サイトでやり取りしている相手が私だと気づいてからも、ある程度は正体を隠したまま調教していただければと思います。

サイトからの言葉に踊らされて、まさか見下している部下が相手だとは思わない私をお好きなように調教して下さい。

下着置きや痴漢はもちろん、他人への見せつける露出や、そのまま襲われる展開でも大丈夫です。

NGは痛い事と汚い事、それからあまりにも高圧的な言動でしょうか。

趣味で覗いている露出調教系サイト。
サイトでのやり取りに夢中になり、夜更かしして翌日の仕事に身が入らないことも多い。
仕事では女性課長に毎日のように怒られてうんざり。
そのストレスを発散するように、更にサイト閲覧にのめり込むサイクルが出来上がっていた。

今夜もサイトを覗いていると、興味を引かれる書込みを見つける。
『残業中のOLがサイトに書込み…どことなく名前や体型が課長に似てるけど、まさかな…』
怒られるのは嫌だったが、上司の身体自体は性的な目で見ていた。
相手が誰かは分からないものの、何となく上司のことを想像しながらコメントを書き込む。

《はじめまして。わざわざQRコードを読み取って書き込むぐらいですから、心のどこかには興味があるのかもしれませんね。
彼氏とも別れて遅くまで残業とは、ストレスや性欲も溜まっているのではないでしょうか。
露出にもいろいろあるので、まずは経験してみるといいと思います
例えば、試しに今からショーツを脱いで、ノーパンで仕事してみましょう》

机のひきだしから出てきた本を見た瞬間、心が震えるような衝撃を受けた。

話には聞いたことがある程度の露出プレイと言うものが、突然目の前に現れ鼓動が高鳴った。

「何でこんな本を…。」

普段から説教を繰り返している困った新人の机から現れた本。その呟きも説教する時の口調そのものだった。

それでもなぜが心はときめき、身体は震えるほどに昂っていたのかもしれない。

「なんなのあの本…露出なんて変態のやる事でしょ…？」

毒づきながらも、サイトにコメントをアップしてしまった私は、そのサイトが気になって仕方なかった。

「興味なんて…あるわけないじゃない…。露出なんて変態のやる事だし…少しからかってやりたいだけよ…。」

書き込まれたコメントを読みながら毒づく私の目に飛び込んできた文字。それは明らかに私に指示する内容。

「まさか！ノーパンで仕事なんてあり得ないわ…！」

呟きながらもノーパンと言う言葉に身体の芯が熱く潤んでくるような感覚。
無意識に辺りを見渡し誰もいないことを改めて確認する仕草。

自分の行動が何かを行動するための準備に思えて思わず苦笑いを浮かべる。

「まさか…そんな事…できるわけないじゃない…。」

そう言ったものの、サイトに書き込みした時点で何かを求めていたのかもしれない。
誰もいないオフィスで少しだけスリルを味わってみたいと思ったのかもしれない。

そうでなければ、私がこんなサイトに書き込むはずなどないのだから…。

「そうね…ストレス…溜まってるのかもね…。性欲…それは…どうなのかしら…。」

露出にも色々ある…まずは経験…。試しに…。


そんな言葉に惑わされたのか、私は言われた通りに自席でストッキングとショーツをスルスルと下ろし、足首から抜き取ると丸めて机のひきだしの中へと押し込んだ。

「なにこれ…!?パンストとパンティ脱いだだけなのに…この頼りない感じ…スカートの中がスースーして変な感じ…。」

スカートを穿いているとは言っても、その中は裸と変わらない頼りなさ。そしてなぜが開放感に囚われて、普段では味わえない淫靡な感覚が込み上げてきた。

≪初めまして。
興味なんてなかったと思う…ただ…露出する人やさせる人って何をか考えてるのかな？って思っただけ…。
もちろんストレスはあるわよ？誰だってそうでしょう？
経験ね…まぁ…試しに経験してみないとやってる人の考えなんてわからないものね…？
いいわよ…？今からパンティ脱いでノーパンで仕事してあげる…。
でも…私は気持ちよくなったりしないと思うけど…。≫

