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婦人科検診〜理性と欲望
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:婦人科検診〜理性と欲望
投稿者: ミキ
平田優子はパソコンの画面を睨みながら、こめかみにあてた指を動かして思案をしていた。

雑誌編集部に就いてから15年、本当は記者になりたかったが今となってはそれなりのやり甲斐を感じている。

初めはやっていけるだろうかと不安しかなかったが、コツを覚えてしまうとメキメキと頭角を現し仕事が面白くて仕方がなくなった。

巷では結婚、出産の便りが届き、風の噂で親友の結婚が優子の心をざわつかせたものだが仕事にのめり込むことでやり過ごしてきた。

優子にも結婚の話が持ち上がった時期もあったが、家庭に入ることを強く望む当時のパートナーとは破局してから恋愛を遠ざけていた。

女としていい歳になってきて、焦りがなかったわけではない。
決してモテないわけではない。年下ではあったがこんな自分に交際を申し込んできた男性と、一時期は付き合ったこともあった。
5つも年下だけあってベッドでは疲れ果てるほど優子を導いてくれたが、若いということ以外に合わないことがあり過ぎて別れることになった。
それ以来、更に恋愛を遠ざけようになって気がつけば優子は38歳になっていた。

………もう、結婚は無理かな……

優子はそんなふうに思うようになっていた。


ー平田君、もう済ませてくれたかい?

課長の遠回しの催促だった。

優子の申し訳なさそうな反応を見て、課長は溜息をつく。

ー面倒なのは理解できるけどね、今月中には済ませてね………もう君だけなんだから、上がそろそろうるさくなってきてるから、もう庇えないぞ。

毎年恒例の健康診断、優子はこれが苦手だった。
年齢を重ねると検査対象が増えて、憂鬱で仕方がない。
会社社屋の横にバスを改造した移動検診車が止められ社員が順次検診を行うのだが、優子は取材だ何だと理由をつけて先延ばしにしていたのだ。
おかげで医療機関まで出向かなければならない。

課長に手渡されたリストにはいくつかの病院の名があった。
その中に去年まではなかった病院の名があった。
あまり気乗りしないまま優子は、試しに検索してみた。
産婦人科医院らしく、女医というだけでそこに決めていた。
それでもマンモグラフィ、クスコで膣を覗かれることを思えば憂鬱になるのは変わらない。
バリウムの苦痛だけでも嫌なのに………。

優子は嫌なことはさっさと済ませる為、一週間後に有給を取って病院に行くことに決めた。


便利な時代になったものだ。優子はこの期に及んでこれから行く病院を性懲りもなく検索してみた。
利用者たちの感想は比較的に良いものばかりだが、本当だろうか。
それでも感想を見ていると心が落ち着いてくる。
丁寧、苦痛は最低限という感想は救いだ。
ただ気になる感想もあるにはある。
女性ならここに行きたくなるかも………と。


病院に着いてみると壁紙やインテリアが女性好みになっていて、こういうことねと優子は納得した。さすがに女性医院長のいる産婦人科医院だと思った。


手続きを済ませると、思っていたよりも早く名前を呼ばれて部屋に通されていた。
用意されているカゴに脱いだ衣類を入れ、下着もとってピンク色の検査着に着替える。

血液の採取やら何やら一通りを済ませる。
いよいよ婦人科系の検査だ。
診察用の簡易ベッドに寝かされて、検査着の前を解かれて乳房を露わにされる。
冷たいジェルを塗られて超音波で隈なく乳房を調べられる間、やっぱりドキドキはする。
これといって問題はなさそうでほっとしたのもつかの間、いよいよマンモグラフィだ。
あの板に挟まれて乳房がペシャンコにされるのは何回経験しても、平気な女性はいない筈だ。

優子は特別大きくはない乳房だが、Dカップはある。
それが平ぺったくなるされるのは酷く惨めで、やっぱり痛かった。当然だが、両胸なのだ。

我慢強いと大袈裟に褒めるのは、この病院の方針なのだろうか。
それにしても超音波の検査前に念入りな触診をされたが、女医だからか力加減が絶妙だった。
男性医師ならば必ず多少は痛みが生じるのに、それがなかったのだ。
それどころか、危うく変な気分になりかけた。
ソフトタッチでスゥ〜っと肌を滑らせる、そんな指先の感触が性的なものを感じさせたのだ。
執拗とはいえないまでも、乳首に触れられた。
数回だったが優しく摘まれて離してはまた摘んで……。妊婦でもないのに稀に乳白色ではない色の分泌液、それが出てしまう人がいるのだと聞かされていた。その場合は、ある病気を疑う必要がある。
それが出いないか否かを確認するために、スリっと先端を指先が擦る。その瞬間、明らかに性的な快感か背中を駆け抜けた。

女医ーうんっ、こっちは問題ありませんね………反対側も診ますね……

女医の真剣な眼差し、触診をする手つきから不信を抱かせる感じはもちろんなかったが、如何せんあの指先の感触の後の乳首だから敏感になる。それもマンモグラフィの苦痛で飛んでしまったけど………。


女医ーじゃあ、あちらに移動して台に乗ってくださいね

婦人科では当たり前の、足を乗せるパーツの着いた嫌な診察台に乗った。
足を乗せる前に素早く目隠のカーテンが引かれる心遣いが、女性らしい。やはり女性の気持ちが分かるのは女性なのだと思った。


足をそれぞれの台に乗せ脚が左右に開く。


女医ーちょっと冷たいかもしれません、洗浄しますね

言い終わるとあまりにも冷たくて、身体がピクリとしてしまった。
脱脂綿らしい感じの物が丁寧すぎるくらい、性器を拭う。


女医ー アンケートに生理痛が重いと書かれてますが、不正出血はありますか?


