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双子の銀狼
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:双子の銀狼
投稿者: 銀狼 ◆qPLBDpgDEg
人を好きになるって怖い。盲目になってしまう、それしか見えなくなる。
だから僕は人を好きになりたくない。
盲目になるのが嫌だから。
殺風景な部屋。
家具と電球があるくらい。僕はMP5Kを構えて素早く制圧する。
異常は無い、仲間はいない、僕一人でやるしかない。足音はたてない。
きっとどこかに隠れている見つけ出したら・・・・
カンッ。
物音のした方に銃を向けるヤカンが転がっている。
僕はすぐに影に隠れる。
ヤツは必ずトラップを使ってくる・・・毎回そうだ。僕は警戒しながらゆっくりヤカンに近づく。
声を押し殺す。
紙に何か書いてある。
【ばあーか!!上、上!】
「・・・・・っ!」
僕はこの瞬間終わった。
バスッ。
頭に痛み感じる。
血は出ていない。
「私の勝ち・・・・」
家具の上で猫のようにこちらを見下ろし嬉しそうに呟く。
痛い・・・いっ・・・!
「イテッ!ミソラのバカッ!!頭撃つなんて・・」
僕は床に仰向けに転がる。黒い影は僕の上におりてきた。
とっても小柄で長い銀髪のツインテール。
青い瞳の美少女。
まるで天使おりてきたみたい。
僕の上に股がって意地らしく笑う。
「ミツキに勝った・・久しぶりに勝った」
ミソラのはいている黒いフリフリ付きのミニスカートの脚の間から白いパンツが見える。
「ミツキに負けた・・久しぶりに負けた」
ミソラはニヤッて笑った。「・・・・負け犬」
「ミソラ・・・今日は白いパンツだね」
ミソラは顔を赤くしてさっと手で隠して出ていった。「僕の勝ち・・・」
僕はトイガンのMP5Kを拾って少し小さめの屋敷を出る。
周りは広い広い農場。
ミソラはベンチに座っていた。
そばにコリー犬のマックがいた。
おじさんが拍手して僕を励ます。
「よくやったな!」
おじさんは45歳。がっちりとした体格だ。
おじさんは先生であり師匠であり父親である。
ここらへんの土地は全ておじさんが所有している。
もちろんさっきの小屋も。僕はミソラの隣に座る。
マックが尻尾を振ってよってきた。
頭を撫でてやると気持ちよさそうな目をする。
「・・・ミツキのエッチ」
ミソラはむっつりして怒っている。
僕はカバンからコーラを二本取り出してミソラの頬っぺたにコーラをくっつける「冷たいな・・・」
ミソラはコーラを受け取る、僕もミソラも甘い物が好きだ。
「ありがと・・・ミツキ」
「うん・・・」
おじさんはテントを張っている。
今日はテントで寝る。
大きめのテントで大人四人は入れる。
僕とミソラは双子の兄妹。僕も銀髪でミソラよりは体つきはいい。
けれども全然華奢だ。
いくらトレーニングしても筋肉が付かないのだ。
「なに浮かない顔をしているんだ、ミツキ?」
「おじさん、僕達って何でこんなに体細いの?」
おじさんは微笑むとコーラを飲む。
「遺伝と言うか・・・お前達のお父さんの影響かな」ミソラはマックに抱きついている。
「ふぇ・・・遺伝ね・・・」おじさんは食事の準備をしている。
ミソラはあんまり喋る方じゃない。
僕は普通くらいかな。
ミソラはあんまり遊びにも行かないし。
ヨーロッパの田舎町。
学校が無いのでおじさんに勉強を教えて貰っている。両親は死んだと聞いた。
僕もミソラも14歳。
僕達を生んでから事故で亡くなったと聞かされている「食事できたぞ」
ベンチに座ってパンにかじりつく。
「二人とも好きな人はできたか?」
ミソラはそっぽを向いてマックにパンをひとかけら投げる。
マックはパクッと口でキャッチする。
「僕はいないよ。恋愛は身を滅ぼすからね」
おじさんは苦笑する。
「恋愛しなきゃ結婚して子供作れないぞ」
僕はスープをすすって空を見上げる。
