「美紀さん、お疲れ様です。あの、先ほどの話なんですけど、お仕事お願いしてもいいですか?明日にでも契約書とか説明とか色々お願いしたいんですけど…、はいっ、じゃあ明日またお願いしますっ!」
拓海と相談した後、即座に美紀に掛け直してジムの仕事の話を受けることを伝えた。
地元からほとんど離れられず、車を所持している次郎などと会う可能性があることは気になるが…
(お金を貯めて引っ越すこともできるし…、それまでの間頑張ろう…っ)
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「拓海…?もう寝た…?」
レストランで二人で食事し、海辺を散歩したり、久々にクタクタになるまで遊んだ。
ラブホテルでの宿泊には不便なく、これからのことも考えるとできれば節約したいところであるため、再びラブホテルに泊まることにした。
明日には美紀に会いに移動するため、早めにベッドに潜った二人。
背を向けて寝ていた夏芽だが、少しして寝返り、拓海を見つめる。
「あのね、本当にありがとうね。酷い態度色々取ってたのに、私のこと見てくれていたんだね…。私仕事頑張るから、ずっと一緒にいようね…、好きだよ…」
返事がなく、寝ている拓海に小声で感謝を伝える。
聞かれていない時にするのもずるいと思うが、面と向かって言う勇気はまだなかった。
拓海の身体に潜り込み、抱きついて顔を埋めた。
(拓海の匂い…、やっぱり昔のお父さんみたいな感じする…、安心するなあ…)
幼い頃に亡くした父の香りはもう忘れてしまったが、優しい香りに何故か父を拓海に重ね、ゆっくり夢の世界に落ちていった。
レストランでの食事を終えたあと、2人は港の突堤の先まで歩いた。
波が突堤に当たる音しかせず、目のまえには怖いくらい真っ黒な海が広がっていた。
空を見上げると拓海たちが暮らしていた街では見られない星空があった。
2人の会話は尽きることがない…あの事件以来失った2人の時間を取り戻そうとするかのように…
この街での最後の夜…奮発してシティホテルでもと思ったが、先のことを考えてラブホテルに泊まった。
美紀との話がまとまるまで歩き回った疲れに加えて久しぶりに2人で遊び回ったことで、早めにベッドへと潜りこんだ。
夏芽との3日めの夜…この2日間2人の間には何もない…拓海が求めれば夏芽は拒まず応じただろうが、義父からの調教、三宅からの凌辱…「妊娠してないだけ奇跡的…」と夏芽自身が言うほど酷い目にあったことを考えると無理強いはしたくはない。
2人が本当の意味で結ばれる時は自然な形で…と思う…
夏芽は背を向けたまま…拓海は何も言わずに目を閉じた。
今日の楽しかった場面を思い出しているうち眠りに落ちていた。
次の朝、この街に来た時と同じように始発に飛び乗り自分たちの街へと向かった…
ひとつ訂正をおねがいします。
持ちビルの上の階に空き部屋が…としましたが、佐竹が別に所有している貸し物件があって、それを借りることにしましょう。ジムと同じビルに部屋があると夏芽がジムでしていることを拓海が知ってしまうので…
それから5年ほどが経ち、ジムでの仕事もうまくいって、いよいよ拓海と結婚することになった。「新郎は、健やかなる時も、病めるときも、新婦に愛を誓いますか?」素敵な教会で神父の声が響く。(お母さん、お父さん、泣いてる…。いよいよ拓海と結婚することができるんだ…)純白のウェディングドレスに身を包み、みんなから祝福されて…、そして、私は拓海の足元に跪き…、「誓いのキスさせてくださいっ、拓海様っ。私を奴隷にしてくださいっ!」タキシードのチャックを下ろし、拓海のペニスを口いっぱいに頬張る。いつのまにか首には首輪が巻かれていて、チェーンを拓海が握っていた。冷たく見下ろす拓海の瞳と目が合うと、ジュンっと子宮が疼く。(ああ…、やっと拓海に犯してもらえる…、たくさんいじめられて、孕ませてもらえるんだ…。それが私の幸せ…)拓海のペニスをしゃぶり、ドレスの裾を捲り上げて尻を差し出す。みんなの前で犯されることに悦び、陰唇からとめどなく愛液が垂れ落ちる。「夏芽ぇ…、お前は誰のものだ?ああ?」挿入された瞬間、お義父さんの声が響く。私を犯していたのはお義父さんで、気がつけば私の部屋にいた。首に太い指が伸び、ぎゅっと締め付け、呼吸を制限される。「美奈子と一緒に犯してやるからな…っ、家族で仲良く…な?」~~~~~~「嫌…っ、嫌…ぁっ!!はぁっ、はあ…っ、夢…か…っ」次郎に中出しされた瞬間、目が覚める。