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1:引き取った男の子
投稿者:
雅代
亡くなった夫の会社を引き継いで一年、雅代は13歳の男の子を養子に迎えた。
亡き夫が、他の女に産ませた子供だ。 夫の生前は、妾がいるなんて知らなかったから、初めてその母息子が挨拶に来た時は驚いた。 母親は痩せて地味な女で、自分が日陰者の身であることを、卑屈な程弁えている女だった。 亡くなった夫の財産分与の要求もせず、ただ一人息子を紹介して、 「もし私に何かあった時は、この子は誰も頼る人がおりません。 奥様、どうかその時はこの子をよろしくお願いいたします。」 と訴えた。 母親の陰から出てきた男の子を見て、雅代はドキッとした。 美少年! どちらかと言うとごついタイプだった夫の血を引いているようには見えなかった。 線は細いが繊細で色白の、昔の少女漫画に登場する不思議な世界の少年のようだった。 子供の無い雅代には、この男の子の存在が羨ましく、夫を盗られた事も含めて、母親には辛い言葉を浴びせてしまった。 それからほんの1年で、母親は不治の病気で亡くなり、男の子は雅代のもとに来ることになった。 美少年には興味を引かれたが、正直子育てをするつもりはなかった。 弄んで、虐めて、追い出すつもりだった。 男の子の名前は、遥(はるか)と言った。 挨拶の時に、ただ一言 「亡くなった母から、どんな命令にも従いなさいと言われています。」 と言った。 雅代が、 「じゃあ、私が死になさいと言ったら?」 と意地悪く聞くと、間を置かずに 「死にます。」 と答えが帰ってきた。 その表情はふざけ半分ではなく、その目は真面目に雅代の目を見つめていた。 雅代は、その覚悟を確かめずにはおれなかった。 「今、私の目の前で、裸になって!」 そう命令口調で言った。 遥は一度だけ頷くと、立ち上がってその場で中学の制服を脱ぎ始めた。 学生服、下の白いカッターシャツ、靴下、ランニングシャツと躊躇いなく脱いでいく。 しかも、脱いだ衣服は手早くきちんと畳んでいた。 女の目で見ると、遥が脱いだ衣服は、洗濯は行き届いてるが、かなりくたびれている。 やっぱり、貧しかったんだわ..。 それにしても、良い育て方をされてる..。 そんな印象だった。 最後の一枚はもう色が褪せかけた紺色のトランクスだったが、遥は雅代に 「失礼します」 と一言断ると、躊躇わずにそれを下ろした。 雅代の前には、華奢で色白な思春期の少年の裸体があった。 雅代は、うつくしいと思った。 まだ男になっていない中性的な美しさは、生で見るのは初めてだが、逞しい男の肉体より、か弱い少女の身体にずっと近かった。 肩も張ってなければ、腰も締まっていない。 腕も太股もほっそりして、いかにもか弱げだった。 太ってはいない。むしろ痩せぎみだろう。 真っ白な腹部の下には、期待した通りの可愛い性器が見えた。 ほんの僅かだが、ぺニスの付け根に薄い陰毛が生え掛けている。 そのぺニスは、まったく剥けておらずに、先は三角に尖って見えた。 顔に表情を出さないように必死なんだろうが、やはり思春期の羞恥が働いているらしい。 いや、ぺニスが縮こまって見えるのは、寒さのせいもあるかもしれない。 遥のそんなぺニスを雅代の目から隠したいと言う気持ちは、十分察することができた。 しかし、雅代は容赦なかった。 「いつから生えてるの?」 遥の声はさすがに上ずってるように聞こえた。 「2ヶ月前からです..」 「精子は?もう出るの?」 「いえ..、まだです。」 「じゃあ、オナニーはまだね。」 「はい。」 「皮を剥ける?」 我ながら残酷な事を言ってるな、と雅代は思わないでもなかったが、取り消すつもりもなかった。
2022/01/19 18:56:00(RgYeDaIR)
投稿者:
雅代
翌日、雅代は遥を以前連れていった女医冴子のところに連れていった。
