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自慰ヲ学ブ少女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:自慰ヲ学ブ少女
投稿者: ◆WCdvFbDQIA

「・・ね。そろそろ・・どうか・・な。」

小柄な少女、、アオイが隣を並んで歩く幾らか背の高い少女、、ミドリに問い掛けた。
問い掛けられた少女は、一瞬だけ戸惑ったような表情を浮かべると小さな溜め息を吐きながら頷く。

「・・うん。いいよ・・。これから?」

提案は承認された。
まるで花が咲いたように嬉しげな笑みを浮かべる小柄な少女。
十四歳になったばかりの中学二年生。
その年齢に相応しく、あどけない笑顔。
これから『仕事』をして、それにより得た僅かな対価で数週間ぶりに『愉しむ』のだ。
アオイの頬が思わず緩むのも詮無いことと言えよう。

対照的にもう一人の少女が、乗り気ではないことは明らかだ。
これからする『仕事』に内在するリスク、そしてその後に控えている『愉しみ』に対する秘かな嫌悪。
だが、正確に言えば『愉しみ』に対する嫌悪よりも、内心、『愉しみ』に期待している自分自身に対する嫌悪の方が、その比重としては遥かに高い。

それぞれの想いを抱きつつ、二人の少女は普段なら使わない最寄りの駅に足を向けていた。


 
2020/04/01 06:03:51(ZAeYYAJB)
27
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

学校生活に復帰した頃から、露骨なまでにアオイはミドリに付き纏うようになっていく。
事件直後、そして数日後の二度に渡る『吊り橋効果』によるものであった。
少女はミドリに対して全幅の信頼を寄せ、全てを捧げていた。
アオイの全てはミドリの為であり、ミドリの傍らに居続ける為であったが、それはまるで聖職者とその教徒、、時には殉教者、、のような関係性。
その一方でアオイは、密かにミドリとの性的な意味における肉体関係を望む。
あの日、ミドリが施した『儀式』により目覚めたアオイの裡に潜む肉の悦び。
だが、あの悦びを再現する方法が分からないのでは如何ともし難い。

夏休みまで残すところ数日、二人の少女が連れ立って帰宅の途を辿っている時のことであった。
他愛の無い雑談が途切れた次の瞬間、二人の間にポッカリと沈黙が生じる。

「あ、あの・・ね・・」

意を決してセンシティブな話題に触れたアオイは、頬を染め、されどミドリに真剣な眼差しを注ぎながら言葉を紡ぐ。

あの日、施してくれた『儀式』を再び施してもらえないであろうか。
訝しげな表情を浮かべたミドリは理由を問う。

「だって、もう大丈夫・・なんでしょ?」

「・・・・・。」

言葉に詰まる少女。
確かに食事は普通に摂れているし、躯の穢れが拭えないという強迫観念も払拭されている。
全ては眼の前に立っている少女のお陰なのだ。
これ以上を望むことは出来ない。

だが、あの日、アオイの躯から滲み出した快感、それを再び味わいたいのだ。
その破廉恥な想いを口にする少女が浮かべる表情は、真剣そのものであった。

戸惑いを隠せないミドリ。
そうと気付かず施してしまった同性、かつ友人への淫らな儀式。
思春期の少女特有の潔癖さが、ミドリの罪悪感を再び煽る。
あれ一度きり、しかも本来の趣旨はまるで異なるのだが、結果的に少女の救済は成功したのだから。
そう自分に言い聞かせることにより、忘れようとしていた、、いや、忘れたい出来事。

言ってしまったアオイと言われてしまったミドリは、道端で対峙する。

ミドリは考える。

アオイが『あの悦びを再現する方法が分からない。』のであれば、『再現する方法』を教えてあげれば良いのではないか。
気は進まないが妥協案としてなら、まぁまぁの案だと考えたのだ。
その時は、ではあったが。

20/04/05 20:33 (qOrJEWQ7)
28
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

「・・おな・・・に・・ぃ?」

自慰の経験の有無を問われたアオイは、キョトンとした表情を浮かべる。

其れは何ぞや?

そういうミドリはした経験があるのか?

