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2024/06/25 13:55:00 (xA6a85ji)

【BSS?NTR?リョナ系】

ここは繁華街の奴隷娼館。
安価かつNG行為がほぼないことで、限られた者しか利用できない闇風俗の中でも、客質も嬢の質も悪いことが特徴。

貴方は飲み屋で知り合って仲良くなったどこかの社長から、奴隷娼館『ソナ』の招待権をもらいます。

普段風俗を利用しない貴方でしたが、酔った勢いもありつつ、闇風俗などというものが本当にあるのか半信半疑、興味本位で招待状の書かれた寂れたビルに向かいました。

廃ビルのような小さなビルには黒服の受付がおり、本当に招待状で通され、地下に通されます。

その先で出会った奴隷少女に貴方は次第に惹かれていくのですが、彼女は所詮奴隷で…。
会いに行くたびに傷が増えていく少女ですが、身請けする経済力もなく…。

【という設定でお願いいたします。貴方と客以上恋人未満の関係になりますが、会えていない日は他の客に酷い目にあう…というような感じです。貴方との場面数レスした後、他客との場面を数レス…という感じで進めていきたいので、他客も演じてもらえると助かります】
 
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59
投稿者:吉田真司 ◆rBWDOzZdUs
2024/07/30 13:27:32    (fKfIeiMV)

メイさん…ちょっとこれ以上は無理かもしれません…

苦手な暴力描写も頑張ってはみましたが、歯を全部抜かれ老婆のようなシワの顔のメイを想像したら…

メイさんとのやり取りは楽しいのですが、興奮というより気持ちが悲しい気持ちになってしまいます。

私、実はあの時の拓海です。
スレの文章を見てもしやと思ってレスしました。
今更なのですが、可能ならばあの続きを…と思っています。

いかがでしょう?無理ならばスレごと削除してください。


58
投稿者:メイ ◆0DUmICC/jQ
2024/07/29 23:14:41    (Tx5XHM8v)
【すみません、前レス今気がつきました。
以前そのような名前を使っていたことはあります。】
57
投稿者:**** 2024/07/29 23:12:57(****)
投稿削除済み
56
投稿者:メイ ◆0DUmICC/jQ
2024/07/29 20:31:09    (dk/wrI6R)

「ええ、メイは向こうに着いた日にスナップビデオの撮影が行われることが決定したそうです。なんでも、誕生日の日にやりたいと…。そのため生殖能力の有無は問わないそうなので、買われてから一ヶ月間妊娠がなければ、次回の募集が行われる予定なので、その際は奮ってご参加ください」

吉田の怒りにも気が付かず、黒服はベラベラと喋る。
メイは来年の誕生日に中国に渡り、その日のうちに拷問を受け、殺される。
それはもはや確定事項であり、避けられない運命。

若い女性のスナッフビデオは高値で取引されており、メイは命を使って、最後に儲けを生み出す。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ママ、迎えにきてくれると思う…?…っ、本当っ!?信じますっ、吉田さん、嘘つかないから…っ!」

吉田がついた優しい嘘。
誰もメイの運命を変えることができないなら、少しでも希望を持って生きて欲しい。

その嘘を信じ、くしゃくしゃの笑顔で喜ぶメイに心が痛む吉田だった。

「うーん、じゃあ、吉田さんとたくさんのことがしたいですっ!お外の写真とか見せてもらったりー…、ご飯一緒に食べて、お風呂に入ってー。あっ、セックスもしたいですっ!」

腕に抱きついて身体を密着させたまま、はつらつとした様子で答える。
写真を見たり、ご飯を食べたり。
ここまでは普通だったが、その後のセリフで時が止まる。

(あれ、なんか変だったかな…。)

メイにとってのセックスは日常茶飯事。
ご奉仕するための手段であり、仕事でする行為。
だが、メイはセックスのことは嫌いじゃなかった。
アナルセックスは怖くて嫌いだが、少なくとも通常のセックスに拒否感はなく、行為をしていれば然程酷いことをされる少なく、せいぜいスパンキングや首絞め程度。

