2023/12/29 09:47:44
(C5eEuHbR)
「お前の母はクズだ!」
「妹に同じ思いをさせたくなければ」
私は母が再婚した義理の父に小学4年生から犯されていた。
初め義父は私が無知だと思っていたのだと思います。
しかし、私は知ってました。
多分、義父は私と妹を手に入れる為に母と婚姻関係を結び、母を追い出したのだと思っています。
小学4年の時、妹はまだ1年生。
義父は「美玲、お前は今日から俺と寝ろ、由美(妹)はそろそろ1人で寝られるようにならないといけない。」
この日から、私は義父の情婦にさせられました。
1番初めの日、義父が私を布団に無理矢理寝かせ、身体を縛られ手で私の口を塞がれ身体中を舐められました。
嫌悪と恐怖で私は泣き出すとびっくりした妹が様子を見に来てしまい、そこでその日は義父の行為は止まりました。
翌朝、妹が起きるずっと前、朝の5:00に起こされ
「お前があの時に泣き出すから、妹が来たんだぞ!お前のせいだ!この出来損ないが!」と何度もぶたれました。
「いいか!泣くなよ!美玲が悪いんだ!泣いたら妹に同じ事をするからな!」
こうして、私は義父に逆らえなくなっていきました。
私が少しでも抵抗したり、嫌がる素振りをすると義父はすぐに妹を引き合いに出して来るのです。
私は、自分が義父にとても嫌な行為を強要されているので、妹にはそんな思いをさせたくなくて、まだその当時のわたしには義父の行為を我慢するしかありませんでした。
義父は毎日、私の身体を舐め回し、膣に指を入れてきました。
口にペニスをねじ込んで、私の口で射精が出来るようになるとより一層、義父は私を女として見るようになって来て、私の膣への執着も強いものとなって行きました。
4年生の冬休み、妹は義父の知り合いのオジサンに預けられ、私は義父に1日掛けて処女を奪われました。
今考えると義父は粗チンでした。
嫌がるとぶたれ、痛がるとぶたれ、妹を引き合いに出され
「美玲!そんなに嫌がるなら妹にもっと酷いことするぞ!いいのか!?妹はお前を恨むぞ!俺はお前のせいでやるぞって妹にいいながら、妹にもっと酷いことするぞ!いいのか!?」
泣きながら耐えました。
吐きそうなくらいの嫌悪と苦痛。
義父は、私のお腹の上に出しました。
ずっと指で膣を弄られていたせいか?出血はしませんでした。
知ってますか?女の身体は感じて居なくても濡れます。
それは膣という大切な器官を防衛する為です。
むしろ、私の身体は嫌がる時の方が濡れやすいです。
こうして、私は完全に義父のオモチャになりました。
料理を覚えさせられ、学校が終わると夕飯の買い出しに行かされ、夕飯の支度をし、義父が帰宅し、妹の勉強を見て、少し妹と遊び、妹が寝付くと、私の魔の時間。
義父の臭い口とキスをする。
私の身体を息を荒げて舐める義父を軽蔑しながら、何処か他人事の様に眺めます。
義父のペニスを口に頬張り、膣で義父を迎え入れます。
ずっと痛い。
「美玲、お前濡れてんのに声出さねーな。はぁはぁぐれーしねーと興奮しねーだろ!」
つまらなくなった義父は私を理不尽にぶってきます。
今考えるとビンタが好きだっただけです。
こんな生活が永遠に続きました。
私が中学生になり、妹も私が義父に犯された歳を超え、私が高校に上がると妹に彼氏が出来ました。
私は、その時にハッとしました。
"恋愛"って、なんだろう?
