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2024/03/31 21:42:27 (Wcz276Jy)
地方都市、JK1年。
昔から野球をしていて高校では女子野球をやりたかったけど、学校には部がない為地方団体チームに入っています。女子は自分含め3人。男勝りで屈強な感じではなく、明るく快活な感じです。
見た目=身長158 手足が長く肉付きの良い健康体型 黒髪ポニーテール
主な服装=制服 紺色カーディガンに白ブラウス、水色ネクタイ 紺プリーツスカート 短めのソックスにスニーカー
     団体が管理している球場の更衣室でユニフォームへ着替えています。基本的に野球をしている時はユニフォームだけど制服姿でグラウンドへ出て軽い練習をする時もあります。


*性癖や出来心、悪意で陰湿に責められていくストーリーを希望しています。

相手男性=地方団体から受託されているフリーのカメラマン(35歳くらい)。
女子や性にコンプレックスを秘めていて過去に経験のある盗撮マニアだったが、近年は諸事情で自戒により控えている。地方団体内の野球チームを取材で訪れた際に優衣と出会い、なぜか再び性癖が燻り始める…

希望内容は…
・カメラが隠された床や地面の上で素振りやピッチングをさせられる。
・気さくでおおらかな性格に気づかれて普段の重ね事情、穿いているパンツの色やタイプ、食い込みの自覚、食い込んだ時の感覚など、マニアックで意図がよくわからない事をオブラートに包んで上手く質問されていく。
・和式トイレにて直下盗撮。次第に撮影の為ドリンクへ利尿剤を混ぜられていく。
・学校生活やプライベートの話題に始まり、最近の盗撮報道や、もし盗撮被害に遭ったらどう感じるか?どうするか?…などを盗撮を遂げた上で質問されていく。
などです。

青春のダークサイドストーリーを描ければと思います。
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投稿者:結城春馬 ◆YLdWB0/d2s
2024/04/17 15:21:45    (r48DvvzK)
「良いじゃないか…。
とても初めてには思えないほど堂々としているよ…。」

数点のカメラが優衣に視線を向けると同時に、男は手元の一眼レフを構え、響くシャッター音にもかまわず優衣の様子を撮影し続け、ファインダー越しに彼女を捉えながらそんな言葉を発する。

素振り、シャドウピッチング…。
動きに熱が入れば入るほど、首から下のユニフォームを纏った体から映り込む様子を気遣う余裕がなくなっていく。

バットを振り込む際に踏ん張る太ももものライン。
投球モーション前に持ち上がる太ももに引っ張られ、ユニフォームがしっかりと張り付く尻肉のライン。

動きに合わせて、まるで優衣のボディラインを晒していくかのように、その魅力的な体つきが際立って見える。


「白地のユニフォームというのはとてもいいね…、清潔感もある。
どんな瞬間も逃したくないから…カメラを構えながら話してしまっていることも許してくれるかな…?」

と、いつでもシャッターを切れる状況を担保しつつ、こちらの一眼レフに意識を集中させることで、別角度のカメラへの意識を薄くさせるように。

「といっても、あまり分厚いユニフォームではないと思うんだけど…。
日によっては下着が透けたりしないのかな…?

それとも、基本的に…そういうことを配慮して…下着を選んでいるのかな…?

色とかどうなの…?」

流れの中で割とありがちな下着の話。
無論、セクハラだと嫌悪感を示されれば、適当に誤魔化し話題を変える予定で入るものの。
踏み入っていかなければ、興奮につながる撮影や情報の収集にはつながってはいかない。
17
投稿者:江城優衣 ◆UrUEmtRbE2
2024/04/16 22:03:41    (ejBbEll9)
「…知られる事…0から1に…熱い気持ち…」

優衣は目を丸くして貴方をじっと見つめ話を聞いている。
何も疑いのない、純粋な少女の顔…

「道しるべ…私が……………やって、みたいです…」

優衣はキョトンとした表情から何か思いが芽生えたように表情は柔らかくなり微笑む。
貴方から発せられた数々の言葉達…
それらは清涼感溢れる少女の心にとても刺さったのだろう。
自ら復唱し、心を動かしたのだ。

