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家出少女体験 RSS icon
※フィクションです真似をしないように

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2011/04/13 02:16:14 (0rbzY/RN)
股間の激痛で目が覚めた。寝惚けたNに朝立の竿を蹴られた様だ。時計はまだ8時前だが完全に起きてしまったのでNに悪戯を仕掛けることにした(笑)。
布団に潜りこんでゆっくりと下着を脱がして足から抜いた。炬燵の電源を入れて移動、布団と毛布を剥ぎ取ってやった。尻が剥き出しのままのNを放置。寒いのか敷布団を掛けようとジタバタしていた。この期に及んでも起きる様子がないのでうつ伏せになるのを待って尻をひっぱたいてやった。「キャン!」と子犬が鳴くような声をあげてNが飛び起きた。
「ぃやぁ、なに?」
「なに?、じゃないだろ。ヒトの股間蹴っといて、起きちまったよ。」
「そんなの知らないし。なんか裸になってるし。」
「俺が剥いて、尻叩いた。目が覚めたろ?」
「変態!ムカつくぅ!朝からヤるつもり?」
「ヤりたいのか?別にいいけど。」…と、漫才?してるうちにNも目が覚めた様なので朝飯を食べに出かけた。
車に乗せて近くのファミレスへ。Nとダラダラと話しながら、さてこれからどうするか考えた。Nに聞いてみたところ、「寒いから、あったかい所。」との返事、じゃあラブホ、なんでよ、などとまた漫才?みたいなやりとりの後、温泉に行く事にした。冗談半分に露天の混浴に誘ってみたら、「混浴?行った事ない。行く!行く!」とあっさりとOK。いままで彼女を誘っても必ず断られてたのに、昨日会ったばかりの男と喜んで混浴に行こうとする。Nの頭の中はよくわからない。
先ずは国道沿いのショッピングモールに寄って、Nに金を渡して服を買いに行かせ、その間にGSやらホームセンターで買い物を済ませて温泉に出かけた。
平日の午前中で客は殆どおらず、男の内湯には先客の爺さん一人。内湯で温まってから、露天に移動するとNが先に入っていた。初めて女連れの混浴にかなりテンションがあがっていた。Nの隣に入って抱き寄せた。Nも逃げる素振りこそみせたが、とくに抵抗する事もなく後ろから抱きしめる格好に。他に客もいないので思いきりイチャつきたかったが、あまりの寒さに身動きがとれない。湯船の外は正に酷寒、とてもじゃないが長居は出来ない。Nも寒い、ぬるいと言うのでお互いすぐに内湯に戻ってしまった。内湯に戻るとさっきの先客に加えて二人ほど客がいたが誰も露天に行こうとしない。平日だから空いてる訳ではなかったようだ。春~夏頃は渓谷間近の景色のいい所なのにちょっと想定外。
温泉近くの道の駅で昼飯を済ませてから、山をおりた。国道沿いの大型スーパーで買い物をして帰宅。夕食を作る事にした。Nにも手伝わせてみたがあまりに危なっかしい手つきで皿洗い位しか役に立たかった。
今日は先に風呂に入り、テレビを見てるとNが風呂からあがってきた。昨夜は酔っ払って慌ただしかったので、とにかくじっくりヤろうと考えた。
風呂あがりのNを優しく抱きしめ、キス。最初は唇を合わせるだけの軽いもの、やがて舌を吸い、舌を絡ませ合う。それを何度も繰り返した。背中に回されたNの手にも力が入ってきて、顔を近づけると自分からキスしてくるようになってきた。

少し間が開きましたが、続き書きました。相変わらず読みにくいですが、お許しください。続きはまた書きます。
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2011/04/05 04:12:14 (ruf/vGQA)
こういうの書くの初めてで読みにくいかと思いますがお許しくださいm(__)m

