2024/08/14 21:10:51
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飯島さんの店を出て、五人で実家に帰って行く・・・。
私は袋に入れていた下着が忘れたのか誰かに盗られたのか判らなかった。
きっと忘れて来たんだろうと自分を納得させる。
おねえちゃんは一人でトコトコ歩き、ついて行けない慎吾ちゃんは抱っこの
催促・・・来た道を帰るだけなのでちょっとペースが遅くとも実家の方向は
判る、夜になっても花火大会会場からなら私達親子だけで
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飯島さんの店を出て、五人で実家に帰って行く・・・。
私は袋に入れていた下着が忘れたのか誰かに盗られたのか判らなかった。
きっと忘れて来たんだろうと自分を納得させる。
おねえちゃんは一人でトコトコ歩き、ついて行けない慎吾ちゃんは抱っこの
催促・・・来た道を帰るだけなのでちょっとペースが遅くとも実家の方向は
判る、夜になっても花火大会会場からなら私達親子だけでも大丈夫・・・。
私は田舎の道を舐めていた、夜は街灯も無いから真っ暗なのだ。
都会ではまず使う事のない懐中電灯は不可欠なのだ。
飯島さんにあれだけ誘われて、無下にも出来ず子供達も楽しみにしていた。
実家に帰り、素朴な夕ご飯を頂き、お父さんは野球中継を観ながらビールを飲む。
私と子供達は、井戸水で冷やしたスイカを頂く。
すると、あれだけ楽しみにしていた花火大会の時間が迫ってくると
子供達はうつらうつらし出してしまう・・・。
電車に揺られ、海水浴して疲れたのだろう・・・。
眠る前に歯を磨かせておかなきゃ・・・。
どうにか起きているおねえちゃんは、行きたいと言うけれど
もう、眠ってしまうのも時間の問題・・・。
手持ちの花火を買ってあげるからと納得させた。
しかし、そうなると・・・私だけで行く事になっちゃう・・・。
今更断るのも悪いし・・・少しだけ覗いて帰ってこよう・・・。
そう思って浴衣に着替える。
私は下着のラインが気になるので、ブラはつけずにショーツも
Tバックを履く・・・暑いので汗をかいて余計に恥ずかしいからだった。
そうだ、明日も海に行くのならデリケートラインのお手入れしておこう。
そう思ってお風呂に入る。
そしてお父さん、お母さんにお願いして花火会場に向かった。
懐中電灯も持たずに・・・。
ここいらの家は鍵など掛けない、クーラーも最低限なので蚊帳の中で
寝ている、当然風通しの為に雨戸など閉めずに簾だけ・・・。
若い女性には不用心だが、近所付き合いがセキュリティなのだ。
行きはまだ明るく、迷う事も無く会場に着いた。
飯島さんの店を訪ねて子供達は寝てしまって、私だけで来た事を
伝える・・・そして、私もさわりだけ鑑賞して帰ると伝えた。
夜だし、子供さんも居ないならビールでもと言ってくれたが、私は
お酒に弱かった・・・ビールなんか飲んじゃったら眠るかも・・・。
丁重にご遠慮した・・・だけど、何度も勧められて断りきれなくなる。
辺りは花火打ち上げ時間が近付き、真っ暗になっていく。
お店も最低限の明かりしかない。