優子ーたまに生理が終わったと思ったのに、まだ出たりとか……変なタイミングなことはあります


女医ーそうなんですね。これまでに子宮筋腫だと診断を受けたことはありますか?


優子ーはい、10代の時から生理痛はあったので、数年前から重くなって受診したらそのときに子宮筋腫だと診断されました


女医ーその時から受診はされてますか?

優子ー仕事が忙しくて、病院には行けなくて……でも薬で何とかなってましたから…


女医ーう〜ん……これからはなるべく受診されたほうがいいですね。問診表にあったかと思いますが、当院は痛みはなく細やかに調べられます。
他ではあまりしない手法ではありますが、成果は信用しても良いと思います。


優子ーそれはどんなというか、どんなことをするんですか?


女医ー説明しますね……オリモノは女性なら誰でも出ます。それは膣を清潔にするだけではなくて、正常な状態に保つ意味で大事なことです。
膣壁からも分泌されますし、子宮からも分泌されます。
この検査はその子宮からの分泌液を採取する必要があります。


優子ーそれは、どうやるんですか?


女医ー方法は2つあって、1つは子宮口から器具を入れて採取する方法です。これは急ぐ人やその必要がある方がされる場合が多いです。当然痛みがありますから麻酔をかける必要があります。

もう一つは、排卵期の卵白状のオリモノをご自分でお持ちになるか、この場で分泌させて採取する方法です。緊急性がなければだいたい後者が多いですね。


優子ーそれは痛くないんですか?


女医ーはい、だから皆さんこちらを選ぶんです。
ただ、分泌させるわけですから時間が必要なんですけど、今日は大丈夫ですか?


優子ーそれは大丈夫ですけど、分泌させるってどんなことをするんですか?


女医ーある意味、強制的に分泌させるわけですから刺激をします。はっきりいえば、性的な快感が伴うことになります。完全に秘匿なので外に漏れることはないですし、今までそれはありません。
ただこれは医療行為なのは間違いないですから。


優子ー快感って……例えばどんなことをするんですか?


女医ー専用の医療器具を使用します。クリトリスを刺激するんですが、痛みや違和感がないようにその方に合った物を使用して、最終的に分泌液を採取することになります。
もう一度繰り返し言うと患者さんの情報は外に漏れることはありません、守秘義務もありますから。
安全で秘密は守られますし、確かな結果が明日には分かります。公に公表することではありませんから、あまり知られていないのが難点だったんですけどね。
でも、口コミで受診される方が増えてきちゃって………。


女医の最後の言葉は、優子には意味深に聞こえた。
それはそろそろ予約が必要なほど順番待ちになるくらい、合法的に性的な快感が得られると言っているみたいだった。


女医ーどうされますか?今でしたら直ぐに出来ますが………


下半身をあられもない姿で悩むのも恥ずかしいので、優子はお願いすることにした。
女医が言っていたように、これは医療行為なのだから………。
2024/08/28 10:39:30(cdJ3HtNg)
22
投稿者: ミキ
最後の荷物を積み込むと、扉を閉める。
腕まくりしていたTシャツの袖を戻し、大型トラックの運転席側に回り、ドアを開ける。
ステップに片足を乗せて、勢いよく身体を持ち上げた。

隣に並べて停めたトラック運転手の男が、形の良い作業ズボンに形取られたお尻を盗み見る。
今日も良いものを見たと、その光景を目に焼きつけた。

木田千春はトラックを発進させた。
勇ましい男たちに混ざり、大きなステアリングを握って2年が経った。
旦那に先立たれたときは、途方に暮れた。
いっそ跡を……と思ったが、小さな娘を残すことも道連れにすることもできなかった。

最初はスナックに勤め、子供のために宅配便の職に就いた。
お金を貯めて大型免許を取得、旦那の勤め先だった会社に就職したのだ。
紅一点、女は自分1人だったが、旦那の同僚たちがなにかと気にかけてくれて、どうにかここまできた。

他会社の男がいやらしい目で見てきて辟易することもある。
誠実な男性に交際を申し込まれ、気持ちがぐらついたこともあった。
まだぎりぎり20代だったこともあって、身体を一度だけ許してしまった。

久しぶりの快楽に身も心もとろけるようだったが、激しい後悔の念に駆られて2度目は拒否した。結果彼は離れて行き、独身を貫くことを決心したのだ。

仕事は辛いけど、慣れてしまえばやり甲斐はある。

ただ人には言えない悩みがあった。
定期的にカンジダが再発してしまうのだ。
不快で堪らなくて、いくかの病院を受診したのだ。

薬で完治はするものの、数ヶ月で再発するのだ。
それぞれの病院では疲労による免疫力の低下とか、ストレスを指摘された。
神経を使うし体力も使う。だが意外にも自分に合っていて疲労による免疫力低下は外してもいいと思う。残るはストレスだった。

