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2014/02/07 22:37:11 (QuLkmlZp)
今晩は寒い冷たい雨だった。
30分前、やっとマンションに帰りつくと入口に見覚えのある
水色の傘とショーパンから伸びる細い足。
「お兄ちゃん、お帰りなさい。」
いつ来た?なぜ電話かメールしなかった?
「7時前に着いたよ。でも、お仕事の邪魔すると悪いと思って。」
寒かったろう?飯は食ったか?ずっと待ってたのか?
「ううん、大丈夫。私、寒さに強いもん。」
「ご飯、食べたよ。家からおにぎり持ってきたから。」
やっぱりそうだ。「ファミレスでドリンクバー飲みながら」って考えないよな。
とにかく入れ。暖房入れて温かくして・・
「うん、お兄ちゃんの部屋、久しぶりだね。」
そして今、ガキは風呂を掃除して、ベッドのシーツを換えての大奮闘中。
俺は、ガキが家から持ってきてレンジで温めてくれた肉じゃがを食いながら
これを書いている。
後は、明日だ。

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投稿者:おにコーチ
2014/04/20 16:30:58    (QQ/..gJI)
昨日、ガキの家に行くつもりが仕事が終わらずい行けなかった。
ガキは「無理しないで休んで。」ってメールが来たけど、朝、家を出てなんとか間に合った。
教室に入ると、丁度ガキが号令をかけてるところだった。
「起立、礼、お願いします、着席」
あれ、ガキの声ってこんなに良く通ってたっけ。
いつもの耳元での「あのね、お兄ちゃん・・」の声と全く違うな。
キビキビしてるって言うか、節度があるって言うか、すごく立派に聞こえるよ。
教室の中で俺は浮いてしまった。他の父兄より若いんだ。しかたないか。
授業は国語だ。教科書を読む事から始まって、内容について先生が質問する。
子供達はみんな元気に手を上げてる。もちろんガキもだ。
内容は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」だった。
授業も終わりに近くなって、先生が質問する。
「何故、御釈迦様は蜘蛛の糸を降ろしたんでしょう?」
多くの子供達が答えた。
「カンダタがかわいそうだったから」
でも、先生の次の質問はこうだ。
「では、なぜ可哀想だと思ったんでしょうか?カンダタは一杯悪い事をした人ですよ。」
誰も手を上げない。ただ一人、ガキが手を上げた。
「お釈迦様は、全部の人を愛してくれるからだと思います。
 きっと、良い人も悪い人も関係なく助けたかったんです。」
胸がズキッとした。悪人でも助けたい・・。悪人・・。
俺だな。鬼畜の悪人だよな。今は優しいですなんて言い訳はしないよ。
でも、それでも愛してくれたんだよな。救ってくれたんだよな。
お局様の言葉を思い出した。
「修行中の子供の神様って感じ・・」
そうなのかもしれないな。子供の神様が、俺が鬼畜なのを承知のうえで、
わが身を犠牲にして救ってくれようとしてるのかもな。
授業が終わって、またガキの号令。
「起立、礼、ありがとうございました、着席」
子供達が一斉に後ろを、親のいる方を振り向く。
ガキも振り向きかけた。でも一度動きが停まった。
また、恐る恐るって感じで振り返る。
目が合った。ガキの目が大きく見開いた。叫び出しそうな自分を堪えている。
俺はぎこちなく笑いかけて手を上げた。ガキが肯く。満面の笑顔だ。
子供達が教室を出て、先生と父兄との懇談だった。
「みんな、のびのび元気に学校生活を送っています。」
「新しいクラスなのに、もうクラス委員長を中心にまとまっています。」
「イジメとか、全くありませんよ。」
そうか、よかったよ。ガキがイジメになんて心配する必要なかったんだ。
ガキはクラス委員兼全校児童会長だそうだ。
ガキなら務まるよな。でも気を使いすぎないかな。少し心配でもある。
校庭で遊んでるガキが見える。
浮いてるんじゃないけど、なにか他の子と違うな。
確かに痩せてる。他の女の子がスパッツやニ―ハイで足を隠してるのに、
ガキはいつもの短いショーパンで細い足を剥き出しだ。
上も長袖Tシャツ一枚。けして裕福と思える服装じゃないよな。
そう考えてたら、母親の一人がつまらないことを言った。
「クラス委員の女の子の親御さん、去年もPTAに出席できなかったでしょ。
 あの子がクラス委員で大丈夫なの?」
俺が「ここにいるぞ。」って立ち上がる前に先生が即答した。
「全く問題ありません。すばらしい子ですよ。あの子は。」
父兄の中から、半分以上の人数が先生に賛同の声を上げる。
「そうだ、そのとおりだ。」「うん、良い子だよ。」「明るくしっかりしてる。」
「娘がまた同じクラスで良かったって喜んます。」「また表彰されたそうですね」
お前って本当にすごい子なんだな。改めて驚いたよ。
懇談会が終わって外で待ってたガキと一緒に歩いて帰る。
恥ずかしげもなく手を繋ぐ。ガキの体温を感じる。
どうしてこんな素晴らしい子が、俺みたいな鬼畜を好きになってくれるんだろう?
