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1:自分の中の、もう一人の私
投稿者:
(無名)
部屋の中の荷物の大方は片付き、荷解きしたあとのダンボールが壁に寄りかかっている。
食事は近くのコンビニで買ってきたサンドイッチで済ませ、今日は早めに就寝することにした。 ずっと家庭内別居が続いていた元夫とは先日やっと離婚が成立したことにより、春を前にして綾香は職場を去った。 名前も旧姓に戻って心機一転、新居のアパートに引っ越したのだ。 職場を退職した理由は部署こそ違うけれど、元夫も勤務する会社だったから。 子供がいれば違ったのかも知れないけれど、小さかった溝は埋まることなく大きくなり、やがては崩壊することとなった。 新たな職は元同僚の伝ですでに決まって、後は出社を待つのみである。 ただひとつの難点が、通勤時間が伸びてしまうこと。 新たな職場の近くで賃貸物件を探そうものなら、貯えと収入を考えたら家賃が高いのだ。 30分だった通勤時間を15分伸ばすだけで家賃は違ってくるので、そこは妥協するしかない。 明日はライフラインの手続きを済ませ、明後日からは初出社である。 40歳を前にして新人、早川綾香は新しい風を感じて晴々とした気持ちだった。 パンツスーツにしようかとも思ったけれど、堅い印象にならないように無難なスカートを選ぶ。 目鼻立ちがはっきりした綾香は元々メイク映えがするので、出来るだけシンプルになるように心掛け、肩まである黒髪をさらりと流すに留めた。 体型の変わらない綾香はたったこれだけのことなのに、男性の目を引くほどに美しかった。 見た目もこの5〜6年は変化が感じられないくらい変わることがなく、せいぜいが30半ばに差し掛かったくらいにしか見られることがない。 実際に肉体年齢も以前の職場の健康診断で、まだ30歳くらいの若さだと出ている。 こればかりは親から受け継いだ遺伝が影響していると、いつも母に感謝をしていた。 グレーのビシネススーツに身を包み、初日とあって綾香は白いシャツブラウスを選んだ。 今度の新居から最寄り駅は近く、家を出る時間は以前と差ほどの違いはない。 初めての駅から電車に乗り、これまで使っていた以前の最寄り駅に着いたと時、複雑な気分になった。 それも以前の降車していた駅を通り過ぎると、外を流れる車窓の風景と共に流れていった。 それにしても降車していた駅を過ぎた頃から車内の混み具合が酷くなり、今までいかに楽だったのかと綾香は思い知っていた。 あと30分か………。 綾香はいささか憂鬱になる気持ちを抑え、慣れるはずがない満員状態に初日から適応しようと気持ちを新たにする。 そんな綾香は先程からある不快感を覚え、それに耐えていた。 電車の揺れが生じるにつけ、男性の下半身がお尻に当たるのだ。 仕方がないと言えばそうだけれど、不可抗力にしてもどうにかならないものか……。 次第に男性器の形が分かるくらいに硬くなり始めて存在感を増したそれが、綾香のお尻に密着する瞬間が度々訪れる。 こんな状況なのだから男性の生理現象だと頭では理解が出来ても、綾香の内心は穏やかではない。 腰の位置を僅かにずらしても、電車の減速により人混みが一斉に傾くのでまた元に戻ってしまう。 ちょうどお尻の真ん中に収まるようにして離れては密着し、まるで誇示されているようで気持ち悪くて仕方がない………。 新しい職場は初日だけあって、精神的に疲れてしまった。 綾香は早々に就寝し、あっという間に朝を迎えていた。 スーツに腕を通しながら、ふと昨日の朝のことを思い出す。 今日はパンツを履いていくことにした。 電車内が混み合いだした頃、お尻にあの嫌な感触を綾香は覚えていた。 昨日とあまりにも酷似していることから確信犯、それも同一人物に違いないと確信する。 嫌な相手に目をつけられたものだ。 何か対策を考えなければ、そう思った。 次の日もまた次の日もそれは続き、とうとう相手は綾香のお尻に堂々と擦り付けはじめたではないか……。 上下に擦り付けられる気持ち悪さに辟易しながら綾香はそれに耐え、会社に出社した。 ………あれ、何かこぼしたの? 同僚となった隣同士の彼女に指摘され、綾香は気付いた。 お尻に染みが付くような心当たりは、ひとつしかない。 そういえば今朝の電車でお尻のところでゴソゴソとされていたことを思い出し、綾香はとてつもなく嫌な気分にさせられた。 このパンツはクリーニングに出さなければならず、色違いのパンツで間に合わせようとも考えたけれど、同じ目に遭わされるかも知れない。 それでもパンツを選ぶべきだったけれど、結果は同じだったに違いない。 次の日、タイトスカートを履いた綾香は痛感させられることになった。 スカートになったことで、やはりエスカレートした。 スカートの裾を持ち上げようとする相手に抵抗して、スカートの前を必死で掴む綾香……。 タイトスカートの裾がお尻を越えることはなかったけれど、相手の手が下から伸びてきた。 その気色悪さに脚を閉じようにも相手の手を挟むことになり、結局は指の蠢きを許す結果となるだけだった。 ショーツの底を短く前後に往復し、ポイントを定めて指先が一点を攻めてくる。 綾香は腰を捩って抗ってみせる。 遠い昔、高校生だった頃は痴漢に泣かされたものだった。 もう小娘ではないのだ。 いくらでも抵抗は出来る。 気持ちだけはあるけれど、あまりの執拗さに恐怖心が頭をもたげる……。 怯む綾香の性器の溝に沿って指は動き、恐らくはここだろうと指先が攻めるポイントが奇しくも当たっていた……。 それは内腿に挟まれた手に力が込められたことで、相手に伝わってしまった。 一瞬だけ嫌な感覚を覚え、次の瞬間にパンスト越しだった指先がショーツに直接触れていることを知る……。 そう簡単に破られるものではないが、切っ掛けさえあれば簡単に伝線する。 それでも破られるなんて………。 焦る綾香に関係なく指先はショーツを溝に食い込ませ、ポイントを攻めてくる。 小刻みに動かしたり小さな円を描くようにしたりして、着実に綾香を追い詰める……。 強すぎることなく、そうかといって的をずらすこともない。 布地が二重になった厚みでも硬くなった存在が伝わり、湿り気を帯びたそこがくちゅくちゅと音を立てはじめるまでに濡れていた。 唇を噛んで屈辱に染まる頭が熱くなり、肩越しに後を振り返ろうとするけれど近すぎて相手の顔が見えない。 あっ………。 綾香がそう思ったときには穴の空いたパンストに手首が捩じ込まれ、いよいよ脚が閉じられなくなった。 そればかりかショーツがずらされて、直に指先が敏感なところに触れていたのだ。 前傾になる上半身、弄ばれる刺激に俯いた綾香の口から不規則な息が吐き出されていく。 愛液が潤滑油となって包皮が優しく震わされ、女の本能が呼び起こされてしまった……。 少なくとも3年は性的なことから遠ざかっていたのだから、この重厚な甘さから逃れるなんて綾香には酷なこと。 前に回された腕に満足に抵抗できないまま下への進入を許し、挿入された2本の指が活動を開始する。 お腹側にあるGスポットを立て続けに刺激され、抜き差しする相手の指に綾香の膝の力が抜けようとする。 それを前に回された相手の左腕に支えられて、右手の2本の指は第2関節まで中に入っては出てを繰り返している。 そんな時、無情にも次の停車駅のアナウンスが流れ、綾香は夢から強制的に覚醒させられた。 痴漢は綾香から指を抜き、スカートを下げてやった。 ホームに滑り込んだ電車のドアが開き、吐き出される人の群れに混じって綾香も外に出る。 ふらつきそうになる足をどうにか前に踏み出しながら進み行く綾香は、憤りを覚えた。 それはこの年齢で痴漢を許したことか、女のプライドを踏みにじられたことか、途中で中断されて体を不完全燃焼にされたことなのか……。 恐らくは、その全て………。 綾香の瞳に怪しい炎が灯り、身体の芯が燻っているのを否応なく自覚させられていた………。
2025/02/26 03:29:58(sox5L6AW)
投稿者:
(無名)
前髪も含めて同じ長さに揃えた黒髪を、肩まで伸ばしてきた綾香がバッサリと切った。
