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1
2015/05/27 16:20:15 (Qit53ipJ)
十日前の出来事です。
 僕は三十三歳の地方公務員で、一年前に中学校の教師
をしている三つ年上の妻と結婚して、婿養子として妻の
実家に入りました。
 妻の父親は五年ほど前に他界していて、妻の母親との
三人暮らしです。
 妻の母親は亜紀子という名で、年齢は六十三歳です。
 彼女も長く教職の場に身を置いていて、最後には小学
校の教頭職で定年退職していました。
 三人には登山という共通の趣味がありました。
 妻と知り合ったのも僕が勤める市役所が企画した登山
行事がきっかけでした。
 義母の亜紀子も亡夫が登山愛好者だったこともあって
山歩きは好きだいうことでした。
 僕も含めて三人とも、高く険しい山を踏破するという
ような本格的な登山ではなく、二千メートル級までの山
を歩き登るという程度のものでしたが、結婚してからも
三人での登山行は何度か経験していました。
 そして先々週の土曜日も、以前にも行ったことのある
千五百メートル級の山への、三人での登山計画をしてい
たのですが、前日になって妻のほうが急に学校の教頭の
代理での研修旅行が入ってしまったということで、義母
の亜紀子との二人きりの登山行となったのでした。
 先に白状しておきますが、僕は義母の亜紀子に対して
は前からずっと誰にもいえない不浄な思いを抱いていま
した。
 義母の亜紀子は身長は百五十センチそこそこで体重も
四十数キロ程度の、小柄で華奢な体型をしています。
 髪をおかっぱ風のショートカットにしていて、目鼻立
ちの整った小ぶりの顔や色白の肌のせいもあって、外見
的には実年齢よりはかなり若く見えました。
 田舎で暮らしている色黒ででっぷりとした体型の僕の
母親とは、比較しようもないくらいの上品さがあり、妻
にはいえないことでしたが、亜紀子に対しては義母とい
うよりも一人の女性として心密かに胸をときめかせてい
た毎日でした。
 妻のいない、義母との二人きりの登山に、僕は事前に
不埒な姦計を持っていたというのでは毛頭なかったので
すが、不遜にも何となく浮ついた気分でいたのは確かで
した。
 義母の亜紀子は娘婿の僕のそんな不埒な思いなど当然
知る由もなく、僕自身もその思いで彼女に強く迫ろうな
どとは、その時は思ってもいませんでした。
 そして登山当日の朝は抜けるような青空が広がる好天
でした。
 電車の駅を降りバスで一時間ほど山に入ったところの
登山口で、その山を目指す何組かのパーティと一緒に頂
上に向けて歩き登ったのです。
 十月中旬の秋たけなわの頃で、歩き登りながら目にす
る山々には紅葉が色鮮やかでした。
 赤い帽子と薄いピンクのヤッケ姿の義母の亜紀子も年
齢を感じさせないような軽い足取りで、僕のすぐ前を黙
々と歩いていました。
 時折吹く風で前を歩く亜紀子のものなのか、ほのかな
化粧の匂いが僕の鼻腔を気持ちよく刺激していました。
 その山は登山ルートが二つに対して、頂上からの下山
ルートが四つに分かれているのが特長でした。
 以前に妻も入れての三人で来た時は初めてということ
もあって、登った道をそのまま下山していたのですが、
今回の計画ではその山を横断する下山ルートを選択して
いたので、頂上からは来た時とは違う道を二人で下りる
ことにしていました。
 その道は一度、前に僕が一人の時に踏破していたので、
先頭に立って歩きました。
 同じルートを下る二、三組のパーティもいましたが、
少し気にかかっていたのは、頂上に着いた頃から雲行き
が怪しくなり出していたことでした。
 山の天気が変わりやすいというのは当然承知はしてい
ましたが、速い速度で青空が消え黒く低い雲が漂い始め
ていたのです。
 そして下山ルートの中腹手前あたりでいきなり大粒の
雨が、帽子とヤッケに音を立てて当たってきました。
 山での雨の経験は僕も義母の亜紀子も何度も経験はし
ているので慌てた素振りはなかったのですが、急勾配の
大きな曲がり道に来たところで亜紀子がぬかるんだ土に
足を取られ倒れこんでしまったのでした。
 「大丈夫ですか?お義母さん」
 駆け寄って腕を取り抱き起こそうとした時、義母の雨
に濡れそぼった色白の顔が苦痛に歪んでいました。
 右足を痛めたようで義母は立ち上がれずにいました。
 「ご、ごめんなさい。そこの岩で滑っちゃって」
 かたちのいい眉をしかめながら義母は僕に申し訳なさ
そうな顔で小首を小さく俯けていました。
 「捻挫かも知れませんね。大丈夫、僕がおぶっていき
ますからちょっと待ってくださいね」
 僕は急いで背負っていた自分のリュックを肩から外し
て、それを前から掛けるようにして、亜紀子を背中に背
負って道を下ったのです。
 義母が小柄な体型だったのが幸いでしたが、降り続く
雨は勢いをさらに増し、午後の二時過ぎというのにあた
りはもう夕刻のような暗さになってきていました。
 ふと僕はあることを思い出し、背中の義母にいいまし
た。
 「お義母さん、この先の横道を入ったところに番小屋
があります。そこで雨を少し止ましたいと思いますが…。
お義母さんの足の様子も少し心配ですし」
 雨で二人ともすっかりずぶ濡れになっていて、亜紀子
は力弱く頷くだけでした。
 下山ルートから外れた鬱蒼とした木々の下の細い道を
しばらく行ったところに、トタン屋根の小さな小屋が見
えてきました。
 横引きの古びた木の戸を開けると、土間が半分で板間
が半分の畳三畳ほどのスペースの小屋でした。
 義母をゆっくりと板間に下ろしてから、僕は故意的に
彼女から離れるように土間の隅に腰を下ろしました。
 お互いにリュックから出したタオルで衣服に染みた雨
を拭き取っていましたが、トタン屋根を叩く雨音が激し
いだけで他人の気配もなく、そして狭くて薄暗いスペー
スが二人を自然に寡黙にしていました。
 「お義母さん、足のほうは大丈夫ですか?」
 気まずいような沈黙を打ち消すように僕は義母に問い
かけました。
 「まだ痛みはあるけど大丈夫よ。それよりごめんなさ
いね、迷惑かけちゃって」
 「僕は若いから平気ですよ。もう少し雨を止ましてか
ら下山しましょう。なに、ここからはもうほんの一時間
ほどで登山口です。それより足診ましょう、骨折してた
ら何か添え木しないと」
 そういって僕はつかつかと亜紀子のそばに近づきまし
た。
 登山靴と靴下を脱いだ義母の右足を見ると、踝と踵の
あたりがやはり薄赤く腫れ上がっていました。
 「どのあたりですか?」
 と僕が尋ねると義母は手袋をした人差し指で踝のあた
りを指しました。
 「失礼しますよ。痛かったらいってください」
 僕はそういって手袋を脱いだ手で義母の踝のあたりを
ゆっくりと擦りました。
 艶やかな義母の皮膚の感触に僕は内心を大きくときめ
かせていました。
 初めて触れた義母の肌でした。
 「うーん、骨が折れてるのではなさそうですね。腫れ
てるから捻挫は間違いないと思いますけど」
 僕は不必要なくらいに何度も義母の肌を擦りながら、
優しく労わるような声をかけました。
 それからまた義母から離れて、僕は携帯電話でこの地
方の天気予報を調べました。
 低気圧の動きが予想外に早くなり運ばれてきた大きな
雨雲が、この地方付近で停滞するという、あまり喜ばし
くない情報が出ていました。
 「うーん、天気予報少しヤバイですね。雨と風が夜ま
で強くなるといってます。今のうちに強行突破するかど
うかですね。でも、この先の川の水が増水してると道ま
で溢れ出ているかも知れないし」
 僕は義母に携帯をかざして天気情報を正直に告げまし
た。
 「ここならまだ高い場所ですから川の水も大丈夫です
し、木に囲まれてるから風も防げます。風がまた強く吹
いて雲を運んでいってくれるかも知れません。もう少し
待ちましょう」
 山での主導権はやはり男の僕にありました。
 不安げな表情で小さく頷きながら、義母は力なく細い
両肩を項垂れさせていました。
 「由美にはもう少ししたら僕から連絡します。取り敢
えず身体を休めましょう。風邪引かないようにしてくだ
さいね」
 さすがにその時はまだ、まさかここで義母と一夜を共
にするということは、僕自身も予想はしていませんでし
た。
 大袈裟に遭難ということでもないし、登山口までは後
一時間もかからないところでの避難待機だと僕は思って
いました。
 しかし、雨の止む気配はそのままずっとありませんで
した。
 それどころかトタン屋根を叩く雨音はさらに激しさを
増していて、木々を揺らす風の音まで強く聞こえ出して
きていました。
 義母の不安と心配を思うと居ても立ってもいられない
気持ちでしたが、妻のようにそばで抱いてやるわけにも
いかず、少し途方に暮れながら僕は時間をやり過ごすし
かありませんでした…。
 
