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妄執 亡夫の愛に狂う女 続編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:妄執 亡夫の愛に狂う女 続編
投稿者: 熊髭 ◆OQJdZRTLq.
偶然出会った夫婦の依頼で、不能の夫に代わり人妻を孕ませるお話です
愛情の表し方がどうしようもなく歪んでしまった人達を描こうと思ってます

前編は 熊髭 で検索お願いします


 
2019/11/25 10:00:31(CCVH9m8F)
17
投稿者: 熊髭 ◆OQJdZRTLq.
夏の夜、月明かりが車から震えながら降りる裕美子を照らす 青白く浮き上がった肢体は陶器の様に滑らかで美しかった 唯一点、控え目ながら黒々と茂った体毛が、その陶器が淫らな牝であることを証していた

後部座席に投げっ放しにしていた全長三十センチ程の厳ついマグライトを掴み、裕美子を照らした

「凄く、綺麗ですよ」

「ね、タカちゃん、帰りましょう?さっき詰ったことは謝るから」

「あー、シートがベトベトだ…裸でドライブしても感じちゃうんだ?」

「汚してしまってごめんなさい…」

他の車が通るかも知れないことを恐れ、裕美子は四駆の陰に隠れながら謝る

「心配しなくても誰も通りませんよ、こんな夜中では」

裕美子の腕を掴み、片手でライトをかざしながら沢の縁へ降りる 嫌々をしながらも、裕美子は仕方無く歩き始めた

「ここが一番のお気に入りなんですよね?」

意地悪く裕美子に尋ねた ハア ハア と荒い息遣いが聞こえる 裕美子は疼いていた

「そう、です…」

先程まで嫌々をしていた裕美子の様子が一変していた やはり特別な場所なのだろう

「何をしていたんですか?」

分かりきっていることを改めて口に出させる

「オ…ニー…オナニー…です」

「他には?」

「主人…主人にして貰いました…」

裕美子の瞳が潤み、いつの間にか右手は乳房を鷲掴み、左手は裕美子の中心部をまさぐっている ガクガクとした震えは恐怖ではなく、快感がもたらすものだった

「それで、今からは何をするのですか?」

「ああっ…タカちゃん、タカちゃんのオチンチンを入れて貰います…」

左手の動きが速まる 月明かりの下、裕美子は狂っていった

「そこに手を付いて」

秀之と裕美子に偶然出会った時と同じ格好をさせる 裕美子の内股からは幾筋もの滴りが流れていた

「タカちゃん、して?おまんこ狂っちゃうっ」

はしたない四文字を叫びながら、うねうねと腰を捩らせている

「?…!」

裕美子の中心部に、マグライトの柄を突き刺した 自身で充分に練り上げられた中心部は、いとも容易くマグライトを飲み込んでいた

「あっ違っ…タカちゃ…オチンチ…ああああっ!」

ビクビクと尻や腹部を痙攣させ、裕美子が果てた


「あはは、裕美子さんは何でも良いんだ、おまんこ埋めてくれるなら、懐中電灯だろうがチンポだろうが、何でも良いんだ?」

仄暗い焔が全身を焼いていた 狂った様に滅茶苦茶にライトを突き動かす 陰茎は怒張し、今にも暴発しそうに膨らんでいる

「ほら、お望みのオチンチンですよ、裕美子さん」

ライトを引き抜き、裕美子の中心部に陰茎をあてがう 何度も絶頂を向かえ、口の端から涎を垂らした裕美子が嬉しそうに自ら尻を突き出し、陰茎を飲み込んだ

「ああっタカちゃん、これ、良いのっタカちゃんのオチンチンでおまんこ狂っちゃうのっ」

沢の水流がゴウ と音を立てる中、裕美子に精を放ち、自分もまた放心していた…







19/11/28 12:42 (rbW4RaYw)
18
投稿者: 熊髭 ◆OQJdZRTLq.
古民家へ戻る車中、二人は無言だった

夏とはいえ、沢の水流や飛沫が辺りの空気を冷し、肌寒い位だ



食堂の駐車場に車を着け、エンジンを切る



「明日、帰ります」

沈黙を破ったのは自分の方からだった 裸体に自分のシャツを引っ掛けた裕美子が、助手席から自分を覗き込む

「どうして?まだ休みは有るでしょう?…私が悪いなら謝るから、この身体もタカちゃんの好きにして良いから…」

