2020/06/09 06:12:30
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第050話【いつも二番煎じ】
この十数分後3人は、男湯の露天風呂の湯船の中におりました。
親父さんの汚い噴出物を綺麗にティッシュでふき、美樹の、濡れていた下の口処理も同じようにティッシュで丁寧に綺麗にさせました。
勿論、親父さんの噴出物を拭いたのは美樹で、美樹の股間を拭かせたというのは、オヤジさんにです。。
オヤジさんには申し訳ないのですけれど、美樹の膣に入れさせるつもりは毛頭ないので、せめて、しっかりと美樹の前穴だけは見せておこうと思っていました。それ故の行動でした。
とにかく、それを経て、現在、湯船に浸かっているのです。
3人湯船に浸かっているのですが、何か異様な雰囲気です。
いや、異様になるのは当たり前でしょうか。
とりあえず、この異様な雰囲気を打開するために私は、口火を切りました。
「オヤジさんどうだった?」
オヤジさんに感想を聞いてみることにしました。
「どうだったって。言われたってよお。あーまー気持ちよかったよ。ちょっと残念だったけれどな。」
「残念?何が?」
「そりゃあ、あんなになったんだもの。尺ってもらうか、やらせてもらうかじゃないか?アツキくんだってそういう立場になったらそう思わないか?」
(やれやれ、また、その理論を展開するのか)状態の私です。
「そう?俺だったら、願い叶えてくれて有難うって言うと思うな。だって、この間みたいに美樹の身体見たいって言うから、サービスしたつもりなのにさ?そのサービスが足りないって文句言っているようなもんだよ?」
「いや。アツキくん、お前…彼女の前でそれ言うか?」
「言うよ。オヤジさんは、美樹が見たいんでしょ?で、俺たちはプレイとしてそれを承諾した。じゃあ、それ以上なんてないじゃん。」
「だけれどよ?俺はどうするのよ?自分でやれってか?それとも、うちのばばあに抜いてもらえってことか?」
「そりゃあ、オヤジさんのところのババアに抜いてもらえば一番いいのさ。」
ここで、二人とも大笑いです。
「いやー参った参った。アツキくんには負けたよ。」
とりあえず、やや我侭なオヤジさん理論は論破した模様です。
「ところで、美樹はどうしてオヤジさんの尻に指突っ込んだのさ?」
何故、前立腺を攻めたのか彼女に聞いてみたくなりました。
「昔、ここをそうすると、気持ちよくて早く射精するって。教えてもらったので…」
「なにそれ?ひょっとして、また、聡か?」
私のその問に美樹はこくりと頷きます。
「はい…。そうです……ごめんなさい…」
「何だよ!また聡かよ。」
本当に、なんかいつも思うのです。何をやっても、聡の二番煎じなんだなって。
ものすごく悔しくなります。
この悔しさを、こともあろうに、この後で美樹にぶつけたくなってしまいました。