メイにとってはなんでもないことだった。

視界の端に映るベッドには、洗濯しても消えないほどのシミがたくさんある。

そこにメイの日常が色濃く刻まれている。

「あっ、この間みたいにフェラチオして、ご奉仕しますかっ!?あの時は吉田さんを怒らせちゃいましたけど、今度は秘密兵器があるんです…っ。…ぁむ…っ。ひゃーんっ、ほおれふか?」

唐突にメイは口の中に手を入れ、入れ歯を取り出した。
突然のことに、吉田の目がまん丸になる。

歯が一本もない。
それでも本人はいつものような屈託のない笑顔を浮かべていた。

「えへへっ、びっくりしましたか?お客様に歯を全部抜かれちゃったんですけど、歯が無い方がフェラチオが気持ちいいらしいんですっ!元々得意だったのに、さらに上手になってしまいましたっ!」

嬉しそうに、まるで学校のテストを自慢する子どものように、胸を張ってドヤ顔を見せる。

そのまま、スッとさりげなく吉田に頭を向けた。

(今度こそ褒められちゃう…かもっ!頭なでなでしてもらっちゃったりして…っ。吉田さんといると、楽しくてテンションあがっちゃうな…っ)
55
投稿者:吉田真司 ◆rBWDOzZdUs
2024/07/29 08:37:10    (Fynq3tsS)


おはようございます。
前々から聞こうと思っていてのてすが…
もし人違いなら大変申し訳ないのですが…メイさんって黒崎夏芽さんではありませんか?
54
投稿者:吉田真司 ◆rBWDOzZdUs
2024/07/29 03:17:43    (mMH/adFA)

「あっ…そ、そうなのか…嘘…だったんだ…酷い嘘をつくね…」


吉田の顔を見たメイは心底嬉しそうな顔で抱きついてきた。
どうやら客のひとりから聞いた母親の話が嘘だったと告げられたようで大きな不安の中にいたのだろう…その反動からか、その喜び様は…

「でも…きっとメイのママは今も頑張っていると思うよ…」


この嘘はメイにとって良い事なのだろうか…ありもしない希望を与えることが…

吉田の心に痛みが走る…母親のこともだが、受付で聞かされた話はさらに痛みを増幅させていた。


===
「えっ…?そ、そんなこと…それじゃあメイは…」

吉田は思わず受付の男に食ってかかろうとした…何でもアリの裏風俗…奴隷娼館でのメイたち嬢の扱いは酷いものだが、聞かされた話はあまりにも…

(それが…人として許されることなのか…そんなこと…いくら奴隷だからって…)

吉田は、食ってかかろうとした言葉をぐっと飲み込んだ…どうにかしてやりたい…そう思うが吉田にはどうすることもできない…自分の無力さを改めて痛感させられたのだ。


=======


「う、うん…たった1日だけど…ね…」

おそらくメイ本人は、妊娠させられることなど知らないのだろう…げんに避妊薬として飲まされていた薬が何なのかも分かっていない…

(どうすればいい…どうすれば…)


====

「おいっ!メイっ!今日はお前のおまんこを俺の精液で満タンにしてやるからな…!」

歯医者の息子は、ニヤニヤとしながら激しくメイを突き上げた。
これまでも中出しは当たりまえのことだったが、今日は違った。
高い金を払いメイを孕ませる権利を買い取ったのだから…

(さて…いつ妊娠するやら…同じ中出しとはいえ…娼婦を孕ませるなんて滅多にできないことだからな…)

普段なら麻酔なしでの抜歯などメイを痛めつけることに興奮を覚えていたが、歯医者の息子の興味は「メイを孕ませる」ことに向けられた。
正常位、後背位、騎乗位…ありとあらゆる体位でメイを攻め立てた。
痛みをともわない行為にメイも素直に応じていたが、まさか妊娠を目的にされているとは考えてもいない…

(妊め…!妊め…!)