単なる気分転換でショートヘアにしただけなのだけど、評判はかなり良い。 元々どちらかといえば童顔の綾香は中学生になっても小学生に見られて、自分の顔が嫌で仕方がなかった。 だから大人になっても自己評価は未だ高くはない。 だからどうして異性が近寄って来るのかがいまいち理解出来ない理由が、そこにある。 男性の評価が顕著になったのは20代後半になってからで、30代になっても一回り近く若いと言われて、何を言ってるんだろうと信じなかった。 それが年齢を重ねるごとに実年齢との見た目のあまりにものギャップに驚かれることが増えてきて、綾香はやっと自覚するという天然ぶりだった。 だから今は30歳過ぎ……少なくても実年齢よりも5〜6歳は若く見られている。 実は肉体的にもそれは現れていて、健康診断でも肉体年齢は一回り以上若いと出たのだから驚きである。 こればかりは母や祖母に感謝している。 二人とも綾香と同様の体験をしてきて、若い頃の写真を見ると祖母は曾祖母に、母は祖母にそっくりなのだ。 そして綾香は母によく似て、若い頃は甘いマスクだった父の遺伝子が加わって今は美魔女扱いをされて嬉しい反面、少し迷惑にも感じる部分がある。 それは変な虫が寄って集ってくるから……。 この日、綾香は早朝から駅のホームに立っていた。 年の瀬が迫るこの時期に、遠方の出張に行かなくてはならないからだ。 当初は誰も行きたがらなくて、それは綾香も同じだった。 上司なのだからきっぱりと言えばいいのに、コンプライアンスが煩くなった今、何かと頭を悩ます上司が気の毒になったのだ。 綾香が申し出ると表情をぱっと明るく上司……。 現金なものだと思いながら、これも仕事だと自分に言い聞かせる。 中途採用で綾香を拾ってくれたのは、この上司なのだから………。 早くからホームに並んだのは経費削減で指定席を取らせてくれない、会社のありがたいやり方のお陰である。 朝早くから並んだかいがあって、自由席に座ることが出来た。 そこで出会ったのは30代前半という感じの若い男性で、女性の綾香に気を使って窓側の席を譲られたのだ。 ありがた迷惑……というか、男性よりも尿道の短い女性の綾香は何かと気を使わなければならない。 コーヒー好きの綾香は今朝も1杯、駅でも1杯をすでに口にしていたのだ。 父とはまた違うタイプだけれど、甘いマスクの彼が笑顔で譲ってくれるので無下には断れず、結局は座ってしまった。 男性 どこまで行かれるんですか……? 綾香 あっ……○○まで、ちょっと…… 男性 そうなんですね、僕は……… 朝が早かったから少し眠りたかったのに………。 彼には悪いけれど少し辟易していたはずなのに、気付けば彼の巧みな話しかたに惹き込まれ、皮肉にも楽しい会話になっていた。 気遣いも出来て、席を立つ時には遠慮なく言ってくれと絶妙なタイミングで言うのだ。 恐らく彼は交渉ごとに長けていて、相手の細かい仕草や無意識にする態度から読み取る術を得ているに違いない。 女性を相手にトイレというワードを使わないところにも、繊細な気遣いが見て取れる。 綾香は一気に彼への好感度が上がるのを、禁じ得なかった。 トイレから戻った綾香に声をかけさせる前に、彼は嫌な顔ひとつ見せずないでサッと立って通してくれた。 綾香 ありがとう…… 男性 窓際を譲ったんだから、面倒臭がったら ただの嫌な男でしょ? お茶目な態度を見せて綾香に気を使わせまいとする、その態度がありがたかった。 この時にはもう砕けた話し方をするくらいに打ち解けていたことも、彼のお陰である。 綾香の着るストライプのラインが入った堅い印象の、濃紺のスカートスーツがどこかの企業の重役に見えるのだろうか。 親しみのある話し方になっても、彼は一定のラインを越えない大人の判断が随所に見える。 男性 朝が早かったから少し、眠いんじゃない ですか……? 話に付き合わせちゃって、申しわけありません。 仕事をしてますから、遠慮なく休んでください。 綾香 ふふっ……じゃあ、遠慮なく…… 車両の最後部の席なのも幸いして、綾香は少し背凭れをリクライニングさせて目を閉じる……。 脱いだコートを体に掛けていたけれど、今流行りの膝丈の短さなだけに下半身が心許ない。 それを見ていたらしい彼がノートパソコンを操作していた手を止めて、自分のトレンチコートをそっと綾香に掛けた。 彼の優しさがありがたかったけれど、まるで恋人のような態度ではないか……。 あまりにも照れ臭くて、綾香は眠ったふりをして誤魔化さなければならなかった。 席の前で出会った時から、素敵な女性だと思った。 ショートヘアがよく似合って、ポタンを締めたそのスーツ越しにも細いウエストのくびれが目立っていた。 そこから腰へのラインが素敵で、大き過ぎなくて形の良いヒップが魅力的なのだ。 膝上丈のタイトスカートから伸びる長い脚がまた良くて、座席に座ってから見えた太腿が太過ぎないのがまたいいのだ。 このプロポーションの良さは、ちゃんと節制している美意識の高い女性だと言える。 スーツの上から分かるのは、ウエストの細さだけではない。 あの胸の盛り上がり……。 寄せて上げるタイプのブラで作られた胸じゃなければ、ある程度のボリュームがある胸なのは間違いない。 かなりの美人だけど、自分よりも3つくらい歳上かな………。 30歳になったばかりの彼は、そう判断していた。 普通の女性ならば、ほぼ正解しているのだろう。 だけど綾香に限っては男を惑わすその魔性の魅力で、いとも簡単に狂わせる。 いや、実際に綾香は30過ぎにしか見えないのは、仕方のないことだった。 眠いはずなのに、隣の彼が気になって眠ることが出来ない綾香。 一目見て何かスポーツをしていたか、体を鍛えているのが分かった。 スーツを着ていても首から肩にかけてのラインが逞しくて、あの分なら胸板もそれなりにあるのだろう。 下半身もしっかりしていて太腿の太さ、しっかりしたお尻の形が魅力的だった。 甘いマスクをしていてこの人当たりの良さだ、男女問わず人ったらしに違いない。 彼に抱かれる女性は幸せだろうと、軽い嫉妬を覚える。 先日の痴漢にじっくりと感じさせられてからというもの、後輩くんの入院で不在が続いていることから体が疼いて仕方がない。 だかと言ってこの彼には、はしたない女だと嫌われたくはない……。 どうするのがいいのだろう………。 綾香の誘惑がはじまった。 掛けられたコートの下で、スーツのボタンをこっそりと外す。 次にブラウスのボタンを2つ外し、スーツの前を彼の側だけ開いておく。 ご丁寧に掛けてくれた彼のコートを、寝相の悪さを言い訳にして少しづつずらしていく。 とは言っても、さすがに限界がある。 ここまでかしら………。 彼の気遣いが仇となって、誘惑は成就しないと密かにがっかりする綾香………。 幸か不幸かパソコンを打つ指を止めた彼がひとつ息を吐いて、席を立った。 この幸運を逃す手はない。 綾香は彼の掛けてくれたコートを派手にずらた。特に下半身が彼に見えるように………。 席に戻った彼の目に、衝撃の光景があった。 掛けてあげたはずのコートは窓側にずれて、綾香の体の半分が見えている。 よほど疲れていたのかスーツの片側が目繰り上がって、ブラウスのそこを持ち上げる魅力的な胸の山が露骨だった。 それに暑かったのかブラウスのボタンが幾つか外されていて、もう少しで浮いたインナーの胸元から下着が見えそうなのだ。 おいおい………綺麗な女性なのに、何だこの無防備な姿は……。 半ば呆れながらコートを掛け直そうとした、彼の手が止まる。 ただでさえ短いタイトスカートなのに、だらしない寝相でさらに短いミニスカートになっている。 彼は気付いた……。 ぎりぎりショーツは見えないけれど、見えた内腿が途中から素肌ではないか。 よく見ればストッキングを吊るす為の、ガーターベルトの留め具とストラップが見えている。 股間に血流が集まるのを、彼は自覚した。 見えそうで見えない、スカートの奥……。 いや、見ようと思えば、見える……。 理性と背徳感の間で揺れ動き、結局のところ彼も男だった。 しばし綾香の顔を見詰め、深い眠りの中にいると確信した彼はそっとスカートの奥を覗いてしまった……。 なんていやらしいんだ………。 彼の第一印象は、意外だと思っていた。 こんな清楚な印象の美人なのに、こんな派手な下着を身に着けているとは………。 いや、女性が下着にお洒落を求めるのはちっともおかしいことではない。 日本人が保守的過ぎるのだ。 現に海外の女性は下着にもファッション製があって、特にヨーロッパ、フランスやイギリスなんかはガーターベルトは常識になっている。 