千春はいくら考えてもストレスの原因が、分からなかった。
ヤンキー上がりのルックスに外見を変えてからは、露骨にいやらしい目を向ける男はかなり少なくなった。
では何か…………心当たりといえば、まさかということしかない。

千春は逞しい男よりも、やや細身の男性が好みだった。
旦那がまさにそのタイプだったのだ。
千春は子供が寝てから、極たまに引き出しからある物を取り出した。

男性器の形をした女性用の、玩具。
ネットで検索すると、沢山ある中から少し細くて手頃なものを購入したのだ。
大きめの物は、自信がなかったのだ。
一応の慰めにはなるが、生身の男性には程遠い。

生理が近づくとイライラしたり気持ちが沈んだりするタイプの千春は、性欲が高まる時期が重なることもあって、決まって旦那とセックスをしていたのだ。
その週間がなくなったことが原因なら、どうすればいいのか。
セックスフレンドを作るなんて、考えられない。
そんなとき何となく病院を検索していたら、気になる産婦人科医院が目に留まった。

女性特有の疾患から性の悩みまで、お気軽にご相談下さい……とあったのだ。
冗談かと思ったが、訪れる人は後を絶たないようだ。
女医だということもあって、足を向けることにした。
予約を取ろうとしたら、1ヶ月も先まで埋まっていた。やはり評判は良い病院らしい。
千春は俄然、早く行きたくなっていた。


何だかんだいっても緊張していたようで、40分も早く着いてしまった。
まるで小さめのホテルのロビーのようなところのベンチに座っていると、問診表とアンケート用紙を渡された。

問診表の記入を済ませると、アンケート用紙に目を通していく。
信じられないほど恥ずかしい内容の質問が、ずらりと並んでいてびっくりした。
さすが性の悩みまで手厚くフォローする、そんな病院だけのことはある。
むしろそっち方面で訪れる、そういう人のほうが多いのかもしれないと、千春は思った。
そんな千春も半分、そういう類だった。

嘘で誤魔化しても専門家には見抜かれる。
どうせ恥ずかしいのだ、嘘がバレていたたまれなくなるくらいならと、正直に記入しておいた。
時間はいつの間にか過ぎて、名前が呼ばれたので千春は立上がった。


順子  木田千春さん、33歳……もう少しお若く見えますね、羨ましいわ…


実年齢よりも若く見えると言われて嫌な気はしないが同姓に言われても……それにこの女医はかなり綺麗な女性だと千春は思う。


順子  なるほど…うん、まずは検診をお受けになることをお勧めします……消去法で潰していくと見えてくるはずですよ……


女医のいう通りに千春は従った。
一般的な診断とそう変わらないが、より丁寧だと思った。
マンモグラフィは痛かったが、超音波検査は凄く恥ずかしかった。
全て女医が診てくれるわけではなくて、男性医師も当然いるのだ。

その男性医師を見て、きたことを千春は後悔した。
自分よりは歳上みたいだが、そう幾つも変わらなそうだ。
なによりも、かなりタイプの男性だったのだ。


男性医師 それではそちらで服と下着を取って、カゴに入れて下さい……用意ができたら声をかけていただけますか?


死にたいくらい恥ずかしくて、溜息をつきながらカットソーを脱いで、パステルピンクのブラジャーを取って服の下に入れてカゴに置いた。


千春  あの……用意ができました…


男性医師  はい……じゃあこちらの椅子に座っていただけますか?

渋々というように衝立の影から出た千春は、男性医師の前に腰を下ろした。


男性医師 ごめんなさい…お胸を診させて下さいね……

顔から火が吹き出しそうな思いで、胸を隠していた腕を下に下ろす。
作業着のTシャツからは意外と分からない、Dカップの乳房が現れていた。
着痩せするタイプの千春の乳房は釣り鐘タイプで乳輪は小さめなのに、存在感のある乳首をしている。


男性医師の人差し指と中指が、白い乳房に沈む。
滑るように肌を移動し、執拗に白い山を調べた。
沈み込む指は痛みを感じる前に浮いて、次の場所でまた沈み、渦を作るように小さく動く。
やがて全ての場所を潰すと、彼は言った。

その理由は興味深くて怖かったが、聞いたことも経験もない……乳首を触るなんて。
でもこんな人気のある病院の医師が嘘を言うわけもなく、産婦人科医院といえば専門家だ。
それでも猜疑心を捨てきれなくて触っている間、眼の前の男性医師の顔を凝視した。

ソフトな指さばきで弄られるうちに、羞恥心に耐えられなくなった。
とても真剣な眼差しで職務を遂行する彼の指に、性的な快感を覚えてもいた。
これが検査でなければ、愛撫意外の何物でもない。


乳首を軽く摘んでは離し、少し横にずらしては同じことをする。
乳首を離すときには滑らせるようにするなんて、感じるなというほうが無理なのだ。
変な色の分泌液がでないことを祈りながら、先端をこねくり回わされる刺激に両肩が動いてしまう。
もう片方が済む頃には、軽い疲労を覚えていた。
千春は乳首が弱いのだから。

その後の超音波検査は、凄く嫌だった。
冷たいジェルを塗られて、勃起した乳首の回りを調べられるときには偶然とも故意とも受け取れる、手のどこかが必ず乳首に触れていたのだ。