       続く

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12
投稿者:コウジ
2015/05/29 16:22:54    (KoIZFyAA)
暗い闇の中でも時間が経過すると、すぐ間近の
顔だとうっすらとですが輪郭だけではなく、相手
の表情まで見えるようになります。
 唇を重ね合っていた義母が恍惚めいた表情で目
を閉じているのや、滲み出た汗に濡れそぼった細
い首筋と柔らかな膨らみの乳房と、まるで娘のよ
うな小さな蕾の乳首まで僕の目は確認できていま
した。
 その乳首に舌を這わす度に、義母はか細い頤を
突き上げるようにして、あっ、あっ、と喘ぎの声
を切なげに間断なく洩らし続けるのです。
 僕もそうでしたが、義母のほうにしてもこの暗
闇は、いいかたは悪いですが明るい場所でよりは
、恥ずかしさを見られないという面では、気持ち
的には少しは救われているのではと思います。
 その暗さが僕の動きをさらに大胆にしていまし
た。
 僕は片方の手を義母の下半身のほうに伸ばして、
ホックの外れたジーンズの中に素早く指を滑り込
ませていました。
 僕の伸ばした手はいきなり義母のショーツの下
に潜り込んでいて、掌にはやはり艶やかな肌の感
触があり、そして指の先端には彼女の股間の秘部
の周囲の繊毛のざらりとした感触があり、僕の胸
は一気に昂まったのです。
 そのことを察知して驚いた様子の義母の手が下
に慌てふためくようにして下ろされてきましたが、
最早深く潜り込んでいた僕の手を払い除けるまで
には至りませんでした。
 「ああっ…」
 と義母は闇の中で切なげなか弱い声を上げるだ
けでした。
 義母の繊毛を捉えた手を、僕はさらに奥深くま
で下げました。
 ざらざらとした繊毛の中を手繰るようにして這
い回っていた僕の指先は、柔らかくて温かい肌肉
の少し盛り上がったすぐ下の裂け目の上部に到達
しました。
 義母がまた汗の滲んだ頤をのけ反らせて、
 「ひっ…」
 と短い声で喘ぎました。
 慌てたように義母は両股を強く閉じてきていま
したが、それより少し早く僕の手がその裂け目を
捉えていたので、逆に僕の手を挟みつける結果に
なっていました。
 僕の指が義母の秘部の裂け目にある襞を割り込
んだ時、六十三歳という彼女のその部分が激しく
しとどに滑っていることを知り、僕は驚きと同時
に大きな興奮に胸をときめかせたのでした。
 義母のその部分は溢れるくらいの熱い粘液を滞
留させていたのか、僕の指が両襞を割ると吹き出
るような勢いで漏れ出してきたのです。
 そして途切れることなく粘液は溢れ出て、僕の
指だけでなく義母のショーツの布地までを、まる
で水浸しのように濡れそぼらせてきていました。
 暗闇に慣れた目でふと義母の顔を見ると、僕に
自分のあられもない醜態を悟られたことへの羞恥
にうち震えるように唇に指を当てながら、うっ、
うっ、と泣き声のような小さな声を上げ続けてい
ました。
 「ああっ…」
 と義母の一際高い声が上がりました。
 義母のしとどに濡れそぼった温かくて粘い樹液
の泉の中で、僕の指の先端が小さな蕾を捉えたの
です。
 義母の手が僕の背中にしがみついてきていまし
た。
 その蕾を僕が指の先端で柔らかくなぞるように
摩ってやると、
 「ああっ…そ、そこは…だ、だめ」
 両手で僕にしがみつき狭いシュラフの中で小柄
な全身を激しく揺らせながら、義母は艶かしい悶
えの声を上げるのでした。
 聖職の場に長く身を置き、娘を持つ母としても
一点の陰りもなく貞淑な女性だったはずの義母が、
ふとしたはずみからとはいえ義理の息子の僕から
の邪な愛撫の前に、これほどまでに女として熱く
燃え上がってきているのに、僕は信じられないよ
うな驚きと興奮をさらに昂めていたのでした。
 僕の理性の大半はもう吹き飛んでいました。
 この闇の中にいるのは僕の義母であって、そし
て一人の女なのでした。
 義母の下腹部での指の動きを止めることなく、
僕は義母の顔に顔を近づけました。
 唇と唇が触れた時、義母の両手が僕の首に捲き
付いてきました。
 口の中で僕の舌に義母はさっきまでとは違う動
きで呼応してきていました。
 暗い闇の中でまるで相思相愛の恋人同士のよう
な抱擁に、僕の心は有頂天になっていました。
 同時に僕自身の下半身もすでに暴発状態になっ
ていて、早く義母のものに挿れたい、という焦り
もありました。
 正直なところ僕の女性体験は妻も含めてこれま
でに三、四人で、若い頃からいうと性欲はそれな
りに普通にはあったと思いますが、性に対する経
験も知識もそれほどには豊富ではないといったほ
うが正しい答えです。
 焦っていた僕は義母から一旦離れました。
 シュラフのジッパーを下げ、僕だけそこから抜
け出てジーンズとトランクスを急いで脱ぎました。
 トランクスに隠れていた僕のものは自分でもわ
かるくらいに固く大きく怒張していました。
 さらに僕は急いで、義母の身体を抱えてシュラ
フから抜き出すようにして、闇の中で慌てた手探
