お父さんの唇は、最初はちゅっと私の口について、そのあともう1回、優しくちゅーっとくっついた。
そしたら、お父さんの口は、私の口に吸いついて、ちゅーっと吸って、ちょっと離して、こう言った。
「いおり、これからするのは『大人のキス』だよ…。お父さんはいおりとちゃんとキスしたい。お父さんがするように、いおりもお父さんの唇を吸って、お父さんの舌にいおりの舌を絡めて…」
そう言いながら、また私の口を吸ってきた。
お父さんは私の口に、お父さんの口をくっつけて、私の口の中にお父さんの舌を入れた。
私もお父さんの真似をして、お父さんの口を吸いながら、お父さんの舌に私の舌を絡めてみた…。
優しかった…。
これが「キス」なんだ…。
「キス」って、口をくっつけるだけだと思ってたけど、お父さんの真似をして、お父さんの唇を吸いながらお父さんの舌に私の舌を絡めてると、なんだかとっても不思議な感じ…。
でも、いやじゃない…。
なんか、とっても幸せで、もっとお父さんの口を吸いたい…。
お父さんも私をぎゅっと左手で抱きしめながら、右手で私の頭を優しく支えて、私の口の中で、私の舌と絡ませながら、口の中も舌で触ってる…。
お父さん…。
なんか…幸せ…。
いつまでキスをしてたんだろう…。
やがて、お父さんは唇を離して、私の頭を胸に優しく抱きしめながら言った。
「いおり、キスをするのは初めてかい?」
「うん…」
お父さんは私の頭をもっとぎゅっと抱きしめて、優しく撫でてくれた。
「そうか…。いおりのファーストキスはお父さんなんだね。嬉しいよ…。いおりは、いやじゃなかった?」
私は「いやじゃないよ…。でも…なんか不思議な感じ…」
「不思議な感じなんだ…。これは『ディープキス』って言って、愛し合ってる人たちがするキスなんだよ。お父さんは、いおりを愛してる。だから、いおりとキスして、幸せだったし、気持ちよかったよ」
お父さん、本当に幸せそう。
私も「不思議な感じだったけど、私も幸せだったよ。だから、キス、もっとしてみたい…」
そう言ったら、お父さんは、優しく、もっと頭を撫でてくれた。
「そうか…。いおりも幸せだったんだね。じゃあ、その『不思議な感じ』が『気持ちいい』なんだよ。いおりもその不思議な感じをもっと追いかけてごらん。もう一度、さっきみたいなキスをしよう…」
そう言って、私の目をじっと見た。
だから私も、お父さんの目をじっと見つめる。
「うん…」
そう言ってから、目を閉じた。
すぐに、お父さんの唇が私の口を吸う。
ゆっくり、優しく、お父さんは私の口を吸いながら、私の舌をお父さんの舌で舐めてくる。
不思議な感覚…。
お父さんが言ったように、この不思議な感覚を追いかけたい。
夢中でお父さんの口を吸う。
なんか…幸せ…。
お父さんの口を吸いながら、お父さんにぎゅーっと抱きついて、お父さんの舌を追いかける。
もっと…もっと…キスしていたい…。
お父さん…大好き…!
息が続くまでキスをして、そしたらお父さんはそっと口を離した。
私を見つめるお父さんの口と、私の口の間で、ちょっと糸を引いてる。
その糸も「大好き」って言ってるみたい。
「いおり…どうだった?」
「キス…もっとしたかった…。これが『気持ちいい』なの?」
お父さんは嬉しそうに「いおりも『もっとキスしたい』って思ってくれてるんだね。それが『気持ちいい』だよ。これからも、何度もキスしようね」そう言ってくれた。
お父さん、嬉しそう。
お父さんが嬉しいなら、私も嬉しい。
だから…。
「お父さん、お父さんが嬉しいこと、私も大好き。これからもキスしようね」
そう言いながら、お父さんをぎゅっと抱きしめた。
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