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1:母・敬子
投稿者:
貴史
俺 貴史は働きもせず家に引き込もってばかりいる。彼女もいない…と言うより付き合った事もなければ ろくに話した事もなく、風俗すら行った事のない童貞。
家から出るのは人目を避けて夜に散歩する程度。 その日は熱帯夜でとても暑かった。 街の中をフラフラと歩いていると何軒かは夜でも洗濯物を干していたりして、チラチラと見てると下着なんかも干してあったりした。 いつもは、ただ歩きながら見てるだけだったのに、その日はムラムラとしながら新しいハイツの一階の洗濯物を除き込んでいた。 通りから見ると数枚のカラフルな女性用の服はあるが、その他は男性用や小さな子供用の服、タオル類であった。下着も男性用と子供用だけが干してある。 俺は少し段差に足を掛けて中を除き込んでみた…やはりあった。通りからは見えないように低い所に女性用の下着がまるで小さなお花畑のように干してあった。
2014/09/27 01:31:07(exuOZEOu)
投稿者:
貴史
「あぁ…母さん」
俺は それを 鼻に口に、押し付け強く吸った。 母が今日1日身に付けていた もの を 歩き、座り、しゃがみ… 常に母を隠し 時に フワリ と 時に ピッタリ と 母の全てを 温もりを 匂いを 染み込ませた もの を 強く吸い込んだ めまいがする程の匂いが、刺激が、俺の右手を早くする。 「母さん…あぁ母さん」 母の裸が、柔らかい胸の感触が俺を包み込み、母が、母 敬子が、欲望を放出へと誘う。 「敬子…あぁ…敬子…」 敬子の匂いを 鼻に 口に 強く押し当て 何度も何度も吸い込み…痺れる快感が放出されてもなお、強く押し付け、何度も嗅ぎ、右手を動かし続けた。 もっと敬子を感じたい 直接 敬子に触れたい 敬子を抱きたい そう思いながら… 小鳥達のさえずりが聞こえだし、カーテンの僅かな隙間からの木洩れ日を感じ始めた頃、俺は布団を深く被りまどろんでいた。 母のパンティを顔の近くに置いたまま。 ずっと母の匂いを嗅いでいたかったから。 俺はティッシュに放出し、ゴミ箱へ捨てた。 母のパンティを汚したくなかったから。 母を感じながら、まどろんでいると、ノックの後にドアが開き、小さく 「おはよう♪」 と母が入ってきた。 ドアに背を向けていたので母の姿は見えないが、背中で母を感じてみる。 窓へ行き、勢いよくカーテンを開けた 一斉に日差しが降り注ぐ 部屋の中を移動しながら、テキパキと片付けている きっと小躍りするように 森の中をバンビが遊ぶように ベッドの脇で動きが止まり、少しして布団の中を手が何かを探す 見つからない 反対側の布団が軽くめくられ何かを探す 見つからない しばらくベッドの周り、テーブルの周りで、静かな動きを感じる 見つからない 動きが止まり、小さく 「う~~ん?」 しばらくして、ベッドの脇に重みを感じ、緩やかに沈み、俺の顔を覗き込んだ 俺は目を閉じた 布団がゆっくりめくられていき、 「あっ!…こんなとこに」 声と共に母のパンティが消えていく 「もぅ…あんまり …って言ったのに…」 母の指が俺の頭を軽く突っついた。 その時俺は 敬子と抱き合いたいと強く思っていた。
14/10/10 23:39
(fPXJuR92)
投稿者:
貴史
母がドアを拭きだした