私が男性に対する気持ちは、もうただの嫌悪でしかありませんでした。
高校でも男子は私にとって、嫌悪の対象でひたすら避けていました。
担任も男性で嫌で仕方なかったのです。
私の様子に気がついたのは、英語の時の女性のこずえ先生。
「ねぇ美玲さん?今度、私と担任の先生と家庭訪問をしたいので、お義父さんにお伝えしてくださらない?」
私は、
「義父はきっと忙しいと断ると思いますよ」
小学生の時から義父は家庭訪問を嫌う。
自分の蛮行が知られるのが恐ろしいのだ。
そして、それよりもその蛮行の対象である私も知られる恐怖があった。
小学生の時から義父に犯されていた。
とんでもない変態女だ。
嫌だ、知られたくない。
特に、妹には。
家庭訪問なんて、まっぴらだ。
ほっといてくれと思った。
だがしかし。
高校2年の夏休み、担任とこずえ先生は、強引に家に訪ねて来た。
いきなりだった。
「ごめんなさい美玲さん、丁度近くで教員の会合が合ったので寄ってみました。お義父さんいらっしゃいますか?」
運悪く、行為を始めたばかりだったので義父もいた。
義父も渋々と担任とこずえ先生の前に姿を現す。
私は顔から火が出るみたいに熱くなる。
私は、多分、女のこずえ先生は何か気づいてると感じていた。
(どうしよう!バレる)
そう思った。
何か私が悪いかのように。
「お義父さん、やっとお会い出来ました。」
こずえ先生が言う。
「すいません、なにぶん片親で忙しいもので」
義父は苦虫を噛み潰したような渋い顔をする。
一通り世間ばなしを済ませ、こずえ先生が
「美玲さんのお母さんは今、どちらに?」
それは私も教えて貰えてなかった。
「さぁ?もうここ何年も連絡をとっていないので、分かりかねます」
と義父は面倒くさそうに答える。
「美玲さん?少し外してもらえるかしら?終わったら呼ぶから玄関から声掛けれる所に居てね」
こずえ先生が言う。
私は素直に従い、妹を連れて外に出る。
1時間も掛からずにこずえ先生が顔を出し
「美玲さん、終わったわ。ごめんねお待たせ」
もう死にたかった。
何より、この時の妹の一言だった。
「お姉ちゃん、良かったね」
この一言で妹は知っていたと思い知らされた。
妹が私の前に立ち
「先生、まだ行かないで!私、この人が今まで何をしてきたのか知ってるんです!」と義父を指さした。
するとこずえ先生は
「あなたね?学校にお電話くれたの」
妹は義父を物凄い顔で睨みながら
「はい!私です!」
こずえ先生は私の肩に手を添えて
「事情が事情ですので、お子さん達はとりあえず、暫くこちらでお預かりします!いいですね!」
と義父に釘を刺す。
どうやったのか、私と妹はその日、ホテルに泊まり、翌日、施設の様な所に連れていかれた。
そこで市役所の大人達と話をして、色んな書類を書かされた。
だけどこずえ先生も担任も私がされてきた事に着いては触れて来なかった。
妹もあれ以来、口にしなかった。
こずえ先生は、「とりあえずだから。ね?とりあえず、今はここで我慢してね」
施設では身体に障害のある人達が楽しそうに夏を過ごしていた。
こずえ先生は毎日、私たちに会いに来て、お菓子や漫画を買ってきてくれた。
私が「妹の為にアルバイトをしたい」と言うと学校の規則で認められていないから難しいかなと言われ、でもこずえ先生は
「そうよね、私も学校に掛け合ってみる」と言ってくれたが学校は認めてくれなかった。
施設のご飯は、正直、苦手だった。
妹に服も買ってあげたいし、
まだ、妹はゲームをした事がない。
勿論、私も。
私は心に何か楽しむ余裕はなかったのだけれど。
夏休みが明ける少し前。
こずえ先生は
「アパート見つかったわよ?今、先生達でお引越ししたから、今から行こう」
急に言われた。
6畳と4,5畳の2部屋の小さなアパートだった。
「お姉ちゃん!良かったね!わたし、嬉しい!」
妹の嬉しいの言葉が引っかかった。
そして、こずえ先生に連れられ銀行に行き、通帳を作った。
なんでも市から毎月、お金が振り込まれるらしかった。
私と妹の分。
こずえ先生は「少し生活は厳しいだろうけど」
そう言ってちょっとこずえ先生は笑った。
夏休みが明け、私も妹も学校が始まった。
私は部活もやっていなくて、夕飯の支度をして妹を待つ。
妹が帰宅して、妹と2人だけの食事がとても楽しかった。
不安のない夕飯。
「こっちきて良かったね、お姉ちゃん。」
「そう思うの?」
「うん、だってお姉ちゃん、笑ってるもん」
「わたし、笑ってなかった?」
「うん、アイツ(義父)に怯えた感じだった。」
「ねえ?いつから私と義父さんの事知ってたの?」
「もうずっと前。夜にね、トイレに起きた時があって、その時」
「隠しててごめんね」
「ううん。お姉ちゃんが我慢してるの知ってたもん。アイツ、お姉ちゃんに酷いことばっかり言って、凄い悔しかった」
「そうなんだ、ありがとう」
こうして、私たちは穏やかな日々を手に入れたと思っていた。
しかし、冬になると寒さが厳しく暖房を手に入れるとたちまち、市から貰っているお金ではどうにもならなくなり、こずえ先生に相談する。
しかしこずえ先生も生活があり、食べ物とかは差し入れて貰えたけど、2人分の生理用品や姉妹で連絡の取り合いをするのに必要だからと買ったスマホや、妹には普通の生活をさせたくて、妹の小遣いを捻出するととてもじゃなかった。
スマホで、よく援助の記事や体験を読んだ。
でも、そんな事をしたら妹は嫌うだろうな。
学校、辞めたらこのアパート、追い出されるかな?
