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1:婦人科検診〜理性と欲望
投稿者:
ミキ
平田優子はパソコンの画面を睨みながら、こめかみにあてた指を動かして思案をしていた。
雑誌編集部に就いてから15年、本当は記者になりたかったが今となってはそれなりのやり甲斐を感じている。 初めはやっていけるだろうかと不安しかなかったが、コツを覚えてしまうとメキメキと頭角を現し仕事が面白くて仕方がなくなった。 巷では結婚、出産の便りが届き、風の噂で親友の結婚が優子の心をざわつかせたものだが仕事にのめり込むことでやり過ごしてきた。 優子にも結婚の話が持ち上がった時期もあったが、家庭に入ることを強く望む当時のパートナーとは破局してから恋愛を遠ざけていた。 女としていい歳になってきて、焦りがなかったわけではない。 決してモテないわけではない。年下ではあったがこんな自分に交際を申し込んできた男性と、一時期は付き合ったこともあった。 5つも年下だけあってベッドでは疲れ果てるほど優子を導いてくれたが、若いということ以外に合わないことがあり過ぎて別れることになった。 それ以来、更に恋愛を遠ざけようになって気がつけば優子は38歳になっていた。 ………もう、結婚は無理かな…… 優子はそんなふうに思うようになっていた。 ー平田君、もう済ませてくれたかい? 課長の遠回しの催促だった。 優子の申し訳なさそうな反応を見て、課長は溜息をつく。 ー面倒なのは理解できるけどね、今月中には済ませてね………もう君だけなんだから、上がそろそろうるさくなってきてるから、もう庇えないぞ。 毎年恒例の健康診断、優子はこれが苦手だった。 年齢を重ねると検査対象が増えて、憂鬱で仕方がない。 会社社屋の横にバスを改造した移動検診車が止められ社員が順次検診を行うのだが、優子は取材だ何だと理由をつけて先延ばしにしていたのだ。 おかげで医療機関まで出向かなければならない。 課長に手渡されたリストにはいくつかの病院の名があった。 その中に去年まではなかった病院の名があった。 あまり気乗りしないまま優子は、試しに検索してみた。 産婦人科医院らしく、女医というだけでそこに決めていた。 それでもマンモグラフィ、クスコで膣を覗かれることを思えば憂鬱になるのは変わらない。 バリウムの苦痛だけでも嫌なのに………。 優子は嫌なことはさっさと済ませる為、一週間後に有給を取って病院に行くことに決めた。 便利な時代になったものだ。優子はこの期に及んでこれから行く病院を性懲りもなく検索してみた。 利用者たちの感想は比較的に良いものばかりだが、本当だろうか。 それでも感想を見ていると心が落ち着いてくる。 丁寧、苦痛は最低限という感想は救いだ。 ただ気になる感想もあるにはある。 女性ならここに行きたくなるかも………と。 病院に着いてみると壁紙やインテリアが女性好みになっていて、こういうことねと優子は納得した。さすがに女性医院長のいる産婦人科医院だと思った。 手続きを済ませると、思っていたよりも早く名前を呼ばれて部屋に通されていた。 用意されているカゴに脱いだ衣類を入れ、下着もとってピンク色の検査着に着替える。 血液の採取やら何やら一通りを済ませる。 いよいよ婦人科系の検査だ。 診察用の簡易ベッドに寝かされて、検査着の前を解かれて乳房を露わにされる。 冷たいジェルを塗られて超音波で隈なく乳房を調べられる間、やっぱりドキドキはする。 これといって問題はなさそうでほっとしたのもつかの間、いよいよマンモグラフィだ。 あの板に挟まれて乳房がペシャンコにされるのは何回経験しても、平気な女性はいない筈だ。 優子は特別大きくはない乳房だが、Dカップはある。 それが平ぺったくなるされるのは酷く惨めで、やっぱり痛かった。当然だが、両胸なのだ。 我慢強いと大袈裟に褒めるのは、この病院の方針なのだろうか。 それにしても超音波の検査前に念入りな触診をされたが、女医だからか力加減が絶妙だった。 男性医師ならば必ず多少は痛みが生じるのに、それがなかったのだ。 それどころか、危うく変な気分になりかけた。 ソフトタッチでスゥ〜っと肌を滑らせる、そんな指先の感触が性的なものを感じさせたのだ。 執拗とはいえないまでも、乳首に触れられた。 数回だったが優しく摘まれて離してはまた摘んで……。妊婦でもないのに稀に乳白色ではない色の分泌液、それが出てしまう人がいるのだと聞かされていた。その場合は、ある病気を疑う必要がある。 それが出いないか否かを確認するために、スリっと先端を指先が擦る。その瞬間、明らかに性的な快感か背中を駆け抜けた。 