クリケットさん、いつも覗いちゃってます^^視点の変化…いいと思いますけどね。
気持ちと感じ方とかは状況を覗けたとしてもわからない部分だと思うので、登場人物目線は必須かと…。

アブノーマルっていうよりは、社長さんを満足させられるような性欲モンスターと化す奥様…。
病気か何かで威厳がなくなり奥様を満足させられなくなった社長から解放された槌さんと奥様と
高橋夫妻とのスワッピングでハッピーエンドかなと勝手に妄想しちゃっていました(笑)
どんな展開になっても、ドキドキしながら読み進めちゃいますよ！

夫婦の愛溢れる会話、泣きます。

日曜日は私は会社に出勤すると、各ユニットの作業が終了したとの報告書がデスクに置かれていた。

助かった。

思っていたよりも早く作業は終了したようだ。

このペースならば今週中にはI社に新システムを導入出来そうだ。

私は、早速出来上がったシステムのテスト作業に入った。

ここからは、私の仕事だ。

私は夕方まで作業をした後、自宅へと帰宅する。

自宅に帰宅し、私はすぐに高橋さんと打ち合わせのために出掛ける旨を妻に伝えると、昨日コピーしたDVDを持って、約束のファミレスに向かう。

私「こちらが録画したデータです。」

高橋「ありがとうございます。」

私「何卒奥さんにはばれないようにお願いします。」

高橋「もちろんですよ。」

私「多分、中を見たら衝撃を受けてしまうかもしれませんが…」

高橋「覚悟はしています。正直、私も妻がどれだけ頑張ってくれているか知らなかったので……。一度は見るべきだと思っていました。でも、Kさんは大丈夫ですか？私が見ても。」

私「当然です。私も高橋さんの奥さんを見てしまってますから。」

高橋「それもそうか(笑)何だか私達もおかしな関係ですね。」

私「そうかもしれませんね。あ、それより仕事の話で申し訳ないんですが、今週中にはそちらに新システムの引き渡しが出来そうです。」

高橋「本当ですか。良かった。Kさんには、本当に色々と申し訳ないことを…。」

高橋さんは、俯きながら若干涙声になっていた。

私「高橋さん。高橋さんも、ずっと辛い立場だったんですね。何故あんな社長の下についてるんですか？」

高橋「以前、お話しましたよね？社長とトラブルを起こしてとんでもない損害を請求された夫婦の話。実は……それ、私達のことなんです。」

私「そんな……。」

高橋「あの時、私は妻を社長に差し出し、私は仕事をたたんで、I社に入社したんですよ。当然、サラリーマンなんて未経験な私は自営時代の知識を生かして経理の担当になりました。最初は風当たりが強かったんですが、妻が社長と寝ることで、私は社長の庇護を受けて何とか今の地位につけたんです。」

私「そうなんですね……。」

高橋「実は、まりんも吉田社長と会ってから出来た娘なんです。だから、妻には怖くて言えませんが、もしかしたらあの子は………。」

私は言葉を発することが出来なかった。

想像以上に高橋さんは悲惨な目にあっているようだ。

その日は10時近くまで、高橋さんと今後について打ち合わせをした。

クリケットさん，思いもつかない展開です。

高橋さんが妻を差し出した業者で，子供のことも知っていたなんて・・・。
高橋さんの奥さんは社長に何回か抱かれているので，Yさんをできるだけ守ろうとあそこまで・・・。

小説から目が離せなくなりました。

月曜日

会社に出勤し、I社へ電話をかける。

高橋さんと電話が繋がり、新システム導入の件で直接I社に向かうことを伝える。

私は課長と共に昼過ぎにI社へ行き、応接室に通された。

すぐに高橋さんと男女数名の社員が部屋に入ってくる。

高橋「お疲れ様です。本来ならば社長が対応すべきところですが、あいにくと、本日は朝から別の仕事で出張に出ていると秘書室から言われまして。代わりに私と営業担当の者達で話を承ります。」

課長「かしこまりました。本日は御社に導入する新システムの引き渡し日程と、仕様書の説明に上がりました。」

高橋「分かりました。」

私は、パワーポイントで作成した仕様書のデータを高橋さんへ渡す。

高橋さんが自社ネットでデータを他の社員に渡した。

課長「まず、利用に際して最初にやっていただきたいことがあります……。」

私と課長は２時間程仕様について説明をした後、導入の具体的日程について協議した結果、金曜日の夕方にI社の自社ネットに接続させ、来週月曜日からの運用開始が決定した。

会議が終了し、私は高橋さんへ話かけようとしたところ、高橋さんから声をかけてきた。

高橋さんは声を潜めて

高橋「今夜、駅前の喫茶店に。」

と言ってきた。

私は一言「分かりました。」と返答し、課長と共に会社へ戻った。