何度考えても分からない。
ガキに運命付けられた修行なんだろうか・・。


53
投稿者:知呂人
2014/04/20 23:21:30    (Qy7O30gA)
また新しい面が見られた訳ですね。
読んでいるこちらにも、喜びやうれしさや誇らしさ…笑顔が浮かびます(^_^)
54
投稿者:おにコーチ
2014/04/22 21:22:27    (vcA3DcZE)
日曜の午後、ガキと一緒にDVDを見た。
昔の名作、ジョン・ウエイン主演の「アラモ」
テキサス州のメキシコからの独立の際、義勇軍の訓練の時間を稼ぐ
ためにアラモ砦に立て籠って数十倍の敵を30日間食い止めて全滅し
た男達の話しだ。
兵士が目の見えない妻と別れるシーンでガキは大粒の涙を流してた。
兵士は、目の見えない妻と別れたくない、一緒に砦を出たい、と言う。
司令官も、砦の兵士皆もそれを認める。
でも、目の見えない妻は気丈言う。
「うちの人はテキサスで一番勇敢な男なんだ。
 さあ、あんた、頑張りな。
 私の事は大丈夫だから。」
もうガキは大粒の涙を流してる。
俺なら残れるだろうか?死ぬと分かってる場所に。
いや、ガキがそんな俺を誇らしく思ってくれるならできるさ。
PTAで、どれほどお前のことを誇らしく思い、どれほど嬉しかったか。
俺も、お前に釣り合う男になるよ。
いや、ずっとお前には追いつけない気もするけど。
55
投稿者:おにコーチ
2014/04/27 06:51:14    (jgKXiPg3)
GWが間近だが、残念なことに全部は休めない。
本当はガキを旅行に連れて行きたかったんだが無理だ。
ガキが金曜の夜から来てくれている。
風呂上りに、裸のままマッサージをしてくれた。
最近、腰が凝るんだ。腰の上に上がって踏んでくれないか。
ガキは左右にふらつきながら、懸命に俺の腰を可愛い小さな足で踏んでくれた。
軽いなあ。もう6年生なのに・・。
次に背中に跨ってもらって、両手で指圧してもらう。
ガキの裸の尻が俺の背中に密着する。
指圧だけじゃなく、ガキの尻の感触だけでもすばらしいんだ。
まだ大人のように重量感とたっぷりした柔らかさはない。
でもこりこりと引き締まった弾力を感じる。
俺って本当に変態だよな。
そのうち、ガキが俺を欲しがっているのがわかった。
尻がもじもじしている。背中にすこーしだけど湿り気を感じたんだ。
俺に跨ったままガキを立たせて、俺は仰向けになった。
ガキのかわいい割れ目を下から見上げる。
少し蜜があふれてきらきら光っている。
可愛い顔が赤くなってる。
やっぱりこんな位置から覗かれるのは恥ずかしいだろうな。
でも、嫌がりもせず、俺の嫌らしい視線に耐えてくれている。
俺の身体の上に、仰向けに寝るように言った。
ガキの尻の下で俺の性器が固くなっている。
両手を動かして、身体の上のガキの胸と割れ目をまさぐる。
可愛いクリトリス、固くなってるね。擦ってあげるよ。
乳首もだ。指先で擦って、軽く摘まんで一回だけ強めに抓る。
ガキの身体が、ビクッて反り返る。
こんな変な格好、嫌じゃないか?
