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麻雀の勝負の末…1

投稿者:博之 ◆KXWS3sV.Cc
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2012/05/09 05:45:07 (wz3VZQAL)
土曜の夜、私、田原 博之43歳(仮名)は向井 雅人54歳(仮名)宅で 会社の同僚二人を連れて、趣味の麻雀を楽しんでいた。 この4人は、月に1回程のペースで土曜の夜に麻雀を楽しむ仲間だった。

妻 恭子36歳(仮名)とは結婚して13年、子宝には恵まれずずっと夫婦二人ですが、 仲もよく、一緒に買い物に行ったり夜の営みもまだ週に1回はありました。

麻雀という勝負事も好きでしたが、卓を囲みながらする会話も好きでした。 牌を叩く音とわいわい話す声を聞きながら、時折向井さんの奥さんが飲み物を出してくれたり、おつまみを作ってくれたり。
こんな雰囲気が好きでした。 やがて夜も更けてくると、奥さんも寝てしまい男4人になると最近奥さんとどうとか。 そんな話になりました。 すると向井さんが、
「博之くんの奥さんは胸も大きいし若いし羨ましいよ。 うちはもう何年もやってないね」 「そうですか?向井さんの奥さんもまだ色気ありますよ」
「そうかね?じゃあ夫婦交換してみないか?俺は恭子さんを、博之くんは うちのを抱けばいい。一度やってみないかね?ダメかな?」
「そんな、冗談でしょ?だいたいうちの嫁も奥さんも了解しないですよ」
向井さんは歳相応に髪も薄く、お世辞にもモテそうになくあっちも早漏だろうと、 そして、色気漂う奥さんもたぶん満足した事ないんだろうと勝手に思っていた。
俺も人の事は言えないが、向井さんに比べればそこそこ妻を満足させていると思っていた。 みんな眠気も限界に近づきオーラスにしようと俺が言うと、
「博之くん、この半ちゃん私が勝てば・・・さっきの話、前向きに考えてくれないかね?」
「えぇ?わ、わかりました。じゃあ俺が勝てば倍払いでいいですか?」
今日はなぜか好調でほとんど俺がトップ。結構稼いでいたし、今日は負ける気がしなかった。 「よし、じゃあ交渉成立。遠慮なくいくよ」 今から思えば最初から向井さんはこれが狙いだったのかもしれません。 次々に上がりだし、あっという間に点数はなくなり、負けてしまいました。
「うぅ・・・完敗。です」
負けてはしまいましたが、この話はおそらく実現しないだろう。
そう思い「詳しい話はまた後日ということで、いいですか? 妻にもいきなり話すと俺もですが、向井さんも軽蔑されてしまうかもしれませんし、 奥さんだってオッケーしないでしょ?」 そう言い、今日の分の精算を済ませて3人は向井さん宅を後にしました。 「なぁ、なんであんな話乗ったんだよ?」 と、同僚の一人が聞いてきました。
「まさか本気とは思ってなかったし、今日は勝てると思ったんだよ」 「くそっ、俺もお前の奥さんを一回は抱きたいと思ってたんだぜ」 「でも向井さんの奥さんも年はいってるが、本当にキレイだし色気あるよな。 もしかしたら、ラッキーかもしれないぜ?」 こんないつ実現するかもわからないような空想話をしながら自宅へと向かっていました。 帰るなり、風呂に入り疲れた身体を洗い流した。 そして、妻を起こさないようにそっとベッドに潜り込みすぐに寝入った。 土日と仕事が休みの為、深夜まで麻雀をした日は大抵昼過ぎまで寝ていた。 今日も例外なく、起きたのは1時を過ぎた頃だった。 ベッドを抜け出しリビングへ行くと、妻が昼飯を用意している所だった。 「やっと起きたのね。もうすぐお昼ができるから、顔を洗ってきて」 年下だが、結婚すれば年齢なんか関係ない。