花束を持って店を出た
由利子が見送ってくれる
｢今日は授業参観なんだ｣
｢そっか・・｣
｢由利子・・幸せになれよ？な？｣
頭を撫でてやる
由利子は大粒の涙をこぼした
｢恨んでないの？私の事｣
｢俺はそんな男じゃねぇよ・・お前が一番分かってるだろ？｣
｢ごめんなさい、ごめんなさい・・ごめんなさい｣
由利子は何度も何度も謝った
俺は甘いな・・恨むのが正しいんだろうが

由利子の頭を撫でて涙をふいてやった
｢お互い第二の人生だ！がんばろうぜ？な？｣
｢うぅ・・ｸﾞｽﾝ・・うん！｣
｢じゃあ、そろそろ行かなきゃ・・｣
｢うん・・｣
｢また・・寄るから｣
｢うん・・｣
｢じゃあな｣
最後に思いっきり頭を撫でてやった
由利子は泣きながら手を振って俺を見送ってくれた

俺にとってようやく【離婚】ができたような気がした
紙切れ一枚ではい、さよなら なんてできない

あいつも幸せになれるように願った・・

さて、花束は車の中に置いて牛丼屋に入った
｢牛丼大盛り！｣

大盛りスキーな俺(*´∀｀*)
肉食い過ぎたら精液たっぷり出る・・
また結愛のお腹にぶっかけるか
(。・ω・。)いかんいかんムラムラする

牛丼を食べつつぼけっと新聞を見る
授業が終わったら結愛と一緒に帰るかな


学校についた！
(*´∀｀*)おら、ワックワクしてきたぞ！
体育館に行けばいいっぽいな
｢あ、お父さん！｣

(*ﾟ∀ﾟ*)天使の声だ♪

結愛と結愛の友達が向こうで手をふっている
俺も手をふって返した
結愛の友達がキャーキャー言っている
(*´∀｀*)俺のファンクラブできちゃうんじゃない？
結愛はすぐにジト目で俺をにらむ
(*´Д｀*)待ってました！ジト目！ハァハァハァ！

結愛はすたすたと体育館に入っていってしまった

(*´∀｀*)嫉妬ウマー

体育館に入るとお父様、お母様がたがチラホラ
ここで浮気フラグが立つんですね？分かりま・・

べしっ！

膝を蹴られた
なんぞなんぞ？
｢ばか・・｣
(*´∀｀*)結愛のキック萌えるぅううう

｢どした？結愛？｣
｢んー・・｣
ただひたすらジト目で俺をにらむ
(*´Д｀*)なに、このご褒美ハァハァ

｢革ジャンなんか着て・・かっこつけやがって｣
結愛がそっぽを向いた
｢似合わないか？｣
｢似合う・・けど・・｣
｢ん？聞こえなかった、何て言ったの？｣
(*´∀｀*)もちろん聞こえてますよぅ♪♪
｢ばか・・かっこいいよ｣

体育は二クラス合同でやるみたいだ
男女別でバスケか
(*´∀｀*)結愛がんばれー♪
結愛はああ見えてスポーツもなかなかできる
俺が護身のために教えた格闘術(空手含むその他)をなんなく覚えた
かなり筋のいい蹴りをしてくる
(*´∀｀*)さっきの蹴りは優しく蹴られたが

結愛がボールを受け取った
髪をまとめて団子にしてある
(*´∀｀*)かわいすぎて立ちくらみがする上手いなぁ、結愛
俺の玉の扱いも上手くなればいいが・・って
(。〃ω〃。)ハズカシッ！！
結愛のチームが勝った！
(*´∀｀*)おめでとう結愛！！
心の底から歓喜した俺！

結愛が体育館ステージに腰かけた
友達とキャッキャしている
(*´∀｀*)タハァ、癒されるぅうう

ん？
結愛の隣に男の子のグループが座った
あやつは・・
文化祭の時に会った吉田くんだ
結愛にやたらと絡むな・・

あ・・結愛の頭撫でやがった！！！
(。・ω・。)イライラが止まらない！

結愛を狙ってる男は多いらしい(情報源 結愛の友達)
(。；ω；。)なんか泣きそう・・

授業参観がオワタ
結愛の短パンナマ足に興奮と嫉妬と怒りの４５分間だったな
もう後は着替えてホームルームして下校するだけか
(。・З・。)どっかで待ってよっと♪

｢お父さん！｣
｢お、結愛？なんだ？｣
｢待っててくれる？｣
｢おう、待ってるよ｣
｢ありがとっ！｣
(*´∀｀*)あぁ、至福
とりあえず校内の売店で待つ事にした
なんかお腹空いたな
パン自販機がある！！
(*´∀｀*)ラッキー♪