こずえ先生に電話して
「先生?わたし高校辞めちゃったら、このアパートは追い出される?」と聞いてみた。
こずえ先生は
「そんな事にはならないけど、辞めるなんて言わないで!お願い!妹さんの為にも」
そう言って、飛んできてくれて、私にお金を掴ませた。
やっぱり、学校に黙ってバイトしよう。
妹にも絶対内緒だよ?と
翌日からバイトを探した。
しかし、学校の名前を出すと何処も雇ってくれなかった。
学校でバイトを禁止しているのをみんな知っていたのだ。
1月。
とても寒い日が続き、暖房用の灯油が普段より必要になった。
こずえ先生に言うときっと、また無理してお金を掴ませてくれるだろう。
だけど、それは嫌だった。
そんな時、スマホで調べていると
"パパ活"が気になり調べる。
ただ食事をするだけで1回5000円。
その先、25000円とある。
その先はきっと身体だろうとすぐに分かる。
食事だけなら。
1回だけ。
妹になんて言おう。
そうだ、人助けしたと言おう。
決心が決まり、やってみた。
そう妹が不自由なければそれが幸せだった。
何とかと言うアプリをダウンロードし、色々と必要事項を埋めて顔の画像を付けて待つ。
ものの数分で何十人もの大人が興味を示してきた。
しかし殆どが身体目当てだった。
1人、32のサラリーマンで食事だけで6000円と言う人がいた。
顔の画像みると真面目そうな人だった。
その人に決めて、妹にバイト探すから遅くなると電話をして男の人と会った。
初めて入るファミレス。
初めて食べるハンバーグ。
私が初めて食べると男の人につい、言ってしまう。
ありえないとか、嘘だろとか言われた。
ああ、普通では無い事なのかと思い、
冗談だと返した。
帰り際にもうちょっとだけ付き合ってくれと言われ少しならとOKすると夜の公園に連れていかれ、キスをされた。
(どいつもこいつも男って、セックスばっかりだ)
胸を触られ、スカートに手が忍び寄ってくると途端に吐きそうになる。
私は立ち上がり
「こんな約束した覚えないから」と走って逃げた。
6000円かぁ・・・
貰い損ねていた。
家に帰り、妹の顔を見た。
「お姉ちゃん、おかえり!ねぇ?お姉ちゃん。私さ、別にみんなに合わせて洋服とか要らない。虐められたりしないから、安心して。バイト探さなくていいから、だからお願い、今まで通り家に居て」
妹に、高くないけどお友達とかに釣り合うように妹だけはと洋服を買って居たけど・・・
そして、妹は「はいコレ」と手を伸ばしてきた。
手の上に12000円。
「どうしたの!?そんな大金!」
「お姉ちゃんごめんね、せっかくお姉ちゃんが無理して買ってくれたゲーム、クラスの子に売った。私、ゲームなんかよりお姉ちゃんと笑って暮らしたいから」
妹には、いつも泣かされる。
私は高校をなんとか卒業し、近くの小さな会社の事務で雇って貰え、これで妹にも少しは楽をさせてあげられる。
妹は高校に上がった。
しかし、初任給なんて微々たるもので、社長にお願いして寮を使わせて貰うことにして、妹と引っ越した。
8畳ひとま。
狭くはなったけど妹も喜んでくれた。
妹は私を見ていたのでバイトの出来る高校に進み、バイトをはじめた。
妹に「これでやっとお姉ちゃんも女子できるね!」
ああ、そうだった。
私は女だった。
忘れてた。
暫くして、いつもの様に出勤し、社の先輩と取り引き先の会社から機材を引取りに行くのを手伝いとして同行するように言われ、向かった先に、1番会ってはいけないクズがいた。
義父だ。
義父は、私の先輩に
「俺は義父だ、いつも娘が世話になっているようで、よろしくお願いします」とかなんとか挨拶を初めてしまった。
一通り機材の説明や引き継ぎを終えて、義父が先輩に
「ちょっと娘と話を」
と、私を引っ張って
「やっと見つけた!調べればすぐに居場所なんか突き止められるんだぞ!妹ももう高校のいい身体になっただろ?妹に手を出されたくなきゃ、今夜家にこい!拒否なんかしてみろ!お前が裸で俺に何されてるか動画をお前の会社に送り付けてもいいんだぞ!」
でも、もう昔の私ではない。
「お義父さん。いいですか?それは立派な犯罪です。私ももうあの頃のような無知な子供ではありません。もう、貴方と同等に戦える大人なんです、私、訴える事も出来るんですよ」
義父は、ちっ!と立ち去った。
こうして社に戻ると課長が私の席に来て
「美玲ちゃん、お義父さんなんだって?聞いたよー。でね、部長がその辺の話を今後の為に聞いておきたいって言うんだ、ちょっと行ってもらえる?」