「ね?主人だってタカちゃんを弟みたいに思ってるのよ?食堂のお客さんもタカちゃんのご飯は美味しい美味しいって…」

「身体じゃ駄目なんですよ」

「?…」

「とにかく、明日帰るんで…」

いつの間にか、自分も裕美子に惹かれている事は自覚していた だから、裕美子にのめり込んでしまう前に、二人から離れなくては…

皆が皆、一番欲しいものを手に入れることを望み、叶わず、もがいていた…




翌朝起きると、また裕美子と秀之の姿は無かった 昨晩あれだけ自分に抱かれていても、裕美子は秀之を求めるのか… 気が狂いそうな負の感情に押し潰される前に、帰ろう…


古民家の勝手口の戸を静かに閉じ、昨晩、雑に駐車場へ着けた四駆に向かう

「おう、タカ、ちょっと来い」

食堂の扉がガラリと開き、秀之が顔を出した

「挨拶も無しか?こら」

「あ、おはようございます」

「そういうことじゃ無いだろう、ちょっと入れよ」

早朝だというのに、厨房には火が入り、寸胴からは湯気が立ち上っていた 仕事着姿の二人が、並んで立っていた

「タカちゃん、おはよう」

「あれ?裕美子さんも?」

例の、岩影での秘め事をしている筈の二人が、目の前に、居た

「今朝な、裕美子が作業場に来て言うんだよ…あの気持ちが今朝は無いの…ってな」

裕美子が秀之の後ろに回り、恥ずかしそうにしている 秀之の肩口から半分顔を出した裕美子が口を開いた

「タカちゃんのお陰、なのよ…」

少女期に暴漢に襲われ、恐怖感と性的興奮の区別が付かなくなり、あの場所でひたすらに自慰や淫らな行いを続けるようになった裕美子…その心の奥底には、本当にあの場所で襲われてしまいたいという、歪んだ願望の表れだった


「タカちゃんに本当にあの場所で滅茶苦茶にされたら、なんだかスッキリしちゃった」

裕美子の顔がみるみる赤くなっていく

「でな、タカが帰るって言うもんだから、せめてうどんでも食わせて帰らせようと思ってな…後、こいつも間に合って良かったよ」

秀之の手には、美しい楕円を描いた、手製のランディングネットが有った

「お前さん、裕美子の竿を拾ってくれた時にネット落としたろ?これはその詫びだ、使ってくれよ」

ネットの柄には、四角に「秀」の一文字が刻まれていた 不覚にも、泣き出してしまった

「ヒデさん、裕美子さん、自分…」

「泣くやつが有るか、いいからうどん、食え」





三ヶ月後、一通の手紙がポストに投函されているのを見付けた 季節は秋を過ぎ、あの沢もとっくに禁漁期に入っていた

(〇〇県?誰だろう…)

六畳一間の安アパート、部屋には釣具が散乱しているが、あのランディングネットだけは誇らしげに壁に飾られている

手紙は秀之と裕美子からだった お目出たらしい、と手紙に書いてあった

裕美子は妊娠していた 久々にまた、あのうどんを食べたくなった自分は 週末を待って車をあの沢へ走らせていた













19/11/28 15:24 (gcaqRRuV)
19
投稿者: 熊髭 ◆OQJdZRTLq.
(最近、エンジンの掛かりが悪いなあ…)

チョークを引きながらアクセルを吹かし、ようやくエンジンが始動した もうすぐ、冬がやって来る

あの沢へ向かう道すがら、ブナの原生林が見事な紅葉を見せていた 麓の街をすり抜け、山道の入り口へと、四駆が吸い込まれて行く


あれから三ヶ月、秀之と裕美子は元気だろうか… たった三日の奇妙な関係だったが、おそらく一生涯忘れない三日間だろう


ガラリと音を立て、食堂の扉を開ける 時刻は昼前 まだ暖簾は出ていなかった

「まだ早いよ…お?」

秀之が自分の顔を見るなり、厨房から飛び出してきた 手には包丁を握り締めている

「ひっ…すみませんっ、あの、妊娠させた責任は取りますから命だけは」

「?…ああ、勘違いするな、タカ、久しぶりだな」

包丁をカウンターに置くと、秀之は少年のような笑みを見せた

「手紙、届いたか?」

「ええ、それで様子を伺いに来ました」

正直、裕美子に会うのは少し気まずかった あれだけ身体を重ね、孕ませようとも、秀之を想う裕美子の心は奪えないし 裕美子を想う秀之の歪んだ愛には敵わない、そう感じていた