「ううん、背中全体にお兄ちゃんを感じるよ。温かくて気持ちいいよ。」
俺の指が、ガキの膣に入りかけた。
ガキが「うっ」って痛みを感じさせる声を上げる。
あわてて指を引っ込めた。
「続けて良いのに。全部お兄ちゃんがしたいようにして良いんだよ。」
うん、でもね・・・、もう少しお前が大きくなってからにしよう。
こんな変態のかっこうじゃなくて、自然な形で一つになれるからね。
「今でも良いのに。私の事は気にしなくて良いのに。」
「お兄ちゃんがしてくれるんなら、どんな事でも我慢できるから。」
うん、本当に嬉しいよ。でも、せめて中学になるまで待とうね。
ところで、今度のGWに、また俺の実家に一緒に来てくれないか?
「えっ良いの。お兄ちゃんの家に行って・・。」
うん、またオヤジやオフクロに会わせたくなったんだ。
「おじさんやおばさんに、会って良いの?本当?」
ああ、来てくれ。頼むよ。
ガキの可愛く固くなった乳首とクリトリスを摘まみながら言った。
「お兄ちゃん、ありがと・・・。」
最後の方は聞こえなかった。
ガキの割れ目がビクッビクッてリズミカルに収縮する。
熱い蜜が流れ出した。
ああ、良かった。一緒に来てくれるんだね。
毎年2回は連れて行くよ。
今はまだ、可愛い友達としてしか紹介できなだろう。ごめんな。
でも、何年かしたら恋人として、それから婚約者として、やがて新妻、
最後は子供の母親として行くんだ。
きっと、また可愛がってもらえるよ。
56
投稿者:知呂人
2014/04/27 23:58:27    (c4h54/Qg)
アツアツですね~

次にご実家にお二人で行かれる時には、もう新しい家族として認めて貰えてると思いますよ。
57
投稿者:おにコーチ
2014/05/03 08:12:16    (8.7cFX3T)
昨日の夜、ガキを迎えに行った。
今日から、俺の実家に連れていくんだ。
ガキが、緊張してる。珍しいな。
「えーっと、何を着て行こうか。変な服だと失礼だよね。」
何を言ってるんだ。普段着で来いよ。
結局、いつものショーパンファッションだ。
うん、やっぱりそれがお似合いだよ。細くて長い足が素敵だ。
ガキは今朝からお土産のスイートポテトを作成中。
自分の家から持ってきたサツマイモを茹でて潰して形を整えて、
さっき焼き上げてオーブンから取り出した。
ふーん、大したもんだ。アルミ箔の上に乗せたら店に売ってる
のと変わらないよ。
「この前、会社に持っていった時は、時間がなかったから、きん
とんにしたの。」
「今度はスイートポテトって、私がイモ娘だからしかたないよね。」
こんな可愛いイモ娘がいるもんか。
いや、甘くて懐かしい味わいは同じかもしれないな。
ガキを連れていくって実家に連絡したら、もう大騒ぎのようだ。
「絶対連れてこい。」「どこに遊びに連れて行こうか?」
「食べ物は何が好きだ?」
急に仕事が入ったら、連れて行けないかもって連絡したら、
「その時はお前来なくていいから、その子一人で来らせろ。」
「JRに乗せたら、駅まで迎えに行くから。」
「なんなら、そっちまで迎えにいこうか?」
「絶対来らせろ。」
オヤジもオフクロも姉夫婦も、俺よりガキだな。
ありがたいよ。もうすぐ家を出る。
俺も、俺の子供の時すごした所をガキに見せたいんだ。

58
投稿者:知呂人
2014/05/03 23:32:25    (kQRVfGDn)
楽しみですね\(^ー^)/
59
投稿者:レオ   oredaoreda Mail
2014/05/03 23:34:39    (0G5uTnPS)
続き、お願いします珵

60
投稿者:おにコーチ
2014/05/04 16:54:03    (QAAaKsEn)
昨日、ガキを連れて実家に帰った。
ガキが、ものすごく緊張してる。
一回来てるじゃないか。心配するなよ。
「うん、そうだけど・・。私が、悪い子だって分かったらどうしよう?」
何を言ってるんだ。お前のどこが悪い子なんだ。
「だって、お兄ちゃんに迷惑ばかりかけてるし、それに・・」
うん、それに何だい?