「・・あ、ある・・。」

思わぬ反撃に対して反射的にマトモな返答をしてしまった少女の頬は赤く染まる。
自慰の経験があることを他人に話した経験は無い、いや、十三歳の女子中学生が己れの自慰を語ることは、まず有り得ないであろう。

・・言っちゃった・・。

躯が熱くなり、動悸が早まる。
だが、ミドリの動揺を余所に更なる質問を、、しかも更にセンシティブな内容で、、重ねてくるアオイ。

「・・今もしてる・・の?」

「・・・・うん。」

消え入りそうな声は、辛うじて聞き取ることが可能な囁きに過ぎなかった。

「・・毎日・・するもの・・なの?」

「ま、毎日なんてシテないよっ!」

思わず声を上げてしまったが、幸いにして声の届きそうな範囲に人影は見当たらない。
狼狽えるミドリとは対照的に、天真爛漫と評しても良いような表情を浮かべて追加の回答を待つアオイ。

毎日でなければ、その頻度は?

「・・週に・・一回か・・二回くらい。」

嘘であった。
ミドリの自慰は週に三回か四回に及び、場合によっては一日に二回する日もあったが、それを明かすことは流石に出来ない。

「じゃあさ・・」

ミドリは毎週一回か二回は・・

・・気持ち良くなりたくて・・

おなにぃ、シテるってこと・・?

最早、ミドリは頷くことしか出来ない。
泣きそうであった。
自慰の経験、その頻度を告白し、更には自ら肉の悦びを欲した挙句、その欲望に負けてハシタない行為に耽っていると告白せざるを得ないのだ。

「ミドリだけ・・なのかな?」

「え?」

「んー。皆んなもシテるのかなって。」

「・・シテる子もいるだろうし・・シタことない子もいるだろうし・・。」

現にアオイは経験が無く、その内容や単語すら知らなかったではないか。
ミドリとて、その実情なぞ分からない、分かるわけがなかった。

ある統計によれば、一般的に女子中学生の半数近くが自慰の経験があり、初めて自慰をした平均年齢では十四歳程度とある。
だが、調査方法、調査対象の母集団により、その調査結果及びその精度は変わってくる。

ざっくりとした話ではあるが、小学生の頃から自慰に耽っていたミドリは、やや早熟と言えよう。
そしてその事実は彼女にとって、密かな心配事であり罪悪感の根源であったのだ。

自分はおかしいのではないか。

小学生の頃から自慰に耽るなんて。

我慢しようとはしている。

だが、結局は我慢しきれない。

そして少女は問われるが儘、己れの秘密を口にしてしまったのだ。


20/04/06 09:30 (bxYEaTWe)
29
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

「今度、皆んなに聞いてみよっと。」

ポツリと呟かれたアオイの独り言に仰天するミドリ。
アオイが友人達に対して聴き取り調査を実施するのは構わない。
その結果、アオイ自身が友人達から白い眼で見られる可能性はある。
だが、それは好きにすれば良い。
ツケはアオイ自身が払うのだから。
だが、調査の際に交わされる会話の内容は、想像するだに恐ろしい。

ミドリに聞いたんだけど・・。

ミドリは週に一、二回だって・・。

そんな会話が交わされることは、想像に難くない。

「ミドリ、オナニーしてるんだって。」

「違うよ、やめられないって聞いたよ。」

「毎週、一回か二回だって。」

「本当はもっとシテるんじゃない?」

「毎日、二回くらいとか?」

その噂に耐えられるとは思えない。
しかも噂ではなく控えめな事実なのだ。
下着姿を、裸を見られる方がマシだ。

「そ、そんなこと聞いちゃ・・皆んなに言っちゃダメだよ・・。」

不思議そうな表情を浮かべたアオイに向かい、滔々と説くミドリ。

性的な欲望を露わにすることは禁忌なのだ。
それは、はしたなく性的な自制心が乏しいことと同義だ。
説明しながら、ミドリは惨めな想いに陥っていた。
それがハシタない行為だと分かっていながら、それなりの頻度で定期的、かつ継続的な自慰に耽溺してしまう十三歳の少女。
全てが自分自身に当て嵌まってしまうのだから世話はない。

言葉を選び、四苦八苦しながら説明を続けるミドリを見詰めるもう一人の少女は、それでも腑に落ちないような顔で呟く。

「・・何となくだけど、ミドリが言いたいことは分かった・・。」

ホッと胸を撫で下ろしたミドリ。
だが次の瞬間、更なる難題が少女を襲う。

「オナニーのやり方、教えてくれる?」


20/04/06 09:33 (bxYEaTWe)
30
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