全身汗だくで、肌着が身体に張り付いていた。(最悪な夢見ちゃった…。何よ、拓海様の奴隷って…、そんなこと望んでなんかないのに…。)横では拓海が寝息を立てていて、起床予定時間よりもだいぶ早く目が覚めていた。汗をかいたため、シャワーで流そうかと布団をめくると…(ひゃ…っ!?まさか、お漏らししちゃった…?いや、これもしかして…?)ぐっしょり濡れた股に同じく濡れたシーツ…、一見漏らしたかのように見えるが、濃厚な雌の匂いがして、汗でも尿でもない液体の正体がわかる。(最悪すぎる…。少しエッチなことしてないだけで、なんでこんなことに…。やっぱり私変態なのかな…。)拓海から連れ出される前はほとんど毎日犯されていたか自慰をしていたため、欲求不満になっていた。拓海と一緒に寝ているということもあって、それは顕著になり、洪水を起こす有様にすらなっていた。(拓海に「エッチしよ」なんて言えないよ…。大事にしてくれているし、変態なんて思われたら生きていけない…。自分で鎮めるしかないな…、ちょっとだけ…、ほんのちょっと…)夢の中で犯されたせいで、中途半端に身体が昂り、シャワーで流しても愛液が止まらなかった。一回イって落ち着かせるしかないと考え、シャワーを股に当て、乳首を指で抓る。「ぁっ、ぁ…んっ、拓海…ぃっ、拓海ぃ…っ!」壁一枚の先に好きな人がいるという状況に露出したときのような高揚感を覚え、あっという間に絶頂に至る。「ぁんっ、ぁ…っ、あっ、イくっ、イっちゃう…っ!」ビクンビクンッと身体が震え、立っていられなくなってその場にへたり込む。絶頂したものの、M性を開発された夏芽はただの自慰ではどこか満足できず、逆にモヤモヤしたような感覚を覚えた。「はぁ…、何やってるんだろ、私…。朝から馬鹿みたい…」自己嫌悪に陥り、自分自身に苛立ちを覚え、汗と愛液を流した。【はい、了解いたしました!】... 省略されました。
(あれ?な、夏芽がいない…)
アラームの音に目を覚ました拓海は、隣で寝ているはずの夏芽の姿がないことに慌てた。
あたりを見渡すと浴室からシャワーの音が聞こえた。
(なんだ…シャワー浴びてるのか…)
拓海は安堵のため息をついた。
夏芽が悪夢を見たのと同じように拓海も嫌な夢を見ていた。
夏芽が義父の腕に掴まり拓海から去っていく…いくら走って追っかけても夏芽との距離は縮まらない…そんな夢だった。
「そんなことある訳ないよな…」
そう自分に言い聞かせるようつぶやいた。
夏芽と入れ代わりシャワーを浴びると2人は駅へと向かった。
美紀とは、ジムをオープンさせる街の駅前で落ち合う段取りだ。
たったの3日間の海の見える街での生活…仕事と住む所を探すことに必死で最後の夜だけが2人の楽しい思い出になった。
……………
「夏芽ちゃ~ん!」
駅の改札を出ると美紀が2人を見つけ手を振った。
「あ、あの…は、はじめまして…遠藤拓海です。今回は色々お世話をかけてしまって…」
夏芽から美紀を紹介されると拓海は今回のことに頭を下げた。
「ここじゃあ…なんだから、ジムのほうへ行こうか…そこで話をしましょう…」
(結局二、三回シちゃったけど、なんか満足できなくて悶々とする…。こんなにエッチな女なんかじゃなかったはずだけど…)
シャワーから上がり、バスタオルで身体を拭きながら大きくため息を吐く。
自慰をしても不満足感が強く、無駄に昂るだけ。
「えっ、あっ、拓海起きてたんだ。えーっと、じゃあシャワーどうぞ…。」
悪夢のことだったり、つい先ほどまでしていた拓海のことを想いながらの自慰のせいで、まともに顔を見れず、少し慌てながらぎこちなく挨拶した。
(なんだかんだ言って、ここまで来て良かったな…。ゆっくりできなかったけど、拓海とお泊まりだってできたし…。)
そして、二人で手を繋ぎ、駅へと向かった。
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「美紀さんっ!!お久しぶりです、今回はごめんなさい…、色々迷惑かけちゃいましたよね…。あっ、こっちが拓海です、例の私の恋人です…っ、えへへ…」
美紀との待ち合わせ場所に着くと、小走りで駆け寄った。
そして、拓海と同じく頭を下げ、拓海のことを紹介したが、『恋人』という言葉を使ったことで関係を再度実感し、口角が上がって照れ笑いしてしまう。
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