「いらない・・・セックスできればいいよ」
僕はセックスはした事ないけどそれっぽい事言わないとバカにされる。
おじさんは悲しそうな目をする。
「やっぱり・・・アイツの子供だな・・・」
夕食を食べ終えるともう夜はふけていた。
おじさんはテントから顔をだす。         「俺はもう寝るからな」
「お休みなさい」
僕とミソラがピッタリのタイミングで言った。
僕とミソラはボーッと空を見ていた。
「綺麗だね・・ミツキ・・」「うん・・スッゴく」
空気が清んでいるから凄く凄く綺麗。
ミソラの体がブルッと震えた。
僕は肩にジャケットをかけてやる。
「うぅ・・ありがと」
「そんなミニスカートはいてるからだろ・・・」
僕も寒くてミソラにくっつく。
ミソラも僕にくっつく。
「ミニスカートが好きなの・・・分かんないけど。訓練の次に好き」
「ミソラの脚って綺麗だよな・・・」
僕はゆっくりとミソラの脚を触る。
「ふっ・・んっ!」
エッチなビデオの女みたいに切ない声を出す。
僕は調子に乗ってやらしく触ってみる。
ニーソックスの中も触って軽くつねる。
「んんっ!やあっ・・・!!」とっても敏感らしい。
触られるだけでこんなに感じるなんて。
「ミソラもエッチじゃん・・・・」
僕のシャツをギュッと握ってさらにくっついてくる。「んんっ、ちがうっ!はぁっ、んあっ」
僕はスカートの中に手を入れてみたくなる。
太股の間に手を入れてパンツに触れる。
「んんっ!んんんっ!!!」
自分の妹だけどスッゴく可愛い。
もっとしたくなった。
「ミツキ・・・もぉっ・・だめ・・」
「嘘でしょ?目を見れば分かる。もっとして欲しいって目だもん」
ミソラは顔を赤らめる。
僕は抱き寄せてさらにパンツをいじる。
「んんっ・・だめ・・」
僕はスカートを少しめくってパンツを見る。
「白のレース付きかぁ」
「だめ・・だめだよぉ・・ミツキ・・・」
僕はさらにパンツをいじくる。
切なく喘ぐ美少女は僕の妹・・・可愛くて大切な僕の妹。僕の手首を掴んで抵抗するけど形だけ。
しばらく苛めてから解放してあげた。
「はぁはぁはぁっ・・・ミツキのエッチ!ヘンタイ!」僕は無視して空を見上げた「僕達の名前って日本語なんだって・・・美空と美月・・・知ってた?」
ミソラはぷいっとそっぽを向くが僕にくっついたまま「知ってるよ・・バカッ・・」
僕はあくびをしてゴムで長い前髪を縛る。
僕は左目は青で右目だけ赤い。
それが嫌で右目にかかる髪を伸ばして隠している。
ミソラは両目とも青なのに・・ミソラと一緒で両目は青が良かったな。
「ミツキ・・寝よう・・」
「うん・・マックもおいで・・」
二人と一匹でテントに入った。
空はキラキラ、月は怪しく光っていた。
 
2010/11/09 15:34:15(HCmDuoBj)
27
投稿者: 銀狼 ◆Df3LS3WJTE
夏休み中盤になった。
訓練で綾には完全に勝てるようになり少し訓練に飽きてきた。
銀兎はまた来なくなった。目がだんだんと青になる。青くなるにつれて読める範囲も広がる。
前髪を少し切った。
もう両目はほぼ青い。
「はぁ・・銀兎・・」
会いたいな・・凄く凄く。縁側でボタンを押して待つ夜空を見つめてボーッとする。
「美月、アイス食べよ!」
「あ、うん。ありがと」
二人で縁側に座る。
アイスを舐める綾が色っぽい。
けど親子に戻ったんだし求めちゃいけない。
「美月?どうしたの?」
「ん?ううん。何でもない・・・・っ?」
綾と目が合う。
【可愛い・・抱きたい・・犯したい・・美月と・・・エッチしたい・・・中出しして欲しい・・押し倒して・・・でも・・ダメ・・・やっと・・親子に・・・でも・・・したい・・】
頭に入ってくる。
綾の感情が。
「みーつき?どうしたのっ?ねえねえ?」
綾が近づく。
さらに何か入ってくる。
【抱いて抱いて抱いて犯して犯して・・このまま私にキスして・・・お願い】
これって・・・何?
まさか美空の言ってた心が読める能力?