「私、エッチな子だもの。嫌らしい子だもの。」
ばかだな。嫌らしくてエッチなのは、鬼畜の俺の方なの。
お前は、素直で愛らし良い子じゃないか。
心配するなよ。さあ、ついたぞ。車から降りよう。
朝、自分で焼いたスイートポテトを入れた箱を胸に抱いて、俺の後からガキが付いてくる。
玄関を入ると、家族総勢でお迎えだ。
「いらっしゃい。良く来てくれたね。」
「待ってたわよ。いつも息子が色々お世話掛けてるそうね。」
「やっぱり可愛いわね。お姉さんの妹にしちゃうからね。」
「俺達も、はやくこんな良い子が欲しいよな。」
はいはい、一応息子で弟の俺も「ただいま」なんだが・・。
「おじゃまします。おじさん、おばさん、お兄さん、お姉さん、お世話になります。」
ガキは初対面の人に絶対悪い印象を与えないよな。
ほとんどの人が、育ちが良い子」って感じるらしい。
けっして良い所のお嬢さんじゃないんだけど、母親の躾けなんだろうか?
それとも、持って生まれた品なのかな。
家に入るとすぐ、ガキがオフクロに何か言ってる。
「まあ、そんな事気にしなくていいのに。」
「いえ、お願いします。御挨拶させてください。」
おや、俺の実家に他に誰かいたっけ。
オフクロがガキを仏壇の前に案内した。
仏壇の前に神妙に坐って手を合わせてる。
目を閉じて俯いた顔が凄く可愛い。
俺も、あわてて手を合わせる。
御先祖様達はお見通しだろうな。
俺が鬼畜の末に、このガキという宝物を手に入れたことを。
いまさら、御先祖様に言い訳はしないつもりだ。
いや、もしかするとガキとの巡りあわせが、ご先祖様のおかげかも・・。
すぐ居間でガキのお土産のスイートポテトでお茶になった。
「へー、貴女が作ったの?すごいじゃない。」
「いや、良くできてるな。買ってきた物と思ったよ。」
「おいしい。お芋と砂糖とクリームだけじゃないわね。何入れてるの?」
ガキが居る間、話しの種は尽きないな。
「どう、6年になって学校は楽しい?」
「はい、先生も友達も、みんな良くしてくれてます。」
「今の小学校は勉強も大変でしょ?」
「ええ、でも、勉強も運動も先生が良く教えてくださるから。」
この子は、成績は学校1番で、児童会長で、スポーツ万能で、おまけに合気道してるんだぞ。
やっと、俺が喋れた。
「そりゃ、すごいな。大したもんだ。」
「あんたの子供の時とは、大違いじゃない。」
「あんたは、そんな良い子と遊んだこともなかったわよね。」
ああ、なんとでも言ってくれ。
ガキは俺と正反対の素晴らしい子なんだ。
夕食は、家で鍋パーティだった。
大勢で囲む夕食が、いつも一人で食べていたガキにはとても嬉しかったみたいだ。
夜、ガキが俺の布団に潜り込んできて胸に顔を寄せる。
「みんな、優しいよね。私、本当に嬉しいの。」
「お兄ちゃん、連れてきてくれてありがとう。」
布団の中で、ぎゅっとガキを抱きしめた。
俺の方こそ、ありがとうだよ。
お前は俺の誇りなんだ。
俺の天使なんだ。
さあ、おやすみ。明日は色々な所に案内するからな。

61
投稿者:知呂人
2014/05/04 23:21:50    (991EEBSb)
明日、楽しみで眠れないんじゃないですか?
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