触が堪らない……。

使えない同僚、何でも押し付けてくるバカ課長、クレームまがいなことを言ってくる住民……。
そう、丁度いま犯しているこんな人の良さそうな男だったりするのだ。
分かっいる、そのクレーマーは健ではない。
彼は身代わりに過ぎず、裕子の日頃の鬱憤の解消と、ついでに性の捌け口にされた生贄なのだ。

この体位で動かされると膣の半分ほどしか味わえないけれど、常にザラザラした刺激の強い部分が当たる。
裕子にしてもそれは感じるGスポットなだけに、堪らないものがある。
自然と腰の躍動を止められなくなり、目を閉じて堪能してしまう……。

すでに射精を済ませてるとはいえ、いつまでも耐えられるわけがない。
次第に怪しくなる自分に余裕が薄れゆき、呼吸もまた怪しなっていく。

こっ……このままじゃ………。

悶絶を始めた彼を、とろ〜んとした顔で見詰める裕子の動く腰が追い詰めていく……。
口でされている時とは明らかに違う、力の抜けそうな快感が恨めしい……。
淡々と首を締められるように裕子のペースで崖っぷちに立たされ、唇を重ねられる。
押し退けようとも脚を持つ手を離したとして、もう片方の手の自由を奪われていては………。

自分の利益しか考えない裕子には、必死に堪らえようと顔を紅潮させる健は興奮させる材料にしかならない……。

横を向き、ゆっくり天井を見上げて裕子に向き直り、首を振って限界であることを伝えたつもりだった。

そんな彼の想いは快感に酔いしれる裕子に届くことはなく、無慈悲にも躍動を続けていく……。

絡みつく膣壁が包囲網を狭め、彼の首にぶら下がりながら不意に、頭が跳ね上がる………。

そして………。

ヒクヒクと収縮を繰り返す魅惑の楽園の中へと、勢いよく放出が始まった。


顎をゆっくりと開閉させ、恍惚となった裕子の動は止った………。
自分よりも若い男の味に酔いしれて、動くことが出来なかった。


女が密集するその中心で行われる秘め事に気付ける者は、残念ながらいなかった。

駅に停車してもその一団に割って入る勇者など、一人もいないのだから………。


名残惜しげに離れた裕子の内腿を、精液が伝い落ちる。
すっかり萎えたペニスをぶら下げた健は何とかその場に立っていたけれど、スーツの下は夏の炎天下を歩いたように汗だくだった。

裕子が身を退くと、後から健を回り込んで新たな女性が目の前に現れる……。
紺色のスカートスーツに身を包み、白いボータイブラウスが目に眩しいほどに似合っている。
普通は透けることが分かっているからインナーを中に着るか、そもそも響かない色の下着を身に着けるようなものなのに………。
彼女は黒いブラジャーを、惜しげもなく透けさせている。

大友恭子は同僚の体育教師にいやらしい目で視姦されるほどグラマーな体を見せびらかせ、期待に満ちた目を健に向ける。


健は暗い笑みをその顔に浮かべ、逃げられないことを悟っていた………。


25/04/28 07:03 (1WwgSrNl)
16
投稿者: (無名)
女の美しさの曲がり角としての30代を過ぎて、代わりに大人の色香を漂わせるようになっていた。

胸は普通サイズでも引き締まったウエストに男の目を引き付けるあるお尻、エロチックな体は精力旺盛の夫に求められ続けた証である。
いい歳をして独身の体育教師に全身を舐めるように視姦されるのも、この為だった。

その鬱憤は教え子に情熱を傾けるだけでは解消出来ず、残りは夜のベッドで夫によって浄化されてきた。
それなのにこのところの夫は中折れするようになり、それがショックだったのか、夜の生活はすっかり減ってしまった。
夫は仕事に逃げて帰宅も遅くなり、たまに抱かれても以前のように長持ちしなくなってしまった。

ある夏の時期、各学年に一人ずつしかいない体育教師のひとり、あのスケベな教師がアキレス腱を断裂する怪我を負った。
いい気味だったけれど、水泳の授業を受け持つ物がいない問題が持ち上がったのだ。
急遽教育委員会に問い合わせても人手不足とあってはどうにもならず、高校まで水泳の経験がある恭子に白羽の矢が立った。