僕はどうしたら・・
「ねぇねぇ!美月?」
「ママ・・・抱いて欲しいの?まだ諦められないの?まだ・・・」
「抱いて欲しいよ・・・美月を愛してる」
「ママ・・・やっと親子に・・なったのに」
綾の感情と目を見ると分かる。
完全に女の子だ。
「美月としたい・・繋がりたい・・気持ちよくなりたい」
「綾・・・ダメだよ」
「お願い・・したい」
「綾・・・」
「私・・もう無理」
僕に抱きついてくる。
「綾・・・僕も・・したい・・セックス・・しよ」
「うんっ!」
綾の気持ちが読める。
理解はできない。
けど読める。
今日は浴衣。
キスしてすぐに胸を揉む。「んっ!久しぶりだから・・感じちゃうよぉ・・」
僕はさらに激しく揉む。
キスしながら乳首をいじめる。
「んっ、はぁっ!!敏感だよぉ・・いじめないで」
もう母親じゃない。
恋をする女の子。
僕も愛しくなる。
浴衣をはだけさせて胸に吸い付き舐め回す。
「んあっ!ああん!」
縁側だし誰か来たらバレるでもそのせいで興奮する。綾の幸せと罪悪感の気持ちが入り交じって頭に入ってくる。
「美月のチンチン欲しい」
僕の浴衣の間からパンツを触る。
「うん、あげるよ・・・だからしゃぶって」
「うふっ・・美月のチンチン・・私だけのチンチン」綾のフェラは最高に気持ちいい。
ゆっくりくわえたかと思ったら激しく動いて口の中でぐちょぐちょにされる。
「あっ!はぁああ・・僕も・んっ・・敏感・・」
大分溜まっているはず。
「綾!もう!ああっ!」
「まだダメッ!中でイって・・・中に射精して」
「・・・言われなくてもしてあげる」
綾はすでに濡れていた。
浴衣を着たまま挿入する。「んんんっ!はっ!」
「ああんっ!美月のチンチンが・・・きた・・」
浴衣を着たままでするなんて初めて。
いやらしいし興奮する。
「あっ、ああっ、あはぁっ!!んああっ!!」
「んっんっ!綾、中出しするよ!!」
僕も敏感だ・・もう限界。腰を打ち付けて絶頂に近づく。
奥に射精しようとして一度膣の入り口まで引き抜いた「んっ!はぁっ!でるっ!」
「ああっ!!!」
入り口でイってしまった。ゴプッゴプッビュルビュルドクドク・・・ドクッドクッ!!!
凄まじい精液。
膣どころか子宮まで満たす「んっ!・・・っつ・・・」綾が体をビクビク振るわせて意識を失った。
「ああっ・・うわぁ!」
チンコを引き抜くと凄まじい量が垂れてきた。
僕の精子が普通だったら確実に妊娠するだろう。
綾が苦しそうに息をしている。
形のいい胸が上下する。
僕はまだまだ固い。
綾に股がって胸でチンコを挟む。
凄く柔らかい。
浴衣がはだける。
挟んで腰を動かす。
「んっんっんっ!ああっ!」
こんなのも初めて。
パイズリってやつ?
「はぁはぁはぁ・・んっ!イクッ!でるっ!」
ビューツビュッビュッ!!
綾の顔が精子まみれになる「んんんっ!!」
まだまだ出る。
おしっこより多い。
全身にかけた。
綾は気絶して全身精液でびしょびしょ。
もっとかけたくなった。
綾の胸、口、手、膣を使って絶頂に近づいて。
絶頂前に引き抜いて体にかける。
何回も何回もかけた。
2時間後に綾はドロドロの精子まみれになった。
まだ気絶している。
最後に挿入して中に射精しよう。
「んんんっ!あっあっあっ!はんっ!ああっ!」
「・・・・・・」
「アアッ!アアアアッ!!!」
綾は喘がない。
密着して遠慮なく子宮に射精する。
ビュッビュツビュッ!