去年の冬の出来事です。
俺が住んでる町は北関東の地方都市で神待ち娘なんか居る筈もないと思ってました。
同僚との呑み会の後、帰宅途中にあるコンビニで煙草と缶コーヒーを買い、外の灰皿で一服してると脇にあるベンチの娘と目が合った。クリスマスも近いこの真冬にジャージにサンダル履きの軽装、コーヒーも飲み終わり帰ろうとするとその子が、
「おじさん、暇なら遊びに連れてってよ。」と話しかけてきました。
「いきなりおじさんはないだろ、まだ20代たぜ。」
「じゃあ、お兄さんだ。お腹すいた~ごはん食べたい。」
ほろ酔いで機嫌良かったし、円だったら飯おごって適当に断ればいいやと考えて近くのラーメンチェーン店に連れていきました。
食事しながら話すると、
「わたし、千葉からスノボしに来たんだけど捨てられちゃったんだ。」
…かいつまんで書くと、
千葉でナンパされ、そのまま男の車でスノボへ、男の仲間が合流して散々ヤられまくったあげくあのコンビニの前で捨てられた。と、正直、訳わからない。
「お金ないし、今日泊めてよ。」と言われたので、期待に股間を膨らませつつ家に連れていきました(笑)

名前はN、18才、やたらと汚ない茶髪以外は結構可愛い。2年で学校やめて今はフリーター、母子家庭だそうだ。母親の事聞くと、「男の人と旅行行ってて5日まで帰って来ないよ。」との事。母子揃って訳判らない。
ガマンできず家に着くなりNを引き寄せキス、Nも積極的に舌を絡ませてきて暫くお互い唇を貪りあった。そのまま襲いかかりたかったが、臭い。Nの体からはタバコと汗の混じった強烈な匂いが…先ずは風呂に入れる事にした。
着替えは下着しかないと言うNに、服を貸してやり、Nの後に風呂に入った。
風呂からあがるとNを後ろから抱きしめてキス、シャンプーの匂いが残る髪に顔を埋めながら胸を揉んだ。細身の身体に似合いの小さなバスト、上着とブラを捲りあげ胸の感触を楽しみ、スウェットを脱がせて下着の上からアソコをゆっくりと撫で始める。暫くするとNが小さく悶えはじめ、立て膝だった足が伸び、指の動きに合わせて腰が動いていた。
下着の中に手を入れると汗かいたみたいな湿り気、下着にはうっすらとしみが出来ていた。
Nを寝かせて下着を脱がした。アソコは意外にも綺麗でビラビラのはみ出しも少なかった。ヘアも少なく、上の方にちょこっと密集してるだけ。
舌を這わせるとNの腰の動きが大きくなり、喘ぎ声も高く大きくなってきた。クリを舐めはじめると、「ヤァ~!」と叫んで上に逃げようとするが両手で腰を押さえ付けて舌を這わせ続けた。アソコからの液で布団に染みが出来ていた。そのうちNの声は小さくなり、先程とは反対にアソコを押し付ける様な動きになっていた。ワレメから舌を入れ動かすと再び声が大きくなり仰け反ると、ぐったりしてしまった。
Nを起こしてフェラさせてみたが、激しく動くだけで気持よくない。それどころか時々歯が当たって痛い。早々に切り上げさせ、Nを仰向けにしてギンギンに立ったモノをアソコにあてがった。Nの唾液でテカテカと光るモノをゆっくりと挿入する、中の湿った肉が絡みついて自然と腰が動いてしまう。
ガマンしてゆっくりと動いていたがあまりの気持良さに、直ぐに抑えが効かなくなってしまった。Nは動きが激しくなると、頭を仰け反らせ布団を握り締めて喘いでいた。
Nの腰を押さえ付けて力一杯腰を打ち付けると、「ハァーっ!」と大声で叫んでぐったりしてしてしまった。
普段はかなりの遅漏なのだが射精感が高まってきた。ぐっとこらえて、今度はNを上に乗せて下から突き上げる事にした。体質なのか騎乗位だと気持ちはいいがまずイケない。
これで暫く楽しもうとしたが二、三回突き上げるとNが倒れこんできてしまった。上体を起こしてNを仰向けにして再び挿入。
もう完全に抑えが効かなくなってしまい、Nの背中に腕を回して抱きしめたまま腰を振り続けた。Nも首と背中に手を回してきた。抱きしめ合ったまま、Nの一番奥にぶちまけた。射精の後もまだ硬いモノを何度もNの奥に打ち付け、繋がったまま飽きるまでNの唇をあじわった。
もう一回位やりたかったが眠気が限界で、Nのワレメから溢れたモノを拭いてやってから、Nと抱き合ったまま眠った。
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心○橋 ラスト

