−−−天ぷら屋→ターミナル駅−−−
「えぇ、宙斗さんの言う通りゆっくり食べてくださいで、それに…ねっ?◯◯ちゃん、また莉奈ちゃんと遊ぶよね?」
◯◯「うん、あしょぶー、んっと…?おにぃたんはりなちゃんのこいびとなの?」
「それは…うん、恋人だよ。」
◯◯「そうなんだー、じゃあ、パパしゃんとママちゃんと同じようにチューしてる?」
「えっと…、それは……。(どう答えたらいいんだろう、それにしても宙斗さんも子ども好きなのね。
◯◯ちゃんの手を拭きながら朝香さんに聞きながら食べ物渡してるし気遣いも…、宙斗さんとの間に将来、子どもが居たらこんな感じなのかなぁ?)」
食事が終わると一緒に店外へ、駅と電車が一緒で◯◯が莉奈の膝の上に座ると駄々をこねる、隣に宙斗も座るよう要求すると動物園に行った話をとめどなく宙斗と莉奈に話し出す。
「◯◯ちゃん、とても楽しかったのね、よかったね。」
◯◯「とってもたのしかったのー、こんどはりなちゃんとおにぃたんもいっしょにいこうー。」
そんな話をしていると井ノ原一家は下車していく。
バイバイと大きく手を振る◯◯に向かい宙斗と莉奈も手を振る。
「宙斗さん、お疲れ様でした、◯◯ちゃん、可愛かったですね。」
−−−ターミナル駅→地元駅→ターミナル駅→rifugio segreto−−−
宙斗と莉奈の後を付けている海斗がふたりの動きに戸惑っている。
海斗「?」
紗栄「海ちゃん、どうしたの?」
海斗「いや、地元駅に着いたのにまたターミナル駅に向かってるんだよ。」
紗栄「誰が?」
海斗「宙と彼女がだよ!!怒」
紗栄「えっ?浮気?驚」
海斗「莉奈ちゃんがそんなことする訳ないだろ!宙だ、宙が俺の悪口言ったから莉奈ちゃんが別れたいって言い出したんだ!」
紗栄「(それって彼女じゃなく元カノじゃん!未練たらたらってことか。笑
今揉めたら私追い出されちゃうよね、それに宙斗の味見もしてみたいし…、ここは。)
海ちゃん、ここはさ、泳がせてしっかり尻尾掴まないとだよ、そうだ!なんなら私がお兄さんに接触してそれとなく聞き出そうか?」
海斗「そうだよな、紗栄、冴えてるな、宙に会うってこと?それはなー、弟の彼女に手を出す奴がもだからな。
(紗栄まで取られてたまるか!)」
引き返す電車の中で身構える莉奈、普通にしているつもりだけど海斗が近くに居ると解ると嫌悪を感じてしまう。
「(小声)rifugio segretoにご迷惑にならないでしょうか?」
rifugio segretoに入店して森田が以前、来店の際、カカオカクテルを飲んでいたからと珈琲が好みなら〝チョコ・コラーダ〟を珈琲が苦手なら宙斗もウイスキーを飲んでるから〝ジェントルマンズ・ショコラ〟を薦めてくれる。
宙斗が莉奈が珈琲は苦手だと伝えると森田はジェントルマンズ・ショコラを用意してくれる。
暫くすると案の定、海斗が乱暴にドアを叩き長野に断れると店の前で待ち伏せを始める海斗と紗栄。
「宙斗さん、後を付けてくるくらい海斗さん、まだ諦めてくれてないんでしょうか?新しい方が居らっしゃるなら諦めてくれたらいいのに…。
海斗さんが失礼な人とやっぱりオーナーさんも思いますか?」
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