やっとおさまったかな。
チンコを引き抜く。
綾の姿を見て今更ながら罪悪感。
「はぁ・・・はぁっ」
壁に倒れこむ。
快感でおかしい。
「まだやってんの?。」
庭に銀兎がいた。
「はぁはぁ・・っ・はっ・・見てた?」
「見てた。」
僕は浴衣をなおして銀兎に近づく。
「僕はこんなの望まない。」銀兎は腕を組んでいる。
「これはママが望んでいた、心がそう言ってた」
「・・なんだって?。」
銀兎の心も読める。
【くやしい・・私もして欲しい・・美月としたい・・でもダメだ・・】
「銀兎の心も分かるよ。僕としたいんだね?」
「や、やめろ!僕の心を読むな!やめて!!」
銀兎はうずくまる。
まだ読める。
【せっかく決心したのに・・悪と戦うって・・美月の事諦めるって・・美空を辞めるって決めたのに!!】
やっぱり・・・生きてたんだ。
「美空なんだね?生きてたんだね・・・」
銀兎はナイフを取り出した「やめろっ!違うっ!僕は悪魔だ!美空は死んだ!」
僕に斬りかかる。
銀兎の動きが全て分かる。手も足でなかったけど。
簡単に避けられる。
「美空はいない!美空は死んだ!だからもう・・・もう・・・やめて・・・」
銀兎は膝をついて動かなくなった。
僕は近づいて抱き締める。「美空・・・会いたかった」「美空じゃない・・・」
銀兎の・・美空の気持ちが入ってくる。
僕はぎゅっと強く抱き締めた。
「今更・・なんで・・私の事・・好きになったのよ・・むかつく・・」
「今更じゃない・・ずっと前から・・気付かなかっただけ・・自分で否定してた・・ごめん」
銀兎は僕の顔を一発殴った分かっていたけど殴られた「あんたなんか!美月なんか嫌い!しんじゃえ!しんじゃえ!!」
美空は僕の気持ちを読んでいる。
僕も美空の気持ちが分かる「バカバカッ!しんじゃえ!」「美空・・もう帰ってきていいよ。悪人なんか殺さなくていい」
「今更・・・何だよ・・」
ヘルメットの間から涙が流れた。
「気持ちが読めても僕の気持ちは理解出来ないでしょ?むかつく・・むかつく・・・」
「美空・・お願い・・戻ってきて・・お願い・・」
銀兎は後ろを向いた。
今度は逃げない。
僕は後ろから抱き締める。「僕も美空といれればいい・・それだけでいい。僕もバケモノで悪魔だから」
「・・・・・」
「バケモノって言って・・ごめん」
「言ってない・・・思っただけでしょ?」
「そうだね・・・」
銀兎はこちらを向いた。
「悪いけどもう戻れない。美空は・・戻れない」
「美空・・・」
「僕はこの能力を有効に使うって決めた。血が騒ぐの・・・だから悪人を殺すの・・・それがいいの」
「美空・・もういいよ」
月と空が照らす。
庭には二人だけ。
「美月は・・・こっちに来ちゃダメ。幸せになって・・・・今思ってる事言っちゃだめ・・絶対」
でも僕は言った。
「僕も美空と同じになる」
銀兎は僕を突き飛ばした。「つっ!いたっ!」
「言うなって・・言ったのに・・・なんで本気で言うの?なんで嘘じゃないの?どうして?なんで・・」
「美空が大好きだから!!」
僕は真っ直ぐ見つめた。
「・・・・やっと・・・聞けた・・・」
銀兎は微笑んだがすぐに口元のアーマが閉じた。
そのまま走って逃げた。
「美空!!」
昔二人でフリーランニングを習った。
また練習したのかな?
追い付けない。
どれだけ走っても。
銀兎は見えなくなった。
追い付けなかった。
夏休みが終わって学校が始まって。
友達と会って勉強して。
帰ってから綾を抱いてあげて・・・
銀兎は・・美空は来ない。きっともう来ない。
そう思った。
居間でテレビを見ながら綾とセックスをしていた。
「あんあんっ!ああん!」
「いくっ!いく!!」
ビュッビュッビューッ。
中に出してあげる。
妊娠はしない。
「はぁはぁ・・また出して・・もっと出して」
綾の学校とのギャップが凄い。
僕の前ではただの女の子。「いいよ。いっぱい・・」
ピンポーン。
誰かきた・・・利奈かな?「夜にいっぱいしようね・・綾」
「うんっ!美月」
キスしてからズボンをはいた。
ピンポーン。ピンポーン。「はーい。今出ますから」
扉を開けた。
「遅い・・美月!!」
銀のツインテール。
フリフリのワンピース。
可愛い美少女。
僕を見てむっとしている。「え・・・・」
「ボーッとしてないで荷物運んで!!」
「なんで?・・・」
「美月を私の相棒にする」
「は?相棒?」
「いいから!早く荷物入れてよ!かなり重いから・・二人で運んでやってもいいけどさ・・」
「美空・・・美空だ・・本物だ・・・」
バシッと頭を叩かれた。
「詳しくは後で。荷物搬入が優先!」
「あ、うん!」
二人で運んだ。
夢かと思った。
けど美空はそこにいた。
僕の妹は生きていた。
死んでいなかったんだ。
でも相棒にするって何?