「あ!…わ!…眩しい(笑)
 …ン…こんな…感じかな?…」

スッ…「ンッ!」ブンッ!… スッ…「フッ!」ブンッ!…

貴方がシャッターを切るとフラッシュに目を眩ませながらもバットを顔前へ上げる優衣。
やや照れ、はにかみながら素振りを始める。
自発的に何かをアプローチしようとしているのだろう。
男性選手のスイングと比べると弱々しく、やはり女の子といった感じ。
しかし経験者だけあって女性にしては明らかにレベルが高い。
加えてこのビジュアル…
端正な顔立ちに手足が長く、小ぶりながら肉付きがしっかりあるヒップ…
スイングの度にズボンがピタッとヒップに密着し捩れる…皺になる… 気のせいだろうか、薄っすらとラインが浮き出ている様にも見える…

「あとは…こんな感じ?」

スッ…フッ…
優衣は胸前で両手を組むとゆっくりと右太腿を上げ、反動を利かす様に膝下をしならせる。

シュッ!

貴方に向かって左腕が斜め上から振り下ろされる…
シャドウピッチング。
優衣はやや顔を赤くしながらパフォーマンスをしている。

気さくでノリが良く、快活で爽やかな精神性。
サウスポーの野球少女…今しかない青春の瞬間…そんな貴重なモノの一部を自ら貴方に提供していた…

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投稿者:結城春馬 ◆YLdWB0/d2s
2024/04/15 18:54:01    (3xsiaPzY)
思ったより真っすぐ受け止める反応を見せる優衣にひとまずの安堵を覚えながら、内心で胸を撫でおろす。
ファーストインプレッション…、第一印象が悪ければ、歩み寄ることがそもそも不可能。
そう言う意味では、全てが真実ではないとはいえ、想いの中に事実が混ざっていることは不幸中の幸い。
なんとか、優衣の心に歩み寄ることができたのだろう。

そして同時に感じる。
優衣の中に「認められている」と感じることの重要性を。
それが何かしらのポイントになってくるのではないか…、男は二言三言の会話のキャッチボールの中で見出していた。

この機を逃してはいけない。
男の中の何かがそう告げている気がした。

「優衣ちゃん…と言ったね…。

単刀直入に言うが、認められることはまず知られる事からなんだよ…わかるかな…?
ただ頑張っているだけじゃダメなんだ。

知られなきゃ、どこで、どんな子が、どんな風に、何を頑張っているのか…。
見てもらって…知ってもらって…感じてもらうことで、初めてその頑張りが認められる可能が0から1に変わるんだ。

そして、私は知ってもらうための協力ができるメディア側の人間。
君の中にある熱い気持ちが本物なら…協力させてくれないか…?」

緊張しそう…。
少しこちらの取材という名目での撮影に、冗談ぽい返答を見せる優衣に男はそう言葉を返した。

拒否反応は見えないことから、撮影自体は問題なく進行できそうだが、決め手に欠ける瞬間のアプローチの材料がなくなってしまう。
男はあえて、遠回しに、自分を曝け出すことがいかに重要か、ということを言葉巧みに話していく。

優衣の返事を待たず、男は三脚を数点組み立て始めると、優衣に向かってカメラをセットしていく。
表情、身体の動き…、パーツごとの躍動感が細部まで確認できるようなアングルでも、見逃さないような。

「君に、密着…させてくれ…。
君が、江城優衣が…全国の野球に焦がれる女の子たちの、魁…、目標…、道しるべになるんだよ…。」


そう言って優衣の顔を少しアップ気味に一眼レフで構えると、わざと大きく響かせるようにシャッターを切った。
その下の口元は厭らしく緩んているのが見事に隠れている。
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投稿者:江城優衣 ◆UrUEmtRbE2
2024/04/14 10:49:53    (jLo346kc)
「い、いえ…大丈夫です。ちょっと驚いちゃって…
 …結城、春馬さん…フリーの、カメラマン…」

優衣はやや戸惑い緊張を見せながら貴方から名刺を受け取る。
そこに書かれているプロフィールを読み上げている。

「あ…そ、そうだったんですね!私、カメラマンの人とか初めてで…
 地域の為にやってるとか凄いです。」

経緯を説明されると優衣の表情は途端に和らぎ笑みを見せる。
それは整った顔立ちへより彩りを乗せるかの様に輝きを加えた。

「…そう、ですよね…そうです…そうだったんです…私も…
 野球をしたい!…でも周りは男の子ばっかり。自分が入ると周りの大人からは変わった目で見られる…女の癖にって、心無い言葉も…
 でも野球が好きな気持ちは本当…女の子だって野球をやっていいんだ…そう思ってたんです。