見た目、身なりもしっかりしていて言葉使いも話し方にも話し方も、大人の女性としてセンスを感じるこの人は、考え方が独立している立派な人なのだ。 股間を硬くしている割に、頭が堅い彼はそう結論づけた。 そっとコートを掛け直し、美しい口に唇を重ねたい衝動を必死に押さえつける。 カタカタとキーボードを叩く音が聞こえはじめて、綾香は次の行動に移った。 寝返りを打つように、彼の肩にしなだれかかったのだ。 ドキリとした彼の指が止まる。 一瞬わざとなのかと思ったけれど、寝息を立てる綾香の顔を見て疑った自分を恥じた。 こんな綺麗な人が、そんなことをするはずがないではないか……。 きっと彼氏か誰か、寝惚けてパートナーと間違っているのだろう。 相当に疲れていると見えて、起こすのも気の毒だからそのまま寝かせようと放っておくことにする。 右肩が重くて仕方がないけれど、寝息が可愛らしくて起こす気にもなれない。 それに、いい匂いがする………。 彼は完全に勃起してしまった。 開いた胸元の奥に、緩くなったインナーの下に赤いブラジャーが見えたのだ。 上下がお揃いなんて、やはりセンスがある……。 無理やり綾香を肯定して、理性を保つ努力に余念がない彼。 だけど彼の目はパソコンの画面ではなく、綾香の下半身に注がれる。 そこに触れたい………。 募る欲求がスラックスの前をさらに窮屈にさせて、生唾を飲み込む……。 もう一度綾香の顔を見て、完全に眠っていると信じた彼。 ついに禁断の行為へと足を踏み出してしまった。 そっと綾香の膝に手を置いてみる……。 暖かくて、ストッキングのスベスベした気持ちのいい感触がする。 さらに手を奥に入れようとしたその時、綾香が目を覚ました。 咄嗟に脚から手を離し、ドキドキする彼……。 綾香 ごめんなさい、あたし、馬鹿ね…… 男性 起こすの気の毒なくらいよく寝てたか ら…… 相当に疲れているみたいですね…… 綾香 ごめんなさい、このところよく眠れなく て…… 睡眠導入剤、飲んでたの…… 男性 どうりでよく眠ってると思った…… 綾香 どうしよ、もう少し寝ようと思ったの に……… 白々しい……触ってたくせに……… 内心で怪しく微笑む綾香は、次なる策を立てていた。 綾香 あの、あたしもう少し眠りたいから、あ のもしまたお仕事の邪魔をしたら、向こ う側に押しやってくださいね…… それだけを言うと、綾香は彼の目の前でバックから取り出した錠剤をペットボトルのミネラルウォーターで飲み干して見せた。 綾香 不眠が続いてるから、睡眠薬……。 今寝ておかないと保たないから……。 男性 大変そうですね……… 綾香 申し訳ないけど、駅についても起きなか ったらその時は、起こしてくださる? 男性 そんなことなら安心して眠ってていい ですよ…… 少し前に起こしますよ…… 綾香 ありがとう…… あっこれ、ありがとう…… でも寝てると熱いから、本当にありがとう……… コートを彼に返して、綾香は目を閉じて眠った………ふりをした。 どれくらいの時間が流れたのか、恐らく20分から30分………もしかしたらもっとかもしれない。 本当に眠りかけていた綾香の膝に、やっと彼の手の温もりが伝わってきた。 本当に眠っているのか確かめるように、顔の間近に彼が顔を寄せる感覚がする。 確信を覚えた彼の手が、ぞろりそろりとスカートの奥に入れてきた。 綾香は目蓋の下の眼球を動かさないようにするのが、大変だった……。
25/03/20 09:52
(zosB4BVc)
投稿者:
(無名)
落ち着け、オレ……落ち着けよ………
クソ真面目なくせにポリシーに反した行為に、やはりどこか後ろめたさを感じてしまう。 それでもこの手から伝わる内腿のの温もりが、男の本能を刺激する。 ここまで来て、後戻りなど出来るものか……と。 セパレートストッキングとの境目と柔肌手を行き来させていた手が、いやらしい真紅のショーツに辿り着く。 座席に深く座る状態では肝心の部分に触れられなず、歯痒さを感じる。 指先がここからが下がクロッチの境目、という所を所在なさげに彷徨う。 つまらなくて指を上に這わせると、つるつるした中にも複雑にザラついた感触を覚える。 んっ…何だ?……これは……もしかして………。 男の彼にも検討はつく。 メッシュ生地に設えられたレース。 したがってここは透けているのではないか!? そういえばごわついた感触と、わずかにチクチクする感じもあるぞ……。 これは毛だ! 触れたい……どうしても触れてみたい! だけど本当に、寝ているのか? それを確かめるために、綾香を自分に抱き寄せてみる。 頭を自分の肩に乗せた綾香は相変わらず寝息を立て、起きる気配がない。 用心深くブラウス越しに胸に触れてみる。 ブラウス、インナーと2重の生地が重なったその下のブラジャーの感触……。 少し力を加えて指を食い込ませる。 あまりに柔らかい感触に、中学生のように感動を覚える。 我慢出来なくて、通路を挟んだ反対側を窺い見る。 こちらに注意を向ける気配はなく、何なら居眠りをはじめようとしているではないか……。 お誂え向きだ。 レディースはどうしてこんなに面倒なんだ……。 彼はメンズとは逆につくボタンを四苦八苦しながら、どうにか片手で2つ外した。 スカートの中に収納されたインナーの裾を、指で手繰り寄せていく。 見えた………ショーツとお揃いのブラジャー…。 鮮やかな真紅で、一部が透けてレースが仕立てられた大人のランジェリー。 一見すると下品に見えがちだけれど清楚な綾香が身に着けると、お洒落に見える。 身に着ける者を選ぶ下着なのかも知れないけれど、落ち着いた印象の綾香とのギャップが堪らない卑猥さを醸し出す。 どうにかして外したいけれど、背中のホックを解くことは叶いそうにない。 もしそれが出来たとしても、どうやって戻すのかを考えたらしないほうが賢明なのだろう。 出来るのか………? どきどきしながらバストの下に指を引っ掛けて、ブラジャーを少しづつ押し上げていく。 まるで大きな桃という傷つきやすい果実を労るように、その皮を優しく剥くように……。 弾力のある脂肪の塊が歪んで一緒に持ち上がり、ズッ……ズズッ……っと上にずれていく。 最後に乳首に引っ掛かって冷や汗が出そうだったけれど、スルッと抜ける。 まるでババロアのように美しい白い乳房が姿を見せて、程よい大きさの濃い茶色をした乳輪と共に、大き目のいやらしい乳首がその姿をプルンっと見せる。 それに魅せられたように手を伸ばし、柔らかいその乳房を手に包む。 子供のように健やかな寝息を立てる綾香の顔を見ながら、その柔らかさを堪能する。 どきどきしたけれど、そっと乳首を触ってみた。 まだ柔らかくて、手触りが気持ち良い。 敏感な場所のひとつとあって、慎重に触れていかなければならない。 綾香に起きる気配はなく、擦ったり摘んだり大胆に捏ねくり回したり……。 眠っていてもこうなるのだなぁと、妙に関心する彼の手の中で硬くなっていく乳首。 そうなると男の性が、次の行動に突き動かせる。 通路の反対側に注意をはらいながら、眠る綾香の胸に顔を埋める彼……。 溜息が出そうなほど柔らかい乳房に鼻と口を押し付けて、唾液まみれにしていく。 ぷるぷると踊る乳首を舌先が追いかけ回し、唇で捕まえると先端をすりすりさせていく。 綾香 ふぅっ……ふぅ~っ……… わずかに寝息を乱して、肩をピクンっとさせる。 彼はドキリとして一度中断したけれど、綾香に起きる気配は微塵もない。 夢の中でも感じてるらしい…。 そう勘違いする彼は、舌の遊びを続行させる。 綾香の狸寝入りにも気づかずに………。 甘い快感に体が反応してしまった。 バレたかと思ったけれど、彼は騙されやすいようでホッとする。 再開された胸への愛撫が相変わらず気持ち良くて、手足の指に力が入る。 出そうな声を堪えることは出来ても、呼吸の乱れと反応する体はさすがにコントロールは無理というもの。 でも彼は都合よく解釈してくれるから、安心して眠ったふりを続けられる。 同じ痴漢をされるにしても、新幹線の中では初めてだった。 あまりに静かで彼がたまに出すチュパっといういやらしい、音で周りに気づかれやしないかドキドキしてしまう。 体温が上昇して、体が汗ばんでくる。 この程度の遊びなら、スリルを楽しめる。 彼なら綾香の従順な遊び相手になれるのに………。 新幹線の中で出会っただけの、どこの誰だか分からない彼に淫らな想いを寄せる……。 