こんな田舎で・・何が出来る?
でも嬉しくてそんなのどうでもよかった。
嬉しくて嬉しくて。

10/11/14 13:56 (RPlFpCje)
28
投稿者: 銀狼 ◆Df3LS3WJTE
凄い量の荷物だ。
車には初老の男・・誰だ?「ママッ!」
「美空!!」
綾と美空が抱き合っている二人とも嬉しそう。
「重いっ・・・んん」
かなり重たい・・とてもじゃないけど一人じゃ無理。「手伝おう」
「あ、すみません」
初老の男。
体型はがっしりとしている髭が生えている。
「あなたは・・・」
「師匠ぉ!!!」
綾が初老の男に抱きついた「おいおい、お前はいつまで甘えてくるんだ」
「うーん、みゃーん」
師匠?綾の師匠?
美空に聞いてみるかなと思ったがいない。
「美空?あれ?」
探してみるがいない。
まさかまた・・・?
頭に文字が浮かぶ。
【廊下の角にある大きなクローゼットを開けて。エレベーターがあるから】
かなり大きめのクローゼットがある。
ちょうど玄関の直線上。
開けるとエレベーターがある。
こんなのあったけ?
エレベーターに乗って下りる。
扉が開いて・・・。
「なんだ・・・ここ」
かなり広いシェルター。
美空がパソコンをいじっている。
「美空、ここは何?」
「ママが作ったセーフルーム」
「ほぇ・・・」
いくつか棚がある。
食料、水、着替え。
いったいどこまで行けるんだろ?
かなり広い。
銃・・・Hk416、MP5A4、ベネリM4がズラッと並ぶ。
触ってみるとどれも本物。ワクワクする・・久しぶりに触る本物。
装備品もずらっとある。
一個師団分の装備だ。
「みーつきっ!」
「わっ!」
綾がいつの間にか後ろにいた。
僕に抱きついて頭をゴシゴシ撫でる。
「どう、すごいでしょ?」
「綾・・一体ここは?」
綾はHk416を取り出して構える。
「私の・・お母さんの・・遺品・・・」
綾には両親がいないと聞いたが。
「昔私が働いてた所のおばさんが集めてたんだ。武器庫にいていっつも雑誌見てて・・私の事女の子として扱ってくれる・・私の・・お母さんみたいな人」
綾は昔暗殺組織の黒猫だった。
それも聞いた。
「そして大福の前の飼い主さん・・」
綾は悲しそうな目をした。心は読めるが理解できない・・かなりの恩人なのだろう。
綾と広いシェルター内を見てまわる。
所々埃っぽい。
綾は懐かしそう装備を触ったりする。
さっきの初老の男がきた。「おい、綾。荷物は全部運んだぞ」
「師匠、thanks!」
「ったく。師匠よりお前が運ぶべきだろ・・・」
僕を見つめて近付いた。
「ルカにそっくりだな」
「あの・・・」
優しい目・・でも軍人だ。かなり強い。
「綾・・・抱かれただろ?」「んっ・・・うん」
綾を少し睨んだがすぐに優しい目に戻る。
「しかたないか・・・」
また僕を見つめる。
「どうだ?綾は?」
「えっ?どうって・・」
「いい女だろ?」
「あ、はい!いいお母さんです!!」
「そうかそうか・・」
僕の頭を撫でて荷物の所に戻った。
「美月・・・ごめんね」
「綾・・大丈夫だよ」
綾と手を繋いで美空の所に戻る。
師匠が荷物を点検している・・・銀兎のスーツだ。
まじまじと見つめる。
やっばり美空が銀兎だったんだ・・・。
「美月・・・」
美空がちょいちょい手招きをしている。
綾と手を離した。
「美空、何?」
「私はここ周辺の麻薬組織、暴力団は全て潰した。だからしばらくは安全。だから戻ったの」
「一人でやったの?」
「ううん、あの人・・ボブさんと一緒に」
あの人の名前はボブか。
「ヨーロッパに帰ったかと思った・・」
「日本にいてあのスーツを作ったの」
銀兎のスーツ。
可愛いらしいフォルム。
「美月の覚悟は本当・・こっちに来るつもりなんだね・・私はやめて欲しいけど・・・」
「美空だけに背負わせない・・・僕も持つから」
美空の手を握ろうとしたが避けられた。
「スーツの説明するから来て」
今美空の気持ちが読めなかった。
目を見てないから?