女医の前に戻ったときには、疲れていた。

順子 お疲れ様でした……少しお疲れでしょうか?
ハーブティーで休憩を挟みましょうね……

千春 いえ……大丈夫です……あの…検査を終えたくて……この後に予定があるんです…

順子 そういうことでしたら…それではあちらの診察台に乗ってお待ち下さい…直ぐに参りますから


順子はショーツを脱いで待つこと、自分が診察しするわけではないことを、わざと千春に言わなかった。


女医は備え付けの電話に手を伸ばし、ゆっくりと受話器を耳にあてた………。
24/09/02 04:28 (CZId7dpB)
23
投稿者: ミキ
順子 木田さ〜ん…下着を取りますね〜


何をぐずぐずしているのか、来るのが遅い下僕に腹が立ち、ご褒美のショーツを拝ませる喜びを取り上げることにした。今日は予定が詰まっているのだから。

それにしてもこの子も欲求不満なのだろうか、表まで恥ずかしい染みが滲みでているではないか。
足から取り去る……あらあら糸を引いちゃって…。

ようやく現れた下僕を順子は人睨みする。
面倒だから洗浄は後回しにして、クスコで先に中を確認することにした。

順子 木田さ〜ん…中を診ていきますね…ごめんない、冷たいですよ〜

ご多分に漏れず千春はピクリとさせた。
クスコのツマミを回して膣を広げる。
中を覗くと綺麗な子宮口が見えた。
問題はなさそうなのでツマミを戻そうとしたとき、ある異変を感じ取った。
とりあえずクスコを取り去り、ラテックスをはめた指を挿入してみた……やっぱりだった。
彼女は、男を骨抜きにする女性器の持ち主だった。

また一つ、彼女の異変を見つけた。
クスコを入れた際は、冷たくて反応したとばかり思っていた。実際、冷たくはあっただろう。
それが抜き去るときに、明らかな吐息を漏らした。
そして今、指を入れただけでかなり締めつけられ、また吐息を漏らした。これの意味するところは、敏感体質だということに他ならない。
アンケートでは分からないこともありそうで、質問をしてみた。


順子 木田さんはカンジダを繰り返すんでしたね?

千春 そうなんです、困ってて……

順子 それでいくかの病院を渡り歩いてるようですね…

千春 そうなんです…どこも疲れで免疫が下がっているとか、ストレスだと言われました。

順子 う〜ん、一般的にはそう診断されるでしょうね……つかぬことを聞きますね……
一番最近のセックスは、いつ頃ですか?

千春 あの………3年くらい前です

順子 大事なことですので、正直にお答えいただくと助かります……
これまでの性体験では、男性はみんな射精が早くありませんでした?

千春 えっ!……そうなのかな……

順子 大体で結構です……挿入されてからどのくらいでの射精だったか、覚えてますか?

千春 時間、ですか?……たぶん、10分前後くらいだと思います……何かおかしいんでしょうか?

順子 何人くらい、ご経験されてますか?

千春 5〜6人です……

順子 もしかして、木田さんは感じやすい体質ではないですか?

千春 ………………はい、たぶん

順子 それで、分かりました……通常は10分くらいしか保たないというのは、早漏ということになります。
でも木田さんのおっしゃる人数の全ての殿方がみんな、早漏というのは考えにくいと思います。
一般的には、ちょっと早いんですね。
あくまでも一般論ですが、それでは通常の女性はかなり物足りないものなんです。
でも木田さんそうお感じにならない……その理由があったんです。

千春 は……い……それは?

順子 まず木田さんが敏感体質だということです……感じやすい体質だから、男性の速さに気づかなかったのかもしれませんね……。
それから男性が早く射精してしまう理由は、木田さん、あなたにあったんです…

千春 えっ!……私だったんですか?

順子 えぇ、そうなんです……木田さんの膣は男性泣かせなんです……
木田さんのような女性はかなり少ない割合いですが、存在します……
そういう方はなかなかパートナーが見つからなくて、苦労をするそうです。
セックスに執着がないなら別なんですけどね。

木田さん、カンジダを繰り返す原因は、満足のいくセックスをしていないことにあります。
ごめんなさい…ご主人を亡くされてから、そういうパートナーは?

千春 いえ……

順子 これからもご予定は…考えてもらっしゃらない?

千春 その気になれなくて……

順子 そうですよね…無理になさることではありませんからね……

でも、このままだといくらでも再発を繰り返すことになります。
そのたびに受診して、薬、ということになります。

千春 何か治療法はないんでしょうか?

順子 当院にしかない治療があるにはあります……デリケートな治療なものですから一般的ではなくて、ほとんど認知はされてはいんです。
でも国に認められた治療で、当院には全国から足を運んで見える方が後を絶たないんですよ。

千春 それはどんな治療何ですか?

順子 本当は予約をしていただかないとだめなんですよ?…1ヶ月先まで埋まってしまいますから…

千春 そうなんですね………

順子 でも今日なら特別に構いませんよ……キャンセルがありましたから…

千春 本当ですか?……あの…本当にいいんですか?