ああ~バレてしまった。
仕方なく部長の席へ。
部長は、社では君も話しづらいだろうと、仕事終わりに1杯付き合えになってしまった。
退社して、部長に言われた店に向かう。
部長が自分の胸ひとつに収めておくからと言うので話した。
良ければ良き理解者が欲しかったのあったから。
しかし、話が終わると部長は
「ちょっとまっててくれ」
と誰かにメッセージを送る。
1分と立たずに、どういう訳か義父が現れる。
義父はニタニタしながら、部長の隣に座りスマホを部長に見せている。
(終わった・・・また、奴隷に逆戻りかぁ)全てを悟った。
今、会社を辞める訳にはいかない。
訴えるとなれば、それ相応の金銭も掛かるし、時間も掛かる。
もうこの会社を辞めようか。
転職考えなきゃ。
私は、部長と義父に一言言った。
「いい加減にして!やりたいだけでしょ?いいわよ!やらせるわよ!その代わり、今夜1回だけだから!いい!?いちどだけ!それから、部長!あんた最低!明日、全部バラして会社辞めますから!」
私は密かにスマホで録音している。
「ささ、部長、娘もこう言ってるし、こんなデカい声で怒鳴られたんじゃ、早く店出た方がいいんじゃないですか?ホテル向かいましょう」
「卑怯もの!そうやって、私の過去の汚らわしい動画がゆすって!立派な犯罪だからね!コレ!覚えときなさい!」
義父は、顔に怒りを現していたが、店で私を殴る訳にもいかず、苦い顔をしていた。
タクシーに乗せられ、ホテルに連れていかれる。
妹に残業で遅くなるとLINEして、スリープにする。
暗証番号は何があってもこの2人には教えない。
ホテルに着くや、義父は私を部長の前で何度もぶった。
「こいつ、ドMなんでねーグヘヘ!部長もどうぞ、ビンタいいですよー」
私は義父と部長を交互に睨む。
私が崩れ落ちるまで義父と部長は私の髪を掴み、ビンタを繰り返す。
(ああやっぱり、スマホ、電源落ちるまで録音しとけば良かった)
私はそのまま部長にキスを強要され、義父に胸をまさぐられ、部長がシャツを脱いだ時だった。
「言うことはきくから、お願い、2人、シャワーしてきて。逃げないから」
すると義父がまたニタニタしながら
「ほぅ、その気になったか。さっ、部長、シャワーだけしてきましょう」
部長と義父は2人で裸になり、シャワーに向かった。
私は、スマホを録音にして、私もシャワーに向かった。
(ああ、不感症ってこういう時に便利)
シャワールームで義父と部長の愛撫を受けて、私の膣は自らを防衛する為に濡れる。
それをこの馬鹿2人は私が感じてると勘違いし、ペニスを挿入する。
部長が私の後ろから挿入し、義父が私の胸を握りながら
「いい女になったじゃねーか。ええ?」
私は無言。無表情。
「なぁ美玲?お前昔からそうだったよな?その無表情。たまんねーな!」
まさか、無表情が義父に刺さっていたなんて・・・
「だけどなぁ、部長さまは無表情は苦手だとよ!」
そう義父はまた私の髪を掴みビンタをしてくる。
ただビンタしたいだけじゃない。
今度は部長のペニスをしゃぶらされる。
私の膣の匂い。
少し鉄のような味。
「美玲くん、だいぶお義父さんに仕込まれたようだね、とても上手だよ、どこそこの風俗なんかよりずっといい」
かみちぎってやりたかった。
すると今度は義父が後ろから入れてくる。
部長が「美玲くん!本当は気持ちいおのに我慢なんかするんじゃない!」
この男も最低な部類なんだなーと思った。
部長はのたまうと義父に習って私をビンタしてくる。
髪を掴んで顎をあげさせ、ニタニタよだれあをたらしななら、私を引っぱたく。
シャワールームから引きずり出され、べっどに移り、口も膣も2人に犯された。
胸は後が付くほど強く握られ、お尻は真っ赤に腫れている。
頬も打たれすぎて赤く熱を持っている。
瞼は泣きすぎて浮腫んでいる。
久々のペニスに膣の入口はヒリヒリする。
ああ、もう最悪だ。
2人交互に私の口の中に射精を済ませる。
だが、まだ終わりじゃなかった。
もう2人は私をぶつのに理由は要らないらしかった。
ただもののように私をビンタし、首をしめながら、私を犯した。
「ほら!ビンタ気持ちいいだろ!?美玲!ええ!?いいって言え!」
「やだ!絶対に!言わない!」
「ほら!首絞めもいいんだろ!?言えよ!」
「やだ!やだ!言わない!ビンタも首締めるのも!ホントに嫌だから!」
「なんだ!その目は!」
バチっ!
