(クククッ…ぶっかけてやったぜ…ざまぁみろレイウス…あんたの大事な娘はおれの精液まみれになってるぜ…)髪から顔…胸元にまで飛び散った精液…自分ても驚くほどの量の精液が汚したサリーナを見下ろし、アレクはレイウスの顔を思い浮かべ心の中で毒づいていた。そんなことも知らずにペニスから放出された白濁液が赤ちゃんの種と聞きパニックも収まったようて、顔に飛び散った精液を指で掬い取り、それを興味深そうに匂いを嗅いだりしていた…その様子は滑稽そのものだ。「まさにサリーナ様の仰る通りですね…とても神秘的です…」精液を見つめて感慨深そうに呟くサリーナの同調するアレクたが、その口元には邪悪な笑みが浮かんでいた。「さぁ…とりあえず綺麗に洗い流して寝室に戻りましょう…あまり無理をするとお身体にもよくありませんし…それに…私も明日は日が昇る前に出かけなくてはなりませんから…」アレクの言葉にサリーナはハッと何かを思い出したようで「そ、そうでしたね…すっかり忘れていました…こんな日にとんでもないお願いをしてしまい…」と詫びた。サリーナの父レイウスは、4ヶ月に1度、領地を視察に回る。サリーナを幽閉した僻地の屋敷から馬車で半日の港街に立ち寄るのが明日だった。その日に合わせアレクはサリーナの様子をレイウスに報告することになっていた。「いえ…私は大丈夫です…私のことよりサリーナ様のお悩みを解決するほうが大事ですから…」アレクにすれば半日も馬車を走らせなければならない労力だが、サリーナからの申し出は、それより遥かに価値あることだった。アレクは自分の欲望を優先させたに過ぎないが、サリーナはアレクの真意も知らずに感謝をする。アレクはサリーナの手をとり長い廊下を寝室に向かったが、精液にまみれたサリーナの顔を思い出すと射精をしたばかりたというのにペニスに血が集まるの感じる…興奮が蘇るのだ。(くそっ!一回じゃあ収まらねぇ…だがすぐにやっちまうのも…あっ…クククッ…いいことを思いついたぜ…)良からぬことを考えるときのアレクの頭の回転は早く、更にサリーナを騙すことを思いついた。「サリーナ様…赤ちゃんの種をどう思われましたか?」寝室てサリーナをベッドに寝かせると、そのすぐ脇に腰をおろしアレクは尋ねた。サリーナはアレクの問に対して浴場て思ったことを素直に口にした。(キツい匂いだがクセになる不思議な香りだと?やっぱりか…興味津々て見つめて何度も匂いを嗅いでたかな…もしやと思ったが…クククッ…それならイケるかもしれん…)浴場でのサリーナの様子からアレクはある推察をした…初めてみる精液に興味津々な面持ち…自分を汚した精液に対して嫌悪感はないように見え、匂いに関しても拒絶どころか香りを楽しんでいるように見えたのだ…サリーナは赤ちゃんの種…精液が気にいったのではないかと…「クセになるというのは女性としての本能かもしれませんね…もし女性が赤ちゃんの種…精液と言うんですが…精液を嫌い拒むと赤ちゃんができません…つまり子孫を作ることができなくなってしまいます…ですから神は女性の好むものにしたのかもしれません…この精液は昔から赤ちゃんの種として以外にも女性のための栄養にもなっていたと聞きます…以前父から聞いたのですが…」アレクのもっともらしい言葉にサリーナは何度も頷き聞き入っていた。「メイサ様がレイウス様とご結婚される前は身体が弱かったことをご存知てすか?父によれば、ご結婚されてからメイサ様は次第にお元気になられて…今のように健康になられたと…父はレイウス様にそのことを尋ねたそうです…その時、レイウス様の精液を毎日メイサ様が飲んだとお話しくださったそうです…精液は別名ザーメンミルクと呼ぶそうです…もしそれか本当なら…サリーナ様もお試しになられてはどうかと…が病気治るのは無理だとしても、お身体が少しでもお元気になるのなら私は協力いたしますよ…」(我ながらよくこんなデタラメ話をスラスラと…さぁ…どう
...省略されました。