順子 お困りでせっかく来ていただいたのに、何もせずお帰りいただくのは……私共もプライドがありますから…

千春 ありがとうございます……なんとお礼をいえばいいのか……本当にありがとうございます

順子 じゃあ治療をしましょうか。

痛みはありませんから、それはご心配はありません。

ただ信じていただきたいんです、びっくりなさるかと思いますけど、国に認められた医療行為ですからね。これだけは理解して下さいね…

千春 はい…分かりました

順子 じゃあ始めます……びっくりすると思います、痛みはありませんからリラックスして下さいね…


千春はすっかり女医を信用していた。
じゃあお願い……誰かに指示をする女医の声が聞こえる。
洗浄はしてないからとかなんとか……千春にはその意味は分からない。

足音が近づいてきた。
どんな治療なのか、ドキドキしてきた。
下半身に手が触れた。
いよいよ始まる……恥ずかしい場所が左右に開かれた。
恐怖心が頭を上げたとき、普段はあまり空気に触れることのない粘膜に、柔らかくて生温かい何かが触れた。
千春はびっくりして腰がバウンドしてしまった。


えっ!太腿を両腕なの?……に、抑えつけられた。
今度は露骨に粘膜を何かが撫でた。
えっ!えっ!…嘘でしょ! なんで?えっ!えっ!

千春のそこを撫でていたのは、下僕の舌だった。
彼は未洗浄の女性器を、嬉々として口をつける。
まるでご馳走にありついた、まさに犬だった。


千春 せっ…先生!?……えっ!…人ですよね?

順子 びっくりすると、申し上げましたでしょ?
繰り返しますが、これは医療行為なんですよ?
カンジダの再発をなくしたいでしょ?
だったら少し頑張りましょうね……

千春 えっ…えっ…でも……あぅっ…あっ…あっ!…

乳首への刺激で洪水状態だった分泌液を全て舐めとってしまうと、下僕ノ舌はクリトリスに矛先を向けた。
未洗浄の女性器はいくら舐めでも群れた女の臭気が漂い、堪らない。
暴れる千春の腰を拘束し、舐めて舐めて、舐めた。

あっあっあ〜〜はんっ…あっあっあっあぁ〜っ

敏感過ぎて、よく鳴く女だった。
分泌液が後からどんどん溢れてくる。
舐めがいのある女は、好きだった。


順子 木田さ〜ん…いっぱい感じて下さいね…


あぁ〜あっ…はあはあ…はぁ~っはぁはぁはぁっ


よほど気持ちがいいのか、腰がひとりでにうねりの始める。

こんなに快感に喘ぐ女は、久しぶりだった。

宴はまだ、始まったばかりである………。
24/09/02 08:39 (CZId7dpB)
24
投稿者: ミキ
順子 木田さん…お静かに……病院ですから

声のトーンを落として、言葉の重要性を強調する。


千春 ごめん…うっ………なさい………んっ…


順子 他の患者様もいらっしゃることですから……どうかもう少し、我慢なさってください…


千春 ん~~んっ!…んんっん~~っ!


両手で口を塞ぎながらまるで腹筋運動でもするように、頭を何度も持ち上げて悶絶する千春。
ヤンチャをしていた名残が色濃く残る、そういった外見とはかなりのギャップがある。

適度な電流でも流されて拷問を受けているように、千春は腰を絶え間なくピクピクさせる。
順子が下僕に近づいてどんな舌技をしているのかと確認をしたら、クリトリスに舌先を僅かに触れさせて、懸命に前後にと振っている。

やがて千春は力尽きるように、脱力してしまった。
数年ぶりのクンニは、かなり体力を消耗したようだ。千春は憔悴していたが、幼子のように穏やかな表情で目を閉じていた。

ウィ〜ン……ウィ〜ン…ウィ〜ン………

静寂の中をバイブレーションの重低音が、鳴り響く。
千春のバックの中からだった。
はっ!…っとしたように目を見開いた千春が、上半身を起こす。
順子が千春のバックを持って、彼女に手渡した。

千春 ごめんなさい…

順子 携帯の電源は切ってくださらないと……
どうぞ、構いませんからお出になって。

千春 すいません、職場からで……はい、……もう!今日は連絡しないでって伝えていたじゃないですか!…………はい…はい…えぇっ!……はい…はい…はい……ちょっといま、病院に居るんです……折り返します……

通話を無理やり切り上げた千春はまた、申しわけなさそうに謝罪した。

順子 お仕事のトラブルですか?

千春 あっ…はい……なんか、すいません……

順子 緊急だったようですけど、電話しないで大丈夫なのかしら?

千春 あぁ……でも……ご迷惑をおかけできませんから……

順子 どうぞ、連絡なさって……無理のない程度に治療は進められますから…

千春 えっ……でも……

順子 大丈夫、お話はできるように加減はしますから…

千春 そんな……大丈夫なんですか?……あの、本当に大丈夫なんですよね?


順子 あんまりないことですけど最大限、お話の邪魔にならない程度にはできますから。
あの、もしものときはほら…送話口の穴を指で塞いじゃえばいいから……ね?