女医ーうんっ、こっちは問題ありませんね………反対側も診ますね…… 女医の真剣な眼差し、触診をする手つきから不信を抱かせる感じはもちろんなかったが、如何せんあの指先の感触の後の乳首だから敏感になる。それもマンモグラフィの苦痛で飛んでしまったけど………。 女医ーじゃあ、あちらに移動して台に乗ってくださいね 婦人科では当たり前の、足を乗せるパーツの着いた嫌な診察台に乗った。 足を乗せる前に素早く目隠のカーテンが引かれる心遣いが、女性らしい。やはり女性の気持ちが分かるのは女性なのだと思った。 足をそれぞれの台に乗せ脚が左右に開く。 女医ーちょっと冷たいかもしれません、洗浄しますね 言い終わるとあまりにも冷たくて、身体がピクリとしてしまった。 脱脂綿らしい感じの物が丁寧すぎるくらい、性器を拭う。 女医ー アンケートに生理痛が重いと書かれてますが、不正出血はありますか? 優子ーたまに生理が終わったと思ったのに、まだ出たりとか……変なタイミングなことはあります 女医ーそうなんですね。これまでに子宮筋腫だと診断を受けたことはありますか? 優子ーはい、10代の時から生理痛はあったので、数年前から重くなって受診したらそのときに子宮筋腫だと診断されました 女医ーその時から受診はされてますか? 優子ー仕事が忙しくて、病院には行けなくて……でも薬で何とかなってましたから… 女医ーう〜ん……これからはなるべく受診されたほうがいいですね。問診表にあったかと思いますが、当院は痛みはなく細やかに調べられます。 他ではあまりしない手法ではありますが、成果は信用しても良いと思います。 優子ーそれはどんなというか、どんなことをするんですか? 女医ー説明しますね……オリモノは女性なら誰でも出ます。それは膣を清潔にするだけではなくて、正常な状態に保つ意味で大事なことです。 膣壁からも分泌されますし、子宮からも分泌されます。 この検査はその子宮からの分泌液を採取する必要があります。 優子ーそれは、どうやるんですか? 女医ー方法は2つあって、1つは子宮口から器具を入れて採取する方法です。これは急ぐ人やその必要がある方がされる場合が多いです。当然痛みがありますから麻酔をかける必要があります。 もう一つは、排卵期の卵白状のオリモノをご自分でお持ちになるか、この場で分泌させて採取する方法です。緊急性がなければだいたい後者が多いですね。 優子ーそれは痛くないんですか? 女医ーはい、だから皆さんこちらを選ぶんです。 ただ、分泌させるわけですから時間が必要なんですけど、今日は大丈夫ですか? 優子ーそれは大丈夫ですけど、分泌させるってどんなことをするんですか? 女医ーある意味、強制的に分泌させるわけですから刺激をします。はっきりいえば、性的な快感が伴うことになります。完全に秘匿なので外に漏れることはないですし、今までそれはありません。 ただこれは医療行為なのは間違いないですから。 優子ー快感って……例えばどんなことをするんですか? 女医ー専用の医療器具を使用します。クリトリスを刺激するんですが、痛みや違和感がないようにその方に合った物を使用して、最終的に分泌液を採取することになります。 もう一度繰り返し言うと患者さんの情報は外に漏れることはありません、守秘義務もありますから。 安全で秘密は守られますし、確かな結果が明日には分かります。公に公表することではありませんから、あまり知られていないのが難点だったんですけどね。 でも、口コミで受診される方が増えてきちゃって………。 女医の最後の言葉は、優子には意味深に聞こえた。 それはそろそろ予約が必要なほど順番待ちになるくらい、合法的に性的な快感が得られると言っているみたいだった。 女医ーどうされますか?今でしたら直ぐに出来ますが……… 下半身をあられもない姿で悩むのも恥ずかしいので、優子はお願いすることにした。 女医が言っていたように、これは医療行為なのだから………。
2024/08/28 10:39:30(cdJ3HtNg)
投稿者:
ミキ
一瞬の驚愕の後の束の間の圧迫感、頭の中にある防御機能が全てを放棄した。
