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貸し出しの代償
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:貸し出しの代償
投稿者: 貴之

「他の男に抱かれて欲しい」

そう旦那に言われた時、私は泣き叫びました。
何を言っているのか理解できませんでした。
どんな気持ちで言っているのか、想像しようともしませんでした。

最初は旦那を罵りました。
その次に旦那を説得しようとしました。
何故なのかわからない、理由がわからない、意図も意味もわからないと言いました。
けれど旦那は、泣き叫ぶ私に土下座までして謝りながら言い続けました。

半年ほど経つと、私の心のほうが折れました。
もういい、もう無理、このまま離婚だ、、、そう思いながら、ヤケになったとゆうか自暴自棄になったとゆうか、、、
自分でもよく分からない気分で旦那の欲求を受け入れました。
分かったわ、抱かれてやる
知らない男に抱かれてやる
ふざけるな、何なの?
そんな気分でした。

旦那は泣きながら私を抱きしめました。
謝りながら感謝しました。
私は旦那の反応に戸惑いながら、けれどそのまま悪態をつきました。
言う通りに抱かれてくる、けれどそのまま離婚だからと罵りました。
けれど旦那は謝りながら感謝していました。
愛していると言われました。
その言葉が嘘ではないと感じる自分がいて、私はさらに戸惑いました。


 
2022/10/17 21:53:48(pxfy7BuP)
37
投稿者: 貴之
ありがとうございます。
意図を汲み取ってくれて嬉しいです。
旦那には自業自得の極地を味わってほしいのですが、表現の方法が難しいです。
22/10/23 12:26 (UlkArK/P)
38
投稿者: (無名)
今後の妄想が掻き立てられる作品ですね!
奥さんの復讐劇が始まり、そして旦那さんの後悔と欲望との葛藤が見ものです!
個人的にプレイの描写がとても気に入っていて、思わず握ってしまっています。
今後の展開が楽しみです!よろしくお願いします!
22/10/23 21:38 (63GNVQrS)
39
投稿者: 貴之
ありがとうございます。
コメント、励みになります。
22/10/25 05:14 (y/kiCh.H)
40
投稿者: 貴之

土曜日はそのまま終わり、日曜日も同じ雰囲気で過ぎていった。

ただ、何事もなく穏やかに過ごしたわけで もちろんない。
俺は何度も問いかけようとしたし、妻は透明な空気のバリアでそれを阻止していた。

俺は嫉妬と猜疑心を隠して微笑み、妻は俺の心情を察しているのに何も言わない。
一歩を踏み出す勇気が持てず、知りたいことを知りたいと言わないからこその平穏だった。
問い詰めたいと思いながら、聞いてしまうと全てが終わってしまう気がしていた。

そして強烈なエピソードがあったはずの週が終わり、解決しなければならない問題をそのままにして、まるで今までと何も変わらない雰囲気を装って月曜日を迎えた。

「・・・行ってきます」
いつもの声、いつもの雰囲気がどうだったかを思い出しながら、いつもの時間に家を出た。

電車に乗り、職場に向かう。
デスクに座りパソコンを立ち上げる。
いつもと同じ月曜日だった。
上司に愛想笑いをしながら後輩に指示を出し、回覧されてくる書類にハンコを押す。
そんな事をしているだけで、月曜が終わり火曜になった。

そんな生産性のない日常を送りながら、頭の中には様々な思いが渦巻いていた。

22/10/25 05:14 (y/kiCh.H)
41
投稿者: 貴之

火曜になり、水曜が終わった。
妻を問い詰める事ができないまま、また週末が来てしまう。

その日、俺の朝食を用意する妻は、あの夜と同じ服を着ていた。
少し濃いめの化粧をし、いつもは着けない香水の香りを纏っている。

まさか・・・山崎に誘われたのか・・・

誘われて・・・応えるのか・・・

「・・・ま・・・まさか、今日・・・」
俺はそれしか言えなかった。
妻は何も言わずに、視線だけを俺に向けて微笑んだ。

そうよ・・・
そんな声が聞こえた気がした。

「・・・行ってくるわ・・・ランチに誘われたの」

「・・・・・・まさか・・・ホテルに・・・」

妻の目がキッとキツくなった。
・・・貴方が望んだ事でしょう?
そんな風に責められている気分にだった。

「わからないわ・・・」
いくつもある疑問と緊張の一つが緩んだ気がした。
けれどそれは間違いだった。

「・・・でも、夜まで時間を空けておいてくれって言われてるの」

ドキッとした。
心臓が締め付けられた。
何も言えない俺に向かい、妻の言葉が止めをさす。

「そうゆう事だから・・・もし帰ってきて私が居なくても心配しないでね」


22/10/25 05:54 (y/kiCh.H)
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