ーーーーー美術館館内ーーーーー
企画展をゆっくりと見ながら、他の観覧者の邪魔にならないように小声で話す二人
「莉奈の子供ってことは、お父さんの孫か…
それなら美術にも造詣が深い子に育つんじゃないかな。
(更に小声:その子供が俺の種だったら嬉しいし、
俺は今その可能性がある男の最短距離にいるんだよな。)
もし僕の子供を産んでくれる女性がいたらの話だけど、
僕の子供には小さいうちに色々な経験させてあげて
将来は本人の好きなことをさせてあげたいな。」
企画展のスペースはいつの間にか見終え、続いて常設展のスペースに。
「これこれ、僕の好きな絵。この荒々しい自然見てると、
自然の大きさ思い知らされちゃって、最初に見た時に引き込まれて
それから何度かこれだけを目当てに通ってたっけ。
働くようになってからはご無沙汰だったけど、やっと再会できた(笑)」
その後も順路に添って鑑賞を続け、入口に戻って来る。
時刻を確認するためにスマホを見ると、メールの着信があるのに気が付く。
「いつの間にかお昼過ぎてる…お昼はここの近く商店街で食べ歩きでいい?
それとも〇草とか〇洲に移動して食べる?
もう一度トイレ行っとくから、考えといて。」
そう言うとトイレに入っていく宙斗
ーーーーー准一へメールーーーーー
個室に入り准一からのメールを読み、
「全く准の奴は…」
【加工してエロくって、加工しなくてもなかなか魅力的な服だぞ。
楽しそうな写真送ってやるから楽しみに待ってろ。】
ーーーーー美術館入口ーーーーー
「ごめんごめん。お待たせ。。そうだ折角だから、外の彫刻のところで写真撮ろうよ。ついでにツーショットも撮ろう。パンフレットと写真いいお土産になるでしょ。
勿論ちゃんとしたお土産は別に用意しなきゃだけど。」
莉奈の答えを聞き、再び前庭へ。
一番大きな彫刻の前に莉奈を立たせて、スマホで写真を撮っていくと、
莉奈の隣に移動して、腕を一杯に伸ばしツーショット写真を撮り始める宙斗。
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