あくまでも暇つぶしと言うスタンスで強気な書き込みをする私。
既に脱いでしまった事を隠したまま、脱いであげるとコメントをあげると、身体の芯から溢れ出す熱い潤みを感じる。

強気でトゲのある文章が、渡辺課長の説教とどことなく似ている。
ついついそう思ってしまうと、ノーパンでデスクに向かう上司が脳裏に浮かぶ。
まさかあの堅物女が露出に興味を持つとは思えない。しかし、バリキャリOLの渡辺がネットで知らない男から調教を受け、露出に嵌る構図が卑猥に思える。

『そういえば、あのエロ雑誌をデスクに入れたままだけど、まさか勝手に読んだりしてないよな…』

興味なんてない、誰しもストレスはある…そう否定しながらも、真美が結局パンティを脱ごうとするあたり、露出への興味が見て取れた。

《気持ちよくなるかどうかは、やってみないと分かりませんね。下着を身につけていない下半身の感覚や、オマンコの様子などに意識を向けてみましょう。ノーパンで仕事をしてみて、感想を書き込んでください。
オフィスに誰も来ないといいですね。それとも、誰もいない場所で下着を脱ぐだけじゃ物足りないかな？》

「ウソ…！パンティ脱ぐだけって…露出になるのかしら…？
でも…凄くドキドキする…。露出って…こう言うものなの…？」

デスクにお行儀良く腰掛けているように見えても、誰も知らない所では下半身に有るはずの下着は無い。

そんな頼りなさとアンバランスな感覚が私の心と身体を責め立ててくる…。

ふとサイトを更新してみると新しいコメントが届いているのに気づく。

「意識を向けてって…言われなくてもそこにしか意識は向かないわよ…。」

素直に人に従うことができないのは性分なのか、日頃の強気な上司としても面目なのか…。

独り言であっても強気なスタンスを崩すことはなく…。

≪そうね…やってみないとわからないわよね…？
貴方に言われた通りにパンティを脱いだわよ…？
そう…それにパンティを脱ぐときに一緒にストッキングも脱いだから…今はスカートの中には何も穿いてないわ…？
どうかしら…？これでいいの…？
でも…私はこんな事では気持ちよくなったりしないわよ…？
貴方は女性に露出させるのが好きみたいね？
他の女性は貴方の指示で気持ちよくなれたのかしらね？≫

強気で挑戦的な言葉をサイトにアップすると、サイトの中にあった言葉が私を追い詰めてくる。

「誰もいない…だからできるのよ…。こんな事…周りに人がいたら…気づかれたら変態だと思われちゃうわよ…。」

意味も無く誰もいないオフィスを見渡す事を何度となく繰り返す。

もしかしたら私の気づかないところに誰かいるのかも…。
そんな事を考えてしまうと、身体に電気が走ったような感覚と共に芯から溢れ出す熱い潤みも増していく…。

「ウソよ…誰もいないから…できるのよ…。誰かいて欲しいなんて…もし誰かいたらなんて…あり得ないわ…。」

頭の中にはこの状況でも周りに誰かいるような妄想を拡げていた。
近くに居る人に気づかれないようにスリルを味わうプレイ。

そんな淫靡な隠し事を持った自分自身に興奮を覚え始めていた。

≪誰もいないからできる事だしね…。もし誰かいても…気づかれる訳ではないから…どうって事はないんじないかな？
物足りないとか…そう言うことじゃなくて…誰かが来たとしても私は何も変わらないわよ…？≫

強気のコメントをあげていく。いつまでこの調子が維持できるかわからない。
しかしながらいつもの強気な私のままにコメントをあげて、そんな私が淫靡な隠し事をしているというアンバランスさに酔い始めていたのかもしれない。

「あぁ…そうかも…物足りないのかも…。でも…これ以上スリルを味わったら…もう…後戻りできなくなりそう…。
まだ…私に指示してくるのかしら…？
次はどんな…？想像しただけで…おかしくなりそう…。露出がこんなに…楽しいなんて…。」