 素敵だと思います…結城さんの考え…
 そういう人に会った事なかったし…

 なんか…嬉しいです(笑)
 自分が認められた気がして…ありがとうございます…」

貴方の理念をじっと聞き、徐々に頷いていく優衣。
自己開示をする様にこれまでの境遇を熱く話していく…
余程自分とリンクしたのだろう。
屈託のない笑みを向け貴方に敬意を示す。
出会って数分という中、邪な思いを秘める貴方へ少女は感謝の言葉を口にした。

そう、男は邪な思いを秘めている。
引き出しの速さは少女の無邪気さ故に感じつつ、実際は男の懐へ踏み込む上手さに依るものも大いにあった。

…二回り下の少女への対応のスムーズさ、落ち着き、取り込みの速さ…
[経験者]なのだろうか?
だとすると男は過去に何かしこりがありこの場にいるのか。
何か[報い]を経た後に自身へ蓋をし、被写体への邪念を取り除き、初心の熱意だけをもち予ての仕事へ復帰… そんな経緯なのだろうか。

それでも根絶やし出来ない男の欲望… 底が見えない程の深さがあるのか…


ーーーーー

「え…私が?…
 苦手ではないんですけど…そういうの経験がなくて…どうしたらいいのかわかりません…
 えっと…バットを振るところとか?ボールを投げたり?…緊張しそう(笑)」

拒否反応は見えない。
どちらかというと乗り気。興味はある様。
その純粋で綺麗な心をもつ端正な美少女… 恵まれた体型…

確かに、いや、間違いなく、もっと言えば…今後有り得ないと言える程の、獲物…と言えるのかもしれない…
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投稿者:結城春馬 ◆YLdWB0/d2s
2024/04/14 00:50:59    (wC84sDUE)
こちらに気づき声を挙げる優衣の反応を見て、無意識に距離が近づいてしまっていたことに気づく。
不思議と人を惹きつける魅力を持っているのか、あるいは彼女に自分が魅了されてしまったのか…。
長く蓋をし、抑え込んできた感情に改めて小さな炎が灯ったような気がしていた。


「すまない、練習の邪魔をしてしまったようだね。」


改めてみると他の二人とは比べ物にならないほどに整った容姿、体型。
ユニフォームに身を包んでいなければ、キャッチやスカウトが寄ってきそうだと言っても過言ではないと感じるほどだ。
普通に生活していれば、大凡縁のなさそうな少女からの声に内心動揺を隠せなかったが、表面上は平静を保つように振る舞いながら言葉を返す。

驚く様子から見るに、選手一人一人にまで今回の取材のことが知れ渡っているわけではなさそうだということを知ると、だらしくなくない程度に整えてきたスーツの胸ポケットから名刺入れを取り出すと、一枚抜き取り優衣に見えるように差し出した。


「結城春馬、フリーでカメラマンをやっているものだ。
主に地方団体から依頼を受けて活動している。

今回も団体から地域の活性化につながる特集を組んで欲しい、と言われてね。
この地域では唯一、女性選手を起用して試合に臨んでいるというこのチームに取材に来た…と言うわけさ。

念のために言っておくが、君たち女性選手を見世物に、客寄せパンダみたいに扱おうということじゃない。
今もなお色濃く残っている、男性主体のスポーツだが君たちのような女の子も積極的に参加していいんだ、できるんだ、楽しめるんだ…、そういう部分を、参加したいのにできない境遇の女の子たちに届けたい…。
俺はそう思っているんだよ。」


男の挨拶は概ね事実。
実際、優衣を目にするまでは本当にそのつもりだったからだ。
しかし、出会ってしまったことで考えも少しずつ変化を見せる。

そう…、目の前の少女の、誰にも見せる事のない部分を覗きたい。
そんな卑劣で…変態的な、何とか自らを戒めて抑えてきた本能が理性を凌駕し始めていたのだ。

とはいえ、まだ初見…。
挨拶こそしたものの、言葉を交わした…とさえ言えない状況。
まずは警戒されない関係づくり、全ての話はそこから。


「というわけで、挨拶早々で申し訳ないとは思うんだが、君さえよければ少し近くで撮らせてもらえないか…?と思っているんだけど…どうかな?
色々インタビューをしながら、記事も書きたいとは思っているんだけど…。
まずはやっぱり、取り組む姿勢…目でのインパクトってのが一番大事だと思っているからね…。