=====

(もう…やめよう…俺が考えても…もうどうにもならない…たったらせめて…)


「他の娘たち…病気が治るといいね…それより…時間はたっぷりある…メイは…何したい?」


吉田がメイにしてあげられることは、一緒にいる間だけでもメイが楽しいと思ってくれること…それだけだ…





53
投稿者:メイ ◆lNAsH6PeMw
2024/07/28 19:18:01    (hvZ4ji27)

「はいっ!失礼します…っ、んっ、ちゅっ、ジュル…ッ!」

ルナを激しく突きながら、髪を指で漉き、犯している女の具合を確かめている。

その一方で、メイはその足元で正座し、元気に返事をして男の尻の割れ目に舌を這わせる

メイの値段は月ごとに下がり始めていた。
19歳をもう時期迎え、より成熟した身体はロリコン向けなソナの客層に合わなくなり、買い手が決まっているメイには少しでも稼いでもらう必要があるため、単価が下がる一方だった。

そうなれば、よりタチが悪い客がメイを指名する一方となる。

「あ、ありがとうございます…っ、た、楽しみにしてますね、あはは…。」

全身に蝋燭を垂らして誕生日祝いとした男もまた、メイに狙いをつけている。
全身が火傷するあのプレイはトラウマそのものだが、それでも引き攣った笑顔を浮かべる。

「痛い痛い痛いぃっ!!ママッ、ママぁッ!!もうやめてっ、許してくださいっ!!」

ある客はメイの歯を麻酔なしで抜歯した。大手歯科医師の息子であり、稚拙な手技による手術は長時間かかり、罰金もかなりの額だったが、それでも平然と払っていったのだった。

メイはそれ以降入れ歯になっているが、歯無しのフェラチオは普通の女では味わえない柔らかな感触であり、客からは好評だった。
たった3週間。だとしても、もうメイの身体はボロボロで、痣だらけの身体が日常になっていた。

ーーーーーーーーーーーーーーー

「吉田さん…っ!!嬉しいっ、嬉しい嬉しいっ!!嬉しいですっ!!」

扉を開けて部屋に入るや否や、勢いよく抱きつくメイ。
お腹は殴られすぎて青紫に変色しており、全身に青あざが所々見られる。

抱きついた身体は全身が痛むが、吉田が来たことの嬉しさの方が大きく、気にしてなんかいられなかった。

「吉田さん、もう来てくれないのかと思った…。…あの後聞いたんです、お客様にしつこく「ママはなんて言ってますか?」「ママはいつ迎えに来ますか?」って聞いてたら、「お前のママは迎えになんか来ない、お前は捨てられたんだ」って。…全部嘘だったみたいです…。」

ママの存在をちらつかせることで従順になったメイを楽しんだ客。しかし、それは一時のものであり、暫くすると当然飽きる。
しつこく聞いてくるメイに嫌気がさし、真実を告げたのだった。

「だから、吉田さんが来てくれて、本当に嬉しいんです。ママのことは嘘だったから…、吉田さんももう来てくれないかもって不安で…。…えっ、1日貸切…!?私初めて…ですっ、嬉しい…っ、吉田さんとずっと一緒っ!?」

誕生日プレゼントとして、24時間の貸切。
単価が下がっているとはいえ、やはり裏風俗の貸切プラン。当然貯金を食い潰す額だった。

パタパタ喜び、吉田の腕に抱きついて、ソファに二人で座る。

「えへへ…っ、吉田さん…っ。んふっ、ちょっと呼んでみただけです…っ!」

露骨に上機嫌のメイ。母のこともあり、吉田が来るか不安だったのは本当のようで、腕に引っ付いてなかなか離れなかった。
そして、いつもの他愛もない雑談を始めた時、

「毎晩もらうお薬、最近私だけ貰えないんです。お店の方が言うには、「病気が治ったから」って。でも、みんな貰ってるんですよね。みんな、病気なのかな…。」

メイの言葉をきいて、吉田が受付で聞いたことを思い出す。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「メイを24時間特別貸切コースですね。お電話もいただいていましたので、予定は空けさせていただいておりました。こちらは前金になりまして、お値段が〜…」