まるで母親のような言い方をしてくる。 生返事をしながら何気なく後ろ姿を見ていると、少し肉は付いてきたものの、 腰は少しだけくびれ、お尻はプリっとしている。 新婚の頃はエプロンの後ろ姿に興奮し後ろから抱き締めそのまま・・・ という事もあった。 ふと、昨日の会話を思い出し・・・ 「向井さんと恭子がねぇ。ははっ、ないない」 妻の中に入れた瞬間、発射してしまう情けない向井さんを想像し笑いながら 洗面所へと向かった。 食事をしながら、昨日の麻雀の話(夫婦交換の話は抜いて)ずっと勝ってたのに、 最後だけ負けた。でもトータルは勝った。そんな話をしていた。 なぜか久しぶりに妻を「女」として見てしまい、夜求めてしまった。 「アンっ・・・あなた。どうしたの?一昨日したとこじゃない」 あまり乗り気じゃないものの拒否をしてこない妻に 「今日はなんだかキレイだね」 「ふふっ・・・変なの。もしかして浮気してるとか?」 「そんな暇ないよ。疑ってるのか?」 「そうじゃないけど、夫が妻にいつもと違う事を言うときって なんかやましい事がある時って言うじゃない」 と、なんともじゃれ合いながらパジャマの中に手を入れ、胸を揉んでいく。 Fカップある妻の胸は揉み心地もよく好きだった。 「博之くんの奥さん、胸が大きいし・・・」 そんな話をまた思い出し頭から搔き消した。 パジャマを脱がせながら、自分も裸になり堅くなった乳首に吸いつく。 「アンッ。あなた・・・感じるっ」 妻の声に興奮し、パンティに手をかけ脱がせると、すでにそこは濡れ、 糸を引いた愛液が溢れていた。 指を入れると、クチュ・・クチュ・・とやらしい音を立て 「アンッ・・アンッ・・」 と、妻の甘い声を聞きながら顔を股間に埋め、ジュルジュルと吸い取るように クンニを始めた。 「アンッ・・アンッ・・・気持ちいいよぅ」 ひとしきり舐めた後、正上位で挿入。 腰を動かしやがて二人で果てました。 中から逆流する精液をティッシュで拭きとりながら、 「なぁ、気持ちよかったか?結婚してから、俺以外の男としたいと思ったことあるか?」 俺は本当に妻を満足させられているか、妻は俺以外の肉棒に興味があるか、 聞いてみたくなった。 「やっぱり今日の博くん変だよ。何かあったの?もちろん気持ちよかったよ。 博くん以外とねぇ・・・んん~興味がないと言えばウソになるかな。 でも、そんな事望んでなんかないよ」 浮気を疑った事もないし、おそらくしてないだろ う。だが、結婚する前も一人の男としか 経験がなかった妻はほとんど俺しか知らないといっても過言ではなかった。 イッたのも俺が初めてで、フェラもほとんど俺が教えたようなものだった。 セックスに対して積極的ではないが、求められれば拒否するような事はなかった。 続く。
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92
投稿者:ドキドキ
2012/05/19 08:37:30    (wfY7kWRT)
ドキドキですね。奥様はどうなるのか?今後の展開に期待をして、続きをお待ちしています
93
投稿者:**** 2012/05/19 09:07:06(****)
投稿削除済み
94
投稿者:続きを
2012/05/19 18:13:55    (wfY7kWRT)
続きを早く読みたいです。博之さん、お忙しいとは思いますが、続きをよろしくお願いします。
95
投稿者:セラミスト
2012/05/19 19:58:12    (oqFyHiDb)
ドキドキが止まりません。早く続きが読みたいです。
96
投稿者:博之 ◆KXWS3sV.Cc
2012/05/20 04:49:58    (V1rs/vfx)
続き遅くなってすいません。


