2024/05/19 11:58:12
(98gDNm6R)
先週末、別れて10年の元妻に会ってきた。
元妻との離婚は、田舎育ちの元妻が街の暮らしについていけず、心を病んだから。
街と言っても地方の県庁所在地、中核市ではあるから、そこそこの都会だけど、東京ほど殺伐としていないと感じるのは、俺はこの街で育ったからかもしれない。
元妻はこの街の短大に進学して、そのまま就職して田舎に帰らなかった。
若いうちは良かったが、12年前に結婚して、20代後半になって、心を病んだ。
家庭と仕事の両立ができなくなり、仕事を辞めたまでは良かったが、部屋にこもるようになった。
買い物にも行けず、俺が買い出しして帰宅してた。
ある日、実家に帰ると置手紙を残して、消えた。
俺は、休日に元妻の実家へ向かった。
凄い田舎で、古民家風の建物が平気でいくつも残ってる場所で、空気がきれいだった。
小川のせせらぎが聞こえて、都会の喧騒とは違ってた。
ああ、ここで育てば街場は無理かと納得だった。
元妻は、離婚届を持っていた。
俺は、元妻の居¥実家に一晩泊めてもらい、じっくり話し合った。
別れを受け入れて、部屋を出るために一度アパートに連れ帰った。
一週間かけて荷造りして、最後の夜を過ごした。
元妻の乳房、最後の愛撫、元妻のオマンコ、最後のクンニ、そして最後のフェラ…
夫婦として最後の営み、元妻、喘ぎながら泣いていた。
虚ろな表情で喘いでいたけど、哀し気なまなざしで俺を見つめてた。
最後の射精を元妻のお腹にかけて、夫婦の営みを締めくくった。
翌朝、俺は仕事に出かけた。
「それじゃあ、行ってくるよ。気を付けて帰れよ。さよなら。」
「うん…さよなら。元気でね。」
「10年後、あの公園で会わないか?12時に。一緒に飯食って、お前が無事なのか確認したい。」
「分かった。10年後、私たちが出会った公園に行くね。」
そう言って家を出た。
そして、昼休みに離婚届を提出した。
夜、帰ると、元妻と元妻の荷物が無くなっていた。
もの凄い喪失感と淋しさ、俺、まだ元妻が好きだったから、スーツ着たまま泣いた。
泣きじゃくって泣いた。
四つん這いになって、床を拳で叩いて泣いた。
哀しかったし、悔しかった。
子供ができる前に別れて良かったのか、それとも子供がいたらまた事情が変わったのか、色々と考えあぐねて泣いた。
7年前に再婚した妻との間には、5歳になる子供がいる。
今の妻は元妻ほど可憐な女じゃないけど、都会的な美人だ。
セックスも積極的で、遠慮しないで楽しむタイプで、頼めばオナニーショーも見せてくれる。
マイディルド持ってて、それをオマンコに入れてこねくり回して、ヒイヒイとヨガってる。
俺、その様子見て、ああ、妻はあのあたりを突かれると感じるのかと参考にして、妻をオナニーの時なみにヨガリ狂わせている。
「あなた、見て。あなた以外のチンチンで感じてる私を見て…アァ、イイ、あなた以外のチンチンにイカされるされる私を見て~~」
妻のあんな姿見せられて、勃起しない夫はいない。
俺もチンポ扱いて、
「大人の男の恥ずかしいオナニー射精を見ろ。出るぞ出るぞ…」
ディルドオナニーでヨガリ狂うう妻に、オナニー射精の精液をぶっかける。
俺じゃない、でぃるでにイカされる妻を見て、嫉妬心がらする射精は最高だ。
月に1回くらい、こういうプレイをすることがある。
先週末、元妻に会いに公園に行ってきた。
藤棚の下のベンチで待っていると、元妻がやってきた。
お互い30代後半、年を重ねた二人は、10年前とは違う指輪をしていた。
「お前も再婚したのか。良かったな。」
「ええ、幼馴染がもらってくれたの。」
遠路はるばる、足を運んでくれたんだ、メシ、奢るよ。
「いえ、もう帰るわ。」
「今来たばかりなのに?」
「ええ、あなたが元気で幸せなのが分かれば、それでいい。」
元妻がベンチを立った。
「そうか。帰るか。それじゃあ、もう、会うこともないけど、元気でな。さよなら。」
「あなたも元気でね。さよなら…」
元妻が駅へ向かって歩き出した。
見送りに行こうかと思ったが、今、さよならを言ったのだから、止めておいた。
公演を出るとき、振り向いた元妻が手を振ったから、俺も振り返した。
元妻、可愛らしく年を重ねてた。
まだ、元妻を好きな気持ちが残ってることを感じた。
ほんの数分の再会だったけど、俺は、10年前の約束を守って、元妻がはるばるやってきてくれたことがとても嬉しかった。
それは、この10年間、俺のことを忘れないでいてくれたということだからだ。
お互いが元気なことを確認できたから、この先、もう、会うこともないから、お互い忘れてしまうかもしれないけど、それはそれで、もう、人生に関わることのない人だからいいと思った。
ただ、この街には、元妻との思い出がちりばめられているから、ふとした瞬間、楽しかった元妻との思い出が蘇るときがある。
そんな時、元妻は元気かあなと、遠く離れた元妻を思う。
この街にいては、元妻を幸せにできない以上、別れを受け入れたが、もし、元妻と暮らしてたらどうだったろうと思うことがある。
心を病むことなく、この街に馴染んでたら、きっと幸せな結婚生活ができてたと思う。
今の妻との生活に不満があるわけではない。
飛びきりスケベな妻を好きだし、楽しいセックスができている。
ただ、もしかしたら生きていたもう一つの暮らしに、哀惜を感じる。
そんな、元妻との再会だった。
これで元妻は、もう、会えない人になった…