「ようこそ、我がアルカトラズ へ」台の上で仰向けに寝かされているあゆむの遥か上の方から、聞き覚えのある、あの低く太い声が、頭の中でなく、直接耳に聞こえてきた。寝覚める前の浅い微睡の中、次々と襲い掛かって来る淫夢と体に感じる、余りにもリアルな感触、更に頭の中に聞こえてくるあゆむを嬲る言葉に淫虐され、これまで感じたことが無い程の深い淫悦と被虐願望の炎に包まれ、もっと嬲られたい、もっと酷くされたい、と体が求め、全身をくねらせ、波打たせていたが、いきなり、大きく固く充血したクリトリスを摘ままれ、捩じり上げられ、全身を貫かれたような熱悦に、体を硬直させ、甘い悲鳴を上げた。そして、あゆむは、その強烈な淫悦と、自らの悲鳴で目覚め、目を開けた途端、真上の明るい照明に目が眩んだ。そして、その明るさを遮るように目を細め、視線を周りに這わした。部屋全体は薄暗く、あゆむが寝かされている台と、その周りだけが明るく照らされていた。そして、その台の周りの光芒の中に微かに動く大きな影を見つけた。(えっ?何? 誰?)と訝しがり、その全身を確かめるように視線を上げて行くと、そこには、トラ皮のパンツと、同じくトラ皮のチョッキを羽織った大男の姿があった。その大男の体が少し動き、再び声が聞こえてきた。「まずは自己紹介をしよう。私はここの所長のアールだ」「・・・ アール? ・・・」あゆむは、まだ何も理解できないまま、この聞き覚えのある声の主の顔を確認しようとしたが、肩から上は、薄暗い闇の中に溶け込み、判別出来なかったが、アールが身に纏っていいるトラ皮のチョッキの隙間から垣間見える筋肉の盛り上がりに目を見張ってしまった。そして、その体の大きさと、その肌の色に。ざっと見たところ、身長は2.5メートルは超え、体重は200キロ以上は在りそうだった。そして肌の色は、薄い青みを帯びていた。(なんなの? こんな大きくて逞しい人間なんて見たことがないわ)そんなあゆむの驚きと疑問が分かったのか「そうだな、驚くのも無理はない、俺のようなものを見るのは初めてだろうからな」「もう一人、紹介しておこう」あゆむの腰の横にあった白いカーテンのようなものが、微かに揺れた。「そこに居るのは、女医のルビーだ」「よろしくね」と少し高めのハスキーな声が戻り、片手で、あゆむの太腿をササァ~ と撫で上げた。白いカーテンのように見えたのは、ルビーが着ている白衣で、その白衣の袖から伸びた手は、赤銅色で、気のせいか、手首から腕にかけて鱗のような模様が見えた。ルビーは見た感じ、華奢な感じだが、それは、あくまでもアールと比較した上での話で、それでも身長は2メートルを超えていた。そして、ルビーの纏っている白衣は前ボタンが掛けられてなく、その空いた隙間から、ヒョウ柄の服が見えた。あゆむは、太腿を撫でられ、そのひんやりした感触に思わず身震いした。(一体なんなの? この巨人達は?)(それに、トラ皮とか、ヒョウ柄とか着ちゃって、ここって関西?)(関西の おっちゃんとおばちゃんかいな?)何て あほな突っ込みをしていたら「そして、最後に、こいつらだ。 カイ と セル だ」「おい、挨拶しろ」と アールの声と共に、再び、あの生臭い獣の匂いが突進して来て、あゆむの両サイドから、顔中をぺろぺろと舐め上げた。そう、あの黒い大きな二匹の犬達だった。その黒い大きな犬は、見た目は、グレートデンそっくりだ
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「ん…、ぅうっ…(ま、眩しいっ…あ、れ…あたし、図書館にいたんじゃ…)」クリトリスを捩じられた甘美な刺激であゆむは微睡の中から完全に意識を取り戻した。目を開けたあゆむの瞳に大量の光が飛び込んできて、眩しさに思わず目をぎゅっと瞑り、両手で覆い隠そうとするがそれが出来ない。そして頭上よりも少し高い位置から、夢の中で聞こえたあの声が降り注いできた。