投稿者:オタク ◆LAchcGaeGs
削除依頼
2011/02/08 02:26:38 (5gWzvqYE)
あれから、まいちゃん(中2)ゆきなちゃん(小5)を一週間近く停めました。
…が…やられました。先にオチから言うとズバリ裏切られました。
現金含め30万円近く持っていかれました。
……実際かなり凹みましたが、ある程度マシになったので、話を過去に戻し あの一夜からの続きを書きます。

次の日の夜から 約束通り ゆきなちゃん(小学5)が僕の抱き枕になると約束していたので 裸です。姉のまいちゃんが(お兄さんも脱いだら?)とか、(ゆきなだけ裸やと恥ずかしいやろ~) (じゃあ、まいも脱ぐわ!)と脱ぎ始め
結局 僕も裸になり 裸の小5と中2に挟まれて布団に入りました。
まいちゃんは必ず 僕の股関をイジってきて 妹のゆきなちゃんに触るように指示
僕も 上手い姉に触られるより 妹の小さな手で ぎこちないけど一生懸命にイジる ゆきなちゃんの方が好きで 抵抗はしませんでした。
その後 まいちゃんが布団の中に潜り 僕の股関を舐め始め 途中で ゆきなちゃんに変わらせます。
小5のゆきなちゃんのフェラは ひたすら口の中に入れ 舌でカリを舐め続けるだけのフェラで いつまでも逝く事が出来ず ジラされます。
そして姉は僕の乳首を舐めながら 僕と会話をします。 今思うと 会話の内容が、おかしかったんですが後の祭りです。(やたら、お金の話しが多かった様な)
次の日も同じように3人で裸で寝ましたが この日から部屋の電気が付けっぱなし。
正直、姉の毛が生えたアソコには かなり幻滅したが 妹のゆきなちゃんのツルペタは魅力的でした。
妹にフェラされながら 姉に どのフィギュアが高いとか プレミアとか 色々教えたりもしました。それと この日 初めて ゆきなちゃんに逝かされました。
僕が ゆきなちゃんのツルツルのアソコばかり見ている事に姉が気づき (お兄さんってホントゆきな好きやねんぁ~)(ゆきな~足開いて!!)と命令し ゆきなちゃんが恥ずかしそうに足を開きました。
見事なリアルくぱぁ~…二次とダブり股関が反応! すると まいちゃんが、いきなりフェラしてきて 完全体に!
すると ゆきなちゃんが姉の命令で僕の上に座り 姉が僕の股関を握り締め (ゆきな!)と言うと ゆきなちゃんが体重を落としてきた。
えっ? えっ? と思っていると ぬぷぬぷ~音を立てながら、股関が熱くなっていく!!

