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貸し出しの代償
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:貸し出しの代償
投稿者: 貴之

「他の男に抱かれて欲しい」

そう旦那に言われた時、私は泣き叫びました。
何を言っているのか理解できませんでした。
どんな気持ちで言っているのか、想像しようともしませんでした。

最初は旦那を罵りました。
その次に旦那を説得しようとしました。
何故なのかわからない、理由がわからない、意図も意味もわからないと言いました。
けれど旦那は、泣き叫ぶ私に土下座までして謝りながら言い続けました。

半年ほど経つと、私の心のほうが折れました。
もういい、もう無理、このまま離婚だ、、、そう思いながら、ヤケになったとゆうか自暴自棄になったとゆうか、、、
自分でもよく分からない気分で旦那の欲求を受け入れました。
分かったわ、抱かれてやる
知らない男に抱かれてやる
ふざけるな、何なの?
そんな気分でした。

旦那は泣きながら私を抱きしめました。
謝りながら感謝しました。
私は旦那の反応に戸惑いながら、けれどそのまま悪態をつきました。
言う通りに抱かれてくる、けれどそのまま離婚だからと罵りました。
けれど旦那は謝りながら感謝していました。
愛していると言われました。
その言葉が嘘ではないと感じる自分がいて、私はさらに戸惑いました。


 
2022/10/17 21:53:48(pxfy7BuP)
27
投稿者: 貴之

「おお よかった、やっと棚がった」
約束の10時を45分も過ぎたくせに、山崎の声は陽気だった。
悪びれた様子は微塵もなく、言葉の節々には まるでこちらが悪いような雰囲気すらある。
俺はプロフィールにあった山崎の顔を思い出し、さらに不快な気分になった。

「あ、その・・・約束の時間が・・・」
「そうそう、そう、その事なんですよ、いや分かってはいたんですけどね、ちょっと奥さん・・・真由美さんが体調を崩されましてねぇ・・・」
真由美・・・俺は妻の名を伝えたか?
いや確かに伝えてはいない・・・が、妻を送って もう3時間。
会話の中には自己紹介もあっただろう。
緊張した妻が、うっかり自分から教えたのかもしれない・・・
そんな事を思いながら、俺は混乱しながら会話を続けた。

「それで、その・・・妻は今・・・」
「大丈夫、安静にしてますよ、ちゃんと安らげるように、大切にしてます・・・今はもうすっかり回復して、シャワーを浴びてる最中ですよ」

シャワー・・・その単語に、それまでに感じていた不快感や憤りが吹き飛んでしまうほどドキッとした。
妻は今、体を洗っている・・・洗わなければいけない状態になった・・・
あぁ・・・妻は・・・


22/10/20 05:21 (KHwP.8I6)
28
投稿者: 貴之

携帯から聞こえる山崎の声を聞きながら、ハンドルを握る手に無意識に力がこもっていた。
車内のエアコンは全開なのに、額に汗が滲んでいく。
視線の先では、デジタル表記の時計が10時46分を指した。

7時になっても、妻は車から降りられなかった。
俺の望みを受け入れたことを、あらためて後悔していた。
許した自分自身に怒り、まだ見ぬ男を恐れ、羞恥心に押し潰されながら震えていた。
ようやく顔を上げ、車を降りたのは7時半を過ぎていた。

部屋に着いたのは8時近かっただろう。
しかし今はもう11時近い・・・
妻はほぼ3時間とゆう長い時間、この男と2人っきりでホテルの部屋に・・・

山崎は妻に触れたのか・・・?
妻は・・・真由美はどこまで許したんだ・・・
そんな事ばかり考えながら、情けない声で山崎との会話を続けた。

「それで・・・その・・・妻とはどこまで・・・」
山崎は無言だったが、ニヤニヤと楽しそうに笑っている雰囲気が伝わってきた。
どう答えてやろうかと、悪意に満ちた思考をめぐらせている・・・そんな風に思えた。

「・・・内容は、奥さんから聞きたい・・・それが貴方の望みだ、違いますか?・・・私からではなく、たとえどんなに拙くてもいいから奥さんから聞きたい・・・メールで何度も そう言ってたでしょう?」
その声は、明らかに笑いをこらえていた。
言ってやりたい・・・けれどそれ以上に、自分よりも弱く情けないこの男を苦しめてやりたい・・・そんな雰囲気が言葉の端々から伝わってくる。
俺は自分が出した愚かな要求に絶望しながら、何も言えずにいた。


22/10/20 10:33 (LFfi9AvC)
29
投稿者: (無名)
今後の展開が予想できません
楽しみにしてます
わくわくします
22/10/20 21:25 (jnYv/Dwy)
30
投稿者: 貴之
ありがとうございます。
できるだけ面白いと思ってもらえるよう頑張ります。
22/10/21 09:11 (2NEirksB)
31
投稿者: 貴之

電話を切ってから10分も経って、ようやく車を発進させた。
心情を表すような、まるでホテルに近づくのを嫌がっているような運転で のろのろとゆっくり進んだが、それでも妻は外に出ていなかった。
ドアボーイすら居ない無人の車寄せに車をつけ、ハンドルに顔をつっぷして 間接照明のオレンジの光に包まれたホテルの中を覗く。
ロビーに並んだ人影のない無人のソファーを見て、妻がまだ降りてきてすらいないことを確かめながら、さっきまでの山崎の言葉を思い出していた。

   最初は恥ずかしがっていましたが、今はもう落ち着いていますよ・・・
   少なくとも旦那さんが心配されていた『私が嫌われる』ってのは回避できたはずです・・・
   いや、言葉の意味は ご想像にお任せしますよ・・・

山崎のプロフィールには、女の改造を目的としていると書かれていた。
肉体ではなく精神を、徹底的な快楽で変化させて行きたい。
真面目で貞淑そうな女を 見た目や容姿をそのままに、快楽のためなら変態行為まで受け入れる女に変えていく。
それこそが自分の目的なのだと書かれていた。

だから俺は山崎を選んだ。
興奮と期待とともに妻を送り出した。
そして我儘にも、興奮と期待をしたまま、後悔までし始めていた。


22/10/21 09:15 (2NEirksB)
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