瞳が光の量を調節して、少しずつ目を開けられるようになってきたかと思うと、部屋全体は薄暗く自分の周りだけが明るいことが分かった。そして分かったことがもう一つ、自分以外の何者かが複数傍にいることだった。「ん、だ、だれ…?…あーる…?(顔が見えない…けど、こんな大きくてガッチリした知り合いはいないし…それに、トラ柄の服が好きな人も思い浮かばないし…。それに、俺のようなもの、って…まぁ、あんまり上下トラ柄の筋肉男に知り合いはいないし…)」「あ、ぅ、えっ…?女医…?っひぁあっ…!(女医…って…ここ、保健室?保健の先生こんな身長高かった…?しかも、手がすっごい冷たいし…え、なんか、鱗みたいなのあった…。刺青みたい…この人も豹柄の服だし…こんな格好で学校来ていいの…?)」寝起きで頭の働かない状態のあゆむに、低い声の主は何やら自己紹介を始めた。自分を取り囲む者たちは異様なまでに大柄で、学校の場に似合わぬ派手な衣装を纏っていて、あゆむの頭がさらに混乱していく。「っきゃぁあぁっ!ぅぶっ、ちょっ、なにっ…!?(何これ、犬…?にしては、随分おっきい…多分、グレートデンだよね……?なんか仔馬ぐらいの大きさ…)」「…は、?働く…?なに、言って………(なにこの人、何言ってんの?働いてもらうって…しかも収容?相手?全然意味わかんない…人違いじゃないの?)」黒い大きな犬に顔中を舐められ、唾液塗れにされながらアールの説明を受けるあゆむは、驚いたような顔をした直後、顔の見えないアールに向かって怪訝そうな顔をする。今の状況も、相手が誰かも、自分が何の説明を受け誰の自己紹介を受けているのかもわからないあゆむにとっては、訝しげな表情をしてしまうのも当然のことだった。「え、は、始めるって…っ!?ぃ、いやぁああっ!ちょっ、なにしてっ…!?(っていうか、あたし裸!?なんで!?しかも変なのに縛られてっ…!)」「あっ、えっ…っぁああっ…!やめっ、これっ、ほどいてっ…!(なに、なんで、なんで裸なの?なんで縛られなくちゃならないのっ…?)」今更ながら、自分が全裸になっていることに気づき、隠そうとするも自分の両手は後ろに縛られ、胸も絞り出されるように拘束された後だった。しかも声の主は不適な笑みを浮かべたかと思うと、今しがたあゆむを拘束した触手が真っ黒なシュロ縄に変化し、あゆむの身体をチクチクと刺激しながら締め付ける。黒い毛羽立ったシュロ縄はあゆむの白い柔肌に食い込み、それが余計に映えてしまい、何よりシュロ縄に縛られただけで体を捩らせ鼻にかかった甘い声を漏らしてしまえば、アールとルビーを悦ばせてしまうだけになる。「ちょっ、ちょっと待ってよ、なんなのっ!?や、やめてっ、触らないでよっ…!ぃ、やぁんっ………っ!?(え、なに、今の…角…?っていうか、鬼…?青鬼…?うそ、これまだ夢…?)」「あっ、ふぁあっ…!やっめぇ…そんなとこっ、やァアンッ…」気丈な態度で抵抗するも、縄は暴れれば暴れるほど自分に食い込み身動きが取れなくなる。あゆむの耳を舐められた瞬間、甘い声を漏らしたと同時にアールの顔がチラリと見えた。その顔は人間ではなく、牙と角を持った青鬼の横顔だった。未だに夢を見ているのかと疑おうとしたが、自分の知らぬ間に熟れきった秘所を舐めあげられ、身体をぴくぴく震わせる。ルビーの口内にあゆむの甘く濃厚で、癖になり、依存してしまいそうな、まるで麻薬や媚薬の類のような愛蜜の味が広がり、ルビーの興奮を掻き立てる。「っぃ、やぁああんっ…んぁぁっ、なにっ、やめっ、もぉっ、やめてぇぇっ……!(お、お願いっ…悪い夢なら、早く覚めて…!)」真っ黒なシュロ縄に身体を締め上げられ、身体をきゅんきゅん疼かせ白い乳房をぷるんぷるんと揺らし、あゆむは悲痛な声を上げて快楽に悶える。その淫らな姿が、余計にアールやルビー、カイやセルを愉しませてしまうとは知らずに。【こちらこそ大分遅くなってしまってすいません。まだ見ていらっしゃったら続きをお願いしたいです…】
