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1 歳月
母への思いが溢れ、とうとう我慢の限界に達した息子の佑馬が、由佳を襲ったあの日から、まもなく4年の月日が流れようとしていた。 歳月は、由佳と佑馬の関係を、ただの【隠すべき禁断】から、【誰にも脅かすことができない絆】へと変えていた。 まもなく新年を迎える12月30日。 佑馬が運転する車の中では、静かな音楽が2人を包んでいた。 ハンドルを握っている佑馬は、大手商社の若手有望株として、日々、誠実に働き、着実に周囲の信用を得ていた。23歳の男の横顔は、社会人2年目とは思えないほどの、頼もしさに満ちていた。 「ママ・・ 疲れてない? もうすぐ着くからね」 信号待ちの間に、佑馬が優しく隣を見る。 「大丈夫よ。佑馬の運転、すごく安心できるもの···。」 助手席の由佳は、穏やかに微笑んだ。 人気女性下着メーカーの営業1課の課長として、部下や顧客の信頼を集めていた由佳。そんな彼女は、離婚というマイナスイメージを物ともせず、現在は営業部次長として、より高いステージで、その手腕をいかんなく振るっていた。 それに加え、まもなく48歳を迎える彼女の美貌は、まったく衰えることはない。 それどころか、佑馬からの変わることのない愛情と、頻繁なメンテナンスを受け、妖艶という言葉がピッタリの彼女の美しさには、益々磨きがかかっている。 社内や取引先には、そんな由佳を、どうにかして手に入れようと、画策する男は後を絶たない。 そんな中、様々な誘いを巧みにかわしながら、着実に業績を伸ばす彼女は、女性社員たちにとっても、羨望と憧れの的であった。 そんな由佳が、仕事ではまったく見せない顔を曝け出す相手···。それが佑馬だった。 1年間の忙しさに、ようやくひと区切りがついた2人を乗せた車は、丁寧に除雪された山道を抜け、日没直前に目的の温泉旅館に到着した。 「あぁあ!!」 運転席から降りた佑馬が大きく伸びをする。外へ出てみると、車内の暖房で火照った顔に、外の冷気が心地よい。 立派な構えの玄関を入るとすぐに、宿の名前が入った法被(はっぴ)にネクタイをした、中年の男性従業員が駆け寄ってきて、丁寧に頭を下げた。 「いらっしゃいませ。 お待ちしておりました。」 「岡崎です。お世話になります。こっちは母です。年末くらいはゆっくり親孝行をしようと思って···。」 佑馬は簡単に由佳を紹介した。 『山森』だった由佳と佑馬の姓は、由佳の離婚を機に、由佳の旧姓である『岡崎』に変わっている。 これには、2人で生涯を共に歩むという、由佳と佑馬の強い決意が込められていた。 「これは、これは・・ お母様でしたか···。 親孝行な息子さんで、お幸せですね。」 宿のスタッフの言葉に、由佳は少し照れながら「ありがとうございます」と会釈した。 周りから見れば、親孝行な息子と、若々しくて美しい母親に映るのだろう。 その「善良で清らかな親子」として扱われるたびに、由佳の胸の奥にゾクゾクするような刺激が走る。 『この人は、何も知らない…。親孝行な息子だなんて思っているけれど 本当はこの子が、私のすべてを知り尽くしているなんて、考えもしないんだわ···』 離れにある2人の部屋は、静かな雪景色を独り占めできる、贅沢な特別室だった。 由佳と佑馬が、初めての年越し旅行のために、奮発した部屋である。 部屋まで案内してくれた、40代前半と思われる仲居が、手際よくお茶を淹れながら、目を細めて2人に微笑みかける。 特別室を担当するだけあって、着物がよく似合う、落ち着いた雰囲気の女性だった。 腰に付けられた大きな名札には『客室係 大場』と書かれている。 「おふたりのお世話をさせていただく、『大場』と申します。どのような些細なことでも、何なりとお申し付けください。 それにしても、本当に仲のよろしい親子さんで、羨ましい限りです。 今どき、お若い息子さんが、お母様とおふたりだけでご旅行なんて、滅多にいらっしゃいませんよ」 仲居の言葉に、由佳は座布団の上で少しだけ身を固くした。 「いえ、そんな…。私の方が、ただ、息子に甘えているだけなんです」 「まあ、そんなに謙遜なさって。息子さんがお母様を見る目が、本当に優しくて…。 大切になさっているのが、こちらにまで伝わってまいります」 お世辞とは思えない、仲居の素直な称賛が、今の由佳にはどんな卑猥な言葉よりも官能的に響く。 「年末のお忙しい時に、お世話になります。 これ・・ わずかですが···。」 由佳はハンドバッグの中から、用意しておいた心づけを取り出すと、優雅な動きで仲居の手元へ滑らせた。 「まあ…! 恐れ入ります。お心遣い、誠にありがとうございます。ありがたく頂戴いたします。」 数々の社交の場をこなしてきた、由佳の完璧な気配りと仕草に、仲居はますます感心した様子で、深々と頭を下げた。 視野の端で、佑馬が意味ありげな笑顔を見せたのを、由佳は見逃さなかった。 彼女の中に、ゾクゾクとするような高揚感と羞恥心が、ごちゃ混ぜになって渦を巻く。 しっかりした母親と息子…。そんなふうに褒められれば褒められるほど、由佳は、この後、やってくるはずの息子との時間に、身震いする思いだった。 「それではどうぞ、ごゆっくりなさってください」 入浴や食事などといった、一連の説明をすませた仲居が、最後の一礼をして、襖を静かに閉める。 トンッ、と小さな音がして、部屋の中は静寂に包まれた。 2人きりになった途端、部屋の空気が一気に濃密なものへと変わる。 佑馬が湯呑みを置き、座ったまま由佳をじっと見つめた。 「…さすがだね。ママ···。 チップの渡し方も完璧だ。俺も、ああいうことを自然にできるようになりたいよ」 佑馬が口にしたのは、単なる誉め言葉ではなかった。さっきまで「親孝行な息子」と褒められていた佑馬の瞳に、獲物を狙うオスの熱が灯っている。 「佑馬… なんだか怖い顔になってる···」 佑馬のオスの表情を見て、由佳は反射的に膝を閉じる。自分の体内が熱を帯びてゆくのが、はっきりと分かった。 「あんなに褒められて、どう思った? 『模範的な親子』みたいに言われて…。ママ・・ 今、どんな気分?」 佑馬が立ち上がり、テーブルの反対側にいる由佳のすぐ目の前まで歩み寄る。 由佳が見上げると、そこには、仁王立ちになった佑馬の、支配的な視線があった。 絶対にバレてはいけない。けれど、こうして「清らかな親子」を装いながら、裏で深く愛し合う···。 それこそが、『あの日』から数年の時を経てたどり着いた、2人だけの最大の秘密であり、また、この上ない歓びになっていた。 「夕食までは、たっぷり時間があるし・・ 風呂にでも入ろうか···」 佑馬は、まったく由佳に触れることなく、そう告げる。 「そうね。 ここには貸し切りで使える、素敵な露天風呂があるって、あなた、言っていたものね!」 少し意外で、寂しい気持ちにふたをして、由佳は答えた。 チェックイン直後には、誰もがしそうな、ありきたりな会話であった。 しかし由佳は、「ただの入浴では終わらないかもしれない···」と感じていた。 そして、その、確信にも等しい予感が、由佳の心と体を容赦なく波立たせてゆく。 「じゃあ、浴衣に着替えちゃおうよ」 「そうね・・」 佑馬の視線に射抜かれながら、由佳はゆっくりと立ち上がる。 「…ママ。 まさか、浴衣の下に、下着なんか着けないよね? 今日は、俺が許可するまで、下着はナシだからね。」 低い声だった。佑馬がこんな声を出すとき···。それは普段は優しい息子が、母を完全に支配しようと考えているときだった。 「…え? だめなの? 私… あなたが気に入ってくれそうな下着を持ってきたのに...」 由佳は、宿での入浴後には、トランクの中に忍ばせていた、佑馬好みの下着を身に着けるつもりだった。 「それはまた、明日以降のお楽しみにするね!」 由佳が勤める下着メーカーの商品の中で、佑馬が絶対に気に入ってくれそうな下着···。 今回の旅先で、それを着けた姿を佑馬に見せるのを、由佳は秘かに楽しみにしていた。しかし、佑馬はそれを着けることすら許さなかった。 残念な気持ちと、それ以上の淫らな昂ぶりが、由佳を包む。 由佳は、息子の指示通り、素肌の上に浴衣1枚だけを羽織った。 体を少し動かすだけで、浴衣の生地が乳首を擦り、浴衣の下でむき出しになった、股間のひやりとした感覚が、不安と快楽を行き来する。 また今日も、自分が息子の所有物として、言いなりになっているという心地よさに、由佳は酔いはじめていた。 「……よし。じゃあ、行こうか。ママ」 下着を着けていないことを確認した佑馬は、満足げに微笑むと、由佳の手を引き、離れの奥にある露天風呂へと連れ出した。 離れの特別室に宿泊する客だけが利用できる、貸し切りの露天風呂。 そこに続く細い廊下は、暖房が効いているとはいえ、足元からしんしんと冷気が這い上がってくる。 浴衣1枚で、その下には、下着どころか糸1本すら身に着けていない由佳。 1歩踏み出すたびに、糊の効いた浴衣の生地が太もものを撫でる。その、心細い開放感と心地よさが、由佳の鼓動を早めていった。 すぐ前を歩く佑馬の背中は、『あの時』よりも確実に大きくなっている。 その背中を見つめながら、由佳は、『優しくて立派な息子』と褒めてくれた、スタッフたちの顔を思い出した。 『あの人たち、信じ切った顔で私たちのことを見ていたけれど、でも、これからの5日間・・ 私はここで息子と·····』 そんな想像をするだけで、由佳の頬の火照りは、冬の冷気を簡単に跳ね返して行った。 脱衣所に入った途端、佑馬が振り返った。 「…廊下、寒かった?」 言葉では優しく気遣いながらも、その視線は、由佳の胸元を卑猥な思いで射抜いている。 「少しね。でも、お風呂に入ればすぐ温まるわ……」 「そうだね。 …じゃあ ママ・・ 俺の目の前で・・脱いでよ···」 佑馬は、自分の浴衣の帯を無造作に解きながら、命じた。 先にすべてを脱ぎ去った佑馬が、自分の全裸姿を誇示するかのように、由佳の前に立つ。 『すごい... あなたは、なんで・・ そんなに美しくて逞しいの......?』 頭に浮かんだその言葉を、由佳はかろうじて飲み込んだ。 由佳は、細い指で、ゆっくりと帯を解く···。 すべてを脱いで、浴衣を棚に収める由佳に、すかさず佑馬が声をかける。 「…ママ。こっちを向いて、ちゃんと見せてよ」 その低い声に含まれた絶対的な響きに、由佳の背筋がゾクりと震える。 仕事場では何十人もの部下を指揮する次長が、今は息子の視線を浴びて、観賞されていた。 『見られてる... 自分がこの世に送り出した、実の息子に.....』 「……恥ずかしいわ...」 思わず由佳が胸と股間を手で覆う。 「そんなことしても無駄だよ! どうせすぐ・・ 俺に隅々まで見られるんだから···」 冷たく言い放つ佑馬の言葉に、由佳は、陶酔していった。 隠すことすら許されない、由佳のありのままの肢体。 今は商社の第一線で戦う男の、鋭く、それでいて慈しむような視線が、由佳の首筋から、大きな胸、そして何も遮るもののない下腹部へとゆっくりと降りてくる。 それだけで由佳は、全身の血液が逆流するような緊張と、どうしようもない高ぶりを味わっていた。 脱衣所から風呂場に出る扉を開けると、外気が一気に2人を包む。 由佳は、佑馬とは少し離れた場所でかけ湯をし、真っ白な木枠の中に身を沈めた。それは、4~5人が一緒に入れるほどの、実に立派な檜の浴槽だった。 最初は熱く感じた湯が、すぐに心地よく感じる。 静寂の中で、由佳が首すじにお湯をかける音だけが、ピチャ、ピチャッと、優雅に響いていた。 「ママ・・ そんなに離れてないで、こっちにおいでよ···」 佑馬の声が、響く。 貸し切りといっても、ここは多くの人が利用する旅館なのだ。いつ、見回りの従業員が近くを通るか分からない。 両サイドにある、木製の壁や植え込みが、外からの視線を遮っているとはいえ、目の前には、雪化粧をした美しい白樺林が、照明に照らされながら、一切の目隠しもなく広がっている。 「...でも··· 誰か来たりしないかしら···?」 「大丈夫だよ。 客が入浴しそうな時間帯は、スタッフは露天風呂には近づかないんじゃない?」 これを聞いた由佳が、波音をたてないように体を浮かせて佑馬に近づく。それでも彼女は、ふたりの間に、少し間隔をあけた。 「ホラッ! もっとだよ···!!」 佑馬が、由佳の腕をつかんで、力強く自分の方に引き寄せる。 「……っ、ホントにだめよ…。 もしも誰かが来て・・ 見られたりしたら.....」 「大丈夫だって! それに、もし見られても、宿のスタッフは絶対に、誰かに漏らしたりしないよ!!」 『もし見られても···?』 それすら覚悟している佑馬の言葉に、由佳は不安を覚えた。 「それにしても··· ママのおっぱいって、いくつになっても、全然垂れないよね···」 「こらっ! 