リビングでテレビを見ていると、あのDVDをプレーヤーに入れっぱなしにしていた事に今更になって気づきました。
「や、やべぇ・・こんなのあいつに見つかったら大変だ」
妻がいつかは俺があの日撮影されたビデオを見ることはわかっているとしても、やはりそれを知られたくなかった。トレイの開閉ボタンを押してケースにしまおうと指を伸ばしかけた時に妻が戻って来ました。
結局抜き損ねた俺は慌てて手を引っ込め「向井さん、なんだって?」と、話を振ります。
少し帰りが遅かったので、二人がどんな会話をしていたのかも気になりました。
「えっ?うん、この筍はえぐみも少なくて、刺身で食べるのが特に美味しいんだって。
ぜひ博之くんのビールのつまみに。だって」
あっさりと嘘を付く妻。男は嘘を付くのが下手で浮気はすぐにバレ、女の浮気はわかりにくい。と、聞いた事がありますが正にその通りだと思いました。
「そうなんだ。じゃあ、今晩早速食べたいな」
「そうね。後は筍ご飯も作って。今日は筍づくしでいこうかな」
料理上手の妻は冷蔵庫に残っていた食材を使い、筍づくしの晩御飯になりました。

食事をしながら楽しく会話をし、その後はテレビを見ながら、コーヒーを飲む。
そんないつもと変わらない日曜の夜を過ごしていました。
俺は妻に見つかる前に早くDVDを隠したい。それが頭から離れませんでした。
「お風呂に入ってくるね・・そうだ、博くん。たまには一緒に入る?」
妻のせっかくの誘いでしたが、断ってしまいました。
「いいよ。また裸を見たら変な気分になるだろう?今日はもう充分だよ」
「ふぅんだ。博くんのケチ・・」とちょっとふて腐れた妻は一人で入っていきました。
変な気分になって欲しくて誘った妻。そうすれば向井さんの誘惑に惑わされない。そんな妻の思いを知らずに、風呂に入ったのを確認した後にDVDを抜き取る予定でした。

「そういえば、どこまで見てたんだっけ・・」
そっと風呂場に近づき、シャワーの音を確認すると再生ボタンを押しました。
すると、妻が向井さんの上に乗って腰を振って喘いでるシーンが映し出されました。
「あれ?おかしいな・・確か二人が風呂に入りにいくとこで停止したんだったよな」
考えられるのは一つしかありません。そう、DVDを抜き忘れた事により妻が観てしまったのです。早送りをして自分が向井さんに抱かれてるところを。

こんな事なら、妻と一緒に風呂に入っていればよかった。後悔しても後の祭りです。
妻はあれを見てどう思ったのか。また向井さんに抱かれたいのか・・もしそうなら・・
向井さんを見送る時、もっと別の話をしたのではないか・・どんどん悪い方へと考えが行き、昨日のスッキリした気分はどこへやら、昼間妻を満足させれなかった事もあり不安が募ります。
ふと、テーブルにあった妻の携帯が目に入りました。
「まさか、俺に内緒で逢ってる・・なんて事ないよな?」携帯を見ればわかるかも知れない・・・・「イヤ、それはダメだ。もし見てしまってメールのやり取りがあったら・・」
ずいぶん迷いましたが、結局妻の携帯を見る勇気はなく、本来の目的「DVDを隠す」事にしました。ケースに入れて、DVDを置いてあるラックにしまいました。
「あぁ、いいお湯だった。博くん、お先」
「あ、あぁ、俺も入ってこようかな」
バスタオルに身を包みシャンプーの穂のかな香りを漂わせ、上気した顔・・ゴクッと生唾を飲んでしまった程、艶っぽい妻の姿。
向井さんも、妻を抱きたいと思っているのだろうか。見惚れていると。
「どうしたの?ジロジロ見て・・やっぱり変な気分になってきたの?」
と茶化してくる妻。昼間の失敗が自信を失くし、今はエッチしたところで演技交じりの喘ぎ声に興奮して情けなく果ててしまう。そんな自分しか想像できなくなりとても、抱く気にはなりませんでした。
「せっかく風呂入ったのに、また汗かくだろ?入ってくるよ」
逃げるように風呂場へと行きました。

つづく。

97
投稿者:続きを
2012/05/20 05:24:22    (H5YpL15o)
お忙しい中、更新ありがとうございます。ドキドキ興奮しながら読ませてもらってます。続きが凄く気になります。お願いしますね。
98
投稿者:なお
2012/05/20 09:27:29    (aqJ.NtjZ)
奥さんは火曜日に電話をするのですかね?
次回も楽しみにしてますよ。
99
投稿者:博之 ◆KXWS3sV.Cc
2012/05/20 13:57:04    (V1rs/vfx)
みなさん、こんにちは。いつも読んで感想頂きありがとうございます。
楽しみにしながら読んでくれてると思うと、とても嬉しいです。

なおさん。本当にいつもありがとうございます。ファンと言ってくれて
感激です。

トニオさん。は、関西の方なんですね。トニオさんの優しい心には
嬉しく思います。読んでくれるのも嬉しいのですが、おそらくこれから
トニオさんの望まない展開になります。ですので気分を害されたのなら
これ以上読むのはやめたほうがいいと思います。
100
投稿者:博之 ◆KXWS3sV.Cc
2012/05/20 13:57:26    (V1rs/vfx)
続きです。