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麻紀 11

投稿者: ◆BvdMrPnKyU
削除依頼
2010/12/21 06:00:48 (3H30lcqE)
続きです。

久しぶりに仕事が終わるのが楽しみだった。家に麻紀が居る!色々面倒な事が残っているが楽しくなりそうな予感があった。夜勤残業が終わり家に着いたら電気が着いていた。
俺「ただいま」
小さな声で言ったら麻紀はまだ起きていた。
麻紀「お帰りなさい」
めちゃくちゃ可愛い笑顔で迎えてくれた。
俺「まだ起きていたの?」
麻紀「なんか寝れなくて」
麻紀は一人が不安だったのか寝れなかったみたいだ。しかもご飯も食べず風呂も入ってなかった。遠慮していたみたいだった。
俺「いまさら何遠慮してるんだ?飯はちゃんと食べろ。風呂も入れ。怪我が治ったら学校に行くんだぞ。そんな事を遠慮するなら家に帰れ」
思わず怒ってしまった。麻紀の体型を考えたら三食しっかり食べてほしかったからだ。麻紀は泣き出してしまったが俺は許せなかった。
麻紀「ごめんなさい。明日からちゃんとやるから嫌いにならないで。私修さんに嫌われたらどうしたらいいかわからなくなっちゃう。」
麻紀は泣きながら言ったが俺はイライラが治まらなかったから一緒に飯を食って別々に風呂に入り別々に寝た。翌日俺は昼過ぎに起きたが麻紀は部屋でまだ寝ているみたいだ。麻紀が寝ている部屋を覗いたら麻紀は起きていた。
俺「おはよう。こっちに来なよ」
麻紀「おはようございます」
麻紀はリビングにきたが目が真っ赤で腫れていた。泣きながら寝たみたいだった。
俺「昨日は怒ってごめんね。でも麻紀ちゃんはしっかり食べないと。今成長期なんだから。俺は麻紀ちゃんの身体が心配だから怒ったんだよ?麻紀ちゃんがちゃんとしてくれたら俺は怒らないからね」
麻紀に心配してるから怒った事を説明した。
麻紀「心配してくれて嬉しいです。言われた事は守ります。」
そう言いながら麻紀は抱きつきキスをしてきた。麻紀は自分を心配してくれているのが嬉しかったみたいだ。土曜日迄は二人の時間が合わないので特に何も起こらなかった。土曜日は10時頃目が覚めた。
麻紀「おはよう」
麻紀はハイテンションで言った。金曜日の夕方に通販で頼んだ服が届いたみたいで嬉しそうに着ていた。
麻紀「可愛い服ありがとうございます。めっちゃ嬉しいです。」
麻紀は鏡を見ながら嬉しそうにしていた。俺は着替えて麻紀が作った朝飯を食べて麻紀を連れて外に出た。麻紀「どこに行くんですか?」
麻紀は嬉しそうに話している。
俺「秘密」
麻紀「また家ですか?」
ちょっと不安そうに聞いてきた。
俺「違うよ。もっといい所だよ」
笑いながら言った。しばらく走って美容院についた。麻紀のボサボサの髪を綺麗にするためだ。
麻紀「修さんどんな髪型にするんですか?」
麻紀は俺が切ると勘違いしている。
俺「俺じゃなくて麻紀ちゃんだよ(笑)」
麻紀「私ですか?私美容院なんて初めてです。いつも家で切ってるから。」
麻紀はビックリしている。美容院に入り店員にカットとストパーを頼み雑誌を読んで待った。数時間たったら麻紀が笑顔で寄ってきた。
麻紀「お待たせ。似合う?」
俺はあまりの可愛いさに言葉が出なかった。
麻紀「やっぱり似合わない?」
落ち込み気味に言った。
俺「めちゃくちゃ似合ってるよ。」
あわてて答えたら麻紀は疑いの目で見ていた。
美容院を出てイ○ン に行き麻紀の下着と新しいスエットを買いに行った。下着専門店で麻紀にお金を渡して外で待ってたら何も買わずに不機嫌そうに出てきた。
俺「なんで何も買わなかったの?」
麻紀に聞いたところ麻紀のサイズは細すぎて無いらしくまだ成長期がくるから子供用のスポーツブラみたいなのが一番いいと言われて怒っていた。
麻紀「可愛いのが一杯あったのに超ショック。」
俺は笑いをこらえるのが精一杯だった。
俺「これから沢山食べて大きくすればいいじゃん」
麻紀「うん。絶対巨乳になる」
なんて会話をしながらスエットを買いに行った。買い終わって帰る途中可愛いバックが目に入り値段を見ても高くなかったのでプレゼントしてあげたら喜んでいた。買い物が終わりそこで夕飯を済ませ家に帰った。翌日は麻紀の母親に会うのですぐに風呂に入って寝る事にして、風呂の準備をして一人で入った。身体を洗ってる最中に麻紀が裸で入ってきた。
麻紀「私も一緒に入りたいから来ちゃった。」
恥ずかしがりながら笑顔で入ってきた。身体を洗って対面に座りニコニコしている。
俺「何笑ってるの?」
麻紀「なんかこんなに楽しくて、幸せな時間初めてだから嬉しくて。」
こんなこと言われて俺も幸せに感じていた。
風呂を出てリビングで少し話して2人で布団に入った。
麻紀「今日は抱いてくれないんですか?」
突然の麻紀の問いかけに俺はビックリした。
麻紀「修さんに色々してもらっても私には何もお礼ができないし、修さんになら私抱かれてもいいです。」
麻紀の問いかけに俺は我慢できずに無言で抱きしめキスをした。
154
2010/01/24 15:10:51 (DfS.FKeq)
年末から年始にかけて、居候との出会い、続編です

夕飯代わりに、屋台で食べようと思っていたので、お腹にたまる物を探していたが、あるのは、たこ焼き・焼きそば・綿菓子・フランクフルト・ベビーカステラみたいな軽食ばかり