誰かに聞かれたらどうするの?」 「別に、聞かれてもいいじゃん··· 俺たちは、ずっと前から、こういう関係なんだから···」 佑馬が由佳の胸に手を伸ばす。 「ホントにダメだってば··· やっぱり、ここではやめよう...?」 「なに言ってんだよ···! ふたりだけで露天風呂に入って、そんなにエロい体を見せられたら··· 俺が我慢できるわけないじゃん。 それに··· ホントはママも・・ 覚悟してきたんだろ?」 由佳は返す言葉がなかった。それどころか、自分の気持ちを見透かされた恥ずかしさが、わずかにあった拒む気持ちを、崩してゆく。 突然、佑馬の指先が、由佳の顎をクイと持ち上げ、自分の方を向かせて、唇を合わせた。 佑馬に唇を塞がれると、それだけで由佳は、「息子の女」としてのスイッチが入りかける。 それが日常的な流れであり、由佳にとっての喜びでもあった。 しかし、佑馬は、いつものような執拗なキスはしてこなかった。由佳は少し安堵したものの、それと同時に、肩透かしを食らったような物足りなさも感じていた。 唇が離れると、普段ならば、はにかみながら佑馬を見つめるはずの由佳が、周囲に誰もいないことを確認するために、慌てて周囲を見回す。 周囲に人気がないことを確認した由佳が、安堵したように目の前の白樺林に視線を送った。 「······本当に静かね···」 そんな由佳の耳元で、佑馬が囁く。 「ねぇママ・・ 今日からの4泊5日・・ ママは俺と··· ここで、何をするの?」 「...... 何って? それは··· 佑馬と・ ふたりでのんびり・・ 年越しをするのよ···」 「のんびり、年越しって・・ どんなことをするの?」 「それはやっぱり··· 美味しいものを食べたり、初詣に行ったり・・ 佑馬が好きな、美術館に行ったり···」 「ふーん··· ママは、ホントに・ それだけでいいんだ···?」 「あなたって、本当に意地悪ね......」 由佳は、細く美しい指ですくった浴槽の湯を、ゆっくりと自分の肩にかける。 「……意地悪じゃないよ。ママが素直に言わないからだよ? ねぇ その他は 何をするの??」 「.....仲良くするの...」 由佳の視線は、正面の美しい白樺林に向けられている。しかし、その目は、ほとんど焦点を失っていた。 そんな由佳の耳にピッタリと口をつけ、佑馬がさらに尋ねる。 「ねぇ··· 俺と仲良くするって・・ いったい・ どんなことをするんだい?」 「……セッ……、クス……するの……っ」 「誰と?」 「···佑馬と......」 佑馬の片手が、由佳の後頭部の後ろを回って、反対側から、湯面に半分出ている大きな乳房を、ゆっくりと揉みはじめる。 「·····相変わらずデカいママのおっぱいが・・ お湯の中でユラユラ揺れてるね···」 「...佑馬のその言い方・・ なんだか・ すごくエッチ...」 「ところで··· そんなエッチなことを言う佑馬って・・ 誰が産んだの?」 「...... 私・・ あぁん.....」 「へぇ・・ じゃあ··· 自分が産んだ息子と、セックスしちゃうんだ...」 そう言いながら、佑馬のもう一方の手が、股間の中心に触れる。 「あっ・・ ううぅうう... 恥ずかしぃ・・ もう許して・・ はぁあああ···」 「恥ずかしいなんて言ってるけど··· もしかして・・ここはもう··· お湯の中で・・ 濡れちゃってたりして...?」 「あぁあ 言わないで・・ だって・・ あなたがおかしなことを言うからよ.....」 旅先の露天風呂という、2人にとっては初めての場所で、由佳は息子の言葉に追い詰められてゆく。 その上、湯の中で敏感な2か所を弄ばれて、由佳の心と体の堤防は、決壊寸前であった。 「ママ··· さっきみたいな軽いやつじゃなくて··· いつものようなキスをしてほしい?」 「うん... してほしい....」 「じゃあ 俺の目を見て、いつものようなキスをしてくださいって・・ ちゃんと言わなくちゃ···」 「はぁぁああ··· キスして... お願いだから・・ いつもあなたがしてくれるような・・ キスをしてください... ああぁああ...」 「そんなにしたいんだ? もう、仕方ないなぁ··· じゃあ・・ ママの方からするんなら、受けてあげてもいいよ!」 由佳は、白樺林に向けていた視線を息子に向けると、佑馬の首に手をまわし、自分からねっとりと唇を合わせて、舌を挿し込んだ。 由佳の行動に触発された佑馬が、それ以上に激しい動きで、母の舌を返り討ちにする。 「うううぅぅ... あぁんんんんん···」 ひとたび唇を合わせて舌が交差すると、2人には、一気に、いつも通りの熱が戻る。 宿に着いてから初めての、本格的なキス。2人は密着した体をこすりつけ合いながら、互いの舌を激しくむさぼってゆく···。 『ピチャッ・・ ピッチャ・・・ チャプン・・』 2人の動きで、湯面に立った波の音が、静かな屋外に響く。そのキスは、それほど激しく、また長かった。 「すごいね、ママ···。 そんなに、俺とキスしたかったの?」 「だって・・ 仲居さんがお部屋を出て行ったあと・・ あなたがすぐに、してくれると思っていたんだもん···」 由佳の声が、明らかに上ずっている。 「ねぇママ・・ 俺のも触っていいよ」 由佳は、その言葉を待っていたように、佑馬の股間におずおずと手を伸ばす。 「すごい... もう・・ こんなに・ なってる...」 「ママは、お風呂で俺に、何かされるって思ってた?」 「何をされるかは、わからなかったけど··· 何かあるんじゃないか、とは思っていたわ」 「そうなんだ··· ママ、ここがもうヌルヌルしている感じなんだけど? これって、温泉のお湯じゃないよね···?」 由佳のその部分を指で弄びながら、佑馬が尋ねる。 「あぁあああ... なんでそんなに、意地悪なこと言うの? 佑馬・・ お願いだから、早くお部屋に戻りましょう···」 「なんで?? せっかくの貸し切り露天風呂じゃないか!? もうちょっと、ゆっくりしようよ!」 佑馬はそう言うと、粘度が高まったソノ部分に、いきなり人差し指を挿し込んだ。 「あぁあああ ダメよ。 こんなところで··· ねぇ・お願いだから・・ 早く部屋に連れて行って... ぁぁああ... お願いよ・・」 由佳は佑馬の首に回した腕に力を込めながら、泣き顔に近い表情で懇願する。 それを完全に無視した佑馬は、どっしりと檜の木枠に背中を預けた。冷たい木肌と、湯船の熱が心地よい。 佑馬は由佳の細い腰を力強く掴むと、自分と向かい合わせの姿勢にさせて、強引に膝の上に乗せた。 「え・・? ここではダメよ! 誰が来るか分からないもの··· お願いだから部屋に戻りましょう!!」 それでも佑馬は、まったく耳を貸さない。 「大丈夫だって・・! 誰も来ないよ···」 さらに由佳の腰を自分の方に引き寄せると、2人の中心を合わせ、一気に突き上げた。 「アァアアアァァアア··· ダメだって言ってるのにぃぃい··· ホントにダメなんだってば···」 そう言いながらも、由佳は、佑馬にしがみついていった。 大きく開かれたその口からは、彼女の叫び声が、無声音となって佑馬の耳に届く。 佑馬は、母の抑えた絶叫を楽しみながら、彼女の細い体を、自分の股間に繰り返して引き寄せた。 浴槽内には、バシャ バシャッと 大きな波が立ち、その波が2人の体と、浴槽の淵に当たって砕ける。 その波音は、もしも誰かが聞けば、明らかにそれとわかる音だった。 「ダメ ダメよっ! 声が出ちゃう・・ お願いだから許して...... あぁああああ...」 「でもママも、もしかしたら、こうなるかもしれないって、思ってたんだよね?」 「思ってない··· あぁあああ ここまでしちゃうなんて・・ 本当に思ってなかったのよ···」 2人はしっかりと抱き合い、向かい合って下半身を繋げたまま、互いの耳にピタリと口をつける。 そして··· 誰にも聞こえないように声を押し殺し、熱い吐息とともに、正直に言葉を交わす。 「どうする? やっぱり、ここで止めて・・ 今から部屋に戻った方が良い?」 「意地悪・・ あぁああ 佑馬の意地悪··· ぁぁあああ··· すごい 奥まで入ってる... 」 『バシャ! バシャン! バッチャッ!! ドブッ... ジャッポン....』 声量を抑えたふたりの会話とは逆に、浴槽内の波音はどんどん大きくなり、波立った湯が、真っ白な木枠から溢れ出る。 佑馬の強力なパワーによって、いやおうなく弾む由佳の豊かな乳房は、2人が立てた荒波に、何度も叩かれていた。 「あぁあああ··· すごい... 佑馬・・ あなたやっぱり スゴい···」 「ねぇママ! ホントはここで 俺にヤラれるかも って 思ってたんだろ?」 佑馬が、母の瞳をじっと覗き込む。 覗き込まれたその瞳は濡れ、完全にメスの光を放っていた。 それに興奮した佑馬は、さらに母の体の奥を求め、彼女の体が浮かないように肩を抑え込みながら、激しく腰を突き上げる。 「あ゛ぁっ、あああ……っ・・ つっ・・ 強い! そう・・ 思ってたわ・・ ううぅぅうう... 私・・ ホントは・・ たぶん・ こうされるんじゃないかって思ってたの··· あぁあああ...」 「やっぱりな···。 ママ・ 俺にこうされるのを・ 期待してたんだ... それって、いつからなの?」 「ここに来る前からよ··· あぁあああ 貸し切りの露天風呂があるって聞いたときからよ···」 「ママは最初から・・ 露天風呂で・ 息子に突っ込まれることを、期待してたんだよな?」 「そうよ・・ もしかしたら・・ はぁあぁああ··· 露天風呂であなたに・・ ううぅぅうう... 誰にも見つからないように・・ こっそり犯してもらえるんじゃないかって・・ 思ってたの・・ もう・・ あぁあああ...」 由佳は、息子の背中にまわした両手に精一杯の力を込め、豊かな胸を息子に押し付けながら、とうとう、自らも激しく腰を動かしはじめている。 「エロいよママ・・ エロ過ぎる··· 淫乱ママ・・ だから・ 俺・・ 望みどおりに犯してやってんだよ ホラッ!」 「恥ずかしい・・ でも嬉しい・・ あぁあ 気持ちいい・・ 私・・ あなたに攻められて あぁああ もうイキそう...」 「イケよママ! 実の息子のチンポを突っ込まれながら・・ ホラッ! 俺が奥まで突いてやるよ!!」 「あぁあああ ダメ! もうダメ・・ 佑馬スゴい··· こんなのスゴすぎる··· あぁあああ イク・・ もうダメ・・ ママ・イッちゃう! こんな場所であなたに攻めてもらって・・ もうダメ・ イック・・ ぁぁあぁああああ......」 由佳は美しい星空に向かって、大きく上体を反らし、懸命に抑えた絶叫とともに、ガクガクと痙攣をはじめた。 その瞬間、浴槽の中では、由佳の痙攣に合わせて幾重もの波紋が広がった。 激しく達した親子が、浴槽の中で激しく唇を合わせていたその時··· 雪を踏む、サクッ……という微かな音を残して… 露天風呂の横の植え込みの外を、そっと離れた人影があったのを、その時の2人は知るはずもなかった。
2026/04/18 19:30:18(dyjw28n7)
9 二組の親子と独りの女