りで彼女のジーンズとショーツを一気に脱がせた
のです。
 僕と義母は下半身を剥き出しの恥ずかしい恰好
になりましたが、暗い闇が二人の羞恥心を忘却さ
せていたのが救いといえば救いでした。
 「こ、浩二さん…」
 義母が小さな気恥ずかしげな声で僕を呼びまし
た。
 応える言葉がなく黙っていると、
 「こ、ここまでにして…いけないわ、こんなこ
と」
 義母は少し冷静さを取り戻していたのか、理性
のある声で続けてきました。
 僕はしかし肉体的な限界が理性や自制心といっ
たものを、もうはるかに凌駕したきもちになって
しまっていたので、義母の声を無視してうっすら
と見える彼女の白い両足の足首を掴み取っていま
した。
 「ああっ…いやっ…だ、だめっ」
 両足首を掴み取られた姿勢で義母は激しく身を
捩じらせながら、拒絶の声を上げ続けました。
 掴み取った義母の両足の間に僕は身体を移して、
膝を折り曲げて屈み込みました。
 そのまま仰向けになった義母のほうに身を寄せ
ると、すぐに僕の下半身の固く怒張したものの先
端に彼女のその部分の繊毛が触れました。
 義母の両足首を高く持ち上げたまま屹立した自
分のものの先端で探るように、闇の中で腰を微妙
に動かせていると、まだ濡れそぼっている柔らか
い彼女のその部分の中心を捉えたような気がした
ので、僕はそのまま身体全体を前に押し進めまし
た。
 「ああっ…あっ…ああ」
 大きな声が上がったのと同時に、義母の小柄で
華奢な全身が緊張して震えるのが、僕の目に薄影
で見えました。
 僕の下半身の屹立は静かにゆっくりと義母の身
体の中へ埋没しようとしていました。
 柔らかく濡れそぼった義母のものは、僕のもの
にたまらない圧迫感を与えてきていて、本当にも
うそこで暴発してしまいそうなくらいの心地の良
さでした。
 小柄な体型の義母のその部分の圧迫感は、何に
も例えようのないくらいの気持ちの良さで、それ
は正直いって妻の由美との初めての時でもなかっ
た快感でした。
 僕には経験のないことですが、六十三歳の義母
のそれはまるで少女のような初々しさを僕のもの
に感じさせていたのです。
 ああっ、と僕は思わず呻いていました。
 義母の裸身がうっすらと見えます。
 ああ、ああ、と間欠的な高い声を上げ続けなが
ら、義母はつい今しがたに見せていた理性の表情
をかなぐり捨てたかのように、小ぶりの顔を左右
に激しく揺り動かせていました。
 もうすでに暴発寸前の僕でしたが、義母の身体
の深い部分にまで達した自分のものをゆっくりと
前後に抜き差しするように動きました。
 「ああっ…あっ…ああ、こ、浩二さんっ」
 闇の中での義母の高い喘ぎ声は僕の腰の律動に
呼応して、さらに大きくな悶えの声となって狭い
小屋の中に響き渡りました。
 義母の両足首から手を離し僕は前に倒れ込むよ
うにして、彼女の唇を求めました。
 義母はまるで僕を待っていたかのように背中に
強く手を回してきて、顔を上げるようにして自分
から僕の唇に唇を重ねてきていました。
 腰の律動を続けたまま僕は義母の唇と舌を貪り
吸いました。
 「ああっ…こ、こんなの…初めて」
 「お義母さん…好きです」
 長く唇を重ね合った後、義母は僕の耳元でそう
いって喘ぎ、僕は彼女の耳元にそう告白していまし
た。
 「前からずっと憧れていました。お義母さん、こ
うして一緒になれて…嬉しいです」
 昂まりの限界がきていました。
 僕は腰の動きをさらに加速させました。
 雨も風もそして闇夜も関係なく、僕の下半身から
鋭い槍のようなものが僕の胸に突き刺さり、めくる
めく絶頂は義母の体内深くに放出されたのでした。
 義母の手の爪が僕の背中に突き立てられているの
も忘れ、僕は忘我の境地を意気を荒げて彷徨ってい
ました。
 それから十数分後、僕と義母は全裸になってシュ
ラフの中に潜っていました。
 さすがに二人の会話はほとんどないままでしたが、
全裸での密着状態は新たな興奮を僕の身体に目覚め
させていました。
 義母の乳房をまさぐる僕の下腹部は再びの怒張を
迎えていたのです。
 義母のほうにも抗いの気持ちは失せているのか、
僕の手を遮るような所作は見せず、まだ先程の熱情
的な行為の余韻に浸っているかのようでした。
 狭い空隙の中で僕は義母の細い手首を掴み取り、
そのまま自分の下腹部に誘っていました。
 僕の固く屹立したものに触れ、義母の指が慌てた
ように窄んだのですが、そのままにしているとやが
て閉じていた指を開き恐る恐ると握り締めてきてい
ました。
 義母を征服した到達感と真っ暗な闇で、僕の大胆
さはさらに増幅していました。
 もう一度義母をつらぬきたい、という不埒な思い
が頭をもたげていました。
 義母の手首を掴んだ手を放しても、彼女は僕のも
のから指を放すことはありませんでした。
 想像もしていなかっことですが、義母への嗜虐の
心が僕に沸々と湧き上がってきていました。
 雨と風は少しは緩んできているようでした。
 朝までは眠れそうにない、と僕は思いながら、義
母の乳房に手を這わせていったのでした…。