見られたり、撮られたりは、苦手かい…?」


自然とカメラを向ける機会を増やすための下準備も兼ねた問いかけ。
その中には、撮られることへの免疫の高さを確認することも兼ねていた。

苦手…あるいは、恐怖…などの抵抗があるなら積極的に向けるわけにはいかないが、
むしろ好むのなら、願ったりかなったり…。積極的な撮影に臨めるというものだ。

惰性で受けた仕事ではあったモノの、思った以上に楽しめそうな獲物にありつけ、男は少しずつ興奮の色を醸し出していく。
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投稿者:江城優衣 ◆UrUEmtRbE2
2024/04/13 11:00:29    (sdooMn87)
「ンッ!ブンッ!…ンッ!ブンッ!…
 え?…え?…カメラ?…だ、誰?…」

五島という同僚に指導を仰いでいた優衣だったが、暫くすると彼は離れ、一人で素振りをする様になる。
カメラを構える貴方に気づいた優衣は動揺し驚く。素振りを中断しバットを前に立てて見ている。やはり女の子といった様子。

「カメラマン?…の人ですか?もしかして…撮影?」

許可なく自分を撮っていた貴方。人によれば怒ったり恐怖を感じたりする場合もあるが優衣はそういった様子はない。
寧ろどこか好奇心がある様にキョトンとした表情をしている。やや目が泳ぎながら貴方を見ている。

スッ… ファサッ…

「こんにちは…」

優衣は白い帽子を外すと貴方に軽く会釈をし挨拶をしてきた。
少し汗で湿った艶のある前髪が降り落ちる。
額にいくらか纏わりつくそれを掻き分け整えている…
青春真っ盛りの美少女… 
そんな言葉が浮かんでくる様な輝きを放つ。

対面する二人。
これが貴方と優衣の出会いでした…
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投稿者:結城春馬 ◆YLdWB0/d2s
2024/04/12 03:05:01    (NHwM0poM)
「ご丁寧にどうもありがとうございました。
あ、はい…、また何かあればお声をかけさせていただきますね…。」

快く取材に応じてくれたリーダーの田島という男との挨拶を簡単に済ませ、グラウンドの脇をゆっくり歩きながら様子を見る。
地域の活性化につながるかもしれないからと、団体から依頼を受けたのがきっかけではあったが、もともとスポーツは好きな方でもあり、中でも野球は昔自身が部活動に選んでいたこともあり引き受ける形となった。

「女の子も選手として起用している、という話は聞いていたが…本当だったのか…。」

田島から三選手の紹介を受けると、女性の受け入れの少ないスポーツでもあるだけに純粋に感心に近い感覚を覚えていた。
肩掛けのショルダーバッグには用途に合わせて使い分けができるように、デジタルカメラを数点。
小型の使い捨てカメラもイレギュラーに対応できるようにと備えている。

もっとも、メインで使うのは首から下げた一眼レフ。
被写体の細部までをしっかり捉えるためには、欠かせない代物だった。

「地域の活性化…。
となれば、ただただ野球チームを取材しました…、よりも、女性選手の様子なんかがわかる方がいいに決まってるよな…。」

そんなことを口にしながら、自由にしていい、という言葉を聞けば職業柄すっと胸元のカメラを手にとってはファインダーを覗く。
あまり選手の気が散らないように、距離を取りシャッターを切っていく。

「小杉さん…に、東出さん…だっけ…。
まぁ、多くを望んじゃいけないよな…、野球を楽しんでくれる女の子がいるってだけでも、ありがたい話さ…。

と言ってもやはり…見た目は重要…。」

気づけば、カメラの先にいるのは江城…優衣と紹介された選手。

「女子高生…で、野球に夢中な女の子…か。
良いじゃないの…。」

カシャ…カシャ…。
次第に優衣中心の撮影が増えていく。

若さもあってか身軽そうな振るまい、それでいて女としての成長は少しタイトめのユニフォームからも見て取れる。
そんな、選手としても女としても魅力を感じさせてくる優衣に、少しずつ仕事とは別の感情が思い起こされるのを少しずつ感じていた。

