私、雨の日が好きなの。
外にいるんじゃなくて、おうちいるのが。
おうちの中だと守られてるつて感じがするから。
小さい時、外がすごい雨で、すごい音がするんだけど、おかあさんがいっし
ょに遊んでくれた。 一緒にお絵かきして。 とてもおうちの中にいると安
心できたの。
今でもそう。 雨の日、学校やバイトがなく出かけないでいいと、とっても
うれしい。 だけど、今ではたいがいおうちで裸になってお絵かきしてるけ
どネ。
またワンちゃんのことになるけどいいかな~?
私は房総のいなかの学校で薬学習ってるの。
バイトはコンビニとパンやさんのかけもち。
パンやさんのバイトでいつもラブラドール犬を車に乗せてお店に来る奥さん
がいるんだけど、そのワンちゃんとってもカワイイの~。 ハンサムな男の
子!!
私も犬が大好きだから奥さんと仲良しになったのネ。
奥さんが2泊3日で旅行すことになって・・・。
そこで、 また同じことを繰り返すんだけど、 私がその子の散歩とご飯の
世話をすることになったの。 私、本当は大きな犬が苦手なんだ~。
夏休みってみんな遊びに行くのね! 誰か私を誘ってよ!
その子、本当の名前は「シナモン」っていうんだけど、その子にはむずかし
い「名前」みたいで、今では ただの「シーちゃん」になっちゃったんだ
~。
一日目はバイトが早朝から昼過ぎまでだったからバイトから帰ると「シーち
ゃん」をつれて友達と一緒に車で海へ遊びに行ったの。
この子フリスビーキャッチの練習中なんだって。 私たちもフリスビー投げ
たんだけど、上手じゃないの。 フリスビーに追いつけないの。 フリスビ
ー遊んでるだけで練習にならないの。
2日めはバイトが休み、ウフっ。
私が魔女に変わる日。
☆°.。.:*・°.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
少し前から、腕と足をツルツルにしたり、割引券使ってエステでアロママッ
サージ行ったの~♪♪♪ いつもこうなんだ~。
天気予報では明日はくもりときどき雨だって。
早朝、「シーちゃん」をつれていつもの神社に散歩。
だーれもいない。 これ偵察なんだ。
散歩の後、「シーちゃん」にご飯をあげて私のマンションに帰るとすごい雨
がふりだしたの。
私はシャワーの後もおうちの中で、裸のままで心地いい気分でいたの。
だけど、今日は違うの!!!
一度、裸で雨に打たれてみたいと思ってたのを今日やろうと思う!!
雨の中で踊るの-------。
でも今はだめ。
いなかでも通勤時間帯で人通りが多いから。
お昼過ぎぐらいに雨が降れば一番いいんだけどな~・・・。
しばらくすると、雨がやんで晴れてきちゃった。
30分もするともう真っ青な青空。白い雲がすごい勢いで流れるの。
遠くには白い入道雲も見える。 だめかな~?
だけど、私、鏡に全身を映して自分の身体チェックしたの。
完璧じゃない! 何もしないなんてもったいないよ~!
デニムのかわいいサロペット。 短めのタンク。 キャップを準備したの。
やるときはいつもは下着着ないけど、今日は下着の代わりにホルタービキニ
をタンクの下に着るんだ。 いきなりビキニより短めのタンクでチラっチラ
っと肌が見えるほうがいいんじゃないかナ?
お昼までゆっくり過ごした私はもう一度シャワーを浴びて準備。
さあっ! これから、「シーちゃん」とデート。
「シーちゃん」は私を見るなり大喜び。 大歓迎してくれるんだから。
朝会ったばかりなのにネ。
いつ見てもこの子笑った顔でいるんだ・・・。
初めて会った時もこんなこんな感じだったネ。
お前、泥棒さんが来ても番犬にならないよ~。
「シーちゃん」! 私遊びに行くけど一緒に来る?
この子大喜びで笑っているの。
ついてきたら私の本性知ってしまうよ。 いい?
まだ、この子大喜びで笑っている。
わかった。 じゃ、つれていってあげる。♪
ウフっ。♪
私、魔性の女だからネ。 どうなっても知らないよ~。♪
私たち朝来た神社にまた来たの。
雨上がり後の快晴でもう空気は湿気でムッとしているの。
地面から湯気が出ているような感じ。
暑くて思ったとおり誰もいない。
タンクの下の私の身体は汗でもうベトベト。
ホルターの下はもうたいへんなことになってる。
タンクを脱いで木に掛けたの。
サロペットとホルターになってもう一度神社を一回りして人がいないことを
確認してみて、それからホルターも脱いだの。
もう私の胸はサロペットの胸当てで隠れてるだけ。 横はもうダメ。
それから神社の裏の公園で「シーちゃん」にボールを投げて遊んだの。
この子、ボールをとると口に咥えてちゃんと私のところに持って来て、頭な
でてもらおうとするの。 それっ!、とっておいで!
また汗かいちゃった。
そろそろ「シーちゃん」誘惑しようかな?
私たち裏山の木陰に休憩に行くと、私「シーちゃん」の前に立ったの。
「シーちゃん」、私の異様な雰囲気を感じ取って落ち着きなくしてしまっ
た。 私、お座りをさせると、しゃがんで頭を優しく撫でてあげたの。
この子、降参したようにじっと動かなくなったの。
私はそっとこの子の前に立ちあがり、いやらしい雰囲気を身体からオーラし
ながらじっと見つめたの。
私はあなたを誘惑する魔性の女よ。
それから、ゆっくりサロペットを脱いで裸になったの。
いやらしいポーズで立ったの。
もう「シーちゃん」泣きそうな顔になっている・・・。
頭も尻尾もうなだれてしまって・・・。
なんかすごい快感!