「ふぅぅ・・俺ってほんとバカだよなぁ・・恭子傷ついてなかったらいいんだけどな」
つまらぬ嫉妬心から傷つけたのではないかと、一人反省しつつも、やはり不安はあります。
もし妻が、向井さんとこっそり会っていたら・・俺は許せるのか。
セックスで満足をさせられない俺、何倍も上手く、精力のある向井さん。
俺が女なら間違いなく向井さんを選ぶだろう。
「はぁ、どうしたらいいんだろ・・」
麻雀の賭けが思わぬ仇となり、自分の芽生えた相反する感情に苦しんでいました。

風呂から上がりリビングに戻ると、妻の姿はなく、先に寝室に行ったようでした。
ビールの飲みながら、ふと風呂上りの妻の体を思い出し、ムラムラしてきた俺はまたDVDを再生し、続きを見ました。
俺とのセックスでは見せない、妻が腰の使い方を教わりながら目をトロンとさせ喘ぐ姿。
向井さんの体を舐めながら徐々に肉棒に向い、やらしく舐める姿・・悔しいですが、やはり妻が向井さんに抱かれているのを見るととても興奮する自分がいます。
そして自分の手で処理し、ビールを飲み干すと今度は抜くのを忘れずにDVDをしまい、
妻のいる寝室に行き、起こさぬようにそっと隣で寝ました。

月曜日。
「おはよう」
朝食の準備をしている妻に話しかけました。
「あ、おはよう」
いつもと変わらぬ笑顔。昨日の事は気にし過ぎのようでした。
「いってきます」と仕事へ行きました。

仕事をしていると、11時過ぎ、携帯が鳴りました。向井さんからです。
「はい、もしもし。おはようございます。昨日は筍ありがとうございました。
お勧めの刺身も頂きました。とても美味しかったです」
すぐに、昨日のお礼を言いました。
「お勧め?あぁ、そうか、それはよかった。
博之くん、仕事中に申し訳ない。昼闇にご飯一緒にどうかなって思ってね。
予定はあるかな?」
「いえ、大丈夫ですが、12時半からになりますがいいですか?何か話でもあるんですか?」
こんな風に向井さんに誘われる事もあまりなく、どんな話をするのか気になりました。
「それで構わないよ」
会社近くのそば屋で会う約束をし、俺の質問に答える事なく向井さんの方から電話を切りました。

電話を切った後、気になる事がもう一つ、おそらく刺身の話は妻の作り話だと言うこと。
そして本当はどんな会話をしていたのか。
そんな些細な事が気になるようになっていました。

そして昼休み、歩いて5分程のところにあるそば屋に入ると、既に向井さんは席に座ってました。
「すいません、遅くなりまして」
「いやいや、私の方こそ、急にすまないね。ここの天ざるそばが無性に食べたくなってね。
一人で食べるのも寂しいし、と思って博之くんを誘ったんだよ」
それはただの口実、何か話があるはず。と心の準備をしました。
「そうですよね、ここの天ざるそばは確かに美味しいですよね」
話を合わせ、食事を進めていると、「博之くんに話すべきか、ずいぶん迷ったんだけどね」
来た。と、思いました。
「後からバレるのも嫌だったし、だけど奥さんの為に話していいものか・・でも私にとっては博之くんも大事な友達だから、失いたくないと思ってね。昨日、私のわがままを奥さんに伝えました」
やはり筍の話は嘘でした。向井さんが妻に何やら話したようです。
俺は向井さんがどんなわがままを言ったのか、ドキドキしながら待ちました。

「実はね・・」まだ話すのを迷っているような、真剣な表情。こっちまで緊張が走ります。
「向井さん、俺なら大丈夫です。向井さんを。妻を信じていますから。話して下さい」