3月の湿り気を帯びた夜風が、薄暗い玄関先に吹き込んでいた。 チャイムの音に応えて由佳がドアを開けると、そこには二泊三日の荷物を抱えたさとみと弘樹が立っていた。 二か月ぶりに対面する彼らの姿は、由佳の予想を遥かに超える変貌を遂げている。 「いらっしゃい。遠かったでしょう、弘樹くんもよく来てくれたわね」 由佳はいつもの穏やかな微笑を浮かべて二人を迎え入れた。しかし、その瞳は瞬時に、目の前の母子の「変化と成長」を見抜いていた。 かつては、体から罪悪感を放ち、なんとなく肩をすぼめていたさとみ。しかし今の彼女は違っていた。 背筋はしなやかに伸び、タイトなニットの下で主張する豊かな身体のラインには、確かな「女」の自覚が宿っている。 何より、隣に立つ息子・弘樹の視線が自分の全身を遠慮なく這うことを、当然のことであるかのように、喜んで受け入れている。 「由佳さん……。わがままを言ってごめんなさい。どうしても、あなたに会いたくて···」 さとみの声は以前の震えを失い、どこか『熟れ』を帯びていた。 弘樹もまた、以前のような気後れはなく、同じ立場にある者としての余裕の笑みを由佳に向けている。 「いい顔になったわね、二人とも。……さあ、入って」 リビングへ移動し、微かな沈丁花の香りが漂う中で、四人は向き合った。 由佳の隣に座る佑馬も、二人の変化に期待を込めて、優しい眼差しで静かに観察していた。 「……由佳さん。電話でも少し話した、真壁さんのこと、直接会ってお話ししたくて···」 そう、さとみが口を開いた。弘樹がその細い肩に、優しく腕を回す。 「あの日、リビングで……。真壁さんは、汚いものを見るような目で私を見ました。」 しかし、さとみの語り口は、後悔や怯えを語るというよりも、どこか誇らしげですらあった。彼女の瞳には、異様なまでの艶が宿っている。 「でも、不思議なんです。真壁さんのあの蔑むような視線を感じるたびに、私、自分がどんどん『弘樹だけのもの』になっていくのが分かって……。あんなに恥ずかしいことをしているのに、心の中は、今までで最も澄み渡っていたんです」 一気に話し終えたさとみの頬は、微かに上気していた。その高揚を見つめながら、由佳は音もなく紅茶を注ぎながら、静かに告げた。 「さとみさん。あなたは気づいていないかもしれないけれど。その時あなたが感じていたのは、屈辱じゃないわ」 由佳の言葉に、さとみの肩がぴくッと動いた。 「その、真壁とかいう男の絶望を確認しながら、あなたは確信していたの。誰かにこの関係を見せたことで、自分たちは二度と元には戻れない。その思いとともに、あなたは純粋に『自分は一生、弘樹くんだけの女』であることを、自覚したんじゃないかしら」 由佳は身を乗り出し、さとみの瞳を覗き込む。 「ねえ、さとみさん。あなたは真壁に汚されたんじゃない。真壁という『最悪の観客』を前にして、自分がどれほど弘樹のものになれているかを、あなた自身が証明して見せたのよ。……その瞬間、あなたはこれまで以上に興奮しながら、自分が最高に美しく、輝いていると感じたんじゃない?」 「······」 さとみは無言で、顔を真っ赤に染めてうつむき、唇を噛む。 自分の内側に芽生えていた、恐ろしいほどの「露出の快楽」。それを、この聖母のような友人は、いとも容易く言葉にして突きつけてきた。 「ふふ、いいのよ。それがあなたの、本当の気持ちであり、美しさなんだから」 由佳の柔らかな肯定の言葉と視線に、さとみはうっとりと酔いしれながら、ゆっくりと頷く。 由佳の言葉に、さとみが顔を真っ赤にして視線を彷徨わせる中、それまで沈黙を守っていた弘樹が、低く、どこか熱を帯びた声で言葉を継いだ。 「……由佳さんの言う通りかもしれません」 弘樹はさとみの肩を抱く手に力を込め、由佳を真っ直ぐに見据える。 その瞳には、さとみへの親としての敬愛よりも、一人の女を完全に自分のものにしたという、男の自信がみなぎっていた。 「真壁が僕たちの行為を見て、今にも泣きだしそうな顔をした時……。僕、自分がこの世で一番強い存在になったような気がしたんです。下品なこの男を地獄に突き落として、母を守ったのは僕なんだ。こいつには一生辿り着けない場所に、僕と母さんだけがいるんだって。そう思ったら、もう、興奮が止まらなくなって……」 弘樹の告白は、さとみへの執着と支配欲を剥き出しにしていた。 母親を「女」として他人の前に曝け出すことで、自分が彼女を完全に所有していることを誇示する。その快感と興奮を彼は味わっていた。 その言葉を聞き、由佳は満足げに目を細めた。 「素敵ね、弘樹くん。……ねえ、それなら。その圧倒的な『愛』で、もう一人、教育してあげてほしい人間がいるの」 由佳は、手元の紅茶を一口含み、さも世間話でもするかのような軽やかさで切り出した。 「私の学生時代からの親友でね、冴子という女性がいるの。彼女はとてもきれいだし頭も良くて、自立しているんだけど…『セックスなんて、結局は、一時的な欲求を満たすだけの、ただの結合でしょ···? 体が欲していれば、相手は誰だったかまわないのよ』って、本気で言い続けているの」 由佳の視線が、好奇心に揺れるさとみと弘樹を交互に捉える。 「彼女はね、身を削るような本物の愛やセックスを知らないんだと思う。だけどさすがに、私と佑馬のことは話せないし···もちろん、見せるわけにもいかないし···。だから、さとみさんと弘樹くん、あなたたちのその『純粋な力』で、彼女の理屈を根底から壊してあげてくれないかしら?……もちろん、あなたたちを見守る観客として···」 由佳の口から、予想もしなかった提案がなされた瞬間、さとみは小さく息を呑んだ。 「観客……。由佳さんの、お友達に……見せる、んですかっ?······それって、私たちが愛し合っているところをですよね······」 さとみの指先が、膝の上で泳ぐ。真壁に見られたあの夜の、身を切るような恥ずかしさと、強烈だった弘樹の熱。あの「出来事」を、今度は自らの意志で「再現」しろというのか。 事の重大さに、さとみの理性がブレーキをかける一方で、彼女の身体は別の反応を見せていた。 由佳に図星を指されたばかりの胸の奥が、疼くように熱を帯びていく。 「それは……その。さすがに、恥ずかしいというか……」 言葉とは裏腹に、さとみの頬は明らかに紅潮していた。睫毛が小刻みに震え、潤んだ瞳で、助けを求めるように隣の弘樹を見る。 しかし、息子――いや、自分を支配するその男の顔を見て、さとみは息を詰まらせた。 弘樹は、戸惑うどころか、その瞳には燃え上がるような光が差していたのだ。 「……いいですよ。僕は、構いません」 弘樹の声は低く、ひどく落ち着いていた。 彼はさとみの肩を抱き寄せ、その首筋に顔を近づける。まるで見せびらかすように、鼻先で母親の柔らかな肌をなぞってみせた。 「母さん。真壁の時、あんなにすごかったじゃないか。……由佳さんの親友っていう、その冷めた女の人が、僕たちの愛を見て、どんな顔をするか……。それに、母さんがまた、あんな風に乱れてくれるかと思うと······照れくさいけど、僕···想像しただけで、すごく興奮するよ」 「弘樹、それ、本気で言ってるの……っ? あなたは本当にそれでいいのね······」 息子の剥き出しの欲望に、さとみは抗えなかった。 由佳の期待に応えたいという忠誠心と、息子に「女」として曝け出されることに悦びを感じてしまう自分。それらが混ざり合い、彼女の理性を溶かしていく。 「……由佳さん。私、どうなっちゃうんでしょうね。あんなに怖かったはずなのに、由佳さんの親友に見られることを想像しただけで、なんだか、身体が……」 さとみは視線を彷徨わせ、最後にはすがるように由佳を見つめた。 「ふふ、大丈夫。冴子は、愛に関してはかなりひねくれているけれど、それ以外は信用できる人間だから···。あなたはただ、弘樹くんにすべてを預けていればいいのよ」 由佳は聖母のような微笑を絶やさず、うっとりと二人を眺めた。 その様子を傍らで見ていた佑馬は、不思議な感覚にとらわれていた。 『母の一言で、他人の人生がこれほどまでに鮮やかに狂っていく。』 その残酷なまでの美しさと賢さに、彼は驚き、感心しながらも、「こんなにすごい女性が、俺だけのものなんだ」という誇りと快感を、あらためて味わっていた。 「決まりね。……明日の夜、彼女を呼ぶわ。冴子がどんな顔をするか、今から楽しみだわ」 由佳が静かにカップを置く音が、「これで決定よ」と言わんばかりに、リビングに響いた。 その夜、由佳の家の客間を割り当てられたさとみと弘樹は、消灯した部屋の中で、互いの呼吸が奏でる音だけを聞いていた。 壁を隔てた先には由佳と佑馬がいる。その緊張感だけでも、さとみの肌は粟立つような刺激を感じていたが、明日の夜にはさらに「見知らぬ観客」が加わるのだ。 「母さん、震えてるね」 暗闇の中で、弘樹の低い声がさとみの鼓膜を震わせた。 弘樹の手が、さとみのパジャマの裾から滑り込み、熱を持った指先がその柔らかく豊かな胸をなぞる。 「……だって、弘樹。明日、本当に来るんでしょう? 由佳さんの、その……冴子さん、というお友だちが···」 「そうだよ。由佳さんが言ってた、理屈でしか愛を語れない女···。そんな人の前で、僕と母さんがどんなことをするのか、全部見せてあげるんだよ」 弘樹の指先が、容赦なくさとみの「女」に触れていく。 さとみは短い喘ぎ声を漏らし、息子の肩にすがり付いた。真壁の時は「真壁に対する羞恥や抵抗」だった。 でも今は、由佳に肯定されたことで、その恥部を曝け出す行為が、高揚感にすり替わっている。 「怖い気もするけれど……でも、想像すると、なんだか、変なの。その人が見てるところで、弘樹にこんなふうにされる自分を、私、ずっと考えてる……」 「いいよ、もっと考えて。その人が、僕たちを『親子だ』って知った時の顔。軽蔑するのか、それとも興奮しすぎて、その人の理性が崩壊するのか···正直、僕は、すごく楽しみだよ」 弘樹の動きは、いつもより野蛮で、さとみの反応を楽しんでいるような、男のいやらしさがあった。 彼はさとみの耳元で、さらに毒を注ぎ込むように囁いた。 「明日、母さんが素直に悶えるところを、その人にじっくり見せてやろうよ。母さんが、僕なしではもう生きていけない女になっているところを……」 「あ……、そんな···ああっ……! 弘樹、弘樹……っ」 他人の家に泊まっているにもかかわらず、さとみは激しく身悶えし、息子の支配的で野蛮な性を、喜んで受け入れていった。 恥ずかしいはずなのに、明日「見られる」ことを意識するだけで、身体の奥からは、今まで経験したこともないような濃厚な蜜が溢れ出す。 それは、真壁に見られた時に芽生えた「露出の快楽」が、息子の手によって完全に開花しようとしている証だった。 その頃、隣の寝室では、由佳が読書灯の明かりの下で、静かにページをめくっていた。 壁越しに微かに伝わる、切迫した気配。 由佳は本から視線を上げることなく、隣でじっと耳を澄ませている佑馬に向かって、穏やかに微笑んだ。 「聞こえる? 佑馬。あの二人、もう、明日を思っての前夜祭のようね」 「うん、聞こえるよ……ママ」 佑馬は、自らの身体が熱く脈打つのを感じながら、母の見事なプロデュース能力に、尊敬と興奮を味わっていた。 「明日の夜は、もっと素敵な声が聞ける気がするわ。冴子がどうなるのか、私もゾクゾクするぐらいに興奮している」 由佳はそう言うと、自分から佑馬の唇を求めた。 「ママもやっぱりそうなんだ···。俺もめっちゃ楽しみだよ」 佑馬はそう言うと、当たり前のように体を入れ替え、由佳を組み敷き、母の寝間着を剥がしにかかった。 「あぁああ···佑馬······あなたもやっぱり興奮してる?」 暗闇の中、二組の親子はそれぞれの真理に向かって、深く、深く沈んでいった。 翌日の夜。 由佳と佑馬の家のリビングは、不思議な緊張感に包まれていた。 カチッとしたグレーのタイトスーツに身を包んで現れた冴子は、モデルのようなスレンダーな足を組み、都会的な美貌を崩さずにソファーに座っていた。 彼女にとって、「性とは、ただの生殖本能で、恋愛感情は、時間の経過とともに必ず薄れるもの」だそうだ。 だから、結婚や出産は、人生で最も時間を無駄に使うことの一つだと、彼女は心の底から信じていた。 「急に呼び出してごめんなさいね、冴子。どうしても、あなたに見てほしいものがあって」 由佳が優雅な所作で紅茶を注ぐ。冴子はそれを受け取り、ふっと口角を上げた。 「いいのよ。あなたからの招待なら、どんなに忙しくても優先するわ。……それで? 今日は私に、真理を見せてくれるって言ったわよね。いったいどういうこと?」 「ふふ···。まずは最初に、今から、最近旅先で知り合ったお友だちを紹介するわ」 由佳が静かに微笑むと、隣の部屋から、さとみが姿を現した。 「初めまして、大場さとみと申します。由佳さんには本当にお世話になっています」 高級旅館のベテラン仲居として培ったその仕草は、派手さはないものの、実に堂々としていて、見事なまでの優雅さを放っていた。 冴子の鋭い瞳が、さとみを捉える。 『綺麗な人……。』 冴子は、自分とは正反対の「豊かな肉感」を持つさとみから、自分にはない艶やかさを感じていた。 「初めまして。冴子です」 「冴子。まずは二階の私の書斎へ行きましょう。ぜひそこで、あなたに見てもらいたいものがあるの」 「……見てもらいたいもの?何かしら···」 冴子は、由佳に促され階段を昇っていく。 由佳が書斎の扉を開けると、そこには佑馬が待っていた。 「冴子さん、お久しぶりです。どうぞ、こちらに座って、まずは一杯やってください。」 冴子も何度か入ったことがあるその書斎には、小さなテーブルが置かれ、その上にはワインボトルとグラスが乗っている。 いつもと違うのは、テーブルの前に置かれた大型モニターと、間接照明だけになった部屋が、モニターから放たれる光に包まれていることだった。 由佳、冴子、そして佑馬の三人は、それぞれグラスを手に取る。 モニターに映し出されているのは、さっき会ったばかりのさとみと、見知らぬ若い男性だった。 「え···っ? ここに映っているのは、たしか、由佳の寝室よね···」 何を見せられるのかという様子の冴子が、怪訝な表情で由佳と佑馬を交互に見る。 「まあ、見ていなさい。もうすぐあなたが否定し続ける『愛の本質』が見えてくるわ」 由佳の言葉とほぼ同時に、画面の中の二人が動いた。広いキングサイズのベッドに腰を下ろした弘樹が、さとみの手を優しく取る。 「母さん……。緊張しないで。今日も本当に綺麗だよ」 冴子の持つグラスが、カチリと音を立てた。 「……今、なんて? 母さん……?」 「ええ、そうよ。