イメプレ
1:動き出した二人の時間<2>
投稿者:
鈴香
◆NZJg9s3.DU
2018/07/17 20:45:59(Crx2scHw)
<油断してクーラー切って、クーラつけてる時の習性で
羽毛布団にくるまってお昼寝してたら汗もできた涙>
「っ!うんっ、鈴やるっ!」
貴方からお願いごとをされるのは珍しいので
嬉しそうに頷く。
「♪」
鼻歌交じりに、小さな袋に三枚ずつ小さなクッキーを入れ、
それを箱に納めていく。
難しい作業ではないが、作業が進めば進むほど、真剣な表情に。
「できた!」
貴方の部下が予定通りだと、あと5分もせずに来る頃
鈴香の声があがる。
18/09/02 19:27
(BVBXhMja)
《痒くても掻いちゃダメですよ?痕になっちゃうから薬を塗って我慢だからね(笑)どうしても掻いちゃうなら縛っちゃうから(笑)》
こういった作業をする時の鈴香は楽しそうでいきいきしている。
『やっぱりお菓子作りとラッピング、装飾とかは鈴に頼むのが1番だな。』
もちろん複雑な作業は苦手な部類だが特化して任せると確実に仕事をするのが鈴香。たぶん秘書を任せてスケジュール管理などさせたら10分前からカウントダウン始めてうるさいかも?などと思うと顔が自然と緩んでしまう。
『あのね、あと少ししたら部下が来るんだけど鈴は寝室に行ってセバスチャンと一緒にいる?もちろん俺の傍に居ても良いよ。』
ラッピングが終わったタイミングを見計らい静かに鈴香に問い掛けた。もちろん鈴香がいても部下は気を使い状況に合わせて配慮するはずだが。
18/09/02 20:39
(N8ka0cFv)
<寝てる間に掻いちゃった・・・す、鈴わるくないもんっ(逃/笑)>
「・・・・・・寝室にいるね。邪魔になっちゃうし」
貴方の言葉に思い出した様にぴくりと身体を震わせ、
セバスチャンを抱き上げると、
まだ来てもいないのにぴゅっと寝室に逃げていく。
「セバスチャン・・・大丈夫、大丈夫だよね」
ベッドの隅に腰掛けるとちょこんと座り、
セバスチャンを抱き締めてぎゅっと目を瞑る。
18/09/02 21:09
(BVBXhMja)
《寝てる間じゃ仕方がないね。ちゃんとお薬塗って早く治すんだよ。》
どうするか聞くか聞かないかしない内に巣穴に逃げ込むモルモットみたいに寝室に逃げ出してしまう鈴香。
間もなくインターフォンが鳴り部下が到着したので部屋に通すと鈴が焼いたクッキーとアイスティーを部屋に持ち込み仕事の打合せ。
時間にして15分程度。帰る前に玄関で待たせてから寝室に行って。
『鈴、無理だったら良いけど、どんな部下か見てくれないかな?後ろから着いてきて、ちょっと覗くだけで良いから。』
堅くギュッと目を瞑りセバスチャンを抱き締めてる鈴の前に膝ま付きおでこを、くっ付けて話し掛けた。
18/09/02 22:17
(N8ka0cFv)
<はーい!あっでもお薬ない・・・
とにかく掻かないようにします>
「・・・」
暫くして部屋に入って来た貴方。
泣いてはいなかった。
でも泣いている時と同じように額に触れる。
「恭・・・・・・」
貴方の言葉に、貴方に手を借りながらベッドから立ち上がる。
ゆっくりと玄関に向かう貴方の背にぴったりとくっついて、
そのまま寝室を後にする。
玄関には人の気配。
すっぽり貴方の背に隠れて出ようとしない鈴香は震えている。
18/09/02 22:43
(BVBXhMja)
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