           続く
13
投稿者:kkk
2015/05/30 05:52:57    (Jr39hZDs)
義母さんの安心感?愛してくれているという・・それが判って、身を任せているような
・・・。
帰るまでにはまだ続きがありそうですね。
14
投稿者:ポルコ
2015/05/31 15:53:56    (6AiTEzM/)
大変面白いですね~続きを楽しみにしてます。
15
投稿者:(無名)
2015/05/31 22:13:54    (mpSG38yA)
すごく興奮します 一気読みしました
続きを早く!!
16
投稿者:(無名)
2015/05/31 22:16:00    (mpSG38yA)
すごく興奮して一気読みしました
続きを 早く !!
17
投稿者:(無名)
2015/05/31 23:35:51    (AvphSDcC)
>9 投稿者:(無名) 2015/05/28 16:08:49 (UXWCw.Yt)
>どなたか パクリだと仰っていたけど これは多分 同じ人が書いてるんじゃないかな?
>文体や段落の取り方も同じ感じで 使われている表現も似ている前作のリメイクかな?
>パクリ発言の人 そういところもわかってた?



>8 投稿者:コウジ 2015/05/28 16:02:48 (UXWCw.Yt)
>腕時計を見ると午後五時を過ぎていました。
>それより一時間ほど前に、僕は義母に濡れた服を脱いで着替えるように奨めました。
>防水性のヤッケでも雨はどこかから染み込んで身体を冷やしてきます。


これって自作自演??????

18
投稿者:コウジ
2015/06/01 16:19:53    (apykjjfU)
狭くて窮屈なシュラフの中での愛撫は、僕と義母
の身体にすぐに汗を滲ませました。
 義母はどうだったのかわかりませんが、僕の目は
暗い闇にすっかり慣れていて、彼女の腕や顔の動き
だけでなく、目や口の動きまで少し朧気ではありま
したが見透かせるまでになっていました。
 朦朧とした目を薄く閉じたり開けたりして、義母
が僕の口と手の愛撫に唇を強く噛み締めるようにし
て、時折くぐもったような声を出しているのを間近
に見て、僕は内心の嗜虐の炎を熱くたぎらせるので
した。
 もっと恥ずかしく義母を虐めたいという感情が沸
々と湧き上がってきていました。
 僕はまたシュラフのジッパーを徐に下げ下ろして、
自分から起き上がり次の行動に素早く移りました。
 仰向けになっている義母の裸身の上に、頭の向き
を逆にして跨ったのです。
 闇の中で僕の顔の下には義母の下腹部が、そして
彼女の顔の上には僕の剥き出しの股間があるという
体位でした。
 明るいところなら少し躊躇するような恥ずかしさ
がある体位でしたが、ここでも暗い闇が僕の気持ち
と行動を大胆にしていました。
 義母のほんのりと白く見える細い両足を海老折り
のように折り曲げて両脇に抱え込んで、僕は顔をゆ
っくりと沈ませました。
 義母の無防備な部分の繊毛が僕の鼻先に当たりま
した。
 さらに深く顔を沈めた僕の唇が、義母の繊毛の中
の柔らかい肉の裂け目の襞を捉えたので、すぐに舌
を強く差し入れました。
 「ああっ…あっ…い、いやっ」
 最も敏感な部分への唐突な舌の責めを受け、僕の
腹の下の義母の裸身が慌てふためいたように激しく
小刻みに揺れ動きました。
 闇の中で義母のその敏感な部分を捏ね回すように
僕は舌を自在に動かせ続けながら、僕は彼女の顔の
真上にある腰を下げ落としていました。
 下腹部で固く屹立しきった僕のものの先端が、義
母の顔に幾度も叩くように当たっていました。
 悪魔的な嗜虐の思いを強くしていた僕は、ある期
待を密かに抱いていました。
 教師という聖職に長く身を置いていた清廉な義母
が、僕の固く屹立したものを果たして口に含み入れ
るかどうかという卑猥な期待でした。
 僕に押さえ込まれた両足を跳ね上げようと必死に
力みながら、義母は暗い小屋の中一杯に響き渡るよ
うな感極まった喘ぎ声を上げ続けていました。
 無防備なままの下腹部への、僕の舌の執拗な攻撃
に堪えかねたように、やがて淫らな声を出し続けて
いた義母の口が開き、僕の屹立をおずおずとした所
作で中に含み入れてきたのでした。
 聖職に身を置いてきた義母も何十年かの夫婦生活
を過ごしてきています。
 そして元教師だった亡夫とも夫婦としてそれなり
の交わりの中で、そういう性技も体験していたのか、
という妙な感慨を抱きながら、僕はさらに彼女の繊
毛の中の裂け目に荒々しく舌を這わし続けたのでし
