イメプレ
1:スーツアクターの憂鬱
投稿者:
ユウリ
◆6ZDaSFYPE.
2023/11/06 15:50:22(kJwRr4f8)
ユウリ
「近藤さん!・・・少し時間、良いですか?・・・」
近藤さん
「あ、沖田さん、久しぶり。何?あれから士方ACプロダクション検索してみた?良かったらまた公園で話そうか」
そう言ってまた、あの公園の同じベンチに行き、同じようにハンカチで砂を払い、ハンカチを座面に敷きそこに
私を座らせる・・・。
やはり、近藤さんは私には白馬の王子様の様に目に映っている。
今日も公園にはかくれんぼをする小学生のグループ、談笑する高齢者が。
近藤さん
「で、俺に何か用事?・・・」
ユウリ
「あ、ええ・・・と・・あ、そうだ・・・この間のハンカチーフ・・・
有り難うございました・・・えーっと・・・この間お聞きした土方ACプロダクションなんですけど
受けて見ようと思うんです・・・それで・・・紹介者と一緒に行く事になっていて・・・
お忙しいとは思うんですが・・・一緒に行って頂けないでしょうか?」
一度、堰を切って仕舞えば思いの丈を出し切る様に言葉が湧き出てしまう。
近藤さんの反応を見る事も出来ず思いは止まらない・・・。
「代表の方や副代表の方は、滑空レンジャーの方だったんですね・・・。
私も戦隊モノヒーローが大好きで・・・」
一人で喋って、近藤さんの答えを聞いていないことに気付き真っ赤になって
俯いてしまった・・・。
23/11/10 18:31
(mkfrQFrE)
白いブラウスに、白いデニムミニスカートに白いデニムベスト・・・。
もちろん、生脚・・・まだ垢抜けていない・・・。
近藤さんに言われて、身体の線を気にしている。
一昔前の戦隊モノヒロインの様な出たち・・・。
少しふくよかな身体が、俯いてモジモジしていた。
近藤さんの気持ちも聞いていない状況でベラベラと喋ってしまった事に
今更恥ずかしがっていた・・・。
それでも、勇気を出して・・・
ユウリ
「近藤さん・・・すいません・・・お願いできますか?・・・」
23/11/11 06:37
(6la9kHXF)
公園のベンチに座り
「で、俺に何か用事?・・・」
と問いかけると最初のうちは口を開かなかったが
沖田さん
「あ、ええ・・・と・・あ、そうだ・・・この間のハンカチーフ・・・有り難うございした・・・えーっと・・・この間お聞きした土方ACプロダクションなんですけど受けて見ようと思うんです・・・それで・・・紹介者と一緒に行く事になってて・・・お忙しいとは思うんですが・・・一緒に行って頂けないでしょうか?」
「代表の方や副代表の方は、滑空レンジャーの方だったんですね・・・。私も戦隊モノヒーローが大好きで・・・」
一度話始めると、堰を切ったかのように、省吾が返答する隙も与えず、一気に話し終える沖田さんだったが、戦隊モノヒーローが好きと言ったかと思うと、下を向いて黙ってしまう。
そして下を向いたまま改めて小さな声で、「近藤さん・・・すいません・・・お願いできますか?・・・」と。
雪崩のように繰り出される、沖田さんの言葉に呆気にとられていた俺だったが、言葉が止まったところで、
省吾
「そう、受けてみることにしたんだ。紹介したのは俺だからもちろん喜んでご一緒させてもらいますよ。でもあそこのレッスン厳しいって噂だから、頑張って。」
そして、沖田さんが握っているハンカチに気がつき、
省吾
「台拭きにでもした後捨ててくれてよかったのに。」といいながら、ハンカチを受け取り、続けて、
省吾
「面接日の調整終わったら教えてくれる?それにしても、沖田さん滑空戦隊知ってるんだ?あれやってたころって沖田さん産まれる前か産まれてても小さかったでしょ。。知ってるって言ったら、レッド兄さんやピンクねえさん大喜びだと思う。」
話し終え、改めて沖田さんのいで立ちを見て
省吾
「そういう恰好見てると、ピンクねえさんやオレンジねえさん思い出すなぁ。」
23/11/11 11:34
(AOIbLvkn)
私は下を向いたまま改めて小さな声で・・・。
ユウリ
「近藤さん・・・すいません・・・お願いできますか?・・・」
雪崩のように繰り出される、私の言葉に呆気にとられていた近藤さんだったが
言葉が止まったところで・・・
近藤さん
「そう、受けてみることにしたんだ。紹介したのは俺だからもちろん喜んでご一緒させてもらいますよ。
でもあそこのレッスン厳しいって噂だから、頑張って。」
私が握っているハンカチに気がつき・・・
近藤さん
「台拭きにでもした後捨ててくれてよかったのに」
といいながら、ハンカチを受け取り、続けて・・・
「面接日の調整終わったら教えてくれる?それにしても
沖田さん滑空戦隊知ってるんだ?あれやってたころって
沖田さん産まれる前か産まれてても小さかったでしょ・・・
知ってるって言ったら、レッド兄さんやピンクねえさん大喜びだと思う。」
ユウリ
「いいえ・・・実は両親も戦隊モノが好きで・・・私も小さい時から
昔のモノも見せられていたんです・・・そのせいで普段着も・・・」
改めて沖田さんのいで立ちを見て・・・
近藤さん
「そういう恰好見てると、ピンクねえさんやオレンジねえさん思い出すなぁ」
ユウリ
「判りました・・・電話してみます・・・本当にお手数をお掛けします
きっと、頑張って夢を叶えます・・・お話聞いて下さって有り難うございました」
私はもう、夢が叶った様に思っていた・・・。
そして、土方ACプロダクションに電話を入れた・・・。
23/11/11 19:56
(ArOQha1X)
沖田さん
「判りました・・・電話してみます・・・本当にお手数をお掛けします
きっと、頑張って夢を叶えます・・・お話聞いて下さって有り難うございました」
と言う、沖田さんに
省吾
「わかった、連絡待ってるから。がんばって。」
そう言って沖田さんと別れ、事務所ビルに入った俺は、その足で開いている会議室に入り、士方香織に電話をする。
省吾
「ピンクねえさん?」
香織
「しんちゃん!、元気?。抱いてくれる気になったの笑」
省吾
「それは置いといて、沖田ユウリさん、面接受けるの決めたみたいだから、今日か明日には連絡あると思うから。」
香織
「本当に?分かったわ。」
省吾
「演技少し硬いところあるけど・・・」
香織
「分かってる。目を瞑って入れればいいでしょ。レッスンで絞ってあげるわ。」
そう言ったときに、会社の電話が鳴り始める。
香織
「あっ、電話だわ。もしかしたら、噂をすればかしら。」
23/11/11 21:51
(AOIbLvkn)
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