半分閉めドアの後ろを拭く ドアの後ろに隠れていた壁の汚れを見つけながら キュッ キュッ と拭いている 突然 「キャッ…」 と声をあげた 俺が布団から出て母の肩を抱いたから 「なぁに~?起こしちゃった?オハヨッ♪」 また壁に向かい汚れを探す母の肩を回して、振り向かせ、唇を近づける。 怒ったような、戸惑っているような顔をしながら、まっすぐに見つめる母。 更に唇を近づけていくと、不意に母の顔が横を向いた。 怒ったような戸惑っているような顔をして 何も話さず少しも動かずに。 母の顎に手をかけ、こちらを向かせる 母は黙って表情を変えず、まっすぐに見つめている。 もう一度 唇を近づけていく。 強い意思でまた母が横を向く。 その時 ドンドンドン と姉が上ってくる音がして、半分開いたドアの前で止まった。 俺はドアを見た。 ドアに隠れて姉の姿は見えない すぐに足音は姉の部屋へ入り またすぐ出てきて 「遅刻!遅刻ぅ~!」 と言いながら ドンドンドン と降りて行った。 母を見る。 先程と同じように、怒ったような戸惑っているような顔をしながら、横を向いていた。 「…母さん」 母は身動きせず横を向いたまま言った。 「起きたなら、顔を洗ってらっしゃい…」 なんだか悲しくなり、母の肩から手を離し、ドアを開けたまま部屋を出た。 洗面所で顔を洗った。 いつもより、時間をかけて… 口をすすぎ戻ろうと思ったが、また鏡を見て、歯ブラシを手に取り、歯を磨いた。 いつもより長く… 階段を上がり 部屋の前に行くと、出るときに開けたままのドアが閉まっている。 母はキッチンの影にいたのだろうか?寝室へ行ったのだろうか? ドアを カチャリ と開けた。 やっぱり母の姿は見えない。 部屋に入りドアを閉めた。 視界の隅に人影が佇んでいた。 部屋を出た時と同じように、そこに立っていた母が手を伸ばし、俺の腕を引き寄せ、背伸びをしてキスをした。 「母さんにだって、心の準備が必要なの」 そう言って背伸びをして、 また唇に触れた。 俺の唇を唇で噛むように…。
14/10/11 01:30
(G.5JLCdv)
投稿者:
貴史
唇を離し、母は壁に背をつけて 俺の胸辺りを見つめてる。
もう一度 母へ唇を近づけていくと 母は俺の唇を見つめながら、その唇に合わすように顔を傾け 体を寄せ 口付けた。 「母さん…敬子…」 心の中で呼んで、唇を動かす その唇の動きに合わせ 母の唇も動く お互い唇を確かめ合うように激しく唇を動かし、強く引き寄せあい、俺と母は しばらくの間 唇を求めあった。 母は そっと 唇を離し、俯きながら、鼻からなのか口からなのか ため息のような吐息をもらし、虚ろに瞳を動かしながら何か考えている表情だったが、やがて視線を俺に戻し、手は俺を遠ざけようと力をいれ、言葉を発しようと口が少し開いた。 その言葉を聞くのが、なんとなく恐かった。 俺を諭すような母の顔が、そう思わせた。 その言葉を遮るように、母の唇を塞ぎ 先ほどよりもっと強く、激しく唇を動かした。 母の手は俺を離そうと強く押している、俺の唇から逃れようと顔を振りながら。 「…ダメ」 母が小さく言う。 俺は母の唇を求め、探し、ふさぐ。 いつしか母の胸元をまさぐり始めていた。 その手を か弱い手が離そうとするが 俺は襲いかかる猛獣のように、母の唇を求め、探し、ふさぎ、胸をまさぐり続ける。 「…ダメ」 僅かな力で抵抗をする母は、猛獣に捕まったバンビのように、弱く小さくなっていく。 「…ダメ」 意思だけが、逃れようとしている。 とどめをさされる前のバンビのように、薄れていく抵抗の中で… 壁に強く押し付け 唇を探しふさぎ クネる体を押し付け 胸をまさぐり 腰をさすり お尻を掴み 内股をなでる 「ダメ…お願い…」 母の言葉が強くなる 内股をなぞり 母の股間に手がいく 「ダメッ!」 母の股間を手で覆い、ズボンの上から 指がなぞる 「ダメ!」 強い力で 母の体から離された 腕を突っ張り、ハッキリとした力で俺を近づけさせずに母が言う 「ダメ…」 「母さん…俺…」 「ダメ…ダメなの」 「でも…俺…母さん…」 「…ダメ…… 」 突っ張っていた腕が優しく折れ、俺の胸に頬を当て 言葉を続けた 「ダメ……ここでは…」
14/10/11 15:21
(G.5JLCdv)
投稿者:
貴史
「ダメ…ここでは」
