巨人になってから、体温調節が出来るようになり、猛暑日でも外にいても平気だから、いつも庭で食事していた。
というか、巨人の入れる家など無い。都会にあるアリーナやドーム球場くらいだ。

「お兄ちゃん我慢出来ない。漫画で巨人が人間食べてたじゃん。」
妹は、熱中症で倒れた配膳スタッフを掴み食べてしまった。

「なにこれ！超美味しい。お兄ちゃんも食べて。」
「本当だ。ヤバいよ。旨すぎる。」
他のスタッフは、悲鳴をあげて家に逃げて来たが、僕達は鍵をかけた。子供達の食欲を満たさないと暴れたら家が破壊されると思ったからだ。

「旦那様、奥様開けて下さい。キャー。」
スタッフは、後ろから子供達に摘み上げられ、頭をまず食べられ、逆さにし股を引き裂くと足を持ちチキンを食べるみたいに捕食した。
僕達は、ガタガタ震えて失禁していたのである。

息子は、人間を食べながら射精していた。人間を食べる行為の背徳感に興奮し過ぎた為だ。娘のオマンコからは、大量の汐が溢れ庭は、ビショビショ。食い散らかした人の足と腕が転がっていた。

僕達は、特撮映画を見てるみたいに興奮して、セックスを始めた。
「お兄ちゃん。子供達が羨ましい。私あの巨人の漫画大好きだった。皆んな巨人願望があるのよ。漫画はベストセラー。いつまで経っても怪獣映画は無くならないしね。私も巨人になりたい。2mじゃ物足りないよ。」
妹は、庭を見ながら狂ったように腰を振っていたのである。

僕達は軽井沢のホテルのスイートルームで狂ったようにセックスしていた。
久しぶりに二人きりで、巨人から開放されてからである。一般人から見れば、2m以上ある僕達兄妹は巨人だ。

「ウォー。いきそうだ。」
部屋に待機している女性ルームスタッフのパンツを脱がしペニスをぶち込むと駅弁で犯しまくったら、失禁して脱糞した。
「大臣の前で粗相をするなんて失礼極まりない。私は法務大臣よ。死刑を執行する。ズキューン。」
拳銃で撃ち殺し、巨体で踏み潰した。そして、それを見て失禁脱糞した他のスタッフの口にペニスをぶち込み射精したら窒息死してしまった。

SPが死体を片付けた後、人払いをして、
「実はこのままだと、家の子供達だけ、まだまだ巨大化するかも知れない。10mに成った子供達は沢山いなかっただろ。」
妹は、兄に言われ気がついた。
「ワクチンは先発薬とジェネリックが有ってな、両方とも結果的には成功したんだが、万が一失敗したときの為に、先発薬は超上級国民の子供に射ったんだ。その結果先発薬の方が副作用が出て第三次成長期を起こしてしまった。」

「なるほど理解したわ。でも家の子供達だけまだ大きくなるの？」
「子供達に射ったのは、マスターワクチンなんだよ。つまり原液だ。やはり自分の子供は可愛い。我が子だけは奇形児にしたくなかった。しかし逆効果になってしまった。他の子供達は捕食していない。家だけなんだよ。あれは怪獣になる前兆だと思う。」

「だから、逃げてきたのね。どれくらい巨大化するの？」
「鯨の最も大きい種類に35mのがいるそうだよ。それしか言えない。」
「判った！昨日ワクチンの工場からSPさん達に運ばせたのは解毒ワクチンね。」
「その通り！巨大化した子供の親からこのままオナニーの道具なされてたら命が持たないとクレームが来たから作らせていたんだ。」

「なーんだ。お兄ちゃんだったら大丈夫じゃん。」
しかし兄を見たら泣いていた。

「子供達にはマスターワクチンを射ったから効かないんだ。」
「あの子達まだまだ子供よ。そんな力持ったら調子に乗って暴れたら大変な事になるわ。」

僕達の住んでいる街に自衛隊が夜中に入り、道路を封鎖、電車も運行取止め、完全に陸の孤島にされてしまったのである。

総裁選で選挙の大躍進の立役者の妻（妹）が大勝利してため、総理大臣になってしまった。前総理が次は女性が成れば益々基盤は硬くなり独裁政治が出来ると、立候補をお願いされたからである。

近親婚総理の誕生で近親相姦は有名無実となり、ワクチンの副作用も解決されたから、元々近親相姦が合法の日本に拍車がかかり、お陰で少子化問題も解決されてきた。

近親相姦の快楽はたまらない。男は外に出すなど出来ない。そして家族だから何故かゴムを着けてセックスするのが他人とするみたいで嫌で、したがらないのである。

妻は、しばらく軽井沢で静養していた。官房長官の僕が代行していたのである。
新しい法案を発表する時は、リモートで妻がやった。その方が国民も納得するからである。

「私は子供達をワクチンの治験の犠牲にしました。国民の皆様に安心して射ってもらいたいから。だから子供達の体はもう解毒ワクチンも効かない体質になり、更に巨大化するかもしれません。
今からネットでアンケートを取りたいと思います。協力をお願い致します。

①巨大化する前に駆除する。

②同じ国民として共存を認める。

どちらかに投票して下さい。」