全裸の遥を診察した冴子は 「まあっ、お母さんからとっても強く可愛がってもらったのね!」 と驚いたが、ちゃんと必要な診察と治療をしてくれた。 「お尻、早く治したかったら一針だけど縫った方が良いんだけど..」 「痛いの?」 「麻酔はするけど、あまり強いのは使えないのよ。」 雅代のイメージでは、自分があんなに責めて傷ついた息子のアナルに、さらに針が突き刺されるのは可哀想過ぎる気がついた。 雅代が全裸で大きく足を広げて固定されている息子の顔をチラッと見ると、遥は小さな声で 「お母様..、縫っていただいてください。」 と言った。 冴子もそれを聞くと、 「相変わらず遥君は、雅代には出来すぎた息子さんね。」 と微笑んで処置の準備を始めた。 処置自体は僅かな時間で終わった。 遥は苦痛や恐怖を顔に出さず、淡々と治療を受け、終わったら冴子に対して、 「ありがとうございました」 と礼儀正しくお礼を言った。 そんな遥を見る冴子の顔は、以前連れてきた時のように興味本意ではなく、優しい温かい微笑みが浮かんでた。 冴子、変わったわ。 雅代はそう思ったすぐ後、その冴子から別室に誘われた。 「雅代。お願いがあるの。」 真剣な顔だった。 「なにかしら? 遥を貸して、なんて言ってもだめよ。」 とりあえず軽く冗談を言ったのだが、冴子の真剣な顔は変わらない。 「私の娘に、遥ちゃんを紹介して欲しいの。」 これには雅代も驚いた。 冴子とは長い付き合いだし、同性愛の相手だったこともある。 しかし結婚したなんて聞いていない。 「貴女、娘がいるの?」 雅代の問いに、冴子は簡単に内容を話した。 遥と同じ年の愛実と言う女の子がいる。 親族の男性から性的虐待によって怪我をし、冴子から治療を受けた。 その後、親族から引き離して施設に入ったが、冴子はどうしてもその子のことが心配で、ついに養子として引き取ったのだった。 その子が性的虐待のせいで、男性と全く意志疎通をしたがらないのだ。 雅代はその話を聞いて、冴子が遥を見る目が、優しくなっている訳が分かった。 あの優しい目は、自分でも親として可愛い子供を持つ女の目だ。 そうか。 冴子も養子を..。 そこまで考えて、雅代はふと思い付いた。 「でも、冴子。 貴女、もしかしてその愛実ちゃんと..」 冴子は苦笑いのような表情を浮かべると 「そうなの。 貴女と遥ちゃんと同じ..」 と打ち明けた。
22/01/27 05:32
(majTAi1p)
投稿者:
雅代は
冴子は、悪夢にうなされた愛美を自分のベッドに一緒に寝かせている間に、その良い薫りに我を忘れた、と正直に打ち明けた。
「今さら反省してもしょうがないでしょ。 それは雅代も同じはず。」 そうはっきり言われては、旧友を批難する訳にもいかなくなった。 「ただね、娘を百合の変態をしてしまったものの、やっぱり普通の人間として社会に出て欲しいと思うのは親としておかしい?」 それは、雅代も同じ考えだった。 学校の担任に聞いても、遥は同世代の女の子に全く興味を抱かないと言う。 やがては私も歳を取るわ。 私がおばあちゃんになっても、慕ってくれるのは嬉しい事だろうけど、やはり遥には可愛い女の子と結ばれて、人並みの幸せも掴んでほしい。 雅代は、漠然とであるが、そう考えていた。 「冴子。貴女の娘、愛美ちゃんの写真見せて。」 雅代が乗り気になってくれたかと、冴子は喜んでスマホに保存している画像を見せた。 「なに?この子なの?」 雅代はがっかりした。 そこには、顔色の悪い丸顔メガネ、ショートカットの髪型、セーラー服を着た背の低い地味っ子が写っている。 こんな女の子と私の天使が釣り合うと思ってるの? 雅代が腹が立ってきた。 そんな雅代の顔を見て、冴子が言った。 「わかってる。 釣り合わない、って言いたいんだよね。 でもね、うちの子、本当に良い子なんだよ!」 冴子の顔は真剣で、目には涙が浮かんでいる。 あっ、冴子ったら、本当にお母さんになっちゃったんだ..。 雅代は理解した。 「それは私だって、貴女が遥ちゃんにしたみたいに、愛美をおもちゃにしちゃったよ。 でも、愛美も遥ちゃんと同じで、私のこと本当に好きになってくれたんだ。」 冴子が次々と見せる画像には、裸になった愛美や冴子にご奉仕する愛美の姿が写っている。 「雅代だって、遥ちゃんにこんなことしたでしょ。 それに耐えただけじゃなくて、今みたいに慕ってくれる遥ちゃんが可愛くてたまらないはず。 私だってそうなんだ!」 雅代が冴子の顔を見ると、両目から涙がぼろぼろと落ちてる。 冴子の言うことを否定は出来なかった。 でも、愛美の事を遥が受け入れるかは、子供達の問題..。 そう雅代が言うと、冴子は 「それで、良いよ。 いや、それが本当だと思う。 私は、愛美が男って皆が父親みたいなやつだけじゃない、って分かってくれたらそれで良い。」 冴子は雅代の手を握って言った。