水泳の授業は男子生徒は男性教師、同様に女子生徒は女性教師が受け持つのが通常である。
言うまでもなく多感な年頃になった生徒たちに、無用な感情を抱かせないためなのだけれど、緊急事態という理由で水着姿になって男子生徒たちの前に立つことになったのだ。

まだ成長期立った当時はまだそんなに胸は大きくはなく、運動量が多かったからというのもあるのかもしれない。
その後は最終的にCカップまで成長した胸は、今はDカップになっていた。
体形はよりグラマーになったけれど、体重はほとんど変わっていない。
筋肉と脂肪が入れ替わっただで。
と、いうことは………新たに水着を購入しなければと考えていた恭子は、あることを思い出した。

練習用にと購入しておいた水着が、確かあったはずなのだ。
結局それを着ることなく水泳は辞めてしまったので、水着の劣化を防ぐ為に真空パックにして仕舞い込んだのだ。
それを実家にまで取りに行くと、確かにあった。
メーカーのロゴも今とは違う旧いタイプで、懐かしさが込み上げる。
20数年ぶりに空気に触れさせ、当時は最先端とされたウレタン素材の薄い生地は保管が功を奏して健在だった。
試しに試着をしておこうかとも思ったけれど、その良さは知っているので、そのまま持ち帰った。

それが間違いの元だった。

更衣室で久しぶりに着替えると、こんなにキツかったかと思うほど体を締め付けられる。
でもその感覚を思い出しだすとやはり懐かしく、昔培った杵柄を披露しようかと、プールサイドまで意気揚々と進み出た。
恭子はすっかり昔の感覚でいたし、更衣室に鏡などないから気付かなかったけれど………。
今とは違って当時の競技用の競泳水着はパッドなどはなく、露骨に乳首が目立っているのに気が付かなかった。また当時はそれが普通だったし、いちいちそれを気にするほうが逆に恥ずかしいという風潮があった。

生徒たちと準備運動をし、普段とは明らかに違うハイレグカットの股を豪快に見せる。
それが済むとまず先にプールに飛び込み、おっとりした印象の恭子の見事な泳ぎっぷを披露する。
イルカのように推進し、ターンをして潜る。
今度は背泳ぎで生徒たちの前を横切っていく。
水に濡れて光る黒い水着はシャチのように水を切り裂き、ある部分に何人かの男子生徒が気付く。
自ら上がって体から水を滴らせる恭子が、さぁやってご覧なさいと仁王立ちする姿に釘付けになった。

まるで肌の一部のように体に水着が張り付かせた胸は、冷たい水によって乳首が勃起していた……。
次からはニプレスを貼ったけれど、男子生徒たちの視線は明らかに胸に向けられ、恭子は気付かぬふりをしなければならなかった。
乳首は目立たなくなっても押しつぶされた乳房の存在感は消すことはできず、彼等の視線は容赦なく股間にも向けられた。

それがプールの授業がある間、続いたのだ……。

彼等は翌年に卒業し、正直ほっとした。
なのに、性的対象になった代償はこんなものでは済まなかったのだ。
ある朝、通勤電車でいつものように吊り革に掴まっていると、お尻を触られる痴漢に遭ってしまった。
自分でもおばさん呼ばわりされるのは良い気持ちはしないけれど、この時ばかりはこう思った。
こんなおばさんに痴漢をするなんて、間違えているんじゃないの!?……と。
けれどもその恭子の考えこそ、間違えていた。

翌日から毎日のように触られるようになり、ついにはスカートの中にまで………。
意を決した恭子はその手を掴み、振り返って相手を睨んで駅員に突き出そうとして、体が凍りついてしまった。

その相手は、卒業した教え子だったから……。

それも担任として教えていたクラスの代表的だった生徒で、恭子にはとても出来なかった。
この年頃の男の子は性に対しての興味が果てしなく、それから毎日お尻を触り、恭子はその都度その手を振り払った。
1度は思い切り叱ったのだけど、彼に効き目はなかった。
攻められては防御する………。
そんな攻防のやり取りにも疲れ果て、いつしか彼の手がスカートの中に侵入するを許してしまってからは、我慢の連続だった。