た。
 続けながら義母の顔の上の腰を上下にゆっくりと
動かせていました。
 義母の小さな口の中に僕のものがずぶりずぶりと
沈んでは浮き、浮いては沈みしている感触を僕はし
っかりと捉えていました。
 次に思いついていたのは、義母を四つん這いにし
て後ろからつらぬくということでした。
 蛇足ですが妻の由美も最初は嫌がった行為でした。
 義母が僕のものを口の中に含み入れ、戸惑ったよ
うな愛撫を繰り返している快感に未練はありました
が、僕はゆっくりとした動きで義母の身体から一旦
離れました。
 シュラフの上で仰向けになっている義母は、息を
荒くしたまま動けずにいるようでした。
 その義母をゆっくりと抱き起こすように持ち上げ、
全身を裏返すようにして両足の膝をつかせ、両手で
上体を支えるように、暗闇の中で僕は仕向けていま
した。
 まだ意気を荒くしている義母に強く抗う気力はな
さそうだったのと、小柄な体型だったのが幸いし、
うっすらとですが彼女がシュラフの上で犬のように
這っている姿が見えました。
 闇の中でこれから何をされるのかがわかっていな
いような義母の頼りなげな所作でした。
 闇に目慣れしていた僕は素早く義母の後ろに回り
膝を立て、彼女の細くかたちのいい背中を見下ろす
ような姿勢をとりました。
 義母の小さくて丸い臀部の肉の白さが、僕の歪ん
だ欲情をそそりました。
 指一本を義母の尻肉の下に這わしてそのまま上に
擦り上げると、
 「ひいっ…」
 と驚きおののいたような短い声を上げ、彼女は前
に逃げようとしました。
 僕は義母の薄い脇腹を片方の手で掴み取り、彼女
の動きを封じると、そのままもう一方の手で自分の
屹立したものを尻肉の下の裂け目のあたりにゆっく
りと押しつけていったのです。
 僕のものの先端が義母の濡れそぼった入り口を捉
えました。
 心地よい圧迫感が僕のものを強く刺激してきます。
 「ああっ…あ‥そ、そんなっ」
 闇の中で義母の小さな頭が激しく揺れ動くのが見
えました。
 僕自身のものは勃起時でもそれほど立派なもので
もなく、ごく普通の大きさだと思っていますが、そ
れを迎え入れる義母の中は先にも書きましたが、ま
るで少女のような狭さで、たまらない圧迫感を僕の
ものに与えてくるのでした。
 これが本当に六十三歳にもなる女のものなのか、
と僕は夢心地のような感動に襲われながら、ゆっく
りと抜き差しの動きを始めたのでした。
 「ああっ…こ、浩二さんっ…あっ…あっ」
 僕の腰が前後する度に義母は闇の中に、清廉な元
聖職者とは思えないくらいのはしたない女の声を間
欠的に上げていました。
 「ああっ…だ、だめっ…も、もう」
 義母をつらぬいてからいかほども時間がまだ過ぎ
ていないのに、彼女の口からそんな声が洩れ、がく
んと両腕が折れ曲がり小さな頭がシュラフの布に沈
み落ちたのです。
 僕は義母の尻肉の二つを抱え込むようにして抜き
差しの動きを強くしました。
 「ああっ…い、いいっ…も、もうっ」
 絶頂の極みが義母を襲っているようでした。
 もっと激しく突き立てたいという思いが僕にはあ
りましたが、間断なく洩れ聞こえる義母の熱い官能
の悶えの声に刺激され、僕の下腹部にも不覚な絶頂
が襲いかかってきてしまっていました。
 「お、お義母さんっ…ぼ、僕も…もうっ」
 「ああ…こ、浩二さん」
 尻肉を掴む手に力を込めて、強く突き刺すように
僕の腰が動き、夢心地のような全身の痺れと同時に
僕は義母の身体の奥深くに向けて、短い咆哮の声と
同時に射精をしていました。
 僕のその動きに呼応するかのように義母の突き上
がった臀部ががくんがくんと急に揺れ動き、むうっ、
という短い声が聞こえたかと思うと、彼女は唐突に
意識をなくしたかのように全身から力が抜け失せて
いました。
 義母の細くて小さな背中に僕は倒れ込むようにし
て上体を折り曲げていました。
 義母は膝を折りシュラフに俯伏せになり、まるで
死人のように意識をなくしきっていました。
 それからしばらくは二人は暗闇の中で、シュラフ
の上で俯いたまま折り重なるようにして身を寄せ合
っていました。
 そうして闇の中を包み込んできた冷気に意識を戻
した僕は、義母を再度動かしシュラフの中に二人で
潜り込みました。
 まるで予期していなかったであろう義理の息子か
らの陵辱に近い淫らな行為を受けた重い疲労感と、
昼間の登山行の疲労が重なった老齢の義母は、すぐ
に深い寝息を立てていました。
 若い僕にも睡魔は自然に襲ってきて、いつの間に
か深い眠りの中に落ちたのでした…。