「なんだ!その口の利き方は!」
バチっ!
「おら!美玲!いいって言え!」
バチっ!
バチバチっ!
「泣いてんじゃねー!いいって言わねーと、もっとするぞ!」
私は言わない。
結局、2人が満足したのは22:00を回っていた。
無警戒で2人は私を置き去りにホテルを出ていった。
出て生きざま、2人は
「特別手当だ!」
とテーブルに10万円、捨てて行くかのように雑に散らかして行った。
良かった、スマホには無事に録音されていた。
家に戻ると妹は、真っ先に察知した。
「お姉ちゃん!!大丈夫!?もしかして、行きあっちゃったの!?アイツ!?」
私は妹を見て安心した。
良かった、また妹を守れた。
私達は、その日、お互い抱き合って眠った。
翌日、社に電話を休む旨を電話した。
たしか社長は昼過ぎに打ち合わせに出勤する。
タイミングを見計らって私もしゃに行く。
昨日のスマホを持って。
「社長?少し宜しいですか?」
「ああ、美玲くん。どうしたのかね?ん?どうしたんだその顔!」
「社長に聞いて貰いたい事があります」
そう言って社長の目の前にスマホを出して、録音したものを聞かせる。
聞き終えた社長は、見たこともない憤怒の形相でインターフォンをとり
「部長に回してくれ・・・・なに!?なら、さっさと社長室のこいと言えっ!今すぐだ!」
「美玲くん、すまない。済まなかった。」
「いえ、社長。わたし、もう今日で辞めさせて頂きますので、これで失礼します。それから、今から帰って引っ越しします。社の履歴書に住所載ってますので。違う住所に。では、お世話になりました。あと、慰謝料ほしいので、訴えさせて頂きますので、ご覚悟を。では、失礼します」
こうして、社長がどの様に采配をしたのかは分からないですが、部長と義父は逮捕。
ニュースや新聞にはならなかった。
後日、弁護士と言う方が現れ
「この度は・・・」
と1000万円。
これは慰謝料だと言っていた。
これで妹にいつか立派な結婚式を挙げてあげられる。
だが、私より妹の方が背負った傷は深かったのだろう。
妹は事件が収まると
「お姉ちゃんに、紹介したい人がいるの」
私はドギマギした。
妹が、初めて家に恋人を連れてくる。
それまでは妹も男を嫌っていたのだけれど、素敵な人に出会えたんだなと嬉しくなった。
が、しかし。
当日、現れたのはとても可愛らしい女の子だった。
なんだ、お友達かとちょっと気が抜けたけど
「はじめまして由紀といいます。妹さんと本気で御付き合いささて頂いております!お姉さん、宜しくお願いします。」
妹は、多分私を見て心底に男を憎んだのだろう。
いつしか、妹は同性を好きになっていた。
でも、私も正直、嬉しかった。
妹が恋をした。
その事実が嬉しかった。
私も事実に今まで追い掛け回されて、恋だとか、恋愛だとか、考えてる暇も感じてる暇もなかった。
そうだ、私も同性なら愛せるのかもしれないと妹に気付かされた。
由紀ちゃん。
とても可愛くて、優しくて、素敵な子だった。
その隣に居たいももとても素敵な顔をしていた。
そう。
本来、こうした2人の気持ちの上で肌を重ねるんだ。
高揚した気持ちと優しい気持ち。
相手の存在を愛おしく思えるからこそ、快感が素晴らしいのだろう。
抱きしめたい人だから、繋がりたいんだろう。
由紀ちゃんは、この日を機にちょくちょく泊まりに来てくれた。
引っ越しも手伝ってくれた。
妹の学校に近いアパートを見つけられた。
これはこずえ先生のお陰だった。
社を辞めて私は再び、こずえ先生と連絡を取っていた。
こずえ先生は、事件にしなくていいの?とかアドバイスをくれたりしたけど、もうこれ以上、この事で大騒ぎするのも嫌だったからとこずえ先生に伝えた。
こずえ先生かぁ・・・
こずえ先生は、まだ32歳で独身。
高校では男子にも人気のあった先生で、綺麗で優しくて、みんなから好かれていた。
好きとか、私はまだ分からない。
でも、妹みたいに毎日が少しだけ、少しだけでいいからハッピーになれるならと
妹に
「わたしね、ちょっとこずえ先生に逢いたくなっちゃった。どう思う?」
妹は少し考えてから
「うん、いいと思う。私も忘れてない。綺麗で優しいあの先生でしょ?素敵」
と明るく微笑んだ。
私は、直接、電話だと緊張したのでLINEで送ってみる。
「先生、ちょっとお願いがあります。今度、お逢い出来ませんか?」
ちょっと卑怯だったかな?
