2020/06/01 06:31:10
(Y07ZaLLe)
第034話【美樹の半公開車内下着替】
車に乗り込むやいなや、助手席から美樹が抱きついてきます。
「どうしたの?」
「うん。何か、車に乗ったら無性にアツキさんとチューしたくなって…」
「あはははは。相変わらず美樹は言い方が可愛いねえ。」
そう言いながら、SUV車のエンジンをかけます。
「でも、今ここでチューしたら、見られちゃうかもよ。出口の正面だし。」
「アツキさんは嫌ですか?こういう所を皆に見られるのは。」
「いいや。美樹は平気?」
「うーん。平気じゃないかもですけれど、でも、見られるのも、ちょっといいかも。」
そう言いながらも頬を赤らめている気がします。
(本当にもう、30歳なのに甘え口調で…第一、いいかもって何だよ。)
そう思いながらも私も男、相変わらず積極的な美樹の台詞に半勃起しながらチューなるものをしております。
でも、最後まで美樹には翻弄されません。何故ならば、今日はこちらから仕掛けるものがあるからです。
しかし美樹の最近のチューはチューではなく、必ず舌を絡めるディープキスになっています。よって、簡単に終わるものではありません。
幸運な事にと言いますか、残念な事にと申しますか、美樹風チューの最中には誰も人は来ませんでした。
「あー、おいしかった。」
美樹が助手席でそう言いましたので、私は、
「美樹のチューで俺の生気吸われている気がしてくるなあ、特に最近。」
と言ってみると
「そんなあ、精気吸っちゃったら、このあとH出来なくなるじゃないですかあ。」
と返されます。
「おいおい、そっちの精じゃねえよ。生きている気の方だよ。」
「あはは。そっちでしたか。でも、後で、私が言った精気も吸っちゃうかもですよ。」
そう悪戯っぽい笑顔を浮かべて言います。
「それはそうと、美樹。プレゼント、プレゼント。」
そう言って、厚手のビニール袋に入れたものを渡します。
中身はピンクのシースルーショーツです。
股間部には、脱がずに肉棒や器具などを入れることができる様に中央に布の合わせ目、いわゆるスリットが入っています。
「すごいスケスケですねえ。いやらしいなあ。」
興味津々で見ています。
「美樹それさ?」
「はい?」
「今、履き替えてよ。」
「ええ!今ですか?」
「そう。スカートだから簡単でしょ?」
「そうですけれど。」
返答にちょっと時間を置いた美樹でしたが、スカートの中に手を入れて腰を浮かせるようにしながら、今履いているショーツを脱ぎ、それをくるくると丸めてバッグに入れると、
今私が渡したセクシーショーツに履き替えます。また、同じように腰を浮かしながら。
「どう?」
「あー、やっぱり生地が薄いから、何かスースーしますね。でも…」
「でもなに?」
「あー、Hっぽくっていいです。」
「そうかい。でも、まだあるんだ。」
私は、更にもうひとつの厚手のビニール袋を渡しました。
その中には、セクシーブラジャーが入っているのです。ごく普通のシースルーブラです。色は、ショーツ同様薄いピンクです。
「これもすごいですねえ。なんか布の面積小さいですし。」
美樹がまた目を輝かせながら手に取りそれを見ています。
「美樹、今ブラジャーしているの?」
「え、ええ。していますよ。普通に…」
私が渡したセクシーブラを手にしながら私の方を見つめます。
「ブラもこれに着替えてよ。」
「ええ!ここで、ですか?」
「そうだよ。だって、それを着た美樹を1秒でも早く見てみたいもの。」
恐らく、先ほどショーツを替えさせられた時にこれは予測していたと思われます。
そして、今現在の美樹ならば、私が言うこの言葉を断ることはしないはずだとも思っていました。
「はい。わかりました。でも、アツキさん。車は走らせてもらえませんか?」
はい、私はそのセリフを予測しておりました。
本当ならば、美樹の負担を軽減させるために車を走らせたいところですが、それをしてしまっては、今回のこの流れに反してしまいます。
「ダメダメ。こんな山道を運転しながら美樹の着替えを見ていたら、事故っちゃうじゃない。だから、ほら、早くぱっぱと着替えちゃおうよ。」
こう言ったのでした。
美樹は、バックホックを外したあと、一生懸命ブラウスの中からブラを引っ張り出そうとしています。
ブラウスを脱がずにブラ抜きをしてと思ったのでしょう。
しかし、今の美樹は風呂上がりであり、まだまだ体が湿っています。そう簡単にブラウスからブラジャーが抜ける訳がありません。
「ああ。脱ぎづらい」
そう美樹が呟きました。
「美樹、ブラウスを脱いじゃったほうが早くないか?」
そう提案します。
美樹はそれを聞いて覚悟を決めたのか、ブラウスの前ボタンを外し始めました。そして、それを脱ぎにかかりますが、
やはり体が湿っている分だけ、脱ぐのに手間がかかります。面白いほどブラに包まれた豊かすぎる両乳が揺れています。
「ほら、美樹、早くしないと、宿からお客さん出てくるかもよ。」
そう声を掛けたのは、美樹がブラジャーを脱ぎ、シースルーのセクシーブラを付け始めた時です。
セクシーブラは乳首を隠すことができないシロモノです。それを一生懸命付けようとしています。
「ダメェー。これ、小さい」
美樹が騒ぎます。
そうです。美樹の標準ブラは65のGかHの大きさです。
今、つけようとしているのは以前に付き合っていた65Eだった彼女が、付けたあとに「これちょっと小さい」って言っていた代物とほぼ同型のものなのです。
アンダーは同じサイズであっても、カップが小さく設定されている分、納まり辛い筈です。
しかも、バックホックの留め金をちょっと細工して変形させており入りづらくしています。
「あー、入らない。」
美樹が必死でブラを締めにかかったり緩めたりとしている作業で、時折そのシースルーブラからも乳首が見え隠れしています。
そんな美樹の苦悩をよそに、待っていたものが来ました。
そうです。あのオヤジ達が出てきたのでした。
「美樹、さっきのオヤジ達が出てきたぞ。」
「えっ!」
美樹は私の言ったことを確認するように、顔を上げました。
その時、恐らく、宿の出入口から出てきた彼らの目に入ったものは、真正面の位置に宿に向かってエンジンをかけながら停車していたSUVであり、その車内の助手席では、ほぼ裸同然の女がこちらを向きながら一生懸命スケスケのブラをつけようとしているという光景だったと思います。
当時の私のSUVは、後部座席の左右と背面の窓ガラスにはスモークを貼っておりましたが、前方の席には、正面のガラス上部がサンシェードになっているだけで、あとは普通のガラスと変わりません。
よって、間違いなくオヤジ達は美樹の行動には気がついたのだと思います。
私はそれを確認した後、車をスタートさせます。彼らの横を通り過ぎるように。
美樹は、ブラをつけるためにシートベルトをしておりません。
そして、車はオヤジ達の前を通り、その横をすり抜けていくように、小さめのカーブを曲がるように進んでいきます。
それによって、美樹は、ややバランスを崩し、留めようとしていたブラのバックホックから手が離れ、ブラから双乳が溢れ出し、事実上おっぱい丸出し状態でオヤジ達の傍を通ってしまったのでした。
ルームミラーでオヤジ達を確認しましたところ、慌てた様子で、蜂の巣を突いたとまでは言いませんが、騒ぎが起こっている様子です。