22/01/27 09:33
(majTAi1p)
投稿者:
雅代
「だいたい分かったわ。
でも、一度私を愛美ちゃんと会わせて。 一人で私のところに寄越してちょうだい。 その時は、まだ息子には会わせないから。」 冴子は雅代の言う通りにすると答えた。 次の週末、遥は剣道の試合のために早朝から不在だった。 それでもちゃんと、雅代の朝食を用意してくれていた。 お昼にお客様が来るからと伝えておいたから、ちゃんと二人分の昼食まで用意されている。 私には、出来すぎた息子よね..。 さて、冴子の秘蔵っ子は、どんな娘さんかしら? 約束通り10時ちょうどに、愛美は来一人で来た。 ドアを開けた途端、雅代はドキッとした。 人違いいじゃないかしら? 写真では、もっと地味な..、平凡な女の子だったような気がしたんだけど..。 そこには、セーラー服を着た女の子が立っていた。 写真のとおりメガネを掛け、髪はショートカットで、背も低い。 セーラー服の上から見ると、身体の発育も良い方ではないようだ。 思春期の少女と言うより、まだ幼児体型を残した子供そのものだった。 それなのに、雅代はその子から鮮烈な印象を受けた。 メガネの奥の目は、この子がとても知的な考え方をする事を示しているし、引き締めた唇は意思の強さと忍耐力を示している。 そして、顔全体の表情からは、自分に課せられた重要な任務を遂行しなければ..、と言う決意が感じられた。 それなのに、その決意は堂々とした感じではなく、むしろ悲壮感に満ちた感じだった。 雅代は愛美を家の中に導いた。 「楽にして。 息子は今日はいないの。 私だけよ。」 冴子から、全ての男を拒絶している、と聞いていたから、少しでも気持ちを楽にさせようと思ってこう言ったのだが、愛美の張りつめた表情は変わらなかった。 それでいて、挨拶はきちんと出来るし、受け答えは標準以上にちゃんとしている。 なるほど。冴子の秘蔵っ子だわ..。 感心した雅代が、愛美に、 「貴女のお母さんから、今日私のところに来るのに、何と言われたの?」 と聞くと、彼女は硬い表情のまま 「あちらのおばさんの言うことは、私から言われたのと同じだと思って、何でも従いなさい。たとえ恥ずかしいことでも..、と言われています。」 と答えた。 まあっ!冴子ったら、こんな子供になんて事をいうのよ。 雅代の友人に対する腹立ちは、自然その娘向かった。 「私が命令したら、貴女は何でもそれに従うわけ? 死ねって言ったら、死んじゃうの?」 我ながら意地悪な質問だと思った瞬間、その質問は、自分が息子にしたのと同じ質問だと気がついた。 そしてその質問に対する愛美の答えも、 「はい、その時は私死んで、お母さんの言い付けを守ります。」 と言うものだった。 ああ、遥! 雅代は心の中で、今はここにいない息子の名前を呼んだ。 そして、こんなことさせちゃ駄目なのに..、と言う自分の良心に逆らって、愛美に裸体となるよう命令したのだった。 「はい..。」 愛美は立ち上がると、その場でセーラー服を脱ぎ始めた。 息子と..、同じだわ..。 一つ違うのは、遥は辛さを表情に全く現さなかったのに、この少女は顔が真っ青になっている。 良く見たら、スカートのサイドファスナーを下ろす指先も細かく震えていた。 女の子なんだわ..。 そして、心は遥と同じ。 遥だって、私の命令なら、冴子の前で裸になるでしょう..。 そう思ったら、遥に対するのと同じように、目の前の愛美が愛らしく思えて仕方なくなった。
22/01/27 18:17
(majTAi1p)
投稿者:
雅代
愛美はセーラー服上下を脱ぐと、それまで自分の座っていた椅子にそれを掛けた。