砂漠で脱水症状に喘ぐ人が必要なものは、ホテルの冷えた水ではなく、目の前の水溜まり。 今しがたまで注がれていた快感を絶たれ、それまで以上の快感をすぐに与えられたとしたら、人はどうなるのか。 翔子は拒絶することを忘れ、即座に女の喜びを選んだ。 頭では分っているのに、目の前の果実を手放せなかった。 忘れていた快楽を取り戻すように、膣でペニスを抱き締めた。 一雫も果汁を零さないように、快感を受け入れていく。 当たる……奥に当たる。 もっと、もっと欲しかった。 力強く逞しいペニスが勢いよく走る。 翔子は今、ただの女になった。 太いペニスを咥えた膣口は白いよだれを垂らし、動き続けるベニスを離さない。 包容力のある膣は、底しれない優しさで包み込んでくれる。 だから熟女が好きだった。 突けば突くほど壁が狭まるような動きをみせる。 男性医師は、包囲網の体制をみせた翔子の変化を感じとった。 その時は、もうすぐだった。 繰り返しオーガズムを体験してきた翔子の膣は、その豊富な経験から若い子にはない動きを始めた。 熟女に多いその動きは、知る者にとっては病みつきになる秘境だった。 締まる……締めつけが顕著になってきた。 まだか……まだなのか…… 奥歯を噛み締めて腰を動かした。 天井を見つめ、壁紙の模様を目で追いかける。 神経を他に移しても、射精感は少しも軽減しないのだった。 気持ちいい。 どんなことにも比べられるものはない。 気持ちいい。 人生で、こんな経験があるなんて。 気持ちいい。 人格がなくなり、狂いそう。 気持ちいい……気持ちいい……気持ちいい……… 翔子の何かが崩壊した………。 男性医師はそれを見届けて、翔子の中に男の濃密なエキスを放出した。 しばらく翔子の中に留まってから離れ、流れ出る精液を見つめた。 膣洗浄を施し、綺麗にした。水気を拭き取ってから本物の炎症を抑える薬を塗り、治療の終了を告げた。 もちろん緊急避妊ピルを渡すと、彼女は黙ってそれを服用した。 男性医師 お疲れ様でした……塗り薬を出しますので、痒みが気になるようでしたらお使い下さい。 また気になることがありましたら、お越し下さい。 翔子はまだぼぉ〜っとしていたが、気怠げに立ち上がると病院を後にしていった。 だが1ヶ月と絶たないうちに再来院をして、その姿を見せた。 どこか艷やかで、内側から女性ホルモンが湧き出すかのように女の香りを漂わせている。 診察室に入るなり男性医師の前にしゃがみ込み、スラックスのファスナーをゆっくり下げた。 下から男性医師を見上げ、鼻先のペニスを口に含んだ。 目を閉じた男性医師が、その温もりに吐息を漏らす。 思いのほか翔子のフェラチオに翻弄されて、熟女の底力を感じさせらててしまった。 立上がった翔子は、目の前でショーツを脱ぎ捨てた。 男性医師に跨り、ゆっくりと腰を沈めていった。 翔子は彼の首に手を回し、仰け反った………。
24/09/03 23:42
(26nsLzOe)
投稿者:
ミキ
女医:順子 坂本美鈴さん、30歳……お若いですね……今日はどうなさいましたか?
美鈴 はい、実は……あの、妊活を頑張っているんですけど……なかなか妊娠しなくて、心配で…… 女医:順子 そうなんですね…健康診断はお受けになってますか?……他の病院で受診なさったとか? 美鈴 OLをしていたときには健康診断、受けてたんですけど、専業主婦になってからは……今回診ていただこうと病院に来たのは、こちらが初めてです 女医:順子 そうなんですね…今までに産婦人科に通われたこととか、行かれたことはありますか? 美鈴 はい、2〜3回は……生理不順になったときと、痒みが続いて心配になって……… 女医:順子 なるほど、そうなんですね…うん………まず健康診断をしばらくお受けになってないのと、お身体の状態を把握することが必要ですね。 一つひとつ診ていきましょう。 あちらの診察台にパンツを脱いで、寝ていただけますか? 金属のフレームにとても淡いブルーの布地が張られた衝立の陰で、下着を脱ぐと備え付けのカゴに置く。下着だけがぽつんと置かれたカゴを見て少し考えた美鈴は、カーディガンも脱いで下着の上に置いた。それから戦々恐々と診察台に乗る。 順子は用意が出来た彼女に歩み寄って、目隠しのカーテンを引いた。 女性器は綺麗に陰毛の処理が施され、太腿といいお尻といい、余分なお肉もなく滑らかな肌をしていた。 女医:順子 中を診させて下さいね…ちょっと冷たいかなぁ〜… クスコの挿入にやはり冷たいなりの反応を見せる美鈴、綺麗な中の状態を確認してクスコを抜く。 女医:順子 坂本さん、これまで産婦人科を受診して、触覚テストを受けたことはありませんか? 美鈴 触覚テスト…ですか?…いえ、ないです 女医:順子 生理不順の酷い人とか、不妊にお悩みの方が受けるテストです………デリケートな検査ですから、語られることもあまりなくて、どうしても知られることが少ないんですね。 クリトリスの反応を診ます……これは本当に大切な検査なんです 美鈴 えっ?……クリトリ………そうなんですか? 女医:順子 初めての方はびっくりされますよね……でもそうなんですよ。 ほら、そこは敏感な器官でしょ?……卵巣が正常に機能しているとか、子宮の状態とかある程度把握することが出来るんです。 美鈴 初めて聞きました… 女医:順子 ほら…デリケートな所だし、男性医師だと問題になりかねないから。