そんな彼が、予想外の行動に着手する。 綾香の左脚を持ち上げた彼が、自分の脚に乗せたのだ。 素早く自分のコートを被せて、弄りはじめる彼。 綾香はもう成り行きに任せるほかになく、寝たふりをしなければよかったと後悔していた。 彼の指が、ショーツの上から溝を往復する……。 ちょっと待て、もう濡れているじゃないか……。 そうだよなぁ……寝ていても敏感な人だから、こうなるよなぁ………。 上下させる指先で染みを広げるように動かし、焦るなと自分に言い聞かせる。 本当ば脱がしてしまいたいけれど、仕方なく横にずらして触れる。 ぬるっとした感触に、興奮しないわけはがない。 ビラビラをなぞり、愛液を絡めてクリトリスに塗りたくる。 おっ?……デカいじゃないか……。 もう剥けてるなんて、なんていやらしい……。 敏感な人だけに、慎重に触れていかなければならない。 指先で、そっと叩く。 勃起したペニス同様に、硬い……。 あまり刺激しすぎないように摘んでパンパンになった張り具合を確かめて、トントントン………。 リズミカルに叩いてみると、綾香の呼吸がわずかに乱れを見せる。 今度は指の腹で素早く走らせてみる。 ぴくっ………ぴくんっ……ぴくぴくっ……ぴっぴくっ… おぉ〜っ、夢の中で感じてるのか………? 刺激しすぎないように気おつけながら、さらに続けていく。 すりすりすりっ……すりすりすりすりすりっ…… 綾香 うぅ〜んっ……んっ………んん~んっ…… 悪夢にうなされるかのように眉間にしわを刻み、小さな呻き声を漏らして見せる綾香。 決して演技ではなく、本当に感じるのだからこればかりはどうしようもない……。 綾香は必死に堪えていた。 しばらく楽しんでいたいけれど、体をぴくぴくさせてこんなに感じていてはいずれ目覚めてしまうのではないか……。 彼はその指を止めて、その下の穴に移動させた。 にゅ〜っと沈めると、中は温かくて柔らかい粘膜がひしめきあって絡みついてくる。 入口が締めつけてくる感じが、堪らない……。 彼は気付いた……。 おびただしい数のザラつきが出迎えてくれたことに、驚きを隠せなかった。 こっ……これは………。 大抵の女性にもある程度はあるけれど、ここまでのものには出会ったことがない。 これはいわゆる何とか天井、とかいうやつじゃないのか……? 指を前後に揺らしながら、探っていく。 あ〜あ……それにしても堪らない……。 そんな酔いの中で、指を動かしていく……。 ぬっぷっ…ぬっぷっ…ぬっぷっ…ぬっぷっ……… 綾香 すぅ~……すぅ~………ふっ…ふぅ~…… 寝息を乱しはじめたのを見て、彼は指を2本に増やす。 指の角度をつけて、膣壁を擦るように抜き差しをはじめた。 ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ 彼の肩に乗せた綾香の頭が、ぐらりと動く。 心なしか呼吸に変化が見えはじめてきたか……。 綾香 すぅ~っ……すぅ~っ……すぅっ……はぁ〜 はぁ~っ……はぁ~っ……はぁ~っ…… 広がりはじめた甘〜い感覚に、体が熱くなる。 彼に預けた脚が、膝から先がぴくっと弾む。 ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ そんなにされたら、もう………。 綾香は我慢できなくなって、また頭をぐらりと揺らして見せる。 綾香 はぁ…はぁ…はぁ……うぅ〜んっ…はぁ〜… 彼に覚醒が近いことを知らせ、心の準備をする時間の猶予を与える。 いかにもたった今目覚めたように、薄く目蓋を開く。 驚愕を見せる彼が体を硬直させて、綾香に目を合わせた。 綾香は何が何だか分からないといったように寝ぼけ眼をして見せ、まだ半分夢の中といったように半覚醒を演じた。 綾香 ねぇ……もっと………もっとして… 大胆にも彼におねだりを要求してあげた……。 目を覚まされて、心臓が止まるかと思った。 でもどういうわけか、彼女は寝惚けておねだりをするなんて……。 パートナーと情事に耽る夢でも見ていたのだろうか。 幸いにまだ薬の影響で寝惚けている。 今のうちにもっと感じさせて、その気にさせなければ……。 出し入れさせる彼の手首を掴む綾香の手が、一緒に動く様がいやらしい。 虚な目を閉じて、彼の耳元で綾香が甘い声を漏らす……。 綾香 んっ…んんっ……んっ……あぁっ…あっあっ はぁ~気持ちいい………あっあっあっ…… 彼の手首を掴む綾香の手に、力が入る。 指の抜き差しに合わせて綾香の腰が波打つようにうねりを見せ、指を迎え入れていく。 綾香 ねぇ……いつからしていたの? その言葉に彼は、ギョっとした。 彼女もいつから覚醒していたのか……。 少なくてもこの今の状況を認識しているようだと知って、ショックを受けた。 でもどういうわけか、彼女に責める気はないようだ。 綾香 ねぇ、ここじゃ嫌……。 男性 ここじゃ嫌って、じゃあ……どこで……。 思いついた場所は、ひとつだけだった。 綾香 私をこんなにしたんだから、責任を取っ てね…… 耳元でそう囁かれて、逃げ出す男はいない。 まず男が座席を立ち、戻らなければ綾香が後を追う。 扉の閉まったトイレを予め確認していた回数を叩き、綾香だと彼に知らせた。 開いた扉の中に素早く身を入れて、締める。 すでに下半身を露出させた彼が便器に腰を降ろした状態で、直立させたペニスが綾香を待っていた。 彼の膝を抱えるようにして綾香はそれを口に含み、口の中でカリ高なのが分かって嬉しくなった。 蒸れた臭いが鼻から抜ける……。 舌の上に粘液が溜まり、それが喉の粘膜に張り付いて咽そうになる……。 それを飲み下し、深く息を吐く。 もっと舐めていたいけれど、時間をとるわけにはいかない。 綾香は彼の目前でショーツを脱ぐために肩を借りて、片手で引き下げていく。 彼は現れた剛毛に息を呑み、ちらりと見えた大きいクリトリスに目を見開いた。 しゃぶりつきたいけれど、時間をかけるわけにはいかない。 期待に満ちた目を綾香に向けて、自分を跨ぐ綾香の腰を無言のまま両手で支えた。 不意に温もりに包まれる。 綾香が顎を上げて、深きい吐息を漏らした。 事実は小説より生成りと言うが、想像以上の快感に思わず体を仰け反らす彼……。 そんな、最初からこれじゃいつまでも保たないかもしれない……。 彼のその懸念は、現実のものとなる。 綾香のグラインドが始まると、頭を抱えたくなる快感に襲われる彼が悶絶する。 舌のザラザラは痛いけれど、綾香の中のザラザラはある種の凶器……。 締付けられる膣壁に、彼の呼吸は困難を極めるまでに荒くなっていく……… ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ………ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ……… 綾香の前後に動く腰が、正確なリズムを刻む。 口の中で感じたカリ高の亀頭が、気持ちの良い所を掻き回す。 深く入った先端が奥に当たって、何ともいえない甘さが広がる。 ブラウスのボタンを外し、腰を躍動させながら押し上げるブラジャー。 荒い息を吐きながら悶絶する彼を抱き締めて、顔を胸に押し付ける。 真っ赤な顔をした彼が必死に舌を使って、しゃぶる姿が可愛くて仕方がない。 あぁこの感じ、この感じが堪らない………。 俯いた頭を上げて天井を拝み、また下を向いてから弾かれたように顎が上がる………。 忙しく動く下半身に対して、快感を享受する首から上が怪しく揺らめかせる綾香。 綾香の背中に両手を回し、夢中で舌を動かしながら悶絶する彼……。 間もなく短く呻いた彼が、体を硬直させた。 綾香を持ち上げんばかりに体が弾み、綾香は体の奥に熱いものが広がる幸せを噛み締めていた……。 綾香 堪え性がないの……? 女をその気にさせて、これで許してもら えるなんて思ってないわよね………? 再び腰の躍動を再開した綾香に、情けない顔をした彼が人には見せられない表情になる。 射精直後なのに敏感になったペニスが酷使され、狂気じみた快感に襲われる……。 その時、…………コンコンッ…。 扉を叩かれる音がした。 綾香 入ってます……。 扉には使用中の表示が出ているはずなのに、利用したい人が待っているようだ。 いつまでも留まっているわけにはいかない……。 綾香 我慢、出来るわよね……? 綾香の腰が加速する……。 