······冴子。二人は実の親子。男性の方の弘樹くんは、間違いなく、さとみさんのお腹から生まれてきたのよ」 由佳の落ち着いた告白と同時に、画面の中の二人が唇を重ねた。 それは、冴子も何度か見たことがある、アダルト動画のような作り物でも、唇を奪い合うような欲望まみれ浅ましい行為でもない。 互いの存在をすべて認め合い、血縁とタブーさえも、慈しみへと変えた者たちだけが辿り着ける、深く、静かな、接吻だった。 「……冗談でしょう? 由佳···」 冴子は乾いた笑い声を漏らしたが、その瞳は画面に釘付けになったまま離れない。 モニターの中では、弘樹がさとみの頬を愛おしげに撫で、さとみもまた、うっとりと目を細めて息子を見つめ返している。 「いくらなんでも、趣味が悪すぎるわ。……ただの倒錯した遊びでしょう? あの人たちは、何かしら勘違いして、興奮してるだけよ」 冴子はワインを喉に流し込んだ。だが、画面から聞こえる「母さん」という低い響きが、彼女の耳の奥を熱く刺激する。 弘樹の手が、さとみのブラウスのボタンに指をかけた。 先ほどまでの凛とした姿はどこへやら、今のさとみは、息子にすべてを委ねた、ただの無防備な「女」だった。薄手の生地が左右に開かれ、肩から滑り落ちる。 「こんなこと……っ」 冴子の指先が、無意識にグラスを強く握りしめる。 モニターから漏れる、衣擦れの生々しい音。そして、さとみの喉から漏れた「弘樹……っ」という、熱く湿った吐息。 それは、都会でスマートに生きてきた冴子が、どんな男との情事でも経験したことのない、芯から蕩けるような「熟れた女の甘い声」だった。 下着姿になったさとみの、白く、豊満な上半身が露わになる。 自分のようなスレンダーな身体とは違う、柔らかく、妖艶な母親の肉体。その豊かな胸を、若いオスとして熱を帯びた弘樹の指先が、容赦なく、けれど慈しむように、こね上げていく。 「見て、冴子。さとみさんのあの顔。……自分の息子に、一人の女として愛される悦び。あなたの知っているセックスに、あんな表情があるかしら?」 由佳の声が、背後から親友の耳元に絡みつく。 冴子の細い太ももが、無意識のうちに擦り合わされた。 画面の中では、弘樹が母の豊かな胸に顔を埋め、赤子のように、しかし、飢えた獣のように貪りついている。 「あ……あ、弘樹、そこ……っ。すてき··· いいのよ、あなたの好きなようにして……っ」 さとみの喘ぎが、書斎に置かれたスピーカーを通して、冴子の下腹部を直接揺らす。 「……ありえない。こんな···絶対に、いけないことなのに……あんなに、気持ちよさそうにしてるなんて……ありえないわっ···」 冴子の顔は、隠しようのないほど、紅潮していた。言葉とは裏腹に、彼女の身体が、勝手に熱い蜜をたたえはじめている。 モニターに映し出された男女の姿は、自分が知っているどんなセックスとも、まったく次元の違う行為であることは明らかだった。 タイトスカートの中が、じわじわと湿っていくのが自分でも分かった。 「冴子さん。……息、荒くなってますよ?」 佑馬が楽しそうに冴子の横顔を覗き込む。 母と息子が愛し合う姿に興奮していく冴子の姿は、佑馬にとっても、自分たちを肯定されているような気がして、喜ばしいことだった。 だがすでに、このときの冴子には、自分をからかう佑馬に言い返す余裕さえなくなっていた。 彼女の瞳には、もはや「不適切な親子」ではなく、「世間のタブーを破ってまで、自分たちの世界を追求している男女」の姿だけが焼き付いていた。 「……わからない。私··· こんなものを見続けていたら、自分がおかしくなっちゃいそう……っ」 冴子は耐えきれず立ち上がった。画面の前から逃げたいのに、足に力が入らず、その場に立ち尽くしている。そんな感じだった。 由佳は、親友の理性が決壊しそうになっているのを見逃さなかった。 由佳は静かに立ち上がり、書斎のドアに手をかける。 「冴子······わからないなら、近くで『本物』を感じてくればいいわ。……あの二人の熱が、あなたの身体にどんなふうに響くのかを。」 「え……?」 由佳は、抵抗する力を失った冴子の背中を、優しく、それでいて抗いようのない力で押し出した。向かう先は、モニターに映し出されていた、親子が溶け合う、あの寝室だ。 由佳に背中を押され、冴子が足を踏み入れたその世界は、それまで自分が感じたことのないような熱を帯びていた。 モニターでは伝わらなかった、汗と体液が混じり合った濃厚な匂いが、冴子の嗅覚を否応なく刺激する。 「……あ、……ぁあ···こんな......ことって······」 冴子は思わず声を上げて、ドアのそばで立ち尽くした。 ベッドの上では、弘樹が母を仰向けに寝かせ、その脚を大きく割っていた。 下着さえもすべて剥ぎ取られたさとみは、キャリアウーマンの冴子が持つスレンダーな身体とは対照的な、柔らかく、豊かな曲線を描き出している。 「ほらっ···母さん、見て。……冴子さんが来たよ」 弘樹の低い声が、静かな部屋に響く。 冴子はその声に逆らうように、二人から視線を逃がそうとした。しかし、さとみの潤んだ瞳が、彼女を捕らえて離さない。 「……いいのよ、弘樹。冴子さんに、見てもらいましょう。私たちが、どれだけ…愛し合っているか······」 さとみのその言葉は、もはや羞恥を通り越し、ある種の尊さを帯びていた。 冴子は、自身の股間が耐えがたいほどの熱を持ち、熱い蜜がタイトスカートの裏地を汚していくのを感じた。 「······本当に、このまま、おふたりは······その···最後までしちゃうんですか......」 冴子の問いかけを置き去りにして、その瞬間は訪れる。 弘樹が、自身の猛り立った熱を、さとみの最も柔らかな場所に密着させる。 「え……っ、……あ···本当に······っ?」 冴子は目を見開いた。 ゆっくりと、しかし確実に、息子が自分の熱を、母親の胎内へと沈み込ませていった。 肉と肉が密着する秘かな音が、部屋を支配する。 さとみの顔が大きく仰け反り、上を向いたその白い喉元が、激しく震えている。 「あぁ……っ! ひ、弘樹……っ! 弘樹が今日も、戻ってきてくれた···。奥まで入って、……今……また、私の中に... お願いだから、もっと奥まで戻って……っ!」 「母さん……っ、あぁ、……すごく、熱いよ……!」 目の前で繰り広げられる、息子が母の胎内に戻る「逆流」 血の繋がりを遡るようなその光景は、冴子が積み上げてきた論理や理性を、たやすく超えていった。 冴子は、自分の息子を受け入れた瞬間のさとみの顔――まるで、天国に触れたかのような、慈愛と淫欲が混ざり合った表情から、目が離せなかった。 「……嘘。あんな、……こんな幸せそうな顔、……信じられない……っ」 冴子の膝から力が抜け、とうとう、その場に崩れ落ちた。 モニター越しでは分からなかった、肉が食い込む音、さとみの肌が紅潮していく様子、そして弘樹の荒い吐息。 「冴子さん、……僕たちやっぱり異常ですか? ただの、狂った母親と息子に見えますか?」 弘樹が、さとみを突き上げながら、首だけをこちらに向けて真顔で問いかける。 「冴子さん、こっちに来て、母さんが、僕にどんな顔を見せているのか、もっと間近で見てくださいよ」 「あ、はい……ぁぁ……っ」 冴子はたまらず、震える手で自分のスーツのボタンを外しながら、二人の元に歩み寄る。 性や愛を悟りきったと思い込んでいた、先ほどまでのプライドも、冷徹なほど落ち着いていた顔つきも、今の冴子からは完全に消え去っていた。 下着姿になった冴子は、二人が愛し合うベッドのすぐ横にひざまずいた。 ブラジャーの上から、やや小ぶりな乳房を自分から鷲掴みにし、もう片方の手をショーツの中に進める。 冴子のその目は、焦点すらもを失いかけているように思えた。 「···冴子さん······あなたは、なんで下着なの? すべてを脱いで、体も心も、私たちにもっと近づいて······」 「えっ······いいんですか? そんなことをして···私···おふたりの邪魔になりませんか······っ」 そう言いながらも、冴子は、体を覆っていた残り少ない布を、一気に取り去った。 「あぁああ··· 冴子さんの体、すごくきれい··· とってもきれいよ、冴子さん······」 冴子のスレンダーで白い肢体が、間接照明の下で露わになった。 都会的な美貌を誇っていた彼女は、今や一人の飢えたメスとして、汗と体液の匂いが充満するベッドの傍らで激しく喘いでいる。 「……可愛いわ、冴子さん。そんなに震えて……」 さとみは弘樹に貫かれ、身を震わせながらも、ベッドサイドで膝をつく冴子へ、慈愛に満ちた手を伸ばした。 その指先が、冴子の火照った頬をなぞる。幸せに溢れた母親の目が、今、冴子の理性を優しく、そして徹底的に解かしていく。 「さとみ、さん……。どうして、……どうしてそんな美しい顔になるの?……っ。私、……胸が苦しくて、……おかしくなりそう……っ!」 冴子は涙を流しながら、さとみの豊かな太ももに縋り付いた。 実の息子である弘樹が容赦なく、母を熱く突き上げている。その振動が、さとみの肌を通じて冴子の掌へと伝わってくる。 「やっぱりあなたから見ると、私たち……汚らわしい?ほら、見て……弘樹が私を、こんなに……っ、……ああぁっ!」 さとみが大きく仰け反り、弘樹を受け止める。 「そんなことないっ! 美しくて激しいわ··· 私···こんなの見たことない··· 恥ずかしいほど興奮してる······っ こんなの生まれて初めてよ··· あぁぁあああ」 冴子はその光景を目の当たりにしながら、自らの秘部を指で激しく攻めはじめていた。 モニターでは決して分からなかった、肉がはじけるような音や、さとみの喉を震わせる「母親」の喘ぎが、冴子をさらに圧倒する。 「さとみさん、……どんな気持ちなの? 息子に、……自分が産んだ息子にこんな……すごいことをされて……それって、そんなに幸せそうなの……っ?」 冴子は問いかけながら、たまらず弘樹の動く腰に手をかけた。硬く、熱く、母を攻めるために動き続ける息子の腰に。 彼女の指先が、とうとう弘樹の尻の盛り上がりに食い込む。 「……答えて、……教えてっ! 私も知りたい……そのふたりの『愛』のすごさを……私にも、分からせて……っ!」 冴子の絶叫に近い問いに、弘樹がさとみを激しく突き上げながら応える。 「言葉じゃ無理ですよ、冴子さん。……もっと近くに顔を寄せて、母さんの呼吸や声を感じてください」 弘樹がさらに速度を上げると、さとみは狂おしいほどの悦びに身を悶えさせた。 「あぁああああああ 冴子さん、見てっ! すごい······ あぁぁああ弘樹っ··· やっぱりあなたって、すごいわ··· 死ぬまで母さんを離さないでね······っ」 その激しさに同調するように、冴子が自分の中に押し込んでいる指の動きが激しくなる。 「あぁあぁあ 感じる··· こんなの初めて······っ 私イキます··· こんな姿を見せられたら、私もイッちゃう··· おぉおおおおお」 弘樹の尻の肉をつかんだ手に力を込めながら、冴子の身体が大きく、これ以上ないほどに激しく弾んだ。 都会的なプライドも、冷徹な理論も、すべてがこの親子が放つ圧倒的な熱量に焼き尽くされた。 さとみに顔を寄せ、白目を剥いた顔を晒しながら、だらしないほど口を開き、激しく、何度も何度も大きな痙攣を繰り返した。 激しい嵐が去った後の寝室には、どこかに到達できた満足げな吐息と、微かな嗚咽だけが残されていた。 冴子は全裸のまま、ベッドに上半身を乗せ、力なくさとみの太ももに顔を埋めている。 その頬には、涙と、冴子自身も驚くほどの満足げな微笑みが刻まれている。 「……信じられない。私、いったい、どうしちゃったの……」 ようやく顔を上げ、震える声で呟く冴子。しかし、その体はまだ、さとみと弘樹が放った熱の余韻で疼き、スレンダーな身体は小刻みに震えている。 さとみは、汗ばんだ髪を乱したまま、優しく冴子の頭を撫でた。 「いいのよ、冴子さん。それがあなたの本当の姿。……あなたも、ずっとこの熱を、心のどこかで求めていたんじゃないの?それに私も、あなたに見てもらって、天にも昇るような気持ちだった。あなたに認められている気がして、すごく幸せな気持ちだったわ···」 「私に見られて、さとみさんたちも嫌じゃなかったのね……それだったらお願い···。私も……さとみさんと弘樹くんの……その『愛』を、もっと見たい……っ!」 「……いいわよ、冴子さん。そんなに震えて……やっと、分かってくれたのね」 さとみは弘樹に貫かれたまま、恍惚とした表情で、ベッドサイドに膝をつく冴子の頬を愛おしげに撫でた。 「弘樹、……冴子さんにも、教えてあげて。見るだけじゃなくて……私たちがいる、この世で一番、満ち足りた世界を」 母の言葉に、弘樹は無言でうなずく。 彼はさとみの中から自身の熱を引き抜くと、さとみに縋りついている冴子の手を取って、力強く抱き寄せた。 