イメプレ

わかりました。

橋本部長は響子さんの理解者で特捜を指揮していく。
北川さんは交番勤務にさせられたことを恨み彩音さんと響子さんに復讐しようと考えている。
腹黒組。風俗などありとあらゆることをしている組織。政治家との取引があり警察が逮捕してもすぐに釈放されてしまう。
北川さんは刑事時代に腹黒組のことを調べていた。そして今回二人の復讐のために手を借りることにした。
二人の拷問係は北川さんが響子さんへの復讐のために腹黒組に頼み釈放させた。
響子さんの復讐のために調べるうちに過去に響子さんが山本晃の逮捕に失敗していることを知り腹黒組に情報をもらっていた。
山本晃は腹黒組にとって邪魔な存在だが組の人間にしたいのも事実であった。
これでどうですか？

屈折した愛憎劇が始まろうとしていた。
有る意味、私と彩音さんと北川さんとの関係が、山本の存在
で絡まっていたのだ。

北川さんは交番勤務の憂目にリベンジを燃やし、彩音さんは
山本の寵愛を受ける為に、私を邪魔に考えていた。

先に動いたのは、北川であった・・・。
所轄との繋がりで、腹黒組に接近していったので有る。
まずは、外堀を埋める思いであった。

(良いですね・・・この方向でお願いします)

山本晃達が温泉に行って行っているとき北川さんは腹黒組を訪ねていた。
腹黒組組員「これは北川刑事さんじゃないですか。何かありましたか？」
と組員は北川さんに言った。すると北川さんは
「腹黒組長に用事があるのだけどいるかしら？」
と言うと組長に連絡し
「どうぞ。お入りください。」
と招き入れた。そして北川さんは腹黒組長の部屋に入ると
組長「これはこれは北川刑事。今は北川巡査でしたか。何か用事があるとのことでしたが。」
と北川刑事が交番勤務になっていることを知っていた。
北川「さすが腹黒組長。情報が早いですね。用事というのはある人物に復讐したいので手伝ってもらいたくて。」
と言った。すると組長は
「復讐ですか。手伝って我々にメリットはあるのですか？」
北川「特捜の情報を提供するというのはどうですか？」
組長「特捜の情報ね。それはありがたいが北川巡査。貴女は今交番勤務だがどうやって情報を提供してくれるのかね？」
北川「特捜の現役の女性を一人我々の側に付かせます。」
組長「それなら情報は手に入るな。どうするかは任せるが手伝いとは何をさせるつもりだ？」
北川「二人の女性を行方不明にしてもらいたいのです。そして女性として辱しめたいのです。」
組長「それならこの屋敷に誘拐してくればいい。辱しめるのは組員か？」
北川「そうですね。出来れば今逮捕されている特捜拷問係の二人だといいのですが。」
組長「わかった。辱しめるための人物はこちらでなんとかしよう。その女性を誘拐する手立てはちゃんと計画してくれよ。」
と言うと北川さんは腹黒組長に頭を下げた。そして屋敷から出て交番勤務に戻った。
腹黒組長はある人物に連絡していた。
「先生。お世話になっております。折り入って頼みたいことがごさいまして。特捜に捕まっている特捜拷問係の二人を釈放させていただきたいのですが。」
議員「わかった。腹黒組長。また今度店に行くからな。」
組長「お待ちしております。上玉をご用意しておきます。」
そして数時間後拷問係の二人は釈放された。その連絡を受けた北川さんは二人と連絡を取り復讐計画の話を持ち掛けた。二人は納得し彩音さんと響子さんの二人を辱しめることに意欲を示していた。

【こんな感じでどうですか？北川さんと腹黒組長の絡みです。】

腹黒組の動きは、山本にもリークされていた。
何と言っても、北川は交番勤務で有る、少しおかしな事が有れば
腹黒組にとっても危険だからであった。
その上、ターゲットの二人は一人は現役だが、一人はＯＢだからである。
いざとなれば、山本に押し付ける魂胆で保険を掛けて協力したのだ。

私と彩音さんはあれから少し気まずい関係になっていた。
山本の寵愛を一身に受けたい彩音さんの気持ちを痛いほど感じる。
でも、私だって誠司さんともう、上手くやっていく自信なんて無かった。

そんな時に、彩音さんから連絡が入った。
何と私達を襲った、男性刑事達が保釈されたと言うのだ。
私には信じられなかった・・・。
彩音さんも気を付けようと言ってくれたが・・・。
私は疑心暗鬼に陥っていた。
彩音さんが結託しているかも知れない・・・。
そんな思いが思考を鈍らせていた。

温泉から帰ってからしばらく普通の生活が続いている響子さん達。しばらくたったある日彩音さんの元に中条ひとみ刑事が行方不明になったことが報告された。
彩音(ひとみ刑事が行方不明？あの娘は最近起こった誘拐事件の担当をしていたよね。)
そして彩音さんは誘拐事件の資料を受け取り北川巡査の名前があるのを見つけた。
彩音(北川さんの地域で特に多く事件が起きてる。これを調べていたのね。)
と考え彩音さんは北川さんの交番に話を聞きに行った。
北川「あら立花刑事。どうかしましたか？」
彩音「最近の誘拐事件のことで報告をされているのでお話を聞きに来ました。」
北川「ご苦労様です。」
と事件のことを話ている二人。ひとみ刑事のことは知らないと北川さんは言った。
彩音「そう。わかりました。ありがとうございます。」
と交番を出て被害現場の近くを通った時ひとみ刑事を見かけ追いかけると人気のないところに誘い込まれてしまう。そしてひとみ刑事に追い付き話をしようとした時後ろから首筋を殴られ気絶してしまった。
そして彩音さんは腹黒組の屋敷の地下の部屋に運ばれ分娩台に足を開かれて拘束されていた。