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貸し出しの代償
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:貸し出しの代償
投稿者: 貴之

「他の男に抱かれて欲しい」

そう旦那に言われた時、私は泣き叫びました。
何を言っているのか理解できませんでした。
どんな気持ちで言っているのか、想像しようともしませんでした。

最初は旦那を罵りました。
その次に旦那を説得しようとしました。
何故なのかわからない、理由がわからない、意図も意味もわからないと言いました。
けれど旦那は、泣き叫ぶ私に土下座までして謝りながら言い続けました。

半年ほど経つと、私の心のほうが折れました。
もういい、もう無理、このまま離婚だ、、、そう思いながら、ヤケになったとゆうか自暴自棄になったとゆうか、、、
自分でもよく分からない気分で旦那の欲求を受け入れました。
分かったわ、抱かれてやる
知らない男に抱かれてやる
ふざけるな、何なの?
そんな気分でした。

旦那は泣きながら私を抱きしめました。
謝りながら感謝しました。
私は旦那の反応に戸惑いながら、けれどそのまま悪態をつきました。
言う通りに抱かれてくる、けれどそのまま離婚だからと罵りました。
けれど旦那は謝りながら感謝していました。
愛していると言われました。
その言葉が嘘ではないと感じる自分がいて、私はさらに戸惑いました。


 
2022/10/17 21:53:48(pxfy7BuP)
42
投稿者: 貴之

その日は何も手につかなかった。

何をしていても時計ばかりが気になった。

10時が過ぎ、11時になり、12時が訪れる。

ランチ・・・

妻はもう家を出ただろう・・・
もう男に・・・山崎に会っただろうか・・・

休憩時間になっても座ったまま、壁の時計を見つめていた。
そんな俺のスーツのポケットで、マナーモードの携帯が振動した。


携帯を取り出し、画面を見る。
妻かもしれない・・・やはり家を出れなかったと、男の誘いは断ったと言うのかもしれない。
そんな馬鹿げた希望を持ちながら、画面を見て絶望した。


22/10/25 06:00 (y/kiCh.H)
43
投稿者: 貴之

「いやぁ旦那さん、ご無沙汰です」
俺が応答するよりも早く、携帯からは 山崎の声が聞こえてきた。
こちらをからかっているような、楽しくて仕方がない雰囲気の陽気な声だ。

俺の答えを待つこともせず、中身の無い 世間話とも言えない話題を自分勝手に話していった。
そして俺のイライラがピークになった瞬間に、唐突に言葉を突き刺してきた。
おそらくはこの言葉を言いたくて電話してきたのだろう。

「今日はすいませんね、朝から奥さんをお借りして・・・」

朝・・・?
妻は確かに『ランチ』と言った・・・朝からだって?

「いやぁ、元々はランチに誘ってたんですがね、予定がぽっかりと空いてしまって・・・で、ダメもとで誘ってみたら、奥さんはもう用意を終えてるって言うじゃないですか・・・これはもう誘うしかないと、予定より早く会おうと言ったんですよ・・・」

「・・・それで・・・妻は朝から・・・」

「そう・・・9時半には会えてたかな?とにかくラッキーでしたよ」

俺はまた時計を見た。
12時38分・・・
妻はまた この男と・・・山崎と3時間も・・・

「で、これからランチに出ようと思いましてね、真由美・・・奥さんの用意を待ちながら、旦那さんに ご報告でもと思いまして・・・」

今はどこなんだ・・・
3時間も何をしてたんだ・・・
グチャグチャに混ざり合う疑問に、山崎が まるで当然のように妻の名を呼び捨てにした違和感が溶ける。
そうやって俺は何も言えず、何も聞けずに電話を終えた。

22/10/25 06:59 (PNQ87zkt)
44
投稿者: (無名)
いいですねぇ!
自分の事のように心が苦しくなりコメントを書きながら手が震えています。
書く方は大変でしょうけど、今後も期待してお待ちしています!
22/10/25 07:44 (/yCpozjQ)
45
投稿者: 貴之
ありがとうございます。
もっと旦那を苦しめたいと思ってます。
苦しめる事で得る喜びを 感じる女を作りたいとも。

22/10/26 07:01 (wZYEP772)
46
投稿者: 貴之

男の余韻は日曜になっても残っていました。
座っているだけで違和感を感じ、指先で下腹部を撫でると 中がヒリヒリと痛みました。

消えない違和感・・・
淡く痛み続ける膣・・・
まるで、高校生の時に初めて彼氏を受け入れた時のようだと思いました。

そのうちに、私は そうなのだと・・・初めて触れられたのだと思えてきました。
先日のアレが・・・あの男が初めてなのだと思うと 嬉しいような、少し恥ずかしいような気分になりました。
そんな気分でいる間は、旦那への罪悪感は消えていました。

罪悪感が消えている間は、旦那と同じ部屋にいる間でさえ下腹部を撫でていました。
そうしながら、私は男からのメッセージに返信を続けました。


男からのメッセージは、情熱を感じるほどの数が送られてきました。
時間と場所を選ばず届くメッセージに、男の言葉を思い出していました。

許してくれ・・・貴方を見て、その魅力に暴走してしまった・・・

「・・・魅力的ですか?」
そう問いかけた瞬間の自分への驚きと後悔、そして恥ずかしさが蘇りました。

魅力的ですよ・・・当たり前じゃないですか・・・
・・・私が今、どれだけ自分を抑えていると思います?
きっと、想像もできないでしょう・・・貴女を見た瞬間から、私は下品な欲望に囚われていますよ
今 貴女に欲情し、すぐにでも押し倒したいと思っている・・・

それまでに経験した事のないほど、飾らない言葉での露骨な表現・・・
私は戸惑いながらも、恥ずかしがりながらも、心の中では喜んでいた・・・
手を引かれて抵抗しなかった・・・
自分への思いが本当なのだと思いながら、されるままに手を動かした・・・


22/10/26 09:31 (wZYEP772)
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