「どうしたんだ、ルビー?」ルビーの問い掛けに、アールは股間を窮屈そうに窄めながら答えた。「どうも腑に落ちないのよね」「この人間族のメスの深層心理を探ろうとして嗅がせているアロマが、このメスには媚薬効果も発揮しているんだよね」「そもそも、これはここ魔界の魔族にしか効かない媚薬の筈が、異界の人間族にも媚薬効果を発揮している」「偶然かな、と思っていたのね。所が、このメスの発する発情蜜が我々の性欲中枢を刺激して来てる」「確かに、人間族のメスの発情蜜に魔族も反応はするけど、ここまで力強く効くのは初めてだわよ」「そう言われればそうだよな。俺の肉棒がはち切れそうな位に勃起しっぱなしだし、ちょっとやそっとでは発情しない、クールなルビーまで発情してるようだしな。そうだろ?ルビー」「ふん そんな訳ないでしょうが。だれが、こんな人間族の小娘に発情なんて・・・」「そうか?ルビー? そう言ってる割には、お前のその肌の変化は発情を示してるように見えるけどな?俺の見間違いか?」とニヤニヤしながら答えるアール。「・・・・・・」「もし、私の仮説が正しいなら、このメス・・・とんでもないメスかも」「それって どういう事だ?」「ねえ アール、それを確かめたいので、ちょっと協力して」「それは良いけど、どうするんだ?でも俺の肉棒が・・・」「まだ我慢しなさいっ アール!!」「おおっ・・・分かった・・・よ」母親に叱られた子供の様に、半ばやけっぱちっぽく頷くアール。「このメスに送る思念を少し変えてくれない?」「それと、眠っている意識を少しだけ戻してね」「送る思念の内容はね・・・・・・・・・・・」「分かった。まかせてくれ」全身を羽のような産毛触手で覆われ、絶え間なく送り込まれる焦れるような優しい愛撫に、しかし、肝心の急所は一切撫でて貰えないあゆむの体は、酸素を求めくねる軟体動物のようにくねり、込上げる切ないほどの焦燥感に狂いそうだった。いや、既に悶え狂っていると言っても良い位だ。また、あのチョコの匂いが強まり、あゆむの頭の中だけでなく、子宮にも響くような低い声が入ってきた。始めに届いてきた声は先輩の声だった。「あゆむ、お前は、俺が思っていた以上にマゾッ気があるんだな」「嬉しいよ。もう少し俺のオナニーを聞いてくれ」「俺は、変態のSだって言ったよな」産毛触手の動きに合わせ、指先を柔らかく這わせ、又耳たぶを唇と舌先でなぞり、耳たぶに軽く歯を立てた。「オナニーの時はな、何時もお前を縛り上げてたんだ」「まず、両手は後ろ手に縛り上げるんだよ。こんな風にね」と言うと、あゆむの両手を背中に捩じり上げた。「次は、おっぱいを思い切り絞り出すように縛るんだ」と言うと、先輩は、あゆむの大きく揺れてる乳房をギュッと鷲掴みにし、絞り上げて行く。「そしてウエストを絞り、股間に通した縄をお尻の方に引き出し、ギュっと引き上げてやるんだ。亀甲縛りだよ」「あゆむはどんな縄で縛られたい?麻縄?」「いいや、お前のような変態マゾには、シュロ縄がいいな」「シュロ縄のケバがチクチクと刺さるんだぜ」いつしか、あゆむの全身を覆っていた産毛触手が、シュロ縄となり、あゆむの全身に巻付き、締め上げて行く。あゆむが体をくねらせる度に、シュロ縄のケバがチクチクと、痛痒い刺激を送り込んでゆく。「お前の体は縄がよく似合うよ」「そしてな、まずその絞り出されたおっぱいに擦り付けて一発だよ」ヌルりとした触手があゆむの乳房に纏わりつき、さらに締め上げ、乳首を捩じりながら引っ張った。「次は、口を犯すんだ」先輩が、震えるあゆむの唇を無理矢理広げ、指先をねじ込んで行く。「頭を抑え付け、深く、奥深く、喉の奥まで犯すんだよ」「喉の奥に一杯熱い精液をぶち込んでやるんだよ」「顔にも一杯かけ、顔中俺の精液まみれだよ」「オナニーの中のあゆむはな、吊り下げられ、くねるお尻を鞭打