濃密な快感が湧き上がり、悩ましげな表情を作る綾香の胸元で拷問に喘ぐ彼が涎を垂らす……。 その兆しが綾香に訪れる。 前に上に向きを変える綾香の頭が横に倒れ、自分の肩に乗せた形のまま前後に激しく動く腰……。 綾香 駄目っ……イクっ…………イっちゃ…うぅ…… 彼の上で感電したように体を弾ませる綾香が、彼に抱きついた。 開いた股が誤作動を起こした機械のように震え、ビクッビクっとする度に膝が開く……。 短い間隔で2度も射精させられた彼が、赤子に戻ってしまったように乳首をしゃぶっていた……。 彼を先に開放した綾香は時間差を置いて、出なければならない。 精液が漏れ出ないように、いつ何があってもいいように持ち歩いているタンポンを挿入する。 バッグの中に入れているエチケット用のスプレーを、綾香は噴霧しておくことを忘れない。 淫らな匂いを残しておくわけにはいかないのは、女としての恥じらいである………。 彼とはその後は何事もなかったように過ごし、そして駅で別れた。 1週間後、2人はあるホテルの一室に見せていた。 しっかり連絡先だけは、交換していたのだ。 彼には当初、行く気はなかった。 あんな拷問をもう一度耐えるなんて、考えられなかったのだ。 でも日にちが立つにつれて、心変わりをしてしまった。 あれから思い出さない日はなくて、夢にまで見る始末とあっては行かないわけにはいかない。 スーツに浮かび上がる、あの身体のライン。 あの見惚れるような、彼女の美貌と甘い体臭。 あの乳房、あのいやらしい乳首。 そしてあの顔に似合わない剛毛、気が狂いそうな彼女のあのマ○コ………。 思い出すだけでも、必ず勃起してしまう。 待ち合わせ場所に現れた綾香は、地味なグレーのスカートスーツを身に纏っていた。 地味だけれどよく似合っていて、今日もそそらせる身体のラインを惜しむことなく見せている。 その下の身体を知っているだけに、早くも股間が硬くなり始めていた。 仕事相手のように一定の距離を保ち、歩く。 ホテルにチェックインして、エレベーターの中に入ると互いに身体を寄せ合った。 綾香の腰に手を回し、下に這わせるとやはり今日もガーターベルトを着けていることが分かる。 完全に勃起した……。 部屋に入るなり綾香を抱き締め、唇を重ねる。 スーツを剥くと、ブラウスに白いフラジャーが透けていることが見て取れる。 この人のことだから会う前に、予め脱いで来たことが容易に想像がつく。 綾香 汗をかいているからシャワーを浴びさ せて、ねっ………? そんなことは、どうでもよかった。 構わずにソファに座らせて、膝を開かせる。 ブラジャーと同じ清楚な白いショーツに、透けたレース部分から黒々とした剛毛が見える。 綾香 女に恥をかかせる気……? そういうの、嫌われるわよ…… 男性 貴女の臭いなら、逆に興奮するよ…… 綾香 変態なのかしら、貴方? 男性 貴女にそう変えられたんだよ…… 酷い言われようにもめげず、ショーツを引き下ろして足から取り去る。 股の間に顔を埋め、淫唇を開く………。 すでに濡れていて、透明な糸が左右に伸びて音もなく切れる。 自分だって興奮していたくせに………。 彼はその全てを舐め取るようにむしゃプリつき、溢れ出る愛液を啜った。 臭いのではない、尿と蒸れた大人の女の濃密な匂いで噎せ返りそうになる。 喉の粘膜に張り付く愛液を必死に飲み下し、飛び出た小指の爪ほどもあるクリトリスに舌を這わす。 綾香が身体を一瞬、仰け反らせた。 彼の頭に両手を添えて、注がれる快感に髪の毛の中に指が埋もれていく。 綾香 あっあっ……あぁ~ぁ……あっあっ!… しっとりとした大人の女の甘〜い声が、部屋の中に響き渡る……。 身体を捻り、しならせる綾香。 股の間にある頭の髪の毛を、指に絡ませる…。 くちゅくちゅくちゅっちゅ〜ぅ…くちゅくちゅっちゅ〜っちゅ〜っちゅ〜っ…くちゅくちゅっ…… 例えようがない快感に綾香が悶え、喘ぐ……。 散々感じさせられて、ソファの背もたれから背中を浮かせ、仰け反らせた綾香が身体を大きく弾ませた……。 尚も舐め続けようとする彼の頭を、髪の毛を掴んで引き剥がす。 ベッドに移動して彼を押し倒し、スラックスから取り出したペニスを口に含む。 尿がすえたような酸っぱい臭いが、鼻から抜ける。 ゆっくりと頭を上下に動かし、舌をねっとりと絡ませる。 鈴口からとろっとした透明な粘液が溢れ出て、それを啜って飲み下す。 血管が浮き出たペニスを見ていたら我慢出来なくなって、綾香は彼の身体を跨いだ。 根元を掴んで起こしたそれを、あてがった場所に何度か押し付けるうちに先が少し入った。 綾香が体重をかけると、するすると中に入って来てくれる。 奥まで埋まったところで、長い息を吐いた。 彼の身体の両脇に手をついた綾香は、彼の顔を見詰めながら腰を前後に動かしはじめる。 肛門のすぐ下の穴を広げ、太い陰茎が現れてはまた中に消えていく。 彼の両手がやっと辿り着いたように綾香のお尻に添えられて、綾香の腰と同調して共にうねうねと動く。 彼の受ける快感という名の苦しみを訴えるように、綾香のお尻の肉に指が食い込む。 ゆっさっゆっさっゆっさっゆっさっゆっさっ…… ゆっさっゆっさっゆっさっゆっさっゆっさっ…… 綾香の両膝がベッドのシーツを踏んで、静かな空間に卑猥な布ずれの音が鳴る。 着たままの服を乱した男が、同じく乱した服を着たままの女が上に乗って犯されていく……。 自らの胸を鷲掴みにして、綾香は上げた顎を下げて俯かせる。 そしてまた、顎をゆっくりと上げる……。 セックスは、まだ始まったばかりだった…。
25/03/21 10:31
(M7ZYLq7P)
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(無名)
コートも要らなくなってやっと温かい季節になっったというのに、年に一度ある嫌なイベントが迫っていた。
どうしてほかの季節ではなく、何かと忙しい春にやらなければいけないのか。 …………それは、健康診断である。 ほかの企業は秋にするところも少なくない。 恐らく会社としては混み合う時期をずらしているのだろうけど、こちら側としては迷惑意外の何物でもない。 綾香は定期的にしている下の毛のお手入れを前日の夜とあって、チェックに余念がない。 わずかにはみ出す毛を容赦なくカットして、形を整える。 縮れた毛はすぐに厚みを増すのでその分もカットして、見苦しくないようにした。 後は明日の朝もシャワーを浴びれば、準備は万端なはず………。 ゆっくりとバスタブに使った後、念入りに身体の隅々までベビーオイルで保湿する綾香だった。 習慣とは恐ろしく、ガーターベルトを身に着けて出社してしまった。 脱ぎやすいようにブラウスもボタンのないものを選び、スカートも春らしい白のエアリースカートにしたのに……。 こっそりとトイレで取り去ったのは、言うまでもない。 身長、体重、血液採取、心電図、レントゲン……。 意外にも綾香が苦手なのはバスト関連の検査ではない。 もちろんそれは嫌だけど、それよりも苦手なのはバリウムを飲まなければならないこと。 あのゲップを堪える辛さ、その後に下剤を飲まなければならない事が何よりも嫌なのだ。 前回はそれが原因で、子宮口の検査を別日にしなければならなかったのだ。 そしてそれは今回も同様で、綾香だけがまた別日にすることになって辟易である。 幸いにも会社の前まで、移動検診車が来てくれている。 さすがに全社員を1日で捌くのは困難だからに過ぎないからだけど、病院まで行かなくて済むのはありがたい。 仕事の都合で一番最後になるのは仕方がないけれど、それでは朝にシャワーを浴びる意味がなくて、綾香は不満だったけれど………。 検診車に入ると前日には見なかった30過ぎくらいの若い男性の医者で、びっくりした。 それが恥ずかしい場所を見せることを、躊躇したくなるくらい素敵な男性だなんて………。 この不条理を、綾香は恨んだ。 予めカルテには目を通していたけれど、41歳の女性だと知ってさっさと終わらせようと考えていた。 なのにどうしてか、年齢にそぐわない美人じゃないか……。 忙しなく続いた仕事の疲れも吹っ飛んで、目が覚めてしまった。 ここはひとつ念入りに丁寧に、この彼女を調べようじゃないか………。 次世代の若手のホープと期待されている若い医師の彼は、限りなく爽やかな笑顔で綾香を迎え入れていた。 