イメプレ
1:動き出した二人の時間<2>
投稿者:
鈴香
◆NZJg9s3.DU
2018/07/17 20:45:59(Crx2scHw)
《こんばんは。お菓子を与えないと髪の毛を引っ張ったり暴れそうだし、与え過ぎると太ってポッケから出れなくなりそうだからなぁ(笑)》
レストランで食べるより家でゆっくり食べたいけど、作らせるのは負担だと考えた鈴香は買って帰ると言ったんだろう。
『作るのは嫌じゃないし面倒でもないよ。それに今夜はチャチャっと出来るメニューにするし。』
そんな話をしていると店員が2台のスマホを持ってやって来てカウンターに戻ってきて。
「あっ、あの、お客様、よろしいですか?通話テストをしてお渡しとなりますが?」
仲良く話していたのでちょっと困った様子でタイミングを伺い話し掛けてきた。
『あっ、ごめんなさい。じゃあお願いします。』
先に桜色のスマホ、次にネイビーのスマホの通話テストを済ませて手続きは終了となり、その場で鈴香に桜色のスマホを渡して。店員に。
『ありがとう。』「本日はお買い上げありがとうございました。」
『じゃあ鈴、帰ろうね。』
18/10/11 22:56
(CPSzfRPY)
<こんばんは。やっとお家です。
恭平さんのポッケならすやすやできたのになぁ>
「恭、買ってくれてありがとう」
一度手を離すと、ぺこりと頭を下げて、スマホを受け取る。
「!」
嬉しそうにスマホを見つめて、はじめてはっとした顔になる。
右手はスマホ。
左手はセバスチャン。
バッグを所有していない鈴香は手を繋ぎたいのにどうしたらいいのか
困った顔。
家にあるのだって仕方なく持って来た、自分に酷いことをしてきた
そんな男の顔がよぎるもの。
「恭・・・」
そういってスマホを差し出す。
どうやら持っていて欲しいということらしい。
自分が二つ持っていたら意味がないと苦笑しながら、
受け取った貴方の手を再び握る。
18/10/13 00:45
(PMxJx69y)
《こんにちは。昨日は遅かったんだね。鈴香さんも大変だね。体調には気を付けて。慣れない職場と仕事だから、無理しないようにね。ポッケの中で起こさないと冬眠しちゃう?(笑)》
スマホを受け取った鈴香は本当に嬉しそうに裏返したり撫でたりして、出発って思った時動作が止まる。ちょっと考えるとスマホを差し出して。
『うん、家に帰ってからゆっくり触ろうね。今は預かっておくからね。』
ちょっと寂しそうな顔をする鈴香を車に乗せると来た方向と違う家から離れる方向へ車を走らせるが、もちろん鈴香は気が付かない。
『セバスチャンを抱いてスマホを持つと両手が塞がっちゃうよね。鈴が満足出来るのはスマホをバックへ、セバスチャンを抱いて、さらに手を繋ぐだよね?』
スルスルっと車を脇道へ。直ぐに停めると。
『ちょっと予定変更。ここに鈴の思いが実現する可愛いのがあると思うんだ。』
エンジンを止め助手席に鈴香を迎えに行って手を繋いで店の中へ。そこは大きくないが上品なバックやポーチなど並べられた店。
18/10/13 15:23
(MOjM4YOP)
〈今日はそれでも予定があったので、早起きで欠伸ばっかりしてました笑
やっぱり恭平さんのポッケに入っても、すやすや寝てることが一番多いかも〉
「???」
あっという間に車に戻ったかと思うと、
スマホのことを確認されて気がつけば知らないお店の前。
きょとんとした顔をしていると店内へ。
アンティーク調の作りの店内にはポーチやバッグ、
それにつけるチャームもたくさん飾られている。
可愛いものや綺麗なものか好きな鈴は目を輝かせる。
しかし、次の瞬間貴方が買ってくれようとしていることにはたと気づいた。
「鈴、いらないよ?」
貴方に金銭的に負担を与えたくなくて、
手を握り車にもどろうという。
昔ならただ喜んでいた。
欲しいのにこういうことを言うようになったのは
ある意味大人になったのか。
18/10/13 18:26
(PMxJx69y)
《こんばんは。レス今日はなかなか出来なかったけど鈴香が楽しみにしてるだろうなって思って深夜にレスしときます。ポッケの中でスヤスヤ寝てても甘い匂いがしたら、ピョコンって出てくるでしょ?(笑)》
店に連れて入ると鈴香の目はキラキラと輝いて店の中を見回したが、振り返った瞬間に手を掴んで車に戻ろうとする。
『必要な物だから買わなきゃ。無駄な物は買わないけどスマホを入れたりお出掛けには必要でしょ?これから毎日のように出掛けるんだよ?気に入ったバックなら毎日持って外出したくならない?』
ゆっくり鈴香が掴んだ手を離すと両手で肩を掴んで回れ右をさせてバックが良く見えるような位置に二人で近寄る。
『これなら何を着た時にも似合うんじゃない?お洒落だし何ヵ所も物入れとか付いてるから、仕事の時にも遊びに行くのにも使えない?』
外出する時には必ず近くでもバックを持たなかった事がない鈴香。片手には大好きな縫いぐるみ。肩にはバックを提げているのが当たり前だった。
『こっちは少し大きいかな?鈴にはさっきのが似合うかな?どっちが良い?』
鈴香が家を出る時にバックを持たないのは、前の忌まわしい記憶が残ったバックだから。薄々察してはいたが、ショップで自分のスマホを預けた時に確証したからここに寄り道した。
『バックを買って自分のスマホをしまって。バックを掛けてセバスチャンを抱えて家に帰ろうね。』
18/10/14 01:05
(3V8D67NY)
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