どこで覚えたのか、感じるポイントを的確に狙ってくる。
お陰で恭子は毎朝トイレで下着を履き替えなければならず、お尻を触られただけで条件反射のように濡れるようになってしまった。

あんなに抱いてくれた夫とは今やレスに近い状態になり、体は正直辛かった。

いけない、やめて……我慢出来なくなる………。

今日まで堅実に生きてきた良識ある教師の仮面がぐらつきだし、やがて顔から剥がれ落ちて割れてしまった。
その下から現れた恭子の素顔は官能にとても素直で、眼鏡の下の目を閉じてうっとりしていた。

タガが外れてしまった恭子の行動は早く、暴走していく。
その日、恭子は生まれて初めて職場に虚偽の報告を入れて午前中を休み、彼も同じようにした。
その連絡は途中下車した無人駅の陰で行なわれ、人気がなくなるのを待ってトイレに入った。
もちろん、彼も一緒に………。
そこで彼は大人の女の凄さを、まざまざと知ることになる。


あっと言う間に射精させられ、またすぐに射精させられたのだ。
萎えかけたペニスを恭子が口に含まれ、彼は頭を抱えて悶絶した末に可能な状態にさせられる。
そしてまた温かい体内に飲み込まれ、前後に動かされるあの腰に耐えなければならなかった。

それが3年近く続き、彼との関係は終わりを告げた。
教壇に立つ資格はもはやないけれど、教師を続けるには目覚めてしまった体を鎮める手段が必要だった。
浮気はさすがに勇気が出ず、女が性欲を満たす為の場所にお金を払い続けるほど給料は高くもない………。

そんな時、ひとりの女性に声を掛けられたのだ。
ストレスなのかお腹が痛くて受診した病院には、自分と年齢的にも同世代と思われる女医がいた。
彼女は胃薬を処方すると恭子の目を黙ってしばらく見詰め、小声で誘われたのだ。
初めは何を言っているのかと、とても信じられなかった。
でも渡された名刺の裏に書かれたプライベートらしい番号に連絡して、話だけでも聞こうと思ったのだ。

これが、彼女との出会いだった……。

蛇の道は蛇、同類は見て分かるのよ………。

彼女はそう言って、恭子の顔を見ながら微笑んで見せた。
あの日から何人の生贄を捕獲し、味わって来たのか数えてはいない。
目の前の男にしか、興味はないのだから………。



諦めにも似た表情の健が、情けなく萎びたペニスをぶら下げている。
その場にしゃがんだ恭子は躊躇なくそれを咥え、頭を前後に揺らす彼女を見て健はもう無理だというように、弱々しく首を左右に振った。
むず痒さも鈍くしか感じず、仕事帰りで疲れた体なのにもう2回も休まず射精させられたのだ。

健は目を閉じて、それに耐えていた。
するとだんだん心地よくなる、不思議な気持ちになってきた。
下手な女性なら全く気持ちよくもならず、ただされているという感覚にしかなれない。
けれども恭子のは痛くもなく、弱くもない絶妙に強弱をつけてくる。
唇が亀頭を這うように密着し、グリップしたままカリ首を通り過ぎては引き返す。
シンプルな作業なのに、こんなに上手にする女性に健はお目にかかったことがなかった。

もう一週間は触れられたくないと思うほどだったのに、むず痒さとくすぐったさが蘇ってくる。
嘘だろ……と、呟きながら、自分の分身が力を取り戻していくのに、驚きを隠せなかった。
痛いほど膨張したモノがその機能も復活したと言わんばかりに敏感さも取り戻し、恭子はやっと口を離す………。
立ち上がった恭子のタイトスカートは、デザインなのか何の機能だが分からないけれど、サイドスリットと続くファスナーを上げ始めた。


恭子は中学の教師にあるまじき黒いショーツを健に見せると、サイドの紐を接続していた金具を指ひとつで外して見せる。

そこにはよく整えられた原生林が生い茂り、涎を垂らして健を誘っていた………。

25/04/29 02:37 (M7B.DRzo)
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