と言ってから数日が過ぎて母が 「行きたい所があるから、付き合って」 と言ってきた。 隣で母は楽しそうに運転している、小躍りするように、時々 微笑を浮かべながら。 そんな母の横顔をじっと見ていた。 「私の顔に何かついてるのかしら?」 嬉しそうに言う。 「私ね、神社巡りとか好きで昔はよく行ってたの。すごぉ~く、落ち着くのよ」 ダッシュボードの上に置いてあった雑誌をひろげると、折り目がついてあるページが サッと開いた。 「そこ、私のお気に入りの場所なの。誰にも教えたくないんだけどなぁ…♪」 雑誌の半ページにもわたって紹介されてある神社の写真を見ながら、備え付けのホルダーから缶を取り、ふたを開けて一口飲んだ。 「……にがぁ」 「それ!私の!フフッ♪貴史のはコッチ」 母の指差す 運転席側の缶を取り、カフェオレを飲んだ。 雑誌を見ながら考える。 母はいつも自分のことを「お母さんは…」「お母さんね…」 と言う。 今日は朝からずっと 『私』 と言っている どうしてなんだろう? いくつかのインターを過ぎて高速を降りた。 その時、母は一瞬、チラリと、少しだけどこかに視線を送っていたが、すぐに前を向き また楽しそうに運転をする。 二ヶ所 有名な神社に行き、最後に母のお気に入りの場所に行った。 すごく落ち着く場所で、凛とした空気が流れ、外のざわつきは いつしか消えて、無の中で自分が無になっていく そんな気がした。 建物の中の一室 畳の上 正座を崩した姿勢で、背筋を伸ばし 母はじっと庭園を見つめている。 庭園を見つめながら遠くを見ている そんな眼差しで。 母がこちらを見て、ニッコリしてから 「行こっか?」 と立ち上がった。 とても涼やかな顔をしながら インターが近づいてきた。 楽しい時間が終わる 和やかな時間が 凛とした空気が お気に入りの場所が…母の口から出る『私』という言葉が… このまま真っ直ぐに進み高速に乗って 今日が終わる… 車はインターの手前で曲がり、入り口と違う場所へと向かう。 母がチラリと見た場所の方へ。 建物の中で車を停め、しばらく沈黙したのち母が 「…行こっか」 と母が降りて 中に入る ラブホテルの部屋の中に…
14/10/12 17:25
(M8fxO3V4)
投稿者:
貴史
ソファーにバッグを置き、冷蔵庫からペットボトルを1本取りだす母。
キャップを開けて渡してくれる。 いつもの母。 俺が何口か飲んだ後に 「ちょうだい」 と言って飲む。 少し目を閉じ 喉が動く。 あぁ美味しい とニッコリする母。 いつもの母。 あー暑い と上着を脱ぐ ノースリーブのシャツから汗ばんだまぶしい肌が映えている。 いつもの母。 俺をずっと見守り、育ててきてくれた母 優しく、厳しく、いつも傍にいてくれた母 俺を産んだ母 産み落とした母 いつもの母が、そこにいる。 いつもの顔で、いつもの笑顔で、いつもの声で、いつもの調子で、いつもの態度で、いつもの腕、いつもの足、いつもの髪、いつもの目で、いつもの母で そこにいる 知らない 部屋 ホテルの部屋 に… 男と女が欲望を満たす為だけに用意された部屋。広い空間に目立つ大きなベッド。不必要に設備された照明が まるでスポットライトで照らすように向けられている。男と女が ただ快楽の為だけに求めあう そんな部屋に母がいる 俺と母がいる。 シャワーを浴びガウンだけを羽織った母 白い内モモが見えている 膝から奥へ、どこまでも奥へと見えている ガウンの胸元には 谷間が見えている 緩く滑らかな膨らみが、先へと続く曲線が 妖しく見えている 髪をかき揚げる腕が見えている ペットボトルを掴む指が見えている 火照ったうなじが見えている 紅く染まった耳が 潤んだ瞳が 震える声が 鼓動が 息づかいが 見えている 唇を舐める舌先が 濡れた唇が その唇が動き 囁いた。 貴史…… いいよ…… ここなら……
14/10/13 14:50
(E1v7ORJ2)
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