せっかくの検査をしない病院が少ないんです……でもうちは出来ますから…… もっともらしい詭弁は、百戦錬磨の順子には簡単なことなのだ。 美鈴 知らなかったです……お願いします 女医:順子 ごめんなさい、この検査は少し時間を要します…それはご了承して下さいね。 女同士だから……少し頑張りましょうね… 美鈴 あっ………はい…… 必要な検査なら仕方がない、恥ずかしくて嫌だけど女医さんだから我慢できないともいえないし…… 美鈴は諦め半分に検査を承諾した。 赤ちゃんが欲しいのだ。 そのためなら少しくらい恥ずかしくても、我慢をする。 いつか生まれた我が子を腕に抱いて、あの検査は無駄ではなかったと自分を誇りに思う日がくるのを、美鈴は夢見ていた。 冷たい何かを塗られて、びっくりした。 塗り拡げられているうちに体温に同化して気にならなくなったが、やっぱりいい気分はしない。 あっ…きた!っと思った。 包皮の上を女医の指が優しく撫でていく。 妙な気分と、望まない感覚が沸き起こり始める。 夫の愛情を感じる愛撫に比べて義務的な感じは否めないが、場所が場所だけに………。 痛みが出るくらい両手を握り、その感覚で下半身の感覚を散らそうと試みた。 まったく意味はなく、認めたくはない甘〜い感覚はむしろ強くなる。 女医:順子 坂本さん……女同士ですからね、気になさらないで下さいね… 美鈴を察した女医の言葉が申しわけ程度の気休めをくれる。 口を抑えて、耐えなければならなかった。 だって………気持ちいいものは、どうしようもないのだから… 突然、いくつかの足音が近づいてきた。 その足音の主たちが美鈴の元まで来ると、目隠しのためのカーテンという、結界を越え自分の両側に立つのを見て驚きを隠せなかった。 美鈴 なっ…何ですか… 女医:順子 坂本さん、うちの医師ですから心配ありませんからね 両側に立つ医師は、男性ではないか……。 女医:順子 坂本さん、健康診断をお受けになってませんよね?…この検査と重ねてお胸を診ておいたほうがいいですからね… そういえば……診察台に乗っているときに、女医がどこかに連絡をしているような声がしていた。 内線で男性医師たちを呼んでいたなんて……… 美鈴 あの、聞いてないです、こんなの 女医:順子 大丈夫ですからね……不妊検査には大切ですよ?……立派な赤ちゃんが欲しいですよね? そう言われてしまえば返す言葉がない。 でも、納得も出来ない……… 男性医師1 お洋服を捲りますね…… 納得出来ないままカットソーを巻く利上げられ、ブラジャーが彼等の目に晒される。 男性医師2 下着を緩めますね…ちょっと背中を……… 彼は背中の下に手を伸ばし、ホックを外してしまった。 睨みつけるまではいかないが、露出した乳房を見る彼等の顔を見ずにはいられなかった。 2人が乳房に触れ、指を食い込ませて何かを探っている。乳癌検診を受けた経験からそれだと分かる。 その最中に鋭い感覚を覚えた。 反応をして動いてしまう身体はどうしようもないが、せめて表情は読まれたくない。 必死に無表情を作った。 女医:順子 高橋君、こっちを手伝ってくれる? 美鈴 えっ!?…えっ!? 男性医師1が女医に呼ばれ、下半身側に移る。 努めて無表情で我慢していたのに、見られたくない場所を見られるなんて…… 男性医師1の目には、膣口に溜まる分泌液を認た。 女医:順子 ここをお願い 織り込み済みなのか、女医とは違う指が包皮に触れた。 それどころかクリトリスを露出される感覚を覚え、強烈な快感に襲われ始めた。 男性医師1の指が埃を散らすように、クリトリスの表面を滑る。 痛みを感じる手前の快感が、身体を走り抜ける。 どういうことか、男性医師2が左胸にしゃぶりついてきた……これは一体、何なのか。 美鈴 ああっ! 女医の指が挿入されていた。 規則正しく動かされて、何のつもりだろう。 信じたくないが絶対に屈することの出来ない感覚が、嫌でも沸き起こった。 美鈴 こんなの違う………あはぁ………絶対違う… 女医:順子 医療行為ですよ……坂本さん? 美鈴 絶対違う……検査じゃない……ですよね… 苦しげに極力感じる様を見せないように、抗議をする美鈴。 順子が男性医師1に頷いて見せると、ズボンに手をかけてファスナーを下ろした。 ちゅぱちゅぱと乳首をしゃぶる男性医師2の耳に……んっ!……っと美鈴の苦痛を表す声が確かに聞こえた。 いきなり美鈴の身体が揺れ始めた。 美鈴 こんなの絶対に……ああっ!…違う…あぁっ!違う………あぁっ!……違う……あぁっ!……んっ…あぁっ! うわ言のように繰り返し、思わず喘ぎ声が出てしまう美鈴。 意志と快感は別なのだから………。 