 どれくらいの時間が経過したのかわかりませんで
したが、ふと目を開けると小屋の壁板の隙間から白
ずんだ光りが幾筋か差し込んできていました。
 小屋の中が見通せる明るさになっていました。
 シュラフの中の間近にいる義母の顔を見ました。
 ほんのりとした化粧のような匂いが鼻腔をつき、
切れ長の目を深く閉じ、まだ深い眠りの中の義母の
少しやつれた小さな顔が見えました。
 義母が目を覚ました時、僕はどう対処したらいい
のだろうと考えました。
 謝罪しなければならないという思いは当然ありま
した。
 闇の中で不埒な本能と淫らな欲望に任せての、詫
びる言葉もない淫行でした。
 何も知らない妻の由美のことも思い浮かべました。
 これから家族がどうなっていくのかわかりません
でした。
 と、その時、下に下ろしていた手を上に引き出そ
うとした僕の掌が、義母の腹部から柔らかくて小さ
い乳房に触れました。
 思わず僕の手がそこで止まっていました。
 心の中で思っていたことと真逆の行動に僕は出て
いました。
 膨らみは豊かではありませんが、肌理の細かいす
べすべとした義母の乳房の感触は、つい今しがたま
での後悔と慙愧の思いを瞬く間に消滅させてしまっ
ていました。
 僕の悪魔の手は、まだ深く寝入っている義母の乳
房をまさぐるように揉んでいました。
 僕の下腹部に瞬く間に興奮の兆候が顕われ出てい
ました。
 明るいところでもう一度義母を抱きたい。
 義母の素養豊かで上品な顔が愉悦に歪み悶える表
情が見たいという、不遜で淫らな思いに、愚かしく
も僕は駆られていたのでした…。

