2025/08/31 13:55:52
(l8J.Id0h)
「良く撮れているじゃないか…。」
忠実に、言われるがままに従う姿勢を見せる久美子にまんざらでもない様子の男。
映り込む瞬間を常に確認しているわけではないが、途中からでも確認できれば、自動的に保存されていくアーカイブから追いかけて再生する形を取る為、ほとんどラグがなく確認することが可能になっていた。
従順な姿勢は男に悦びを与えるが、久美子の評価できるポイントはそのレスポンスの早さだった。
気づけば即行動できる。
迷いや葛藤、リスクヘッジ…ある程度の思考の沼に陥りそうになるものの、久美子はそれがない。
ない…事はないのかもしれないが、その時間が極端に短いと言えるだろうか…。
改まった久美子の自己紹介。
はっきりと前進はもちろん、顔を見るのも、声を聞くのも初めてと言える。
そんな初めましての挨拶が全裸で、それも恥ずかしい部分を押し広げ、さらけ出しながらだというのだから厭らしくも滑稽に映る。
堪らない興奮を感じながらも、羞恥とは、興奮とは何かを考えさせてくれる久美子の自己紹介に、男の股間も熱くなってくるのを感じる。
「はぁ…はぁ…いい…いいねぇ…。
あ、…く…は…。
全く、一人の女にここまでちんぽを扱かさせるとは…。
う…く…、俺もまだまだだな…。」
久美子という女を知り、楽しむようになってから…、男は確実に自慰に耽る時間、頻度が増えた。
何より、勃起している時間が長くなったとも言える。
男の卑劣で卑猥なアプローチにハマり始めているとも言える久美子と同様に、
男もまた、久美子という存在がより大きなものに変わっていくのを実感してた。
どこまで、何を…、晒すのか。
従うのか…、もっと堪能したい…味わいたいと…思うほどに。
「精液の…匂いだけで興奮…。
本当に、卑猥な変態…淫乱だな…久美子…。
いいさ…それだけ精液に固執した性癖を持っているなら、もっと楽しめるんだからな…。
しかし…、下着を汚すのとは別に性癖が欲しいとは…。
欲張りな女だ…。」
再び訪れる夜半。
時間はいつものように日付を跨ぎそうな頃。
『お望みのモノをプレゼントしよう。
ご希望の下着は、その時にもらっていく…。
しかし、こちらからプレゼントを贈るだけでは一方的過ぎるね…?
そうだなぁ…。
下着と一緒に、君の部屋のスペアキーを挟んでおくんだ。
いつもベランダからだと…さすがに不便でね…。
準備ができたらメッセージを送ってくれるかな…?
その際、君は全裸でカメラの前で待機だ。
決して動かない事…、映っていなければプレゼントは受け取れない…そう思ってくれていいからね…?』
覗かれるだけではなく、さらには自由に出入りまでしようとし始める男の言動。
その手が直接久美子の身体に伸びる日も近いのかもしれない。