黒服の男が料金を提示する。
三ヶ月前の帰り際にみた料金表よりもだいぶ安い金額だったが、それでもかなりの額であるのは変わらない。

それと…、と黒服が続ける。

「お客様がメイを気に入ってくださっているのは承知していましたが、メイは最近人気が出てきまして…。20歳後の買い手から消費方法もお聞きし、子宮は自由に使ってもいいとのことでしたので、先週よりオークション形式で子宮の買い手を募らせていただきました。子を産ませるか堕させるかは買った方次第なのですが、既に孕ませるお客様は決まっておりますので、性行為をされる場合はゴムを使用するようにお願いいたします。」

そう言われ、ゴムが手渡される。
本来毎晩生理を抑制する効能もある避妊ピルを嬢は服用しているが、メイにはもう与えられていない。

メイの孕ませる権利を購入したのは、メイの歯を抜いた歯医者のドラ息子。
特に思い入れがあるわけではないが、面白半分で購入したのだった。
52
投稿者:吉田真司 ◆rBWDOzZdUs
2024/07/27 15:56:57    (sLGh9tvv)

(あぁ…メイに会いたいな…)


サービス残業を終え、誰もいないアパートへ戻り着替えもせずベットに転がった吉田はため息と共に独り言を呟いた。

「ソナ」へ行ったのは3週間前…シュークリームを食べて満面の笑みを浮かべるメイの顔が浮かぶ…

毎日とはいかないまでも、せめて週に1度くらいはメイに会いたいと思うが、吉田の薄給ではそうはいかない。

つまらない吉田の誤解でメイを泣かしてしまった前回…たぎそのおかげでメイの本心からの気持ちを知ることができた…そして今、自分の気持ちにも…


来週にはボーナスも入る…少し早いがメイの誕生日ももうすぐだ…

19の誕生日…おそらくそれが吉田が祝ってやれる最後の誕生日になるだろう…20歳を迎える頃にはメイは…


====

「メイっ!お前は俺のケツの穴ても舐めとけっ!それくらいしか使い道がないからな…」

メイとルナ…2人を買った客は、ルナをバックから攻め立てながらメイに命じた。
この客は他の客のように暴力こそ振るわないものの、こうして2人の嬢を買っては1人を道具として使う…
性行中の補助や後始末…中出しし膣から溢れる精液の始末などをさせるのだ。

~~~~~

「メイ…もうすぐ誕生日だったな…去年みたいにまた俺が祝ってやるからな…今年は蝋燭も1本増えるし…ヒヒヒッ…去年よりデカい蝋燭を持ってきてやるからな…嬉しいだろ?」

メイに火をつけた蝋燭から垂れる蝋燭を垂らしながら気味の悪い笑顔を浮かべる男は、メイの全身に蝋燭を立てた男…

吉田が来ない3週間もメイには休む間もなく、客からの理不尽な扱いに耐える日々が続いた。


====


「メイ…会いたかったよ…」

ようやくボーナスが出て久しぶりに来た「ソナ」で吉田はメイと久しぶりに顔を合わせた。
もう指に巻かれた包帯は取れてはいたが、代わりに前回なかったアザがあちこちにあるのがわかる…客からの酷い仕打ちはこの3週間も続いていたのだろう…


それでもメイは、そんなことを感じさせない笑顔を吉田に見せた…そうだこの笑顔が見たかったのだ…


「ごめんね…なかなか来られなくて…今日はいつもよりゆっくりメイと一緒にいられるよ…明日まで…うん…メイの誕生日が近いから俺からのプレゼント…メイを1日貸し切られせてもらった…」


24時間…いつもの8倍の時間…当選料金もそれなりだが、驚いたあとに見せたメイの笑顔に惜しいとほ思わなかった…






51
投稿者:吉田真司 ◆rBWDOzZdUs
2024/07/24 12:26:11    (oNJTEv/P)

たいへん申し訳ありめせんが、週末まてお待ちください…
50
投稿者:メイ ◆0DUmICC/jQ
2024/07/22 23:03:24    (Wvplcp7k)

「ぁ゛っ、ぅ、ぐぅぅ、ぅ、ぅぅっ!!」

「汚ねえ声聴かせるなッ、クソガキッ!ママにチクるぞ!!」

尻穴にアナルパールを詰め、ゆっくり引き抜かれる。