下はキャミソールではなく、全く装飾のない白のスリップなのが珍しい。 そのスリップは、上に上げず、肩紐を外して床に落とした。 あとは白のジュニアブラと子供用のショーツだが、今日見られることを意識してか、新しい物のように思えた。 「下着、新しいのね。」 雅代が言うと、愛美は緊張で掠れたような声で 「お母さんが..」 と答える。 冴子、本気なんだわ..。 でも、この子は..? 白のソックスも脱ぎ、ブラとショーツだけになった愛美の顔は真っ青だった。 もう、赦してあげようかしら..。 雅代も何度かそう思ったが、もう良いわよの一言が出なかった。 初めて会う他人の前で、母親の命令とは言え裸になる少女の姿は、可哀想だが新鮮で興味深かった。 そこに自分の息子との共通点があれば、なおさらだった。 雅代は椅子に座ったまま、目の前で行われてる中2の女の子のストリップを観賞し続けた。 ブラを外す時、一度愛美は後ろを向き掛けた。 しかし、自分の意志で思い直したのだろう、また雅代の方に向き直すと、収縮性のあるブラを胸から外した。 乳房は、まだふっくらとした膨らみになっていない。 まだ乳首を中心にした、低く尖ったような形だった。 美しいとかいやらしいとか言う前に、痛々しいように見えた。 冴子は、こんな胸を弄ってるんだろうか? ちょっと強く触っても痛みを感じるだろう。 乳首の色も、まだ周囲の肌とあまり変わらない程薄い。 しかし突起となってるからには、ブラかカップ付きのキャミソールでも着ておかねば、服の布地で擦られて痛みを感じるに違いない。 雅代の視線は、愛美の乳首に突き刺さるように注がれた。 愛美もそれを意識してか、やはり両手で胸を隠し掛けたが、健気にもそれを止め、両手をショーツの両脇のゴムに掛ける。 ああ..、それも脱ぐのね..。 本当は、死ぬほど恥ずかしいんでしょう? 女とは言え、冴子のレズビアンの明いても務めた私だもの。 いやらしい視線を注いでるって意識されても仕方ないわね。 愛美はショーツのゴムを下げようとしたが、その意志に反して、手は割れ目が見える直前で止まってしまった。 雅代は、愛美が呻くのを聞いたような気がした。 それは泣き声なのかもしれない。 「くっ...」 と唇を噛み締めたままで、小さく口から出だ声だった。 やっぱり限界ね..。 雅代は息子への数々の責めや愛撫から、自分は相手の肉体的精神的な限界を察知するようになれたと思ってた。 明らかに、今愛は精神的に限界に来ている。 普通の女の子なら、大声で泣き出すことで恐怖や緊張を外に発散するが、この子は内に秘めたままで、多分気を失うのではないだろうか? 下手をすると、その時に昏倒したり身体をひきつらせたりしかねない。 「もう、良いわ。」 雅代が声を掛けた時、まさに愛美は気を喪い掛けていた。 雅代の声を聞くと、ばたんっ、とそのまま于かに座り込んでしまったのだ。 ああ、これから声を出して泣くんだろうな。 まあ、この子がどんな子供かは十分に分かったわ。 二人が付き合うかどうかはともかく、遥のお友達にしてあげる価値はある子ね。 さあ、冴子に迎えに来るように連絡しようかしら。 雅代は座り込んで愛美を見守りながら、そんな事を考えていた。 ところが、一度倒れ掛けた愛美は、泣き出さずに立ち上がったのだ。 「申し訳ありません。 このくらいで、ふらふらして..」 そう言うと、また真っ直ぐ立ってから、今度はためらいなくショーツを下ろしてしまったのだった。 脱いだショーツを椅子に掛けたスリップの下に隠すように置くと、愛美は胸も前も隠さずに、すくっと雅代の前に立って全裸を晒した。 「あっ..」 不覚にも、雅代は心の中の感動が口に出てしまった。 不思議な美しさ、可愛さと言うべきか? 遥のような完璧に近い美しさと全く反対の、未熟でアンバランスな裸体なのだが、内から滲み出るような未完成の美しい女らしさが見えてくるようだった。 表現も初めて裸になった時、遥は無表情でいることを意識していたが、愛美は自分が羞恥していることがはっきりと顔に現れている。 その羞恥を意思の力で押さえつけている健気さもだ。 「いいわ!貴女は良い子!」 雅代は椅子から立ち上がると、立ちすくむ愛美を抱きしめた。
22/01/28 06:05
(HubGK3vu)
投稿者:
雅代
翌週、愛美は母の冴子と二人で再び雅代の家に招待された。