千春 ………………じゃあ…………すいません……


気乗りはしないし不安を拭いきれないような顔をしているが、よほど切羽詰った事情なのだろう。千春は身体を横たえて直ぐに携帯を耳に当てていた。


千春 あっもしもし…はい…はい…そうなんですね…


通話を始めた千春、その彼女の割れ目に指先を這わせる下僕。
もしものときに対応できるよう、横に立つ順子の目に、千春が眉間にシワを寄せる様子が見えた。

クリトリスには触れないように割れ目を開いて、ビラビラの内側を指先がゆっくり移動する。
茶色がかった小陰唇がぐにゃりと変形し、指が通り過ぎると元の位置に戻る。
まるで裏返したアワビのように見える。


千春 ………それは昨日、説明した通りにすれば……はい…そうです……えっとだから……んっ!………


下僕の中指が、千春の中へと沈んでいく。
柔らかい粘膜が指を圧迫してくる。
指が半分ほど入ると、ヨダレが出そうな感触が伝わってきた。


千春 そうです…はい…んっ……ふぅ~…そうしてください……違う違う…だから…んんっ…そう…そうです……あぁっ……えっ?…何でもないです…だからいま病院なんですって……そうです……ふぅ~…はい……

ぬぅ〜〜ちゃっ…ぬぅ〜〜ちゃっ…ぬぅ〜〜ちゃっ 

千春が通話を続けながら順子を見て、小刻みに顔を左右に振って見せる。その最中にあぁ〜っというような妖艶な表情も見せてくる。
順子は口パクで大丈夫、っと伝えるに務めるだけだ。

滑りの良い膣壁が指の進入に伴って形状を平らに矯正され、おびただしい粒状の森に絡みつかれていく。
後退するときも後追いするように追いすがり、滑らかな粘膜が温もりを伝えてくる。


千春 あの……もういいですが?…はぁ~…病院なんです……えっ?本人に代わるって……あぁ…んんっ…


ぬぅ〜〜ぷっ……ぬぅ〜〜ぷっ……ぬぅ〜〜ぷっ……


通話の合間、合間に表情を歪ませる千春。
電話を切りたくても話し相手が状況を把握していない、使えない人間らしい。トラブルの渦中にいる本人に代わるらしい……お誂え向きだった。

話し相手が代わったようで、会話が円滑になった。
下僕が人差し指も追加する。
また眉間にシワを寄せた千春の表情が、明らかに変わった。
接触面が増えたこと、それは何を意味するのか。

千春の目元がとろ〜んと、妖しくなった。
ゆっくりと、本当にゆっくりとした指の輸送が、千春の乾いた大地を潤していく。

千春 だから……はぁ~……そうすれは良かったのに…ぁぁ……いいから…病院なの…ぁぁ…そうだよ……治療中なの、いま……んぁ……そう、それでいいから……それで?……んっ…んっ…はぁ~…うん、うん…

にゅ〜り…にぬゅ〜り…にぬゅっ!………にゅ〜り……


不意をついて勢いよく差し込むと、頭を仰け反らせる千春。
順子に睨まれて慌ててペースを戻す下僕。
再び安定した甘〜い世界に身を浸し、どうにかして通話を続けるしかない千春………。

順子が下僕に目配せをした。

順子は携帯の通話口を塞げと千春にジェスチャーで伝えた。
要領を得ない千春に順子、自らが通話口を塞いだ……下僕を見る……千春がいきなり弓なりになり、仰け反った。

下僕のペニスが根元まで埋り、苦悶の表情を見せる。
これは………下僕は心してかからなければと、戦々恐々となった。


千春から一歩離れた順子は人差し指を唇にあて、しぃ~っとジェスチャーをして見せ、静かにするよう千春に伝えた。


ぬぅ〜〜〜ちゃっ……にゅ〜〜〜ちゃっ……にゅ〜〜〜ちゃっ……にゅ〜〜〜ちゃっ………


千春 …平気……いいから………うん………うん………………はぁ~…………………うん……………はぁ~……………はぁ~…


言葉数が極端に減った千春。
長く開く言葉の間、本来は心を許した相手にしか見せないであろう、快楽に染まった女の顔を見せていた。

虚ろになった目元、紅潮させた顔色………。
真実の状況を極力悟られまいとする羞恥心だけが、いまの千春を支えている。
カンジダの再発を繰り返す状況を何とかしたい、
そんな本来の願望を見失っていく………。


千春 うん…………わかった……………じゃあ、お願いします………


通話を何とか終えた。
手の汗で滑り落ちた携帯を、順子が拾い上げる。


順子  どうお?……感じますか?


千春  あぁ………はぁ〜っ………はぁ〜っ………


順子  ちゃんとした治療ですからね〜……
    この際だからしっかり免疫をつけちゃいましょうね〜……だからいっぱい感じていいんですからね〜


順子が再び下僕に目配せをした。


ぬ〜ちゃっ…ぬ〜ちゃっ…ぬ〜ちゃっ…ぬ〜ちゃっ


ショートストロークとなったピストン運動。
流線形の鬼頭が滑らかな肉壁を掻き分けて進む。
その報酬は哺乳類として、双方にかけがいのない喜びを差し出してくる。
快楽を楽しむ動物として、その快感に耐えなければならない代償は付き物だった。