でも、すごくかわいそうになって、さあっ、おいで!
私いつもの明るい声で呼んであげた。
さっき神社を見て回ったときにあった自転車を思い出してそこへ行ったの。
「シーちゃん」も機嫌直して、私の横を元気よく走ってくれた。
真っ青の空の下で自転車こいだの。 気持ちいい!
さあっ、ついておいで! 風で身体のベトベトが少し乾いたみたい。
自転車で公園を一周するとさっきの木陰に戻り、バッグからフリスビーを持
ち出して投げたの。
この子、すごい勢いで走ってフリスビーをキャッチ!
ヤッター! スゴイー! 私、その場でピョンピョン跳びながら手を叩いて
喜んであげた。
私、しゃがんで両手広げてこの子を迎えると、もう大喜び私に跳びついてく
るの。 私そのまましりもちついちゃった。 だけど首を抱きしめてあげた
よ。 ステキ!
私はもう汗びっしょり。
二人で裏山にある木陰に行って休憩することにしたの。
バッグからタオルをだして汗をぬぐうと、私は腕を頭の上に伸ばして大きな
石の上に仰向けに寝そべったの。 すこしでも身体を石にくっつけたかった
の。
身体の体温がどんどん石に伝わって逃げていく。
チョー気持ちいいよ。
少し目を閉じていたら私のおへそのそばで何か動いてるの。
身体を起こしておそるおそる見るとカマキリがいるの。
私、 息でカマキリを払おうとしたら、カマキリ怒ってカマをあげるの。
そして、私の顔をめがけて私の身体を上ってくるのよ。
「シーちゃん」!、なんとかして!
「シーちゃん」は私の手をなめるだけで、何もしないの。
イタっ! カマで私の胸傷つけられた。
私、手の甲でカマキリ振り落としたの。
イタイつ!! カマキリ、落ちるときまたカマで傷つけたの。
もう! 最低なやつ。
気がつくとずいぶん時間が経ってるみたい。
空が曇ってすごく暗くなっていたの。
雨粒が私の肩に落ちお腹にころころ転がり落ちるの。
すぐに雨になり私の身体をはじけてころころ滑り落ちるの。
やった! 雨だ!
裏山から公園に戻ったときはすごい降り方になっていたの。
シャワーどころじゃないの。 水の量がもうぜんぜん違うんだから。
それから公園で私踊ったの。 気持ちは冷めてたけど。
けど、踊らないと------。
今日のために私はとても綺麗にしたんだから。
「シーちゃん」も踊ってる私にじゃれつくの。
だけど雨で近くも見えないくらいに強くなってきた。 暗くなってきた
し。
さらに雨が強くなって息もできなくなってきた。
私、「シーちゃん」と木の下で雨を避けることにしたの。
雷がなってきた。 だんだん近くなってくる。
木の下って危なくなかったけ?
とりあえず、神社の休憩所に入ろうと近くまで来ると黄色い傘が入り口にた
てかけているの。 子供の傘じゃない?
え~! この格好でなんて言って中に入ろう?
お姉さん服なくしちゃったの。 ごめんネ。 こんな格好で。
子供でも無理無理!! もしお母さんいたらどうするの?
でも雷すごい近くでなってる~。
服はさっきの裏山の石の上においたままー。
裏山にとりに戻る? 大丈夫だと思うけど・・・。
私、踵を返して裏山にもどろうとしたの。
すると、すごい雷が近くに落ちて、両手で耳を覆うってしゃがみこんでしま
ったの。
こわかった~。 やっぱりあきらめるネ。
お稲荷さんの軒下を「シーちゃん」と借りることにしたの。
横なぶりの雨だからほとんど雨はしのげないの。
私、しゃがんで「シーちゃん」を抱きかかえながら雨がやむのを待ったんだ
けど、やみそうにないの。
雷がおさっまたの。 遠くに行ってしまったみたい。
私たち、子供に見つからないようにこそこそと裏山にで戻って、
ずぶぬれになったホルターやサロペットを着たの。
休憩所に戻ると男の子が二人いたの。
ずぶ濡れになちゃったといって休憩所に入っていくと子供たち笑うの。
雷怖いからここにいるね。 お姉さんの服おへそ出てるんだ。
子供たちもう大笑いするの。 もう気絶するんじゃないかと思うぐらい。
かわいい~。
この子たちも雷が怖くてここまで来たんだって。
雨が落ち着くと、バイバイして休憩所を出ました。
途中、おばさんに出会うと、まあ、大変て言うの。
犬の散歩の途中に雨にあったと思ってるみたい。
私のマンションへ行きバスタオルで「シーちゃん」をふいてあげた。
着替えで、もう一度「シーちゃん」の前で裸になったけど、もう、ぜんぜん
気にしてないみたい。 つまらない~。
雨がやむと、「シーちゃん」をおうちつれて帰ってあげた。
そして首を抱いてあげたの。
今日の私どうだった?
私のやったことは奥さんには内緒よ。
だけど、この子、いつものようにうれしそうに笑っているだけ。
もっと大人になったら付き合ってあげる。
明日最後の日よ。 また散歩に来るね。
バイバイ!