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あゆむに取り付けられている、全てのセンサーから送られて来る電気信号は、途切れる事を知らず、次々とモニターの最大値を更新してゆく。「何て呆れたメスなの。この検査器具を壊す気なの?」モニターを眺めていたルビーは呆れたように、しかしほくそ笑むように呟き、センサーの許容範囲を2倍に切り替えた。それでも、その最大値を突破する気配さえあった。「これほど感度の良いメスは初めてだわ、アール」「そうか、そんなに凄いか?」淫らな思念を送り続けるアールは、片目で、チラリとモニターとルビーを一瞥したが、直ぐ、その視線を悶えくねるあゆむへと戻し、あゆむの蕩けきった表情を、上下に絶え間なく蠢動する喉元を、歪に絞り出され、一層卑猥になったFカップのおっぱいを、嵐のように激しく波打つ腹部を、まるで誘うようにくねる腰を、時折ヒクヒクと痙攣させている太腿が、開かれたり、捩り合される光景に見入っていた。「俺もだ、ルビー。これほど感じまくり、これほど淫靡に悶えるメスは見たことが無いぞ」「見てるだけで我慢の限界を超えてしまってる」「これでは、焦らし責をしている俺が、逆に焦らされてるようだぜ」ケバケバのシュロ縄に全身を締め上げられ、クリトリスと陰唇、更にはアナルに深く食い込み、グイグイと引き絞られた時、そのおぞましい疼痛感に、身震いしながらも、あゆむは昇り詰めてしまいそうなほどの悦楽を湧き上がらせ、両足を突っ張らせ、逆ブリッジのように体をのけ反らせ、腰を突き上げた。そして、シュロ縄が、ヌルヌルの触手に代わり、あゆむの体を締め上げて行くにつれ、同じように体をのけ反らせ、腰を突き上げ、卑猥にくねらせるのだった。悲痛な喘ぎ声を上げながら漏らす拒否の言葉とは裏腹に、あゆむの体は勝手に反応し、更に被虐を求め、誘うような動きにしか見えなかった。そして、あゆむの睡眠状態を、アールが意図的に緩めたせいで、あゆむの耳には、二人の会話が届き始めていた。しかし、あゆむは、全身から送り込まれてくる、絶え間ない焦らしの愛撫と、込上げてくる耐え難いほどの淫悦に支配され二人の声は、聞こえる、と言うより、どこか遠くから頭の中に響いて来る、といった感じだったが、誰かがあゆむの見せている淫靡な痴態の事を言ってるらしい事だけは分かった。((誰か居る? 見られてるの?こんな恥ずかしい姿 見ないで))((何故? 誰? 私 検査されてる? 弄ばれてるの?))と思いながらも、これまで体験した事のないほど感じ、途切れる事のない深い淫悦に呑み込まれた体は、二人の淫らな会話さえも、あゆむの性感を高めているようだった。いや、逆に、あゆむの見せる淫乱な反応を冷ややかに観察し呆れたように揶揄される言葉は、あゆむの羞恥心を煽り、あゆむの体を疼かせさえした。あゆむの発した (( もう 許して)) の言葉は、無意識の内に見ている二人にも言ったのだった。「もう 許して だって?」「これだけ感じまくり、この部屋中に淫蕩なメスの蜜液を撒き散らし、あれだけ腰をくねらせながら言う言葉かしら?」「淫乱な変態マゾ って言葉は、まるでこのメスの為の言葉ね」急に生臭い獣の匂いに包まれ、何が起きたのか理解出来ないでいたが、虚ろな意識が次第にその正体に気付いてきた。人間とは違う荒い息遣い、生臭い吐息、体に触れる毛の感触。恐る恐る重い瞼を開けてみると、そこには大きな犬が、あゆむに覆い被さっていた。驚いたあゆむが悲痛な叫び声を上げるが、その黒く大きな犬は、戸惑う事もなく、むしろ更にその大きく勃起させた男根を擦り付けて行く。あゆむは、身を捩って逃れようとするが、全身をヌルヌル触手で縛られ身動き出来なかった。それどころか、更に別の大きな黒い犬が現れ、あゆむの乳房をその長くざらついた舌で舐め上げて行く。
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