イメプレ
1:看護師長の憂鬱・・・ちさとの場合
投稿者:
ちさと
◆.QeLZDTWhg
2024/09/28 08:39:48(iUT69NGI)
(吉澤さん、おはようございます。
最初は口説かれる方向ですね。
でも、奥手の私は戸惑い、おばさんなんかじゃ釣り合わない
と敬遠します。
だけど、押し切られて・・・。
という感じで考えます。
レス上げれる時で結構ですよ。
ゆっくりと楽しめたら良いなと思っています)
24/09/29 06:59
(FjK0YCQa)
僕がこの病院を選んだのは、中規模総合病院でほぼ全ての診療科目を経験できるからです。これから皆さんをよく見て、学び、覚えて、少しでも早く一人前の看護師になりたいと思います。
皆さん、これからよろしくお願いします。
深く頭を下げて挨拶を終えました。
最初の先輩たちからの黄色い声は、いつもの事…女の子が男を意識し始める年頃より、その声は何度も聞いている。高校、看護大学と女性の多い場所で過ごして来た。もちろん、最初のうちはこっちも男なので、何人もの女とやってきた。その結果、学んだことは女は面倒だということだった。
新人として、謙虚に教えを受けながら男としての誘いなどは、愛想良く対応して、二人きりになるなど勘違いさせるようなことはしない。
それでも、1人2人は熱心に誘われてしまう。
病院で初めての男性看護師ということかもだが、師長が教育係となってもらっている。
命を預かる現場、病院なので当然なんだが、僕より少し上の先輩は、師長は特に厳しいと煙たがって愚痴を言うことが多いようだ。独身なので、お局と言われているようだけど、顔もスタイルも僕の好み。ほぼずっと一緒に仕事をしているので、だんだんと気になりはじめた。疲れた時など師長を見て癒やされていた。
でも、ほんとに尊敬するな…それに女としても…と見つめてしまう事が多くなってしまい、目が合うと慌てることが多くなってしまう。
しきりに誘いをかけてくる先輩看護師が遂にうざくなった俺は、遂にちさとさんに伝えることにした。
「ちさとさん。」
その時は、名前で呼びました。そして思いを、告げるも固いとウワサされている師長だ。当然断られてしまう。
だけど…それで折れる事はなく。
「わかりました。でも、諦めた訳じゃないですよ。」と言った後に、
「ひとつだけお願い聞いてください。」とさらに真面目な声で話す。
「山崎先輩避けにこれから『ちさとさん』と呼ばせてください。」
(しきりに誘ってくる山崎先輩です)
「それから少しだけ、パーソナルスペースを近くしますので、それだけ許して欲しいです」
24/09/29 12:38
(urb8OZnu)
吉澤くんが加わって女性看護師達も身なりや行動に変化がみられた。
それだけ、異性の目が気になってしまうのだろう・・・。
今の所、何も問題になっていないので安堵していた。
女ばかりの職場は、男ばかりの職場と同じで派閥がある。
私は前任の師長さんの派閥をそのまま受け継いでいた。
山崎さんは、もう一つの派閥のトップ・・・。
いずれは師長になる人だ。
私は前任の師長と同じ様に、新人教育とバックアップをしている。
吉澤くんが筋が良いと言っても他人の命を預かるお仕事。
この間、朝礼でも言った様にみんなで育てると言う事になっている。
みんな、何かと口実に吉澤くんに言い寄っている。
きっと、私の指導がキツイとかぼやいていると思っていた。
吉澤くんは、ぼやく事も無くお仕事に打ち込んでいる。
基本、私と同じシフトなので、その仕事ぶりは理解していた。
キツイ仕事もあるだろう・・・。
そう思っていても、笑顔で振る舞う吉澤くん・・・。
時折、私にも笑顔を振り向けた・・・。
他の子達には見せない笑顔・・・私はキュンとしてしまう。
いやいや、きっと勘違い・・・そう思って視線を逸らす。
やっと、お仕事にも慣れてきた頃、私がナースステーションで
日誌を書いていると、吉澤くんが血相を変えてやって来た。
吉澤くん
「ちさとさん、僕と付き合って貰えませんか?」
ちさと
「ち、ちょっと吉澤くん・・・冗談はやめて・・・何かあったの?