「え……? あ、弘樹、くん……」 冴子が拒む間もなく、弘樹は彼女の細い身体をベッドへと引き上げ、そして組み敷いた。 さとみの豊かな肉体とは違う、無駄のないスレンダーな冴子の肌に、実の母ではない「女」としての、別の匂いを感じ、弘樹の中のオスの本能が昂る。 「冴子さん……理屈なんて、もうどうでもいいでしょう? ほら、僕たちが···あなたを愛してあげますから」 弘樹はそう言うと、仰向けになって抵抗する力を失った冴子の両脚を開き、躊躇なく貫いた。 「あぁあああっ! ……っ、……あ、ぁぁ!」 冴子の口から、絶叫に近い喘ぎが漏れる。 自分の指では決して届かなかった、身体の奥底。そこを、さとみの息子である弘樹が、熱く突き上げてくる。 過去の男ではまったく感じたことのない、野蛮で、けれど圧倒的な充足感と、気が遠くなるような快感を冴子は味わっていた。 「ぎゃぁぁああああ すごい···っ··· こんなの、もう···すごすぎるぅぅうう......」 とてつもない冴子の反応に興奮を隠せない弘樹の攻めが、益々激しさを加速する。 「どうですか? 冴子さん。……僕たちの『熱』って··· なかなかのものでしょう?」 弘樹がさらに激しく突き上げると、冴子の身体はベッドの上で大きく弾けた。 「おおぉぉおおおお······こんなの初めて···っ 生まれて初めてよ··· もっと······お母さんを攻めているときみたいに、私のことも犯してぇえええ··· ぁぁぁああああっ···」 それまでのプライドも、冷徹な理論も、すべてが弘樹から注がれる圧倒的な攻撃に焼き尽くされていく。 「すごい、……すごいわ、弘樹くん……っ! あなたたちすごいっ···私、……私、もうイキそう、……こんなの狂っちゃう……っ!」 冴子が白目を剥いて悶える中、さとみが這い寄り、弘樹に抱かれている冴子の頭を、慈愛に満ちた手で抱え込む。 「そう···それでいいのよ、冴子さん……。すごくきれいよ···私も、見ているだけで興奮しちゃう......そのまま、全部忘れて……っ、あぁああ、もっと、素直になって……!」 さとみ自身も、自分の息子に貫かれる彼女の姿を、目に涙をためながら見つめている。 最愛の弘樹に犯されながら狂う冴子の姿を見ていたさとみが、突然、冴子の唇を奪った。 冴子は、抗うこともなく、激しく弘樹に奥を突かれながら、自ら舌を差し出して、さとみの舌と絡めていった。 「···んんんんん······ ぅぅううううう......」 弘樹に激しく攻められ、一気に上昇していく冴子と、それを見ながら、自分の秘部から溢れる蜜を、指で胎内に押し戻すさとみ。 二人の女の呻き声が、交差しながら部屋の中に響き渡った。 「あぁあああ···さとみさん··· 弘樹くん··· あなたたちって、ホントに最高よぉ······ あぁあああ···私···またイッちゃうぅうううう······」 さとみと弘樹に挟まれ、血の繋がった者同士にしか出せない「濃密な熱」を浴びた冴子は、もはや自分が何者なのかさえ、分からなくなっていた。 そしてまた、この日何度目かも分からないほどの、人生で最も深い絶頂に、冴子は全身を焦がしていった。 三人が汗まみれで絡み合い、獣のような熱気で部屋が満たされたその時、カチャリとドアが開いた。 すべてを書斎で観察していた由佳と佑馬が、ゆっくりと入ってくる。 全裸で弘樹の太いものに貫かれたまま、冴子は体を隠すことさえ忘れていた。 乱れた髪を直そうともせずに、涙でボロボロになった顔で親友を見上げる。 「……どう? 冴子。あなたがバカにしていた『愛の行為』は···」 由佳のいじわるな問いかけに、冴子は力なく首を振った。 「……あ……っ。全然違う……こんなの、すごい……っ。私、バカだったわ……っ」 由佳は、まるで慈愛に満ちた母親のような顔で冴子の言葉を聞くと、迷いなく、佑馬の首に抱きついた。 そして、冴子の目の前で、ねっとりと音を立てて、息子と深く舌を絡ませる。 「え、……由佳、あんたたちも……なの……?」 ショックを受ける冴子の前で、佑馬が床にゴロンと仰向けになった。 由佳は、自らスカートをたくし上げ、隠していた秘部を冴子の目の前に突き出す。 「よく見てね。これが、あなたがまったく気づいていなかった、私と佑馬の、本当の関係よ」 由佳は下着を脱ぎ捨てると、呆然とする冴子に見せつけるように、佑馬の反り立った塊の上へ、ゆっくりと腰を下ろした。 ドチャッ、と、生々しく濡れた肉の音が響く。 冴子の鼻を、さとみ親子から漂う、ムワッとした男女の匂いと、由佳から溢れ出したばかりの愛液の匂いが、同時に襲う。 「あぐっ……あ、ぁ……っ!!佑馬······」 親友が、自分の産んだ息子を、一番奥まで飲み込んでいく。 由佳たちが繋がっている部分は、冴子のすぐ目の前で、激しい摩擦によって白く泡立っている。 天井を向いて、声を上げて震える由佳の顔は、いつもの凛々しさの欠片もない。ただ息子のすべてを欲する、欲情した女の顔だった。 「はぁあああ……佑馬ぁ……っ。今日も、ママを壊して……っ。いつものように、もっと、もっと中で暴れて……っ!」 腰を激しく振りながら、由佳が下品な音を立てて絶頂を貪る。 その姿は、さとみ親子の情熱的な姿とはまた違う、慣れ親しんだ者同士の『熟練の交尾』だった。 「そんなに……由佳……中、かき回されてるの……? そんなに、気持ちいいの……?」 「当たり前でしょ……っ! 自分の血を分けた男に、中をグチャグチャにされるのよ……? ここが本当の天国なのよぉっ!」 学生時代から完全だと思ってきた親友の、あまりにも狂った姿を見て、冴子の股間が、再び激しく疼きだした。 あまりに激しく達した冴子を休ませようと、動きを止めていた弘樹を、今度は自分から求めて冴子が腰を動かはじめる。 「冴子さん、今度は自分から腰を動かしはじめたわね。それは愛? それとも……ただ、卑猥なメスになりたいだけ?」 さとみの意地悪な問いに、冴子はもう答えられない。ただ、目の前の由佳を真似るように、弘樹の首にしがみつき、弘樹の熱い塊を、さらに奥まで求めている。 「……わかんない……っ。でも、もっと欲しい。少しでも二人の愛に近づきたいの······っ! 私も、お母さんたちみたいに狂わせてっ!!」 そう言うと、冴子はついに、弘樹の唇を求めて舌を伸ばしていった。 隣には、さっきまで激しく腰をぶつけ合って、親子で愛を叫んでいたさとみと弘樹。 床には、息子に胎内をかき回され、白目を向いて悶え狂っている由佳と佑馬。 二組の親子による「愛に溢れた禁断の交尾」の檻の中で、冴子のプライドは完全に消し飛んだ。 「弘樹···、冴子さんもあなたのキスが欲しくなったみたい。 私はかまわないから、その方にも、あなたの激しいキスを味合わせてあげて···っ!」 母に促され、弘樹も冴子に向かって舌を差し出した。 「あぁあああ 弘樹くん···。 お願いだから···私にも···お母さんみたいなキスをちょうだい······」 冴子は弘樹の首を激しく引き寄せると、ものすごい勢いで弘樹の舌を吸いはじめた。 「すごいっ···! めちゃくちゃ絞めてますよ冴子さん···」 弘樹に指摘され、冷やかされながらも、まったく否定せず、繰り返して弘樹の舌を求める冴子。 「···あ、あぁぁあああ……ッ··· 弘樹くん···すごいわっ···!! ······お母さんは、いつもあなたから、こんな愛を受けているのね...... わぁぁああああ」 自分を突き上げる弘樹の塊と、自分を見つめるさとみの勝ち誇った目。そして、すぐ目の前で、息子に奥深くを突き上げられながら叫ぶ親友。 すべてが混ざり合い、冴子は人生で一度もしたことのない淫らな格好で、人生で一番深い絶頂の中へと、真っ逆さまに堕ちていった。
26/05/11 18:28
(ZON9ln8/)
最初から読まさせて頂いています、本当に感動するばかりで私の心が燃えて収まりがつきません、私は過去を思うと反省の一言、勇気を持って告白すれば明日愉し
26/05/12 13:55
(8jG/b6cN)
のり様 恐れ入ります。ありがとうございます。
26/05/14 06:11
(3MHtRNxh)
10 未来へ (最終話)
大手女性下着メーカー『ルミナス』の営業部次長、岡崎由佳の快進撃は止まるところを知らなかった。 営業部次長という肩書でありながらも、実質的には営業部全体を牽引する司令塔である由佳。 彼女が次々と進める戦略は、市場のニーズを的確に分析し、女性ユーザーの心を見事なまでに汲み取っていた。 右肩上がりの業績が、その手腕を何よりも雄弁に物語っている。 そんな彼女のもとに、ある日、立て続けに二つの「大きなニュース」が舞い込んできた。 一つは、会社の広報担当者から伝えられた、国内で絶大な影響力を持つ女性誌からの、由佳の特集記事を組みたいという依頼だった。 「時代を切り拓く女性トップランナー」という枠でのインタビュー企画だ。 しかも、先方からは、単なるビジネスの成功談に留まらず、由佳の私生活——「自立したシングルマザーとしての輝き」にも焦点を当てたいという、熱烈なオファーだった。 「ぜひ、ご子息の佑馬さんにもお話を伺いたいのです。『商社で活躍中の息子から見た、母としての、一人の美しい女性としての岡崎さんの魅力』。これも今回の特集の目玉になると考えています」 そんな編集者からの熱意も聞かされた。 そして、同じ日の午後。今度は部長とともに、役員会議室に呼び出された。これが二つ目の大きなニュースだった。 重厚なデスクを挟んで向かい合った営業担当の役員が、一枚の資料を由佳に差し出す。 「岡崎君。現在、我が社が苦戦している欧米市場での販路拡大。これを一手に担うプロジェクトの責任者として、君を指名したい。」 由佳がまったく予想もしていない言葉だった。 「光栄ではありますが……家族とも相談し、明日には、ご返事させていただきます」 そう答えて会議室を後にする由佳の頭の中には、仕事の成功や出世への野心など、微塵もなかった。 これを知った、一部の社員の反応は、「岡崎ならば当然の指名」というものがほとんどであったし、同年代の社員からは羨望の眼差しが由佳に送られた。 しかし、由佳の胸のうちは揺れていた。欧米への販路拡大となれば、月の半分は海外出張になるだろう。それはすなわち、佑馬と過ごす、甘く密やかな時間が物理的に奪われることを意味する。 さらに、親子揃っての雑誌取材——。世間が望む「理想的で、仲の良い親子」という虚像をカメラの前で演じることは、今の二人にとって、あまりにも苦しい嘘をつくことに他ならない。 その日帰宅した由佳は、その日あった二つの大きな出来事を、ありのまま、佑馬に伝えた。 「ママの悩みもよくわかるよ。だけど、ものすごいチャンスであるのは間違いないから、俺は、ママが決めたとおりに協力するよ」 佑馬は一切の動揺を見せずに、そう言い切った。 由佳は、自分の気持ちを優先してくれる佑馬には感謝したものの、そのあまりに落ち着いた態度が、彼女にはどこか寂しくもあった。 翌日、由佳が再び役員室に呼び出された際、その場にいた上層部たちは、すでに彼女の「快諾」を確信していた。 「身に余る光栄ではありますが……誠に勝手ながら、このお話は辞退させていただき、私、この辺で退職させていただきたいと思います。」 部屋の空気が凍りついた。その場にいた者たちの顔から余裕が消え、呆気にとられたような沈黙が流れる。 「……君、本気で言っているのか? 条件に不満があったり、悩みがあるのだったら、我々も相談に乗るよ」 「いえ。ただ、息子との時間を何よりも優先したい。それだけが理由です」 「息子……? 息子さんはもう成人して、職場で活躍しているそうじゃないか。何を甘えたことを···。今更、母親がいないと寂しいという年齢でもないだろう?」 役員の一人が、由佳親子を見下すように吐き捨てた。 しかしその言葉は、由佳にとっては、遠いところから聞こえる、ただの雑音でしかない。 彼らにとっての「成功」や「栄誉」は、今の由佳にとっては、何の価値もないことだった。 「……いえ、息子がと言うよりも、私の方が彼と離れている時間を、これ以上、増やしたくないのです」 「信じられん。こんなチャンスをみすみす···。」 一人の幹部がそう言うと、それを追うように、次々と男たちが頷く。 そこで、別の幹部が下品な笑顔を浮かべながら口を開いた。 「……もしかして、君たち親子は、世間に言えないような特別な関係じゃないよな」 複数の重役の笑い声。 その瞬間、由佳の顔には、清々しいまでの微笑が浮かんだ。 「どうぞご自由に。何と思ってくださっても結構です。失礼いたします」 驚きと怒りに震える役員たちを背に、由佳は一度も振り返ることなく、部屋の扉を閉めた。 帰宅した由佳を、リビングで佑馬が静かに迎えた。いつものように「おかえり、ママ」と一言だけ言うと、静かに微笑んでいる。 そんな佑馬を見た途端、由佳はリビングに崩れ落ちた。 