どこに書けば良いかわからず、ここにたどり着きました。
私は以前、仕事の関係で、某小さな港町にて下宿生活してました。
下宿といっても、大家さん宅の隣のアパートで、食事付きアパートみたいな感じになってました。
大家さん宅の大広間で食事をして、隣のアパートの自分の部屋に戻る、そうゆうシステムでした。
住人は私みたいな比較的長期の出張者、出稼ぎの建設関係の人、単身赴任の人など、様々でした。
部屋は六畳一間で、多少煮炊き出来るキッチン、トイレ、ガス風呂付きで、まずまず快適でした。
大家さん家族、下宿を仕切るお爺さんお婆さん、その息子さんとお嫁さん、孫二人、そしてその下宿を仕切るお爺さんの妹という、中年のおばさんが手伝ってました。
正確な年齢は不明ですが、おそらく五十代前半くらいと思われました。
名前は一応仮名で、靖子としておきます。
掃除や洗濯といったことが煩わしいと思った私は、合い鍵使って部屋に入ってもらい、掃除や洗濯をしてもらえるシステムをも利用してました。
何か盗まれたりしたら、いの一番に大家さん達が疑われる、だから私は信用してシステムを利用出来ました。
私がその下宿にご厄介になって、三、四ヶ月たった頃でしょうか?
大家さんからおかずの残りを多少いただき、翌日休みなこともあり、ちょっと晩酌をしてました。
時間はもう十一時を回っていたと思います。
トントン、ドアを小さくノックする音がしたような気がしました。
こんな時分に誰?
そう思ってドアを開けると、靖子が立ってました。
「ちょっとよろしいでしょうか」
そういって部屋に乗り込んで来ました。
気分良く晩酌してる最中、はなはだ迷惑と思いながらも、食事や私の場合、洗濯とか煩わしい物も頼んでる手前、邪険にも出来ません。
用件を問うと、なかなか切り出さない靖子、ちょっと苛立ちました。
「あの、時間も時間なので」
そう促すと、靖子は驚くことを言いました。
「私で良かったら、抱いていただけないでしょうか」
靖子、田舎のおっ母さんみたいな感じ、ちょっと丸々してました。
驚きましたが、この港町に来て以来、女の肉体に無縁だった私、迷いました。
お爺さんの妹以外、素性がわからないので、その辺りをちょっと聞いてみました。
靖子、出戻り女でした。
自らの不貞のせいで、家族から追い払われた身分だそうでした。
2017/03/05 04:08:22
(qBx/CDxO)