気持ちは嬉しいけど・・・ごめんなさい・・・」
唐突な告白・・・何人かの看護師から言い寄られて困っているとの事。
ずっと私に好意を抱いていた事を告白された。
しかし、私にも世間体があるし、吉澤くんの好意は受取る事は出来ないと
告げる・・・。
ちさと
(やはりあの視線はそう言う事だったの・・・)
私は満更でも無い気持ちも湧いていたが、理性でどうにか踏み留まる事が出来た。
そして、丁重にお断りした。
それでも、吉澤くんは諦め切れないと言う感じで・・・
吉澤くん
「わかりました・・・でも、諦めた訳じゃないですよ」
そう言って、更にお願いがあると言葉を続ける。
吉澤くん
「ひとつだけお願い聞いてください」
とさらに真面目な声で話しだす・・・。
吉澤くん
「山崎先輩よけにこれから『ちさとさん』と呼ばせてください。
それから少しだけ、パーソナルスペースを近くしますので、それだけ許して欲しいです」
ちさと
「そんな事をしたら、山崎さん気を悪くしてしまう・・・
みんなの前では森高師長と呼びなさい・・・。
二人の時は、ちさとさんでも良いから・・・それに・・・
パーソナルスペースを近くするのは・・・私は・・・構いませんよ」
とうとう、熱意にほだされて他の看護師にはさせていない事を
承諾してしまった・・・。
私は徐々に外堀を埋められている事に気付いていなかった。
24/09/29 15:22
(FjK0YCQa)
夜勤を終えた僕とちさとさん。いつものように山﨑主任に申し送りを行う。業務日誌は最近は僕が主に書くようになった。チラチラとちさとさんに視線を送り、間違い無いようにという意味で、アイコンタクトを取るようにした。
以上で申し送りを終わります。
「それでは、本日はこれで退勤します。お疲れ様でした。」と挨拶の後、「森高師長、この後少し時間をいただけますか?」とロッカー室に向かう ちさとさんに声をかけるとすぐ横に並んでロッカー室に向かいました。もちろん、山﨑主任にはっきりと聞こえたはずです。
ロッカー室前でちさとさんか出てくるのを待つとたわいも無い話を初めて、横に並んで歩き、病院を後にしました。特別に聞くこともないが、頻繁にちさとさん、ちさとさんと名前を呼びながら話しをしていった。
森高師長、それ僕がやっておきます。もう、あうんの呼吸で、簡単な業務内容は森高師長から僕が行う。
それを続けていると厳しいと評判だった森高師長だったはずが僕とシフトが同じ時は機嫌が良いと若い看護師たちか言うようになっていく。
もちろん、ちさとさんは仕事が捗り気持ちのわ余裕から機嫌が良いだけだ。ただ、周りからは当然そのように思われずに、遂に男の噂がなかった森高師長にもヒソヒソと言われ始める。
ちさとさんが、いないシフトの時でも僕は、先輩たちの先を、先をと新人がやるべき仕事は率先してこなした。もともと女の扱いに苦労してきた過去から何をしていけば、女が機嫌が良いかは心得ていた。
ちさとさんには懐いて好かれるように、他の女たちには、好かれないように、嫌われないように絶妙なバランスで仕事を進めていく。
24/09/29 19:11
(V23WO.SD)
吉澤くんは要領が良く、ベテラン看護師からコツを学び
上手くお仕事をこなしていく・・・。
私と同じシフトで夜勤をこなしている時もそうだった。
私がしようとする前に、自分から片付けようとしていた。
結果、指導すると言うよりミスの確認をするだけになっていた。
余計な気を使わない分、ストレス無く私はお仕事にも余裕が出来て来た。
他の女性看護師からも厳しい師長が優しくなったと言われ出していた。
それと同時に、お堅い師長が男にうつつを抜かせていると陰口をつかれて
いるようだった・・・。
もちろん、私にそんな気持ちは無い・・・。
彼の告白にもきっちり断ったはずだった。
今日も一緒に夜勤明けの引継ぎを行う。
既に吉澤くんに引継ぎの主体を任せられる程になっていて
私は確認だけを行えば事足りる様になっていた。
今朝は山崎主任が日勤担当・・・吉澤くんは淡々と引継ぎを行った。
山崎主任は吉澤くんに好意的な眼差しを向けているが、彼は目線すら
合わせようとしない。
私から見れば、十二分に山崎主任は魅力的なはず・・・。
なのに、彼は私に向ける眼差しとはまるで違う・・・。
引き継ぎも終わって、別れ際・・・。
彼は私に向かって、話があると声を掛けてきた。
山崎主任にも聞こえたはず・・・。
私がロッカー室に向かうと、並び掛けて声を掛ける。
更衣室前で待っていると言うのだ。
着替え終えてロッカー室を出ると、彼が待っていた。
それから二人で駅に向かった。
それからずっと、他愛の無い会話だったがずっと彼は
恋人に囁くようにちさと・・・ちさとと私に話し掛けて来た。
確かに二人だけの時はそれでも良いと言ったが今迄は夜勤中とか
日勤でも二人になった時だけ・・・。
他人から見たらどう思うだろう?・・・。
まさに噂通りじゃない?・・・。
だけど、嫌じゃ無かった・・・と言うより・・・ときめいてしまう。
徐々に彼が本気で私に好意を抱いていると思い込まされていく・・・。
師長と新人看護師という関係がまだ、どうにか理性を私は保つ事が出来ていた。
ちさと
「吉澤くん・・・外じゃダメ・・・約束でしょう?・・・」
私は嗜めたつもりだったが、これでは噂の上塗りのようなモノ。
徐々に噂は現実的なモノとして広まって行く・・・。
24/09/30 06:50
(Ne6H/wD/)
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