「辞めてきたわ、佑馬……。私がそうすることは、あなたはもう分かっていたんでしょう···?なんか···すごくすっきりしたわ」 「うん。ママは必ず、そうすると思っていたよ。」 佑馬のその言葉に勇気づけられた由佳は、そのまま、自分が長い間、心の一番奥底に隠していた思いを、震える声で語りはじめる。 「······私、あなたに嫌われるかもしれないと思って、ずっと言えなかった。でもね、私ずっと前から思っていたの······本当は、私···自分のすべてを···何から何まで、あなたに支配されたいの。これからの仕事も、服も、髪型も···心の中まで……全部。私···あなたの完全な所有物になりたい......これが、ずっと言えなかった私の最大の願いなの......だから···今以上、あなたと離れるなんて、絶対にできないの」 由佳の瞳から、大粒の涙があふれている。それが、これまで周囲から「完璧」と言われてきた女が抱き続けた、心の叫びだった。 涙を流し、縋るような瞳で自分を見上げる由佳を、佑馬は静かな眼差しで見下ろしていた。 「……そうか。やっと言ってくれたね、ママ」 佑馬の声は、驚くほど低く、落ち着いていた。そこには動揺も、戸惑いもない。由佳は一瞬、そのあまりの冷静さに緊張した。 「俺も……本当はずっと、そうしたいと思っていた。ママを、誰の手も届かない場所へ連れていって、俺だけのものにして、その一挙手一投足までを、俺が支配したいってね」 佑馬はゆっくりと腰を落とし、由佳の顎を指先で掬い上げた。 「でも、ママは社会的に、あまりにも立派になりすぎていた。世間はママを『理想の上司』とか『完璧な母親』と見ていたし、ママもそれを完璧にこなしていたからね……。実のところ俺は、その仮面を剥ぎ取るタイミングを、ずっと測っていたんだよ」 由佳は息を呑んだ。 『この人は、ただ支配したいだけの男ではない。私の立場も、弱さも、全部わかったうえで受け止めようとしている』 由佳は、ようやく確信していた。——この人こそ、自分が仕えるべき相手なのだと。 「でも、ママは、自分でその道を選んで邪魔なものを捨ててきた。……いいよ。今日から、ママのすべては俺が引き受ける。明日、何時に起きるか。何を食べるか。どんな服を着て、誰と話し、何を想うか。……すべて、俺の許可が必要だけど、それでいいのかな?」 由佳の瞳は歓喜に満ち、とめどなく涙があふれる。 それは、降伏した女の顔ではなく、探し求めていた神にようやく出会えた信者のような、恍惚の表情だった。 「はい……。ありがとうございます。 私、心の底から嬉しいです。佑馬。……いいえ、ご主人様······?」 由佳が初めて口にしたその呼び名に、佑馬の口角がわずかに、愉悦に歪んだ。 「……いい返事だね。喜んでもらえて俺も嬉しいよ。でもねママ···お互いの呼び方は、これからも「ママと佑馬」にしようよ。ご主人様なんて、安っぽいSMプレイみたいで好きじゃないな。それに、それが癖になったら、他の誰かがいるときにも、それが出ちゃいそうだし···。」 そう言うと、佑馬はいつものように明るい笑顔を見せる。 「うん。」 佑馬の優しい笑顔と言葉を全身に浴び、由佳は「命ある限りこの人に尽くし、何があっても仕え続けたい!」と、心に決めた奉仕者は、美しい泣き笑い顔を主に向けた。 数か月後。 郊外に新たに開店した、おしゃれな女性用下着の店『Salon de YUKA』 二人は今、その店内にいた。 会社を去った二人が作り上げたのは、表通りから一本入った静かな場所にある、セレクトショップだった。 元商社マンの佑馬と、下着のプロである由佳が、自分たちの目で直接集めたランジェリー。 それに加え、由佳による、女性の身体を最も美しく見せるためのフィッティング。 このコンセプトが年代を問わず好評を博し、二人の店のスタートは順調そのものだった。 しかしこの店は、二人が一日中、誰にも邪魔されずに寄り添い続けるための「聖域」でもあり、店内の至る所に、二人の秘密が散りばめられている。 特に、店内の奥にある防音完備のカウンセリングルーム。そこは、血縁同士のカップルからの相談を受けるための秘密の場所にもなっていた。 それと同時に、スタッフの目を盗んで、佑馬が「自分の所有物」である由佳を慈しみ、愛でるための場所でもあった。 店員として雇われた二人の女性は、二人の関係を知った上で、心からの敬意を持って仕えている。 彼女たちもそれぞれ、実の父親、実の弟と愛し合う身であり、この店は「いつか自分たちも辿り着きたい、愛の完成形」でもある、憧れの場所なのだ。 ある日、スタッフの二人が出勤してくる20分前。 朝の光が差し込む静かな店内で、由佳は鏡の前に立ち、佑馬のチェックを受けていた。 「ママ、今日のそのブラウス……少し透けすぎじゃないかな。中のレースが、僕以外の目にも触れちゃうね」 事務デスクから立ち上がった佑馬が、由佳の背後に忍び寄る。その手は自然に由佳の細い腰へと回された。 「……あら。でもこれ···あなたが今朝、今日の私の肌にはこの『深紅』が似合うって、選んでくれたのよ」 由佳はいつもの穏やかな微笑みを浮かべながらも、佑馬の指先がブラウス越しに肌をなぞる感触に、身を縮める。 「そうだね。……でも、あまりに綺麗すぎて、他の誰かに見せるのが惜しくなったんだよ」 佑馬の声が低くなり、彼は由佳を促すようにして、奥のカウンセリングルームへと誘う。 この瞬間、由佳は主が何を考えているのかを悟り、鼓動は一気に高まる。 「……佑馬、大丈夫?もうすぐあの子たちが来るわよ」 「大丈夫だよ。ママは俺に逆らう気?……」 「いえ··· そんな···嬉しいです......」 防音扉が静かに閉まる。 客からは「仲の良い親子の店」として知られるサロンの開店前、美貌の女性社長は、壁に両手を突いたまま、笑顔の男性店長に、あっという間に貫かれていた。 「あぁぁ... いきなりそんな···。······すごいわ··· ゆうべもあんなに激しかったのに......うぅぅうううう···」 「俺がやりたくなったんだから仕方ないだろ。ほら···ママ······こっちを向いて、恥ずかしいぐらいに舌を出してごらんよ......」 「はい···っ···もう···エッチなんだから··· ぁんっ··· こんな短い時間でも、私を使ってくれるなんて······愛してるわ······あぁぁぁあああ」 「おはようございます! 今日もきれいですね···由佳さんっ!!」 数分後、出勤してきたスタッフの二人は、ほんのり上気した顔でフロアに戻ってきた由佳を見て、すべてを察したように、憧れと羨望の入り混じった微笑みを向けるのだった。 その日の午後のことだった。 「……あの······私···ここで相談に乗ってくれるって聞いて、来たんです」 フィッティングルームの鏡の前で、下着姿になった絵里は、震える声でそう切り出した。 大学を卒業したばかりだという彼女は、自分の肌を隠すものがない無防備な状態で、心の奥底に抱えていた葛藤を、ポツリポツリと語り続ける。 「私···お父さんと二人で、どこへ向かえばいいのか分からなくて……」 絵里の瞳が、鏡の中で潤んでいる。 「父も、駐車場で待っている車から降りられないんです。「私と一緒に来て、どんな下着が似合うか見てよ」って言ったのに···。私を大切だって言ってくれるけど、そのたびに『自分は父親失格だ』って……。私が、すごく、お父さんを苦しめているんですよね···。娘のままでいられなくなった私のせいで···、お父さんは……」 うつむき、白く細い肩を震わせる絵里。そんな彼女の背中に、しなやかな手つきで新しいブラジャーを添える由佳。 かつて数多くの女性を下着で輝かせてきた由佳だが、今の彼女が放つ空気は、もっと優しく、温かなものだった。 「苦しめてはいないと思うわ、絵里さん。あなたは、お父様にご自分の正直な気持ちを伝えているだけでしょ···」 絵里を包み込むような由佳の語り口は、これ以上ないほど慈愛に満ちていた。 「私よりも、もっとあなたの気持ちに答えられるスタッフがいるから、その子と奥で話すといいわ」 由佳は鏡越しに、傍らで静かに控えていたスタッフの沙織へと視線を送る。 実父と愛し合う沙織は、絵里と同じ葛藤を乗り越えた者として、そっと絵里の手を取り、奥の部屋に移った。 「……私の父も、最初は今のあなたのお父様と同じように、自分を責めてばかりいました。でも、私が『私がパパ以外の人と一緒になって、本当に私が幸せになれると思ってるの?』って、投げかけたとき……父の瞳から、迷いが消えたんです。……絵里さん、今、二人を救えるのは、娘としてのあなたじゃない。お父様としか幸せになれないことが分かっている、一人の『女』としての絵里さんだけなんじゃないかしら」 「……父とでしか幸せになれない...... そうですよね···あぁ、本当にそのとおりです!」 「そう。絵里さんに似合う、この下着を選んだのは、あなたや私たちだけど、これを脱がせることができるのは、世界中でただ一人、あなたのお父様だけですものね。……車に戻ったら、お父様に言ってみたら?私は、絶対にパパでしか幸せになれないのよって···、って」 沙織の言葉に、絵里は呑み、ゆっくりと顔を上げた。 「……はい。私、父のところへ戻ります。今日、ここで選んでもらった下着姿を見せて……父が、一人の男として私を抱きしめられるように、私からぶつかってみます」 迷いが晴れた絵里の表情に、かすかな赤みが差す。 気がつくと、そこには聖母のような微笑みを向け、大きく頷く由佳の姿もあった。 主である佑馬によって、一人の「女」として完成された由佳の仕草には、迷える者を救済するような、神々しい光が宿っていた。 駐車場で、父親が待つ車に乗り込む絵里の姿を、窓から静かに見守る由佳と沙織。 「……よかったわね。あの子、きっと今頃、お父様に最高の告白をしているはずだわ」 由佳のその言葉に、沙織がかぶせるように呟く。 「あぁあ。私も帰ったら、夕飯の前にお父さんに抱いてもらおう···ッと···」 二人は顔を見合わせ、声を出して笑い合った。 一仕事を終えた由佳がデスクに戻ると、佑馬が待っていた。 「いい仕事をしたね、二人とも。……でも、他人の幸せばかり考えて、僕を放っておくのは感心しないな」 佑馬の大きな手が、由佳の腰を引き寄せる。 「……っ、ごめんなさい……佑馬。……でも、彼女たちを見ていると、あの日、あなたが私にしてくれたことが、どれほどすごいことだったか、改めて思い知らされるの」 佑馬に向けられた大きな瞳には、かつてのキャリアウーマンの鋭さはなく、自分を導いてくれる若き主への、無条件の愛と忠誠心だけが宿っている。 「……だったら、その感謝を、今すぐ僕に示してよ」 佑馬が防音のカウンセリングルームを指差す。由佳は頬を染め、迷うことなくその扉へと、主の一歩後ろを歩き出すのだった。 二日後。閉店直後の『Salon de YUKA』。 スタッフの二人が定時で店を後にすると、入れ替わるように、一組の男女が姿を現した。 「途中で渋滞に捕まっちゃって、こんな時間にごめんなさい。」 それは深い紺色の着物を見事に着こなしたさとみと、以前より一気に男らしさを増した弘樹だった。 「由佳さん、佑馬さん。開店おめでとうございます。本当に素敵なお店ですねぇ···。」 二人で店内を見回し、感激しながらそう言うと、さとみが由佳に花束を手渡す。 さとみが持参したそれは、成熟した美しさを表現しながら、レースのランジェリーのように繊細な花束だった。 「うわぁ、とってもきれい···。忙しいのにわざわざ来てくれたの? すごく嬉しいわ、お二人とも、もちろん今日は、うちに泊っていけるんでしょ?」 由佳は心を許した親子の突然の訪問を、心の底から喜んだ。 「せっかく来てくれたんだから、ママ、さとみさんにお似合いの下着を、何点か選んであげたら?」 佑馬も心からの笑顔で二人を歓迎する。 さとみを伴ってフィッティングルームへ入った由佳は、慣れた手つきで彼女の和服の帯を解いた。 重ねられた布が滑り落ち、白い肌が露わになった瞬間、由佳は思わず息を呑んだ。 「……あら」 さとみのうなじから肩、そして豊かな胸元にかけて、執拗なまでに刻み込まれた紅い痕。それは単なる愛撫の名残りではなく、「この女は俺のものだ」と、周囲に知らしめるために、男が刻んだ歯形だった。 「ふふ、素敵ね···。弘樹くん、よほどあなたを、自分だけのものにしておきたいのね」 「······由佳さんには、何も隠し事なんてできないわね……。こんなことしなくても、私は一生、弘樹だけのものなのに···。でも、彼にこういうことをされるのって、···実は、私も、嬉しいの……」 さとみは羞恥に顔を染めながらも、その印を誇るように身体を震わせる。 由佳は彼女に最もふさわしい、肌を艶やかに透かすボルドーのレースを纏わせた。 「よくお似合いよ。