医師 お仕事の後ですか?……お疲れ様です…… えぇ〜っと、○○さんですね? 綾香 あっはい、この時間になってすいません ……よろしくお願いします……… 医師 お気遣いなく、仕事ですから…… それでは先日も検査したと思いますが、せっかくだからもう一度、お胸の検査をしておきましょうか……? 綾香 えっ?……もう一度、するんですか? 医師 検査は何度しても損はないですよ… ひとりの目よりもふたりの目の方が確実ですからね……… 綾香 あっ……そうですか……分かりました… 釈然としないながらも、綾香は承諾した。 友人がセカンドオピニオンを受けて、早期発見をされて事なきを得た事実を知っていたから……。 胸がお煎餅みたいにぺしゃんこにされる苦痛は嫌だけれど、それよりもこの若い医師に診られることの羞恥心のほうが何倍も気が重い。 医師 あっ検査着に着替えなくても結構です よ、服と下着を脱いで頂ければ……… それでは普通に病院で診てもらうのと変わらないではないかと思いながら、早く済ませてしまいたい気持ちが勝った。 先程まで見えた看護師の姿が見えないのが気になると言えば気になるけれど、早く終わらせたい。 綾香はその場でレディースジャケット、トップスの薄手の白いブラウス、インナーの綺麗な純白のキャミソールを次々に脱いでいく。 密かに期待する医師の思惑に気付かないまま、彼の前で美しい肌を曝す綾香だった……。 ブラジャーひとつの姿になった綾香は透き通るように白い肌が艶かしく、負けじと白いブラジャーが清楚な彼女らしい。 大人の女性が着けるに相応しく、ブラカップ部分の上半分が肌の透ける素材とレースが仕立てられた、高級そうな下着に見える。 綾香が俯きながら両手を背中に回し、緩んだ純白のブラのストラップを両肩から外すや否や、美しい2つの白い山が現れた。 巨乳とまではいかないまでも十分な重量を感じさせ、綾香の年齢から考えても重力に負けず堂々たる姿を披露している。 また乳首、乳輪とも濃い茶色をしているのがこの年齢の女性らしく、卑猥さを醸し出している。 また乳首が大きいのが、堪らない……。 医師を前にして若い子にありがちな胸を隠す仕草を見せず、羞恥心を堪えながら平静を装っている姿が奥ゆかしい……。 医師 それでは触診していきますね、もうちょ っとこちらへ来て頂けますか……? 無表情を作りながら渋々といった感じでキャスターつきの椅子ごと、前に進み出る綾香。 制汗剤スプレーの良い香りに混ざって、わずかに汗の匂いが漂う女の体臭に股間が熱くなりかける。 医師 ちょっと失礼します……… あくまで淡々と仕事を進めるように印象づけて、伸ばした手を豊かな乳房に触れる。 当初は興奮を隠すのに必死だった時期もあったけれど、慣れと言うものは恐ろしい。 慣れ親しんだ作業になってしまうと、よほど好みの女性でもないと興奮すらしなくなった。 大きな声では言えないけれど、同僚のひとりは若い子ならば大抵は未だに興奮すると言っていた。 先日の女子校で行われた検診は、天国以外の何物でもなかったと嬉しそうに語っる彼を見て、思わず苦笑したものである。 ロリコン趣味のない彼はどちらかと言えば、年増が好み………。 女子校生は子供にしか見えず、熟女の域に片脚を突っ込む綾香は、美魔女の片鱗を匂わす酸味の残った若い果実……。 人差し指、中指、薬指の3本を軽く乳房に食い込ませ、脂肪の塊の中の乳腺を探る……ふりをする。 外周から攻めて、徐々に内側へと狭めていく。 顔をやや俯かせ視線を一点に固定して、いかにも集中している姿を綾香に見せつける。 羞恥心を不信感に転換して、不審な眼差しを向けてくる女性も少なくない。 スッ……っと乳首を掠めて脇の下のリンパを探り、もう片側も済ませると、自信を漲らせた顔で綾香に告げる。 医師 先日の検診時、乳首の検査はありまし た………? 綾香 はっ……?………乳首……ですか? 医師 やっぱりしてないですよね……。 若い医師の話でも普通の検診では、よほど気になる所見でもなければしないそうだ。 稀に乳首から茶色の分泌液が出ることがあって、その時には病状が進んでいるのだと彼は言う。 早期発見を推奨しているのになぜその検査をしないかと言えば、ひとつには稀にしかない症状なことと、やはり女性が抱く羞恥心の問題であるらしい……。 命とどちらが大事なのかは言うまでもないけれど、保守的な日本人にはなかなか理解が浸透しないのだと彼は残念がる。 もう小娘でもなく、一時の羞恥心ならばと綾香は快く承諾した。 彼の安心した顔よりも、避けられるリスクならば 避けたい一心からだけど………。 若い医師の彼が乳首を摘み、痛くない程度にフニフニとし始める。 摘んでは離し…摘んでは離しを繰り返し、指の腹を先端に乗せてクニクニと捏ねくり回し始める。 ふざけてるのかと思ったけれど、眼差しは真剣そのものの医師の彼。 それはそうよね………と、思い直す綾香。 指は常に接地しているわけではなく、クネクネと動かさせる乳首からわずかに浮く瞬間が頻繁にある。 そのすりっとする瞬間に、何とも言えない甘さが走る………。 ときどき乳首から離しては凝視して、また摘んでフニフニして、先端をクネクネとさせて、すりっとさせる瞬間が頻発する。 さすがに敏感な所だけに、懸念していたことが起こりはじめる。 ………………感じ始めたのだ……。 彼も乳首の勃起に嫌でも気付いているはずだけれど、仕事に集中さなければならないのだろう。 意に介すことなく、粛々と続けている。 体が反応して思わず身を捩らせる綾香に、彼は言う。 医師 もう少しですからね、なるべく我慢しま しょうね……… そんなことは分かってるけれど、仕方がないじゃない………。 相変わらず刺激される乳首に、出そうになる声を綾香は必死に堪えなければならない……。 綾香 んっ…………んんっ……………んっ…………… 医師 はい、じゃあこっちですね…… 散々に弄られて、今度は反対側の胸に取り掛かる若い医師の彼。 まだ弄られる前なのに、すでに勃起している乳首を同じようにフニフニ、クネクネ……と、弄られて加えられる甘い刺激……。 メイクで隠れた素顔は上気して、唯一その様子が現れる耳を紅く染める綾香。 捩りたい欲求を堪えても肩がビクっとなるのは抑えようがなく、逃れたい欲求をせめて顔を横に背けることでその気持ちを逃がす……。 膝を固く閉じて必死に堪え、とろ〜んとなりそうな表情を抑制しようと無意識に一点を見詰め続ける綾香の目蓋が、そっと閉じられる。 視覚がなくなると触覚に集中してしまい、尚も続けられる触診に快感が積み重なっていく……。 乳首が摘まれては先端に向かって滑らせるようにすぅ~っと離され、事実上の愛撫に胸の鼓動が早くなる……。 こんな恥ずかしい触診は、初めてだった……。 凄い、大きい乳首が勃起すると圧巻だ……。 思わずしゃぶりつきたくなる衝動を必死に抑え、クネクネの首を振る乳首を弄り回していると……。 綾香 あの、まだかかるんでしょうか………? 堪え切れなくなった彼女が、痺れを切らしたようだ。 医師 はい、結構ですよ……異常は見られません でした………。 超音波検査とかマンモグラフィはなさってますから、じゃあ診察台に乗ってください……。 やっと解放されたと、勃起した乳首を早く隠したくてブラジャーを着ける綾香。 恥ずかしくて頭が働かなかったのと、早く済ませたい気持ちが先行してそのまま診察台に乗る綾香だった。 ラテックス製の手袋をするパチンっいう音がして、彼が脚を持ち上げてそれぞれ所定の場所に乗せていく。 速やかに目隠しのカーテンが引かれてから、彼の言葉で顔から火が吹きそうになる。 医師 下着を取りますね〜……… ここまこまでくれば、まな板の鯉なはず……。 この状況で医師とは言っても男性にショーツを脱がされるのは、恥ずかしくて堪らないのだろう。 動揺する様子が可愛らしい……。 彼女は自覚があるのだろうか、透けて見える剛毛の下を派手に濡らしていることを。 浸潤した粘液が生地に染み込んで、クロッチがそこに貼り付いてしまっている……。 ショーツの両側を掴んで引き下げると、腰を浮かせて脱がしやすくしてくれた。 それをそれぞれの足から抜き取って、クロッチの裏側をチェックする。 元のおりものが黄色くこびり付いたその上に重なる新鮮な粘液が、ベッタリと付着している。 鼻を近づけるといやらしい匂いが鼻を突き抜け、素早く汚れを舐め取る………。 