「ははっ、そう言われると余計に話しにくくなるな・・でもここまで来て話さない訳にはいかないね。実は・・一度きりと心に決めていたんだけどね、私の体が奥さんを忘れられないんだよ。博之くんには本当に申し訳ないと思っている。
だけど思い出すんだよ。奥さんの声を・・表情を・・中を・・思い出にと撮影したビデオを何回も見ながら一人で・・我慢しようと思ったんだが・・」
真剣に話す向井さん。俺の想像が現実になってしまいました。
もう一度抱きたいと言われたとき、俺に許す気があるか・・
湧き上がる寝とられ願望と独占欲。
「それで・・恭子に何て言ったんですか?」鬼気迫る俺の表情に、
「奥さんの事が忘れられない。もう一度逢いたい。と、言いました。奥さんもあのDVDを見て思い出したようで、恥ずかしそうに一人でしたと。答えてくれました」
やはりDVDを抜き忘れたのは失敗でした。俺ではなく、向井さんに抱かれるのを見ながら一人でしていたなんて・・その後抱き合ったのも向井さんを思い出していたのか。
頭が混乱しそうでした。
「いつ・・ですか?」
「明日の昼、家内がいないんでね。もし奥さんも私と同じ気持ちなら電話をくれないかと、実は最初の夜に連絡先を交換していたんだ。博之くんが奥さんへの嫉妬でどうしようもなかったら私がなんとかするからと。今まで黙っていてすまなかった。
だが、連絡したり、二人でこっそり会ったりなんて事は一切ないよ」

「まだ妻からの返事は・・ないんですか?」
あまりの衝撃に乾いた喉をお茶で潤し、聞きました。
「あぁ、まだ、ないよ」
「妻は・・どうするでしょうか・・?向井さんは連絡が来ると思いますか?」
「正直、わからないね。奥さんが博之くんを愛してるのは紛れもない事実。でも、私との繋がりで何か自分の中に変化を感じたのも事実。奥さん自身もまだ迷っているのだと思うよ。どうしても止めたいなら今夜、博之くんがこの話をして、断るように説得したとしても私は構わない。
その可能性も含めて博之くんに話そうと決意をしたんだ。
もう一度奥さんを抱く事ができるか。
私の好きな賭けだね。
博之くんが奥さんにこの話をせず、奥さんが私に連絡してくる、僅かな可能性に賭けたんだ」
「わかりました。以前、向井さんに器が大きいねと言われましたが、俺はそんな人間ではありません。それに、本当に器が大きいのは向井さんの方です。
俺に話さずバレないように妻を抱く事は容易なはず。それを話せる向井さんに俺なんか勝ち目がありません。昨日DVDを見たとき、妻から話を聞いていたものの、映像でみる妻の姿に聞いたこともないような声に、俺も妻をあんな風にしたいと思いました。と、同時に向井さんに抱かれ悦ぶ妻を見て何とも言えない興奮を覚えたのも事実です。結局妻を向井さんのように喜ばせることはできませんでしたが」
一気に自分が思っていた事を話してしまいました。

「博之くんは本当に正直者だね、奥さんは博之くんのそういうとこが好きなんじゃないかな・・それが魅力なんだと思うよ。麻雀でその性格はマイナスだけどね」
ニッコリと笑う向井さんに「妻が浮気をするのは嫌だけど、向井さんなら・・」不思議とそう思いました。
「もし、妻がオッケーしたなら・・俺では味わえない何かを求めてきたなら・・その時はお願いします。ただ、詳しい話を聞かせてくれますか?」
今回は俺達夫婦同意の元ではない。撮影はおろか、妻から話を聞くわけにもいかず。
「わかった。奥さんから断わりの連絡があるかもしれないし。まだ本当にわからないが、
もしそうなったら水曜にまたここで話をするよ」
「じゃあ、俺はこの話は聞かなかった事に、妻には一切話しません。俺も妻がどうするか知りたいです」

「ははっ、やっぱり博之くんは器の大きい男だよ。そろそろ行こうか」
さっと、伝票を持ってレジに向かう向井さん。
「すいません、ご馳走になります」
「いやいや、いいんだ。博之くんを少なからず傷つけたお詫びだよ」
そう言って向井さんは帰り、俺は会社に戻りました。

つづく。

101
投稿者:コナン
2012/05/20 17:01:21    (dizJit6F)
凄い会話ですよね!!愛する妻を抱いた男と、その肉体に魅せられた人妻の亭主が対面で、「もう一度抱かせてくれ」「妻次第、その時は宜しく!」
正に男と男の対決ですね。火曜日が見ものです。
結果を楽しみにしています。
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