(。・З・。)なに食おっかなー
クリームパンにあんパン、ジャムパン・・カレーパンは無し・・ランチパックある！！
俺、このシリーズ好きだわ♪
とりあえずいくつか大人買いした
(*´∀｀*)ドッサリ買った♪♪
ひとつ開けてモグモグ食べた
｢ちょ！買いすぎでしょ？｣
結愛があきれ顔で俺を見ている
後ろに友達もいる
｢ユメパパこんちわ！｣
｢やぁ♪ｷﾘｯ｣
｢きゃー｣
この後結愛のジト目
(*´∀｀*)ジト目の方程式ウマー

みんなでランチパックを食べつつ談笑する

ＪＫの話題についていける俺すげぇ(。・ω・。)ドヤッ
｢結愛も彼氏作りなよー｣
｢私は彼氏なんかいらないもん、たくさん勉強したいの！｣
｢またまた♪真面目ッ子ー♪｣
友達が結愛のほっぺをつつく
(*´∀｀*)結愛は学校ではいじられキャラかぁ♪かわぃいいいい

結愛に花束を渡した
ポッと顔を赤くする結愛
(*´∀｀*)はぁあああかわぃいいい

｢えっ・・えと｣
｢美人には花束が似合うな！！｣
｢んっ・・バカ｣
もじもじしだした
(*´∀｀*)かわいすぎて鼻血出た！！

車に乗って帰宅
結愛はランチパックの残りを頬張っている
｢ランチパックうまし？｣
｢・・・・うん｣
｢ん？どした？｣
｢・・好き・・｣
顔を赤くしてトロンとした顔・・う、美しい・・
(。・ω・。)見とれちゃうじゃん・・

｢お、お父さん！信号！｣

｢ほぅうううっ！！｣

信号赤だった・・あぶにゃい・・

結愛はなんとも言えない顔をしている
照れてるような嬉しいような顔・・
｢前・・見ててよ｣
｢ご、ごめんな｣
｢ばかっ・・・好き｣
｢・・結愛、お前・・可愛すぎるよ｣
頭をﾅﾃﾞﾅﾃﾞしてやる
(*´∀｀*)萌えしぬ！！

どこかの偉い人が言った・・賢い男は結婚しない・・・・
残念ながら男は基本バカなのだ

女は天秤を持っている
男を比べる天秤を
一途になれるのは重いほうのみ・・
男を捨てる瞬間の女ほど非情な物はない・・

結愛はどうなんだろうか
女の天秤を持っているのだろうか・・
俺を捨てて若い男と逃げたりするのだろうか
考えたらきりがない

だから信じるしかない
今、目の前にいる・・顔を赤くして清んだ瞳で俺を見ている女の子を

彼女の瞳には俺しか映っていない・・
これから先もそのままでいてほしい
親として最低だが
男として・・そう想う

｢お父さん、モスバーガー行きたい！｣
｢なんでモスなんだ？｣
｢なんとなく・・｣
｢わがままだなぁ｣
｢ダメ？｣

女なんてワガママで身勝手で後先考えない、まるで成長しない子供みたいな生き物・・冷静に考えればイライラするだろうし年老いた姿になれば耐えがたいだろう
それは他人同士の話

結愛と俺は親子
世間一般では禁忌とされる関係

結愛があの時言った言葉

【無償の愛で繋がっている】
最初はよく分からなかったが今なんとなく分かった気がする・・
他人には無い愛で繋がっている・・

｢いいよ、ただし結愛のおごりな♪｣
｢おぅ♪ばっちこい！おごってやんよ！｣

この子とずっと一緒にいられるなら間違いなく俺は幸せだ
間違いなく・・

結愛がハンバーガーを美味しそうに頬張る
それを見てるだけで幸せだ
いつまでも見ていたい・・彼女の笑顔・・

高速道路のサービスエリア
今年の夏にやらなければいけない事を忘れていた

｢んっ・・ちゅぱっちゅぱっ｣
｢結愛・・まずいって｣
駐車場に人いるし・・やばいな・・
｢ん・・お父さんのせーし・・ほしいの｣
｢いきなりどうしたんだよ・・｣
｢生理中でずっとしてなかったから・・ほしいの｣
すごく色っぽい顔をする

(*´З｀*)もうたまんねぇ！！

結愛が俺のモノをほおばる
今日の結愛は漫画から出てきたような清純な少女の格好をしている
白いワンピースの黒髪美少女って・・よだれ垂れそう(*´∀｀*)

結愛の動きが早まる
快感すごすぎて人に見られたらヤバイとか考えられない・・・
｢あ、くっ・・イクｯ！！｣
｢んっっ！！｣
結愛が口で受け止める
ごくっごくっと喉を鳴らして飲んでいる