女医:順子 坂本さ〜ん……いっぱい感じることが大事ですからね〜……女性ホルモンが活性化させる治療ですよ~ 美鈴 違う……あっ!……こんな……あぁっ!… 女医:順子 ほら、言ったでしょう…デリケートな検査だって……この治療も同じなんですよ? 美鈴 違う………あぁ〜っ……でしょ…あぁっ! 女医:順子 これは医療行為なんですよ? でも感じてしまうのは仕方がない治療なんです……女性ホルモンを活性化しないと妊娠しやすい身体になりませんからね〜…… 美鈴 こんなの……あぁ〜っ… 女医:順子 赤ちゃんの為ですよ〜……いっぱい気持ちよくなりましょうね……… まだ若いだけあって、狭くてよく締まる。 事が終わった後も変な気を起こさせないように、徹底的にオーガズムを経験させる。 もう講抗議の言葉すら出なくなり、快楽に飲み込まれた美鈴。 白い肌を見せるくびれた腰を掴み、腰を打ち付ける。 言葉はもう、いらなかった。 美鈴に最初のオーガズムが訪れる。 美鈴 あっ………あっあっ………………あっ……… その真っ只中にいる美鈴が、身体を震わせる。 収まってきた頃に、再びベニスが躍動を始めた。 もう何がなんだか、分からなかった。 中が温かくなったような気がするが、はっきりとは分からない。 2人目が入ってきたのかもしれない。 気持ち良すぎて記憶が定かではないから。 もう、どうでもいい。 いずれ夫の子は妊娠するだろうと思う。 女医に治療を続けたければ予約が必要だと言われた。 彼女によれば、1ヶ月感間隔で予約を入れる人が多いのだという。 今のうちに予約を入れておいた。 噛み合うから早めが良いと言われたから。 これは治療だから。 赤ちゃんの為だから………。
24/09/06 12:22
(T739V5Jd)
投稿者:
ミキ
女医:順子 こんにちは、北見冴子さん…ですね?………40歳でらっしゃる……まぁスタイルがよろしくて、節制していらっしゃらる…素晴らしいわ…
冴子 身体の代謝を落としたくなくて、週に何回か汗を流すように習慣づけるようにしてるんです。着たいスーツが着られないのは、つまらないですから…。 女医:順子 お仕事は、お忙しいですか? 冴子 中間管理職ですから、それなりに大変さはあるかもしれません…。 女医:順子 なるほど……お子さんは、いらっしゃらいますか? 冴子 いえ、私たちの間にはいません…… 女医:順子 そうなんですね……パートナーとはどのくらいの頻度で、セックスはありますか? 冴子 あの……私たちは籍を入れてないんです。 結婚という形にはこだわらずお互いに干渉しない生活が、私たちには合ってますから。 セックスはあったりなかったり、そんな感じです…。 女医:順子 そうなんですね………ではバートナー以外にどなたかお相手は、いらっしゃらない? 冴子 えぇ…なんというか、時々は……… 女医:順子 決まったお相手ですか?……それともその時にょって?… 冴子 いまは、決まった相手です…… 女医:順子 そうなんですね… 順子は凛としたこの女性を、密かに観察した。 頭の切れそうな涼しげな瞳を持つ、同性から見てもかなりの美人。 生活スタイルは別として、パートナーがいながら自分の望む性生活を満喫しているということか。 この美貌だ、男が放っておかないのか、彼女自身が男を喰うタイプなのか……順子は後者ではないかと確信に近い印象を冴子に抱いた。 それは、いずれ分かるだろう……。 女医:順子 北見さんは、痛みには強いほうでしょうか? 冴子 えっ? 女医:順子 ごめんなさい…脅かすつもりはないいんです。今日は検診でらっしゃいますね? マンモグラフィはご存知かと思います… 子宮の検査は今までにされたことは? 冴子 いえ…実はまだなくて… 順子は子宮頸部を器具を使用して細胞を採取することを、説明した。 その際に多少の出血をすることがあり、人にょってはそれなりの痛みを伴う。場所が場所だけに、やはり人にょっては恐怖心がある。 女医:順子 ただ当院は出血も痛みもない方法で検査が出来ます……でも一つだけ、我慢していただかないといけないんです…。 冴子 それは、どんなことですか? 女医:順子 細胞採取に関してはシリコンで造られた最新式の器具を、使用させていただいてます。熱線が内蔵されてますから、人肌に近いのでそんなに違和感はないと思います。 冴子 どんな器具なんですか? 女医:順子 子宮頸部に当てなければなりませんから、研究を重ねてペニス大のサイズだとお考え下さい…。 冴子 ……………。 女医:順子 この方法は子宮頸部を従来のように削る感じではなくて、ある程度、当て擦ると思っていただいて結構です。ですから出血や痛みが伴わないんです。