パソコンを操作して設計図を開いた。
「素材は新型ケブラー、チタンを少々。スーツの重量は8キロ。通気性が悪いけどしかたない。9ミリパラなら防げる、高初速のライフルはダメだった・・まぁ撃ち合いに使うわけじゃないし」
「あのヘルメットは?」
「あれは色々組み合わせたな。軽量チタン合金とアルミ合金・・なるべく軽くしたかったけど3キロくらい。目の部分は赤外線、暗視ゴーグルの機能がついてる、あそこは一番脆いかな」だいぶ金がかかっているな・・・
「資金はおじさんとママが出してくれた」
読まれたか・・・
美空の肩を触る。
「なんか・・ごめん」
「謝らなくていい・・美月のせいじゃない。前から考えてたの」
他の荷物も見たいがもう大分時間がたった。
恐らく午後20時くらい。
「師匠、ご飯食べてって!」ボブは首を横に振った。
「悪い・・用事がある。美空・・しっかりな」
「はい・・師匠」
美空は静かに頷いた。  車は行ってしまった。
居間に戻りテレビをつける「さ、ご飯食べよ!」
「ママのハンバーグ食べたいな」
綾がドンッと胸を叩いた。「任せて!!」
台所に向かった。
僕は美空の隣に座ろうとした。
「あっちに・・座って」
「・・・美空?」
「いいから・・・」
「・・・・・」
僕は美空の向かい側に座る会話が無い。
相手の気持ちが分かるから・・何を言いたいか分かるから。
「美空はまた学校行くの?」「バカ?行けるわけない」
「ごめん・・・」
「謝るな・・・別に怒ってないから」
嫌な沈黙。
大分距離が出来てしまった・・・・
「はーい!できたにゃ!」
「わーい!」
綾の前だとはしゃぐな。
夕飯を食べてテレビを見る綾と美空は楽しく会話している。
「私、お風呂行ってくる」
「おっ、いってらっしゃい」「美空・・・」
僕は引き止めた。
「今日は一緒に寝る?」
「いい・・やらなきゃいけない事ある・・」
お風呂に向かって行った。やっぱり・・甘えようとしない。
もっと甘えたいのは分かってるのに。
「美月・・しよ」
「綾・・美空に見られちゃうよ・・」
「お願い・・我慢できないよ・・」
綾の顔は可愛くて・・母親と思えない。
誘惑に勝てない。
いつものように繋がる。
美空に見られたら・・いや・・美空はもう知っている「あんっ!はぁはぁ、ああんっ!」
「んっんっんっ!あっ、んんっ!」
バックで突きまくる。
相変わらず凄い締め付け。「んんっ!もうイクよ!」
「うん、せーし頂戴!」
グチュグチュと結合部分からいやらしい音。
美空はもう来ないだろう。すぐにセーフルームに戻るんだろう。
「美月!かみ・・・」
居間の入り口で美空は立ち止まる。
もう腰は止まらずに射精してしまった。
「んんっ!ああっ!」
「あんっ!いいよぉ!せーし凄いぃ・・」
膣内にビュクビュク射精する。
腰が止まらない。
「美空・・んっ・・」
綾は気付かないようだ。
「あ・・・何でもない」
美空はコームを持っていた・・いつも髪を撫でてあげたあのコーム。
ダメだ・・腰が止まらない・・・止めたいのに。
「美空っ・・あっ・・待って・・すぐに・・イクから・・・・」
美空は突っ立って眺めている。
「いいよ・・ママを満足させてあげて・・おやすみ」悲しそうな顔をした。
快感に勝てない。
腰が止まらない。
また・・傷付けた・・。
10/11/14 20:22 (RPlFpCje)
29
投稿者: 107だがな
上のハンネは偉そうにしてるわけじゃなく、曰わく付きで気に入ってるだけだから、
気にしないで。

綾と美月がどっぷりと再開して感謝。
これからも色々なシチュでよろしく頼む(笑)
銀兎の正体は、良い意味で裏切られた。
美月の思念というか、将来的な姿を抽象化したものか、と考えていたから、
やはり美空であった事実は、ちょっと予想と違った。
綾と銀兎が出会った時点で、違うかな?、とは思っていたが・・。
しかし、これから美月と美空の兄妹間の濡れ場も期待できるので、これはこれで、
どっぷりと頼む(笑)

揚げ足を取るつもりはないが、後学のためにひとつだけ。
セーフハウスの中に一個師団分の装備品で書いてあるが、
一個師団と言えば、5,6千はいる。
自衛隊の場合、歩兵である普通科は一個中隊が約100から120名ほど。