「そ、そんなの・・教えられないよ!」

またもや大きな声を出してしまった。
何事ならんという表情を浮かべた中年女性が、振り返りながらすれ違う。

・・大丈夫。

今のは・・聞かれても大丈夫・・。

カラカラの咽喉に唾を飲み込みつつ、自分に言い聞かせるかのように熱弁を振るうミドリ。

個々人によって味覚における好みが異なるように、、ではないかという推論によるのだが、、自慰もその方法が異なるのではないか。

「だ、だから・・」

ミドリはアオイに適した自慰の方法を教えられる自信がない。
上手く纏めたつもりであった。
ミドリとしては。

「うん。そうかもね。だから・・」

アオイの提案はこうだ。
ミドリのやり方を教えて貰えれば、後は自分で何とかするというのだ。

嫌だ、イヤだ、いやだ・・。

はしたない秘め事について他の誰かに説明なぞしたくない。
出来るわけがなかった。
思慮が足りなかったにも程がある。
歯噛みするよな想いに苛まれる少女。

断わろう。

だが、断ったら、アオイは学校の友人達に配慮の足りない質問をするかもしれない。
どちらも嫌だ。
だが、どちらかを必ず選ばなければならないとしたら。

ミドリは考える。
広く浅いリスクと深く重いリスク。
究極の選択であった。
考えに考え抜いて出した結論。

「・・一度だけ・・だよ。」

一度だけ、己れの秘め事について他人に、、アオイに説明をするのだ。
躯の何処をどのようにして触れながら刺激しているのかを。
最初で最後だ。

20/04/06 09:36 (bxYEaTWe)
31
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

「いらっしゃい。」

「・・・・お邪魔します・・。」

夏休みが始まって数日後、ミドリはアオイの家を訪ねる羽目に陥っていた。

期待を隠せない・・そんな笑顔を浮かべたアオイが出迎える。
対照的に、、まるで屠所に引かれる家畜のようなミドリ。
取り敢えずリビングに通されたミドリは、飲み物を供されるが、手を付ける気にすらならない。
夏の陽光が降り注ぐリビング、所在の無いことこの上なかった。

・・ここで・・?

願い下げであった。
急な家人の帰宅があった場合、目も当てられない事態に至ってしまう。

「・・上の部屋、行こっか・・。」

流石のアオイも想いは同じと見えた。
階段を上がり二階の一角、少女に与えられた個室に招き入れられたミドリ。
ドアを閉め、密閉空間となった八畳の洋室に閉じ込められた二人は沈黙に包まれる。

「・・どうしよう・・?」

先に口を開いたのはアオイ。
だが、ミドリに何か考えがあるわけではない。
漠然と『自慰の方法』を教える為の訪問としか考えてはいなかった。

口頭で伝えれば良いのだろうか。
それとも?

「ふ、服・・脱いでみてくれる?」

取り敢えず刺激を与えるポイントを説明せねばなるまい。
僅かに緊張した面持ちで頷いたアオイは、Tシャツとハーフパンツを脱ぎ去り、かつて男達に囲まれていた時と同じ姿になる。
だが、下着姿になった少女のシルエットは、以前とは明らかに異なる。
勿論、未熟で硬そうな果実であることは変わらない。
だが、明らかな変貌を遂げ始めていることは間違いがない。
全体的に丸みを帯び始め、曲線で構成されつつある身体。
ふたつの丘陵が肌着を押し上げ始め、その頂上には各々、小指の先くらいの突起が浮き上がっている。
下腹部は、と視線を移動させれば極く薄っすらとではあるが、下着越しにも有るか無きかの翳りが生じている。

呆気にとられたままのミドリに凝視されているアオイは羞らいながら呟く。

「・・そんなに・・視ないで・・。」

慌てて視線を逸らした少女は、しかし友人の下着姿が脳裏に焼き付いて離れない。
成長途中のアンバランスさから生じる煽情的な美が、アオイの心を捉えて離さない。

・・もう一度だけ・・

・・見てみたい・・。

・・触れてみたい・・。

自分自身が信じられなかった。
自分は同性愛者なのだろうか。
そんな想いを振り払うかのようにミドリはアオイに近寄っていく。
型通り左右の腕で、上半身の前面を覆い隠そうとするアオイ。
ミドリは半裸のアオイの姿を見詰めながら、自分の中の何かが変わっていくことに気付いていた。

20/04/06 18:50 (bxYEaTWe)
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