その代わり、細胞採取の精度を上げるためには、それなりの時間を要します。 冴子 どのくらいなんですか? 女医:順子 それはその時のその方の、お身体の状態によって違ってきます。 5分くらいで終わる方もいれば、15分くらいは必要な方もいらっしゃらいます。 生理前とか排卵期の方はどうしても分泌液の量が多くて、こればかりは………。 冴子 でも出血も痛みもないんですね? 女医:順子 その為に考案された採取方法ですから…。でも一つだけ我慢していただくと申しましたの………個人差はあります、ご理解いただけますね?… 察しの良い冴子の耳が、赤く染まった。 女医:順子 デリケートな採取方法ですけど………安心を買える検査を、私はお勧めしています。 ストレス社会なんでしょうね、みなさん1ヶ月に一度はこの検査を受けに、お見えになります。 安心材料になりましたか? 冴子は羞恥を覚えた自分を、恥じた。 いくらなんでも懸念するほどの状態になるはずがない。 再来院する人の多さが、それを証明しているではないか。 北見冴子は、検査を承諾した………。
24/09/10 00:42
(NZv1o/JW)
投稿者:
ミキ
人の目をしっかり見て、嫌味のない受け答えをする彼女。
その仕草や対応力を感じさせる北見冴子は、仕事の出来る女性なのだろうと思えた。 同じ女性なのにどこか嫉妬を覚える美しさと彼女の持つあの雰囲気。 彼女の部下………男性は、知性と強さを兼ね揃えた冴子には、尊敬と憧れ、ある種の恐怖心を抱いているかもしれない。 診察台に乗った彼女の下半身は、その見た目にも年齢を感じさせないきめ細やかな白い肌、どこにも贅肉のない適度な筋肉質であることが分かる。 今どきは順子や彼女の年齢層も完全に脱毛をする女性が増えたが、冴子は洗練された見た目にもかかわらず黒々とした陰毛が誇示をするように、その存在を見せていた。 洗浄、クスコを挿入しての視診で中の確認に移る。 健康的な色、潤いを帯びた子宮口が待機しているのが見える。 女医:順子 北見さ〜ん、それでは細胞診をしていきます… 第一段階として、クリトリスを診ていきますよ… 冴子 えっ…何の意味があるんですか? そう来ると思った。 女医:順子 この検査には密接な関係があります……北見さんの子宮頸部は………… 順子は素人には理解できそうもない、もっともらしい詭弁を並べたてた。 どこか納得もできない、拒絶する理由も見つからない心理状態に追い込む。 女医:順子 ですから、必要なんです。 女は痛みに強いはずですから、別の感覚にも対応はみなさん、できてますよ…頑張りましょうね… 何を頑張るというのか。 別の感覚と言葉を選らんでいるが、要するに快感を伴うから耐えろという無理難題ではないか……。 女医:順子 それでは、なるべく動かないで下さいね……… そういうと順子は用意していた、ある物を取り出した。 いくつかある一つを選び、包皮をツルンと剥いて露出させたクリトリスにあてがった。 独特の音が、鳴り響き出す………。 女医:順子 違和感とか、痛みはありますか? 冴子 なんですかこれ?………なんかちょっと… 女医:順子 合う物と合わない物と、個人差はありますからね……別の物にしてみましょうか…… やや大き目のクリトリスを持つ冴子には、微妙に合わなかったようだ。 これならばと順子は、もう一つの物を試した。 今度の物はここ最近になって出てきた、消音機能にも優れた最新型である。 流線形のデザインにも優れたその器具の名称は、世の中ではウーマナイザーと呼ばれている。 女医:順子 今度はどうでしょう……違和感はありますか? 冴子 あの……慣れてないので…こういうの…………違和感を聞かれても、どう言えばいいのか…… 女医:順子 変な感じとか、痛いとかは?… 冴子 痛くは………ちょっと……くすぐったい… 女医:順子 頑張りましょうね………北見さんは…管理職でらっしゃいますよね……大変でしょう? 冴子 医師の先生はもっと、大変なんじゃないですか? 女医:順子 仕事ですから…でも、やり甲斐を感じてます 冴子 私も……同じです…………やり甲斐が…あって… 女医:順子 男社会で苦労もおありでしょう? 冴子 ……まぁ…それなりに……………………あるかも…… 女医:順子 でも、凄いわ…私もスーツで決めて男を顎で使ってみたいわ…… 冴子 ふふっ……顎で使う………………なんて、そんなこと………して………………………………………………………………… 女医:順子 格好いいもの…憧れますね…… 冴子 ……………………………………………。 密かに仕掛けたカメラは、順子の手元のモニターに両手で口を抑える冴子を映し出していた。 すでに会話が怪しくなり、必死で繕っていた冴子の体裁もここまでだった。 