        続く

(筆者付記)

どなたかがご指摘の通り、この拙文は何年か前に
私自身が最初に思うままに書き記したものを、去年
の秋頃に携帯に改めて書き直していたものを、ここ
に転載したものです。
 経験が半分以上のものです。
 そして今も私たち三人の家族は同じ家で生活して
います。
 改めて拙文をお詫びしてお読みいただいた方々に
お礼申し上げます。
 ノンフィクションの中に

 
 
19
投稿者:三月
2015/06/02 16:16:54    (gzt6tBgV)
パクリでなく、転載して脚色した素晴らしい
文章です

ファンとして是非ともこの続きをお願いします

20
投稿者:コウジ
2015/06/02 17:20:44    (AYUcheU6)
目を覚ました時の義母と顔を合わせづらい後ろめ
たさのようなものもあってか、僕は彼女の乳房を、
まるで腫れ物にでも触るような弱い力で撫で摩って
いました。
 僕の掌にすっぽりと隠れ収まってしまうくらいの
義母の乳房の感触は、年齢的な緩みや弛みは確かで
したが、薄明かりの中でふいと俯いて見ると、抜け
るような肌の白さと少女のそれを彷彿とさせる初々
しさで、僕の目を眩しく刺激するのでした。
 よほどの疲労だったのか、義母の眠りは深いよう
でした。
 もう言い訳はできないのだ、と僕は義母の目覚め
の時を、捨て鉢な気持ちだけではけっしてなく、そ
れなりの覚悟はしながら、不埒にも愛撫を続けてい
ました。
 木の実の蕾のような小さな乳首を僕の指先は捉え
ていました。
 闇の中で触れた時の気持ちよりも、目でしっかり
見て指の先端で摘み転がすように愛撫するのは、幾
倍もの刺激と興奮を僕の瞳孔と心に与えてくるので
した。
 シュラフの下から熟れた義母の全身から沸き上が
ってきている艶かしい匂いが、僕の鼻腔を強く刺激
し続けていました。
 「うっ…ううん」
 目を閉じたままの義母の口元から唐突に声が洩れ
ました。
 一瞬、僕は気持ちをどきりとさせ手の指の動きを
制止させましたが、義母は切れ長の眉を少ししかめ
ながら、シュラフの狭い空隙の中で無意識な寝返り
をうってきただけでした。
 義母も僕もお互いが全裸です。
 義母の小さな後頭部が僕の顎の下あたりにあり、
細い背中が僕の腹に心地よく密着していました。
 小さな義母を男の僕が抱き包むようになっていま
した。
 僕は素早く義母の両脇の下から手を伸ばして、再
び彼女の乳房に指を這わしていました。
 雨音はすっかり消えていて、板壁の隙間から差し
込む光りも強くなってきていて、小屋の中全部が見
渡せるまでになっていました。
 義母の乳房への愛撫に飽きることはありませんで
した。
 できることならこのままずっと義母が目覚めずに
いてほしいとさえ思いながら、僕は彼女の小さな乳
房の膨らみを楽しみ、蕾のような乳首を心地よく撫
で摩っていました。
 しばらくして目覚めの証しのように、義母の手が
急に動きました。
 乳房を飽くことなく揉みしだいていた僕の手を、
義母が無言のまま遮るようにしてきたのです。
 義母の乳房のあたりで、僕の手と彼女の手の小さ
な諍いが少しの間繰り返されました。
 「浩二さん…」
 義母の手の抗いがふいと止まり、顔を前に向けた
ままの義母の口から重い声が聞こえました。
 「もう…止めましょう。夜のことは私も忘れます」
 その声は冷静な元教職者の声でした。
 「お義母さん…」
 義母の胸で動いていた僕の手は止まり、短くそう
応えた僕ですが、そこから先の言葉が続きませんで
した。
 「…私が迂闊にあなたをここへ誘ったことは反省
しています。あなたを責めるつもりはないわ。だか
らもう止めましょう。このことは私も忘れます」
 押し殺したような重い声で義母は僕に諭すような
静かな口調でいったのです。
 この時がある意味において、僕の分岐点でした。
 淫らな欲望に負けて、自分の義理の母親である人
を悪魔のような不埒な本能だけで犯したことを、僕
はその場から起き上がるなりして、彼女に深く詫び
を入れるのが本筋でした。
 そういう気持ちも、その時の僕の気持ちの中には
確かにありました。
 魔がさした、という言葉だけではすまない愚行で
したが、義母のほうが悪夢の一夜として消去してく
れるなら僕はまだ救われるかも知れない、という身
勝手な思考も巡らせました。
 しかしその後、僕がとった行動はそんな思いとは
真逆のものでした。
 「お、お義母さんっ…好きですっ」
 そういうのと同時に、僕は義母の乳房に置いてい
た手に強い力を入れわし掴むようにしていたのです。
 「ああっ、こ、浩二さん。…だ、だめっ」
 「好きだっ…お義母さんが好きだ」
 「だめっ…や、止めなさいっ…ああっ」
 糸の切れた凧が切り揉み状態になったかのように、
もう僕の暴走は止まらなくなっていました。
 シュラフのジッパーを引き下ろしてやると、夜に
は見えなかった義母の小さな白い裸身が鮮明に僕の
目に飛び込んできて、自暴自棄か捨て鉢に近いよう
な僕の心の中の興奮をさらに助長していました。
 僕の下半身のものは、数時間前の夜の時よりも以
上に固く大きく怒張しきっていました。
 獣のようになった僕の瞳孔の中の義母の裸身は、
六十三歳の老女のものではなく、眩しいくらいに艶
やかな正しく熟女の色香に満ち満ちていました。
 この美しく艶やかな義母を、その艶やかな身体だ
けではなく、心までを征服し屈服させたいという悪
魔の心に僕はなっていました…。
 