舌に乗ったヌルヌルを上顎に擦り合わせ、飲み下す。 医師 じゃあ、ちょっと診ていきますよ〜 指をV字にして、青みがかった茶色の淫唇をゆっくり開く。 透明な粘液が一瞬膜のように広がり、短く伸びて瞬時に消滅する。 もう、準備万端じゃないか………。 カチャカチャとクスコのネジを締めて、ゆっくりと中に挿入していく。 そしてネジを逆に回してクスコのくちばしを開いていく。 中を覗き診る………。 綺麗な子宮口が艶々と光って奥に鎮座するのが見えて、その口から新たな分泌液が漏れ出している。 医学的見地から見てある意味で何の問題もないけれど、いち男の立場から見ると堪らない。 そして………気付いた。 男にとって、堪らない体質をしている女性だと。 開いたクスコのくちばしの横から見える膣壁に、おびただしい粒々があるということは恐らくお腹は側はもっと凄いはず。 数の子天井………その言葉が浮かぶ……。 見事な剛毛もそそる。 飛び出たクリトリスだって魅力的。 でも中は、もっと凄い……。 速やかにクスコを抜くと、綾香に告げる。 医師 ちょっと気になる感じがします…… 大丈夫だとは思いますけど、安心を買うと思って懸念材料は消していきましょう…… 綾香 えっ、何かあるんですか……? 医師 あくまで、確認です…… 心配ないと分かれば、それに越したこと はありませんからね……… 綾香 大丈夫ですよね?……お願いします… 祈るような声で、綾香が言う。 そっと指を沈めて、入口から360°膣壁に触れながら奥へと進めていく。 それから下側を前後に擦り、左側と右側を同じように済ませる。 そして手首を上に向けて、抜き差しさせていく。 予想通り、凄まじい数の粒々が密集している。 ラテックス製の手袋越しにもザラザラを感じで、指を2本に増やす。 やがて目隠しの為のカーテン越しに、寝息にしては強い吐息が聞こえはじめてくる……。 ゆったりと長い吐息が伸びて、途切れたと思えばはぁ~〜〜っ…………っと、聞こえてくる……。 心なしか腰がうねり出し、飲み物を飲み下した後の…… あっ…ぁぁ〜〜っ……… …………っという、吐息が漏れ聞こえてくる。 やがて堪りかねた綾香が、訴えてきた。 綾香 先生……?……まだ掛かりますか…? 医師 医師と言えどもしっかり調べないことに は判断をつけられませんから、もう少し 我慢しましょうね……… 綾香 あっ…………はい……… 感じていることを悟られまいとする、消え入りそうな小さな声だった。 指の抜き差しを繰り返す……。 どんどん繰り返していく……。 粘膜が追い縋るように絡みつき、入口が指を締め付けてくる。 ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ 綾香 はぁ~〜〜っすぅ~〜〜はぁ~〜〜っ…… すぅ~〜〜はぁ~〜〜っすぅ~〜はぁ~っ 淫らな呼吸音が大きくなり、恍惚としているであろう顔が見たくなる。 だけど彼は愚直なまでに指のペースを変えずに、抜き差しを継続させていく。 綾香の理性が完全に飛ぶまで、彼は止めるつもりはなかった………。
25/03/23 09:15
(sDii5k1w)
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(無名)
くっちゃっぬっちゃっくちゅくちゅくちゅっ………くちゅっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ…………
綾香 はぅ……はっ…はぁ~んっんっはぁ~っ…… 今日、明日にも排卵期となる体がとろけるような甘さを拾い上げ、理性を停止させるほどに快感を享受する………。 声を出しまいとして堪えるあまり、綾香は白目を剥きかけながら顎をガクガクと震わせる……。 医師 大丈夫ですか?……痛みはありませんか? 綾香 …………はぅっ………はぅ……はい……… 医師 痛いですか……? 綾香 痛く……は…ないです…… 医師 じゃあもう少しだけ頑張りましょう…… 医師の2本の指の腹が綾香の気持ちの良いところ………Gスポットを掻き乱す……。 細かく振動を起こすように躍動させる医師の指に、ふわっふわっと腰がいやらしく浮き上がる。 綾香 はぅ…はぅ~あぅっあっあっあっはぅっ… 熱にうなされたように綾香の顔が右に左に忙しなく向きを変え、その最中に何度も顎が上がる…。 もう、いいだろう………。 ニヤリと含み笑いを見せた悪徳医師が剛毛を生やしたそこに顔を寄せ、綾香になんの断りもなく口を密着させた………。 欲情した女の匂い、温もり。 海藻の水溶性食物繊維とされる粘り気とそっくりなヌルヌルが舌と唇に付着する。 素早く動かす舌先に飛び出た小指の爪ほどの蕾が触れて、綾香の腰が右往左往するようにウネウネと動き出す………。 綾香 せっ先生っ……何を……してるん…あっ!… にちっにちっにちっにちっにちっにちっにちっ… にちっにちっにちっにちっにちっにちっにちっ… 流線を描くクリトリスのなだらかな表面を通り過ぎ、カリ首で留まる包皮で折り返す舌先が卑猥な水音を立てて、綾香の呼吸が激しく乱される……。 下から持ち上がる綾香の腰が医師の口を塞ぐ女の唇のように重なり、剛毛が彼の鼻をくすぐった。 綾香はもう、限界を迎えようとしていた……。 おもむろに立ち上がった悪徳医師の手が、白衣のズボンのファスナーを素早く下げる。 腰を引いて取り出されたペニスはLサイズはありそうな大人の玩具さながらに、嫌味なくらいに大きい……。 やっと嵐を抜けて安らぎを得たかに見えた綾香が、うっ………っと息を詰まらせた。 ズイズイっと中を押し広げられる苦痛が、束の間の試練を綾香をに与える。 2度3度4度と行き来を繰り返す悪徳医師の巨根が、綾香の顎をゆっくりと上向きにさせていく。 綾香 うっ…くっ……あぁぁはぁ~っ……… ぬ〜っちゃっ……ぬ〜っちゃっ……ぬ〜っちゃっ…… ぬ〜っちゃっ……ぬ〜っちゃっ……ぬ〜っちゃっ…… もう言葉は必要なく、ひたすら腰を躍動させていく……。 これまでたくさんの女性を毒牙にかけてきた彼でも、滅多にないご馳走だった。 この締付けの強さ、このねっとりした絡みつき、何よりもこの数の子天井………。 遅漏になっていなければ5分と保たなかったかもしれないと、奥歯を噛み締める。 両手で腰を掴み、本格的に腰の躍動を開始する。 まるで皮膚のない手の平に握りしめられるかのような絡みつきに、思わず呻く。 清楚な顔をして強面な剛毛を生やし、食虫植物のようにペニスにを喰らう美魔女……。 望むところだと、苦悶の表情を浮かべながら軽快に腰を振っていく。 目隠しの為のカーテンで遮られた向こうからは、欲情した女の声が風に乗って届けられる、甘〜い花の香りのように響き渡る……。 ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ…… ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ…… その時、ガタッ………っと、物音がした。 綾香はそれどころじゃなかったけれど、振り向いた彼の顔は仲間の検査技師を見て、ニヤリッと微笑えんだ。 検査技師 まだやってるのか……? 医師 見てみなよ、ほらっ……… そこには快楽に没頭し、身体を揺らす見惚れるような美人の喘ぐ姿があった。 それを見た検査技師は吸い寄せられるように綾香の上半身側に回り、ブラウスを捲り上げた。 薄めを開けた綾香は驚愕したれど大した抵抗も出来ないまま背中のホックを外され、乳房に吸い付かれてしまう………。 片側の乳首を摘まれて、もう片方を舌で転がされながら揺れる身体は絶え間なく注がれる快感を否応なしに享受させられる……。 奥深くまで届く巨根は容赦なく綾香を陶酔させ、診察台から引き寄せられた手には、いつの間にか検査技師のペニスがあった。 それを握り締めながら、だらしなく喘ぐ綾香……。 その口を検査技師の口が塞ぎ、いやらしく絡み合う舌と舌。 容赦なく続けられる悪徳医師が繰り広げる、巨根のピストン運動不足が奥を突く……。 綾香の喘ぎはペニスを咥えながら呻き声へと変化を遂げ、まるで川に流される人が川岸を指で引っ掻きなからもがくように、止めどない快感の濁流に溺れていく………。 綾香 あっ……かっ!……かふっ………! 