彼女は楽しそうに、屋台のはしごをしているが、一向にお腹が脹れない

鳥居の近くまで戻ってくると、少し離れた所に、明るくビニールを張り巡らせた屋台があった

近付いて見ると、屋台の居酒屋さんの様だった

ビニールを捲り、中に入ると、「いらっしゃい!」と、やはり居酒屋チック

数人の先客はあったが、席も空いていたので、二人で座った

メニューを片手に、お兄さんが来て、「お飲み物は何にします?」と聞いてきたので、「温かい物ある?ノンアルコールで」と聞くと、「お茶ならタダだよ!」と言ってくれたので、「2つ頂戴」と頼んだ

すると、彼女が「甘酒あります?」と聞いて、「あるよ!」と言われて、注文してしまった

「甘酒でも、アルコールが入ってるから、俺は飲めないよ!」と言うと、「いいもん!私が両方飲む!」と言い出した

屋台にも関わらず、食べるメニューは、居酒屋並みに充実していたので、満腹になった

彼女は、屋台の甘酒を勘違いしていたみたいで、「甘くない~!」と文句を言っていた

家庭の甘酒とは違い、屋台の甘酒は、濁酒なんではないかと思う程、アルコールが入っている

それを、止めたのに「頼んだ責任だから飲む!」と、飲んだ事もない酒を2杯も飲んで上機嫌?

周りの席にも、人が入って、彼女の席の隣に、女性が座ってくれたので、安心してたのに、酔っぱらいの彼女が、その女性と話し始めた

彼女「この人、私が好きだって言ってるのに、付き合ってくれないの!」

隣の女性「可哀想に!なんで、付き合ってくれないの?」

彼女「知らない!好きなのに~!」

隣の女性「じゃ、まだフラれた訳じゃなさそうだし、頑張んなさい!」

その時俺は、彼女と反対側の酔っぱらいのオッサンに「若い子連れて、羨ましいの~」と絡まれながら、この会話を聞いていた

たのむから、2人切りにしてくれ!

このままだと、何を言い出すか分からないので、出ようとすると、「嫌だ~!もっと飲む~!」と完全に酔っぱらい

アルコールが入ってると言っても、甘酒2杯でここ迄酔っぱらうとは、全然思ってなかった

勘定を済ませ、隣の女性の方にだけ謝りながら、抱える様に出た

冷たい空気に当たれば、少しは酔いも覚めるか?と思ったが、今度は「眠たい~!」と言い出した

ここはまだ鳥居の所、30分は歩かないと駐車場に帰れない

彼女は、タイツを履いているが、(おんぶ)も(お姫様ダッコ)も、ミニスカートだと周りの男を喜ばすだけだ

鳥居に寄りかかりながら、介抱してると、目の前にタクシーが停まった

中から人が降りてきたので、その場に彼女を残し、タクシーに走った

「すぐ乗りますから、待ってて貰っていいですか?」と声を掛けて、彼女を連れてきた

行き先を聞かれて、「この先にある駐車場までお願いします」と言うと、流石は田舎のタクシーの運転手、「大変そうだから、メーター倒さないで行ってやる」と言ってくれた

車に乗ると、ものの5分で着いた

降りる時に、「助かりました」とお礼を言って、千円だけ渡した

駐車場のボッタクリババァは、「あ~あ、こんなに飲ましちゃダメじゃないの!」と手伝いもせずに、ぬかしやがった!

車の助手席をリクライニングさせて、彼女を乗せ、シートベルトをした

運転席に乗り、タバコを吸っていると、ババァがチラチラ見てくる

ボッタクリの被害者を減らす為に、居座ってやろうか?とも思ったが、彼女が心配なので、静かな所を探す為に出た

あまりウロウロも出来ないので、高速のSAに入った

隣では「気持ち悪い~!」と、早くも二日酔いの様な事を言っている

吐いた方が楽になると思い、障害者用のトイレに一緒に入り、指を入れて吐かせてやった

少しは楽になったのか?話はする様になったが、今度は「寒い!寒い!」と五月蝿い

ヒーター全開で、俺は暑い位なのに、まだ「寒い!」と言ってる

俺のコートも掛けてやると、眠ったようだ

寝ている内に距離を稼ごうと、帰路についた

元旦の夜明け前に、酔っぱらいの女を乗せて走っていると、今年1年の先行きが不安になった

高速はガラガラで、来るときの半分位で、自宅に着けた

起こしても、起きないので、人が居ないのを確認して、お姫様ダッコで部屋まで運んだ

ベットに運び、エアコンを点けた

着替えをさすには、室温が低いので、布団を掛けて、リビングに行った

しかし、大変な初詣だったな~と振り返りながら、ウイスキーを飲んだ

そろそろ寝室の温度も、上がっただろうと戻った

寝室の電気を点けると、ベットの上で、貞子の様に長い髪を顔の前に垂らした彼女が座っていた

一瞬ビックリしたが、何とか声も出さず、腰も抜かさず、男の体面は保った

「起きた?」と声を掛けると、「ここどこ?」と聞いてくる

質問に質問返しだ!