これを何度も繰り返され、恐怖や痛みで声が出てしまうが、その度に尻を叩かれ、「ママ」の名前を出して脅される。
必死に歯を食いしばり、声を漏らさないように耐えながら、自分から腰を突き出して尻を差し出し続けた。

「はぁっ、はぁ…っ、も、もっと、お尻を虐めて…ください…っ」

次は自分でアナルパールを詰めて思いっきり引き出したり、極太のディルドを挿入されたり…。

それでもなお、母にいい報告をしてもらうために、引き攣った笑顔で心にも思っていない、むしろ真逆なセリフを口にした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はい…っ!私、本当はもうママは迎えに来ないんじゃないかって疑っていたんです…。よく叩かれたり、叱られたりして、悪い子だったので…。」

だんだんと心が折れかけていた頃、吉田と出会い、そして母が迎えに来る希望も見えてきた。
ありえない嘘だとしても、メイの目の奥はキラキラ輝いていた。

「しゅーくりぬ…?とは、なんでしょうか…?」

シュークリームなんか当然みたことも食べたこともない。
聞き慣れぬ単語に少しだけ緊張してしまった。

(吉田さんはそんなことしないと分かってても、この間変なの食べさせられたのが…。うぅ、トラウマが…。)

先週頃の客が、わざと腐った食べものや、下剤の入ったものを食べさせる客がいて、どうしてもそれがよぎってしまった。

紙袋から取り出されたシュークリームを手に乗せ、まじまじと眺めた後、小さな口でかぶりついた。

「〜〜〜〜ッ!?!?美味しいっ!!美味しいっ、甘いっ、すごいすごいすごいっ!!」

サクッとした生地、中に詰まったカスタードクリーム。
口の中に甘みが広がり、一口食べた後、止まらずに二口、三口、あっという間に食べ切ってしまった。
ほっぺにクリームをつけたまま、ソファの上で飛び跳ねて、喜びを伝える。

「ぃっ、痛…っ、ぁつつ…、お尻怪我してたの忘れてた…。ね、ねえ、吉田さん…っ、これ…。…あ、やっぱりなんでもないです…。」

飛び跳ねてすぐ、鞭痕だらけの臀部に鈍痛が走り、すぐ顔を顰めて照れ笑いを浮かべる。
一瞬何か思いついて吉田に言おうとしたが、すぐ小さく首を振って撤回した。

…が、今度はハッとした表情になり、抱きつく勢いで顔を近づけ…

「ち、違うんですっ。あの、もしよかったらみんなの分もくださいって言おうとしたのですがっ、みんなで食べるってなればこっそりバレないようにしなきゃ怒られちゃうので、でっ、その、でもちっちゃい子も多くて、こんなに甘くて美味しいもの食べたら、きっと騒いでお店の人にバレちゃうから、やっぱりいいですってことですっ!」

(さっきは私の考えをちゃんと言わないから、吉田さんを怒らせちゃったから…、もうあんな風に嫌われたくない…)

必死に、一呼吸で一気に考えたことを伝える。
じゃあ、とさらにシュークリームの包を渡され、バクバク口に入れていく。
口に詰め込むように大口を開ける食べ方はお世辞にも綺麗とは言えず、教育の足りなさを窺わせる。

小学校にもまともに行っていないにも関わらず、語彙力や事態への順応の速さをみるに、幼さは残っていても地頭は悪くなく、それだけに本来の教育が受ける機会があれば…、と思ってしまう。

「はい、吉田さんも食べてください…っ。…えっ、ダメですっ!私一人でこんなに美味しいもの、独り占めしたら、それこそ悪い子ですっ!幸せなことがあったら、誰かと分け与えるものですっ。」

メイのために買ってきたシュークリーム。
吉田は遠慮するが、頑なに譲らず、包みを開けて、吉田の口元に突き出す。
剥がされた生爪が痛もうが、吉田に食べて欲しくて、さらにずいっと突き出して食べさせた。

「…ふふっ、私大好きになっちゃいました、シュークリヌっ。二人で食べれば、もっともっと美味しいですねっ!」

超人気店ということではなく、街角のケーキ屋さんで買ったシュークリーム。
くすくす笑い合いながら食べるこのシュークリームが、一番美味しく、幸せな時間だった。
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