イメプレ
1:(無題)
投稿者:
祐子
◆e1U4wGLAX6
2018/09/02 13:29:00(xPICzr2M)
意思とは無関係に踏み出した一歩…それに伴い頭の中で響く声はどんどん大きくなり頭が割れそうでした。
仕方なく歩を進めて窓辺にまでたどり着きますが、言い知れぬ恐怖に脚がガクガクと震え立っているのがやっとでした。
そんな私に「嶽間沢猛」はカーテンを開けろと命じます…例え逆らったとしても、また勝手に身体を操られてしまうかもという恐怖から手を伸ばしカーテンを開け放ちます…
窓の向こうには日頃見慣れた風景があり、いま自分に起きていることが現実のことだと思い知らされる気がしました…
18/09/02 16:20
(xPICzr2M)
震える足を引き摺るように恐怖に支配された身体が部屋の真ん中から窓辺へと向かっていく
その表情は恐怖に怯え、普段の柔らかな面影などどこにも見当たらない
まるでレイプ魔に押し倒された直後の女と同じ顔をしていた
(そうだ…その表情が堪らない…恐怖に怯え…蒼白の顔色が…いつの間にか認めてはならない快楽に上気していく…。その表情の変化が堪らない悦楽なんだ…。)
貴女に取り憑きながらも、背後からとも正面からとも違った感性で貴女の周りからその姿や表情を見つめる私
カーテンを開き窓の外に見える景色と共に、鏡のように黒く輝く窓ガラスに映る貴女自身の姿を見せつける
≪そうだ…言う通りにできるじゃないか…。窓ガラスに映るお前の顔はどんな顔をしている?
恐怖か…?怯えか…?すぐに慣れるさ…暫くはお前の身体に住み着かせてもらう…。≫
そんな言葉が低い声となって貴女の意識に届く
≪俺の意思に逆らう事などできはしない…。よくわかっただろう…?
窓の外には毎日見る同じ景色が広がっているな…。
明かりが灯る窓もある…。あの明かりのひとつひとつに誰かが存在する…。≫
窓の外の景色の中に、自分ではない誰かの存在を意識させるように語りかける霊の声
震えながら立ち竦む貴女の意識に直接響き渡る命令
≪そこに立ったまま…服を脱ぐんだ…ブラウスのボタンを外せ…スカートのファスナーを下ろせ…。
脱げ…脱げ…服を脱ぐんだ…。≫
18/09/02 16:37
(DIyDx4kp)
《ふ、服を…そ、そんなこと…で、できません…》
窓辺に立ちカーテンを開け放った私に「嶽間沢猛」から信じられない言葉を聞かされます…
もう外は暗く、灯りのついた部屋の窓辺で服を脱ぐということは、外からまる見えになってしまいます。
ここがマンションの2階であることを考えれば、その気になれば通りからも見られてしまうかもしれないのです。
《で、できません…そ、そんなこと絶対…》
これまでスカートの裾や服の胸元のゆるみなどにも気をつけ、マンションの2階でもあるに関わらず下着類すら外に干したこともなかっただけに「嶽間沢猛」のこの命令には従うことはできませんでした。
《お、お願いですから…それは許してください…》
必死の懇願に対しての「嶽間沢猛」の返事は無情でした…願うように合わせていた手がブラウスのボタンを外しはじめたのです…
《や、やめてください…》
その声が届いていないはずはありません…低く不気味な笑い声が頭の中で響き、ブラウスだけでなくスカートを脱ぎ下着姿になった自分をガラス窓に映し見ることになったのでした…
18/09/02 16:54
(xPICzr2M)
≪ふっふっふっ…。はっはっはっは…。≫
至上の悦楽を得て不気味に笑う声が貴女の意識に響き渡る
意思とは裏腹に胸の前で祈るようにして合わせられていた掌は、無情にも震えながら命令通りにボタンを外してしまった
ボタンが外されふくよかな胸の膨らみを包み込む下着に持ち上げられた乳房が深い谷間を作り出していた
ひとつの仕事を終えた指先は、次の仕事に取り掛からんと肌の上を滑るように落ちていく
スカートのホックが外され、ジリジリと音を響かせながら下ろされていくファスナー
締め付けを失ったスカートは、ただの筒状の布切れとなって足元へと滑り落ちる
≪ふっ…はははぁ…。いい眺めだよ…。ほら…窓ガラスに映る自分の姿が見えるだろう…?
真っ暗な世界で部屋の明かりを灯したままカーテンを開いたら…どうなるか…わかるよな…?
そうだ…外からは…丸見えだ…。
はっはっは…。≫
恥ずかしくとも霊の仕業によって身体を隠す事は許されず、両手を横に力無く垂らしたままで立ち尽くす貴女
目の前には暗闇に浮かぶ数々の窓の明かり
意識を集中させて見れば、その明かりの中に人影すら見える窓もある
それでも力の入らない身体は立っているのが不思議な程に動く事ができない
≪やめて…だって…?そうはいかないさ…。この一週間、俺一人で楽しませてもらったその身体…もっと楽しい事に使わせてもらうよ…。
ほら…。≫
力が入らなかったはずの右手が自然と動き、窓ガラスに手を掛けるとスルスルと窓を開いた
ベランダへと通じるテラス窓。下半分の磨りガラスの目隠しを失い、下着姿の全身が外の世界に晒される
≪いつの間にか…外の世界には秋が近づいてるようだな…。肌に触れる涼しい風が心地好いだろう…?≫
視覚からだけではなく肌に伝わる感覚が無防備な状態を身体と意識に植えつける
≪そのまま…ベランダに出ろ…下着姿のままて…ベランダに踏み出すんだ…。≫
ベランダの下には人が行き交うはずの道路がある
不意に見上げる者があれば、有り得ない姿を晒す事になる
それでも抗う術を知らない霊からの命令が…低い声が…貴女の意識に訴えかけるように響き渡る
≪ベランダに出ろ…ベランダへと歩み出せ…下着姿のまま…ベランダに立つんだ…。
辺りを見渡しながら…両手を背中に廻せ…。ホックを外して…ブラを外すんだ…。
懇願の言葉など必要ない…命じたままに動けばいい…。≫
18/09/02 17:19
(DIyDx4kp)
窓を開けていく手が、まるで他人の手のようでした…身体を隠すこともできずにだらんとしていた手が勝手に動き窓を開けてしまったのです。
まだ昼間は暑い日が続いていましたが、日が落ちると吹く風にわずかに涼しさを感じます…でもそれが下着姿で窓を開け放ったことが夢ではないと知らされました。
《ど、どうしてこんなことを…》
恐怖と不安…色々な感情に冷静な考えなど浮かびません…ただひとつ、どんなに拒もうとしても「嶽間沢猛」に無駄だということを思い知らされます。
向かいのマンションからこちらの様子に気づいた人はいないようです…幸いにもベランダの塀は下半分はコンクリートで通りかかる人からも見えないはず…混乱する頭でそのことを考え、ベランダへと足を踏み入れたのでした。
《む、むりです…そ、そんなこと…》
逆らっても無駄だと思いベランダに出た祐子でしたが、更なる命令には反射的に首を振ります…
そんな祐子に《俺の命令が聞けないのか?ならば大きな声でも出してやろうか?》と言われてしまいます…ここで大きな声を出したら…それを考えると祐子には何もできなくなります…
《わ、わかりました…》
誰にも気づかれませんように…そう願いながら両手を背中に回しブラのホックを外します…
(あの…人違いならごめんなさい…もしかして菅原武司さん…ではありませんか?)
18/09/02 17:39
(xPICzr2M)
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