で、その集合体である連隊になれば、迫撃砲部隊や、後方支援を担当する本部管理中隊を含め
ておよそ一千名強。
さらに、その連隊をコアとした師団規模は、おおかた上に書いた人数になる。
その装備品ともなれば、体育館ひとつくらいでは到底足りないくらい。
読んでて、おわっ!でけっ!って、思わず声に出しちゃった(笑)
それほどの広さがあるなら、正直ごめん。
でも、そんなでかいシェルター秘密裏には造れないような・・・。
で、ちょっと気になったから書いてみた。

ペースが良いので、このまま続編頼む。
焦るこたないから、自分の納得する良いものを・・・。
俺のは、ただの雑音だから、気にすんな(笑)


10/11/14 23:09 (.qyvZdtL)
30
投稿者: 銀狼 ◆Df3LS3WJTE
美空はセーフルームからなかなか出てこない。
僕に甘えたいはずなのに。エレベーターに乗って下りる。
夕食を持っていくため。
美空がパソコンを忙しなく操作している。
「美空、ご飯だよ」
「うん、thank you・・」
テーブルにサンドイッチを置いた。
「僕もまだ食べてないんだ・・一緒に食べよ」
「・・・・いいけど」
パソコンを見つめる目は真剣だ。
「何してるの?」
「美月のスーツの設計図。雪さんにサイズ計ってもらったでしょ?」
ん?したっけ・・・
そういえば寸法してあげるとか言ってセックスしたけど・・あれか!?
「雪さんともセックスしたんだね」
「あ、う・・・うん」
パソコンから離れて僕を睨んだ。
「美月のエッチ・・」
二人でサンドイッチを食べる。
レタスとビーフステーキが挟んである。
「美味しいね・・」
「・・・・うん」
美空は元気ない。
どうしよう・・何かできないかな。
「美空、デートしよ」
「・・・いい」
「しようよ!」
「やだ・・・」
美空の心が読めない。
なんで読める時と読めない時があるんだ?
「ほら、外に行けば気分転換になるしさ!」
「いいって!!しつこい!!」
「そんなに・・怒るなよ」
「どっか行って・・ママとセックスしてくればいいじゃん・・・」
イラッとした。
「あぁ!分かったよ!!お前といるよりセックスしてる方が楽しいし気持ちいいよ!」ムカつく、折角元気にしようとしたのに。
美空にコップを投げつけてエレベーターに乗った。
美空は落ち込みもせずパソコンを操作していた。
ムカつく・・なんだよ。
台所に行くと綾がいた。
無言で抱きついて胸を揉む「んんっ!美月?」
「しよ・・早く」
「うんっ!!」
台所でエプロンを着たままの綾を犯した。
「美月?っん!激しいよ」
「・・・中に出すよ」
ビックビュクビューッ。
「んんっ!」
「っつ!まだするよ、綾をとことん犯してあげる」
そのまま夜中までセックスした。
「ふぅ・・はぁっ・・美月・・・もう寝よ」
「うん・・・」
綾のベッドで抱き合って寝た。
美空に見せつけてやろう。ムカつく。
美空と綾が居間にいる時を狙って綾に抱きついた。
「ちょっ!美月、だめっ!」
黙ってキスして塞ぐ。
美空は黙って見ている。
「美空・・んっ!あっちに・・いって・・!」
「いいよ、気にしないでママ・・・」
綾はすぐに濡れた。
嫌とか言いながら興奮してる。
「綾、入れるよ。今日もいっぱい中に出すからね」
「んんっ!やあっ!」
挿入して突き動かす。
美空は黙って見ている。
「やぁっ!はぁっ!あっあっ・・んんっ!」
「綾の顔っ・・やらしーよ・・・もっと喘いで・・美空によく聞こえるように」卑猥な言葉を言うたびに締め付けが強くなる。
「やだっ!ああっ!」
「そんな事いってもっ・・んっ・・綾の膣は凄い締め付けだよ・・」
もう出そうになる。
腰を強く打ち付けて密着させて奥まで突く。
「んあっ!イクよ!射精するよ!」
「やあぁぁっ!」
ドクンドクン・・・
残さず子宮に流し込む。
「んっんっんっんんっ!」
「はぁ・・きもちぃ」
美空はイクのを見てから出ていった。
「はぁ・・はぁっ」
「なんで?・・・美月・・」「あいつは・・僕を嫌ってる・・折角元気付けようと思ったのに・・ムカつく」綾が僕の頭を撫でる。
「そんな事ないよ・・美空は私よりずっと美月の事が好きだよ・・」