ウーマナイザーにスッポリと覆われたクリトリスは、圧縮された空気に叩かれて充血していた。 どこにも触れてもいないのに、空気の塊によって得も言われぬ官能を冴子に味あわせていく。 身をよじって、必死に耐える冴子。 いや……彼女はもう、溺れていた。 足音もなく側で控えていた順子の下僕、密かに彼と交代する。 彼がそっと指を挿入した。 はっ……っと目を見開いた冴子は異変を察知したが、声を出せば言葉になる前にどんな声が出てしまうかを恐れた。 厚みを増した快感は、冴子のプライドを黙らせた。 下僕は指に小さな突起が無数に付いた指サックを装着し、それを前後に揺らす。 違和感に嫌悪する前に、呼び起こされた淫欲が上回る。 キャリウーマンが翻弄される姿がモニターの中で、身を躍らせていた。 女医:順子 代わるから、行ってらっしゃい… 何やら指示された下僕は順子と交代する。 堂々と結界を越え、冴子の顔の横に立った。 冴子の顔の前には、下僕の股間が間近にあった。 身を固くしながら気配に気づいた冴子が、目を開く。 なぜ目の前に人の股間が見えるのか、思考が働かない。 それでもこんな状況なのにカーテンで隔てられたこちら側に人がいる、異常事態は感じていた。 声を上げられず、抗議も抵抗も深い劣情の最中にいては、どう判断をしていいのか分からない。 冴子は自分の手を掴まれて、目の前のズボンの膨らみに添えられるのをされるがまま見ていた。 上下に撫でさせられ、形状から男性だとの認識はあった。 なぜかファスナーが降ろされる。 恐れや嫌悪、動揺は、絶え間なく続く快感の前には無力。 飛び出したペニスを見たときには、後悔という名の概念を見失っていた。 それを握らされると一瞬だけ浮かび上がった嫌悪感はすぐに色情に掻き消され、逞しい印象が残る。 口元に添えられると、自然に舌が動いていた。 情欲をそそる男の匂いが、官能的にさせる。 いきそうなのに、いけないもどかしさをか抱えて口に含む。 舌にねっとりするものが絡みつき、性器の匂いが鼻から拔ける。 防衛本能が冷静になれと、警鐘を鳴らす。 考えればきっと嫌な気持ちになりそうな気がした。 口からペニスが引き抜かれる。 目前から去るのが分かっただけだ。 とても良かったのに、器具が外されてしまった。 疑問に思う前に強烈な快感に、また身を固くさせる。 人の舌だと理解できただけで、抵抗する気持ちになるほど余裕はなかった。 自分の欲するままに、高まっていく。 これを誰が拒絶できるというのか……。 待って……待って……待って………もう……… 冴子は身体を弾ませて、壮絶な快感から離脱した。 息が整わないのに、何かが身体に入ってきた。 有無を言わせない暴力的な快感を、身体が享受せざるを得ない。 とっても欲しかった。 力強い勢いが、奥に何度も当たる。 入口から奥までを何度も貫き、半分くらいの位置に留まって攻めてくる。 そしてまた奥まで貫いた。 こんなのって……堪らない……。 衰えない勢いが、襲いかかる。 何度も何度も入ってきて、その勢いのままに続く。 疲れてを知らない硬いものが、狂わせる。 凄い……こんなの知らない………いいぃ…… 休まずペースも落とさず、突きあげた。 咥え込んだ入口が生き物のように、淫らなに変形を繰り返す。 包皮を潜り抜けたクリトリスが、姿を晒したまま隠れようもとしない。 ペニスが膣壁に沿って、壁を擦る。 何度も、何度も、何度も………。 冴子が突然、腰を持ち上げた。 ブリッジをするように隙間が空き、膣壁が収縮した。 下僕が両手で腰を掴み、勢いをつけて打ち込む。 下僕の強かな震えと共に、静かになった。 冴子は濃霧の中に立ち、何度も脈打つようにするペニスを身体の中に感じていた。 ここ数年で……いや、これまででこんなに感じさせられたのは初めてだった。 どうにかなりそうだったのに、終わってしまうと呆気なく感じる。 穏やかに引いていく心地よさに、浸っていた。 なのに……………。 身体の中で、再び躍動が再開するなんて………。 敏感になった身体が即座に反応する。 女に生まれた嫌悪、それ以上の快楽に飲み込まれその肉欲に酔った。 もうじゅうぶんだと思ったのに、今は欲っしていた。 もっと……もっと……もっと………。 突かれるほどに愚かしく、プライドもなく感じる。 そして、オーガズムに包まれた。 憔悴する冴子の心と身体、無慈悲にも輸送が始まる。 もう………おかしくなる…… 自分が自分ではなくなる感覚を覚え、冴子は狂った。 胸の前は開け、いつの間にか男が覆いかぶさられていても、淫らな声を上げた。 男が果てるまで………。 1ヶ月が過ぎ、更に一週間が過ぎて冴子は現れた。 仕事帰りなのか、特別枠の夜の来院だった。 夜の闇に、冴子の甘い声が響いた………。