「それで、その…」

「ああ、今、台所に糠漬け取りに行ってる」

裏手の戸が開き、厨房の奥から裕美子が現れる

「あ、タカちゃん! 久しぶりね!」

相変わらずふんわりとした、愛らしい笑顔だ…
その時、食堂の扉がガラリと音を立てて開いた

「もうやってるか?」

時刻は丁度十二時を指していた 裕美子が慌てて暖簾を掲げ、ロクに話も出来ないまま次々と現れる客の応対に追われていった

「タカも昼飯、食うだろ?」

秀之がカウンター越しに話かけてきた

「あ、じゃあうどんと炊き込みで」

この店では色々な意味でうどんと、炊き込みご飯のおにぎりが一番人気だった

裕美子が近付いて来る 盆には熱い茶の入った湯呑みが乗っていた 裕美子は微笑みながら湯呑みを目の前に置き、他の客に聞かれぬ様にそっと囁いた

「お帰りなさい、パパ」



口に含んだ熱い茶を、全部噴いた

「な、いきなり何をっ」

「汚いな、タカ、自分で拭いとけよ?」

厨房から布巾が飛んでくる 裕美子はケラケラと笑っていた



「で、夜は何処に泊まるんだ?家は空いてるぞ?」

暖簾を下げ、器用に手の内でタバコを丸めながら秀之が問いかけてきた 裕美子を孕ませた時点で自分の役目は終わっている、今からまたすぐに帰ることを告げた

「また、頼みが有るんだよ、タカ…」

秀之の顔が一瞬、暗い表情を見せた 洗い場で片付け物をしていた裕美子が、手を止めてじっと自分を見つめていた






19/11/29 14:55 (uVpbWVUo)
20
投稿者: 熊髭 ◆OQJdZRTLq.
「今から魚の買い付けに行くから、タカも来い」

村営の養鱒場では虹鱒や岩魚、山乙女など様々な川魚を養殖していた 焼き物などだけでは無く、養殖の川魚には寄生虫が居ないので刺身にも出来る

「生け簀に移す間、釣りでもするか?」

秀之は併設の釣り堀へと歩いて行く 受付のプレハブ小屋に居た初老の男に挨拶もせず、貸し竿を二本掴むと椅子替わりの空のビールケースにどかりと腰を下ろした

「ヒデさん、お金とか払わなくて良いんですか?」

「ジジイが店に来た時に借りは返すさ」

秀之は空の手で酒を飲む仕草を見せた

「それで、さっきの話、どうする?…」









「なあ、タカ、ちょっと型を採らせてくれないか?」

「?」

昼時を過ぎ、手巻きタバコを吹かしながら秀之が問いかけていた

「タカのお陰で、あの癖は治まった…二人とも感謝しているよ…でも困ったことに、なあ」

秀之はチラと裕美子に目配せした 裕美子の顔がみるみる赤く染まっていく

「あのグリップじゃ、裕美子が満足出来ないんだよ…」


秀之の話では、布袋竹で出来た異形の男性器や、様々な大人の玩具を試したがどれも今一しっくり来ない、一度知ってしまったタカの感触が忘れられないと、裕美子が不満を募らせているらしい

「でもな、他の男には抱かせたくないんだよ…分かるか?」

「え?じゃあ、型を採るって…」

「そうだよ?他に何が有るんだよ」

秀之と裕美子を交互に見る 変態だ、やっぱり変態夫婦だ…

「タカちゃんのせいなんだから、責任、取ってね?」

真っ赤な顔で、裕美子が呟いた

「そういえばさっき、責任は取るって言ってたよな、なあ」






釣糸を垂れ、玉浮子を眺めながら秀之が呟いた

「俺はな、裕美子の望むことなら、何でも叶えてやりたいんだよ…」

ふと水面に目をやると、秀之が投げ込んでいる玉浮子が、クンクンと水中に引き込まれていた

「!」

パシッ と竿を跳ね上げ、合わせを入れる

「よし、三匹目」

「ヒデさん、どうせ自分を帰す気、無いんでしょ?」

秀之はニヤリと笑いながら口を開いた

「よし、戻るか」

















19/11/29 16:09 (uVpbWVUo)
21
投稿者: 熊髭 ◆OQJdZRTLq.
「いらっしゃい」

夕刻を過ぎ、食堂に飲み客がぽつり、ぽつりと入って来る 皆、一様に裕美子の姿を探すが、秀之一人が厨房に居るだけだった

「なんだ、俺じゃ不満か?」

そう言い放つ秀之が、一番 不満気だった








「なんだ、俺じゃ不満か?」

「いや、ヒデさん相手だと、若干持続時間に自信が…」

秀之が作業場から持ち出して来たのは、歯科医が印像を取る為の型取り剤だった 和竿や毛鉤、プラグなど、釣具なら何でも自在に作る秀之だ、そんな物も色々と揃えて居るのだろう

「これをな、茶筒に流し込むんだ」

元々、物作りが好きな秀之が楽しそうに説明している だが、秀之の見ている前で暫く勃起を持続させることは難しく思えた

「タカちゃん、私じゃ、駄目かしら?」

背後から裕美子が声を掛けてきた 秀之は口を尖らせ、拗ねている

「仕方ない、任せた…」

自分の妻を孕ませた自分でも、目的を果たした後は、やはり他の男達と同様に抵抗が有るのだろう…







19/11/29 19:36 (uVpbWVUo)
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