佳史は、夕紀の中で、教師でも妻でもない部分が少しずつ現れ始めていることに歪んだ喜びを感じていたが、そんなことは全く見せないまま
「セックスって、男と女にとって大事なことですよね、本多先生？そんな大事なことが上手くない男なんて、男としての価値を疑いませんか？しかも、本多先生と旦那さんは数年の付き合いなのですよね、それなのに上手くない、気持ちいいこと教えてくれないじゃ、この先も男として期待できないですよね？」と質問形式で話してはいるものの、ピンクの霞がかかり始めた夕紀の頭に価値観を刷り込むような言い方でもあった。

「若くて強い男の肉棒は、オマンコの中に入っていても形や動きがよくわかるでしょう、本多先生？」とグリグリと押し付けたり、ジュッリジュッリと擦り付けたりして、快楽と肉棒の味を教え込んでいく。

そして、また肉棒が一回り、いや、二回り大きくなりはじめていく。
「やっぱり本多先生のオマンコの中はとても気持ちよいですよ。こんなオマンコとセックスできるなんて男として幸せですよ。ほらっ、私のチンポもビクンビクン悦んでいますからね」と普段の夕紀なら賛辞にならないような発言も今の夕紀には違った風に捉えてしまうことを佳史はわかっていた

「ああっ……悟さんを悪く言わないで……
悟さんは、杉浦くんみたいにセックスが上手じゃないだけなの……………」

杉浦くんの言葉に、夫を庇う言葉を返す夕紀。
ですが、それもなぜか夫を貶める言葉になってしまいます。
悟さんとは、交際期間も含めて7年近いつき合い。
なのにセックスの技術は杉浦くんと比べてまるで子供。
あの人にはセックスは期待できない…セックスを他の男性に求める気持ちが芽生えます。

「あおお……こんなの、知らない……アソコの奥をゆっくり押されて……こんな気持ちいいなんて……………」

いつもきつめの本多先生の面影は姿を消し、夫への信頼を揺さぶられている弱い女が腰を振っている姿がありました。

「本多先生の旦那さんは、こんなセックスの基本中の基本も教えてくれないのですか？私からしたら、そんなことを教えてくれてないのに、本気で愛しているのか疑問ですけどね」と旦那を男として見下したように言いながら、これがGスポットの気持ち良さだと言わんばかりに執拗に攻めていく。

目が快楽のピンク色に染まり始めた夕紀に対し、「もしかして、旦那さんは、ここの気持ち良さも教えてくれてないなんてことはないですよね、仮にも結婚してるんですからそんなことないですよね」と言うと、Gスポットのあたりから、子宮の入口をつついたりするように亀頭を押し当てていく。

ゴムが薄くなったことにより、夕紀の子宮は肉棒の先の形や熱さをさっきまでより実感させられていく

「……肉棒に、慣れて？」

杉浦くんの言葉に、一瞬意味がわからず首を傾げる夕紀。
クスッと笑うと、再び腰を遣いはじめます。

「そうね、慣れてきてゴムが気にならなくなるなら、ゴムありで問題ないわよね。」

むしろゴム無しを望む杉浦くん達に不利な話だと考える夕紀。
安心してセックスを楽しむ気持ちが芽生えます。

「あはん…これが、Gスポット？
気持ちいいよ……こんなの、悟さんは教えてくれなかったから……ああ、もっとして……………」

愛情の確認ではなく、快楽のためのセックス……私のセックス観が致命的に歪められていく過程を、歪んだ喜びで観察する杉浦くんを理解していませんでした……………

生でなければ、セックスしてもかまわないといった感じに思考が操作されてることも気づかない夕紀は抵抗なしに教え子の若い肉棒を受け入れてしまう。

「さっきまでと感覚違いますか、本多先生？もしかしたら、私の肉棒に慣れてきたのかもしれませんね」と何食わぬ顔で言いながら、さっきまでとの違いを意識させるかのように、Gスポットの辺りから刺激し始める。

「私も本多先生のオマンコに慣れてきたのですかね。Gスポットの辺りにあるザラザラした触感が肉棒でよくわかりますよ」と言葉で説明しながら、刺激していく度に夕紀の頭の中と、オマンコの中は淫らな色に犯されていく

「え？中出ししていいなんて言ってな……ああぁん！出てる！出てるぅ!!」

杉浦くんの言葉を聞きとがめる夕紀。
ですが実際に射精され、それがゴムの中に収まったことに安堵します。
でも、射精時の男性器の痙攣が、前回よりもゴムの分弱いことにも気づきます。
とはいえ、悟さんとのゴム付きセックスよりも杉浦くんとのゴム付きセックスに満足してしまったことも事実。
自分自身も絶頂を迎え、だるそうにベッドに横たわると、放り投げられたゴムから漂う生臭い匂い……