こずえ先生はすぐに返信してくれて
「いいわよ?土曜日なら、学校もないし、私も予定ないから土曜日でどう?」
こうして、私的にはこずえ先生とデートのつもり。
土曜日。
私はエンジのワンピース、後ろに3つちょっと大きめなリボンが可愛いのを着て。
靴も新しく新調して美容院も行って、爪も綺麗にネイルしてもらって行った。
私を見たこずえ先生。
「美玲ちゃん・・・?す、凄く、綺麗!」
「そうだよね。私、気持ち的にもオシャレとかしてる余裕なかったから。いちどして見たかったの。似合ってますか?」
こずえ先生は、涙ぐみながら
「うんうん、綺麗!美玲ちゃん、本当に綺麗!良かった・・・」
こずえ先生は、落ち着いてから
「じゃ、私もオシャレしようかな?」
と、黒いカッコイイワンピースに着替え、バッチリメイクも決めて
私に顔を向け
「どう?これなら美玲ちゃんと釣り合ってお出かけできるかな?」
ドキドキした。
学校や普段見ていたこずえ先生じゃなかった。
テレビとか、雑誌でみるような別世界すら感じた。
凄く、綺麗で大人なんだなぁて関心しちゃった。
魅入っているとこずえ先生は、クスっと微笑んで察したのだろう。
「ね?美玲ちゃん?私とデートしよっか?」
「わ、わたし。」
「ほらほら、話はいいから♪美玲ちゃん、行こ?」
普通のファミレスで私はハンバーグを頼んだ。
(妹に食べさせたい)
先生も同じものを頼んだ。
「美玲ちゃん、美味しい?」
「うん、先生と食べてるからかなー?ちょっと味が分かんなくなってるけど、気持ちが美味しいよ」
「嬉しい!ね?妹ちゃんにもテイクアウト出来るから、買って行こ?」
「いいの?」
「うん!あたしが奢ってあげる。あ、それから、もう先生っての辞めない?」
「でも、私には先生だし・・・」
「ふふふ、美玲ちゃんがそれでいいなら」
こうしてテイクアウトのハンバーグをお土産に先生に送って貰った。
楽しかった。
帰宅すると妹も待ちわびていたみたいで玄関を開けると妹が飛びついてきた。
「お姉ちゃん!どうだった!?ね?どうだった!?」
はい!とお土産のハンバーグを渡す。
勿論、妹も滅多にハンバーグなんて食べれてない。
「うわぁあ!ハンバーグっ!いいの?ね?いいの?食べちゃうよ!?いいの?」
「うん、先生がね、奢ってくれたの。今度会ったらお礼言おうね」
ハンバーグにむしゃぶりつく妹が愛おしくて、ちょっと涙が出る。
「あー美味しかったぁー!先生、お姉ちゃん、ご馳走様!」
妹。
なんていい子に育ってくれたんだろう。
私は妹が好きだ。
でも先生とはちょっと違う好き。
そして妹に今日のことを話して聞かせた。
「お姉ちゃんさ、多分、先生、満更でも無いんじゃない?お姉ちゃんはどうなの?」
「わたしね、まだ好きとか分からなくて。」
「そうだよね。あんな事ばっかりだったもんね・・・お姉ちゃん、可哀想」
と抱きつく妹の背中を撫でながら
「ね?由美?由美?由美の事好きよ?大好き。でもこずえ先生の好きとはちょっと違うの。2人とも大好きよ」
「うん、私もお姉ちゃん大好き。でも由紀ちゃんに対する好きと違う。一緒だね。」
「そうなのかもしれないね」
「ね?お姉ちゃん?こずえ先生に告白してみたら?」
「えっ、怖いよ。怖い」
「大丈夫だよ!もし振られたら、私が今のお姉ちゃんみたいに抱きしめてあげる。」
「うん、そっか。こずえ先生に伝えてみる。振られたら由紀のここで泣くね」
「先生、ハンバーグありがとうございました。妹もとても喜んでました。私もとても楽しかったです!また、良かったら逢って貰えませんか?」LINEを送る。
するとまたすぐにこずえ先生から返信がくる。
「美玲ちゃん、私も久しぶりにオシャレして女の子とお出かけ出来て楽しかったよ!妹ちゃんにも喜んで貰えて嬉しい!また、土曜日で良かったら、来週どうかな?」
「やったー!土曜日!宜しくお願いします」