千春 あぁっ…………あっ……………あっ……………あぁっ………………だ…め…………………いっ…ちゃう…………
いっくぅ………………………んはっ!…


温かくて、優しくて、眩しい……幸せが千春の身体を包み込む。



あっ………あぅっ……………あぁ〜…………あっ…………あっ……



柔らかくて優しい波が何層にも重なって、何度も打ち寄せながら少しづつ小さくなっていく………。



言葉なんて、いらなかった。


お金なんて、暮していければいい。


愛は欲しいけど、贅沢は言わない。


欲しかったのはこれだったと、千春は今更ながらやっと気づいた………。

24/09/02 20:43 (CZId7dpB)
25
投稿者: ミキ
…………いってらっしゃい、気おつけるのよ…

15歳になった中学生の長男と、来月で11歳になる小学生5年生の次男を送り出した。

急いで食器を洗い、テキパキと洗濯物を干す。
要領よくメイクと髪の毛のブローを済ませると、パートへと出かけた。

ショウケースに並ぶ高級化粧品や香水、女性ならときめくような様々な美容グッズが取り揃えられたデパートの化粧品売場。
渡辺翔子、39歳は実年齢にそぐわない美貌を誇り、スレンダーなスタイルを保ちながら今日も品の良い接客をする。

このところ、ある悩みを抱えていた。
生理が乱れたり、おりものが増えたような気がするのだ。それに、あそこがかぶれて痒みが出たりする。
今も少し痒くて、お客様の対応をしながらモジモジしたくなるのを我慢していた。

ドラッグストアで塗り薬を手に取ってカゴに入れたものの、思い直して棚に戻した。
冷え性や身体の不調もあることだし、軽い気持ちで病院で診てもらうことにしたのだ。

夜の家事を済ませ、寝室で眠る夫の横でノートパソコンを開いて、病院を検索した。
直ぐに気になる産婦人科医院が目にとまり、吟味していたら良さそうだから予約を入れてしまった。
3日後かぁ………翔子は早く診てもらいたかった。

一般受診だったので待ち時間は、それなりに待たなければならない。
雑誌を手に取り、3冊を見終わる前に順番が回ってきた。

診察室に入ると素敵な男性医師に迎えられ、気が重くなった。
女医が医院長の産婦人科医院だが、勤務する医師の全てが女医のはずはないのだ。
それはそうよね………。
翔子は気を取り直して、憂鬱な気持ちを押し隠しながら受診に望む。

男性医師 こんにちは……今日はどうなさいましたか?

翔子は自分の身体の不調や症状など、出来るだけ分かりやすく医師に伝えた。
相手は医者でここは病院だと分かってはいても……夫とは比べ物にならない、素敵な男性に打ち明ける恥ずかしさといったら………。



男性医師 お仕事はされてますか?

翔子 はい、化粧品売場で働いてます

男性医師 お子さんは?

翔子 15歳と11歳の男が2人…

男性医師 そうですか………上のお子さんは来年は受験ですね

翔子 そうなんです、もうそんな時期になって……嫌になっちゃいます

男性医師 大変ですね……毎日がお忙しそうで、気苦労もお有りかと思います。
ストレスが原因かもしれませんね。

翔子 そうなんでしょうか?

男性医師 これは大事なことですから、お答え下さいね…セックスはどのくらいの頻度ですか?

翔子 えぇ……えっと……たぶん、月に一度あるかどうこです。
夫も疲れて直ぐ寝ますし、休日は趣味で外出して夜はやっぱり疲れて寝てしまいますから。
私も仕事で疲れてしまって………。

嘘だった。本当は週に1〜2回は夫から誘われるが、何だかんだと拒否するようになってしまった。
大事なパートナーではあるが家族になってしまい、その気になれなくなってきたのだ。


男性医師 うそうなんですね……他に気になっていることはありますか?


男性医師は、鴨がやって来たと内心でほくそ笑んだ。
人生経験豊富で脂が乗ったいい女、この女はきっと欲求不満だろうと思われた……。


翔子 いえ、特には………

男性医師 健康診断はお受けになってますか?

翔子 一応は……職場で年に一回、健康診断がありますから、それを。

男性医師 なるほど……では今までに婦人系の受診をされたこととか、他の病院で診てもらったとかはありますか?

翔子 はい、妊娠期間と、出産で。 それ以外は2〜3回くらい…でしょうか…。

男性医師 そうなんですね…分かりました。
冷え性でもお悩みなんですね…まずは服の前を開けてもらっていいですか?


翔子はノースリーブの白いブラウスを自分で上げた。
聴診器が当てられる…場所をずらしては聴診器が移動し、続いて背中側も同様にされる。
男性医師に向き直ると、下着を取るように言われてしまった。

翔子 ブラジャーですか?

男性医師 ないとは言えない不安要素は潰していましょう……お胸を拝見させていただけますか?

これまで経験してこなかっことに内心で戸惑いながら、評判の良い病院はこうなのかな?と、解釈して翔子はブラジャーのホックを外した。

翔子に似合うパステルブルーのブラジャーからは、やや小ぶりでCカップくらいだろうか、柔らかそうな白い乳房が恥ずかしげに姿を見せる。
乳首、乳輪とも小豆色、それが印象的だった。

乳癌検診のときと同様の診察。とても丁寧で優しい手つきに安心しながら、自分を誤魔化す。
不意に乳首も診ると言われてびっくりした。
男性医師は分かりやすい説明をしてくれて、その内容に恐怖を覚える。
自分もいつ婦人系の病気になってもおかしくない年齢になったのだと理解し、承諾した。

夫以外の男性に触れられたのはいつ以来だろう。
滑らかな指に挟まれては揉まれ、母乳を絞り出すかのように先端に向かって摘んだ指を滑らせる。
やっぱり不信感でこの医師の顔を見てしまった。
でも医師の眼差しは真剣そのもので、何かを見極めようと職務を果たしていたのだ。
翔子は一瞬でも疑ったことが恥ずかしくなって、また違う意味でも恥ずかしくて横に顔を背けた。