喉の奥に突っ込まれたペニスに気道を塞がれながら、オーガズムを迎えた綾香が背中を仰け反らせた。 激しく咳き込みながら甘さの中で身体を弾ませ、ビクンッ…ビクンッ……っと痙攣を起こす……。 にゅぱっ………。 巨根が引き抜かれた膣口がぽっかりと穴を開けたまま、次第に閉じながらとろみのある白い粘液を垂れ流していく………。 交代した悪徳医師と悪徳検査技師……。 標準サイズながら勢いのある腰の躍動が検査技師の持ち味とでも言うように、綾香の身体を揺らしはじめた。 甘さの波がやっと引いてきたのに、また引き戻されて狂おしい快感が押し寄せる。 ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ…… ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ…… なのにあまりの名器に苦悶する検査技師が、目隠しのカーテンを横に引く。 綾香に覆いかぶさり、唸り声を上げながら乳首にしゃぶりつく……。 ふわふわする乳房に顔を埋め、口の中で逃げ惑う乳首を舌が追いかける。 意地で動かす腰をそれでもやめようとせず、迫りくる射精感に立ち向かう。 脂汗を浮かべた顔が赤く染まり、血走った目がまさに頂点に達しようとする男の興奮を物語っていた。 そして、吐き出される男のエキスが奥を目掛けて噴射される………。 膣内洗浄が行われ、男たちの痕跡が流れ落ちる間も乳首をしゃぶられる綾香。 緊急避妊薬を処方され、その日は泥のように眠りについた。 さすがにしばらくはペニスを見たくもない……。 そんな心境の綾香が身につけた下着は……。 フランス製ランジェリーの、レースで仕立てられた白いスケルトン下着だった………。
25/03/23 17:58
(sDii5k1w)
投稿者:
(無名)
暖かい……を通り越し、初夏の陽気に本当に春なのかと戸惑う今日このごろ、綾香の服装が周囲に爽やかな風を運ぶ。
白のボータイブラウスに合わせたアコーディオンスカートが風に吹かれ、膝が隠れる程度の丈の長さが上品に揺れる。 それを淡い色合いのブルーグレーのアウターが明るさを柔らかく抑え、音楽教師さながらの清楚さを醸し出す。 下着のお洒落にも手を抜かず、とても淡いグレーの上下。 服装に合わせて白のガーターベルトを惜しげもな使用し、セパレートストッキングを吊り下げる。 綾香は取引先の担当者と打ち合わせを終え、昼食を共にするところだった。 先方は綾香に担当者を自由に使って構わないと、お付きの者か秘書かという高待遇ぶりに戸惑いを覚え、居心地の悪さを禁じ得なくて密かに溜息をつく………。 この仕事に期待をするのも分かるけれど、プレッシャーを感じて仕方がない。 担当者 すいません……悪気や他意はありません から、うちの社長を多目に見てやって ください…。 綾香 そんな、とんでもない……… 担当者 社長の悪い癖なんですよ………。 気を遣い過ぎて、相手に肩苦しい思を させて……お恥ずかしい…… どうやら社長の的はずれな所は、自他共に認める困った性格のようだ。 担当者 昔気質な人なんですが、でも人は悪く ないんですよ…… この若い部下が擁護するくらいだから、人柄は認められているのだろう。 この人も大変ね………。 綾香はこの若い担当者の彼に同情する気持ちを、苦笑で返す。 ともすれば自分の社長の悪口になりかねないというのに、社長と部下の間に壁のない関係性が伺い知れて、胸に温かいものが広がる。 まだ若いのに誠実な性格の彼にも好感を覚え、一気に打ち解けた気持ちになった。 まだ20代なのに、しっかりしている。 後輩くんとはえらく違って、彼の顔を思い浮かべて出てしまいそうな溜息を慌てて止める。 最近どういうわけかすぐに溜息が出て、困ったものである………。 第一印象から、綺麗な人だと思った。 爽やかで落ち着いた大人の女性の彼女は、清楚ですらあって、何なら色気を漂わせている。 社長からわざわざ申し付けられなくても、自分から担当を立候補していたのは内緒である。 あんな美女と仕事が出来るなら、あの彼女が例え40代でも一向に構わない。 あの声、仕草、人柄……どれをとっても嫌味なところは、何一つとして見つからない。 実は昨日、彼女とはある一件で気まずい関係になっていた。 彼女が手に持っていたハンカチを風に飛ばされてしまい、木の枝に引っ掛けてしまったのだ。 ハンカチくらいまた買えばいいのにと思うのだけど、思入れがあるのか諦めきれない様子だったのだ。 次に向かう時間が迫り、辺りに人も居ない。 ましてやハシゴなんかはあるはずがなく、人が登れるほど太い樹木でもない。 さて、どうするか………。 仕方なく自分が四つん這いになり、彼女の土台になったけれど届かない。 確なる上は肩車をするしかなく、でもそれはある問題があった。 彼女はビジネススーツを着ていて、よりにもよって膝上丈のタイトミニスカートである。 本当に困った様子だったので、あくまでひとつの案として彼女に伝えたところ、かなり迷っていたけれど………。 30秒後には顔の両サイドを彼女の柔らかい内腿に挟まれる、そんな自分がいた。 彼女に背を向けてしゃがみ込み、肩を股がれたときはやっぱりドキリとなった。 ストッキングに包まれたスベスベする脚のスネを掴んで立ち上がり、失礼ながら意外な軽さにびっくりである。 それでも50キロ前後はあるのだろうけど……。 そして、気付いてしまった。 顔の横はストッキングの肌触りなのに、首を跨ぐ部分は素肌なのだ。 そして首の後は、下着の感触………。 それでもあと一歩指が届かず万事休すかと思われたけれど彼女に一旦、木の幹に手をつかせた。 立ち上がって肩に乗らせるしか、他に手はなかったから………。 怖がって無理であれば諦めるしかない。 けれどまた少し迷ってから、彼女は実行に移したのだ。 よほど大事なハンカチなのだろう……。 さすがに両肩に立ち上がられるのは、体重の軽い女性とはいえど楽とは言えない。 立ち上がるまでに時間がかかり、邪な気持ちはなくても様子を確認したくなる。 歯を食いしばりながら、何気なく上を見てしまった………。 そこにはあまりにも素晴らしい光景が目に映り、思わず釘付けになる自分がいた。 なぜなら見えたのは白のTバックだけではなく、ガーターベルトを着けていたのだから………。 ハンカチを枝から外した彼女が下を見る瞬間と、それを察した自分が俯くタイミング、それがほぼ一緒だったのかもしれない。 それから彼女の態度がどこかよそよそしくて、勘のいい女性だから覗かれていたことに気付いたのかもしれない。 だから今日は彼女と距離が縮まったような気がして、ホッとする。 それにしても今日の彼女はどんな下着を着けているのか、それが気になってしまう。 清楚な彼女の雰囲気から、彼は勝手に淡いピンク色だと密かに予想していた………。 綾香 それにしてもノスタルジックな看板がそこ かしこにあって、タイムスリップしたみた い……… 担当者 気に入って頂けたのなら、光栄です。 こんな都会とは言えない街ですけど、 売りのひとつなんですよ…… 駅前商店街の軒先に往年の映画スターたちが、その時代の映画の看板となって甦り、この街の風物詩になっている。 担当者 こういうのは、お好きですか? 綾香 古き良き時代の良さが伝わってきて、こ の時代の映画って素敵ですよね……… 担当者 もし良かったら小さな映画館すぐ近く にあるんです、いかがですか……? 社交辞令のつもりだったのに、彼の誇りとする部分をくすぐってしまったと知って、失敗を悟った綾香。 キラキラさせる眼差しを向ける彼を傷付けるわけにもいかず、その映画館へと向うことになった。 木目の浮いた古い木材の壁が老舗の雰囲気を漂わせ、チケットをかって入口を潜る。 薄暗い中でも分かる良い意味で古めかしい内装に出迎えられ、座席まで当時からあるのではないかと思わせる古いものだった。 綾香の住む街も再開発する前は昭和の雰囲気を色濃く残る、そんな駅前だった。 子供の頃は親に連れられて、古い映画館でアニメ映画を観たものだと懐かしさがこみ上げる。 綾香はこのとき、自分の身に起こることを予想することができなかった。 まさか、あんなことになるなんて………。
25/03/24 10:22
(xncMJ42N)
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