「胸元…いいねぇ…尻も…悪くない。良い肉付き…。
ユニフォームのフィット感が余計にそそらせてくれるじゃないか…。」

と、少し夢中で撮影をし始めると、気づかないうちに距離が近くなってしまい、優衣に気づかれるような距離感まで足を進めてしまっていた。
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投稿者:江城優衣 ◆UrUEmtRbE2
2024/04/11 22:36:32    (Yugn1N/Q)
寒さはまだあるが、新年度になっただけあり外には4月特有の暖気が漂っている。
ヒラヒラと桜の花が風に吹かれながら辺りを優しく舞っている。
貴方はそんな風景を横目に歩き、地方球場の正面口に着き、ショルダーバッグを背負い佇んでいる…

…ガチャッ

「ああ、結城さんですかね?どうも、BLUE WINGのリーダーをしています、田島です。
 今日はわざわざありがとうございます。うちのチームを取材したいという事で…職員から話は聞いています。
 さっそくですけど中へ入って紹介がてら、見学から始めましょうか?さ、どうぞ…」

正面口隅のドアが開き、中から一人の男性が歩いてき、にこやかに話しかけてきた。
田島は屋内へ招き貴方の前を歩いていく。

「チームは今、結成10周年で結構落ち着いてきたんです。最初は酷いもんでしたけど今ではかなり強くなったんですよ(笑)勝ちの方が多いんです。」

パンッ!  シュッ!  パンッ!
『…オイッ!ナイスボール!… いくぞっ!…ヨーシ!…』

廊下を歩いていると、徐々に人の声やグラブの音が聞こえてくる…
グラウンドが見えてくる。

「今練習中でして、各自がやりたい事をしています。基本的には自由にやらせてるんです。楽しむ事を大切にしているので。」

背中に青い翼のイラストがプリントされた白地のユニフォームを着た部員が大勢練習している。

「部員は全員で20人います。今日は15人程ですが。驚くかもしれませんが女性が3人いるんです。
 野球がやりたいけど環境的に恵まれない人の為にも性別問わず入部してもらってるんです。みんな楽しそうにやっています。」

『ホイッ!…パシーン! もっとちゃんと投げて!コントロールしなくちゃ!…』

「あれは小杉さん。22歳。見ての通り、重量級です(笑)5番ファースト。貫禄あるでしょう?男顔負けのスラッガーなんですよ。」

『ンッ!カキッ!… コロコロ… う~…』

「あれは東出さん。19歳。ひょろひょろ体型のがり勉大学生。あんな感じでバットに当てるのが精いっぱいで全然飛ばない(笑)でも野球が大好きで下手でも楽しくて仕方ないそうです。そう言ってもらえて私も嬉しいですよ…」

多くの男性の中に女性がいた。
2人は正反対といった見た目をしており練習に打ち込んでいる。
やや個性の強い女性達だ。



「ハイッ!…パシッ!ナイスボール!
 行きますよ!シュッ!… ヨシッ!
 ホントですか?良くなりましたか?やったぁ!!課題のスローイング、ずっと練習してたんです!
 五島さん、次は素振り見てください!…」


突如貴方の耳へ可憐な声が入る。
ややマニアックな女性選手から打って変わって、野球にはどこかミスマッチとも思えるスラリとした体型の選手がいた。

「ああ、あれは江城さん。僕は優衣ちゃんて呼んでるんですけど。昔からの知り合いなんですよ。年の離れた妹みたいな感じですね(笑)
 女子野球がやりたかったそうなんですけど残念ながら高校にはなかったのでうちのチームへ誘ったんです。かなりセンスが良くて将来が楽しみな位なんですよ。何よりも一番野球を楽しんでいる感じが素晴らしいです。
 え?そうです。今の姿からは想像できないかもしれませんが、普段は制服を着た高校生なんです。

 さあ…ここからは結城さんのご自由にしていただきましょうか。
 部員達は皆それぞれ休憩を挟みながらしているので、その間に取材されてもいいですし…
 私は一度外しますので何かあれば個室にいるので仰ってください。では…」
10
投稿者:結城春馬 ◆YLdWB0/d2s
2024/04/09 21:49:11    (P/3HUqwm)
【すいません、見逃していました。

書き出し、お願いしてもよろしいでしょうか。】
9
投稿者:江城優衣 ◆UrUEmtRbE2
2024/04/09 18:41:06    (lC7Pi/tM)
【何度もすいません。どうでしょうか?】
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