「ああ、杉浦くんもいっぱい出したのね。
……そうよね、前回のことを思えば、1回で満足する杉浦くんじゃないもの。
まだ30分近くあるのね。
じゃ、続きしましょう……んふ…ん、こら、イタズラしないの！」

まだまだ萎えず、上を向いた男性器に杉浦くんのタフさを感じます。
次のゴムを用意しつつ女性器を弄ぶ生徒を、軽くたしなめますが、どこか余裕のある表情。
本来の目的はすっかり忘れてしまったかのように見えます。

「ああぁ、入ってくる……あれ？さっきよりアレの形がわかる？」

ゴムの変化を知らない私は、よりフィットする男性器に少し戸惑います。

「本多先生に中出ししてもいいなんて言ってもらえて嬉しいですね。お言葉に甘えてこのままイカせてもらいますよ」とゴム付きであることはあえて言葉には出さずに告げると、このままイクためのピストンを繰り返す。

そして、最後に大きなひとつきをすると、
ビュルビュル、びちゅびちゅと音をたてながら射精を始める。
ゴムをしていたせいで、精子がゴム越しに何度も夕紀の子宮を刺激し、しばらく射精を続けた後、肉棒を抜き、そのままゴムを外すと、そのゴムを夕紀の顔のそばに投げ捨てる。

ゴムからは大量の精子が溢れていき、強い雄の臭いが夕紀の鼻をつく。

佳史は、生チンポをぐちょぐちょのオマンコの入口とクリトリスに何度も擦り付けて生チンポの感触を与えながら、近くにあったコンドームの袋を開けていく。

「まだ時間はありますからね、本多先生。このまま２回戦といきましょう。本多先生のオマンコもまだ物足りないみたいですしね」と言いながらゴムをつけると、すぐに挿入をする。
佳史は、夕紀には言わなかったもののさっきより薄いゴムをつけていたので、夕紀が受ける肉棒の感触はさっきまでとは異なっていた

「あっあ…セックスが、好きな訳じゃないの!!
ただ、この前の時から体が疼くの……セックスが好きになったの……」

辻褄の合わないことを口走りながらも、最初は下手だった腰遣いも次第に様になってきます。
杉浦くんの腰とタイミングを合わせて男性器の出し入れを行い、抜くときは先だけ残したところで留まり、入れるときは一気に根元まで。
とても数日前にレイプされた2回目とは思えないほど。

「……そ、そう？嬉しいわ。
ゴムしたままでも大丈夫でしょ？
先生、頑張るから。」

快感に溺れ、本来の目的が中出しを拒むことで『孕ませ会を解散させる』であったのに、『中出しを拒む』でしかなくなったことに気づかない夕紀。
セックスを楽しむ自分を自覚せず、男性器の膨らみから射精を予感します。

「出して、そのまま。
先生のオマ…アソコは、ゴム付きでも満足できるアソコなんだから……あっ…あ……私もイクかも……………」

男性器を咥え込んだ女性器が収縮し、精子を絞り出そうとします。

夕紀の変化にたしかな手応えを感じた佳史は
「本多先生はセックスが好きなのに、オマンコの奥を突いてもらえないなんて寂しいですね。そんなセックスじゃ正直物足りないんじゃないですか」と自分は奥をしっかり突けると言わんばかりに、いつの間にか入口付近を刺激していた肉棒が奥を確実に刺激し始めていた。

時間はそろそろ半分になろうとしていたが、夕紀はそのことに気づいていない様子であった。
「さすが本多先生のオマンコですね。ゴムをしていても気持ち良くてイキたくなってきましたよ。私はイキたくなると一回り固く大きくなっちゃうんですよ」と説明しながら、言葉通り肉棒を大きくさせていく。

その状態でピストンを繰り返されるだけで、夕紀の頭の中には先日の射精前のビストンを自然と意識させられてしまう

「セ…セックス好きなんて……そんなの……あっあああ……………」

杉浦くんの言葉を否定したい…でも気持ちいい……
自分より遥かに年下の生徒に弄ばれていることを自覚しつつも、快感に溺れてしまうことを自覚する夕紀。ゆっくりと男性器が奥に進んでいくのに、抗えない…むしろ喜んでしまう自分を止められません。

「あっ……ん…そんな奥まで……あっは……そこダメェ!!」

ダメと口にする顔は、明らかな笑顔。
まるで説得力のない言葉を放ち、次第に早くなるピストンを、肯定する言葉まで出してしまいます。

「あん！素敵……悟さんじゃ、こんな奥まで突いてくれない……凄い、凄いのぉ!!」

悦び、ベッドの上で仰け反る夕紀。
でも何故か、金曜日ほどの快感が得られていない、わずかな物足りなさも感じてしまいます。