玄関が開くと、そこに愛美は天使のような美少年を見た。 その天使は礼儀正しかったが、愛美に対して全く感情を見せなかった。 愛美は恐かった。 たとえ見た目が天使でも、父親と同じ男には違いない。 女に暴力を奮って従わせる野蛮な種族。 愛美にとっては、招待主の雅代の養子と言えども、遥も野蛮な男のはずだった。 円形のテーブルを囲んで、四人でハーブティーを飲みながらの会話の筈だったが、愛美と遥の間には何の会話も無い。 二人とも、相手の養母が、自分の養子の事を自慢気に話すのを聞くだけだった。 しかしそれで愛美は、自分の向かい側に座る美少年が、学校では成績優秀、剣道部では地区の新人戦に優勝、男子問わず多くの先輩後輩にも人気があると言う、とても自分のような父親から犯され汚された女の子が話が出来るような存在では無いことが分かってきた。 無表情を装いながら、愛美は「お母さん、何故こんな男の子と私を会わせたの..。」と心の中で情けなさで泣きそうだった。 遥も、無表情なのは同様だった。 ただ、目の前にいる少女が、普段学校等で顔を会わせ遥に自分をアピールしたがる少女達と全く違う存在、自分と似た匂いがするという気配は感じていた。 突然、雅代が自分の息子に言った。 「遥。私はお前に、この愛美ちゃんと付き合う事を命じます。 ちゃんと面倒を見てあげなさい。」 聞いていた愛美の方が驚いた。 「あっ、あの..」 と狼狽するところに、今度は自分の母親である冴子から言われた。 「愛美。私と同じように、私の親友の雅代に全てを見せる事が出来たんでしょう。 遥ちゃんは、雅代の息子よ。 遥ちゃんとのお付き合いは、お母さんの命令です。」 そこに、遥と愛美の自由意思は無かった。 「あの、お母さん..。男の子とのお付き合いってどうしたら..?」 戸惑う愛美に、冴子はこう言った。 「これから既成事実を作るわ。 愛美。最初は辛いと思うけど、私の命令。 耐えてちょうだい。 それが、私の望む形なんだから。」 お母さんが、はっきり命令と仰った。 わかりました。 愛美は、どんなに恥ずかしくても、辛くても、運命に従います。 愛美は冴子の命令に従い、素直に三人の前で裸体になった。 きっと、この天使みたいな男の子に犯されるんだろうな..。 私の汚れたあそこが、また滅茶苦茶にされるんだろうな..。 でも、お母さんがそれを見たいのなら..、それを見て嬉しいのなら..、私嬉しいな..。 全てを脱いで、胸と下を両手でそっと押さえるように隠した愛美の身体は美しかった。 遥は、そう感じた。 もっとスタイルが良かったり、顔の作りが可愛い女の子は何人も見ているが、目の前で裸になった少女はそれとは違っていた。 そんな遥に、雅代も裸体になることを命じた。 遥も無表情のまま、自分の身に付けていた学生服を脱いでいく。 やがてそこに、全裸の思春期の男女二人が立っていた。 「遥。愛美ちゃんを抱き締めて、キスしておあげ。」 遥は母親の命じるとおりに、愛美に近寄ると、その身体に両手を回してぎゅっと抱き締めた。 愛美は目と心を閉じようとしたが、抱き締められた時に感じた男の子の体臭は、かつて愛美を犯して汚した父親のものとは全く違う、一言で言えば良い薫りだった。 これまで何度も抱かれている母親冴子の体臭も優しくて大好きなのだが、それとはまた違う好ましい薫りだった。 男の子からのキスも初めてなのに、自分は心を閉ざしてると念じてるせいか、嫌悪感が無かった。 雅代が息子に聞いた。 「どう?女の子の身体?」 愛美を抱きしめたままの遥が答えるのが聞こえた。 「女の子って..、細くって、か弱いんですね..」 また雅代の声がした。 「そうよ。だから、優しくしてあげなさい。」 心無しか、遥の腕の力が弱まり、愛美はわずかに身悶えした。 すると、二人の接してる肌が擦れ、繊細な感覚を覚えた。 温かい..。 柔らかくて、心地よいな..。 良い香りだ。 と遥は感じたが、愛美はもう少し複雑だった。 「まだ私と同じ思春期なのに..、男の子って..、強い..。」
22/01/28 18:50
(HubGK3vu)
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