口を開けると白い糸を引く・・や、やっらしー(*´∇｀)

｢結愛、発情期か？｣
｢お父さん、車出して・・｣
｢え？｣
｢見られてる・・｣

なんか目が点になってるカップルがいる
やべぇええええ！！


車を走らせる
もうすぐつくかな
｢見られちゃったね・・｣
結愛がもじもじしながら口をふいている
｢結愛、ちゃんと綺麗にしとかないと・・｣
｢分かってる、おばあちゃんにバレちゃうもんね｣

今から行く場所
俺のお袋の家・・俺の実家
親父と離婚してお袋と暮らしたが中学卒業する頃にポンと100万円渡されて・・・【たまには手紙よこしなさいよ】って言われた
高校は独り暮らししながらだった
おかげで女遊びをたくさんできた
・・まぁ中学時代も女遊びはしたがな！(。・ω・。)どやっ

親父の墓はお袋がたてた
離婚して男の墓をたてるなんてお袋もどうかしてるよな

海続く
実家は漁師町だ
｢結愛、今夜はお寿司だぞ！｣
｢まじで！？｣
｢まじだ！｣

寿司屋は町に一件しかない、最高にうまい寿司屋だ
昔の友達に会えるかと思うと勃起・・はしないがワクワクする

結愛はミントのガムを噛んでため息をついた
｢おばあちゃんの家じゃ・・できないよね｣
｢さすがに・・な？｣
｢うん・・｣
考えただけで罪悪感がやばい
親の家で娘を抱くなんてイカンよな・・うん、イカン
(。・ω・。)イカンぞ、俺！！

お袋の家・・まぁ、俺の実家・・デカイ
お袋は代々ここら辺の地主である
店もいくつか経営している
｢わぁ、やっぱりでっかいね♪｣
結愛がはしゃいでいる
(*´∇｀)ｷﾞｭｯってしたい

｢俺の・・｣
｢ばか・・｣
｢まだなにも言ってないぞ？｣
｢どうせ俺の・・えっと・・その・・棒のほうがデカイとか言うつもりだったんでしょ？｣
顔真っ赤・・(*´∀｀*)恥ずかしいなら言わなくていいじゃんよー

｢そんな事言うつもりは無かったが？｣
｢うっ・・｣
｢結愛・・お前なかなかの・・｣

ピンポーン

結愛がインターホンを鳴らす
｢お、おばーちゃん！来たよ！｣

結愛が俺をにらむ
(*´∀｀*)うまく逃げれて良かったねジト目ﾊｧﾊｧ

しばらくしてお袋が出てきた

｢あら、結愛｣
｢おばあちゃん♪｣
結愛がお袋に抱きついた

お袋は例えるならターミネーター２のＴ１０００みたいな女だ
世間一般の鬼嫁様方も真っ青になるくらいの女

そんな女が・・
結愛に抱きつかれるとほほが緩んでいる
(*´∀｀*)結愛の破壊力パネェッス！

｢結愛、元気だった？あらあら、しばらく見ないうちにまたずいぶんと可愛くなって♪｣
｢えへ♪そっかな？｣

結愛にデレるお袋は俺と変わりない
冷徹人間が落ちぶれたものだ、世も末だな
｢おい｣
｢はいっ！｣

お袋が結愛を抱き締めながら俺をにらむ
｢さっさと荷物運びなさい｣
｢はいっ！｣
結愛がﾍﾞｯと舌を出した
(*´∀｀*)ｱｯｶﾝﾍﾞｰかわぃいいい


さぁ、荷物を運ぶか！
お袋は俺のコペンちゃんを見て一言
｢こんなクズみたいな車にまだ乗ってるのかい？｣
(*ﾟДﾟ)んだと、ごるぁあああああああ！！
このババアはわかっとらん！！

｢お袋は見る目が無いな｣ ｢なんだって？｣
｢この車はいい車だぞ、一から説明してやろう｣
｢遠慮しとくよ、時間の無駄だ｣
お袋は家にひっこんでしまった
(#ﾟДﾟ#)ムカツクンデスケド！！


さて、荷物を持って家に入った
広い家だ
和室に荷物を置いて居間に向かう

なんだよこの広さ
バカじゃねぇの
結愛はどこだ、俺の天使は・・
｢お父さん、こっち｣
｢結愛♪｣
(*´∀｀*)ワテの癒しぃいい

庭の方に向かった
ここも無駄に広い
お袋がお茶を注いでいる

｢突っ立ってないでこっち来なさい｣
｢あいあい｣

庭の椅子に座る
結愛も隣に座った
結愛がいなきゃ気が狂ってたな・・ほんま癒しやわぁ