2025/09/14 23:10:37
(vC45YiqC)
それから暫くはSさんスパイスにして盛り上がった(つもりだった)
日を追うごとに祐子の態度変わって来た。ちゃんと逝く。でも違う。
そんなある日帰宅した。いつもなら「おかえり」って迎えてくれる祐子がいない。
1階も照明付いてない。2階から声が聞こえる。ゆっくり階段上がっていくと、半分開いたドアから声が聞こえる。
思い切ってドア開けた。祐子のベッドに全裸のSさんの上に乗ってる祐子。
はだけたブラウスとスカート、付けたまま。
「おかえりなさい」とぼけた顔してSさんが言う。続いて
「え、見ないで!」ビックリした顔で祐子が言う。
「もうすぐ終わるんで、ちょっと下で待っててくださいね」
事も無げにSさんが言う。反論も出来ずに部屋出ようとしたとき
「逝く逝く、又逝っちゃう。S逝く! 頂戴 いいの 頂戴!」
家中響く声出した祐子だった。
1階のリビングのソファに腰下してると、Sさんが降りて来た。
冷蔵庫から麦茶出すとゴクゴク飲み干した。そしてゆっくり私の方を見ると話し始めた。
「今、祐子の中に射精しました。出来るかもしれません。出来たら、その時は裕子と決めます。
生むとか生まないとかじゃなく、その子をどうするか。 つまりお父さんどっちにするかです。」
そこまで聞いて目の前真っ暗になった。
妊娠、子供 そんなの考えた事無かった。
そんな時、祐子が2階から降りて来た。ブラウスを通して乳首が透けている。
祐子とSさん交互に見た。Sさん察したように、
「気づきませんでしたか?」笑いながら祐子を抱き寄せた。抵抗もなくSさんの膝の上に抱かれる祐子。
「パブロフの犬ですよ。映画館で私に抱かれ、この家で抱かれた服装。それを身に着けることによって
私はSに抱かれるんだ、って感情植え付けた訳。だから温泉言った時、
似合ってるねって言ったら、それだけで祐子準備整ってたでしょ?」
思い返すと、確かに祐子、その時身体ビクンって震わせてた。
「今日も、来る時(いつもの恰好で)って言ったら下着付けず迎えてくれました」
Sさんの話聞きながら祐子、下向いてじっとしてる。
「これからは、祐子抱きたいときいつでも来ます。あ、強引になんてしません。合意の時だけです。ゆうこが抱かれたい時だけです」
祐子見た、相変わらず下むいたまま。
思わずSさん殴りそうになった。でも出来ない自分分かってた。
「あ、3流小説の様に祐子に指一本触れるななんて言いません
でも、合意の上でして下さいね。夫婦間でもハラスメントあるみたいですから」
「はっきり言います。さっき祐子の中に出したって言いましたよね。何でかわかります?
あなた、卓也のせいですよ!」
いきなり卓也って呼び捨てにされ、私のせいだって・・・。
帰るsさん玄関まで見送った祐子、そこで抱きしめられキスされた。抵抗もない。
暫くしてリビングに帰って来た祐子の眼には大粒の涙。
「何で、こうなっちゃったんだろう、卓也が好きで好きでたまんないのに」
リビングに立ちすくむ祐子に何も言えなかった。
エンド です。