セミロングの髪の毛が翔子の横顔を隠す。
茶色の液体が乳首から出るか出ないかの恐怖心よりも、性的快感を自覚する表情を読まれたくなかった。

すぅ~っと先端まで絞るようにして、スッと指を離す。それを何度か繰り返して、指の腹で乳首の先端を何度も撫でるのだ。液体が出ているか確かめているのか、軽く叩くようにしたり撫でたり。
また絞るような動作に戻って……ベッドの中でなら最高の愛撫になるのかもしれない。
翔子は気づかれないように、何度も吐息を漏らした。

右胸が済むと今度は左胸、乳房全体の触診が済むと同じことが始まった。
全く反応が出ないようにするのは難しく、お腹に力を入れて感じてなどいないふりを続けた。
医師が左手の指で乳首を摘み、右手親指のお腹で乳首の先端をスッスッスッ…っと撫でる。
また摘んで揉まれで、すぅ~っと滑らせて離す。
声が出そうになって、理不尽な憤りで体温が上がった自分を誤魔化した。


男性医師 はい、もう結構ですよ………


安堵感と羞恥心が混ざった気分で、視線を斜め下に落としながらブラジャーのホックをとめる。


男性医師 よかったですね、問題はありませんから………じゃ、あちらの診察台に乗って下さい…


そもそもあそこの痒みを診てもらいたかったのだけど、今となっては恥ずかしくて帰りたかった。
そんな気持ちをお首にも出さず、診察台に乗る。下着を脱いだほうがいいのか、何も言われないからそのままでいた。


床をカスッカスッ…っと短い摩擦音を立てながら、サンダルを履く足音が近づいてきた。


男性医師 渡辺さ〜ん、ごめんなさい…下着を取りますね〜…


男性医師は楕円形の染みが滲むショーツを、丁寧に足から抜き取った。


濃くも薄くもない平均的な密度の陰毛を生やしている翔子の女性器は、割れ目の下のほうが濡れて光っていた。
24/09/03 13:39 (26nsLzOe)
26
投稿者: ミキ
男性医師  あぁ〜…ちょっと炎症があるのかな、少し赤くなってますね…

翔子  そうなんですか?……ちょっと痒くて…


男性医師 洗浄して、お薬をつけておきますね…


生理食塩水をかけて、ガーゼを優しく押し当てて水分を吸収させる。


ポンボンボン……ボンボンボンボンボン…ボンボンボン…


まんべんなく押し当てて、包皮の周辺もさり気なく……。
小さな入れ物を手にして蓋を開けると、透明の何かが入っていた。
指先ですくい取りながら持ち上げると、糸を引きながら伸びるそれを、ビラビラに塗り始める。
塗り広げるうちに冷たさに慣れ、塗る範囲が上へと移動していく…。


男性医師 炎症が広がらないうちにお薬を全体につけていきます……ごめんなさい、ちょっとくすぐったいかもしれません…


包皮周辺を優しく塗り広げていく。


にゅり…にゅり…にゅり…にゅり…にゅり…にゅり…


唇を噛んでいた口に隙間ができて、吐息が漏れる。

少し丁寧すぎる……ちょっとまだなの?……そんなに塗るもの?……そんなにされたら……ちょっともう……ちょっと………………ちょっと〜…………


翔子 あの……先生?……もう、いいです………


男性医師 ごめんなさい……くすぐったいですよね……でもクリーム状のお薬と違って浸透しづらいものですから、もう少しだけ我慢しましょう……


男性医師の指先が、無慈悲な快感を呼び起こす。
拒絶する気持ち、期待する気持ち、葛藤をすればするほど本音を認めつつある自分を開放しようとする、そんな暴君が勢力を拡大いしていく………。


それは不意に終わった。
ほっとしたような、とても残念なような………。
長らく夫にもされたことがないのに、寝た子がすっかり起きてしまった。
ドキドキする胸の上に手当てて、深呼吸をした。



男性医師 ちょっと中を診させて下さいね………
力を抜いていただけますか〜………


ぬぅ〜っと中指を挿入させる。
右側……左側……背中側……そして、お腹側。
進んでは戻り、また進んでは戻る。
ゆっくり…ゆっくりと、何度も、何回も………。

明らかに色気のある、控えめな吐息が聞こえてきた。

そっと人差し指も加えて2本に増やし、少しづつ理性から引き離していく……。

途切れ途切れの吐息が翔子に深い快感の訪れを知らせ、理性は囚われの身となった。

徐々に速度を上げ、指の角度を変化させ、強弱を織り交ぜる。
反応の良いバターンに絞り、黙々と続く抜き差し。
もう生活も立場も振り返る余裕がなくなり、自分を見失っていく。

理性は幽閉されてしまった………。


男性医師 じゃぁ…器具を使っていきますね……
力を抜いて、リラックスして下さい………


あれ?……痒みの治療って器具を使ったっけ?…


ぼんやりする頭で考えるでもなく、純粋な疑問が浮かんだとき………何かが身体の中に入ってきた。


それは身体が拒絶することの出来ないモノだった………。



















にゅ〜〜ちゃっ………にゅ〜〜ちゃっ……にゅ〜〜ちゃ……











24/09/03 21:32 (26nsLzOe)
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