「ちがうっ!嫌いなんだっ!」また固くなったチンコを動かす。
「んんっ!大丈夫だよっ」
「うるさいっ!」
ガシガシ突きまくる。
「んんっ!ああっ!」
「はぁはぁっ!んっんっ!」
怒りを快感で消したい。
「出すよっ!イクッ!」
びゅっびゅっ・・ドクドクドク。
「はぁ・・はぁ・・美空ちゃんは・・美月を・・・愛してるんだよ・・・私も敵わないくらい・・」
黙らせるために何回も中に出した。
気絶するまで犯した。
愛してるってなんだよ。
ムカつく・・・なんだよ。自分にもムカつく。
美空にこんな事する自分に一番腹がたつ。
一週間ぐらいたってから荷物が頻繁に届く。
美空がセーフルームに運ぶ・・僕はイライラして手伝わない。
学校でもイライラしてしまう。
みんなには分からないようにしたけど。
荷物が届くようになってからだいぶたった。
いつもどうりに家に帰る。大福を撫でて居間に入る。「・・・おかえり」
珍しく美空がいた。
お気に入りの白いワンピースを着ている。
「・・ただいま」
美空と喋りたくないな。
イライラする。
「美月、セーフルームに着て。スーツ出来た」
「分かった。先に行ってて」美空はスタスタと行ってしまった。
めんどくさいな・・
でも僕は悪と戦いたい。
たくさん人を殺したい。
「・・つっ!?」
今・・何か・・変な事思った・・
コーラをコップ一杯流し込んでセーフルームに向かった。
エレベーターが開くと・・スーツがあった。
銀兎と似ている。
ヘルメットには犬耳と銀のフサフサの髪がついているスーツは少し男の子っぽいフォルム。
細身の黒いズボンの上に半ズボンみたいな物がある。腰からはマントのような布がある。
全体的に見てカッコいいし可愛い。
やんちゃな犬って感じ。
目は銀兎より細め。
「どう?私のデザインだよ」「・・・いいかも・・悪くない・・」
僕はスーツに触れる。
カッコいい・・かなり気に入った。
「気に入ったみたいだね」
「うん・・凄く」
「少し・・丈夫に作った」
「え・・?」
「美月に死んで欲しくないから・・完璧にした」
美空は僕の制服をぎゅっと掴んだ。
「美月には死んで欲しくない・・絶対に・・だから真剣に真剣に考えて・・寝てない・・しばらく・・」
「美空・・・ありがと」
美空は僕のために必死だったんだ・・また傷付けた・・・最低だ・・
「ご褒美・・ちょうだい・・頑張ったから・・」
「ご褒美?何がいい?」
僕は美空の手を握った。
今度は逃げない。
「美月って鈍いね。やっぱり・・・」
「なんだよ?言って・・」
「デート・・しよ?」
「デート?」
「うん、デートしたい。美月と手を繋いで歩きたい」とっても可愛い・・・
僕は傷付けてばかりだ。
「うんっ!いいよ・・美空とデートしてあげる」
「今日はオシャレしたの・・・」
僕は美空を抱き締めた。
「とってもとっても!最高に可愛いよ!天使みたい!!」
美空はブルッと震えた。
「そ・・・そんなに褒めないでっ!・・・ばかっ」
僕は美空を見つめた。
「行こ!!」
「うんっ」
二人でどこに行こう。
ここは田舎だから何もないけど・・
二人で歩ければそれでいいや・・
それだけでいい・・
10/11/14 23:51 (RPlFpCje)
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投稿者: 銀狼 ◆Df3LS3WJTE
コメントありがとうございます。
セーフルームですが武器庫のおばちゃんがここの田舎の大地主で昔の帝国陸軍の地下基地を利用して趣味の武器を集めたり基地を改良したりしたと妄想しました。
私自身そんなに軍隊知識はありませんので描写的には微妙です。
かなり広めに考えていて地下15メートルほど。
おばちゃんがコンクリートで補強して射撃場もあります。
エレベーターはまだありますがどこにあるかは後のおたのしみです。
おばちゃんの設定はまだ考えていますが本編に織り込むかは微妙ですね。
まだまだ続きますので頑張ります。
( ・_・)/--===≡≡≡◎フラグout!!
10/11/15 00:02 (pAkQqMoE)
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