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台の上で、仰向けで拘束されたあゆむは、自分の居る場所がどこなのか、ここに居る者達が誰なのか、何の為に全裸にされ拘束されているのか、全く理解出来なかったが、只一つはっきり分かることは、この、とても人間とは思えない者達があゆむを弄び、嬲り、犯そうとしている事だった。しかも、それまであゆむが見ていた淫夢の内容を全て知っている様子も伺え、あゆむは、何か底知れない未知の力の存在をひしひしと感じた。更に、彼等の、人間とは明らかに異なる異様な形態と、その圧倒的な存在感と威圧感、更に、その荒ぶれた面容が醸し出す非情さに、あゆむは、思わず身震いした。しかし、一瞬、あゆむの全身を駆け抜けた、漆黒にも似た絶望的な戦慄の先に、無意識の中、奇妙な疼きを感じてた。恐怖の余り、発狂したり失神してもおかしくないのに。(彼等は、一体何者なの? 人間じゃない?悪魔?魔物?)(私の体に巻付いた物が、一瞬でショロ縄に変わった?)(イリュージョン? でも生き物のようだし・・・在りえない)(ここって異次元の世界? 在りえない)(あの巨体で私を嬲り犯すつもりなの?そんな事されたら、きっと私の体、壊れちゃう)(怖い、気が狂いそうな程怖い・・・でも・・・)頭の中で、あゆむは自問自答していたが、シュロ縄に縛り上げられ、魔物達に触られ、舐められる度に体が勝手に反応し、子宮の奥からさざ波のように疼きが広がって行く。(嫌っ 何で感じちゃうの?)(恥ずかしい淫夢で発情してたから?その余韻で感じちゃうの?)あゆむの柔肌を楽しむように、頬、首筋、肩、乳房、波打つ腹部を撫でていたアールが、突然、揺れる乳房を鷲掴んで言った。「お前は、優しくされるより、こんな風に乱暴にされる方が好きな変態マゾだったよな」あゆむのFカップの乳房を握り潰し、絞り出された乳首を長い舌でベロンと舐め上げ、軽く爪を立てながら捩じり上げた。「そうよアール。このメスに優しさなんて必要ないのよ」「ほら マゾメス ちゃんと自分の目と耳で確かめてごらん」「お前の横にある機械はね、お前の性感を測る機械なのよ」「お前がどれくらい感じてるか測ってるのよ」「まだ覚えてるでしょ?今まで見てた淫夢を」「呆れるほど感じまくってたわよね」「私の大切な測定器を壊すくらい激しく反応させてたくせに」「今だってそうよ、アールに乱暴にされた途端、測定限界を超えたと、警告ランプと警告音が鳴り響いてるでしょ?」「良くお聞き、もし私の大切な測定器を壊したら、容赦しないわよ」と言いながら、絶え間なく濃厚な蜜を滴らせてる性器とアナルを舐め上げ、プックリと勃起させてるクリトリスを摘まんで捩じり上げた。「ほら、こうして乱暴にされると一挙に測定値の限界をオーバーさせてるじゃない」「あっ・・・このメス・・・やったわね・・・」ルビーが短く叫んだ。アールとルビーが同時にあゆむの乳首とクリトリスを捩じり上げた途端、測定器の警告音が ピー っと一本調子に鳴り続け、モニタで激しく上下に振れまくってた線が、水平の一本線しか表示しなくなり、短く点滅していた警告ランプが、点灯したままとなった。「私が、苦労して試作した測定器が・・・」しばし、呆然と測定器を見やるルビー。しかし、どこか面白がってる風のアールが続けた「とうとうやっちまったか」「おい 女。大切なルビーのオモチャを壊してしまったな」「しかし、測定器を壊したのは、お前が悪い訳じゃないけどな」「でもな、ルビーを怒らすと怖いぞ」とゆむの耳元で囁き、耳たぶをカリカリと甘噛みした。「悪いのは、お前じゃなくて、この淫乱な体が悪いんだろうな」と面白そうに続け、又、あゆむの揺れる乳房を鷲掴みにして揺すった。「やってくれたわね、小娘が」冷たく言い放つ言葉の中には、アールと同じく、どこか楽しそうなニュアンスが漂っていた。「この落とし前は、お前の体で払って貰うからね。覚悟を
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