2016/06/07 16:53:30
その日以降、母は外出が増えた。家でいる時間を減らした。僕の再犯が恐かったのだと思う。そして、この日を向かえた。
母が妊娠した。僕の子供。悪いが、どれも実感がなかった。20歳の結婚もしていない僕に、子供など出来るわけがない。そんなのは、もっと遠い未来のはずだ。
「お父さんになんて言ったらいいのよ!私、もうどうなっても知らんよ!!」と母は泣きながら叫びました。
「堕ろす?」、たいした知識もないのに聞いてみた。「そんなことくらい、お前に言われんでも考えてるわぁ!」と言い返されてしまった。
「それよりかお前、これどう責任とるん!?お前がしたことやで!」と聞かれた。そんなこと言われてもって感じだった。事の重大さがまだ分かっていない。
「私は言うたで。何回も「やめて。」って言うたで。全部、お前が悪いんや!」と罵られた。その言葉を聞き、反省よりも憎しみが込み上げてきた。
好きな女を抱いて何が悪い。もっと本気で拒否をしなかった母が悪い。勝手な言いぐさだ。
母の腕を取り、振り回していた。身体の小さな母は、僕の予想よりも軽く、想像以上に激しく転がった。「痛ぁ~、なにするの!!」と僕に言う。
しかし、母の向けた視線には僕はもう居なかった。僕が消えて、母も慌てたと思う。転がった母の背中に僕が乗り上げたのは、その直後だった。
「なにをしよんねぇー!?お前、またやる気なんかぁー!?」と言った。もちろん、僕はその気だった。
母の小さなお尻の上に乗り、後ろからセーターに手を掛けた。母は胸元まで上がってしまったセーターをガッシリと両手で掴まえた。
脱がされまいと必死である。「やめろやぁー!気が狂とんかぁー!」と言われる。しかし、伸び縮みするセーターなど簡単に脱がすことが出来た。
母は脱がされてしまったセーターを、なぜか胸元に抱え込んでいました。母のトレードカラーである赤いシャツも同じだった。
これも、大事そうに胸元に抱えてしまっていました。フロントホックのブラも、気づけば背中の方でちぎれてしました。
やはり、母のすすり泣きが始まります。もうどうにもならなくて、悔しいのでしょう。「やめてよぉ!」と言うのが精いっぱいでした。
スカートは、お尻の辺りに手を掛けて強引に持ち上げました。軽い母は、引っ張られるように宙に浮きます。母の重みで、スカートのボタンが弾け飛びます。
宙ぶらりんのブラと下着姿にされてしまった母。それでもうつ伏せの体勢をとり、正面から黙って自分の裸は見せようとはしません。
下を向いてじっと堪えています。母の手が一瞬お尻に向かって来ました。一歩遅かったです。瞬時に、ショーツは足から抜けてしまいました。
母の小さなお尻がプリンと現れました。ここまでされてもうつ伏せを続け、衣服を抱えて、最後のブラを守っています。
母は読み違いをしました。今度はブラを脱がせに来ると思ったに違いありません。残念ですが、僕の手はお尻の方から入り、股間を目指しました。
突然、「お前、いい加減にしろやぁー!!」と母が起き上がりました。抱えていた衣服を捨て、ブラもズッコケましたが、なりふり構わず必死です。
口では大きく抵抗していますが、小さな身体を丸めて、どこか恐々としていました。「もういい加減にしいや!」と叫びます。
そんな僕ですが、飛び掛かるタイミングを伺います。母も、それに備えて構えを崩しません。
「お前やるんか!こんなに私が頼んでるのに、それでもやるんか!私をなんやと思ってるん?」と睨みながら聞かれました。