これを見た由美は「お姉ちゃん・・・バレバレだよね」と笑っていた。
「えっ!バレバレかなぁ?どうしよう」
「いいじゃん、どうせ告白するんだし、そんなバレバレなLINEでも先生、OKしてくれてるんだし、上手くいくといいね!お姉ちゃん!」
私には由美はとても大切な親友以上の妹だ。
こんな妹だ、由紀ちゃんと上手くいってないはずがない。
ちゃんと上手くいってるみたいだ。
土曜日。
私は決心していた。
この日はデニムのワンピース。ウエストを背中で編み上げてあってキュッと絞ってある。
美容院に行き、ネイルも塗り直して貰った。
こずえ先生は、ゆったりとしたパンツスタイルにきざらしみたいなシャツで、ショートヘアにオイルを付けて、大きめのリングピアスがとても大人に見えて、怯んだ。
こずえ先生の口には真っ赤なルージュがもう聞くまでもない解答だと解った。
カフェで待ち合わせしていたのだけれど、もう先生と言うより少し夜の街のお姉さんみたいなメイクの先生には凄くドキドキした。
目元も暗い紫で、眉もいつもより濃く、鼻筋もシャドーを入れていて、綺麗でかっこよかった。
「美玲ちゃん!今日も可愛い!」
「せ、先生も、とても、かっこいいです!」
「美玲ちゃん、ありがと!」
「先生、あの!」
「まって!」
と先生は私の前に手のひらを出し
「ちょ、ちょっとまってね。ふぅ。少し落ち着いてお話しようね、お店行こう」
落ち着いた雰囲気の少し暗めの照明のお店だった。
初めは就活の話し、妹に女の子の恋人が出来たこと、新しいアパートの事を話した。
先生もうんうんと熱心に聞いてくれた。
食事もして、まだ19:30頃。
先生が
「ね?美玲ちゃん?良かったら家でお茶してかない?今日ね、呼ぼうと思ってお部屋、可愛くしたの。来てくれる?」
「は、はい。いいんですか?」
「うん、もちろんよ」
こずえ先生のお部屋。
とてもシンプルで、アロマと言うらしい。とてもいい匂い。
ソファがとても柔らかくて、気持ちよかった。
私の正面にいきなり先生が座る。
凄く綺麗な先生の顔。
優しく微笑んでくれている。
白くて細い指。
きめ細かい先生の首の肌。
大きなリングピアスの耳。
いつしか、私はそうやって先生を観察していた。
先生も私を見ている。
「美玲ちゃん、わたしね」
先生が口を開く。
「はい」
「私もね」と先生は言い直してから
「ちょっと美玲ちゃんの事わかるんだ。美玲ちゃん程では無いけど、先生も昔、似たような事があったの」
初耳だったし、変な言い方だけど、先生が近く感じた。
けど、先生が言わない限り聞けない話だとも思った。
「でね。美玲ちゃんが最近ね、私のことをどう思い初めてるのかも解ってつもり。」
私はゴクリと唾を飲む。
「安心して。多分、私も同じ気持ち。だけど、私の場合、少し、美玲ちゃんより不純なのかもしれない」
「えっ。先生、不純って?」
「私の場合ね、美玲ちゃんは可愛いなとか。抱きしめてあげたいとか。ね?不純でしょう?それでもいい?でもとても大切に思ってる」
「先生も男の人は苦手?」
「うん、苦手。怖い。」
「先生、私と同じだぁ」
「そうね、同じ。」
「わたしね、美玲ちゃんが言ってくれたら応えようと思って今日、待ち合わせに応じたの。わたし、美玲ちゃんの事好きよ。凄く可愛いく思ってる。」
「せ、先生・・・」
「うん。美玲ちゃんも同じ気持ちで良かった。」
「先生・・・」
「美玲ちゃん・・」
こずえさんは、ずっと優しく私を抱きしてめくれた。
あったかかった。
また、家まで送って貰ったから、家にも上がってもらった。
妹もとても喜んで沢山、3人でお喋りした。
先生は
「ね?妹ちゃん?」
妹も
「先生、なに?」
「妹ちゃんは、お姉ちゃん好き?」
「うん!大好き!」
「良かった。あのね、先生もね、お姉ちゃん好きなの」
「うん、知ってるー」
「先生、女だけどいいかな?」
「当たり前じゃん!先生だから、いいんじゃん!わたし、大賛成!」