         続く
21
投稿者:コウジ
2015/06/03 15:50:31    (pq2pekdu)
小屋の中はすっかりと明るくなっていました。
 素っ裸の僕が唯一身に付けていた腕時計を見ると、
七時を少し過ぎていました。
 開けられたシュラフの中で、義母は僕に背を向け
て白い裸身を小さく蹲らせています。
 下半身のほうで僕の固く屹立したものが、ずっと
義母の尻肉の下を擦るようにして潜り込んでいまし
た。
 朝冷えの空気が明るくなった小屋の中に充満して
いて、自分の下半身に僕の屹立を確実に意識してい
る筈の義母は、外に抜け出すこともできないまま身
を固くして丸め込んでいました。
 僕は片手を下腹部のほうに下げ下ろしました。
 義母の尻肉の割れ目を伝い、指先をさらに奥まで
伸ばすと僕のものの先端が当たっている彼女の秘部
を捉えました。
 予想していた通り、義母のその裂け目の中は熱く
しとどに濡れそぼっていたのでした。
 目覚めた時、重々しく冷静な声で僕を諭してきた
義母のものとは思えないくらいに、その部分は真逆
の反応を示していたのです。
 そのことを気づかれた気恥ずかしさでか、義母の
裸身がさらに小さく竦みました。
 そのまま僕は少し乱暴な動きで義母の背中を前に
押すようにして、彼女をシュラフから突き出しまし
た。
 「ああっ…な、何を…」
 義母の上半身が板間に飛び出て、僕は肘を付くよ
うにして上体を起こし、もう一方の手で彼女の片足
を持ち上げて、開ききった割れ目の中へ狙いを定め
るようにして強引に自分の屹立を突き刺していった
のです。
 僕のものの先端が熱く濡れそぼって薄開きになっ
ている義母の裂け目の襞を割って、ずぶりと刺し込
まれるのを感じました。
 「ああっ…だ、だめっ…だめ」
 義母のその中に半分近く埋まりこんだ感覚を僕の
ものは察知していました。
 板間で丸く縮まっていた義母の首から上が大きく
のけ反るのがはっきりと見えました。
 横寝のままで天井に向かって片足を持ち上げられ
て開脚状態にされて、義母は背後から僕の力を込め
たつらぬきを受けていました。
 腰をゆっくりと律動させながら、高く持ち上げら
れた義母の細くて白い足を見ていると、清廉な元聖
職者の生真面目な日常の顔がふと思い起こされ、今
のこの痴態を間近に見る僕の興奮は、さらに倍加の
一途を辿ったのでした。
 ああっ、ああっ、と間欠的な喘ぎ声を、僕の腰の
律動に合わすかのように間断なく洩らし続けながら、
義母の小さな頭が激しく左右に揺れ動いています。
 一時、冷静沈着な声と理性を取り戻していた義母
が、忽ちにして昨夜の闇の中で悶えきった熟女の声
に立ち返っていたのです。
 「ああっ…こ、浩二さんっ。…も、もうっ」
 横寝になった義母の色白の小さな上半身が、唐突
に激しい痙攣を起こしたかのように大きく波打って
きていました。
 絶頂が近づいているようでした。
 「お義母さん、気持ちいいの?」
 という僕の最初の問いかけには、首を激しくうち
振るだけの義母でしたが、さらに突き刺している腰
の動きを強くしてやり、もう一度同じ問いかけをし
てやると、
 「ああっ…も、もうだめっ…い、いいの…いいわ
っ」
 とかすれたような咆哮の声を上げ、か細い首を折
れそうなくらいに上に曲げてきたのでした。
 そして逆海老折りのように全身を大きくのけ反ら
せて、義母はそのままがくんと首を落とし、意識を
根絶させたのでした。
 何が清廉な義母をこれほど早くに昂まらせて絶頂
まで昇り詰めさせたのか、僕にもわからないままに
彼女は果て終えたのでした。 
 僕は一旦義母と繋がっていたものを抜き取り、ぐ
ったりとなった彼女をもう一度シュラフまで引き戻
しました。
 十月の山の朝の冷気の立ち込める小屋の中に、熱
くて艶かしく妖しい熱気が充満していました。
 意識を失くしたままの義母の乳房を僕は揉みしだ
いていました。
 身勝手な思いでしたが、僕の不埒な精力の頂点へ
の到達はまだこれからなのでした…。

      続く
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