最後の確認は、やっぱり弘樹君にしてもらいましょうね」 由佳は試着室を出て、応接セットで佑馬と会話を楽しんでいた弘樹を呼ぶ。 そのすれ違いざま、彼の肩にそっと手を置き、由佳が耳元で囁いた。 「お母さん、すごく似合っているわ。もしもあなたも気に入ったら······私たちを気にせず、そのままさとみさんを好きにしていいのよ。彼女もきっと、それを望んでいるはずよ」 弘樹は声を出さず、ただ大きく頷いて密室へと踏み込んでいく。 その直後、カーテンの向こうから、衣擦れの音とさとみの短い悲鳴、そして深い男の吐息が漏れ出した。 「弘樹……っ、待って。由佳さんたちが見てる……あぁっ!」 「大丈夫だよ、母さん。あの二人なら分かってくれてるって···。それにホントは、母さんも俺に全部見せたいんだろ。いつもそう言ってるじゃないかっ」 「ダメよ...... 弘くん··· あぁぁあああ こんなところで......」 「なんだよ。結局もうビチョビチョじゃないか···」 「ダメぇ...... あっ··· あっ··· お願い···そんな... いきなり...... もうぅぅう···あぁぁあああ」 抑えきれない親子の悦びが響き渡る中、佑馬が静かにフィッティングルームの扉を開いた。 そこには、立ったまま壁に押し付けられ、正面から息子の情熱的な起立を受け入れている母親の姿があった。 「あぁぁああ ダメだってば···こんなところで......せっかく選んでもらった下着がぁあ······」 「いい光景だ、弘樹くん。下着なんか気にせずに、君たちの絆がどれほど強くなったか、二人の成長ぶりを俺たちに見せつけてくれないか」 佑馬からの、静かで優しい命令が下った。佑馬の隣には、すべてを悟った表情の由佳が、瞳を潤ませながら二人を見ていた。 弘樹は、さとみの片足を大きく上げ、髪を掴んでその顔を佑馬たちに向けさせる。 「……はい、佑馬さん。……母さん、いいよね。俺たちが辿り着いた今の状況を、恩人の二人に見てもらおうよ」 「……はい、弘樹さん……っ。私も···ぅぅうううう......私たちのすべてを……見ていただきたいです……っ!」 さとみは涙を浮かべながらも、誇らしげに息子の支配を受け入れていく。 それはもはや「親子」という枠を完全に踏み越えた、一人の男と女による、濃密な「愛の儀式」だった。 「母さん、正直に言っちゃえよ···僕たちは、今日、なんでここに来るのが遅くなったんだっけ? 本当は、渋滞なんかじゃないよね···」 「······はい···由佳さん、佑馬さんごめんなさい......。本当は···私の着物姿に興奮してくれた弘樹さんが··· どうしても、着物姿の私を...犯したいっていうので······その···私たち... 途中でラブホテルに入って···あぁぁぁああ... 弘樹さんに犯してもらっていました···ごめんなさい···あぁぁぁああああ......」 獣のような叫び声を上げながら、二人だけの世界に身を投じている母と息子。その姿は、美しくさえあった。 「そこで、僕たちは何をしたんだっけ? さとみの口から、正直に言ってごらんよ······ほら···っ···全部···」 「うぅぅうううう··· 部屋に入った途端に、着物の裾をまくられて···あぁ···愛撫もなしに、おぉぉおおお···弘樹様に、いきなり犯してもらいました···あぁぁああ」 「そうだよね。さとみは、どこを犯されたんだっけ? でも···お前は全然、嫌がらなかったよな··· そうだろっ!」 「おぉぉおおお···そうです······いきなり···さとみのおまんこ、ご主人様のおちんぽが······あぁぁぁあ···ズボズボって···入ってきましたぁ···あぁぁあ...でも、さとみは···あぁぁあああ···とっても気持ち良かったですぅぅうう··· おぉぉおおおおお···」 「この歯形は、いつ、つけたんだっけ?」 「その時です···あぁぁぁああ···私から弘樹様にお願いして、付けていただきました...... あぁぁんんん···私から、あなた様への服従の証として······おおぉぉおおおお イクっ もうイッちゃいます... 弘樹様、私、もうダメですぅぅうう···あぁぁああイキます・・・っ」 「あぁぁああ さとみ··· 俺もイク···我慢できない···どこに出せばいいんだ?」 「中に... そのまま、さとみの中にくださいっ...... 全部···ぜ ん ぶ···く だ さ い......あぁぁあああああ」 「イクっ··· 出すよっ! 全部、お前の中に出すからね······さとみぃぃいい······」 店内に響き渡るほどの叫び声を上げながら、二人は同時に散った。 さとみは白目をむいて、その場に崩れ落ち、床に倒れてもなお、何度も痙攣を繰り返した。 その姿は、数か月前の二人とは、完全に別人のようだった。 由佳が見繕ったレースの下着は、弘樹の手によって無残に剥がされながらも、幸せそうにフィッティングルームの床に散っていた。 さとみと弘樹は嵐のような絶頂を迎え、奥のスタッフルームで休んでいる。 フィッティングルームには、濃厚な「獣親子の残り香」が漂っていた。 由佳は、乱れた呼吸を整えながら、清掃用具を手に取って、『その場所』の後始末に取り掛かる。 足元には、弘樹によって無残に引き裂かれたボルドーのレースが、美しい死骸となって転がっている。 「……すごかったわね。あの二人」 由佳は床に膝をつき、二人の情事の痕跡を、丁寧に拭い始めた。 かつて多くの部下を指揮し、多額のプロジェクトを動かしてきたその指先が、今は他人の、それも実の息子に犯し抜かれた女の残骸を拭っている。 「ママ。……掃除は、明日の開店前に、スタッフにやってもらえばいいんじゃない?」 背後から、佑馬の低く、乾いた声が響いた。 由佳の手が止まる。振り返ると、佑馬はドアフレームに手をかけ、由佳を見下ろしていた。 「いいえ……これは、私の役目よ。あの人たちの『成長』を見せてもらったんだもの……。こうして、二人が交わった場所を清めていると、私まで……素敵な悦びに、浸れる気がするの……」 由佳の声は、微かに震えていた。 自分たちが背中を押して結ばれたさとみと弘樹。その親子の成長を見るのは、由佳にとっても大きな喜びと興奮だったのだ。 掃除をするために屈んだその姿勢は、期せずして、佑馬に尻を向けて跪く格好になっている。 「うん、それは俺も分かるよ……。たしかに、あの二人は、ものすごいスピードで変化と成長をしているよね」 佑馬はゆっくりと歩み寄ると、膝をついたままの由佳の背中に跨り、背後からしなやかな髪を掴み上げた。仰け反らされた由佳の視界に、鏡に映る自分の姿が飛び込んでくる。 「ほらっ···よく見てごらん。床に這いつくばって、他人親子の匂いを嗅ぎながら、顔を上気させている。スタッフが慕う『由佳さん』の、これがもう一つの顔だよ。……ママは今、何を感じているの?」 髪を掴む佑馬の手に、さらに力がこもる。痛みが走るはずなのに、由佳の体温と脈拍は、異常なほどに跳ね上がった。 「さとみさんたち……私たちの店で···私たちが見ているのに、あんなことをして……。そう思うのに、興奮が止まらないの……。佑馬……。私、あの二人を見ていたら……自分の、奥が……信じられないほど、熱くなって……」 由佳は、今にも泣きだしそうな顔で、鏡越しに佑馬を見る。 かつて磨き抜かれたキャリアを誇った女が今、他人の情事の余韻が残る閉鎖空間で、実の息子の足元で這いつくばっている。 「掃除はもう終わりにしなよ。······ママ。なんでかって言うとね···。ママが今、すぐにきれいにしなくちゃいけないのは、俺のここなんだよ。実は俺も···情けないぐらいに湿っちゃってさ···」 佑馬の指先が、由佳の顎を掬い上げ、自分の方を向くように命じた。 由佳は、泣き出しそうな、それでいて悦びに震える瞳で、自分を支配する唯一の「主」を、跪きながら見上げた。 「やっぱり···?私だけじゃなかったのね······。私、佑馬もそうなっているなんて···なんか、すごく嬉しいわ」 「さてと······さとみさんたちが狂った、この場所で、俺もママをいただこうかな。奥の部屋では何度もヤッたけど、ここではまだ、したことないもんね」 そう言うと、佑馬は由佳を立たせ、身に着けたものをゆっくりと剥ぎ取りはじめる。 奥の部屋では、さとみ親子が由佳と佑馬の閉店作業が終わるのを待っている。 それでも、今の由佳には、さとみたちを待たせる罪悪感よりも、目の前で自分を見つめる息子のオスの視線の方が、圧倒的に魅力的だった。 佑馬は、由佳の衣類をすべて剥ぎ取ると、自らもすべてを脱いで、フィッティングルームの鏡の前に立った。 「ママ、俺たちの姿を、じっくり見てごらんよ···。俺たち、もう5年近くも仲良しだよね」 「······うん···。あらたまって言われると···なんか恥ずかしい···。でも、こうして見ると······あなたは益々男らしくなっているのに···私の体は······やっぱり老いてる...」 「そんなことないよ。ママはどんどんきれいになってるよ。···特に、離婚した後と···会社を辞めて、俺に一生、尽くし続けるって言ってからのママは、すごくセクシーになって······もう、最高だと思うよ」 「本当に?······私、どんどん醜くなってない···?。······いつか、あなたに飽きられるんじゃないかと···私···やっぱり不安なの......」 「今でも、そんなこと、思ってるんだ···。それって、まだ、俺のことを信じ切れてないってことになるんだよ」 「だって···あなたはずっと美しいのに···私は···こうだから······」 由佳は鏡に映った全裸姿の自分に、あらためてため息をついた。 「ママは、あの日から全然変わってないってば。······あの日、俺に、無理やり抱かれてから、ちっともね···」 「嬉しいわ。すべては、あの夜···あなたが私を襲ってくれたから······。だから、今があるんだわ」 「後悔してない?」 「そんなこと、あるわけないでしょ···。あなたに襲われて···私、すごく嬉しかったって、何度も言ったじゃない」 「あの時のママ···最初は抵抗してたのに······途中から、感じちゃって···めっちゃエロかったよね···」 そう言いながら、佑馬は背後から、年齢をまったく感じさせない由佳の乳房を、子猫を抱くように支え、優しく揉みはじめる。 「あぁ···いやん······っ。···あの時のことを思い出すと、今でも恥ずかしいわ···。 なんか、今日の触り方···とっても優しくて······すごく、エッチ···」 「あの日って···、今思い出してみると···何が一番気持ち良かった?」 「···え?······何って言われても······あの日、起きたことは、どれも全部···すごかったけど······」 「そんなのダメだよ。今、振り返ってみて、一番、頭に残っていることは何かって聞いてるんだよ」 「······ キ···ス···かな。······最初にあなたがママの中に無理やり入ってきたでしょ···?その時もすごかったんだけど···。ママの中に入った後に、あなたがキスしてきて···私も我慢できなくなって、すごいキスになっちゃって······あの時、私···すごく興奮したわ···。···あぁ、私······佑馬とこんなキスしちゃってる······って···」 「じゃあママは、俺とのセックスよりも、キスの方が興奮したってこと?」 「もちろん、佑馬が入ってきた時もすごかったわよ···。佑馬って、こんなに熱くて大きかったんだ······って。でも、あれは···あなたが一方的にしてきたことでしょ···?だけど、あのキスは······私も、自分から舌を絡めちゃったから···。私、母親なのに···って···あぁ、今、思い出しても、ドキドキしちゃう···」 言葉を繋ぐうちに、二人の頭の中は、あの頃の世界に戻っていた。 佑馬はあらためて、由佳を立たせ、衰えることを知らない由佳の全身を、余すことなく鏡に映し出した。 「ママ、よく見てごらんよ。俺たち···今では、こんなことも平気でやるようになっちゃって···」 佑馬は由佳の乳首を指の間に挟みながら、相変わらず見事な乳房を揉む手に力を込める。 「あぁぁ、あなたの揉み方が、いつもみたいになってきた···」 「ねぇ、ママ······今···欲しい?」 「······うん···ほしい···ママ···今すぐ、あなたがほしくなっちゃった···」 「いいのかな?奥の部屋で、さとみさんたちが待ってるけど···?」 「······だって···あの二人だって、さっきあんなに見せつけたのよ。少しぐらい待ってもらっても、いいんじゃない···?」 由佳が悪戯っぽく言葉を返す。 佑馬は、昔の自分たちを思い出していた。 父が不在だった、あの夜。母への思いを抑えきれずに、無我夢中で母に襲いかかったこと。 最初は必死に抵抗していた母が、次第に自分を受け入れ、本気で感じてくれたこと。 