会社の部下なら、1時間は説教するとこだぞ!と思いながら、「もう、家に帰ってきたんだよ」と優しく言った

「なんで私、家に居るの?」と聞くので、「神社の屋台で、甘酒飲んで酔っ払ったから連れて帰ってきたんだよ」と説明してあげた

どうも彼女は、酔った後の記憶が無いのかも知れないと思ったので、「酔っ払って、裸踊りしたの覚えてる?」とからかうと、「そんな事してないもん!タクシーに乗って帰ったもん!」と覚えていた

余計な事を言った

口の中が気持ち悪いと訴えるので、コッブに水を汲んで来てやった

まったく、世話のかかる酔っぱらいだ

トイレで戻した時に、髪の毛に嘔吐物が着いてしまったようで、お風呂に入りたいと言い出した

お姫様ダッコしたから、お姫様気分なのかな?

今夜は、執事になりきる事にした

「お湯が入ったよ」と言うと、「脱がせて!」とおっしゃる

服を脱がせてやると、「一緒に入るのっ!」と手を引っ張って風呂に連れていかれた

湯船に入って温まってると、「体洗う!」と出ていった

ナイロンタオルを差し出し、「洗って!」と言われ、いつかする事になるだろう、介護の練習をさせて頂いた

髪の毛だけは洗い方が分からないので、自分で洗って貰った

風呂から上がると、酔いも覚めたようで、いつもの彼女に戻っていた

ベットに入る頃には、外が明るくなりかけていた

昼過ぎに目が覚め

隣には、可愛い寝息をした彼女が寝ている

「おはよ!」と言ってキスをした

眩しそうに起きて、「おはよ」と返事をする

「大丈夫?」と聞くと、「平気」と答える

昨夜のドタバタが嘘の様な、和やかな目覚めだった

彼女を抱き寄せながら、「夜の事覚えてる?」と聞くと「ごめんなさい」と謝った

如何に大変だったか、彼女に説明しようと思っていたが、素直に謝られてしまったので、タイミングを失ってしまった

これも、彼女にとっては、いい経験になっただろう

和解が成立したので、イチャイチャしていた

いつまでもベットに居る訳にもいかないので、起きる事にした

彼女は、胃の中の物を戻していたので、「お腹減った!」と言って、台所で料理を始めた

俺は、やることが無いので、1階のポストに年賀状を取りに行った

すると、昨日のミセススピーカーに会ってしまった

話し出すと、相槌を打つだけでも、長くて辛いので、年賀の挨拶だけして、部屋に戻ろうとしたら、呼び止められてしまった

「昨日は、車が無かったけど、朝に帰ってきたの?」と聞かれたので、人の事良く見てるな~と感心しながら「はい」とだけ答えた

「じゃ、初詣に行ってきたの?」と聞かれ、お前に関係ないやろ!と思いながら、「はい」と答えた

「じゃ、きっといい人と行ったのね?」と聞かれ、ドキッとしたが「会社のヤツと行きました」と答えると「色気ないわね~」と言われ、ウルサイ!と思いながら、笑ってごまかしてその場を逃げた

朝から、縁起が悪いので、行動は気を付ける事にしよう

部屋に戻ると、彼女が「出来たよ~!」と笑顔

やっぱり、彼女はこの笑顔だな~と思った

食事中に、年賀状を見てたら「食べるか、見るかのどっちかにして!」と怒られた

どこで、そんな怒り方を覚えるのか?歴代の彼女すべてに、同じ怒られ方をしている

食事も終わり、やっと年賀状の整理をしていると、「洗濯するから、洗い物有ったら出してね~」と、働き者の嫁さんのように思えてきた

ソファーでイチャイチャしてる時意外、ずっと彼女は動いている

風呂掃除にトイレ掃除、洗濯に料理、疲れないのだろうか?

「正月位ゆっくりすれば?」と言ってみたが、「ありがと、これ終わったらね」と言う始末

よく出来た娘だ


つづく

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