24/09/10 05:09
(NZv1o/JW)
投稿者:
ミキ
………いってらっしゃい…
今日も夫、雄一を玄関から送り出す。 それから遅れること20分、10歳の長男と7歳の次男を立て続けに学校へ送り出す。 バタバタと朝の朝の慌ただしさが過ぎると朝食の後かたづけ、洗濯を済ませる。 部屋の掃除も終わってしまうと、やることがなくなってしまった。 ソファに腰を落ち着けると見計らったように、愛猫が膝に乗ってきた。猫も飼い主が忙しく動き回っているときは、甘えさせてもらえないことを知っている。ここぞとばかりに撫でてもらい、盛大に喉をゴロゴロと鳴らした。 穏やかな暮らし、金持ちではないがささやかな幸せ………。 矢部瑞江は、ぼんやりと窓の外の庭を見つめた。 花壇に植えた月下美人がいくつも蕾を付けている。この分なら今夜には咲くかもしれない。 夜にしか開花しない膨らんだ蕾を眺め、瑞江は心の空虚感を慰めた。 瑞江は大恋愛の末、夫の雄一と一緒になった。 20歳そこそこの2人を周囲の大人は心配したが、生活が軌道に乗るまで子供は作らず初出産は25になってからだった。 2人目はその3年後、計画的に生んだ。 派手ではないが何不自由のない穏やかな暮らしが10年……どういうわけか最近、物足りなさを感じる。 何が欲しいという具体的な理由は、ない。 夫は優しく良い父親で、良きパートナーだ。 これで不満を言ったらバチが当たるだろう。 強いて言うなら………夜の夫婦生活において、早いことだろうか。 自分に魅力がなくなったのだろうか。 仕事の疲れもあるだろうが、以前ほどの情熱は感じられず義務的に応じているような気がする。 瑞江は持て余す時間を近所にある市営のスポーツジムに当てて、身体を絞るだけではなく鍛えた。 これでも学生時代はダンス部で、ジャズダンスに身を躍らせて男子部員を魅了させていたのだ。 元々太っていたわけではないが、結婚生活でなまり、出産で崩れた体型を戻した。 メイクもしないで競泳水着を身に着けて、プールで泳いでいればそのスタイルの良さに密かな注目を浴びていることに気づく。 女はそういうことに、敏感に気づくものだ。 もう38歳なのか、まだ38歳なのかか。 その迷いは先日のナンパで払拭された。 学生時代の友達と久しぶりに会うことになって、駅前で待ち合わせをしていたら続けてにナンパをされたのだ。 もっとも風俗系のスカウトが中心だったが、中には純粋なナンパも数人いたのには困ってしまった。 遅れて到着した友人には、整形でもした?…なんて冗談を言われた。 彼女は歯に衣着せぬ物言いをする表裏のない性格で、今もそれは変わらない。 スポーツジムに通い鍛えたことを説明したら納得していたが、それにしてもなんでこんなに変わらないのかと、褒めてるのか貶しているのか分からない言い方をされてしまった。 確かに子供が2人いると知ると、びっくりされることは少なくない。 瑞江は、褒め言葉として受け取ることにした。 風俗系のスカウトには辟易したが、女として男性の需要はまだあると自信がついただけで悪い気はしないから。 でも、誰にあるというのか………。 彼女との一時を終え、駅に向かって歩いた。 ショウウィンドウに飾られたトレンドの服を見るともなしに顔を向けた。 するとガラスに映る自分の姿に目がとまった。 ホワイトジーンズにニットを合わせた女は、お尻がキュッと上がり括れたウエストが目を引いた。 微笑んで見せる………彼女はまったく代わり映えがないようなことを言っていたが、もう女の子ではなくてどう見ても女の人だった。 こんな自分に男性は欲情するのかしら……。 瑞江は車窓に映る自分に自問する。 少し離れた位置にいるサラリーマンの男性を見た。 自分よりも若い彼はスーツの上着を脱いで片手に持ち、Yシャツ姿で揺られている。 その腕は逞しく、暑い胸板をしていた。 さぞかし夜は………。 瑞江はあらぬことを想像して、急いで掻き消した。 いくら満足出来ていないからといって、度が過ぎると思った。 浮気をするなんてないし、今の幸せを壊すなんて考えられない。 ホームに降りて改札に向かう途中、産婦人科医院の広告が目についた。 美容外科ではなく産婦人科医院だったから物珍しくて、数秒間だけ足がとまった。 ふ〜ん……文言をさっと読んで、歩き出す。 いくつかの言葉が心に残るなんて、このときは思わなかった。 瑞江は今夜は何にしようか、夕食の献立を考えながらスーパーマーケットに足を向けていた……。
24/09/12 21:23
(HaNN52NL)
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