本当は、母も自分ことを、「男として好きだった」と言ってくれたこと。 「ママ···あの時の···、最初の3連休の俺たちって、マジですごかったよね···」 そう言いながら、佑馬は母の股間に手を伸ばし、薄い陰毛の中の潤んだ部分に触れていく。 「···ぁぁああ···うん···本当にすごかったわ······。あなたが何度も、ママを抱いてくれて······その度に、私···何度もイッチャって······。あの3日間で、私はもう、ずっと佑馬の女になるんだ···って心に決めたの。······あぁぁあああ···思い出しちゃう......」 「うん、あの3日間で、ママはどんどん、俺の言うことに逆らわなくなって···恥ずかしい言葉も言えるようになっちゃったよね」 「そうよ···あの時ママは、完全にあなたの女になったのよ。あぁぁぁああ···思い出しちゃう...入れて···っ···このまますぐに入れて......」 「じゃぁママ···あの頃と同じように、ちゃんとお願いしてみたら?」 「はぁぁあ···佑馬···ママのオマンコに...あなたの硬いチンポを···お願いだから入れて頂戴······あぁぁぁああ···恥ずかしいわ......」 佑馬は由佳を鏡に押し付けると、大きく両脚を割り、背後から一気に突き上げた。 「あぁぁああああああああああああああああああ」 それは、奥にいるさとみ親子にも明らかに届く、長く、けたたましい叫び声だった。 「思い出して感じてるんだね、ママ··· だってママは、俺に犯される前から、俺のことを考えながらオナっていたんだもんね。そうだろ!?」 佑馬の塊は、躊躇なく母の体の奥をとらえていた。 「あぁぁあああ···そう···そうなの......。ママは、あなたに襲われる前から···あなたの硬いチンポを、こんなふうに突っ込まれることを想像しながら、自分でオマンコを弄っていたのよ......あぁぁぁああ...おかしくなるぅぅううう······」 気がつくと、由佳の叫び声を聞きつけたさとみと弘樹が、何事かと駆け付け、そのまま二人の行為にくぎ付けになっていた。 いつもは、何事にも動じることなく、優雅に振舞っている由佳が、息子に貫かれ、佑馬の言葉に反応している。 体を震わせ、卑猥な言葉すらも、ためらうことなく口にする由佳。さとみと弘樹にとって、聖母のこんな姿を目の当たりにするのは初めてだった。 そして、『あの由佳さん』が、ここまで淫らな女性であるとは、想像すらしていなかった。 「···由佳さん······きれいよ···本当にきれいだわ···」 さとみは弘樹にもたれかかりながら、心の内を、そのまま吐き出す。 その気持ちは、弘樹にとっても、まったく同じことだった。 さとみとすべてを認め合い、許し合って、母を完全に支配していると自負していた自分が、まだまだ蒼いと感じていた。 さとみ親子の存在を知った佑馬が、由佳を後ろから貫きながら体の向きを変え、由佳の体を二人に向ける。 「ほら、ママ···、ママがどれほど、俺のことを好きなのか、さとみさんと弘樹君の前で全部話してごらんよ···どんなことも、隠さずに全部······」 「あぁぁああ...私···5年前にこの人に犯されたの···あなたたちも知ってるうちのリビングで···。···嬉しかった···やっと犯してくれたと思って、幸せだったの···。あぁぁぁああ···それにね···私、抵抗するふりしていたけど······この人のオチンポが入ってきた瞬間から······本当は、気持ち良くて、泣きたいほど震えたのよぉおお······」 「他には? 他には俺たち、どんなことをしたんだっけ? ほら···全部、正直にっ!」 佑馬は、大きく腰を動かしながら、由佳の答えを促す。 「あぁぁああ···夜のサービスエリアの車の中でも、やったわ···。せっかく、二人で過ごせると思っていた休日に···私、仕事になっちゃって······夜に、この人が、車で駅まで迎えに来たら···すごく怒ってて···私は、家ですぐに抱いてほしかったのに······そのまま高速に乗って、サービスエリアに連れて行かれて······。人がたくさん、すぐそばを通っているのに······この人、すごくイジワルで···あぁぁぁああ、そこでハメられたのぉぉおお······あぁぁすごい···思い出しちゃう······すごいわ···佑馬っ······」 興奮と快感で前に崩れそうになる母の両脇に手を差し込み、由佳が倒れることすら佑馬は許さなかった。 「まだまだあるだろ!?ほら、俺たちがくっつけちゃった、さとみさんたちに、もっと、もっと告白してみろよ··· ほらぁっ!」 由佳の乱れぶりと、さとみ親子の視線に興奮した佑馬が、さらに激しく由佳の下半身を攻めながら、額に手を当てて、さとみたちの方を向かせる。 「まだイッちゃだめよ、由佳さん。もっと···私たちに、もっと聞かせて······」 弘樹に体を支えられながら、かろうじて姿勢を保っているさとみの声が、明らかに震えている。 「母さん···佑馬さんたちすごい···この二人、やっぱりすごいよ······僕、一生、この人たちについて行きたい」 弘樹は母の体を支えながら、その肩に手をまわして引き寄せ、思わず、さとみの頭頂部に唇を押し付けている。 「ほらっ! 由佳···。 他にもあるだろ···お前の秘密を、全部···この二人に話すんだよ!すべて隠さずに···ほらぁ···」 佑馬が発した、この言葉の直後、由佳が突然、思いつめた表情で押し黙った。 店内には、佑馬が背後から由佳を攻める、肉のぶつかり合う音だけが響きわたる。 突然の由佳の沈黙に、さとみも弘樹も、そして佑馬さえも、いったい何が起こったのかと、彼女に視線を注いだ。 しばらくの沈黙の後、迷いを断ち切った様子の由佳が、重い口を開いた。 「······わかりました···。私···佑馬にも、ずっと言えなかったことを······話します······」 普段はきれいな高音で話す由佳。その由佳が、いつもより低い声で何かを告白しようとしている。 その場にいた全員に緊張が走り、由佳を激しく突いていた佑馬の動きも止まった。 佑馬をしっかりと胎内に納めたまま、佑馬の方を一度振り返ってから、由佳はゆっくりと語りはじめた。 「······私···本当は···あなたを産んだ時から···あなたのことを、男として愛しはじめた気がします···。あなたを産んだ後、私···一度も夫とセックスをしていません。「あなたには、父親が求めてこなかった」と言ったけど···本当は、全部私が拒んだんです......」 それは、さとみたちに聞かせるためと言うよりも、由佳が佑馬に向けた告白だった。 「そうだったのか···。でも、俺が赤ん坊のころから···って、どういうことなの?」 「···あなたに軽蔑されそうで、ずっと言えなかったけれど······全部、正直に話すわね···。私···生まれてきたあなたを初めて見たときから、将来ずっと、あなたを···誰にも渡したくないと思ったの···」 その声は震えていた。一言ずつを懸命に絞り出すように、由佳は言葉を続ける。 「うん···」 母の言葉を、佑馬はしっかりと体を繋げたまま、真剣な表情で聞いている。 すぐ近くにいるさとみたちも、瞬きすることも忘れて、由佳の独白に耳を傾けていた。 「だから···名前も···絶対に私が考えるって言って···【佑馬】って付けたの···。【佑】って、『助けるとか守る』という意味だけど···私は死ぬまで、この子と二人だけで、お互いを守り合いながら生きていきたいって思った······誰にも渡さずに···私とあなたの二人だけで······」 「···そんな頃から、佑馬さんを······」 さとみの独り言が、大きな吐息とともに、漏れ出す。 「······私、あなたにお乳を飲ませるときも···絶対に、誰にも見られないようにして、あなたと二人だけであげていたの。だって···あなたに乳首を吸われるたびには必ず······私······いつも、イッちゃったから......」 「そんなふうに、ずっと俺のことを···」 由佳の言葉に感動した佑馬が、思い出したように、腰の動きをゆっくりと再開させる。 「そう···。私って···異常でしょ······。そんなときから、私···ずっと、あなたの女になりたかったのよ......あぁぁあ···」 「ママ···俺、めっちゃ嬉しいよ...そんな人に産んでもらって···その人と結ばれて······俺は最高に幸せ者だよ」 佑馬が、腰の速度を徐々に上げていく。 「佑馬···っ···それ、本当?······軽蔑しない?···ホントに、そう思ってくれるの?」 「もちろんだよ、ママ!······あぁぁママって最高の女だよ!!ねぇ、俺···ママの顔を見ながらしたい...」 佑馬は、由佳を荒っぽく押し倒して仰向けにすると、母の股を大きく開き、再び、その中心に自分を埋め込んだ。 「······あぁぁああ···嬉しいわ···。ねぇ···私···もっと恥ずかしいことを言ってもいい?······佑馬···。佑馬の【馬】はね......いつか...あなたが、逞しくなって...私を...激しく···荒馬のように犯してほしかったのよ......ぅうぅううう······私、やっぱり狂ってるわよね···ごめんなさい······私って···どうしようもない母親なのよ······」 「嬉しいよ···今、俺、最高の気分だよ···。じゃあ、俺は、由佳の願いどおりに育って······由佳を女として好きになって···。襲って···それで俺は今、その女の中で、こうして暴れているんだな···。あぁ、由佳のおっぱいもマンコも···だからこんなに気持ちいいんだ···ッ」 想像もしていなかった母の告白に、これ以上ないほど高まった佑馬の感動と興奮。 それはまるで、盛りの付いた牡馬のようになって、激しく由佳を攻め続けていく。 仰向けになっても形が崩れない、由佳の大きな乳房を鷲掴みにすると、佑馬は荒々しく、母の乳首にむしゃぶりつく。 「あぁぁあああ···すごい······。私、今でも、あなたに乳首を吸われてる......佑馬···私、幸せよ······私···最高に幸せなのよぉぉおおお···」 母は、息子の背中に両手をまわし、自らも息子を奥まで迎えるべく、腰を持ち上げている。 二人の局部が激しくぶつかり合い、母と息子の肉体の音が店内に響きわたる。 「だったら、なんで、もっと早く、俺に犯して欲しいって言わなかったんだよぉ···ッ。 俺もずっと、ママとしたかったのに我慢してたんだぞ···。それが分かっていたら、他の女となんかやらなかったのに···。······初めての女は、絶対、由佳がよかったのにぃ···」 佑馬は由佳の両足首をつかみ、大きく持ち上げたかと思うと、怒りと、最大の愛を込めて、これ以上ないほど強烈に、由佳を突きまくった。 「あぁぁああぁあああ···ごめんなさい···佑馬···本当にごめんね······私がいけなかったの。······私も···私も本当は···あなたの初めてが欲しかったのよぉおお···わぁぁぁぁあああ」 由佳の声はいつものきれいなハイトーンとなり、それはやがて、完全な泣き声に変わっていた。 「そうだ、由佳がいけないんだ···由佳が素直に言わないからだ···!···わかったよ、由佳が死ぬまで抱いてやるよッ!···70になっても、80になっても犯し続けてやるからな···ッ!覚悟するんだぞぉッ!!」 佑馬の塊は、まさに『犯す』という言葉がふさわしいほど、激しく由佳を突きまくる。 「あ"あ"ぁ"ぁ"ああぁぁ·····っ。佑馬···犯してっ···死ぬまで犯し続けてっ······ママを壊して···ッ···由佳を本気で壊しちゃってぇえええ······」 「ダメだ···出るっ 俺の精子が由佳の中に出る···。受け取れっ···俺の精子を、全部受け取れよっ!出すぞ······あぁぁあああ···全部、出すぞぉぉおおお···」 「出してッ!あなたの精子が欲しい······。私、今···薬を飲むのを止めてるの······。一滴残らず、由佳の中に出してよぉお···あぁぁああ···イックゥゥウウウウ」 それから2か月後。 益々人気店となった『Salon de YUKA』では、四人のスタッフが顔をそろえ、開店前の簡単なミーティングが行われていた。 「あ··· 最後に、二人にお願いがあるの。沙織ちゃんと美樹ちゃん···これまでもすごく頑張ってくれているけど、これからは、さらに私を助けてね。」 突然の由佳の言葉に、若い二人が怪訝な顔を見せる。 「私ね···。赤ちゃんができたの。最愛の人との間にね。」 店の中には、眩しいほどの朝の光が、鮮やかに差し込み、笑顔の四人を包んでいた。
26/05/14 19:05
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