「このメスの、この淫乱ぶりを見てると、ワクワクしてきちゃうわね」「淫乱と言うより、底抜けに貪欲なマゾメスだわね」ルビーは、上気させた顔を少し歪め、あゆむの繰り広げる淫蕩な痴態に見入る、その切れ長の目を更に細め、青白い加虐の炎を燃え上がらせていた。そして、片手で掴んでいた乳房を、思わず力強く握り潰してしまい、小さく 「・・・うっ・・・」 と 呻き声を噛締めた。「本当だな ルビー」「このメスの貪欲さは、底なしかもな」「もし、ここにルビーが居なければ、ルビーが押し止めてくれなければ、とっくにあのメスの肉穴にぶち込んでただろうな」トラ皮パンツの横から大きくはみ出させている男根を、更にギュッっと握り絞めた。その大きな亀頭の先端からは、透明な我慢汁を滴らせ、床の上に水溜りを作っていた。アールも体内から燃え上がる加虐心に、その大きな体を震わせ、カット見開いた目の奥に鈍色の炎を揺らめかさていた。その時、ルビーの傍らで、忙しそうに作動していた分析器が止まり、緑色のランプを点灯させた。「やっと分析が出来たようね」 我に返ったようにルビーが呟いた。「ルビー 何を分析してたんだ?」「先程、このメスの溢れさせた蜜液を採取してたようだけど?」アールの問い掛けにも答えず、モニターを食い入るように眺め、頻繁にモニター画面を切り替え、何かを探し、比較していた。「在ったわ・・・これだ・・・やはりそうだったのね・・・」半ば呆然とした表情で呟くルビー。「噂では聞いたことがあったけど、本当だとは・・・」「これで、全ての事が理解出来たわ」「何の事だルビー?」台の上では、触手に全身を拘束され、二匹の大きな黒い犬から絶え間なく、その長い舌で舐め責されているあゆむが、全身をくねらせ、甘く悲痛な喘ぎ声を漏らしている。「良く聞いて アール」「あぁ・・・」「この魔界の媚薬を精製し、人間族用に作ったアロマで、このメスは、鎮静効果以上に発情した」「このメスの発する蜜液の匂いで我々魔族が発情促進されてる」「確かに、人間族のメスの匂いで発情するのは確かだけど、ここまで、特に私まで発情させている」「そして、触手や、獣に対する嫌悪感が薄い」「発情し、性欲に支配されているとはいえ、ここまで強く反応し肉穴をヒク付かせ、肉穴を自ら開き、更に蜜液を滴らせている」「どうしてだと思う?アール?」「このメスが、僅か18の小娘とは言え、底抜けに淫乱なマゾだからじゃないのか?」「そうね、半分は当たってるわね。でも残り半分が重大な事よ」「・・・・と言うと?・・・」「このメス、実は、我々魔族の血を引き継いでるわ」「・・・ 何? 本当か?」「間違いないわ。我々と共通の遺伝子が在ったわ」「と 言っても、ほんの一つだけよ、その中にほんの一か所だけ」「これから推測されることは、相当昔のようね」「多分、約千年位前 奈良時代か 平安か 室町時代当たりかもね?」「あの頃か・・・確かに、あの頃は、人間界と魔界が近づいていた時代だったな・・・」「でもなルビー。人間族とは遺伝子が違うから、子供は出来ない筈では?」「そうね、基本的には妊娠はしないわ」「しかし、あくまで基本の話で、偶然 って事は否定できないわ」「日本でも西洋でも、面白い伝説が沢山あるものね」「多分、この子の先祖の一人が、魔物に孕まされたのね」「生まれた時には、悪魔の子とか獣の子とか言われ、人目を忍んで育てたのでしょうね」「しかしね、意外と知られてないのが、魔物の血を引き継ぐ人間族はね、結構大物になるのよ。歴史に名を残したりね」「人間族のメスの場合、上げマンだったり、男を手玉に取る
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