「ありがとう。由美ちゃん、優しい子に育ったね」
「うん、お姉ちゃんが優しいもん」
「そうだね、お姉ちゃんは凄く優しいね」
「先生も優しいからお姉ちゃん好きなの?」
「それもあるかな。1番は、微力だけど私が守った。みたいな自負があるの、先生にはね」
「自負ってなぁに?」
「自負って言うのはね、実績と経験を積んだ自信みたいなものよ」
「そうだね!先生が居なかったらあたし達、きっと今頃死んでたよ」
「でね。多分、ちょっと2人のお姉ちゃんみたいに思ってる所もあるの。2人が私を慕ってくれてたから」
「うんうん、お母さんでもいいよ!」
「でね、美玲ちゃんがこうして社会に出て、頑張ってる姿を見てね、ああ私は美玲ちゃんがすきなんだなって、ずっと守っていきたいなって、美玲ちゃんの笑顔を買うためなら、どんな事もしたいなって、そう思ったの。由美ちゃん、どうかな?先生じゃダメ?ね?美玲ちゃん?ちょっと不純だけどダメかな?」
「先生、私も先生の事、凄く頼りになるし優しく包み込んでくれる所が好きです!一緒に居て欲しいです!抱きしめて欲しいです!」
「なんだー?お姉ちゃんが初めてノロケたよ?先生」
「ありがとう、美玲ちゃん、由美ちゃん。これから、宜しくね」
「ね?先生、今日、家に泊まっていくの決定ね!先生とお姉ちゃんはあっちの部屋でねるんだよ?あたしこっち」
と妹は勝手に決めてさっさと自分の寝る場所に行ってしまった。
「あ、明日、日曜日だから、ね、泊まっていけるはいけるんだけど・・・」
とまで言うと突然、むくっと妹が立ち上がり
「つべこべいわない!先生は泊まっていくの!」
「は、はい、分かりました」
3人で布団に入り。
とは言っても妹と私の2組しか布団はないから、先生は私と同じ布団で
色んな話をしながら眠った。
妹の寝息が聞こえると先生は、キスしてくれた。
とても嬉しかった。
キスで嬉しいのは初めてだった。
もっとしたかった。
翌朝、先生と3人で早朝からやってるスーパーに行き買い物をして帰宅して、まともな朝食を先生が作ってくれた。
こうして、私はこずえさんと。
由美は由紀ちゃんと。
少し違う道を歩き始める。
私が先生に抱かれたのは付き合い初めてから2年必要だった。
嫌悪感と葛藤しなくてはと思ったけど、最初から気持ちよかった。
気持ちが喜んだ。
だけど、私は多分、これからもこずえさん以外は無理だろうなと思う。
こずえさんは、私の隅々を慈しんでくれる。
それはそれは大切に。
抱き合うだけで、涙も零してくれる。
そんなこずえさんに私はちゃんと感じる。
ちゃんと快感を得られ、満足できている。
これは、こずえさんが私を愛し、私も心からこずえさんを愛してる証拠なんだと思う。
妹が高校を出て、由紀ちゃんと同棲をキッカケに私もこずえさんの家に転がり込んだ。
こずえさんも先生を辞めて塾を立ち上げ、軌道に乗り始め、私は慰謝料で貰った1000万のウチ、300万は生活費や諸々で妹も承知で消費したけど、残りの700万は妹と350万づつ分けた。
いつも若々しくて美しいこずえさんの体に私は惚れ惚れしている。
こずえさんは、私の身体を惚れ惚れと褒め称える。
こずえさんに抱かれれば抱かれるほど暖かい物が私の中に蓄積され、私は満たされる。
それはこずえさんも同じだと言った。
由美もそうなのかな?
だと、いいな。
fin
追記
義父と部長の事は公にされてはいませんので詳細は省かせて頂きます。
また登場人物の名前は全員、仮名とさせて頂きました。
また、作中の会話や展開などもかなり脚色がある為、事実とは異なる事もおおいですが、私とこずえさん、由美と由紀の関係は事実で、いわゆる同性愛です。
しかし、私や妹の人生を決定づけた義父の存在は間違いない事で近親相姦にあたると思い、ここに告白させて頂きました。
今では、前向きに、こずえさんとの生活を大切に過去の忌まわしき記憶も手伝って、むしろ幸せと思います。